JPH0577903A - ごみ袋 - Google Patents

ごみ袋

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JPH0577903A
JPH0577903A JP27048391A JP27048391A JPH0577903A JP H0577903 A JPH0577903 A JP H0577903A JP 27048391 A JP27048391 A JP 27048391A JP 27048391 A JP27048391 A JP 27048391A JP H0577903 A JPH0577903 A JP H0577903A
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Japan
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film
bag
weight
menthol
ppm
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JP27048391A
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Masahiko Kato
真彦 加藤
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AZETSUKUSU KK
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AZETSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放置しても犬猫が近づかないごみ袋を提供す
る。 【構成】 臭気成分として、メントン、メントール、リ
モネン、α−ピネン、3−メチルシクロペンタノンまた
はシクロペンタノンのうちの少なくとも1種を重量比で
1ppm以上含有する合成樹脂のシートによりごみ袋を
形成する。これらの成分の臭気を犬や猫が嫌うため、近
づくことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ごみ袋に関し、特
に、犬や猫が嫌う臭気を発散するように構成したもので
ある。
【0002】
【従来の技術】家庭の日常生活において発生した生ごみ
は、自治体指定のポリエチレン製ごみ袋に入れて、指定
された日に指定の場所に出しておき、清掃車により回収
して処分する方法が一般的に行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のごみ
回収方法によると、袋に入れたごみを指定の場所に出し
てから清掃車が来て回収するまでの間に、犬や猫が袋を
破って中のごみをあさるので、せっかく袋に入れたごみ
を散乱させることがあった。
【0004】そこで、この発明は、このような犬や猫に
よるごみの散乱の問題を解決するために考えられたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、臭気
成分として、メントン、メントール、リモネン、α−ピ
ネン、3−メチルシクロペンタノンまたはシクロペンタ
ノンのうちの少なくとも1種を重量比で1ppm以上含
有する合成樹脂のシートによりごみ袋を形成している。
【0006】また、前記合成樹脂には、ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体または
エチレン−アクリル酸エステル共重合体を用いている。
【0007】また、前記合成樹脂に臭気成分と親和性を
持つエラストマーを1〜50重量%、または、吸着性充
填剤を0.1〜60重量%(好ましくは、1〜40重量
%)加える。
【0008】このエラストマーとしては、エチレンー酢
酸ビニル共重合体、エチレンーアクリル酸エステル共重
合体、ポリブタジエン、エチレンープロピレン共重合
体、エチレンーブテン共重合体、エチレン−1−ヘキセ
ン共重合体、エチレン−1−オクテン共重合体、ブタジ
エン−スチレン共重合体、水素添加ブタジエン−スチレ
ン共重合体、イソプレン−スチレン共重合体、水素添加
イソプレン−スチレン共重合体等が使用できる。
【0009】また、吸着性充填剤としては、酸化ケイ素
(合成またはケイ藻土)、酸化アルミニウム、炭酸カル
シウム、タルク、ゼオライト(合成または天然)、ワラ
ストナイト、硫酸カルシウム、水酸化マグネシウム、水
酸化アルミニウム、酸化チタン、カーボンブラック等が
有効である。
【0010】
【作用】本発明者は、猫には、メントン、メントール、
リモネンおよびα−ピネンの各化学物質が発生する臭気
を嫌う性質があり、また、犬には、3−メチルシクロペ
ンタノンおよびシクロペンタノンの各化学物質が発生す
る臭気を嫌う性質があることを見出した。本発明では、
この性質を利用して、ごみ袋を構成する合成樹脂シート
にこれらの化学物質を含ませることにより、犬や猫がご
み袋に近づくことを妨げている。なお、この犬や猫を遠
避ける効果を得るためには、これらの化学物質を重量比
で1ppm以上合成樹脂に含ませることが必要である。
【0011】また、前記合成樹脂フィルムに臭気成分と
親和性を持つエラストマーまたは吸着性充填剤を加えた
場合には、臭気の発散が長期間に亙って持続し、その
間、犬や猫を寄せ付けない。なお、エラストマーの添加
量が1重量%より少ない場合には、臭気の発散を長期化
する効果が薄く、また、50重量%より増やしても効果
のそれ以上の増加が期待できない。また、吸着性充填剤
の添加量が0.1重量%より少ない場合には、臭気の発
散を長期化する効果が薄く、また、60重量%を超える
場合には、フィルムの成形に支障が生じる。
【0012】また、前記合成樹脂として、結晶性の低い
エチレン−酢酸ビニル共重合体またはエチレン−アクリ
ル酸エステル共重合体を用いた場合にも、臭気の発散を
長く持続することができる。
【0013】
【実施例】
(第1実施例)〜(第11実施例) 本発明のごみ袋を次に記載する「第1実施例」から「第
11実施例」までの製法によって形成し、各実施例の袋に
対する野良猫の寄り付き状況を調査する野外放置テスト
を実施した。
【0014】(第1実施例)高圧ラジカル重合低密度ポ
リエチレン(ダイヤポリマー(株)製、三菱ポリエチLD
LF540B)のペレットに、臭気成分となるl−メ
ントール(和光純薬(株)製、試薬)のメタノール溶液
(濃度10重量%)をスプレーし、風乾してメタノール
を蒸発させ、l−メントールをコーティング処理したペ
レットを製造した。この処理ペレットと未処理ペレット
とを均一に混合し、ポリエチレンに対するl−メントー
ルの添加量が重量比で10ppmとなるようにフィルム
原料を調整した。
【0015】次いで、混合したペレットを180℃にお
いて、直径25cm、厚み30ミクロンのインフレーシ
ョンフィルムに成形した後、長さ40cmに切断し、下
端をヒートシールして袋に加工した。
【0016】なお、フィルム中のl−メントールの含有
量をガスクロマトグラフで測定したところ、7ppmで
あった。
【0017】(第2実施例)第1実施例の製法におい
て、臭気成分であるl−メントールの添加量が重量比で
100ppmとなるようにフィルム原料の調整を変更し
て、フィルムを形成し、袋に加工した。
【0018】なお、形成されたフィルム中のl−メント
ールの含有量は、85ppmであった。
【0019】(第3実施例)第1実施例の製法におい
て、臭気成分をd,l−メントール(東京化成(株)製、
試薬)に変更し、その添加量が重量比で10ppmとな
るようにフィルム原料を調整して、フィルムを形成し、
袋に加工した。
【0020】なお、形成されたフィルム中のd,l−メ
ントールの含有量は、5ppmであった。
【0021】(第4実施例)第3実施例の製法におい
て、臭気成分であるd,l−メントールの添加量が重量
比で100ppmとなるようにフィルム原料の調整を変
更して、フィルムを形成し、袋に加工した。
【0022】なお、形成されたフィルム中のd,l−メ
ントールの含有量は、88ppmであった。
【0023】(第5実施例)メントン(和光純薬(株)
製、試薬)に、高圧ラジカル重合低密度ポリエチレン
(ダイヤポリマー(株)製、三菱ポリエチLD LF54
0B)のペレットを室温で24時間浸して、ペレット
に、臭気成分となるメントンを吸収させた。このメント
ンを吸収したペレットと未処理ペレットとを均一に混合
し、ポリエチレンに対して、メントンの添加量が重量比
で10ppmとなるようにフィルム原料を調整した。以
後、第1実施例と同じ製法によりフィルムを形成し、袋
に加工した。
【0024】なお、フィルム中のメントンの含有量は、
ガスクロマトグラフで測定したところ、6ppmであっ
た。
【0025】(第6実施例)第5実施例の製法におい
て、臭気成分であるメントンの添加量が重量比で100
ppmとなるようにフィルム原料の調整を変更して、フ
ィルムを形成し、袋に加工した。
【0026】なお、形成されたフィルム中のメントンの
含有量は、79ppmであった。
【0027】(第7実施例)第5実施例の製法におい
て、臭気成分をd−リモネン(和光純薬(株)製、試薬)
に変更し、その添加量が重量比で10ppmとなるよう
にフィルム原料を調整して、フィルムを形成し、袋に加
工した。
【0028】なお、形成されたフィルム中のd−リモネ
ンの含有量は、6ppmであった。
【0029】(第8実施例)第7実施例の製法におい
て、臭気成分であるd−リモネンの添加量が重量比で1
00ppmとなるようにフィルム原料の調整を変更し
て、フィルムを形成し、袋に加工した。
【0030】なお、形成されたフィルム中のd−リモネ
ンの含有量は、77ppmであった。
【0031】(第9実施例)第5実施例の製法におい
て、臭気成分をα−ピネン(和光純薬(株)製、試薬)に
変更し、その添加量が重量比で10ppmとなるように
フィルム原料を調整して、フィルムを形成し、袋に加工
した。
【0032】なお、形成されたフィルム中のα−ピネン
の含有量は、9ppmであった。
【0033】(第10実施例)第9実施例の製法におい
て、臭気成分であるα−ピネンの添加量が重量比で10
0ppmとなるようにフィルム原料の調整を変更して、
フィルムを形成し、袋に加工した。
【0034】なお、形成されたフィルム中のα−ピネン
の含有量は、85ppmであった。 (第11実施例)第1実施例の製法において、高圧ラジカ
ル重合低密度ポリエチレンを直鎖状低密度ポリエチレン
(ダイヤポリマー(株)製、三菱ポリエチ LL UF3
31)に変更し、また、臭気成分であるl−メントール
の添加量が重量比で100ppmとなるようにフィルム
原料を調整して、フィルムを形成し、袋に加工した。
【0035】なお、形成されたフィルム中のl−メント
ールの含有量は、92ppmであった。
【0036】また、本発明の各実施例による袋の特性と
対比するため、次の比較例に記載する製法によって袋を
形成した。
【0037】(比較例1)第1実施例の製法において、
臭気成分を加えずに、未処理ペレットのみでフィルムを
形成し、袋に加工した。
【0038】(比較例2)第11実施例の製法において、
臭気成分を加えずに、未処理ペレットのみでフィルムを
形成し、袋に加工した。
【0039】野外放置テストは、次の要領で実施した。
【0040】1回のテスト毎に、本発明の1または2種
類の袋と、比較例の袋とを準備し、各袋の中に、生魚1
匹を入れ、上端を固く縛って、野良猫の出没する野外
に、それらの袋を並べて放置し、野良猫によって袋の破
られる状況を観察した。そして、このようなテストを6
回に亙って実施した。
【0041】各回のテストにおいて使用した袋は、次の
通りである。
【0042】第1回テスト・・第1実施例、第2実施
例、比較例1の各袋、 第2回テスト・・第3実施例、第4実施例、比較例1の
各袋、 第3回テスト・・第5実施例、第6実施例、比較例1の
各袋、 第4回テスト・・第7実施例、第8実施例、比較例1の
各袋、 第5回テスト・・第9実施例、第10実施例、比較例1の
各袋、 第6回テスト・・第11実施例、比較例2の各袋。
【0043】以上の野外放置テストの結果をまとめて、
表1に記載する。同表において、最左欄に記載した各実
施例(同欄では第1実施例を「実施例1」と表示)の袋
によるテスト結果を「野外放置テスト」欄に示してい
る。なお、同欄の○は、袋が破られていないことを表わ
し、×は、袋が破られたことを表わしている。したがっ
て、例えば、第1実施例の袋は、1日目には破られず、
2日目に破られたことを示している。
【0044】表1の記載から明らかなように、実施例1
から実施例11までの袋は、いずれも1日目には破られて
いない。また、同一の臭気成分を含有する袋では、臭気
成分の含有量が多いもの程、破られるまでに日数を要す
る傾向が見られる。
【0045】一方、第1回から第5回までの各テストに
使用した比較例1の袋および第6回テストに使用した比
較例2の袋は、いずれも1日目に破られた。
【0046】これらの結果から明らかなように、合成樹
脂フィルムに、メントール、メントン、d−リモネンま
たはα−ピネンを臭気成分として含有させ、このフィル
ムによってごみ袋を形成した場合には、猫の寄付きを防
止する効果が得られる。
【0047】(第12実施例)〜(第15実施例) 本発明のごみ袋を次に記載する「第12実施例」から「第
15実施例」までの製法によって形成し、各実施例の袋に
対する飼犬の反応をテストした。
【0048】(第12実施例)シクロペンタノン(和光純
薬(株)製、試薬)に、高圧ラジカル重合低密度ポリエチ
レン(ダイヤポリマー(株)製、三菱ポリエチLD LF
540B)のペレットを室温で24時間浸して、ペレッ
トに、臭気成分となるシクロペンタノンを吸収させた。
このシクロペンタノンを吸収したペレットと未処理ペレ
ットとを均一に混合し、ポリエチレンに対して、シクロ
ペンタノンの添加量が重量比で10ppmとなるように
フィルム原料を調整した。以後、第1実施例と同じ製法
によりフィルムを形成し、袋に加工した。
【0049】なお、フィルム中のシクロペンタノンの含
有量は、ガスクロマトグラフで測定したところ、8pp
mであった。
【0050】(第13実施例)第12実施例の製法におい
て、臭気成分であるシクロペンタノンの添加量が重量比
で100ppmとなるようにフィルム原料の調整を変更
して、フィルムを形成し、袋に加工した。
【0051】なお、形成されたフィルム中のシクロペン
タノンの含有量は、90ppmであった。
【0052】(第14実施例)第13実施例の製法におい
て、臭気成分を3−メチルシクロペンタノン(和光純薬
(株)製、試薬)に変更し、その添加量が重量比で10p
pmとなるようにフィルム原料を調整して、フィルムを
形成し、袋に加工した。
【0053】なお、形成されたフィルム中の3−メチル
シクロペンタノンの含有量は、7ppmであった。 (第15実施例)第14実施例の製法において、臭気成分で
ある3−メチルシクロペンタノンの添加量が重量比で1
00ppmとなるようにフィルム原料の調整を変更し
て、フィルムを形成し、袋に加工した。
【0054】なお、形成されたフィルム中の3−メチル
シクロペンタノンの含有量は、85ppmであった。
【0055】飼犬の反応テストは、次の要領で実施し
た。
【0056】実施例12から実施例15までの袋および前記
比較例1の袋を準備し、各袋の中に、市販のドッグフー
ド缶詰の内容物を入れ、上端を固く縛り、それらの袋を
飼犬の前に並べて、飼犬の反応を観察した。
【0057】飼犬の反応テストの結果は、表2に示す通
りであり、臭気成分を含まないポリエチレン・フィルム
で形成した比較例1の袋に対しては、飼犬は、袋を破っ
て内容物を食べようとしたが、実施例12から実施例15ま
での袋に対しては、近寄ろうとしなかった。
【0058】このテスト結果から明らかなように、合成
樹脂フィルムに、シクロペンタノンまたは3−メチルシ
クロペンタノンを臭気成分として含有させ、このフィル
ムによってごみ袋を形成した場合には、犬の寄付きを防
止する効果がある。
【0059】(第16実施例)〜(第24実施例) 「第16実施例」から「第24実施例」までは、臭気の持続
時間の長い袋を形成するためのフィルムの製法である。
第16実施例および第17実施例では、そのために、結晶性
のより低いポリエチレン共重合体をベース・ポリマーと
して使用し、また、第18実施例乃至第24実施例では、臭
気物質と親和性を持つエラストマーまたは吸着性充填剤
を添加している。
【0060】(第16実施例)エチレン−酢酸ビニル共重
合体(ダイヤポリマー(株)製、三菱ポリエチ−EVA
V103H、酢酸ビニル2重量%の共重合体)のペレッ
トに、臭気成分となるl−メントール(和光純薬(株)
製、試薬)のメタノール溶液(濃度10重量%)をスプ
レーし、風乾してメタノールを蒸発させ、l−メントー
ルをコーティング処理したペレットを製造した。この処
理ペレットと未処理ペレットとを均一に混合し、共重合
体に対するl−メントールの添加量が重量比で100p
pmとなるようにフィルム原料を調整した。
【0061】次いで、混合したペレットを180℃にお
いて、直径25cm厚み30ミクロンのインフレーショ
ンフィルムに成形した。
【0062】(第17実施例)第16実施例の製法におい
て、共重合体をエチレン−アクリル酸エチル共重合体
(アクリル酸エチル2重量%)に変更して、フィルムを
形成した。
【0063】(第18実施例)第16実施例の製法におい
て、ペレットを、高密度ポリエチレン(ダイヤポリマー
(株)製、三菱ポリエチHD)にエチレンプロピレンラバ
ー(EPR)を10重量%添加した混合物からなるペレ
ットに変更して、フィルムを形成した。
【0064】(第19実施例)第16実施例の製法におい
て、ペレットを、高密度ポリエチレンに超低密度ポリエ
チレン(三菱油化(株)製、ユカロンセルX142)(V
−LDPE)を10重量%添加した混合物からなるペレ
ットに変更して、フィルムを形成した。
【0065】(第20実施例)第16実施例の製法におい
て、ペレットを、高密度ポリエチレンに水素添加スチレ
ン−ブタジエンブロック共重合体(SEBS)を10重
量%添加した混合物からなるペレットに変更して、フィ
ルムを形成した。
【0066】(第21実施例)第16実施例の製法におい
て、ペレットを、高密度ポリエチレンにポリブタジエン
を10重量%添加した混合物からなるペレットに変更し
て、フィルムを形成した。
【0067】(第22実施例)ケイ藻土(セライト54
5)の粉体に、臭気成分となるl−メントール(和光純
薬(株)製、試薬)のメタノール溶液(濃度10重量%)
をスプレーし、風乾してメタノールを蒸発させ、l−メ
ントールをコーティングした粉体を製造した。この粉体
を高密度ポリエチレン(ダイヤポリマー(株)製、三菱ポ
リエチHD)に10重量%添加して均一に混合し、混合
物に対するl−メントールの添加量が重量比で100p
pmとなるようにフィルム原料を調整した。
【0068】次いで、混合したペレットを180℃にお
いて、直径25cm厚み30ミクロンのインフレーショ
ンフィルムに成形した。
【0069】(第23実施例)第22実施例の製法におい
て、粉体を、シリカゲルに変更して、フィルムを形成し
た。
【0070】(第24実施例)第22実施例の製法におい
て、粉体を、合成ゼオライトに変更して、フィルムを形
成した。
【0071】第16実施例から第24実施例までの各フィル
ムにおける臭気成分の揮散状況を調べるため、各フィル
ムの成形直後の臭気成分の含有量と、それらのフィルム
を3日間戸外に放置した後の臭気成分の残存量とをガス
クロマトグラフにより調査した。その調査結果は、表3
に示す通りである。
【0072】また、特性を比較するため、実施例2にお
ける製法で形成したl−メントールを含有する高圧法低
密度ポリエチレン・フィルム(表3において「比較例
3」と表示)および同様の製法で形成したl−メントー
ルを含有する高密度ポリエチレン・フィルム(表3にお
いて「比較例4」と表示)に対して同じ調査を行ない、
その結果を同表に併せて示している。
【0073】この調査結果から明らかなように、結晶性
の低いポリエチレン共重合体をベース・ポリマーに用い
たフィルム(第16、17実施例)、あるいは、合成樹脂に
臭気成分と親和性を持つエラストマーを添加したフィル
ム(第18〜21実施例)では、臭気成分のポリマーへの溶
解性が高まり、揮散速度が抑えられるため、臭気の持続
時間が長い。
【0074】また、吸着性を有する粉体を加えた合成樹
脂フィルム(第22〜24実施例)では、粉体の吸着性によ
って臭気成分の揮散が抑えられるために、臭気が長時間
持続する。
【0075】なお、前記エラストマーとしては、その他
に、エチレンー酢酸ビニル共重合体、エチレンーアクリ
ル酸エステル共重合体、エチレンーブテン共重合体、エ
チレン−1−ヘキセン共重合体、エチレン−1−オクテ
ン共重合体、ブタジエン−スチレン共重合体、イソプレ
ン−スチレン共重合体、水素添加イソプレン−スチレン
共重合体等も使用することができる。
【0076】また、前記吸着性充填剤としては、その他
に、酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、タルク、ゼオ
ライト(天然)、ワラストナイト、硫酸カルシウム、水
酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化チタン、
カーボンブラック等も使用することができる。
【0077】また、これまでは、合成樹脂としてポリエ
チレンを中心に説明してきたが、ポリプロピレン等、フ
ィルム状に形成できる合成樹脂であれば、その使用も可
能である。
【0078】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によるごみ袋では、合成樹脂フィルムから発
散する臭気によって、少なくとも1日以上、犬や猫を遠
避けておくことが可能である。したがって、ごみ回収日
当日に、このごみ袋にごみを入れて出せば、清掃車の回
収までの間に、ごみ袋が犬や猫によって破られることが
防止できる。
【0079】また、合成樹脂フィルム中に臭気成分と親
和性を持つエラストマーまたは吸着性充填剤を添加した
もの、あるいは、結晶性の低いポリエチレン共重合体を
ベース・ポリマーとして用いたものでは、臭気の発散を
緩やかに比較的長期間に亙って持続させることができる
ため、このごみ袋を使用すれば、野外に長期間放置する
場合であっても、犬や猫を遠避け続けることができる。
【0080】
【表1】
【表2】
【表3】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 臭気成分として、メントン、メントー
    ル、リモネン、α−ピネン、3−メチルシクロペンタノ
    ンまたはシクロペンタノンのうちの少なくとも1種を重
    量比で1ppm以上含有する合成樹脂のシートにより形
    成したことを特徴とするごみ袋。
  2. 【請求項2】 前記合成樹脂として、ポリエチレン、ポ
    リプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体またはエ
    チレン−アクリル酸エステル共重合体を用いたことを特
    徴とする請求項1に記載のごみ袋。
  3. 【請求項3】 前記合成樹脂に前記臭気成分と親和性を
    持つエラストマーを1〜50重量%加えたことを特徴と
    する請求項1または2に記載のごみ袋。
  4. 【請求項4】 前記合成樹脂に吸着性充填剤を0.1〜
    60重量%加えたことを特徴とする請求項1または2に
    記載のごみ袋。
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