JPH0577948A - スタツクされた金属板の分離方法及びその装置 - Google Patents
スタツクされた金属板の分離方法及びその装置Info
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- JPH0577948A JPH0577948A JP20199991A JP20199991A JPH0577948A JP H0577948 A JPH0577948 A JP H0577948A JP 20199991 A JP20199991 A JP 20199991A JP 20199991 A JP20199991 A JP 20199991A JP H0577948 A JPH0577948 A JP H0577948A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】圧延油等の粘性の高い油の密着力に抗して金属
板を確実に分離できるスタックされた金属板の分離方法
を提供する。 【構成】多段状にスタックされた金属板1上の平面視上
長さ方向に、バキュームパッド2を必要数間隔をおいて
正対させ、該バキュームパッド2において最外側に位置
するバキュームパッド2から順に時間差をおいて正対す
る金属板1部分を吸着且つ扛上させて徐々に下位の金属
板1に対して上位の金属板1を剥離させ、最後に中央部
のバキュームパッド2で正対する金属板1部分を吸着且
つ扛上させる。
板を確実に分離できるスタックされた金属板の分離方法
を提供する。 【構成】多段状にスタックされた金属板1上の平面視上
長さ方向に、バキュームパッド2を必要数間隔をおいて
正対させ、該バキュームパッド2において最外側に位置
するバキュームパッド2から順に時間差をおいて正対す
る金属板1部分を吸着且つ扛上させて徐々に下位の金属
板1に対して上位の金属板1を剥離させ、最後に中央部
のバキュームパッド2で正対する金属板1部分を吸着且
つ扛上させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧延油等の粘性油の影響
で剥離し難いスタックされた金属板の分離方法及びその
装置に関するものである。
で剥離し難いスタックされた金属板の分離方法及びその
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属板、例えばステンレス板は通常、熱
間圧延板を所定の形状に切断後、ピックリングと呼称さ
れる酸洗工程、コンディショニング工程(手入れ)を経
て、冷間圧延され、更に焼鈍工程、研摩工程を経て製造
される。斯様なステンレス板に製造過程において、ステ
ンレス板を焼鈍炉へ移送する場合、粘性の高い圧延油の
影響の為、スタックされたステンレス板同士の密着力が
強固で容易には下位のステンレス板に対して上位のステ
ンレス板が剥離しないことから、下位のステンレス板を
作業者一人が抑えつつ、上位のステンレス板を数人の作
業者が持ち上げて圧延油の密着力に抗して剥離し、焼鈍
炉へ移送する人為的な方法を採っている。
間圧延板を所定の形状に切断後、ピックリングと呼称さ
れる酸洗工程、コンディショニング工程(手入れ)を経
て、冷間圧延され、更に焼鈍工程、研摩工程を経て製造
される。斯様なステンレス板に製造過程において、ステ
ンレス板を焼鈍炉へ移送する場合、粘性の高い圧延油の
影響の為、スタックされたステンレス板同士の密着力が
強固で容易には下位のステンレス板に対して上位のステ
ンレス板が剥離しないことから、下位のステンレス板を
作業者一人が抑えつつ、上位のステンレス板を数人の作
業者が持ち上げて圧延油の密着力に抗して剥離し、焼鈍
炉へ移送する人為的な方法を採っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍、ステンレス
板の製造は流れ作業で遂行されることが多く、人為的手
法をその製造の中途工程で実施すると製造能率が大幅に
ダウンしてしまうし、無駄に多くの作業者を焼鈍炉へス
テンレス板を移送する工程に配属することを余儀なくさ
れ、省力化も望めない。
板の製造は流れ作業で遂行されることが多く、人為的手
法をその製造の中途工程で実施すると製造能率が大幅に
ダウンしてしまうし、無駄に多くの作業者を焼鈍炉へス
テンレス板を移送する工程に配属することを余儀なくさ
れ、省力化も望めない。
【0004】本発明は、従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は圧延油等の粘性の高い油の密着
力に抗して金属板を確実に分離できるスタックされた金
属板の分離方法及びその装置を提供することにある。
で、その目的とする処は圧延油等の粘性の高い油の密着
力に抗して金属板を確実に分離できるスタックされた金
属板の分離方法及びその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は請求項1においては多段状にスタ
ックされた金属板上の平面視上長さ方向に、バキューム
パッドを必要数間隔をおいて正対させ、該バキュームパ
ッドにおいて最外側に位置するバキュームパッドから順
に時間差をおいて正対する金属板部分を吸着且つ扛上さ
せて徐々に下位の金属板に対して上位の金属板を剥離さ
せ、最後に中央部分のバキュームパッドで、正対する金
属板部分を吸着且つ扛上させることを要旨とする。請求
項2は上記多段状にスタックされた金属板群の側面部に
接近もしくは当接して、磁力を利用して上位の金属板と
下位の金属板とを反発させる鉄板分離器を配設し、少な
くともハキュームパッドでの吸着時にその鉄板分離器を
金属板に作用させることを要旨とする。請求項3は多段
状にスタックされた金属板の平面視長さ方向に正対して
バキゥームパッドを必要数垂設した支持部と、その支持
部を上下動させる縦移動装置と、同基板部を水平方向へ
移動させる横移動装置とで構成され、前記バキュームパ
ッドが、最側部から順に時間差をおいて正対する金属板
部分を吸着且つ扛上するように制御されていることを要
旨とする。
に講じた技術的手段は請求項1においては多段状にスタ
ックされた金属板上の平面視上長さ方向に、バキューム
パッドを必要数間隔をおいて正対させ、該バキュームパ
ッドにおいて最外側に位置するバキュームパッドから順
に時間差をおいて正対する金属板部分を吸着且つ扛上さ
せて徐々に下位の金属板に対して上位の金属板を剥離さ
せ、最後に中央部分のバキュームパッドで、正対する金
属板部分を吸着且つ扛上させることを要旨とする。請求
項2は上記多段状にスタックされた金属板群の側面部に
接近もしくは当接して、磁力を利用して上位の金属板と
下位の金属板とを反発させる鉄板分離器を配設し、少な
くともハキュームパッドでの吸着時にその鉄板分離器を
金属板に作用させることを要旨とする。請求項3は多段
状にスタックされた金属板の平面視長さ方向に正対して
バキゥームパッドを必要数垂設した支持部と、その支持
部を上下動させる縦移動装置と、同基板部を水平方向へ
移動させる横移動装置とで構成され、前記バキュームパ
ッドが、最側部から順に時間差をおいて正対する金属板
部分を吸着且つ扛上するように制御されていることを要
旨とする。
【0006】
【作用】上記技術的手段によれば下記の作用を奏する。 (請求項1)スタックされた金属板において、一番密着
力が弱い両端部をまず外側部のバキュームパッドで吸着
して扛上させ、その扛上で剥離し易くなる若干内側の金
属板部分を次に内側のバキュームパッドで吸着により扛
上させ、最後に一番密着力が強固な金属板の中央部分を
正対するバキュームパッドで吸着するようにして、密着
力が弱い箇所から順次に剥離していく方法であるから、
圧延油等の粘性が高い油で、上位の金属板とその下位の
金属板とが強固に密着されていても、下位の金属板に対
して上位の金属板を分離できる。 (請求項2)鉄板分離器で上位の金属板と下位の金属板
が反発しあい分離力が更に高められる。 (請求項3)スタックされた金属板において、一番密着
力が弱い両端部をまず外側部のバキュームパッドで吸着
して扛上させ、順次内側のバキュームパッドで同様に金
属板を吸着且つ扛上させ、最後に中央部でバキュームパ
ッドで正対する金属板部分を吸着により扛上させて上位
の金属板を下位の金属板に対して分離した後、支持部を
縦移動装置で上昇させ、更に同支持部を横移動装置で目
的とする搬送手段上まで水平方向へ移動させ、そこで吸
着を解いて同搬送手段に金属板一枚を載承させる。
力が弱い両端部をまず外側部のバキュームパッドで吸着
して扛上させ、その扛上で剥離し易くなる若干内側の金
属板部分を次に内側のバキュームパッドで吸着により扛
上させ、最後に一番密着力が強固な金属板の中央部分を
正対するバキュームパッドで吸着するようにして、密着
力が弱い箇所から順次に剥離していく方法であるから、
圧延油等の粘性が高い油で、上位の金属板とその下位の
金属板とが強固に密着されていても、下位の金属板に対
して上位の金属板を分離できる。 (請求項2)鉄板分離器で上位の金属板と下位の金属板
が反発しあい分離力が更に高められる。 (請求項3)スタックされた金属板において、一番密着
力が弱い両端部をまず外側部のバキュームパッドで吸着
して扛上させ、順次内側のバキュームパッドで同様に金
属板を吸着且つ扛上させ、最後に中央部でバキュームパ
ッドで正対する金属板部分を吸着により扛上させて上位
の金属板を下位の金属板に対して分離した後、支持部を
縦移動装置で上昇させ、更に同支持部を横移動装置で目
的とする搬送手段上まで水平方向へ移動させ、そこで吸
着を解いて同搬送手段に金属板一枚を載承させる。
【0007】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので下記
の利点がある。 (請求項1)圧延油等で密着力が強固になっているスタ
ックされた金属板群の最上位の金属板を、下位の金属板
から確実に分離することができる。従って、金属板の製
造がより自動化し、作業員の省力化を確実に図り、製造
能率の向上に寄与できる。 (請求項2)鉄板分離器で上位、下位の金属板が相互に
反発する反発力と、バキュームパッドの吸着力とが協働
するように構成したから、金属板の分離がより確実且つ
迅速に行え、金属板製造サイクル時間の短縮化及び製造
能率の高能率化を図ることができる。 (請求項3)下位の金属板から上位の金属板を分離させ
ながら更にその上位の分離した金属板を、所望の箇所
(ステンレス板ならば焼鈍炉等)へ連続して自動的に移
送させることができ、分離及び搬送に人手を全く要しな
いスタックされた金属板の分離装置を供する。
の利点がある。 (請求項1)圧延油等で密着力が強固になっているスタ
ックされた金属板群の最上位の金属板を、下位の金属板
から確実に分離することができる。従って、金属板の製
造がより自動化し、作業員の省力化を確実に図り、製造
能率の向上に寄与できる。 (請求項2)鉄板分離器で上位、下位の金属板が相互に
反発する反発力と、バキュームパッドの吸着力とが協働
するように構成したから、金属板の分離がより確実且つ
迅速に行え、金属板製造サイクル時間の短縮化及び製造
能率の高能率化を図ることができる。 (請求項3)下位の金属板から上位の金属板を分離させ
ながら更にその上位の分離した金属板を、所望の箇所
(ステンレス板ならば焼鈍炉等)へ連続して自動的に移
送させることができ、分離及び搬送に人手を全く要しな
いスタックされた金属板の分離装置を供する。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図4は請求項2及び請求項3の実施例の
ステンレス板の分離方法及びその装置を示している。
する。図1乃至図4は請求項2及び請求項3の実施例の
ステンレス板の分離方法及びその装置を示している。
【0009】この分離方法で用いられる分離装置Aは、
図1及び図2に示すように圧延工程で圧延され多段状に
スタックされたステンレス板群1’を一枚毎に焼鈍炉B
へ移送する装置を示し、圧延工程で圧延され多段状にス
タックされたステンレス板群1’を搬送する第一搬送コ
ンベアCの後端と焼鈍炉Bへ搬送する第二搬送コンベア
Dとに渡って配備してなり、機枠a1 と、ステンレス板
1の平面視上中央部の長さ方向に正対して多数のバキュ
ームパッド2…を等間隔をもって垂設した支持部a2
と、その支持部a2 を上下動させる縦移動装置a3 と、
焼鈍炉Bへ搬送する第二搬送コンベアDに移送する横移
動装置a4 と、鉄板分離器a5 とから構成してある。
図1及び図2に示すように圧延工程で圧延され多段状に
スタックされたステンレス板群1’を一枚毎に焼鈍炉B
へ移送する装置を示し、圧延工程で圧延され多段状にス
タックされたステンレス板群1’を搬送する第一搬送コ
ンベアCの後端と焼鈍炉Bへ搬送する第二搬送コンベア
Dとに渡って配備してなり、機枠a1 と、ステンレス板
1の平面視上中央部の長さ方向に正対して多数のバキュ
ームパッド2…を等間隔をもって垂設した支持部a2
と、その支持部a2 を上下動させる縦移動装置a3 と、
焼鈍炉Bへ搬送する第二搬送コンベアDに移送する横移
動装置a4 と、鉄板分離器a5 とから構成してある。
【0010】機枠a1 は正面視門形で且つ平面視矩形形
状に所望の杆材a1 ’…を枠組みして組立形成してあ
る。
状に所望の杆材a1 ’…を枠組みして組立形成してあ
る。
【0011】支持部a2 は横長板3であり、バキューム
パッド2…を等間隔をおいて垂設している。
パッド2…を等間隔をおいて垂設している。
【0012】縦移動装置a3 は上記横長板3の中央部位
にロッド部4aで連結し同横長板3を上下動可能に吊持
する吊持用エアーシリンダー4と、その吊持用エアーシ
リンダー4を固設したスライド体5と、上記横長板3の
両側部位から立設する案内ロッド6aを摺動可能に案内
し該スライド体5に固設したガイド部6とから構成され
ている。
にロッド部4aで連結し同横長板3を上下動可能に吊持
する吊持用エアーシリンダー4と、その吊持用エアーシ
リンダー4を固設したスライド体5と、上記横長板3の
両側部位から立設する案内ロッド6aを摺動可能に案内
し該スライド体5に固設したガイド部6とから構成され
ている。
【0013】バキュームパッド2…は本実施例では図2
に示すように、6体設けられ、その内中央部を除く4体
はエアーシリンダー2aの先端部に装着してなり、その
4体は上記横長板3の昇降動に関係無くスタックされた
ステンレス板1に圧接し、残り2体はバネクッション付
きとし同横長板3の降動でステンレス板1に圧接するよ
うになっており、上記4体は外側部のものから時間差を
おいて吸着し且つ扛上するように制御されている。
に示すように、6体設けられ、その内中央部を除く4体
はエアーシリンダー2aの先端部に装着してなり、その
4体は上記横長板3の昇降動に関係無くスタックされた
ステンレス板1に圧接し、残り2体はバネクッション付
きとし同横長板3の降動でステンレス板1に圧接するよ
うになっており、上記4体は外側部のものから時間差を
おいて吸着し且つ扛上するように制御されている。
【0014】ガイド部6は前記横長板3の揺動を防止す
る為のものであり、このガイド部3の機能で、横長板3
を水平に昇降動させることができる。
る為のものであり、このガイド部3の機能で、横長板3
を水平に昇降動させることができる。
【0015】横移動装置a4 は前記横長板3を吊持する
吊持用エアーシリンダー4を固設した上記スライド体5
を水平方向へ走行させるレール8と、スライド体5に連
結した横移動用エアーシリンダー9とから構成してあ
る。
吊持用エアーシリンダー4を固設した上記スライド体5
を水平方向へ走行させるレール8と、スライド体5に連
結した横移動用エアーシリンダー9とから構成してあ
る。
【0016】レール8は前記機枠a1 において、上位の
枠部間に平行に横設した杆材上に敷設してなり、上記横
移動用エアーシリンダー9で水平方向へ移動するスライ
ド体5、即ちバキュームパッド群2’を第二搬送コンベ
アD上に移送できるようにする。
枠部間に平行に横設した杆材上に敷設してなり、上記横
移動用エアーシリンダー9で水平方向へ移動するスライ
ド体5、即ちバキュームパッド群2’を第二搬送コンベ
アD上に移送できるようにする。
【0017】鉄板分離器a5 はフェライト磁石の同電極
が反発し合うことを利用して鉄板、鋼板等磁性を帯びる
性質の材質同士を相互に分離させる周知の分離器であ
り、S極と、N極を有し、図3に示すようにスタックさ
れて第一搬送コンベアCで搬送されてくるステンレス板
群1’の上層部の左右長手方向両サイドに接近もしくは
当接するように必要器が配設してある。この鉄板分離器
a5の内、図1で示すようにステンレス板群1’の左側
長手方向側部に接近もしくは当接する鉄板分離器a5
は、機枠a1 から突設する支持腕10に往復動可能に固設
した接近・離間用エアーシリンダー11に直接的または間
接的に連結されており、ステンレス板群1’がバキュー
ムパッド群2’下に第一搬送コンベアCで搬送されてく
る際は斜め上方に位置した離間状態にあってステンレス
板群1’進行の妨げにならず、ステンレス板群1’がバ
キュームパッド群2’下に搬送された際にステンレス板
群1’上層部の左側長手方向端縁に接近もしくは当接で
きるようになっている。
が反発し合うことを利用して鉄板、鋼板等磁性を帯びる
性質の材質同士を相互に分離させる周知の分離器であ
り、S極と、N極を有し、図3に示すようにスタックさ
れて第一搬送コンベアCで搬送されてくるステンレス板
群1’の上層部の左右長手方向両サイドに接近もしくは
当接するように必要器が配設してある。この鉄板分離器
a5の内、図1で示すようにステンレス板群1’の左側
長手方向側部に接近もしくは当接する鉄板分離器a5
は、機枠a1 から突設する支持腕10に往復動可能に固設
した接近・離間用エアーシリンダー11に直接的または間
接的に連結されており、ステンレス板群1’がバキュー
ムパッド群2’下に第一搬送コンベアCで搬送されてく
る際は斜め上方に位置した離間状態にあってステンレス
板群1’進行の妨げにならず、ステンレス板群1’がバ
キュームパッド群2’下に搬送された際にステンレス板
群1’上層部の左側長手方向端縁に接近もしくは当接で
きるようになっている。
【0018】次に、本実施例の分離方法を前述した分離
装置で説明する。ステンレス板1は板厚1.5 乃至9 m
m、板幅190 乃至350mm、板長2000乃至3300mmであ
る。図1において、第一搬送コンベアCからスタックさ
れたステンレス板群1’が、バキュームパッド群2’直
下に搬送されてくると、まず、吊持用エアーシリンダー
4で横長板3を下降させて全バキュームパッド2を最上
位のステンレス板1に圧接させる(図4のイ)。次に最
外側のバキュームパッド2を2体、エアーシリンダー2
aの作用で吸着させ且つ再度の上昇(扛上)でステンレ
ス板1の前後端部域を剥離させる(図4のロ)。更にそ
の内側のバキュームパッド2を2体、エアーシリンダー
2aの作用で吸着させ且つ再度の上昇(扛上)で若干内
側のステンレス板1部分を剥離させる(図4のハ)。最
後に吊持用エアーシリンダー4を上昇(扛上)させてス
テンレス板1を、下位のステンレス板1に対して分離さ
せる(図4のニ)。この際、中央部分の2体のバキュー
ムパッド2でステンレス板1の中央部位が吸着により剥
離される為、ステンレス板1は完全に分離される。この
分離されたステンレス板1は横移動用エアーシリンダー
9の作用で第二搬送コンベアD上に送られ、そこで吸着
を解かれて焼鈍炉Bへ移送される。また、鉄板分離器a
5 はステンレス板1分離時に接近もしくは当接させるこ
ととし、その反発力が前記バキュームパッド2での吸着
時に作用する為、上位のステンレス板1を下位のステン
レス板2にから確実に分離できる。
装置で説明する。ステンレス板1は板厚1.5 乃至9 m
m、板幅190 乃至350mm、板長2000乃至3300mmであ
る。図1において、第一搬送コンベアCからスタックさ
れたステンレス板群1’が、バキュームパッド群2’直
下に搬送されてくると、まず、吊持用エアーシリンダー
4で横長板3を下降させて全バキュームパッド2を最上
位のステンレス板1に圧接させる(図4のイ)。次に最
外側のバキュームパッド2を2体、エアーシリンダー2
aの作用で吸着させ且つ再度の上昇(扛上)でステンレ
ス板1の前後端部域を剥離させる(図4のロ)。更にそ
の内側のバキュームパッド2を2体、エアーシリンダー
2aの作用で吸着させ且つ再度の上昇(扛上)で若干内
側のステンレス板1部分を剥離させる(図4のハ)。最
後に吊持用エアーシリンダー4を上昇(扛上)させてス
テンレス板1を、下位のステンレス板1に対して分離さ
せる(図4のニ)。この際、中央部分の2体のバキュー
ムパッド2でステンレス板1の中央部位が吸着により剥
離される為、ステンレス板1は完全に分離される。この
分離されたステンレス板1は横移動用エアーシリンダー
9の作用で第二搬送コンベアD上に送られ、そこで吸着
を解かれて焼鈍炉Bへ移送される。また、鉄板分離器a
5 はステンレス板1分離時に接近もしくは当接させるこ
ととし、その反発力が前記バキュームパッド2での吸着
時に作用する為、上位のステンレス板1を下位のステン
レス板2にから確実に分離できる。
【0019】また、請求項1は鉄板分離器a5 を設けて
いないものであり、分離時にはバキュームパッド2…の
みでステンレス板1を分離することについては上述する
実施例と同様である為、説明は敢えて省略する。
いないものであり、分離時にはバキュームパッド2…の
みでステンレス板1を分離することについては上述する
実施例と同様である為、説明は敢えて省略する。
【0020】また、ステンレス板1分離時にエアー(熱
風)を上位のステンレス板1と下位のステンレス板1と
の間に強制的に送風するように構成するも任意である。
通常、圧延直後のステンレス板1は非常に熱く、圧延油
の温度も高いが反面、粘性は低く比較的に分離が容易で
あるが、一日以上経過すると、圧延油の温度は下がり、
粘性が高くなる為、ステンレス板1が分離し難くなる。
そこでエアーで熱風を吹き付けると、圧延油の粘性が下
がりステンレス板1が分離し易くなる。この場合には、
前記鉄板分離器a5 と同様に熱風のダクト数本の吹き出
し口12を、ステンレス板群1’の上層部に相対させ、そ
のダクトを熱風生成機(図示せず)に連結しておれば良
い(図4のイ)。
風)を上位のステンレス板1と下位のステンレス板1と
の間に強制的に送風するように構成するも任意である。
通常、圧延直後のステンレス板1は非常に熱く、圧延油
の温度も高いが反面、粘性は低く比較的に分離が容易で
あるが、一日以上経過すると、圧延油の温度は下がり、
粘性が高くなる為、ステンレス板1が分離し難くなる。
そこでエアーで熱風を吹き付けると、圧延油の粘性が下
がりステンレス板1が分離し易くなる。この場合には、
前記鉄板分離器a5 と同様に熱風のダクト数本の吹き出
し口12を、ステンレス板群1’の上層部に相対させ、そ
のダクトを熱風生成機(図示せず)に連結しておれば良
い(図4のイ)。
【図1】請求項1、2、3の分離方法を実施する装置の
側面図。
側面図。
【図2】図1の拡大正面図で、部分的に示す。
【図3】鉄板分離器とスタックされたステンレス板との
関係を示す斜視図。
関係を示す斜視図。
【図4】ステンレス板の分離行程図で、イは全てのバキ
ュームパッドをステンレス板に圧接させた状態を示す。
ロは最外側のバキュームパッドでステンレス板両端部部
分を剥離した状態を示す。ハは上記ロのバキュームパッ
ドの内側のバキュームパッドでステンレス板の更に内側
部分を剥離した状態を示す。ニはステンレス板を完全に
分離した状態を示す。
ュームパッドをステンレス板に圧接させた状態を示す。
ロは最外側のバキュームパッドでステンレス板両端部部
分を剥離した状態を示す。ハは上記ロのバキュームパッ
ドの内側のバキュームパッドでステンレス板の更に内側
部分を剥離した状態を示す。ニはステンレス板を完全に
分離した状態を示す。
1 :金属板(ステンレス板) 2 :バキュー
ムパッド a2 :支持部 a3 :縦移動装
置 2’:バキュームパッド群 a4 :横移動装
置 a5 :鉄板分離器
ムパッド a2 :支持部 a3 :縦移動装
置 2’:バキュームパッド群 a4 :横移動装
置 a5 :鉄板分離器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 晴久 新潟県燕市大字燕5025番地 明道金属株式 会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 多段状にスタックされた金属板上の平面
視上長さ方向に、バキュームパッドを必要数間隔をおい
て正対させ、該バキュームパッドにおいて最外側に位置
するバキュームパッドから順に時間差をおいて正対する
金属板部分を吸着且つ扛上させて徐々に下位の金属板に
対して上位の金属板を剥離させ、最後に中央部分のバキ
ュームパッドで、正対する金属板部分を吸着且つ扛上さ
せることを特徴とするスタックされた金属板の分離方
法。 - 【請求項2】 上記多段状にスタックされた金属板群の
側面部に接近もしくは当接して、磁力を利用して上位の
金属板と下位の金属板とを反発させる鉄板分離器を配設
し、少なくともハキュームパッドでの吸着時にその鉄板
分離器を金属板に作用させることを特徴とする上記請求
項1記載のスタックされた金属板の分離方法。 - 【請求項3】 多段状にスタックされた金属板の平面視
長さ方向に正対してバキゥームパッドを必要数垂設した
支持部と、その支持部を上下動させる縦移動装置と、同
基板部を水平方向へ移動させる横移動装置とで構成さ
れ、前記バキュームパッドが、最外側から順に時間差を
おいて正対する金属板部分を吸着且つ扛上するように制
御されていることを特徴とするスタックされた金属板の
分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20199991A JPH0577948A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | スタツクされた金属板の分離方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20199991A JPH0577948A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | スタツクされた金属板の分離方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577948A true JPH0577948A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=16450260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20199991A Pending JPH0577948A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | スタツクされた金属板の分離方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0577948A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH082712A (ja) * | 1994-04-11 | 1996-01-09 | Takasaki Seishi Kk | 板状材料の自動分離取り上げ方法とその装置 |
| KR100727689B1 (ko) * | 2005-12-08 | 2007-06-13 | 주식회사 한샘 | 판재 투입기, 판재 적재기 및 이들의 제어방법 |
| JP2024104969A (ja) * | 2023-01-25 | 2024-08-06 | 株式会社デンケン | ワーク取出装置およびワーク取出方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5561542A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-09 | Hitachi Metals Ltd | Thin plate separating method |
| JPS5693635A (en) * | 1979-12-27 | 1981-07-29 | Hitachi Ltd | Device for transporting sheet |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP20199991A patent/JPH0577948A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5561542A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-09 | Hitachi Metals Ltd | Thin plate separating method |
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| JP2024104969A (ja) * | 2023-01-25 | 2024-08-06 | 株式会社デンケン | ワーク取出装置およびワーク取出方法 |
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