JPH0578181U - 多出力速度発電機 - Google Patents

多出力速度発電機

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JPH0578181U
JPH0578181U JP2391592U JP2391592U JPH0578181U JP H0578181 U JPH0578181 U JP H0578181U JP 2391592 U JP2391592 U JP 2391592U JP 2391592 U JP2391592 U JP 2391592U JP H0578181 U JPH0578181 U JP H0578181U
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coil
coils
inductor
speed generator
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Inventor
良浩 中島
敏末 岩本
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神鋼電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 付随車にも装着可能な,車輛の車軸に装着で
きる小型で所望の性能を発揮できる多出力速度発電機を
得る。 【構成】 所定の直径で外周に凹凸を形成した誘導子に
対向し,この誘導子に設けた凹凸のピッチと寸法に対応
した所定の位置と寸法で永久磁石を配設し,この永久磁
石の両側にそれぞれ2個のコイルを嵌合した磁極片を固
定し,所定の2個のコイルを直列に接続して3組のコイ
ルを形成できるようにし,上記2個と1組のコイルの内
所定のコイルの出力位相を基準にして他ののコイルから
は90度の位相差信号を出力するように,2個のコイル
を直列に接続したコイル組からは225度(135度)
の位相差信号を出力するようにした。この場合,各コイ
ル組からの出力レベルを等しくするように各コイルの巻
数を設定するか磁極片の形状を設定するのが望ましい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は産業用回転機械に結合してこの回転機械の回転速度に比例した複数 の交流信号を出力する多出力速度発電機に係り,特に,車両の運転情報,例えば ,自動列車制御装置,空転滑走防止用の滑走検知器,モニタ装置,地点検知器, 速度計等各種計測制御情報用に出力が配分され使用される多出力速度発電機に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来の,車両の運転情報,例えば,自動列車制御装置,空転滑走防止用の滑走 検知器,モニタ装置,地点検知器,速度計等複数の用途に使用される多出力速度 発電機は,例えば,図4に示すような構造をなしている。 図4は従来の多出力速度発電機の1例である6出力の列車用多出力速度発電機 の概要構造のほぼ半分を示していて,31は従来の多出力速度発電機(以下発電 機と略称する)の一部である。 発電機31において,31Aは回転速度を計測すべき回転体,例えば,車両の 駆動機構である主電動機(図示せず)の軸端に結合された誘導子であって誘導子 の外周には凸部31A1と凹部31A2とが等間隔で交互に誘導子31Aの全周 にわたって設けられている。 誘導子31Aの外周には,凸部31A1と凹部31A2とを設けた円周に対向 して,磁極片31b1,31b2等を両側に配設した永久磁石31a1,磁極片 31b3,31b4等を両側に配設した永久磁石31a2,磁極片31b5,3 1b6等を両側に配設した永久磁石31a3等が夫々適切な間隔で所定数固定さ れている。 上記各磁極片の先端部には誘導子31Aに対向して夫々コイル31c1,31 c2,31c3,31c4,31c5,31c6等が嵌合され,各コイルからは 相互に所定の位相関係で交流出力が得られるように,所定数の磁極片が適切に各 磁極への装着位置を調節して配置されている。従って,例えば,電動機(図示せ ず)の回転によって誘導子31Aが回転すると,誘導子31Aの外周に設けた凸 部31A1と凹部31A2とが交互に,夫々コイルを設けた磁極片の先端を通過 し,従って,夫々永久磁石によって形成される磁束を変化させるので各コイルに は主電動機(図示せず)の回転速度と誘導子31Aの外周に設けた凸部のピッチ に対応する周波数で夫々が所定の位相差をもった交流信号を発生する。 例えば,電動機の回転方向を検知するために,第1のコイルの出力する交流信 号の位相を基準として第2のコイルの出力する交流信号は90度の位相差をもつ ように配設している。 上述のように構成された発電機31は,例えば,電気駆動車両の駆動機構に図 5に示すように装着され,使用されている。 図5において,30は多出力速度発電機を装着した車両の1軸を示している。 車輪32は車軸33の両側に結合され,軸受33aによって回転自在に軸支さ れている。車軸33には大歯車34が嵌合固定され,大歯車34にはピニオン3 5が噛合っている。ピニオン35は電動機36の回転軸に結合されているので, 電動機36が駆動されると車輪32は電動機の回転速度に従い,ピニオン35と 大歯車34のギヤ比で定まる回転速度で回転する。 上述した電動機36には多出力速度発電機31が装着されている。上述したピ ニオン35と大歯車34のギヤ比は予め明確に把握されているので,電動機36 の回転速度から,車輪32の回転転速度及び回転方向等所望される情報を検出で きる。 多出力速度発電機は上述の装着例の他に大歯車34の凹凸を利用して大歯車の ギヤケース(図示せず)に装着される等の手段も取られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで,図4によって上述したような従来の多出力速度発電機の構造である と,構造寸法が大きく,図5に示したように電動機直接か,電動機から車輪軸に 回転力を伝達する大歯車のギヤケース等に装着せざるを得ないので下記に記すよ うな問題点が存在した。 装着するスペースが必要である。 脱着が困難である。 メンテナンスが困難である。 装着する周辺条件が限定される。 ギヤケースに装着した場合は潤滑油がかかって腐食しやすい。 従動車軸に装着ができない。 即ち,例えば従来の新幹線においては,各車両に駆動機構を分散配設していた が,技術力の進歩と経験によって付随車を連結することが可能になってきた。し かしながら,従来の多出力速度発電機では付随車に装着してこの車輪の回転情報 を得ることができないという問題点があった。 本考案は上記従来の問題点を解決して車輛の車軸に装着できる小型で所望の性 能を発揮できる多出力速度発電機を得ることを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案に基づく多出力速度発電機においては,所定 の直径を有し,円周全縁に所定ピッチと寸法で凹凸を形成した円盤を回転自在に 軸支した誘導子の外部に沿って上記誘導子に設けた凹凸のピッチと寸法に対応し た所定寸法の永久磁石を所定位置に配設し,該永久磁石の両側にコイルを嵌合し た磁極片を該コイルを前記誘導子に向けて装着し,各磁極片は誘導子に設けた凹 凸のピッチと寸法に対応して夫々にコイルを嵌合して所定間隔で2本の磁極を設 け,上記永久磁石左右夫々の各磁極片において2個の磁極に嵌合するコイルのう ち所定の1個における上記誘導子を回転することによって誘導出力する交流信号 の位相を基準にして,他のコイルから誘導出力される交流信号を90度の位相差 を有するように形成し,かつ,永久磁石左右夫々の磁極片に設けた各磁極に嵌合 するコイルのうち永久磁石左右の磁極片の磁極に嵌合する夫々1個づつのコイル 同士が上記誘導子を回転することによって誘導出力する交流信号の位相を相等し くなるように,各磁極の位置寸法を形成した。 この場合,上述した永久磁石左右夫々の磁極片に設けた各2個の磁極に嵌合す るコイルのうち左右夫々永久磁石に近接して設けられた2個のコイルから誘導出 力される交流信号が相互に90度の位相差を有するように形成することが望まし い。また,これに代え,永久磁石左右夫々の各1個で,誘導出力される交流信号 が相互に90度の位相差を有するコイル同士を直列接続して出力するようにする こともできる。さらに,上述した夫々のコイルまたは,直列接続したコイル組か ら誘導出力される交流信号の出力レベルを略等しくなるように,各コイルの巻数 を設定するのが望ましい。また,これに代え,夫々のコイルまたは,直列接続し たコイル組から誘導出力される交流信号の出力レベルを略等しくなるように,各 磁極の先端と誘導子凸部との距離を設定するようにしても良い。なお,上述した 多出力速度発電機は車軸端部に装着するのに最適である。
【0005】
【作用】
本考案における多出力速度発電機は上述のように構成したので,出力の所望す る位相差信号が得られる小型の多出力速度発電機が得られた。従って,下記のよ うな優れた作用が得られる。 従来に比べて50%程度小型に構成できるので狭いスペースに容易に装着でき る。従って,装着する周辺条件の限定事項が厳しくない。 メンテナンスが容易である。 永久磁石左右夫々の磁極片に設けた各2個の磁極に嵌合するコイルのうち左右 夫々90度の位相差を有する2個のコイルから誘導出力される交流信号を直列接 続して出力すると基準位相のコイルに対して225度(135度)の位相差信号 を出力できる。 永久磁石左右夫々の磁極片に設けた各2個の磁極に嵌合するコイルのうち左右 夫々90度の位相差を有する2個のコイルから誘導出力される交流信号を直列接 続して出力すると車輪の回転方向に影響されないで常に同一位相差の3組の交流 信号が得られる。 各コイル及びコイル組から得られる交流出力レベルを等しくなるように各コイ ルの巻数を設定した場合は信号処理回路や入力回路の構成が簡易にできる。 各コイル及びコイル組から得られる交流出力レベルを等しくなるように各磁極 と誘導子との距離を設定した場合は信号処理回路や入力回路の構成が簡易にでき る。 この多出力速度発電機は車軸端に装着できるので,車軸の両端に装着した場合 は6出力または12出力の多出力速度発電機として構成できる。 付随車の従動台車軸に装着した場合は,付随車の運転情報を得ることができる 。
【0006】
【実施例】
本考案に基づく多出力速度発電機の構成を,従来の技術において図4,図5を 参照して説明した構成に対応する例を,図1乃至図3を参照して説明する。 図2は図5に示した電気駆動車両の駆動機構図に対応し,同一の装置には同一 の符合を付している。 即ち,図2において,30は多出力速度発電機を装着した車両の1軸を示して いる。 車輪32は車軸33の両側に結合され,軸受33aによって回転自在に軸支さ れている。車軸33には大歯車34が嵌合固定され,大歯車34にはピニオン3 5が噛合っている。ピニオン35は電動機36の回転軸に結合されているので, 電動機36が駆動されると車輪32は電動機の回転速度に従い,ピニオン35と 大歯車34のギヤ比で定まる回転速度で回転する。 上述した車軸33の端部には本考案に基づく多出力速度発電機(以下発電機と 略称する)1が装着されている。 上述の説明では発電機1を駆動軸の一端に装着した例を説明したが,従動軸で あっても同様に装着できるのは当然である。また,車軸33の両端に計2個装着 すると,1個の発電機から3(またはその倍数)出力,計6(またはその倍数) 出力の所望される出力電圧の回転速度信号を得ることができる。
【0007】 次に,本考案の発電機の構造を発電部の要部を切り欠いて示した図1によって 説明する。 図1に示す発電機1において,1Aは回転速度を計測すべき回転体である車軸 (図示せず)に結合される誘導子の一部を示している。誘導子1Aの外縁には凸 部1A1と凹部1A2とが等間隔で交互に誘導子1Aの全周にわたって設けられ ている。 誘導子1Aの外縁には,発電部10が誘導子1Aに対向して固定されている。 図1においては,発電部1個の場合を示しているが,誘導子の寸法条件と本多 出力速度発電機を装着する対象機械の条件に対応して複数個の発電部を装着する ことが可能である。 発電部10には,ハウジング21の誘導子1A方向に永久磁石11が装着され ている。永久磁石11の誘導子1Aの回転方向両側には,磁極片12,13が夫 々装着されている。磁極片12,13には夫々,詳細を後述するように,誘導子 1A方向に4個の磁極12a,12b及び13a,13bが夫々形成されている 。 また,上記4個の各磁極12a,12b及び13a,13bには夫々所定巻数 のコイル14,15,16,17が嵌合されている。各コイルの巻数は例えば, コイル14と16の巻数は夫々1000ターン,コイル15と17の巻数は夫々 1400ターンであって,コイル15とコイル17とは直列に接続されている。 各コイル14,16及び直列接続されたコイル15と17の組はケーブル23か ら外部に接続可能に形成されている。 また,永久磁石11と各コイルはハウジング21とモールドカバー22によっ て覆われ,内部にはポリウレタンゴム等の適切なモールド材が充填されている。
【0008】 上述の構造において,図1の矢印R方向に誘導子1Aが回転すると,誘導子1 Aに設けた凸部1A1のピッチ及び寸法に対応して,上記各コイルには誘導子1 Aに設けた凸部1A1が通過する度に磁束が貫通するので起電力を発生する。従 って,各コイルからは誘導子1Aに設けた凸部1A1のピッチと誘導子1Aを装 着した回転軸の回転速度で定まる周波数の交流信号を出力する。 上述の動作において,コイル14からの出力交流信号e1を交流信号の基準と すると,コイル15からの出力交流信号e2は前記基準に対して90度遅れた位 相をもって発生するように,誘導子1Aの凸部1A1のピッチ及び寸法に対応し てコイル15が嵌合する磁極12bとコイル14が嵌合する磁極12aとの距離 を設定し加工している。 また,コイル14から出力される交流信号e1を基準として,コイル16から 出力される交流信号e3は前記基準交流信号e1に対して90度遅れた位相をも って発生するように,誘導子1Aの凸部1A1のピッチ及び寸法に対応してコイ ル16が嵌合する磁極13aとコイル14が嵌合する磁極12aとの距離を設定 し加工している。 また,コイル17から出力される交流信号e4は前記基準交流信号e1と同一 位相をもって発生するように,誘導子1Aの凸部1A1のピッチ及び寸法に対応 してコイル17が嵌合する磁極13bとコイル14が嵌合する磁極12aとの距 離を設定し加工している。 上述のごとく形成された条件でコイル15とコイル17を直列に接続すると, コイル15から出力される交流信号e2は前記基準交流信号e1に対して90度 遅れた位相をもって発生し,コイル17から出力される交流信号e4は前記基準 交流信号e1と同一位相をもって発生するので,交流信号e2と交流信号e4と が合成され,図3に示すように,基準交流信号e1に対して45度遅れた位相を もっているが巻線を逆に出力するように接続することによって,基準交流信号e 1に対して225度遅れた位相の交流信号として出力される。 即ち,コイル14から出力される交流信号e1を上記交流信号の基準とすると ,コイル16から出力される交流信号e3は前記基準に対して90度の位相差を もち,コイル15,17を直列接続したコイル組から出力される交流信号−(e 2+e4)は,前記基準に対して225度(135度)の位相差をもっている。 また,前述したように,コイル14とコイル16の巻数を各1000ターン, コイル15とコイル17の巻数を各1400ターンとしている。コイル14を嵌 合する磁極12aとコイル16を嵌合する磁極13aを貫通する各磁束は,各磁 極と永久磁石11との距離関係から,コイル15を嵌合する磁極12bとコイル 17を嵌合する磁極13bを貫通する各磁束よりも夫々大なので,上述した交流 信号e1,e3,−(e2+e4)のレベルは夫々略相等しい。
【0009】 上述のように誘導子1Aと各コイルとの位置関係を設定し加工しているので, 誘導子1Aが上述したように図1において矢印Rの方向に回転すると,コイル1 4から出力される交流信号e1を基準位相として,コイル16からは90度遅れ の交流信号e3が,コイル15とコイル17を直列に接続したコイル組からは2 25度遅れの交流信号−(e2+e4)が,夫々誘導子1Aの凸部1A1が通過 する周期で出力される。 上述とは逆に,誘導子1Aが図1において矢印Rの逆方向に回転すると,コイ ル16から出力される交流信号e3を基準位相として,コイル14からは90度 遅れの交流信号e1が,コイル15とコイル17を直列に接続したコイル組から は225度遅れの交流信号−(e2+e4)が,夫々誘導子1Aの凸部1A1が 通過する周期で出力される。
【0010】 上述の説明では,本考案に基づく多出力速度発電機の基本構成を示したもので あって,本技術思想を活かして適切に構成できることは勿論である。 例えば,コイル14とコイル16の巻数を1000ターン,コイル15とコイ ル17の巻数を1400ターンと記したが,各コイル及び直列接続したコイル組 から等しいレベルの交流信号が得られるように誘導子と各磁極との構造寸法に対 応して適切な巻数に設定すれば良い。 また,各コイル及び直列接続したコイル組から等しいレベルの交流信号が得ら れるように誘導子の凸部の先端と磁極の先端との間隔および/または形状を適切 に設定しても良く,このような形状,間隔と巻数の両方を適切に設定しても良い ことは当然である。 コイル15とコイル17を直列に接続して出力を得るように説明したが,必要 条件に対応して個別に出力するようにしても良い。また,その他の組合わせにし ても良く,同一コイルからトランス結合によって個別と加算出力の両方を出力す るようにしても良い。 また,コイル14とコイル17の出力を同一位相,コイル15とコイル16の 出力を同一位相に形成とし,夫々の位相差を90度としたが,各コイルの出力位 相関係は適切に組合わせて構成することができる。
【00011】
【考案の効果】 本考案における多出力速度発電機は上述のように構成し動作するようにしたの で,次に示すような優れた効果が得られた。 小型なので狭いスペースに容易に装着できる。 小型なので,装着する周辺条件の限定事項が厳しくない。 小型で装着する周辺条件の限定事項が厳しくないのでメンテナンスが容易であ る。 小型なので車軸に直接装着できる。従って,従動台車の車軸にも装着すること ができる。 車軸に直接装着できると,ギヤ比等を演算することなく,また,ギヤのバック ラッシュ等に影響されることなく,直接車輪の回転情報を正しく得ることができ る。また車軸両端に装着して1車軸から倍数の出力信号が得られる。 小型なので付随車の車軸にも装着することができる。従って,付随車の運転情 報を得ることができる。 各コイルとコイル組から得られる交流出力レベルを等しくした場合は,信号処 理回路や入力回路の構成が簡易にでき,所定のコイルを貫通する磁束量が所定関 係になるように磁極片の形状寸法を形成すると,この多出力速度発電機の加工製 造が容易にできる。 0度と90度の出力を直列接続することによって225度(135度)の位相 差信号を出力するようにしたので,3種類の位相差信号を出力するための磁極の 構造が簡単ですみ加工性,信頼性が向上できる。 0度と90度の出力を直列接続することによって225度(135度)の位相 差信号を出力するようにできるので,車輪の回転方向に影響されないで3組のコ イルから常に同一位相差の信号が得られる。また,車軸の左右に同一構造の多出 力速度発電機を装着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による多出力速度発電機の構成を発電部
の要部を切り欠いて示した正面図である。
【図2】本考案による多出力速度発電機を車軸に装着し
たときの状況を示す概要構成図である。
【図3】本考案による2個のコイル出力を直列接続した
場合の出力特性を説明するベクトル図である。
【図4】従来の多出力速度発電機の構成を示す概要構造
図である。
【図5】従来の多出力速度発電機を車軸に装着したとき
の状況を示す概要構成図である。
【符号の説明】
1:多出力速度発電機 1A:誘導子 10:発電部 11:永久磁石 12,13:磁極片 14,15,16,17:コイル

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の直径を有し,円周全縁に所定ピッ
    チと寸法で凹凸を形成した円盤を回転自在に軸支した誘
    導子の外縁に沿って上記誘導子に設けた凹凸のピッチと
    寸法に対応した所定の寸法の永久磁石を所定位置に配設
    し,該永久磁石の両側にコイルを嵌合した磁極片を該コ
    イルを前記誘導子に向けて装着し,該コイル出力信号に
    よって前記円盤の回転速度を検出するようにした多出力
    速度発電機において,前記各磁極片は誘導子に設けた凹
    凸のピッチと寸法に対応して所定の形状と寸法で夫々に
    コイルを嵌合した2本の磁極を設け,上記永久磁石左右
    夫々の各磁極片の磁極に嵌合装着する2個のコイルのう
    ち所定の1個から上記誘導子を回転することによって誘
    導出力する交流信号の位相を基準にして,他のコイルか
    ら誘導出力される交流信号を90度の位相差を有するよ
    うに誘導子の凹凸部と該コイルを嵌合する磁極との位置
    関係を形成し,かつ,永久磁石左右の磁極片の磁極に嵌
    合する夫々2個のコイルのうち,永久磁石左右の磁極片
    の磁極に嵌合する各1個づつのコイル同士から上記誘導
    子を回転することによって誘導出力する交流信号の位相
    を相等しくなるように,各磁極の位置寸法を形成したこ
    とを特徴とする多出力速度発電機。
  2. 【請求項2】 永久磁石左右夫々の磁極片に設けた各2
    個の磁極に嵌合するコイルのうち左右夫々永久磁石に近
    接して設けられた2個のコイルから誘導出力される交流
    信号が相互に90度の位相差を有するように形成した請
    求項1記載の多出力速度発電機。
  3. 【請求項3】 永久磁石左右夫々の各1個で,誘導出力
    される交流信号が相互に90度の位相差を有するコイル
    同士を直列接続して該加算された交流信号を出力するよ
    うにした請求項1または2のいずれかに記載の多出力速
    度発電機。
  4. 【請求項4】 夫々のコイルまたは直列接続したコイル
    組から誘導出力される交流信号の出力レベルを略等しく
    なるように,各コイルの巻数を設定した請求項1乃至3
    のいずれかに記載の多出力速度発電機。
  5. 【請求項5】 夫々のコイルまたは直列接続したコイル
    組から誘導出力される交流信号の出力レベルを略等しく
    なるように,各磁極の先端と誘導子凸部との距離を設定
    した請求項1乃至3のいずれかに記載の多出力速度発電
    機。
  6. 【請求項6】 上記多出力速度発電機を車軸端部に装着
    した請求項1乃至5のずれかに記載の多出力速度発電
    機。
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