JPH0578358A - 新規な化合物調整法及び精製法 - Google Patents
新規な化合物調整法及び精製法Info
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- JPH0578358A JPH0578358A JP3267284A JP26728491A JPH0578358A JP H0578358 A JPH0578358 A JP H0578358A JP 3267284 A JP3267284 A JP 3267284A JP 26728491 A JP26728491 A JP 26728491A JP H0578358 A JPH0578358 A JP H0578358A
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- JP
- Japan
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- compound
- chloropurine
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 6−クロロプリンを高収率で製造する方法お
よび高純度の6−クロロプリンに精製する方法を提供す
る。 【構成】 アセトニトリル等の有機溶媒中で、テトラエ
チルアンモニウムクロリドなどの相間移動触媒の存在
下、ヒポキサンチンにオキシ塩化リンなどの塩素化剤を
作用させて、6−クロロプリンを製造する方法。およ
び、不純物を含む6−クロロプリンを水酸化ナトリウム
などのアルカリ溶液に溶解し、不溶解分を活性炭処理及
び瀘過操作により取り除き、その瀘液を酸で中和するこ
とによって生じる中和塩の塩析効果を利用して、6−ク
ロロプリンを得ることを特徴とする6−クロロプリンの
精製方法。
よび高純度の6−クロロプリンに精製する方法を提供す
る。 【構成】 アセトニトリル等の有機溶媒中で、テトラエ
チルアンモニウムクロリドなどの相間移動触媒の存在
下、ヒポキサンチンにオキシ塩化リンなどの塩素化剤を
作用させて、6−クロロプリンを製造する方法。およ
び、不純物を含む6−クロロプリンを水酸化ナトリウム
などのアルカリ溶液に溶解し、不溶解分を活性炭処理及
び瀘過操作により取り除き、その瀘液を酸で中和するこ
とによって生じる中和塩の塩析効果を利用して、6−ク
ロロプリンを得ることを特徴とする6−クロロプリンの
精製方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬品およびその原料
を製造する際に、有用中間体として使用される化合物の
新規な製造法および精製法に関する。
を製造する際に、有用中間体として使用される化合物の
新規な製造法および精製法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】式
[I] で表される化合物である6-クロロプリンは、例えば特開
平2-308797号公報に記載される如く、プリンヌクレオシ
ド類似化合物の製造に有用な中間体である。
[I] で表される化合物である6-クロロプリンは、例えば特開
平2-308797号公報に記載される如く、プリンヌクレオシ
ド類似化合物の製造に有用な中間体である。
【0003】式[II] で表されるプリンの6位を直接塩素化する方法はいくつ
か知られている。(Aaron Bendich ら J.Org.Chem., 19
6073(1954) ,及び R.Marumoto ら Chem.Pharm. Bul
l., 24 2624(1976) 参照)
か知られている。(Aaron Bendich ら J.Org.Chem., 19
6073(1954) ,及び R.Marumoto ら Chem.Pharm. Bul
l., 24 2624(1976) 参照)
【0004】しかし、以前の方法は何れも反応自体及び
反応終了後の精製過程で難点があり、そのため収率が低
いものとなっていた。
反応終了後の精製過程で難点があり、そのため収率が低
いものとなっていた。
【0005】例えば、ベンディッヒ (Bendich)らの方法
は、式[II]で表される化合物をクロロホルム中DMF
(ジメチルホルムアミド)−SOCl2 (チオニルクロ
ライド)を塩素化剤として反応させるものであるが、反
応終了後、未反応のチオニルクロライドやジメチルホル
ムアミドを、減圧留去しなければならない。このため、
強力な加熱減圧装置を必要とし、実験操作が煩雑であ
る。また、この減圧留去の段階での加熱のために、反応
生成物である式[I]で表される化合物(すなわち、6-
クロロプリン)が、分解などの副反応を起こし、収率が
減少する傾向にあった。
は、式[II]で表される化合物をクロロホルム中DMF
(ジメチルホルムアミド)−SOCl2 (チオニルクロ
ライド)を塩素化剤として反応させるものであるが、反
応終了後、未反応のチオニルクロライドやジメチルホル
ムアミドを、減圧留去しなければならない。このため、
強力な加熱減圧装置を必要とし、実験操作が煩雑であ
る。また、この減圧留去の段階での加熱のために、反応
生成物である式[I]で表される化合物(すなわち、6-
クロロプリン)が、分解などの副反応を起こし、収率が
減少する傾向にあった。
【0006】また、マルモト(Marumoto)らの方法で
は、塩素化剤として、オキシ塩化リンを用いているが、
この方法においても溶媒として用いているN,N−ジメ
チルアニリンを減圧留去しなければならず、この点が煩
雑かつ収率低下の原因であった。
は、塩素化剤として、オキシ塩化リンを用いているが、
この方法においても溶媒として用いているN,N−ジメ
チルアニリンを減圧留去しなければならず、この点が煩
雑かつ収率低下の原因であった。
【0007】テトラ置換塩化アンモニウムなどの、相間
移動触媒を用いた反応の従来の例としては、グアニンを
原料として6-クロログアニンを合成している、 M.L.Her
nden(エム・エル・ハーンデン)らの報告がある(特開
昭 61-227583)。ただし、彼らの目的は、6-クロログア
ニンを合成することであって、本発明が開示している6-
クロロプリンの合成法ではない。また、本発明の6-クロ
ロプリンとハーンデン(Hernden)らの6-クロログアニン
とは、反応副生成物の発生状態や化合物自体(すなわ
ち、6-クロロプリンや6-クロログアニン)の、水や各種
有機溶媒に対する溶解性などが著しく異なっている。従
って、ハーンデン (Hernden)らの報告より、本発明が開
示している6-クロロプリンの新規合成法が、容易に類推
されることは無い。事実、ハーンデン (Hernden)らの方
法をそのまま6-クロロプリンに応用しても、目的物は容
易に得られない。
移動触媒を用いた反応の従来の例としては、グアニンを
原料として6-クロログアニンを合成している、 M.L.Her
nden(エム・エル・ハーンデン)らの報告がある(特開
昭 61-227583)。ただし、彼らの目的は、6-クロログア
ニンを合成することであって、本発明が開示している6-
クロロプリンの合成法ではない。また、本発明の6-クロ
ロプリンとハーンデン(Hernden)らの6-クロログアニン
とは、反応副生成物の発生状態や化合物自体(すなわ
ち、6-クロロプリンや6-クロログアニン)の、水や各種
有機溶媒に対する溶解性などが著しく異なっている。従
って、ハーンデン (Hernden)らの報告より、本発明が開
示している6-クロロプリンの新規合成法が、容易に類推
されることは無い。事実、ハーンデン (Hernden)らの方
法をそのまま6-クロロプリンに応用しても、目的物は容
易に得られない。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】式[I]の化合
物を高収量で、しかも一段階で、かつ過剰の塩素化剤を
減圧留去する必要のない簡便な方法を見いだし、それに
より、反応溶媒などの煩雑な蒸留操作などを避けること
が可能となった。
物を高収量で、しかも一段階で、かつ過剰の塩素化剤を
減圧留去する必要のない簡便な方法を見いだし、それに
より、反応溶媒などの煩雑な蒸留操作などを避けること
が可能となった。
【0009】すなわち本発明によれば、前述の式[II]
で示される化合物と塩素化剤とを塩化物イオンを含む相
間移動触媒の存在下反応させることにより、前述の式
[I]で示される化合物を高収量で容易に製造する方法
が提供される。
で示される化合物と塩素化剤とを塩化物イオンを含む相
間移動触媒の存在下反応させることにより、前述の式
[I]で示される化合物を高収量で容易に製造する方法
が提供される。
【0010】反応は好ましくは、極性不活性有機溶媒、
例えば、アセトニトリル,テトラヒドロフラン,ジオキ
サン,ニトロメタン,ジグリム,またはジメトキシエタ
ン中で行なわれる。この中では、特に、アセトニトリル
が好ましい。
例えば、アセトニトリル,テトラヒドロフラン,ジオキ
サン,ニトロメタン,ジグリム,またはジメトキシエタ
ン中で行なわれる。この中では、特に、アセトニトリル
が好ましい。
【0011】適当な相間移動触媒は、テトラ置換塩化ア
ンモニウムを含む。アンモニウム置換基の例は、C2-12
アルキル、通常C2-4 アルキル、又はフェニル,ベンジ
ル等芳香族性の官能基を含む。他に、テトラ置換塩化ホ
スホニウムなどの相間移動触媒も、用いることが出来
る。最も適当であるのは、テトラエチルアンモニウムク
ロリドを相間移動触媒として用いる方法である。相間移
動触媒は、好ましくは、式[I]で示される化合物に対
して、1〜6モル当量の量で存在し、特に好ましくは1
〜 1.5当量である。
ンモニウムを含む。アンモニウム置換基の例は、C2-12
アルキル、通常C2-4 アルキル、又はフェニル,ベンジ
ル等芳香族性の官能基を含む。他に、テトラ置換塩化ホ
スホニウムなどの相間移動触媒も、用いることが出来
る。最も適当であるのは、テトラエチルアンモニウムク
ロリドを相間移動触媒として用いる方法である。相間移
動触媒は、好ましくは、式[I]で示される化合物に対
して、1〜6モル当量の量で存在し、特に好ましくは1
〜 1.5当量である。
【0012】好ましい塩素化剤は、オキシ塩化剤であ
る。好ましい塩素化剤の量は、式[II]で示される化合
物の2〜10モル当量であり、特に3〜6モル当量で存在
するのが、好ましい。
る。好ましい塩素化剤の量は、式[II]で示される化合
物の2〜10モル当量であり、特に3〜6モル当量で存在
するのが、好ましい。
【0013】反応は、弱塩基性有機化合物の存在下行な
うことができる。弱塩基性有機化合物としては三級アミ
ノのなどが好ましく、例えば、N,N−ジメチルアニリ
ンの存在下に反応を行なうことが出来る。塩基は、通常
式[II]の化合物に対して、1〜6モル当量との量で存
在し、最も好ましいのは、 1.0〜 1.2当量である。
うことができる。弱塩基性有機化合物としては三級アミ
ノのなどが好ましく、例えば、N,N−ジメチルアニリ
ンの存在下に反応を行なうことが出来る。塩基は、通常
式[II]の化合物に対して、1〜6モル当量との量で存
在し、最も好ましいのは、 1.0〜 1.2当量である。
【0014】ただし、アセトニトリルを反応溶媒として
用いる時、弱塩基性有機化合物の添加は反応時間の短縮
等に効果を上げる場合も有るが、必ずしも必要でない。
用いる時、弱塩基性有機化合物の添加は反応時間の短縮
等に効果を上げる場合も有るが、必ずしも必要でない。
【0015】また、小量の水を添加することにより、反
応を触媒させることが出来る。
応を触媒させることが出来る。
【0016】反応を行なう際の温度は、30〜 120℃の温
度範囲で行なわれるのが好ましい。さらに好ましくは、
60〜 100℃で行なわれるのが良い。最も適当な条件とし
て、反応を温和な還流条件下で行なうことが出来る。ま
たさらに、60〜70℃の温度範囲で超音波処理をすると、
反応は良好に進行する。
度範囲で行なわれるのが好ましい。さらに好ましくは、
60〜 100℃で行なわれるのが良い。最も適当な条件とし
て、反応を温和な還流条件下で行なうことが出来る。ま
たさらに、60〜70℃の温度範囲で超音波処理をすると、
反応は良好に進行する。
【0017】反応時間は、好ましくは 0.5〜30時間で行
なわせる。特に好ましくは、 1.0〜 6.0時間で有るが、
ジメチルアニリンなどの塩基を反応系内に添加している
場合には 0.5時間以内でも反応が終了する場合がある。
なわせる。特に好ましくは、 1.0〜 6.0時間で有るが、
ジメチルアニリンなどの塩基を反応系内に添加している
場合には 0.5時間以内でも反応が終了する場合がある。
【0018】以上述べてきた反応は、それが式[I]で
示される化合物の大量生産に適しているため特に有利で
ある。
示される化合物の大量生産に適しているため特に有利で
ある。
【0019】
【実施例】以下の実施例は、本発明をより詳細に説明す
るものであるが、本発明を制限するものではない。
るものであるが、本発明を制限するものではない。
【0020】(実施例1) 6-クロロプリンの合成方法
(方法A) 還流装置(ジムロート等)をつけた5Lの三口フラスコ
に、ヒポキサンチン204g(1.5mol),テトラエチルア
ンモニウムクロライド 373g (2.25mol),アセトニトリ
ル 3.0Lを加えて攪拌する。そこへゆっくりと攪拌をし
ながら、オキシ塩化リン 875mlを慎重に加える。内部温
度を還流するまで上昇させ、そのまま2時間攪拌し反応
させる。2時間後、室温まで戻した後、吸引濾過により
固形分(ケーキ)を濾取する。こうして得られた固形分
を、水酸化ナトリウトム( 300g)水溶液(2L)の中
に加えて溶解する。これに活性炭 100mlを加えて処理し
た後、濾過し、その濾液を濃塩酸で直接中和する。反応
液のpHが8付近になると、反応液に溶解していた6-ク
ロロプリンが析出してくる。
(方法A) 還流装置(ジムロート等)をつけた5Lの三口フラスコ
に、ヒポキサンチン204g(1.5mol),テトラエチルア
ンモニウムクロライド 373g (2.25mol),アセトニトリ
ル 3.0Lを加えて攪拌する。そこへゆっくりと攪拌をし
ながら、オキシ塩化リン 875mlを慎重に加える。内部温
度を還流するまで上昇させ、そのまま2時間攪拌し反応
させる。2時間後、室温まで戻した後、吸引濾過により
固形分(ケーキ)を濾取する。こうして得られた固形分
を、水酸化ナトリウトム( 300g)水溶液(2L)の中
に加えて溶解する。これに活性炭 100mlを加えて処理し
た後、濾過し、その濾液を濃塩酸で直接中和する。反応
液のpHが8付近になると、反応液に溶解していた6-ク
ロロプリンが析出してくる。
【0021】この固形分を濾過により集めて、冷水で洗
浄した後、得られたケーキ分を送風乾燥(60℃,1日)
する。 収率 213.2g (1.38mol) 92%
浄した後、得られたケーキ分を送風乾燥(60℃,1日)
する。 収率 213.2g (1.38mol) 92%
【0022】こうして得られた、6-クロロプリンは従来
の方法では得られないほど色が良く(純白色)かつ純度
が高い。(99%以上,HPLC)
の方法では得られないほど色が良く(純白色)かつ純度
が高い。(99%以上,HPLC)
【0023】(実施例2) 6-クロロプリンの合成方法
(方法B) 実施例1において還流下で2時間反応させるとあるを、
そのかわりに60℃で4時間超音波処理を行なった。それ
以外は、実施例に示したのと同様の方法で行なった。 収率 150.6g(0.974mol) 65%
(方法B) 実施例1において還流下で2時間反応させるとあるを、
そのかわりに60℃で4時間超音波処理を行なった。それ
以外は、実施例に示したのと同様の方法で行なった。 収率 150.6g(0.974mol) 65%
【0024】(実施例3) 6-クロロプリンの合成方法
(方法C) 実施例1において示された方法に、還流下で2時間反応
させるとあるを、そのかわりに反応助剤として、N,N
−ジメチルアニリンを1.5mol加え、還流下30分反応させ
た。それ以外は、実施例に示したのと同様の方法で行な
った。 収率 139.0g(0.899mol) 60%
(方法C) 実施例1において示された方法に、還流下で2時間反応
させるとあるを、そのかわりに反応助剤として、N,N
−ジメチルアニリンを1.5mol加え、還流下30分反応させ
た。それ以外は、実施例に示したのと同様の方法で行な
った。 収率 139.0g(0.899mol) 60%
【0025】(実施例4) 6-クロロプリンを用いた抗
ウイルス剤合成 実施例1において示された方法で合成した、純度の高い
6-クロロプリン( 7.0mmol)と、2',3'-ジデオキシウリ
ジン (7.0mmol)を原料として用い、大腸菌(Eecherichi
a coli)を用いて、塩基交換反応により、抗レトロウイ
ルス剤である6-クロロプリン-9- B- D-2',3'- ジデオ
キシリボフラノシドを合成した。 収率 56% 詳細は、特開平2-308797号公報に開示されている方法に
従った。
ウイルス剤合成 実施例1において示された方法で合成した、純度の高い
6-クロロプリン( 7.0mmol)と、2',3'-ジデオキシウリ
ジン (7.0mmol)を原料として用い、大腸菌(Eecherichi
a coli)を用いて、塩基交換反応により、抗レトロウイ
ルス剤である6-クロロプリン-9- B- D-2',3'- ジデオ
キシリボフラノシドを合成した。 収率 56% 詳細は、特開平2-308797号公報に開示されている方法に
従った。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、抗ウイルス剤や抗癌剤、あるいは抗生物質、さらに
免疫抑制剤などの医薬品合成の有用な中間体となる、6-
クロロプリンが、一段階でかつ、高純度・高収率で得る
ことが出来、極めて有用である。
ば、抗ウイルス剤や抗癌剤、あるいは抗生物質、さらに
免疫抑制剤などの医薬品合成の有用な中間体となる、6-
クロロプリンが、一段階でかつ、高純度・高収率で得る
ことが出来、極めて有用である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】反応は、弱塩基性有機化合物の存在下行な
うことができる。弱塩基性有機化合物としては三級アミ
ンなどが好ましく、例えば、N,N−ジメチルアニリン
の存在下に反応を行なうことが出来る。塩基は、通常式
[11]の化合物に対して、1〜6モル当量の量で存在
し、最も好ましいのは、1.0〜1.2当量である。
うことができる。弱塩基性有機化合物としては三級アミ
ンなどが好ましく、例えば、N,N−ジメチルアニリン
の存在下に反応を行なうことが出来る。塩基は、通常式
[11]の化合物に対して、1〜6モル当量の量で存在
し、最も好ましいのは、1.0〜1.2当量である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】(実施例4) 6−クロロプリンを用いた
抗ウイルス剤合成 実施例1において示された方法で合成した、純度の高い
6−クロロプリン(7.0mmol)と、2′、3′−
ジデオキシウリジン(7・0mmol)を原料として用
い、大腸菌(Escherichia coli)を用
いて、塩基交換反応により、抗レトロウイルス剤である
6−クロロプリン−9−β−D−2′、3′−ジデオキ
シリボフラノシドを合成した。 収率 56% 詳細は、特開平2−308797号公報に開示されてい
る方法に従った。
抗ウイルス剤合成 実施例1において示された方法で合成した、純度の高い
6−クロロプリン(7.0mmol)と、2′、3′−
ジデオキシウリジン(7・0mmol)を原料として用
い、大腸菌(Escherichia coli)を用
いて、塩基交換反応により、抗レトロウイルス剤である
6−クロロプリン−9−β−D−2′、3′−ジデオキ
シリボフラノシドを合成した。 収率 56% 詳細は、特開平2−308797号公報に開示されてい
る方法に従った。
Claims (17)
- 【請求項1】 式[II] で表される化合物と、塩素化剤とを、塩化物イオンを含
む相間移動触媒の存在下で反応させることにより、式
[I]で表される化合物を製造する方法。 - 【請求項2】 塩素化剤がオキシ塩化リンである、請求
項1記載の方法。 - 【請求項3】 塩素化剤が、式[II]の化合物の1〜10
モル当量の量で存在する、請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】 相間移動触媒が、テトラ置換アンモニウ
ムである、請求項1,2又は3記載の方法。 - 【請求項5】 テトラ置換アンモニウムが、テトラC
2-4 アルキルアンモニウムクロリドである請求項4記載
の方法。 - 【請求項6】 テトラC2-4 アルキルアンモニウムクロ
リドが、テトラエチルアンモニウムクロリドである請求
項5記載の方法。 - 【請求項7】 相間移動触媒が、1〜6当量の量で存在
する、請求項1〜6の何れか1項記載の方法。 - 【請求項8】 式[II]の化合物の反応が、アセトニト
リル溶媒中で行なわれる、請求項1〜7にいずれか1項
記載の方法。 - 【請求項9】 実施例に関して、主として記載された、
請求項1記載の式[I]の化合物を製造する方法。 - 【請求項10】 不純物を含む式[I]で示される化合
物をアルカリに溶解し、不溶解分を濾過操作により除去
した後、酸で中和して式[I]で示される化合物を析出
させることを特徴とする、化合物[I]の製造方法。 - 【請求項11】 濾過操作の前に活性炭処理を行なうこ
とを特徴とする、請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 アルカリが水酸化ナトリウム水溶液で
ある、請求項10記載の方法。 - 【請求項13】 酸が、濃塩酸または塩酸水溶液であ
る、請求項10記載の方法。 - 【請求項14】 濃い水酸化ナトリウトム水溶液に、不
純物を含む式[I]で示される化合物を溶解し濃い塩酸
で中和することにより生じる濃い塩化ナトリウムの塩析
効果により、式[I]で表される化合物を析出させ精製
することを特徴とする、請求項10記載の方法。 - 【請求項15】 実施例に関して記載された、請求項10
記載の方法。 - 【請求項16】 請求項1〜15のいずれか1項記載の方
法により製造される、請求項1記載の式[I]で表され
る化合物を製造又は精製する方法。 - 【請求項17】 請求項1〜15のいずれか1項記載の方
法によって、製造または精製される、請求項1記載の式
[I]の化合物から製造されるプリンヌクレオシドアナ
ログ抗ウイルス剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3267284A JPH0578358A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 新規な化合物調整法及び精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3267284A JPH0578358A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 新規な化合物調整法及び精製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0578358A true JPH0578358A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17442696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3267284A Pending JPH0578358A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 新規な化合物調整法及び精製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0578358A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107629054A (zh) * | 2016-07-18 | 2018-01-26 | 苏州赛乐生物科技有限公司 | 一种6‑溴嘌呤的合成方法 |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP3267284A patent/JPH0578358A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107629054A (zh) * | 2016-07-18 | 2018-01-26 | 苏州赛乐生物科技有限公司 | 一种6‑溴嘌呤的合成方法 |
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