JPH0578551B2 - - Google Patents
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- JPH0578551B2 JPH0578551B2 JP10885585A JP10885585A JPH0578551B2 JP H0578551 B2 JPH0578551 B2 JP H0578551B2 JP 10885585 A JP10885585 A JP 10885585A JP 10885585 A JP10885585 A JP 10885585A JP H0578551 B2 JPH0578551 B2 JP H0578551B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dihydro
- benzopyran
- formula
- methyl
- compound
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はクロマン骨格を有する新規な化合物及
びこれを有効成分とする利胆剤に関する。 〔従来の技術〕 従来、クロマン骨格を有する化合物の中にはい
くつかの薬理作用を有する化合物があることが見
出されている。例えば、2,2,5,7,8−ペ
ンタメチル−6−(2−グアニジノエトキシ)ク
ロマンは血圧降下作用を有しており〔Cesk.
Farm.、29巻5号125頁(1980年)参照〕、また2
−(N,N−ジメチルアミノ)エチル2−(2,
2,5,7,8−ペンタメチル−6−クロマニル
オキシ)イソブチレート、2−(2,2,5,7,
8−ペンタメチル−6−クロマニルオキシ)イソ
ブチルニコチネートなどはコレステロール低下作
用を有している(特開昭55−94382号公報参照)。
さらにクロマン骨格を有するビタミンEは生体内
における種々の生理作用に関与していることが知
られている。 利胆剤としてデヒドロコール酸、ウルソデオキ
シコール酸、シクロブチロールなど数多くのもの
が臨床に供せられているが、これら利胆剤として
使用されている化合物のなかにはクロマン骨格を
有するものはない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記のとおり利胆剤として数多くのものが臨床
に供せられているが、臨床に供せられている利胆
剤よりも効力の強い、持続性のある、しかも安全
性の高い利胆剤の開発が望まれているのが現状で
ある。 しかして、本発明の目的の1つは、優れた利胆
作用を有し、かつ安全性の高い、しかも従来肝臓
からの胆汁分泌を促す作用又は十二指腸内への胆
汁排出を促進する作用があると報告されている化
合物とは構造が著しく異なるクロマン骨格を有す
る新規な化合物を提供するにある。また本発明の
他の目的は該新規な化合物の利胆剤としての用途
を提供するにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明によれば、上記の目的は、一般式
びこれを有効成分とする利胆剤に関する。 〔従来の技術〕 従来、クロマン骨格を有する化合物の中にはい
くつかの薬理作用を有する化合物があることが見
出されている。例えば、2,2,5,7,8−ペ
ンタメチル−6−(2−グアニジノエトキシ)ク
ロマンは血圧降下作用を有しており〔Cesk.
Farm.、29巻5号125頁(1980年)参照〕、また2
−(N,N−ジメチルアミノ)エチル2−(2,
2,5,7,8−ペンタメチル−6−クロマニル
オキシ)イソブチレート、2−(2,2,5,7,
8−ペンタメチル−6−クロマニルオキシ)イソ
ブチルニコチネートなどはコレステロール低下作
用を有している(特開昭55−94382号公報参照)。
さらにクロマン骨格を有するビタミンEは生体内
における種々の生理作用に関与していることが知
られている。 利胆剤としてデヒドロコール酸、ウルソデオキ
シコール酸、シクロブチロールなど数多くのもの
が臨床に供せられているが、これら利胆剤として
使用されている化合物のなかにはクロマン骨格を
有するものはない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記のとおり利胆剤として数多くのものが臨床
に供せられているが、臨床に供せられている利胆
剤よりも効力の強い、持続性のある、しかも安全
性の高い利胆剤の開発が望まれているのが現状で
ある。 しかして、本発明の目的の1つは、優れた利胆
作用を有し、かつ安全性の高い、しかも従来肝臓
からの胆汁分泌を促す作用又は十二指腸内への胆
汁排出を促進する作用があると報告されている化
合物とは構造が著しく異なるクロマン骨格を有す
る新規な化合物を提供するにある。また本発明の
他の目的は該新規な化合物の利胆剤としての用途
を提供するにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明によれば、上記の目的は、一般式
【化】
(式中R1は水素原子、ハロゲン原子又は低級ア
ルキル基を表わし、R2、R3及びR4はそれぞれ水
素原子又はヒドロキシル基を表わし、nは0、1
又は2の整数を表わす) で示される3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾピラ
ン誘導体(以下、これを3,4−ジヒドロ−2H
−ベンゾピラン誘導体()と称することがあ
る)を提供することによつて達成され、また該
3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾピラン誘導体
()を有効成分とする利胆剤を提供することに
よつて達成される。 上記一般式()中、R1が表わすハロゲン原
子としては塩素原子、臭素原子、フツ素原子、ヨ
ウ素原子などが挙げられ、また低級アルキル基と
してはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基などが挙げられる。 一般式()で示される3,4−ジヒドロ−
2H−ベンゾピラン誘導体の代表例として次の化
合物を挙げることができる。 3,4−ジヒドロ−2−(2−ヒドロキシエチ
ル)−2−メチル−2H−ベンゾピラン−5−オー
ル〔化合物(1)〕
ルキル基を表わし、R2、R3及びR4はそれぞれ水
素原子又はヒドロキシル基を表わし、nは0、1
又は2の整数を表わす) で示される3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾピラ
ン誘導体(以下、これを3,4−ジヒドロ−2H
−ベンゾピラン誘導体()と称することがあ
る)を提供することによつて達成され、また該
3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾピラン誘導体
()を有効成分とする利胆剤を提供することに
よつて達成される。 上記一般式()中、R1が表わすハロゲン原
子としては塩素原子、臭素原子、フツ素原子、ヨ
ウ素原子などが挙げられ、また低級アルキル基と
してはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基などが挙げられる。 一般式()で示される3,4−ジヒドロ−
2H−ベンゾピラン誘導体の代表例として次の化
合物を挙げることができる。 3,4−ジヒドロ−2−(2−ヒドロキシエチ
ル)−2−メチル−2H−ベンゾピラン−5−オー
ル〔化合物(1)〕
【式】
3,4−ジヒドロ−2−(2−ヒドロキシエチ
ル)−2−メチル−2H−ベンゾピラン−7−オー
ル〔化合物(2)〕
ル)−2−メチル−2H−ベンゾピラン−7−オー
ル〔化合物(2)〕
【式】
3,4−ジヒドロ−2−(2−ヒドロキシエチ
ル)−2−メチル−2H−ベンゾピラン−8−オー
ル〔化合物(3)〕
ル)−2−メチル−2H−ベンゾピラン−8−オー
ル〔化合物(3)〕
【式】
6−クロル−3,4−ジヒドロ−2−(2−ヒ
ドロキシエチル)−2−メチル−2H−ベンゾピラ
ン〔化合物(4)〕
ドロキシエチル)−2−メチル−2H−ベンゾピラ
ン〔化合物(4)〕
【式】
3,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−2−
(2−ヒドロキシエチル)−2H−ベンゾピラン
〔化合物(5)〕
(2−ヒドロキシエチル)−2H−ベンゾピラン
〔化合物(5)〕
【式】
3,4−ジヒドロ−2−ヒドロキシメチル−2
−メチル−2H−ベンゾピラン−7−オール〔化
合物(6)〕
−メチル−2H−ベンゾピラン−7−オール〔化
合物(6)〕
【式】
3,4−ジヒドロ−2−(3−ヒドロキシプロ
ピル)−2−メチル−2H−ベンゾピラン−7−オ
ール〔化合物(7)〕
ピル)−2−メチル−2H−ベンゾピラン−7−オ
ール〔化合物(7)〕
【式】
6−クロル−3,4−ジヒドロ−2−(2−ヒ
ドロキシエチル)−2−メチル−2H−ベンゾピラ
ン−7−オール〔化合物(8)〕
ドロキシエチル)−2−メチル−2H−ベンゾピラ
ン−7−オール〔化合物(8)〕
【式】
3,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−2−
(2−ヒドロキシエチル)−2H−ベンゾピラン−
7−オール〔化合物(9)〕
(2−ヒドロキシエチル)−2H−ベンゾピラン−
7−オール〔化合物(9)〕
【式】
3,4−ジヒドロ−2−(2−ヒドロキシエチ
ル)−2−メチル−2H−ベンゾピラン〔化合物
(10)〕
ル)−2−メチル−2H−ベンゾピラン〔化合物
(10)〕
【式】
一般式()で示される3,4−ジヒドロ−
2H−ベンゾピラン誘導体のうち、該一般式()
においてR2がヒドロキシル基である3,4−ジ
ヒドロ−2H−ベンゾピラン誘導体は例えば次の
方法により製造することができる。
2H−ベンゾピラン誘導体のうち、該一般式()
においてR2がヒドロキシル基である3,4−ジ
ヒドロ−2H−ベンゾピラン誘導体は例えば次の
方法により製造することができる。
【化】
【化】
【式】
(上記式中、Buはn−ブチル基を表わし、Xは
ハロゲン原子を表わし、R1、R3、R4及びnは前
記定義のとおりである) すなわち、レゾルシンジメチルエーテル又はそ
の誘導体に0.9〜1.1モル当量のn−ブチルリチウ
ムをヘキサン、ジエチルエーテルなどの不活性溶
媒中、0.9〜1.2モル当量のN,N,N′,N′−テト
ラメチルエチレンジアミンの存在下に−40℃〜室
温で作用させたのち、一般式()で示されるア
リルハライドを反応させることにより一般式
()で示される置換レゾルシンジメチルエーテ
ルを得ることができる。次いで、該置換レゾルシ
ンジメチルエーテルに2.0〜2.4モル当量の三臭化
ホウ素を塩化メチレン、1,2−ジクロルエタン
などの不活性溶媒中、−70℃〜室温で作用させ、
必要に応じ得られた粗生成物をN,N−ジメチル
ホルムアミド中、1〜5モル当量の酢酸カリウム
又は酢酸ナトリウムの存在下に加熱したのち、エ
タノール中水酸化ナトリウムで加水分解し、次い
で中和することにより一般式(a)で示される
5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベン
ゾピラン誘導体を製造することができる。 また一般式()においてR2が水素原子であ
る3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾピラン誘導体
は、該式中のnの値によりそれぞれ次に示す方法
により製造することができる。 nが0の場合
ハロゲン原子を表わし、R1、R3、R4及びnは前
記定義のとおりである) すなわち、レゾルシンジメチルエーテル又はそ
の誘導体に0.9〜1.1モル当量のn−ブチルリチウ
ムをヘキサン、ジエチルエーテルなどの不活性溶
媒中、0.9〜1.2モル当量のN,N,N′,N′−テト
ラメチルエチレンジアミンの存在下に−40℃〜室
温で作用させたのち、一般式()で示されるア
リルハライドを反応させることにより一般式
()で示される置換レゾルシンジメチルエーテ
ルを得ることができる。次いで、該置換レゾルシ
ンジメチルエーテルに2.0〜2.4モル当量の三臭化
ホウ素を塩化メチレン、1,2−ジクロルエタン
などの不活性溶媒中、−70℃〜室温で作用させ、
必要に応じ得られた粗生成物をN,N−ジメチル
ホルムアミド中、1〜5モル当量の酢酸カリウム
又は酢酸ナトリウムの存在下に加熱したのち、エ
タノール中水酸化ナトリウムで加水分解し、次い
で中和することにより一般式(a)で示される
5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベン
ゾピラン誘導体を製造することができる。 また一般式()においてR2が水素原子であ
る3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾピラン誘導体
は、該式中のnの値によりそれぞれ次に示す方法
により製造することができる。 nが0の場合
【化】
【化】
(上記式中、R1、R3及びR4は前記定義のとおり
である) 一般式()で示されるフエノール又はその誘
導体から公知の方法に従つて一般式()で示さ
れるカルボン酸を得る(特開昭49−88877号公報
参照)。次に、一般式()で示されるカルボン
酸を該カルボン酸に対して1.0〜2.0モル当量の水
素化リチウムアルミニウムのテトラヒドロフラン
懸濁液に、テトラヒドロフラン加熱還流下に滴下
し、次いで冷却しつつ水及び希塩酸を加えたの
ち、塩化メチレンで抽出することにより対応する
一般式(b)で示される3,4−ジヒドロ−
2H−ベンゾピラン誘導体を製造することができ
る。 nが1の場合
である) 一般式()で示されるフエノール又はその誘
導体から公知の方法に従つて一般式()で示さ
れるカルボン酸を得る(特開昭49−88877号公報
参照)。次に、一般式()で示されるカルボン
酸を該カルボン酸に対して1.0〜2.0モル当量の水
素化リチウムアルミニウムのテトラヒドロフラン
懸濁液に、テトラヒドロフラン加熱還流下に滴下
し、次いで冷却しつつ水及び希塩酸を加えたの
ち、塩化メチレンで抽出することにより対応する
一般式(b)で示される3,4−ジヒドロ−
2H−ベンゾピラン誘導体を製造することができ
る。 nが1の場合
【化】
(上記式中、R1、R3及びR4は前記定義のとおり
である) 一般式()で示されるフエノール又はその誘
導体と該フエノール又はその誘導体に対して0.01
〜1.2モル当量の塩化アルミニウム、三フツ化ホ
ウ素などのルイス酸とをジクロルメタン、1,2
−ジクロルエタン、ジオキサンなどの不活性溶媒
に懸濁させ、この懸濁液に該フエノール又はその
誘導体に対し1.0〜1.2モル当量の3−メチル−2
−ペンテル−1,5−ジオール、5,6−ジヒド
ロ−4−メチル−2H−ピラン又は酢酸5−クロ
ル−3−メチル−3−ペンテニルを室温〜100℃
の温度で、好ましくは40〜80℃に加熱下に反応さ
せることにより対応する一般式(c)で示され
る3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾピラン誘導体
を製造することができる(特開昭56−145282号公
報、特開昭58−201775号公報及び特開昭58−
219178号公報参照)。 nが2の場合
である) 一般式()で示されるフエノール又はその誘
導体と該フエノール又はその誘導体に対して0.01
〜1.2モル当量の塩化アルミニウム、三フツ化ホ
ウ素などのルイス酸とをジクロルメタン、1,2
−ジクロルエタン、ジオキサンなどの不活性溶媒
に懸濁させ、この懸濁液に該フエノール又はその
誘導体に対し1.0〜1.2モル当量の3−メチル−2
−ペンテル−1,5−ジオール、5,6−ジヒド
ロ−4−メチル−2H−ピラン又は酢酸5−クロ
ル−3−メチル−3−ペンテニルを室温〜100℃
の温度で、好ましくは40〜80℃に加熱下に反応さ
せることにより対応する一般式(c)で示され
る3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾピラン誘導体
を製造することができる(特開昭56−145282号公
報、特開昭58−201775号公報及び特開昭58−
219178号公報参照)。 nが2の場合
【化】
【式】
(上記式中、R1、R3及びR4は前記定義のとおり
である) 一般式()で示されるフエノール又はその誘
導体と該フエノール又はその誘導体に対して0.7
〜1.2モル当量のγ−メチル−γ−ビニル−γ−
ブチロラクトンとを1,2−ジクロルエタン、ジ
オキサンなどの不活性溶媒中、塩化亜鉛、三フツ
化ホウ素、p−トルエンスルホン酸、塩化亜鉛を
担持させた強酸性イオン交換樹脂などのルイス酸
の存在下に室温〜加熱還流下の温度で反応させる
ことにより一般式()で示されるカルボン酸を
得る。次いで、一般式()で示されるカルボン
酸を該カルボン酸に対して1.0〜2.0モル当量の水
素化リチウムアルミニウムを用いてテトラヒドロ
フラン還流下に還元することにより対応する一般
式(d)で示された3,4−ジヒドロ−2H−
ベンゾピラン誘導体を製造することができる(特
公昭47−14568号公報参照)。 以下、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾピラン
誘導体()及びデヒドロコール酸ナトリウム、
シクロブチロールカルシウムなどについての利胆
作用の試験及びその結果を示す。 利胆作用試験(i.d.) 体重約300gのWistar系雄性ラツトを一群8〜
10匹とし、手術前6時間絶食後、軽くエーテル麻
酔下、ウレタン麻酔(700mg/Kg、i.p.)を行い、
正中線に沿つて開腹後、総胆官にポリエチレン製
カニユーレ(Hibiki 3号)を肝臓側に向けて挿
入し、カニユールを胆管とともに縫合糸で結紮し
て固定し、胆汁を体外へ流出させた。1時間の安
定期間をおき、安定後30分目に被検化合物を5%
アラビアゴム末と懸濁させて、十二指腸内に投与
し、投与後、0.5、1.0、2.0、3.0、4.0及び5.0時間
目までの流出胆汁を採取し、メスピペツトで胆汁
量を測定し、被検化合物投与前30分間の胆汁量を
100%として、各時間ごとの百分率を求め、胆汁
量の変化とした。また、コントロール群には、ア
ラビアゴム末を蒸留水で懸濁して、十二指腸内に
投与した。なお、被検化合物の投与量は100mg/
Kgとした。 試験結果 被検化合物を投与したラツトの肝臓からの胆汁
流出量の変化をコントロール群のラツトの肝臓か
らの胆汁流出量の変化と比較して第1〜4表に示
す。
である) 一般式()で示されるフエノール又はその誘
導体と該フエノール又はその誘導体に対して0.7
〜1.2モル当量のγ−メチル−γ−ビニル−γ−
ブチロラクトンとを1,2−ジクロルエタン、ジ
オキサンなどの不活性溶媒中、塩化亜鉛、三フツ
化ホウ素、p−トルエンスルホン酸、塩化亜鉛を
担持させた強酸性イオン交換樹脂などのルイス酸
の存在下に室温〜加熱還流下の温度で反応させる
ことにより一般式()で示されるカルボン酸を
得る。次いで、一般式()で示されるカルボン
酸を該カルボン酸に対して1.0〜2.0モル当量の水
素化リチウムアルミニウムを用いてテトラヒドロ
フラン還流下に還元することにより対応する一般
式(d)で示された3,4−ジヒドロ−2H−
ベンゾピラン誘導体を製造することができる(特
公昭47−14568号公報参照)。 以下、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾピラン
誘導体()及びデヒドロコール酸ナトリウム、
シクロブチロールカルシウムなどについての利胆
作用の試験及びその結果を示す。 利胆作用試験(i.d.) 体重約300gのWistar系雄性ラツトを一群8〜
10匹とし、手術前6時間絶食後、軽くエーテル麻
酔下、ウレタン麻酔(700mg/Kg、i.p.)を行い、
正中線に沿つて開腹後、総胆官にポリエチレン製
カニユーレ(Hibiki 3号)を肝臓側に向けて挿
入し、カニユールを胆管とともに縫合糸で結紮し
て固定し、胆汁を体外へ流出させた。1時間の安
定期間をおき、安定後30分目に被検化合物を5%
アラビアゴム末と懸濁させて、十二指腸内に投与
し、投与後、0.5、1.0、2.0、3.0、4.0及び5.0時間
目までの流出胆汁を採取し、メスピペツトで胆汁
量を測定し、被検化合物投与前30分間の胆汁量を
100%として、各時間ごとの百分率を求め、胆汁
量の変化とした。また、コントロール群には、ア
ラビアゴム末を蒸留水で懸濁して、十二指腸内に
投与した。なお、被検化合物の投与量は100mg/
Kgとした。 試験結果 被検化合物を投与したラツトの肝臓からの胆汁
流出量の変化をコントロール群のラツトの肝臓か
らの胆汁流出量の変化と比較して第1〜4表に示
す。
【表】
【表】
【表】
以下に、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお、本発明はこれらの実施例により限定さ
れるものではない。 実施例 1
る。なお、本発明はこれらの実施例により限定さ
れるものではない。 実施例 1
【化】
【化】
窒素雰囲気下、レゾルシンジメチルエーテル
22.08g、N,N,N′,N′−テトラメチルエチレ
ンジアミン18.56g及びヘキサン50mlから成る溶
液に5〜10℃の温度でn−ブチルリチウム
(1.6Mヘキサン溶液)100mlを滴下し、滴下後、
室温で0.5時間撹拌して2,6−ジメトキシフエ
ニルリチウムの白色懸濁液を得た。酢酸5−クロ
ル−3−メチル−3−ペンテニル28.24g、ヨウ
化第一銅0.1g及びテトラヒドロフラン70mlから
成る懸濁液に上記の2,6−ジメトキシフエニル
リチウムの白色懸濁液を氷冷下に滴下し、滴下
後、室温で一夜撹拌した。得られた反応後を塩化
アンモニウム水溶液にあけ、ジエチルエーテルで
抽出した。抽出液を食塩水で洗滌し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。これにより低沸点物を留
去し、その残渣を減圧下に蒸留することにより酢
酸5−(2,6−ジメトキシフエニル)−3−メチ
ル−3−ペンテニルを9.2g得た。 酢酸5−(2,6−ジメトキシフエニル)−3−
メチル−3−ペンテニル4.85gにエタノール20ml
及び水酸化ナトリウムの20%水溶液5mlを加えて
撹拌し、減圧下に濃縮した。濃縮物を水にあけ、
ジエチルエーテルで抽出した。抽出液を食塩水で
洗滌し、乾燥したのち、低沸点物を留去すること
により5−(2,6−ジメトキシフエニル)−3−
メチル−3−ペンテノールを4.0g得た。5−
(2,6−ジメトキシフエニル)−3−メチル−3
−ペンテノール3.88g、ピリジン1.30g及び1,
2−ジクロルエタン10mlの混合液に−40℃で三臭
化リンの塩化メチレン溶液(1M)49.3mlを滴下
したのち、室温で2日間撹拌した。得られた反応
液を水にあけ、ジエチルエーテルで抽出した。抽
出液を水、重曹水で順次洗滌したのち乾燥し、低
沸点物を留去した。得られた残渣をN,N−ジメ
チルホルムアミド20mlに溶解し、この溶液に酢酸
ナトリウム5gを加え、1時間加熱還流した。反
応液を希塩酸にあけ、ジエチルエーテルで抽出し
た。この抽出液より低沸点物を留去し、得られた
残渣をエタノールに溶解し、次いでこの溶液に20
%水酸化ナトリウム水溶液5mlを加えて撹拌した
のち、減圧下に濃縮した。濃縮物に希塩酸を加
え、ジエチルエーテルで抽出した。抽出液を乾燥
後、低沸点物を留去し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイーで精製することによ
り、下記の物性を有する3,4−ジヒドロ−2−
(2−ヒドロキシエチル)−2−メチル−2H−ベ
ンゾピラン−5−オール〔化合物(1)〕を0.25g得
た。 NMRスペクトル(90MHz)δHMS CDCl3:1.27(s、
3H);1.5〜2.17(m、4H);2.5(br.s、1H);
2.63(t、J=7Hz、2H);3.65〜4.1(m、
2H);6.03(br.s、1H);6.3(d、J=8Hz、
1H);6.33(d、J=8Hz、1H);6.9(dd、J=
8Hz、8Hz、1H) FD質量スペクトル:〔M〕+208 実施例 2
22.08g、N,N,N′,N′−テトラメチルエチレ
ンジアミン18.56g及びヘキサン50mlから成る溶
液に5〜10℃の温度でn−ブチルリチウム
(1.6Mヘキサン溶液)100mlを滴下し、滴下後、
室温で0.5時間撹拌して2,6−ジメトキシフエ
ニルリチウムの白色懸濁液を得た。酢酸5−クロ
ル−3−メチル−3−ペンテニル28.24g、ヨウ
化第一銅0.1g及びテトラヒドロフラン70mlから
成る懸濁液に上記の2,6−ジメトキシフエニル
リチウムの白色懸濁液を氷冷下に滴下し、滴下
後、室温で一夜撹拌した。得られた反応後を塩化
アンモニウム水溶液にあけ、ジエチルエーテルで
抽出した。抽出液を食塩水で洗滌し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。これにより低沸点物を留
去し、その残渣を減圧下に蒸留することにより酢
酸5−(2,6−ジメトキシフエニル)−3−メチ
ル−3−ペンテニルを9.2g得た。 酢酸5−(2,6−ジメトキシフエニル)−3−
メチル−3−ペンテニル4.85gにエタノール20ml
及び水酸化ナトリウムの20%水溶液5mlを加えて
撹拌し、減圧下に濃縮した。濃縮物を水にあけ、
ジエチルエーテルで抽出した。抽出液を食塩水で
洗滌し、乾燥したのち、低沸点物を留去すること
により5−(2,6−ジメトキシフエニル)−3−
メチル−3−ペンテノールを4.0g得た。5−
(2,6−ジメトキシフエニル)−3−メチル−3
−ペンテノール3.88g、ピリジン1.30g及び1,
2−ジクロルエタン10mlの混合液に−40℃で三臭
化リンの塩化メチレン溶液(1M)49.3mlを滴下
したのち、室温で2日間撹拌した。得られた反応
液を水にあけ、ジエチルエーテルで抽出した。抽
出液を水、重曹水で順次洗滌したのち乾燥し、低
沸点物を留去した。得られた残渣をN,N−ジメ
チルホルムアミド20mlに溶解し、この溶液に酢酸
ナトリウム5gを加え、1時間加熱還流した。反
応液を希塩酸にあけ、ジエチルエーテルで抽出し
た。この抽出液より低沸点物を留去し、得られた
残渣をエタノールに溶解し、次いでこの溶液に20
%水酸化ナトリウム水溶液5mlを加えて撹拌した
のち、減圧下に濃縮した。濃縮物に希塩酸を加
え、ジエチルエーテルで抽出した。抽出液を乾燥
後、低沸点物を留去し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイーで精製することによ
り、下記の物性を有する3,4−ジヒドロ−2−
(2−ヒドロキシエチル)−2−メチル−2H−ベ
ンゾピラン−5−オール〔化合物(1)〕を0.25g得
た。 NMRスペクトル(90MHz)δHMS CDCl3:1.27(s、
3H);1.5〜2.17(m、4H);2.5(br.s、1H);
2.63(t、J=7Hz、2H);3.65〜4.1(m、
2H);6.03(br.s、1H);6.3(d、J=8Hz、
1H);6.33(d、J=8Hz、1H);6.9(dd、J=
8Hz、8Hz、1H) FD質量スペクトル:〔M〕+208 実施例 2
【化】
窒素雰囲気下、レゾルシン187g、塩化アルミ
ニウム227g及び1,2−ジクロルエタン1500ml
から成る懸濁液に5,6−ジヒドロ−4−メチル
−2H−ピラン200gを50℃以下の温度で滴下し
た。滴下後、30分間撹拌したのち、反応液を2
の氷水にあけ、分液して有機層を重曹水、食塩水
で順次洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。これより低沸点物を減圧下に留去したのち、
その残渣を減圧下蒸留した。得られた沸点が180
〜190℃/0.5mmHgの留分104.6gをシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーで精製したのち、ベンゼ
ンで再結晶することにより、下記の物性を有する
3,4−ジヒドロ−2−(2−ヒドロキシエチル)
−2−メチル−2H−ベンゾピラン−7−オール
〔化合物(2)〕を35.2g得た。 NMRスペクトル(90MHz)δHMS CDCl3:1.28(s、
3H);1.50〜2.1(m、4H);2.65(t、J=7
Hz、2H);2.93(br.s、1H);3.90(br.s、2H);
6.17(d、J=3Hz、1H);6.35(dd、J=3
Hz、8Hz、1H);6.81(d、J=8Hz、1H) FD質量スペクトル:〔M〕+208 実施例 3
ニウム227g及び1,2−ジクロルエタン1500ml
から成る懸濁液に5,6−ジヒドロ−4−メチル
−2H−ピラン200gを50℃以下の温度で滴下し
た。滴下後、30分間撹拌したのち、反応液を2
の氷水にあけ、分液して有機層を重曹水、食塩水
で順次洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。これより低沸点物を減圧下に留去したのち、
その残渣を減圧下蒸留した。得られた沸点が180
〜190℃/0.5mmHgの留分104.6gをシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーで精製したのち、ベンゼ
ンで再結晶することにより、下記の物性を有する
3,4−ジヒドロ−2−(2−ヒドロキシエチル)
−2−メチル−2H−ベンゾピラン−7−オール
〔化合物(2)〕を35.2g得た。 NMRスペクトル(90MHz)δHMS CDCl3:1.28(s、
3H);1.50〜2.1(m、4H);2.65(t、J=7
Hz、2H);2.93(br.s、1H);3.90(br.s、2H);
6.17(d、J=3Hz、1H);6.35(dd、J=3
Hz、8Hz、1H);6.81(d、J=8Hz、1H) FD質量スペクトル:〔M〕+208 実施例 3
【化】
窒素雰囲気下、カテコール14.85g、酢酸5−
クロル−3−メチル−3−ペンテニル23.83g及
びベンゼン150mlから成る溶液に塩化亜鉛8.72g
を担持させた強酸性イオン交換樹脂アンバーリス
ト15を30g加え、3時間加熱還流した。反応液を
水にあけ、ジエチルエーテルで抽出した。抽出液
を重曹水、食塩水で順次洗滌し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥したのち、これより低沸点物を留去
した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフイーで精製したのち、減圧下に蒸留し、次
いでアルコール性水酸化ナトリウムで加水分解す
ることにより、下記の物性を有する3,4−ジヒ
ドロ−2−(2−ヒドロキシエチル)−2−メチル
−2H−ベンゾピラン−8−オール〔化合物(3)〕
を1.36g得た。 NMRスペクトル(90MHz)δHMS CDCl3:1.28(s、
3H);1.5〜2.1(m、4H);2.65(t、J=7Hz、
2H);2.93(br.s、1H);3.9(br.s、2H);6.17
(d、J=3Hz、1H);6.35(dd、J=3Hz、8
Hz、1H);6.57(br.s、1H);6.81(d、J=8
Hz、1H) FD質量スペクトル:〔M〕+208 実施例 4
クロル−3−メチル−3−ペンテニル23.83g及
びベンゼン150mlから成る溶液に塩化亜鉛8.72g
を担持させた強酸性イオン交換樹脂アンバーリス
ト15を30g加え、3時間加熱還流した。反応液を
水にあけ、ジエチルエーテルで抽出した。抽出液
を重曹水、食塩水で順次洗滌し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥したのち、これより低沸点物を留去
した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフイーで精製したのち、減圧下に蒸留し、次
いでアルコール性水酸化ナトリウムで加水分解す
ることにより、下記の物性を有する3,4−ジヒ
ドロ−2−(2−ヒドロキシエチル)−2−メチル
−2H−ベンゾピラン−8−オール〔化合物(3)〕
を1.36g得た。 NMRスペクトル(90MHz)δHMS CDCl3:1.28(s、
3H);1.5〜2.1(m、4H);2.65(t、J=7Hz、
2H);2.93(br.s、1H);3.9(br.s、2H);6.17
(d、J=3Hz、1H);6.35(dd、J=3Hz、8
Hz、1H);6.57(br.s、1H);6.81(d、J=8
Hz、1H) FD質量スペクトル:〔M〕+208 実施例 4
【化】
窒素雰囲気下、レゾルシン9.0g、ジオキサン
205ml、三フツ化ホウ素・エーテル錯体12.9ml及
びγ−ビニル−γ−バレロラクトン13.09gから
成る混合物を2時間加熱還流したのち、得られた
反応液にp−トルエンスルホン酸0.4gを加え、
さらに4時間加熱還流した。得られた反応液を水
にあけ、ジエチルエーテルで抽出した。エーテル
抽出液を水洗後、重曹水で抽出し、次いで重曹水
抽出液をジエチルエーテルで洗滌したのち、6N
−塩酸で中和し、塩化メチレンで抽出した。塩化
メチンレン抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥
したのち、これより低沸点物を留去し、その残渣
をジエチルエーテルで再結晶することにより3−
(3,4−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2−メチ
ル−2N−ベンゾピラン−2−イル)プロピオン
酸6.8gを得た。 3−(3,4−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2
−メチル−2H−ベンゾピラン−2−イル)プロ
ピオン酸6.79gのテトラヒドロフラン100mlの溶
液を水素化リチウムアルミニウム2.0gとテトラ
ヒドロフラン75mlの混合液に加熱還流下に滴下し
たのち、1.5時間加熱還流した。得られた反応液
を氷水にあけ、希塩酸で酸性にしたのちジクロル
メタンで抽出し、次いで抽出液より低沸点物を留
去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーで精製することにより、下記のFD質量スペ
クトルを有する3,4−ジヒドロ−2−(3−ヒ
ドロキシプロピル)−2−メチル−2H−ベンゾピ
ラン−7−オール〔化合物(7)〕を3.1g得た。 FD質量スペクトル:〔M〕+222 実施例 5及び6
205ml、三フツ化ホウ素・エーテル錯体12.9ml及
びγ−ビニル−γ−バレロラクトン13.09gから
成る混合物を2時間加熱還流したのち、得られた
反応液にp−トルエンスルホン酸0.4gを加え、
さらに4時間加熱還流した。得られた反応液を水
にあけ、ジエチルエーテルで抽出した。エーテル
抽出液を水洗後、重曹水で抽出し、次いで重曹水
抽出液をジエチルエーテルで洗滌したのち、6N
−塩酸で中和し、塩化メチレンで抽出した。塩化
メチンレン抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥
したのち、これより低沸点物を留去し、その残渣
をジエチルエーテルで再結晶することにより3−
(3,4−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2−メチ
ル−2N−ベンゾピラン−2−イル)プロピオン
酸6.8gを得た。 3−(3,4−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2
−メチル−2H−ベンゾピラン−2−イル)プロ
ピオン酸6.79gのテトラヒドロフラン100mlの溶
液を水素化リチウムアルミニウム2.0gとテトラ
ヒドロフラン75mlの混合液に加熱還流下に滴下し
たのち、1.5時間加熱還流した。得られた反応液
を氷水にあけ、希塩酸で酸性にしたのちジクロル
メタンで抽出し、次いで抽出液より低沸点物を留
去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーで精製することにより、下記のFD質量スペ
クトルを有する3,4−ジヒドロ−2−(3−ヒ
ドロキシプロピル)−2−メチル−2H−ベンゾピ
ラン−7−オール〔化合物(7)〕を3.1g得た。 FD質量スペクトル:〔M〕+222 実施例 5及び6
【化】
p−置換フエノール(0.85mol)、塩化アルミ
ニウム113.5g(0.85mol)及び1.2−ジクロメタ
ン1から成る懸濁液に5,6−ジヒドロ−4−
メチル−2H−ピラン100.0g(1.02mol)を1時
間かけて滴下したのち、30分間加熱還流した。得
られた反応液を1の氷水中に注ぎ込み分液し
た。有機層を重曹水、食塩水で順次洗滌し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥したのち、これより低沸
点物を減圧下に留去した。残渣を減圧下に蒸留す
ることにより対応する3,4−ジヒドロ−2H−
ベンゾピラン誘導体を得た。生成物の収率及び物
性値を第5表に示す。
ニウム113.5g(0.85mol)及び1.2−ジクロメタ
ン1から成る懸濁液に5,6−ジヒドロ−4−
メチル−2H−ピラン100.0g(1.02mol)を1時
間かけて滴下したのち、30分間加熱還流した。得
られた反応液を1の氷水中に注ぎ込み分液し
た。有機層を重曹水、食塩水で順次洗滌し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥したのち、これより低沸
点物を減圧下に留去した。残渣を減圧下に蒸留す
ることにより対応する3,4−ジヒドロ−2H−
ベンゾピラン誘導体を得た。生成物の収率及び物
性値を第5表に示す。
【表】
実施例 7及び8
【化】
実施例5又は6においてp−置換フエノール
0.85molの代りに4−置換レゾルシン0.85mol用
いた以外は同様にして反応及び分離精製を行なう
ことにより反応する3,4−ジヒドロ−2H−ベ
ンゾピラン誘導体を得た。生成物の収率及び物性
値を第6表に示す。
0.85molの代りに4−置換レゾルシン0.85mol用
いた以外は同様にして反応及び分離精製を行なう
ことにより反応する3,4−ジヒドロ−2H−ベ
ンゾピラン誘導体を得た。生成物の収率及び物性
値を第6表に示す。
【表】
実施例 9
本発明により提供される3,4−ジヒドロ−
2H−ベンゾピラン誘導体()は、上記の薬理
試験の結果から明らかなとおり、優れた利胆作用
を有し、しかも安全性が高い。また3,4−ジヒ
ドロ−2H−ベンゾピラン誘導体()を有効成
分とする利胆剤は該3,4−ジヒドロ−2H−ベ
ンゾピラン誘導体()の有する優れた利胆作用
を効果的に発現させる。
2H−ベンゾピラン誘導体()は、上記の薬理
試験の結果から明らかなとおり、優れた利胆作用
を有し、しかも安全性が高い。また3,4−ジヒ
ドロ−2H−ベンゾピラン誘導体()を有効成
分とする利胆剤は該3,4−ジヒドロ−2H−ベ
ンゾピラン誘導体()の有する優れた利胆作用
を効果的に発現させる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 【式】 (式中R1は水素原子、ハロゲン原子又は低級ア
ルキル基を表わし、R2、R3及びR4はそれぞれ水
素原子又はヒドロキシル基を表わし、nは0、1
又は2の整数を表わす) で示される3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾピラ
ン誘導体。 2 一般式 【式】 (式中R1は水素原子、ハロゲン原子又は低級ア
ルキル基を表わし、R2、R3及びR4はそれぞれ水
素原子又はヒドロキシル基を表わし、nは0、1
又は2の整数を表わす) で示される3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾピラ
ン誘導体を有効成分とする利胆剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10885585A JPS61267570A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | 3,4―ジヒドロ―2h―ベンゾピラン誘導体及びこれを有効成分とする利胆剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10885585A JPS61267570A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | 3,4―ジヒドロ―2h―ベンゾピラン誘導体及びこれを有効成分とする利胆剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61267570A JPS61267570A (ja) | 1986-11-27 |
| JPH0578551B2 true JPH0578551B2 (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=14495304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10885585A Granted JPS61267570A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | 3,4―ジヒドロ―2h―ベンゾピラン誘導体及びこれを有効成分とする利胆剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61267570A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5132310A (en) * | 1988-08-09 | 1992-07-21 | Hoffmann-La Roche Inc. | Pharmacologically active chromanes |
| US5260294A (en) * | 1988-08-09 | 1993-11-09 | Hoffman-La Roche Inc. | Chromanes and their pharmaceutical compositions and methods |
| US5015661A (en) * | 1988-08-09 | 1991-05-14 | Hoffmann-La Roche Inc. | Chromanes and their pharmaceutical compositions and methods |
-
1985
- 1985-05-20 JP JP10885585A patent/JPS61267570A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61267570A (ja) | 1986-11-27 |
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