JPH0578633B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0578633B2 JPH0578633B2 JP63037240A JP3724088A JPH0578633B2 JP H0578633 B2 JPH0578633 B2 JP H0578633B2 JP 63037240 A JP63037240 A JP 63037240A JP 3724088 A JP3724088 A JP 3724088A JP H0578633 B2 JPH0578633 B2 JP H0578633B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- drilling
- drilling fluid
- present
- fluid
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
a 産業上の利用分野
本発明は、石油、天然ガス、鉱山、地熱、土
木、その他の掘削工事において、地質調査のため
に地層コアー(岩芯)の採取を行うに際し、その
採取率を向上させるための掘削流体に関する。 b 従来の技術 石油、天然ガス、鉱山、地熱、土木、その他の
掘削工事において、地質調査のために地層コアー
採取を行なう場合、従来の掘削においては、掘削
流体に水とベントナイトの懸濁液をベースにした
流体が一般に使用されている。しかし、この種の
掘削流体を用いて、崩壊性地層または逸水層を掘
削すると、崩壊性地層または逸水層の地層コアー
が崩壊し、細分化されてしまい、コアーの採取率
を高めることが極めて困難である。 c 本発明が解決しようとする問題点 地質調査を目的として地層コアー採取にあたつ
ては、コアーの採取率を向上させることは、極め
て重要な問題である。 本発明者らは、崩壊性地層または逸水層の掘削
にあたりコアーの採取が困難な状況下において
も、コアー採取率を大幅に向上せしめるよう、鋭
意研究を行い、本発明をするにいたつた。 d 問題点を解決するための手段 本発明は、従来から掘削流体として使用されて
いる水及びベントナイトをベースとした掘削流体
の代わりに、粘弾性を有するポリマー水溶液をベ
ースとした流体(以下「粘弾性流体」という。)
を使用するものである。この粘弾性流体は、コア
ーを崩壊させることなくこれをコアー採取機内に
取り込み、コアーの採取率を向上せしめるのに極
めて顕著な効果を示す。 本発明の掘削流体は、水溶性の高分子ポリマー
物質の0.1〜3%水溶液で、その粘度はB型粘度
計によると、25℃、30回転で30〜3000cp程度に
調整したもので、粘弾性流体の性質を示すもので
ある。この場合、掘削機の種類、コアー採取機、
掘削条件、地層条件等により掘削流体の性状を考
慮する必要がある。なお、0.1〜3%水溶液とし
たのは、0.1%より小さいと本発明の効果が十分
得られないからであり、3%より大きいとそれに
見合つた効果が得られないばかりか不経済である
からである。 この粘弾性流体は、コアーの表面及びクラツク
部分に吸着し、これを被覆することにより、コア
ーが崩壊し、細分化されるのを防止する作用があ
る。また、この粘弾性流体は曳糸性を有するもの
であれば、コアーの保持力をより強化し、コアー
の崩壊細分化を防止しコアーの採取率を向上せし
めるなど、効果的に作用する。 さらに、この粘弾性流体を構成する高分子物質
が、凝集性を有するものである場合にも、コアー
の採取率をより一層向上せしめるのに役立つ。 また、この粘弾性流体は、これを掘削流体とし
て使用した場合、本発明が対象としている回転式
掘削装置にかかる回転負荷を軽減する効果をも示
す。さらに、この性質をより効果的にするため
に、他のトルク減少剤を添加することができ、そ
れによつて実際の作業効率を高め、コアーの採取
率を向上させることができる。 本発明に用いられる水溶性高分子ポリマー物質
としては、水溶性天然高分子物質、その半合成高
分子物質および水溶液合成高分子物質があり、そ
れらのうち、水溶性天然高分子物質とその半合成
高分子物質としては、グアーガム、ローカストビ
ンガム、ザンサンガム、サイリユームガム等があ
り、その他これらに類似する水溶性天然高分子又
はその半合成高分子物質で、粘弾性の水溶液を作
る性質のある高分子物質であれば、すべて本発明
の掘削流体に用いることができる。 水溶性合成高分子物質としては、例えばポリア
クリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、及びアク
リル酸とアクリルアミドとの共重合物の塩、ある
いはアクリルアミドの部分加水分解物等で、これ
らの他に、水溶性合成高分子物質で、粘弾性を有
する水溶液を作る性質のある高分子物質であれ
ば、すべて本発明の掘削流体に用いることができ
る。 また、これらの水溶性天然高分子、その半合成
天然高分子又は水溶性合成高分子物質の1種又は
2種以上の混合物も、効果的に使用できる。 e 実施例 次に本発明を実施例を用いて説明する。 実施例 1 金属鉱山調査ボーリングにおいて、まず、従来
のベントナイトをベースとした掘削流体を用いて
コアー掘りを行い、その後、本発明による掘削流
体を作液し、従来のベントナイトをベースとした
掘削流体を本発明による掘削流体に切り換えて、
引続きコアー掘りを行つた。本発明の掘削流体
は、ポリアクリル酸ソーダ(重合度30000〜50000
程度の範囲のもの)を0.2重量%水溶液とし、PH
8.0〜10.0に調整し、掘削流体とした。 この二つの掘削流体を用いた金属鉱床調査ボー
リングにおける、ワイヤーライン工法のコアー採
取の採取率を比較し、その結果を表−1に示す。
木、その他の掘削工事において、地質調査のため
に地層コアー(岩芯)の採取を行うに際し、その
採取率を向上させるための掘削流体に関する。 b 従来の技術 石油、天然ガス、鉱山、地熱、土木、その他の
掘削工事において、地質調査のために地層コアー
採取を行なう場合、従来の掘削においては、掘削
流体に水とベントナイトの懸濁液をベースにした
流体が一般に使用されている。しかし、この種の
掘削流体を用いて、崩壊性地層または逸水層を掘
削すると、崩壊性地層または逸水層の地層コアー
が崩壊し、細分化されてしまい、コアーの採取率
を高めることが極めて困難である。 c 本発明が解決しようとする問題点 地質調査を目的として地層コアー採取にあたつ
ては、コアーの採取率を向上させることは、極め
て重要な問題である。 本発明者らは、崩壊性地層または逸水層の掘削
にあたりコアーの採取が困難な状況下において
も、コアー採取率を大幅に向上せしめるよう、鋭
意研究を行い、本発明をするにいたつた。 d 問題点を解決するための手段 本発明は、従来から掘削流体として使用されて
いる水及びベントナイトをベースとした掘削流体
の代わりに、粘弾性を有するポリマー水溶液をベ
ースとした流体(以下「粘弾性流体」という。)
を使用するものである。この粘弾性流体は、コア
ーを崩壊させることなくこれをコアー採取機内に
取り込み、コアーの採取率を向上せしめるのに極
めて顕著な効果を示す。 本発明の掘削流体は、水溶性の高分子ポリマー
物質の0.1〜3%水溶液で、その粘度はB型粘度
計によると、25℃、30回転で30〜3000cp程度に
調整したもので、粘弾性流体の性質を示すもので
ある。この場合、掘削機の種類、コアー採取機、
掘削条件、地層条件等により掘削流体の性状を考
慮する必要がある。なお、0.1〜3%水溶液とし
たのは、0.1%より小さいと本発明の効果が十分
得られないからであり、3%より大きいとそれに
見合つた効果が得られないばかりか不経済である
からである。 この粘弾性流体は、コアーの表面及びクラツク
部分に吸着し、これを被覆することにより、コア
ーが崩壊し、細分化されるのを防止する作用があ
る。また、この粘弾性流体は曳糸性を有するもの
であれば、コアーの保持力をより強化し、コアー
の崩壊細分化を防止しコアーの採取率を向上せし
めるなど、効果的に作用する。 さらに、この粘弾性流体を構成する高分子物質
が、凝集性を有するものである場合にも、コアー
の採取率をより一層向上せしめるのに役立つ。 また、この粘弾性流体は、これを掘削流体とし
て使用した場合、本発明が対象としている回転式
掘削装置にかかる回転負荷を軽減する効果をも示
す。さらに、この性質をより効果的にするため
に、他のトルク減少剤を添加することができ、そ
れによつて実際の作業効率を高め、コアーの採取
率を向上させることができる。 本発明に用いられる水溶性高分子ポリマー物質
としては、水溶性天然高分子物質、その半合成高
分子物質および水溶液合成高分子物質があり、そ
れらのうち、水溶性天然高分子物質とその半合成
高分子物質としては、グアーガム、ローカストビ
ンガム、ザンサンガム、サイリユームガム等があ
り、その他これらに類似する水溶性天然高分子又
はその半合成高分子物質で、粘弾性の水溶液を作
る性質のある高分子物質であれば、すべて本発明
の掘削流体に用いることができる。 水溶性合成高分子物質としては、例えばポリア
クリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、及びアク
リル酸とアクリルアミドとの共重合物の塩、ある
いはアクリルアミドの部分加水分解物等で、これ
らの他に、水溶性合成高分子物質で、粘弾性を有
する水溶液を作る性質のある高分子物質であれ
ば、すべて本発明の掘削流体に用いることができ
る。 また、これらの水溶性天然高分子、その半合成
天然高分子又は水溶性合成高分子物質の1種又は
2種以上の混合物も、効果的に使用できる。 e 実施例 次に本発明を実施例を用いて説明する。 実施例 1 金属鉱山調査ボーリングにおいて、まず、従来
のベントナイトをベースとした掘削流体を用いて
コアー掘りを行い、その後、本発明による掘削流
体を作液し、従来のベントナイトをベースとした
掘削流体を本発明による掘削流体に切り換えて、
引続きコアー掘りを行つた。本発明の掘削流体
は、ポリアクリル酸ソーダ(重合度30000〜50000
程度の範囲のもの)を0.2重量%水溶液とし、PH
8.0〜10.0に調整し、掘削流体とした。 この二つの掘削流体を用いた金属鉱床調査ボー
リングにおける、ワイヤーライン工法のコアー採
取の採取率を比較し、その結果を表−1に示す。
【表】
表−1に示す様に、本発明の掘削流体を用いた
コアー掘りにおいては、従来の掘削流体と比較し
て、コアー採取率が著しく向上する。 なお、この実施例1で掘削した地層は、逸水層
を含む火山灰堆積物と礫岩を含む地層である。 実施例 2 ポリアクリルアミドを0.2重量%水溶液(B型
粘度計による粘度が243cp)とし、PH7.0〜8.5に
調整して、掘削流体とした。 これを用いて地熱調査ボーリングにおける、ワ
イヤーライン工法のコアー採取長を測定して、そ
の採取率を計算し、その結果を表−2に示す。 試験地区において、ベントナイト懸濁液を用い
た従来の掘削流体では、コアーの採取率は一般的
に20〜40%程度である。これに対して本発明の掘
削流体を用いたコアー掘りの採取率は、表−2の
如く著しく向上した。
コアー掘りにおいては、従来の掘削流体と比較し
て、コアー採取率が著しく向上する。 なお、この実施例1で掘削した地層は、逸水層
を含む火山灰堆積物と礫岩を含む地層である。 実施例 2 ポリアクリルアミドを0.2重量%水溶液(B型
粘度計による粘度が243cp)とし、PH7.0〜8.5に
調整して、掘削流体とした。 これを用いて地熱調査ボーリングにおける、ワ
イヤーライン工法のコアー採取長を測定して、そ
の採取率を計算し、その結果を表−2に示す。 試験地区において、ベントナイト懸濁液を用い
た従来の掘削流体では、コアーの採取率は一般的
に20〜40%程度である。これに対して本発明の掘
削流体を用いたコアー掘りの採取率は、表−2の
如く著しく向上した。
【表】
実施例 3
グアーガム0.5重量%、及びザンサンガム0.1重
量%を水溶液にし、PH7.0〜8.5に調整し、潤滑剤
0.5重量%を加えて掘削流体とした。これを用い
て金属鉱床調査ボーリングにおける、ワイヤーラ
イン工法のコアー採取長を測定し、その採取率を
計算し、その結果を表−3に示す。 この試験地区の地層(凝灰角礫岩からなる)の
コアー採取率は、従来のベントナイトをベースと
する掘削流体では、40%以下であつた。これに対
して本発明の掘削流体を用いると表−3の如く採
取率が向上した。
量%を水溶液にし、PH7.0〜8.5に調整し、潤滑剤
0.5重量%を加えて掘削流体とした。これを用い
て金属鉱床調査ボーリングにおける、ワイヤーラ
イン工法のコアー採取長を測定し、その採取率を
計算し、その結果を表−3に示す。 この試験地区の地層(凝灰角礫岩からなる)の
コアー採取率は、従来のベントナイトをベースと
する掘削流体では、40%以下であつた。これに対
して本発明の掘削流体を用いると表−3の如く採
取率が向上した。
【表】
f 発明の効果
本発明のコアー掘用掘削流体によると、地質調
査のために地層コアーを採取するにあたり、その
採取率を顕著に高めることができる。
査のために地層コアーを採取するにあたり、その
採取率を顕著に高めることができる。
Claims (1)
- 1 水溶性天然高分子物質、その半合成高分子物
質または水溶性合成高分子物質から選ばれた1種
または2種以上の高分子物質0.1〜3重量%を含
み、粘弾性を有する水溶液からなることを特徴と
する、回転式コアー掘削装置に用いるためのコア
ー掘用掘削流体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3724088A JPH01210591A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | コアー掘用掘削流体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3724088A JPH01210591A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | コアー掘用掘削流体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01210591A JPH01210591A (ja) | 1989-08-24 |
| JPH0578633B2 true JPH0578633B2 (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=12492090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3724088A Granted JPH01210591A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | コアー掘用掘削流体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01210591A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000169838A (ja) * | 1998-12-10 | 2000-06-20 | Penta Ocean Constr Co Ltd | 孔壁自立工法用薬剤組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0171962B1 (en) * | 1984-08-13 | 1991-04-17 | American Colloid Company | Water-swellable clay composition |
| AU581417B2 (en) * | 1984-11-16 | 1989-02-23 | Ciba Specialty Chemicals Water Treatments Limited | Water soluble polymers and dispersions containing them |
-
1988
- 1988-02-19 JP JP3724088A patent/JPH01210591A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01210591A (ja) | 1989-08-24 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029 Year of fee payment: 15 |