JPH0578683U - クローラ走行部における転輪支持構造 - Google Patents

クローラ走行部における転輪支持構造

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JPH0578683U
JPH0578683U JP2831392U JP2831392U JPH0578683U JP H0578683 U JPH0578683 U JP H0578683U JP 2831392 U JP2831392 U JP 2831392U JP 2831392 U JP2831392 U JP 2831392U JP H0578683 U JPH0578683 U JP H0578683U
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幹夫 堀内
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、クローラ走行部における転輪の支
持を確実に行う。 【構成】 トラックフレーム4に軸支された転輪6a
を、チャンネル状断面をなすトラックフレーム4の側壁
下端に、軸受13を介して支持するものにおいて、トラ
ックフレーム4の側面に補強部材19を固着し、トラッ
クフレーム4の側壁下端と補強部材19の下端面を共に
軸受13の軸受面18a,18bとした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はコンバイン等のようにクローラ走行部を有する車両の転輪支持構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来コンバイン等のクローラ走行部は、トランスミッション側の駆動スプロケ ットとトラックフレーム側のアイドラーとの間にクローラを巻き掛け、その接地 側内周にはトラックフレームに軸支された複数の転輪が転接されている。そして 上記転輪の前後端のもの(第1転輪と最終転輪)はトラックフレームの長さの制 約等もあり、トラックフレームの前後各端部の底面側コーナーに転輪軸受を装着 して転輪を軸支しており、下部開放型のチャンネル状断面を有するトラックフレ ームの底面コーナーを円弧状に切削加工して軸受面とし、該軸受面に転輪軸受( ハウジング)の周面を当接させて荷重を受ける構造となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記構造のものでは、トラックフレームの左右側壁の板厚で限られた角 度の円弧状をなす底面において、集中荷重や衝撃を受け易い第1転輪や最終転輪 にかかる荷重を受けているために、上記軸受面の変形や摩耗が生じるとともに、 転輪軸まわりのボルトの緩みやガタの発生、ベアリングの破損等の問題を生じて いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記のような問題点を解決するため本考案の転輪支持構造は、トラックフレー ム4を囲むようにクローラ1を装着し、該トラックフレーム4に取り付けた軸受 13を介して軸支した転輪6aをクローラ1の接地側に内接させ、上記軸受13 の周面にトラックフレーム4下端の軸受面18aを当接させてトラックフレーム 4を支持せしめた構造において、前記トラックフレーム4に底面が軸受面18b を構成する補強部材19を固着したことを特徴としている。
【0005】
【作用】
トラックフレーム4の側壁下端の軸受面18aに加えて、補強部材19下端の 軸受面18bも転輪軸受13の外周に接触して機体を支持する受圧面となり、全 体の接触面が増大して軸受13の支持性能の信頼性が高まる。
【0006】
【実施例】
図面は本考案の実施例を示すもので、クローラ走行部の左右のクローラ1は一 端をトランスミッション側の駆動スプロケット2、後端をアイドラ3で支持され 、クローラ1内に縦設けされているトラックフレーム4の下部には、多数(6個 )の転輪6,6a,6bがクローラ接地側の芯金7の両側位置に内接するように 軸支されている。 このうち中間位置の2個の転輪6,6は、軸8によって揺動自在に軸支された アーム9の先端に軸支されていて可動転輪となっており、他の転輪6,6a,6 bはそれぞれトラックフレーム4側に装着された軸受(ハウジング)12〜14 を介して軸支されている。11は機体フレーム(図示しない)側に軸支されてク ローラ1の上部内周に転接する上転輪である。 上記転輪のうち駆動スプロケット2側の第1転輪6aと、アイドラ3側の最終 転輪6bは軸受13,14をトラックフレーム4の前後端に装着してそれぞれの 転輪軸16,17を介して略同一の構造によって軸支されている。
【0007】 図2、図3は上記第1転輪6aの支持構造を示しており、下向きのコ字形又は チャンネル状断面をなすトラックフレーム4の左右側壁前端底面には後方から上 方に向かって約90°位の円弧を形成して軸受面18aを形成している。そして トラックフレーム4の前端部にはトラックフレームの外周面に沿ってコ字形断面 の短寸の板材よりなる補強部材19が嵌合されて溶着等によって固定され、その 左右側壁の下端面には、上記軸受面18aより僅かに小径で且つ軸受面18aと 同心をなす円弧の軸受面18bが形成されている。 したがって、上記軸受面18aに対して軸受面18bは、いずれの個所におい ても一定高さの段差を形成し、軸受面18bの方が軸心に向かって高くなってい る。
【0008】 上記円弧状の軸受面18a,18bに対し、これらと密着する段付の外周をも つボス状の軸受(ハウジング)13がボルト22,23によってトラックフレー ム4に締着固定されるが、この取り付けは軸受13の外周の略中央に突出する2 個所の突起24,24をトラックフレーム4の下部開放端側から挿入嵌合してボ ルト22,23を貫通させて行う。そして補強部材19には、上記一方のボルト 23の側面突出量を最小限にするため座孔26が穿設され、転輪6aがボルト端 に接触しない構造となっている。また軸輪6aの側面壁には上記ボルト23,2 4を回動するための操作孔27が転輪6aの軽量化を兼ねて穿設されている。2 8は座孔26内に固着されたナットである。 軸受13内にはベアリング29、シール部材31を介して転輪軸16が回転自 在に軸支されている。
【0009】 上記構造によれば、軸受13はトラックフレーム4の側壁下端面の軸受面18 aと補強部材19の軸受面18bとに接触してトラックフレーム4側の荷重を受 けることになるだけでなく、図2に示すようにトラックフレーム4側の有効な受 圧面の円弧の角度θ1が約45°前後であるのに比し、補強部材19側の有効な 受圧面の円弧角度θ2は約90°と約2倍になっており、全体の軸受面はトラッ クフレーム4の側壁のみに頼るものに比して2倍以上確保される。 さらに上記軸受面18a,18bはトラックフレーム4の左右面側で段差を形 成しているので、軸受13の固定性を高める上でも効果的に作用する。
【0010】 なお上述した例では、補強部材19をチャンネル状断面としてトラックフレー ム4の外周から嵌合溶着される場合を示したが、これを円周側に挿入固着する場 合もあるほか、図2に示すような形状の補強部材19’を用いてトラックフレー ム4の側面に部分的に溶着することもでき、軽量化の面ではこの方が好ましい。
【0011】
【考案の効果】
本考案の転輪支持構造は以上のように構成されるので、従来のトラックフレー ムに比して転軸受との軸受面積を大幅に拡大することが可能となって転輪軸受面 の摩耗や変形が防止でき、転輪固定構造の信頼性が高まるとともに、転輪支持部 分のガタやボルトの緩み、ベアリングの損耗等のトラブルが防止できる効果があ る。 またトラックフレームの板厚断面を広くする場合に比して機体重量の増大も殆 どなく低コストですむという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】クローラ走行装置の側面図。
【図2】転輪支持部の側面図。
【図3】転輪支持部の正面断面図。
【符号の説明】
1:クローラ 4:トラックフレーム 6a:転輪 13:軸受 18a,18b:軸受面 19:補強部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックフレーム(4)を囲むようにク
    ローラ(1)を装着し、該トラックフレーム(4)に取
    り付けた軸受(13)を介して軸支した転輪(6a)を
    クローラ(1)の接地側に内接させ、上記軸受(13)
    の周面にトラックフレーム(4)下端の軸受面(18
    a)を当接させてトラックフレーム(4)を支持せしめ
    た構造において、前記トラックフレーム(4)に底面が
    軸受面(18b)を構成する補強部材(19)を固着し
    てなるクローラ走行部における転輪支持構造。
JP1992028313U 1992-04-02 1992-04-02 クローラ走行部における転輪支持構造 Expired - Lifetime JP2604690Y2 (ja)

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JPH0578683U true JPH0578683U (ja) 1993-10-26
JP2604690Y2 JP2604690Y2 (ja) 2000-05-22

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51130527U (ja) * 1975-04-15 1976-10-21
JPS6216572U (ja) * 1985-07-17 1987-01-31
JP3091879U (ja) * 2002-05-22 2003-02-21 孝夫 西川 色分けされた紐

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51130527U (ja) * 1975-04-15 1976-10-21
JPS6216572U (ja) * 1985-07-17 1987-01-31
JP3091879U (ja) * 2002-05-22 2003-02-21 孝夫 西川 色分けされた紐

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