JPH0578892A - ラジアルセル型電気亜鉛めつきにおけるエツジオーバコートの防止装置 - Google Patents
ラジアルセル型電気亜鉛めつきにおけるエツジオーバコートの防止装置Info
- Publication number
- JPH0578892A JPH0578892A JP3247484A JP24748491A JPH0578892A JP H0578892 A JPH0578892 A JP H0578892A JP 3247484 A JP3247484 A JP 3247484A JP 24748491 A JP24748491 A JP 24748491A JP H0578892 A JPH0578892 A JP H0578892A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating ring
- steel strip
- radial cell
- roll
- electrogalvanizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラジアルセル型電気亜鉛めっきにおいて、エ
ッジオーバコートを防止する。 【構成】 通電ロール3の外周に軸方向に対して移動可
能に嵌着した絶縁リング12と、絶縁リング12が通電ロー
ル3に巻き付く鋼帯1の端部14に接触するように、絶縁
リング12を移動する絶縁リングの移動手段とを備えたも
の。
ッジオーバコートを防止する。 【構成】 通電ロール3の外周に軸方向に対して移動可
能に嵌着した絶縁リング12と、絶縁リング12が通電ロー
ル3に巻き付く鋼帯1の端部14に接触するように、絶縁
リング12を移動する絶縁リングの移動手段とを備えたも
の。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジアルセル型電気亜
鉛めっきにおけるエッジオーバコートの防止装置に関す
る。
鉛めっきにおけるエッジオーバコートの防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ラジアルセル型電気亜鉛めっき設備で
は、めっき槽内で鋼板端部に集中する過電流により生じ
るエッジオーバコートを、めっき後に、金属ワイヤーの
ブラシロールを回転させて除去していた。
は、めっき槽内で鋼板端部に集中する過電流により生じ
るエッジオーバコートを、めっき後に、金属ワイヤーの
ブラシロールを回転させて除去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エッジオーバ
コートを金属ワイヤーのブラシロールを回転して除去す
る方式は、除去した亜鉛粉が飛散することやその処理に
問題がある他に、飛散粉が鋼板上に付着するので、除去
装置として更に平面ブラシロールや洗浄装置が必要とな
り、設置場所や設備費を必要とするなどの問題があっ
た。また、この方式では鋼板端面の亜鉛粉の除去は可能
であっても、エッジオーバコート自体はまったく解消さ
れないという欠点がある。
コートを金属ワイヤーのブラシロールを回転して除去す
る方式は、除去した亜鉛粉が飛散することやその処理に
問題がある他に、飛散粉が鋼板上に付着するので、除去
装置として更に平面ブラシロールや洗浄装置が必要とな
り、設置場所や設備費を必要とするなどの問題があっ
た。また、この方式では鋼板端面の亜鉛粉の除去は可能
であっても、エッジオーバコート自体はまったく解消さ
れないという欠点がある。
【0004】そこで、エッジオーバコート防止対策とし
て、特開平2-213499号公報が提案されている。しかし、
この技術によっても完全な防止はできない。即ち、可溶
性アノードは一定の幅を有しているため、廃アノード抜
き取り側において鋼帯端部とアノード端を一致させるこ
とはできない。また、一致しても電流のまわり込みは避
けられない。
て、特開平2-213499号公報が提案されている。しかし、
この技術によっても完全な防止はできない。即ち、可溶
性アノードは一定の幅を有しているため、廃アノード抜
き取り側において鋼帯端部とアノード端を一致させるこ
とはできない。また、一致しても電流のまわり込みは避
けられない。
【0005】本発明は、このような問題を解決したラジ
アルセル型電気めっきにおけるエッジオーバコートの防
止装置を提供することを目的とする。
アルセル型電気めっきにおけるエッジオーバコートの防
止装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、通電ロールの
外周に軸方向に対して移動可能に嵌着した絶縁リング
と、前記絶縁リングが通電ロールに巻き付く鋼帯の端部
に接触するように、前記絶縁リングを移動する絶縁リン
グの移動手段とを備えたことを特徴とするラジアルセル
型電気亜鉛めっきにおけるエッジオーバコートの防止装
置である。
外周に軸方向に対して移動可能に嵌着した絶縁リング
と、前記絶縁リングが通電ロールに巻き付く鋼帯の端部
に接触するように、前記絶縁リングを移動する絶縁リン
グの移動手段とを備えたことを特徴とするラジアルセル
型電気亜鉛めっきにおけるエッジオーバコートの防止装
置である。
【0007】
【作 用】本発明は、図2、3のように、通電ロール3
の外周に絶縁リング12を嵌着し、鋼帯1の端部14に押し
当てることにより、鋼帯1の端部に亜鉛粉を付着させな
いようにしたものである。また、絶縁リング12は、鋼帯
1の幅より広く配置された可溶性陽極(亜鉛)8からの
電流を鋼帯1の端部からさえぎる効果を有し、これによ
りエッジオーバコートを防止できる。
の外周に絶縁リング12を嵌着し、鋼帯1の端部14に押し
当てることにより、鋼帯1の端部に亜鉛粉を付着させな
いようにしたものである。また、絶縁リング12は、鋼帯
1の幅より広く配置された可溶性陽極(亜鉛)8からの
電流を鋼帯1の端部からさえぎる効果を有し、これによ
りエッジオーバコートを防止できる。
【0008】このように、本発明は、エッジ部に付着し
た亜鉛粉を取り除くのではなく端部に付着させないもの
であり、また、エッジオーバコートを発生させないよう
にしたものである。本発明は、上記のように絶縁リング
12を通電ロール3に嵌着し、連続的に進行してくる鋼帯
1に接触させるが、鋼帯1の速度と通電ロール3との回
転速度は同一のために、絶縁リング12は鋼帯1の端部に
接触しても摩耗するようなことはない。
た亜鉛粉を取り除くのではなく端部に付着させないもの
であり、また、エッジオーバコートを発生させないよう
にしたものである。本発明は、上記のように絶縁リング
12を通電ロール3に嵌着し、連続的に進行してくる鋼帯
1に接触させるが、鋼帯1の速度と通電ロール3との回
転速度は同一のために、絶縁リング12は鋼帯1の端部に
接触しても摩耗するようなことはない。
【0009】また、絶縁リング12は半円分がめっき槽外
にあり、鋼帯1との接触が容易であり、目視調整も可能
で、鋼帯1の幅変更も容易にできる。
にあり、鋼帯1との接触が容易であり、目視調整も可能
で、鋼帯1の幅変更も容易にできる。
【0010】
【実施例】本発明の、一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は、ラジアルセル型電気亜鉛めっきの説明図で
ある。図1において、鋼帯1はデフレクターロール2よ
り、通電ロール3を経由して後方のデフレクターロール
4から矢印方向へ搬送される。
る。図1は、ラジアルセル型電気亜鉛めっきの説明図で
ある。図1において、鋼帯1はデフレクターロール2よ
り、通電ロール3を経由して後方のデフレクターロール
4から矢印方向へ搬送される。
【0011】通電ロール3はめっき槽5においてその半
周分がめっき液6に浸漬されている。めっき槽5内では
不溶性陽極7の上方に可溶性亜鉛陽極8を配置し、陰極
とする通電ロール3に接触した鋼帯1の表面に電気亜鉛
めっきを行う。この時、ヘッダー10のノズルにより矢印
11方向にめっき液を通電ロール3の回転方向9の逆方向
から噴出させることにより、めっき効率のよい高電流密
度のめっきを行うようにしている。
周分がめっき液6に浸漬されている。めっき槽5内では
不溶性陽極7の上方に可溶性亜鉛陽極8を配置し、陰極
とする通電ロール3に接触した鋼帯1の表面に電気亜鉛
めっきを行う。この時、ヘッダー10のノズルにより矢印
11方向にめっき液を通電ロール3の回転方向9の逆方向
から噴出させることにより、めっき効率のよい高電流密
度のめっきを行うようにしている。
【0012】通電ロール3と可溶性亜鉛陽極8の距離は
狭い方がめっき効果が良いが、可溶性亜鉛陽極8の凹凸
もあり、通常25mm以上の隙間を必要としている。図2
は、本発明の一実施例の要部を示す正面図であり、図3
は図2のA部の拡大断面図である。図2、3において、
12は通電ロール1の外周に、軸方向に対して移動可能に
嵌着した絶縁リングである。
狭い方がめっき効果が良いが、可溶性亜鉛陽極8の凹凸
もあり、通常25mm以上の隙間を必要としている。図2
は、本発明の一実施例の要部を示す正面図であり、図3
は図2のA部の拡大断面図である。図2、3において、
12は通電ロール1の外周に、軸方向に対して移動可能に
嵌着した絶縁リングである。
【0013】絶縁リング12は硬質PVC材質としたが、
テフロンやゴムライニング等の絶縁物であれば良い。ま
た、絶縁リング12は可溶性亜鉛陽極8に接触しない外径
としている(通電ロール3の外径+20mmとした)。幅は
取合上の制限はないので任意に取れるので100mm 幅とし
た。
テフロンやゴムライニング等の絶縁物であれば良い。ま
た、絶縁リング12は可溶性亜鉛陽極8に接触しない外径
としている(通電ロール3の外径+20mmとした)。幅は
取合上の制限はないので任意に取れるので100mm 幅とし
た。
【0014】尚、絶縁リング12の内側に鋼帯1の端部14
が接触し、かつ鋼帯1の端部14を鋼帯1の幅より広く配
置された可溶性亜鉛陽極8からの電流をさえぎるよう
に、絶縁リング12は可溶性亜鉛陽極8に接近して配置さ
れている。また、絶縁リング12を鋼帯1の幅に応じて調
整するため、図4に示すように、手動ハンドル17をラッ
クピニオン機構16により矢印方向に開閉することにより
絶縁リング12を移動可能としてある。
が接触し、かつ鋼帯1の端部14を鋼帯1の幅より広く配
置された可溶性亜鉛陽極8からの電流をさえぎるよう
に、絶縁リング12は可溶性亜鉛陽極8に接近して配置さ
れている。また、絶縁リング12を鋼帯1の幅に応じて調
整するため、図4に示すように、手動ハンドル17をラッ
クピニオン機構16により矢印方向に開閉することにより
絶縁リング12を移動可能としてある。
【0015】図5は、エッジオーバコーティングを模式
的に示した拡大断面図である。本発明により、鋼帯1の
端部14の剥離し易い亜鉛層15は絶縁リング12が接触して
いるのでなくなり、目標目付量t0に対しエッジオーバコ
ート量tが4〜5倍が付着していたものが、2倍程度に
減少した。更に、前述のように、めっき効率を上げるた
めに鋼帯1の進行方向の逆方向からカウンターフローノ
ズルによりめっき液を流す方式を採用しており、ヘッダ
ー10からのめっき液の流れ方向は矢印11方向へ流れるの
が良いのであるが、従来通電ロール3の側方矢印13方向
へ逃げて有効な流速が得られなかったが、本発明の絶縁
リング12の設置は、側方向13へのめっき液の流れを防止
することに大きな効果があり、めっき電流密度を20〜30
%高くすることができた。従って、ライン速度をその分
向上することができた。
的に示した拡大断面図である。本発明により、鋼帯1の
端部14の剥離し易い亜鉛層15は絶縁リング12が接触して
いるのでなくなり、目標目付量t0に対しエッジオーバコ
ート量tが4〜5倍が付着していたものが、2倍程度に
減少した。更に、前述のように、めっき効率を上げるた
めに鋼帯1の進行方向の逆方向からカウンターフローノ
ズルによりめっき液を流す方式を採用しており、ヘッダ
ー10からのめっき液の流れ方向は矢印11方向へ流れるの
が良いのであるが、従来通電ロール3の側方矢印13方向
へ逃げて有効な流速が得られなかったが、本発明の絶縁
リング12の設置は、側方向13へのめっき液の流れを防止
することに大きな効果があり、めっき電流密度を20〜30
%高くすることができた。従って、ライン速度をその分
向上することができた。
【0016】
【発明の効果】本発明により、エッジオーバコートの発
生を効果的に防ぐことができる。本発明は、従来のよう
にエッジオーバコートを金属ワイヤーのブラシロールで
除去する方式ではなく、エッジオーバコート自体の発生
を防ぐ方式なので、飛散粉を再度除去する必要がなく、
製品の品質が向上し、生産性を向上できる。また、設備
費を低減することが可能となる。
生を効果的に防ぐことができる。本発明は、従来のよう
にエッジオーバコートを金属ワイヤーのブラシロールで
除去する方式ではなく、エッジオーバコート自体の発生
を防ぐ方式なので、飛散粉を再度除去する必要がなく、
製品の品質が向上し、生産性を向上できる。また、設備
費を低減することが可能となる。
【0017】更に、本発明の絶縁リングは、めっき液の
流れを整える作用があり、めっき電流密度を20〜30%高
くすることができるので、ライン速度をその分向上する
ことができる。
流れを整える作用があり、めっき電流密度を20〜30%高
くすることができるので、ライン速度をその分向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するラジアルセル型亜鉛めっき装
置の説明図である。
置の説明図である。
【図2】本発明の、一実施例の要部を示す正面図であ
る。
る。
【図3】図2のA部の拡大断面図である。
【図4】本発明の絶縁リング移動装置の一実施例を示す
正面図である。
正面図である。
【図5】エッジオーバコーティングを模式的に示した拡
大断面図である。
大断面図である。
1 鋼帯 2 デフレクターロール 3 通電ロール 4 デフレクターロール 5 めっき槽 6 めっき液 7 不溶性陽極 8 可溶性亜鉛陽極 9 回転方向 10 へッダー 11 めっき液の流れ方向 12 絶縁リング 13 めっき液の流れ方向 14 鋼帯端部 15 亜鉛層 16 ラックピニオン機構 17 手動ハンドル
Claims (1)
- 【請求項1】 通電ロールの外周に軸方向に対して移動
可能に嵌着した絶縁リングと、前記絶縁リングが通電ロ
ールに巻き付く鋼帯の端部に接触するように、前記絶縁
リングを移動する絶縁リングの移動手段とを備えたこと
を特徴とするラジアルセル型電気亜鉛めっきにおけるエ
ッジオーバコートの防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3247484A JPH0578892A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | ラジアルセル型電気亜鉛めつきにおけるエツジオーバコートの防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3247484A JPH0578892A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | ラジアルセル型電気亜鉛めつきにおけるエツジオーバコートの防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0578892A true JPH0578892A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17164152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3247484A Pending JPH0578892A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | ラジアルセル型電気亜鉛めつきにおけるエツジオーバコートの防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0578892A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100441389B1 (ko) * | 2000-12-22 | 2004-07-22 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 전기도금장치 |
| CN111926368A (zh) * | 2020-06-08 | 2020-11-13 | 浙江同创顶立表面技术有限公司 | 用于大直径轴套的热处理工装以及热处理方法 |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP3247484A patent/JPH0578892A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100441389B1 (ko) * | 2000-12-22 | 2004-07-22 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 전기도금장치 |
| CN111926368A (zh) * | 2020-06-08 | 2020-11-13 | 浙江同创顶立表面技术有限公司 | 用于大直径轴套的热处理工装以及热处理方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |