JPH0579095B2 - - Google Patents
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- JPH0579095B2 JPH0579095B2 JP61006483A JP648386A JPH0579095B2 JP H0579095 B2 JPH0579095 B2 JP H0579095B2 JP 61006483 A JP61006483 A JP 61006483A JP 648386 A JP648386 A JP 648386A JP H0579095 B2 JPH0579095 B2 JP H0579095B2
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Description
本発明は、溶融成形可能な、優れた機械特性を
持ち、特に曲げ特性の改良された共重合ポリエス
テルに関するものである。 芳香族ポリエステルのうち、溶融時に液晶性を
示す樹脂グループは配向度が高く、それに伴う機
械的性質、特に強張り強度に関しては優れた値を
示すことが知られているが、反面、配向軸方向と
それに垂直な方向との機械的性質の差があまりに
も著しいので、溶融加工時の流動状態に物性が大
きく左右され工業化するのに問題があつた。 また、工業化されたものもフイラーを添加する
事により異方性を解消するという方法をとつてお
り、樹脂材料の持つ軽量性に大きな犠牲を払い、
比強度の低下という点で好ましくない。例えば、
米国特許4473682に示されるように、6−アセト
キシ−2−ナフトエ酸(5モル%)、p−ヒドロ
キシ安息香酸(60モル%)、4,4′−ビフエノー
ルジアセテート(17.5モル%)及びテレフタル酸
(17.5モル%)で生成される樹脂の引張り強度は
1900Kg/cm2であるが、曲げ強度は1230Kg/cm2であ
り、曲げ弾性率8.4×104Kg/cm2である。 また、芳香族ポリエステルの原料モノマーは結
晶性であることが多く、従つて、溶融重合条件
は、これらのモノマー融点及び生成ポリマー融点
からおのずから制約を受ける。更に、ポリマーの
融点の制約から、溶融重合可能な成分組成比にも
制限が生じる。 本発明の成分()を含むポリマーについて
は、特公昭49−1795、特公昭49−13235、特公昭
49−13237、特公昭49−13238、特開昭59−41331、
特開昭59−124926、特開昭59−124928、特開昭59
−223719、特開昭60−4529、特開昭60−188420、
特開昭60−188423、特開昭60−192724、特開昭60
−192725等に記載があり、また、成分()及び
()を含むポリマーについては、特開昭54−
77691、特開昭59−157115、特開昭55−144024、
特開昭59−62630、米国特許4473682等に記載があ
る。 従来、p−ヒドロキシ安息香酸のホモポリマー
は「エコノールE101」として知られているが、
この樹脂は極めて高融点であり、溶融重合が不可
能であつた。これに6−アセトキシ−2−ナフト
エ酸を添加することによつて加工性の向上が得ら
れたが、機械的強度特に曲げ強度においてそれ程
の進歩はみられなかつた(特開昭54−77691、特
開昭59−157115)。 一方、1,2−ビス(2−クロロフエノキシ)
エタン−4,4′−ジカルボン酸を含むポリマーは
強靱であることが近年報告されているが(特開昭
60−4529)、これは主鎖にアリフアテイツク成分
を含むことにより総じて融点がかなり低いため、
実用に供するには用途がかなり制限されるもので
ある。 また、PETとポリエチレン−1,2−ビス
(2−クロロフエノキシ)エタン−4,4′−ジカ
ルボキシレートとのブレンド(特開昭59−
207962)は、同様に、熱的な性質が低く(例え
ば、18.6Kgf/cm2荷重の熱変形温度)、PETの改
良の域を出ない。 一方、特開昭59−41331に示される樹脂は、全
芳香族ポリエステルであるが、最も好ましいとさ
れている1,2−ビス(2−クロロフエノキシ)
エタン−4,4′−ジカルボン酸と4,4′ジアセト
キシビフエノールからなるポリマーは高融点であ
り、溶融重合が極めて困難である。 また、特開昭60−188423に於いては光学異方性
と成形加工性に関する開示にすぎず、力学的性質
については全く示されていない。 また、特開昭60−188420、特開昭60−192724、
特開昭60−192725等は光学異方性と繊維の弾性率
について開示しているが、樹脂の耐熱性に関する
記載は乏しく、樹脂の曲げ強度、曲げ弾性率等の
曲げ特性並びに引張強度については何も触れてお
らず、従来の樹脂の持つ欠点を充分に改良するに
は至つていない。 そこで、本発明者等は、上記のような従来のポ
リエステルの欠点を改良し、溶融重合並びに溶融
加工が可能であつて且つ耐熱変形性並びに融点は
あまり低くなく、しかも高強度で高弾性率の成形
品を与える共重合ポリエステルに関して鋭意検討
した結果、本発明に到達した。すなわち、本発明
は、ペンタフルオロフエノール中60℃において
0.1重量%の濃度で毛管粘度計によつて測定して
1.0〜15の範囲の固有粘度を有し、下記の構造単
位(),()及び()及び/又は()を主
要構成成分として成る、従来のポリエステルのも
つ欠点を克服した、溶融加工可能な共重合ポリエ
ステルを提供するものである。
持ち、特に曲げ特性の改良された共重合ポリエス
テルに関するものである。 芳香族ポリエステルのうち、溶融時に液晶性を
示す樹脂グループは配向度が高く、それに伴う機
械的性質、特に強張り強度に関しては優れた値を
示すことが知られているが、反面、配向軸方向と
それに垂直な方向との機械的性質の差があまりに
も著しいので、溶融加工時の流動状態に物性が大
きく左右され工業化するのに問題があつた。 また、工業化されたものもフイラーを添加する
事により異方性を解消するという方法をとつてお
り、樹脂材料の持つ軽量性に大きな犠牲を払い、
比強度の低下という点で好ましくない。例えば、
米国特許4473682に示されるように、6−アセト
キシ−2−ナフトエ酸(5モル%)、p−ヒドロ
キシ安息香酸(60モル%)、4,4′−ビフエノー
ルジアセテート(17.5モル%)及びテレフタル酸
(17.5モル%)で生成される樹脂の引張り強度は
1900Kg/cm2であるが、曲げ強度は1230Kg/cm2であ
り、曲げ弾性率8.4×104Kg/cm2である。 また、芳香族ポリエステルの原料モノマーは結
晶性であることが多く、従つて、溶融重合条件
は、これらのモノマー融点及び生成ポリマー融点
からおのずから制約を受ける。更に、ポリマーの
融点の制約から、溶融重合可能な成分組成比にも
制限が生じる。 本発明の成分()を含むポリマーについて
は、特公昭49−1795、特公昭49−13235、特公昭
49−13237、特公昭49−13238、特開昭59−41331、
特開昭59−124926、特開昭59−124928、特開昭59
−223719、特開昭60−4529、特開昭60−188420、
特開昭60−188423、特開昭60−192724、特開昭60
−192725等に記載があり、また、成分()及び
()を含むポリマーについては、特開昭54−
77691、特開昭59−157115、特開昭55−144024、
特開昭59−62630、米国特許4473682等に記載があ
る。 従来、p−ヒドロキシ安息香酸のホモポリマー
は「エコノールE101」として知られているが、
この樹脂は極めて高融点であり、溶融重合が不可
能であつた。これに6−アセトキシ−2−ナフト
エ酸を添加することによつて加工性の向上が得ら
れたが、機械的強度特に曲げ強度においてそれ程
の進歩はみられなかつた(特開昭54−77691、特
開昭59−157115)。 一方、1,2−ビス(2−クロロフエノキシ)
エタン−4,4′−ジカルボン酸を含むポリマーは
強靱であることが近年報告されているが(特開昭
60−4529)、これは主鎖にアリフアテイツク成分
を含むことにより総じて融点がかなり低いため、
実用に供するには用途がかなり制限されるもので
ある。 また、PETとポリエチレン−1,2−ビス
(2−クロロフエノキシ)エタン−4,4′−ジカ
ルボキシレートとのブレンド(特開昭59−
207962)は、同様に、熱的な性質が低く(例え
ば、18.6Kgf/cm2荷重の熱変形温度)、PETの改
良の域を出ない。 一方、特開昭59−41331に示される樹脂は、全
芳香族ポリエステルであるが、最も好ましいとさ
れている1,2−ビス(2−クロロフエノキシ)
エタン−4,4′−ジカルボン酸と4,4′ジアセト
キシビフエノールからなるポリマーは高融点であ
り、溶融重合が極めて困難である。 また、特開昭60−188423に於いては光学異方性
と成形加工性に関する開示にすぎず、力学的性質
については全く示されていない。 また、特開昭60−188420、特開昭60−192724、
特開昭60−192725等は光学異方性と繊維の弾性率
について開示しているが、樹脂の耐熱性に関する
記載は乏しく、樹脂の曲げ強度、曲げ弾性率等の
曲げ特性並びに引張強度については何も触れてお
らず、従来の樹脂の持つ欠点を充分に改良するに
は至つていない。 そこで、本発明者等は、上記のような従来のポ
リエステルの欠点を改良し、溶融重合並びに溶融
加工が可能であつて且つ耐熱変形性並びに融点は
あまり低くなく、しかも高強度で高弾性率の成形
品を与える共重合ポリエステルに関して鋭意検討
した結果、本発明に到達した。すなわち、本発明
は、ペンタフルオロフエノール中60℃において
0.1重量%の濃度で毛管粘度計によつて測定して
1.0〜15の範囲の固有粘度を有し、下記の構造単
位(),()及び()及び/又は()を主
要構成成分として成る、従来のポリエステルのも
つ欠点を克服した、溶融加工可能な共重合ポリエ
ステルを提供するものである。
【化】
[但し、XはF,Cl又はBrであり、nは2又
は4である]
は4である]
【化】
【式】
【化】
尚、単位(),()及び()のうちの少な
くとも1つの単位中の一部又は全部の芳香族環上
の水素原子の少なくとも1つは、炭素数1〜4個
からなるアルキル基、炭素数1〜4個からなるア
ルコキシ基又はF,Cl,Br,I等のハロゲン原
子によつて置換されている。 本発明のポリエステルは、また、単位()を
2.5〜35モル%、好ましくは5〜30モル%、更に
好ましくは10〜25モル%含有し、単位()を
2.5〜35モル%、好ましくは5〜30モル%、更に
好ましくは、10〜25モル%含有し、単位()、
単位()又は単位()プラス単位()を30
〜95モル%、好ましくは40〜90モル%、更に好ま
しくは50〜80モル%含有するものであることが必
要である。単位()及び単位()の合計がポ
リエステルの70モル%を越えると、高融点とな
り、溶融重合は極めて困難である。単位()及
び単位()に関しては、少なくともいずれか一
方が存在すればよいが、共存することが好まし
い。 樹脂の融点と成形容易性とは必ずしも平行する
関係にはないが、本発明の共重合ポリエステルは
溶融成形可能であつて400℃以下で、好ましくは
360℃以下で、更に好ましくは320℃以下の温度で
溶融粘度が104〜102ポイズになり、少くとも200
℃以下ではこの溶融粘度にはならない。本発明の
共重合ポリエステルの重合温度は360℃以下であ
り、好ましくは340℃以下であり、更に好ましく
は320℃以下である。 また、本発明の樹脂は360℃を越える温度で重
合すると、重合体が着色し、単位()のハロゲ
ン原子の脱離などのような分解が起り、好ましく
ない。 共重合ポリエステルに単位()を提供する原
料化合物としては、1,2−ビス(2−クロロフ
エノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、1,
2−ビス(2−ブロモフエノキシ)エタン−4,
4′−ジカルボン酸、1,2−ビス(2−フルオロ
フエノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、
1,4−ビス(2−クロロフエノキシ)ブタン−
4,4′−ジカルボン酸、1,4−ビス(2−ブロ
モフエノキシ)ブタン−4,4′−ジカルボン酸、
1,4−ビス(2−フルオロフエノキシ)ブタン
−4,4′−ジカルボン酸又はこれらのメチル、フ
エニル等のエステル及び酸塩化物が好ましいもの
として例示できるが、これら化合物の合成工程か
ら当然予想される混入物として、以下の化合物を
本発明の樹脂の性質を損なわない程度の少量を含
んでもよい。 すなわち、1(2−クロロフエノキシ)−2(2′,
6′−ジクロロフエノキシ)エタン−4,4′−ジカ
ルボン酸、1(2−クロロフエノキシ)−2(2′,
3′,6′−トリクロロフエノキシ)エタン−4,
4′−ジカルボン酸、1,2−ビス(2,6−ジク
ロロフエノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン
酸、1,2−ビス(2,6−ジクロロフエノキ
シ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、1(2,6
−ジクロロフエノキシ)−2(2′,3′,6′−トリク
ロロフエノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン
酸、1(フエノキシ)−2(2′−クロロフエノキシ)
エタン−4,4′−ジカルボン酸、1(2−ブロモ
フエノキシ)−2(2′,6′−ジブロモフエノキシ)
エタン−4,4′−ジカルボン酸、1(2−ブロモ
フエノキシ)−2(2′,3′,6′−トリブロモフエノ
キシ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、1,2−
ビス(2,6−ジブロモフエノキシ)エタン−
4,4′−ジカルボン酸、1(2,6−ジブロモフ
エノキシ)−2(2′,3′,6′−トリブロモフエノキ
シ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、1(フエノ
キシ)−2(2′−ブロモフエノキシ)エタン−4,
4′−ジカルボン酸、1(2−フルオロフエノキシ)
−2(2′,6′−ジフルオロフエノキシ)エタン−
4,4′−ジカルボン酸、1(2−フルオロフエノ
キシ)−2(2′,3′,6′−トリフルオロフエノキシ
)
エタン−4,4′−ジカルボン酸、1,2−ビス
(2,6−ジフルオロフエノキシ)エタン−4,
4′−ジカルボン酸、1(2,6−ジフルオロフエ
ノキシ)−2(2′,3′,6′−トリフルオロフエノキ
シ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、1(フエノ
キシ)−2(2′−フルオロフエノキシ)エタン−
4,4′−ジカルボン酸、1(2−クロロフエノキ
シ)−4(2′,6′−ジクロロフエノキシ)ブタン−
4,4′−ジカルボン酸、1(2−クロロフエノキ
シ)−4(2′,3′,6′−トリクロロフエノキシ)ブ
タン−4,4′−ジカルボン酸、1,4−ビス
(2,6−ジクロロフエノキシ)ブタン−4,
4′−ジカルボン酸、1(2,6−ジクロロフエノ
キシ)−4(2′,3′,6′−トリクロロフエノキシ)
ブタン−4,4′−ジカルボン酸、1(フエノキシ)
−4(2′−クロロフエノキシ)ブタン−4,4′−
ジカルボン酸、1(2−ブロモフエノキシ)−4
(2′,6′−ジブロモフエノキシ)ブタン−4,4′−
ジカルボン酸、1(2−ブロモフエノキシ)−4
(2′,3′,6′−トリブロモフエノキシ)ブタン−
4,4′−ジカルボン酸、1,4−ビス(2,6−
ジブロモフエノキシ)ブタン−4,4′−ジカルボ
ン酸、1(2,6−ジブロモフエノキシ)−4(2′,
3′,6′−トリブロモフエノキシ)ブタン−4,
4′−ジカルボン酸、1(フエノキシ)−4(2′−ブ
ロモフエノキシ)ブタン−4,4′−ジカルボン
酸、1(2−フルオロフエノキシ)−4(2′,6′−
ジフルオロフエノキシ)エタン−4,4′−ジカル
ボン酸、1(2−フルオロフエノキシ)−4(2′,
3′,6′−トリフルオロフエノキシ)ブタン−4,
4′−ジカルボン酸、1,4−ビス(2,6−ジフ
ルオロフエノキシ)ブタン−4,4′−ジカルボン
酸、1(2,6−ジフルオロフエノキシ)−4(2′,
3′,6′−トリフルオロフエノキシ)ブタン−4,
4−ジカルボン酸、1(フエノキシ)−4(2′−フ
ルオロフエノキシ)ブタン−4,4′−ジカルボン
酸、これらのメチル、フエニル等のエステル及び
酸塩化物などである。 単位()を提供する原料化合物の例として
は、4,4′−ビフエノール、3−クロロ−4,
4′−ビフエノール、2−クロロ−4,4′−ビフエ
ノール、3,3′−ジクロロ−4,4′−ビフエノー
ル、2,2′−ジクロロ−4,4′−ビフエノール、
3,5−ジクロロ−4,4′−ビフエノール、3,
3′,5−トリクロロ−4,4′−ビフエノール、
3,3′,5,5′−テトラクロロ−4,4′−ビフエ
ノール、2,3′−ジクロロ−4,4′−ビフエノー
ル、2,2′,6,6′−テトラクロロ−4,4′−ビ
フエノール、3−ブロモ−4,4′−ビフエノー
ル、2−ブロモ−4,4′−ビフエノール、3,
3′−ジブロモ−4,4′−ビフエノール、2,2′−
ジブロモ−4,4′−ビフエノール、3−メチル−
4,4′−ビフエノール、2−メチル−4,4′−ビ
フエノール、3,3′−ジメチル−4,4′−ビフエ
ノール、2,2′−ジメチル−4,4′−ビフエノー
ル、3−メトキシ−4,4′−ビフエノール、2−
メトキシ−4,4′−ビフエノール、3,3′−ジメ
トキシ−4,4′−ビフエノール、等及びこれらの
低級アシルエステル、があげられるが、特に酢酸
エステルが好ましい。 単位()を提供する原料化合物の例として
は、4−ヒドロキシ安息香酸、3−クロロ−4−
ヒドロキシ安息香酸、2−クロロ−4−ヒドロキ
シ安息香酸、3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシ
安息香酸、3−ブロモ−4−ヒドロキシ安息香
酸、2−ブロモ−4−ヒドロキシ安息香酸、3,
5−ジブロモ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−メ
チル−4−ヒドロキシ安息香酸、2−メチル−4
−ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシ安息香酸、3−メトキシ−4−ヒドロ
キシ安息香酸、2−メトキシ−4−ヒドロキシ安
息香酸、3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシ安
息香酸等及びこれらの低級アシルエステル又は低
級アルキルエステルがあげられ、低級アシルエス
テルとしては酢酸エステルが好ましく、低級アル
キルエステルとしてはメチルエステルが好まし
い。 なお、本発明の樹脂の特性を損なわない程度で
あれば3−フエニル−4−ヒドロキシ安息香酸、
2−フエニル−4−ヒドロキシ安息香酸及びこれ
らの低級アシルエステル又は低級アルキルエステ
ル等を含んでも良い。 単位()を提供する化合物の例としては、6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、5−クロロ−6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、7−クロロ−6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、1−クロロ−6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−クロロ−6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、5,7−ジクロ
ロ−6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、1,5−
ジクロロ−6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、
1,5,7−トリクロロ−6−ヒドロキシ−2−
ナフトエ酸、5−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−
ナフトエ酸、7−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−
ナフトエ酸、1−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−
ナフトエ酸、3−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−
ナフトエ酸、5,7−ジブロモ−6−ヒドロキシ
−2−ナフトエ酸、1,5−ジブロモ−6−ヒド
ロキシ−2−ナフトエ酸、1,5,7−トリブロ
モ−6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、5−メチ
ル−6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、7−メチ
ル−6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、5−メト
キシ−6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、7−メ
トキシ−6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸等及び
これらの低級アシルエステル又は低級アルキルエ
ステルがあげられ、低級アシルエステルとしては
酢酸エステルが好ましく、低級アルキルエステル
としてはメチルエステルが好ましい。 本発明の共重合ポリエステルは上記の原料化合
物を用いて任意の方法で得る事が出来る。例え
ば、芳香族ジオールと芳香族オキシカルボン酸の
フエニルエステル並びに芳香族ジカルボン酸のジ
フエニルエステルとからの脱フエノール重縮合に
よる方法、又は芳香族オキシカルボン酸、芳香族
ジカルボン酸の混合物に必要量のジフエニルカー
ボネートを作用させ、それぞれのカルボン酸をフ
エニルエステルとした後芳香族ジオールを添加
し、脱フエノール重縮合を行なう方法等がある
が、好ましくは芳香族ジカルボン酸にアシルオキ
シ芳香族カルボン酸と芳香族ジオールのジアシル
体とを反応させ、脱モノカルボン酸重縮合によつ
て得られる。 本発明の共重合ポリエステルは、最も好ましく
は、以下のような2段階反応によつて得られる。
第1段の反応では、240〜320℃とくに250〜320℃
に加熱し、不活性ガス雰囲気下に脱アシル化反応
を行なう。第2段の反応では、第1段の反応で得
られた樹脂を290〜320℃の温度で約1torr以下の
真空下で加熱して、更に高重合度の樹脂を得る。 短時間で所望の固有粘度に到達せしめるため
に、触媒を用いることもできる。ここで使用され
る触媒の代表的なものは、ジブチルスズオキシド
のようなジアルキルスズオキシド、ジアリールス
ズオキシド、二酸化チタン、アルコキシケイ酸チ
タン、チタンアルコキサイド、酢酸カリウム、酢
酸ナトリウム、酢酸カルシウム等のカルボン酸の
アルカリ及びアルカリ土類金属塩、酸酸化アンチ
モン等があげられるが、酢酸ナトリウム及び酢酸
カリウムが最も好ましい。これら触媒の添加量
は、全モノマー重量に対して0.0001〜1重量%で
あり、好ましくは0.01〜0.2重量%である。 本発明の共重合ポリエステルの固有粘度 [IV=1o(ηrel)/c;c=溶液の濃度(0.1重量 %)、ηrel=相対粘度]は、ペンタフルオロフエ
ノール中60℃において0.1重量%の濃度で毛管粘
度計によつて測定すると、1.0〜15の範囲であり、
好ましくは、3.0〜6.0の範囲である。単位()
及び()の含有量が増すと固有粘度の値は小さ
くなるが、1.0より小さいと充分な物性を示さな
い。また、単位()及び()の含有量が増す
と固有粘度が大きくなるが、15を越えると溶融重
合が極めて困難になる。 本発明の共重合ポリエステルは、非常に強靱
で、且つ1×105Kg/cm2以上かそれに近い曲げ弾
性率値を示し、かつ18.6Kg/cm2荷重下での熱変形
温度も120℃以上かそれに近い値を示すものであ
る。この様に本発明の樹脂は曲げ強度、曲げ弾性
率及び引張強度等、優れた機械特性と耐熱性をあ
わせもつ樹脂である。 一般に、曲げ特性の改良は引張特性の改良に比
べて多量の補強剤を要し、その結果として成形品
の重量が増加し、比強度の低下を招くので好まし
くないが、本発明の共重合ポリエステルの場合は
曲げ強度が大きく、弾性率は、例えば従来のエン
ジニアリングプラスチツクスであるポリカーボネ
ート、ポリアミド、ポリフエニレンスルフイド等
にガラス繊維を40%程度添加したものもしくはそ
れ以上に相当する優れた物性を有するものであ
る。また耐熱性については、一般に充填物の添加
により改善できる。長期の耐熱性については樹脂
本来のもつガラス転移温度によつてほとんど支配
されるが、本発明の樹脂はガラス転移温度が120
℃以上かそれに近い値を示し、既存の曲げ特性の
改良された樹脂の中では極めて高い値を有する優
れたものである。 更に成形加工の点に於ては200〜400℃の温度範
囲において、溶融粘度が104〜102ポイズとなる温
度領域が存在するため、押出成形、射出成形、圧
縮成形、ブロー成形等の通常の溶融加工を行なう
ことができ、従来のガラス繊維充填品に相当する
成形品を樹脂のみで得ることができる。 また、繊維、フイルム、三次元成形物、容器、
ホース、パイプ等に成形することができ、且つ、
それらを用いた構造体に加工することができる。 なお、成形時には本発明の芳香族コポリエステ
ルにガラス繊維、炭素繊維、アスベスト、有機系
繊維、セラミツク繊維、金属短繊維等の強化剤、
炭酸カルシウム、マイカ等の充填剤、核剤、顔
料、染料、酸化防止剤、安定剤、可塑剤、滑剤、
離型剤、難燃剤等の添加剤や、他の熱可塑性樹脂
を添加して、成形品に種々の所望の特性を付与す
ることができる。 次に、実施例によつて本発明を更に具体的に説
明する。 なお、実施例中の特性評価は、次の要領で行な
つた。 融点並びにガラス転移点:示差走査熱量計
(DSC)[セイコー電子工業(株)製のSSC/560,
SSC/560]を用いて、20℃/minの昇温速度で
測定した。 固有粘度:ペンタフルオロフエノール(60℃)
中、0.1重量%の濃度で測定した。 成形品の引張強度:ASTM D638、タイプ 成形品の曲げ強度:ASTM D790 成形品の曲げ弾性率:ASTM D790 成形品の熱変形温度(18.6Kg/cm2荷重):
ASTM D648 成形品の衝撃強度(ノツチ付):ASTM D256 実施例 1 5の三ツ口セパラブルフラスコに攪拌機、留
出物冷却器及び窒素ガス導入口を設け、1,2−
ビス(2−クロロフエノキシ)エタン−4,4′−
ジカルボン酸668.2gr(1.8モル)、4,4′−ビフエ
ノールジアセテート486.5gr(1.8モル)、6−アセ
トキシ−2−ナフトエ酸1025.5gr(4.455モル)、
4−アセトキシ安息香酸85.1gr(0.4725mol)、及
び3−クロロ−4−アセトキシ安息香酸101.4gr
(0.4725mol)を仕込み、窒素で3回置換した後、
窒素気流下で250℃にて3時間重合し、次いで昇
温して、280℃にて1.5時間、300℃にて1.5時間、
310℃にて1時間、320℃にて1時間重合した。 次に、水流ポンプを用い徐々に減圧し、約1時
間で約30torrに到達せしめた後、真空ポンプに切
換えて約1torrで2時間重合した。 得られたポリマーは光沢のあるベージユ色であ
り、固有粘度は3.5であり、ガラス転移温度と融
点はそれぞれ132℃、283℃であつた。 実施例 2 300mlの三ツ口フラスコに攪拌機、留出物冷却
器及び窒素ガス導入口を設け、1,2−ビス(2
−クロロフエノキシ)エタン−4,4′−ジカルボ
ン酸37.1gr(0.1モル)、4,4′−ビフエノールジア
セテート27.0gr(0.1モル)、6−アセトキシ−2
−ナフトエ酸57.0gr(0.2475モル)及び3−メト
キシ−4−アセトキシ安息香酸(アセチルバニリ
ン酸)11.0gr(0.0525モル)を仕込み、実施例1
と同様な方法を用いて重合し、ポリマーを得た。 ポリマーの固有粘度は4.0であり、ガラス転移
温度と融点がそれぞれ133℃、273℃であつた。 比較例 1 1,2−ビス(2−クロロフエノキシ)エタン
−4,4′−ジカルボン酸667.8g(1.8モル)、4,
4′−ビフエノールジアセテート486.5g(1.8モ
ル)、6−アセトキシ−2−ナフトエ酸1025.5g
(4.455モル)及びp−アセトキシ安息香酸170.3
g(0.945モル)を用い、実施例1と同様な装置
と同様な重合方法を用いて重合し、ポリマーを得
た。 得られたポリマーの固有粘度は3.2であり、ガ
ラス転移温度並びに融点はそれぞれ130℃、287℃
であつた。 次に、実施例1,2及び比較例1の三者によつ
て本発明の改良点をより明確にする為、実施例
1、比較例1については、サンプルを住友重機工
業(株)製プロマツト165/75射出成形機に供し、ダ
ンベル試験片、曲げ試験片等を成形して機械的性
質並びに熱的性質を測定し、仕込み組成比(表
)、熱的性質の比較(表)、機械的性質の比較
(比較)の3つの比較にまとめた。熱的性質の
比較により、明らかに置換基の存在する実施例
1,2の方はガラス転移温度のより高い、耐熱性
の良い樹脂である事がわかる。 また、機械的性質の比較に於ても実施例1の方
がより曲げ特性が優れ、衝撃強度も大幅に改良さ
れた樹脂である事がわかる。
くとも1つの単位中の一部又は全部の芳香族環上
の水素原子の少なくとも1つは、炭素数1〜4個
からなるアルキル基、炭素数1〜4個からなるア
ルコキシ基又はF,Cl,Br,I等のハロゲン原
子によつて置換されている。 本発明のポリエステルは、また、単位()を
2.5〜35モル%、好ましくは5〜30モル%、更に
好ましくは10〜25モル%含有し、単位()を
2.5〜35モル%、好ましくは5〜30モル%、更に
好ましくは、10〜25モル%含有し、単位()、
単位()又は単位()プラス単位()を30
〜95モル%、好ましくは40〜90モル%、更に好ま
しくは50〜80モル%含有するものであることが必
要である。単位()及び単位()の合計がポ
リエステルの70モル%を越えると、高融点とな
り、溶融重合は極めて困難である。単位()及
び単位()に関しては、少なくともいずれか一
方が存在すればよいが、共存することが好まし
い。 樹脂の融点と成形容易性とは必ずしも平行する
関係にはないが、本発明の共重合ポリエステルは
溶融成形可能であつて400℃以下で、好ましくは
360℃以下で、更に好ましくは320℃以下の温度で
溶融粘度が104〜102ポイズになり、少くとも200
℃以下ではこの溶融粘度にはならない。本発明の
共重合ポリエステルの重合温度は360℃以下であ
り、好ましくは340℃以下であり、更に好ましく
は320℃以下である。 また、本発明の樹脂は360℃を越える温度で重
合すると、重合体が着色し、単位()のハロゲ
ン原子の脱離などのような分解が起り、好ましく
ない。 共重合ポリエステルに単位()を提供する原
料化合物としては、1,2−ビス(2−クロロフ
エノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、1,
2−ビス(2−ブロモフエノキシ)エタン−4,
4′−ジカルボン酸、1,2−ビス(2−フルオロ
フエノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、
1,4−ビス(2−クロロフエノキシ)ブタン−
4,4′−ジカルボン酸、1,4−ビス(2−ブロ
モフエノキシ)ブタン−4,4′−ジカルボン酸、
1,4−ビス(2−フルオロフエノキシ)ブタン
−4,4′−ジカルボン酸又はこれらのメチル、フ
エニル等のエステル及び酸塩化物が好ましいもの
として例示できるが、これら化合物の合成工程か
ら当然予想される混入物として、以下の化合物を
本発明の樹脂の性質を損なわない程度の少量を含
んでもよい。 すなわち、1(2−クロロフエノキシ)−2(2′,
6′−ジクロロフエノキシ)エタン−4,4′−ジカ
ルボン酸、1(2−クロロフエノキシ)−2(2′,
3′,6′−トリクロロフエノキシ)エタン−4,
4′−ジカルボン酸、1,2−ビス(2,6−ジク
ロロフエノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン
酸、1,2−ビス(2,6−ジクロロフエノキ
シ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、1(2,6
−ジクロロフエノキシ)−2(2′,3′,6′−トリク
ロロフエノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン
酸、1(フエノキシ)−2(2′−クロロフエノキシ)
エタン−4,4′−ジカルボン酸、1(2−ブロモ
フエノキシ)−2(2′,6′−ジブロモフエノキシ)
エタン−4,4′−ジカルボン酸、1(2−ブロモ
フエノキシ)−2(2′,3′,6′−トリブロモフエノ
キシ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、1,2−
ビス(2,6−ジブロモフエノキシ)エタン−
4,4′−ジカルボン酸、1(2,6−ジブロモフ
エノキシ)−2(2′,3′,6′−トリブロモフエノキ
シ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、1(フエノ
キシ)−2(2′−ブロモフエノキシ)エタン−4,
4′−ジカルボン酸、1(2−フルオロフエノキシ)
−2(2′,6′−ジフルオロフエノキシ)エタン−
4,4′−ジカルボン酸、1(2−フルオロフエノ
キシ)−2(2′,3′,6′−トリフルオロフエノキシ
)
エタン−4,4′−ジカルボン酸、1,2−ビス
(2,6−ジフルオロフエノキシ)エタン−4,
4′−ジカルボン酸、1(2,6−ジフルオロフエ
ノキシ)−2(2′,3′,6′−トリフルオロフエノキ
シ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、1(フエノ
キシ)−2(2′−フルオロフエノキシ)エタン−
4,4′−ジカルボン酸、1(2−クロロフエノキ
シ)−4(2′,6′−ジクロロフエノキシ)ブタン−
4,4′−ジカルボン酸、1(2−クロロフエノキ
シ)−4(2′,3′,6′−トリクロロフエノキシ)ブ
タン−4,4′−ジカルボン酸、1,4−ビス
(2,6−ジクロロフエノキシ)ブタン−4,
4′−ジカルボン酸、1(2,6−ジクロロフエノ
キシ)−4(2′,3′,6′−トリクロロフエノキシ)
ブタン−4,4′−ジカルボン酸、1(フエノキシ)
−4(2′−クロロフエノキシ)ブタン−4,4′−
ジカルボン酸、1(2−ブロモフエノキシ)−4
(2′,6′−ジブロモフエノキシ)ブタン−4,4′−
ジカルボン酸、1(2−ブロモフエノキシ)−4
(2′,3′,6′−トリブロモフエノキシ)ブタン−
4,4′−ジカルボン酸、1,4−ビス(2,6−
ジブロモフエノキシ)ブタン−4,4′−ジカルボ
ン酸、1(2,6−ジブロモフエノキシ)−4(2′,
3′,6′−トリブロモフエノキシ)ブタン−4,
4′−ジカルボン酸、1(フエノキシ)−4(2′−ブ
ロモフエノキシ)ブタン−4,4′−ジカルボン
酸、1(2−フルオロフエノキシ)−4(2′,6′−
ジフルオロフエノキシ)エタン−4,4′−ジカル
ボン酸、1(2−フルオロフエノキシ)−4(2′,
3′,6′−トリフルオロフエノキシ)ブタン−4,
4′−ジカルボン酸、1,4−ビス(2,6−ジフ
ルオロフエノキシ)ブタン−4,4′−ジカルボン
酸、1(2,6−ジフルオロフエノキシ)−4(2′,
3′,6′−トリフルオロフエノキシ)ブタン−4,
4−ジカルボン酸、1(フエノキシ)−4(2′−フ
ルオロフエノキシ)ブタン−4,4′−ジカルボン
酸、これらのメチル、フエニル等のエステル及び
酸塩化物などである。 単位()を提供する原料化合物の例として
は、4,4′−ビフエノール、3−クロロ−4,
4′−ビフエノール、2−クロロ−4,4′−ビフエ
ノール、3,3′−ジクロロ−4,4′−ビフエノー
ル、2,2′−ジクロロ−4,4′−ビフエノール、
3,5−ジクロロ−4,4′−ビフエノール、3,
3′,5−トリクロロ−4,4′−ビフエノール、
3,3′,5,5′−テトラクロロ−4,4′−ビフエ
ノール、2,3′−ジクロロ−4,4′−ビフエノー
ル、2,2′,6,6′−テトラクロロ−4,4′−ビ
フエノール、3−ブロモ−4,4′−ビフエノー
ル、2−ブロモ−4,4′−ビフエノール、3,
3′−ジブロモ−4,4′−ビフエノール、2,2′−
ジブロモ−4,4′−ビフエノール、3−メチル−
4,4′−ビフエノール、2−メチル−4,4′−ビ
フエノール、3,3′−ジメチル−4,4′−ビフエ
ノール、2,2′−ジメチル−4,4′−ビフエノー
ル、3−メトキシ−4,4′−ビフエノール、2−
メトキシ−4,4′−ビフエノール、3,3′−ジメ
トキシ−4,4′−ビフエノール、等及びこれらの
低級アシルエステル、があげられるが、特に酢酸
エステルが好ましい。 単位()を提供する原料化合物の例として
は、4−ヒドロキシ安息香酸、3−クロロ−4−
ヒドロキシ安息香酸、2−クロロ−4−ヒドロキ
シ安息香酸、3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシ
安息香酸、3−ブロモ−4−ヒドロキシ安息香
酸、2−ブロモ−4−ヒドロキシ安息香酸、3,
5−ジブロモ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−メ
チル−4−ヒドロキシ安息香酸、2−メチル−4
−ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシ安息香酸、3−メトキシ−4−ヒドロ
キシ安息香酸、2−メトキシ−4−ヒドロキシ安
息香酸、3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシ安
息香酸等及びこれらの低級アシルエステル又は低
級アルキルエステルがあげられ、低級アシルエス
テルとしては酢酸エステルが好ましく、低級アル
キルエステルとしてはメチルエステルが好まし
い。 なお、本発明の樹脂の特性を損なわない程度で
あれば3−フエニル−4−ヒドロキシ安息香酸、
2−フエニル−4−ヒドロキシ安息香酸及びこれ
らの低級アシルエステル又は低級アルキルエステ
ル等を含んでも良い。 単位()を提供する化合物の例としては、6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、5−クロロ−6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、7−クロロ−6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、1−クロロ−6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−クロロ−6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、5,7−ジクロ
ロ−6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、1,5−
ジクロロ−6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、
1,5,7−トリクロロ−6−ヒドロキシ−2−
ナフトエ酸、5−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−
ナフトエ酸、7−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−
ナフトエ酸、1−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−
ナフトエ酸、3−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−
ナフトエ酸、5,7−ジブロモ−6−ヒドロキシ
−2−ナフトエ酸、1,5−ジブロモ−6−ヒド
ロキシ−2−ナフトエ酸、1,5,7−トリブロ
モ−6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、5−メチ
ル−6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、7−メチ
ル−6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、5−メト
キシ−6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、7−メ
トキシ−6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸等及び
これらの低級アシルエステル又は低級アルキルエ
ステルがあげられ、低級アシルエステルとしては
酢酸エステルが好ましく、低級アルキルエステル
としてはメチルエステルが好ましい。 本発明の共重合ポリエステルは上記の原料化合
物を用いて任意の方法で得る事が出来る。例え
ば、芳香族ジオールと芳香族オキシカルボン酸の
フエニルエステル並びに芳香族ジカルボン酸のジ
フエニルエステルとからの脱フエノール重縮合に
よる方法、又は芳香族オキシカルボン酸、芳香族
ジカルボン酸の混合物に必要量のジフエニルカー
ボネートを作用させ、それぞれのカルボン酸をフ
エニルエステルとした後芳香族ジオールを添加
し、脱フエノール重縮合を行なう方法等がある
が、好ましくは芳香族ジカルボン酸にアシルオキ
シ芳香族カルボン酸と芳香族ジオールのジアシル
体とを反応させ、脱モノカルボン酸重縮合によつ
て得られる。 本発明の共重合ポリエステルは、最も好ましく
は、以下のような2段階反応によつて得られる。
第1段の反応では、240〜320℃とくに250〜320℃
に加熱し、不活性ガス雰囲気下に脱アシル化反応
を行なう。第2段の反応では、第1段の反応で得
られた樹脂を290〜320℃の温度で約1torr以下の
真空下で加熱して、更に高重合度の樹脂を得る。 短時間で所望の固有粘度に到達せしめるため
に、触媒を用いることもできる。ここで使用され
る触媒の代表的なものは、ジブチルスズオキシド
のようなジアルキルスズオキシド、ジアリールス
ズオキシド、二酸化チタン、アルコキシケイ酸チ
タン、チタンアルコキサイド、酢酸カリウム、酢
酸ナトリウム、酢酸カルシウム等のカルボン酸の
アルカリ及びアルカリ土類金属塩、酸酸化アンチ
モン等があげられるが、酢酸ナトリウム及び酢酸
カリウムが最も好ましい。これら触媒の添加量
は、全モノマー重量に対して0.0001〜1重量%で
あり、好ましくは0.01〜0.2重量%である。 本発明の共重合ポリエステルの固有粘度 [IV=1o(ηrel)/c;c=溶液の濃度(0.1重量 %)、ηrel=相対粘度]は、ペンタフルオロフエ
ノール中60℃において0.1重量%の濃度で毛管粘
度計によつて測定すると、1.0〜15の範囲であり、
好ましくは、3.0〜6.0の範囲である。単位()
及び()の含有量が増すと固有粘度の値は小さ
くなるが、1.0より小さいと充分な物性を示さな
い。また、単位()及び()の含有量が増す
と固有粘度が大きくなるが、15を越えると溶融重
合が極めて困難になる。 本発明の共重合ポリエステルは、非常に強靱
で、且つ1×105Kg/cm2以上かそれに近い曲げ弾
性率値を示し、かつ18.6Kg/cm2荷重下での熱変形
温度も120℃以上かそれに近い値を示すものであ
る。この様に本発明の樹脂は曲げ強度、曲げ弾性
率及び引張強度等、優れた機械特性と耐熱性をあ
わせもつ樹脂である。 一般に、曲げ特性の改良は引張特性の改良に比
べて多量の補強剤を要し、その結果として成形品
の重量が増加し、比強度の低下を招くので好まし
くないが、本発明の共重合ポリエステルの場合は
曲げ強度が大きく、弾性率は、例えば従来のエン
ジニアリングプラスチツクスであるポリカーボネ
ート、ポリアミド、ポリフエニレンスルフイド等
にガラス繊維を40%程度添加したものもしくはそ
れ以上に相当する優れた物性を有するものであ
る。また耐熱性については、一般に充填物の添加
により改善できる。長期の耐熱性については樹脂
本来のもつガラス転移温度によつてほとんど支配
されるが、本発明の樹脂はガラス転移温度が120
℃以上かそれに近い値を示し、既存の曲げ特性の
改良された樹脂の中では極めて高い値を有する優
れたものである。 更に成形加工の点に於ては200〜400℃の温度範
囲において、溶融粘度が104〜102ポイズとなる温
度領域が存在するため、押出成形、射出成形、圧
縮成形、ブロー成形等の通常の溶融加工を行なう
ことができ、従来のガラス繊維充填品に相当する
成形品を樹脂のみで得ることができる。 また、繊維、フイルム、三次元成形物、容器、
ホース、パイプ等に成形することができ、且つ、
それらを用いた構造体に加工することができる。 なお、成形時には本発明の芳香族コポリエステ
ルにガラス繊維、炭素繊維、アスベスト、有機系
繊維、セラミツク繊維、金属短繊維等の強化剤、
炭酸カルシウム、マイカ等の充填剤、核剤、顔
料、染料、酸化防止剤、安定剤、可塑剤、滑剤、
離型剤、難燃剤等の添加剤や、他の熱可塑性樹脂
を添加して、成形品に種々の所望の特性を付与す
ることができる。 次に、実施例によつて本発明を更に具体的に説
明する。 なお、実施例中の特性評価は、次の要領で行な
つた。 融点並びにガラス転移点:示差走査熱量計
(DSC)[セイコー電子工業(株)製のSSC/560,
SSC/560]を用いて、20℃/minの昇温速度で
測定した。 固有粘度:ペンタフルオロフエノール(60℃)
中、0.1重量%の濃度で測定した。 成形品の引張強度:ASTM D638、タイプ 成形品の曲げ強度:ASTM D790 成形品の曲げ弾性率:ASTM D790 成形品の熱変形温度(18.6Kg/cm2荷重):
ASTM D648 成形品の衝撃強度(ノツチ付):ASTM D256 実施例 1 5の三ツ口セパラブルフラスコに攪拌機、留
出物冷却器及び窒素ガス導入口を設け、1,2−
ビス(2−クロロフエノキシ)エタン−4,4′−
ジカルボン酸668.2gr(1.8モル)、4,4′−ビフエ
ノールジアセテート486.5gr(1.8モル)、6−アセ
トキシ−2−ナフトエ酸1025.5gr(4.455モル)、
4−アセトキシ安息香酸85.1gr(0.4725mol)、及
び3−クロロ−4−アセトキシ安息香酸101.4gr
(0.4725mol)を仕込み、窒素で3回置換した後、
窒素気流下で250℃にて3時間重合し、次いで昇
温して、280℃にて1.5時間、300℃にて1.5時間、
310℃にて1時間、320℃にて1時間重合した。 次に、水流ポンプを用い徐々に減圧し、約1時
間で約30torrに到達せしめた後、真空ポンプに切
換えて約1torrで2時間重合した。 得られたポリマーは光沢のあるベージユ色であ
り、固有粘度は3.5であり、ガラス転移温度と融
点はそれぞれ132℃、283℃であつた。 実施例 2 300mlの三ツ口フラスコに攪拌機、留出物冷却
器及び窒素ガス導入口を設け、1,2−ビス(2
−クロロフエノキシ)エタン−4,4′−ジカルボ
ン酸37.1gr(0.1モル)、4,4′−ビフエノールジア
セテート27.0gr(0.1モル)、6−アセトキシ−2
−ナフトエ酸57.0gr(0.2475モル)及び3−メト
キシ−4−アセトキシ安息香酸(アセチルバニリ
ン酸)11.0gr(0.0525モル)を仕込み、実施例1
と同様な方法を用いて重合し、ポリマーを得た。 ポリマーの固有粘度は4.0であり、ガラス転移
温度と融点がそれぞれ133℃、273℃であつた。 比較例 1 1,2−ビス(2−クロロフエノキシ)エタン
−4,4′−ジカルボン酸667.8g(1.8モル)、4,
4′−ビフエノールジアセテート486.5g(1.8モ
ル)、6−アセトキシ−2−ナフトエ酸1025.5g
(4.455モル)及びp−アセトキシ安息香酸170.3
g(0.945モル)を用い、実施例1と同様な装置
と同様な重合方法を用いて重合し、ポリマーを得
た。 得られたポリマーの固有粘度は3.2であり、ガ
ラス転移温度並びに融点はそれぞれ130℃、287℃
であつた。 次に、実施例1,2及び比較例1の三者によつ
て本発明の改良点をより明確にする為、実施例
1、比較例1については、サンプルを住友重機工
業(株)製プロマツト165/75射出成形機に供し、ダ
ンベル試験片、曲げ試験片等を成形して機械的性
質並びに熱的性質を測定し、仕込み組成比(表
)、熱的性質の比較(表)、機械的性質の比較
(比較)の3つの比較にまとめた。熱的性質の
比較により、明らかに置換基の存在する実施例
1,2の方はガラス転移温度のより高い、耐熱性
の良い樹脂である事がわかる。 また、機械的性質の比較に於ても実施例1の方
がより曲げ特性が優れ、衝撃強度も大幅に改良さ
れた樹脂である事がわかる。
【表】
【表】
【表】
実施例 3
1,2−ビス(2−クロロフエノキシ)エタン
−4,4′−ジカルボン酸9.3gr(0.025モル)、4,
4′−ビフエノールジアセテート6.8gr(0.025モル)、
6−アセトキシ−2−ナフトエ酸66.3gr(0.288モ
ル)、4−アセトキシ安息香酸14.6gr(0.081モル)
及び3−クロロ−4−アセトキシ安息香酸17.4gr
(0.081モル)を用いて、実施例2と同様の装置、
重合方法によつて重合し、ベージユ色のポリマー
を得た。 ポリマーの固有粘度は6.8であり、ガラス転移
温度は116℃であつた。 尚融点はDSCのピークがブロードで不明瞭で
あつたが、島津のフローテスタCFT−500を用い
て細口(0.5mmφ×1.0mmL)から荷重10Kg/cm2、
昇温速度3℃/minで押し出した所、276℃で流
れはじめた。 比較例 2 1,2−ビス(2−クロロフエノキシ)エタン
−4,4′−ジカルボン酸167.0gr(0.45モル)、4,
4′−ビフエノールジアセテート121.6gr(0.45モ
ル)、6−アセトキシ−2−ナフトエ酸1193.4gr
(5.184モル)、及び4−アセトキシ安息香酸
525.5gr(2.916モル)を用い、実施例1と同様に
重合し、淡い茶色のポリマーを得た。 この樹脂の固有粘度は5.8であり、ガラス転移
温度は106℃であつて実施例3よりも10℃も低い
値であつた。 融点は不明瞭であつたので島津のフローテスタ
CFT−500を用いて細口(0.5mmφ×1.0mmL)か
ら荷重10Kg/cm2、昇温速度3℃/minで押し出し
た所実施例3よりも27℃低い249℃で流れはじめ
た。 実施例 4 1,2−ビス(2−クロロフエノキシ)エタン
−4,4′−ジカルボン酸37.1gr(0.1モル)、4,
4′−ビフエノールジアセテート27.0gr(0.1モル)、
6−アセトキシ−2−ナフトエ酸10.4gr(0.045モ
ル)、4−アセトキシ安息香酸23.0gr(0.1275モ
ル)及び3−クロロ−4−アセトキシ安息香酸
27.4gr(0.1275モル)を用いて実施例2と同様の
装置、方法で重合しポリマーを得た。 樹脂の固有粘度は3.8であり、ガラス転移温度
は119℃であつた。また、融点は245℃であつた。 比較例 3 1,2−ビス(2−クロロフエノキシ)エタン
−4,4′−ジカルボン酸668.2gr(1.8モル)、4,
4′−ビフエノールジアセテート486.5gr(1.8モル)、
6−アセトキシ−2−ナフトエ酸186.5gr(0.81モ
ル)、4−アセトキシ安息香酸827.1gr(4.59モル)
を用い、実施例1と同様な方法で重合しポリマー
を得た。ポリマーの固有粘度は3.1であり、ガラ
ス転移温度は実施例4よりやや低く118℃であつ
た。融点は276℃であつた。
−4,4′−ジカルボン酸9.3gr(0.025モル)、4,
4′−ビフエノールジアセテート6.8gr(0.025モル)、
6−アセトキシ−2−ナフトエ酸66.3gr(0.288モ
ル)、4−アセトキシ安息香酸14.6gr(0.081モル)
及び3−クロロ−4−アセトキシ安息香酸17.4gr
(0.081モル)を用いて、実施例2と同様の装置、
重合方法によつて重合し、ベージユ色のポリマー
を得た。 ポリマーの固有粘度は6.8であり、ガラス転移
温度は116℃であつた。 尚融点はDSCのピークがブロードで不明瞭で
あつたが、島津のフローテスタCFT−500を用い
て細口(0.5mmφ×1.0mmL)から荷重10Kg/cm2、
昇温速度3℃/minで押し出した所、276℃で流
れはじめた。 比較例 2 1,2−ビス(2−クロロフエノキシ)エタン
−4,4′−ジカルボン酸167.0gr(0.45モル)、4,
4′−ビフエノールジアセテート121.6gr(0.45モ
ル)、6−アセトキシ−2−ナフトエ酸1193.4gr
(5.184モル)、及び4−アセトキシ安息香酸
525.5gr(2.916モル)を用い、実施例1と同様に
重合し、淡い茶色のポリマーを得た。 この樹脂の固有粘度は5.8であり、ガラス転移
温度は106℃であつて実施例3よりも10℃も低い
値であつた。 融点は不明瞭であつたので島津のフローテスタ
CFT−500を用いて細口(0.5mmφ×1.0mmL)か
ら荷重10Kg/cm2、昇温速度3℃/minで押し出し
た所実施例3よりも27℃低い249℃で流れはじめ
た。 実施例 4 1,2−ビス(2−クロロフエノキシ)エタン
−4,4′−ジカルボン酸37.1gr(0.1モル)、4,
4′−ビフエノールジアセテート27.0gr(0.1モル)、
6−アセトキシ−2−ナフトエ酸10.4gr(0.045モ
ル)、4−アセトキシ安息香酸23.0gr(0.1275モ
ル)及び3−クロロ−4−アセトキシ安息香酸
27.4gr(0.1275モル)を用いて実施例2と同様の
装置、方法で重合しポリマーを得た。 樹脂の固有粘度は3.8であり、ガラス転移温度
は119℃であつた。また、融点は245℃であつた。 比較例 3 1,2−ビス(2−クロロフエノキシ)エタン
−4,4′−ジカルボン酸668.2gr(1.8モル)、4,
4′−ビフエノールジアセテート486.5gr(1.8モル)、
6−アセトキシ−2−ナフトエ酸186.5gr(0.81モ
ル)、4−アセトキシ安息香酸827.1gr(4.59モル)
を用い、実施例1と同様な方法で重合しポリマー
を得た。ポリマーの固有粘度は3.1であり、ガラ
ス転移温度は実施例4よりやや低く118℃であつ
た。融点は276℃であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ペンタフルオロフエノール中60℃において
0.1重量%の濃度で毛管粘度計によつて測定して
1.0〜15の範囲の固有粘度を有し、下記の構造単
位(),()及び()及び/又は()を主
要構成成分として成り、 単位()は【式】 [但し、XはF,Cl又はBrであり、nは2又
は4である] であり、 単位()は【式】であり、 単位()は【式】であり、 単位()は【式】であり、 単位(),()及び()のうちの少なくと
も1つの単位中の一部又は全部の芳香族環上の水
素原子の少なくとも1つは、炭素数1〜4個から
なるアルキル基、炭素数1〜4個からなるアルコ
キシ基又はハロゲン原子によつて置換されてお
り、各構成成分群の比率は、 単位()が2.5〜35モル%であり、 単位()が2.5〜35モル%であり、 単位()、単位()又は単位()と単位
()との合計が30〜95モル%である、 ことを特徴とする溶融加工可能な共重合ポリエス
テル。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61006483A JPS62164722A (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | 共重合ポリエステル |
| IL79579A IL79579A (en) | 1985-08-13 | 1986-07-31 | Melt-processable copolyester |
| US06/893,206 US4746721A (en) | 1985-08-13 | 1986-08-05 | Copolyester |
| CA000515373A CA1264497A (en) | 1985-08-13 | 1986-08-06 | Copolyester |
| ES8601023A ES2001503A6 (es) | 1985-08-13 | 1986-08-12 | Un procedimiento para producir un copoliester susceptible de tratamiento en masa fundida |
| CN86105004A CN1007063B (zh) | 1985-08-13 | 1986-08-12 | 共聚多酯 |
| KR1019860006668A KR920002774B1 (ko) | 1985-08-13 | 1986-08-13 | 공중합 폴리에스테르의 제조방법 |
| DE8686306260T DE3684735D1 (de) | 1985-08-13 | 1986-08-13 | In der schmelze verarbeitbarer aromatischer copolyester. |
| EP86306260A EP0212944B1 (en) | 1985-08-13 | 1986-08-13 | Melt-processable aromatic copolyester |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61006483A JPS62164722A (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | 共重合ポリエステル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62164722A JPS62164722A (ja) | 1987-07-21 |
| JPH0579095B2 true JPH0579095B2 (ja) | 1993-11-01 |
Family
ID=11639720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61006483A Granted JPS62164722A (ja) | 1985-08-13 | 1986-01-17 | 共重合ポリエステル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62164722A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3121247B1 (en) * | 2015-06-09 | 2019-10-02 | Merck Patent GmbH | Polymerisable compounds and the use thereof in liquid-crystal displays |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH062812B2 (ja) * | 1984-04-17 | 1994-01-12 | 三菱化成株式会社 | 共重合ポリエステルの製造方法 |
| JPS60229921A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-15 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 芳香族ポリエステル共重合体の製造法 |
-
1986
- 1986-01-17 JP JP61006483A patent/JPS62164722A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62164722A (ja) | 1987-07-21 |
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