JPH0579124A - 合成梁およびそれを使つた建物 - Google Patents

合成梁およびそれを使つた建物

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JPH0579124A
JPH0579124A JP26895091A JP26895091A JPH0579124A JP H0579124 A JPH0579124 A JP H0579124A JP 26895091 A JP26895091 A JP 26895091A JP 26895091 A JP26895091 A JP 26895091A JP H0579124 A JPH0579124 A JP H0579124A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】梁の鉄骨量を低減し、仕口部における梁主筋の
配筋、接合、定着等の熟練を必要とする作業が省力化で
きる合成梁等を提供すること。 【構成】プレキャストコンクリート造のコンクリート梁
部材12はそのコンクリート中に複数本の棒状補強体1
3を長手方向に埋め込んで形成し、鉄骨梁部材15は短
い梁鉄骨15Aと板状体15Bとを一体に結合して形成
し、コンクリート梁部材12の端面に鉄骨梁部材の板状
体15Bを当て、板状体15Bがコンクリート梁部材1
2の端面に圧接するように、棒状補強体13の端部と鉄
骨梁部材15の板状体15Bとを連結して、コンクリー
ト梁部材12と鉄骨梁部材15とを一体に結合して合成
梁11とする。 【効果】梁の靭性等の力学的性状は、鉄骨量を低減させ
ても、梁の長手方向の全域にわたって梁鉄骨を設けるも
のと同じである。剛性は鉄骨梁よりも大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中途の主要部分をプ
レキャスト鉄筋コンクリート造とし、その主要部分の両
端の部分を鉄骨造にした合成梁およびそれを使った建物
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、工事量の増大に伴い、作業所にお
ける省力化を目的にして、部材のプレキャスト化が図ら
れ、プレキャストした梁、スラブ等を使った建物が建造
されている。従来のプレキャストした梁、スラブ等を使
った建物においては、梁としてプレキャストした鉄骨鉄
筋コンクリート造のものを使い、スラブとして鉄筋コン
クリート造のものを使っていた。鉄骨鉄筋コンクリート
造の梁は、梁の中途を鉄骨鉄筋コンクリート造梁とし、
梁の両端の部分を露出した梁鉄骨および梁主筋で造り、
スラブもそれに埋設した鉄筋をその端部で露出させて造
り、前記梁の両端の梁鉄骨を鉄骨柱に固定し、対向する
梁の梁主筋を互いに結合し、あるいは梁主筋の端部を鉄
骨柱の周囲に配筋する柱主筋等と後打ちコンクリートを
介して結合し、かつ梁の上に前記スラブを架渡し、スラ
ブの端部で露出した鉄筋を互いに結合しあるいは梁の梁
主筋等と後打ちコンクリートを介して結合し、鉄骨鉄筋
コンクリート造の建物としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の建物にお
ける梁は、応力の小さい中央部分を含めて全長にわたっ
て鉄骨が埋設されているため、鉄骨量の低減に限度があ
り、プレキャストした梁のコストの低減が困難であっ
た。前記建物における梁は、柱鉄骨を介して対向する一
対の梁の梁主筋を互いに結合し、あるいは梁主筋の端部
を鉄骨柱またはその周囲に配した柱主筋等と後打ちコン
クリートを介して結合する必要があるため、仕口部にお
ける梁鉄骨と柱鉄骨との接合、梁主筋の配筋、接合、定
着等の作業が困難で、施工効率を阻害する要因となって
いた。この発明の解決しようとする課題は、上記の従来
のプレキャストした梁を使う建造法の欠点を有しないプ
レキャストした合成梁およびそれを使った建物を提供す
ること、換言すると、梁の鉄骨量を低減し、仕口部にお
ける梁主筋の配筋、接合、定着等の熟練を必要とする作
業が省力化できる合成梁およびそれを使った建物を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するための手段として、次の構成を採用する。この
発明の構成は、プレキャストコンクリート造のコンクリ
ート梁部材と鉄骨造の鉄骨梁部材とを結合してなる合成
梁において、コンクリート梁部材は梁の長手方向の中途
の主要部分を占め、鉄骨梁部材は梁の両端の部分を占
め、コンクリート梁部材はそのコンクリート中に複数本
の棒状補強体を長手方向に埋め込んで形成され、鉄骨梁
部材は梁の長手方向に延びる短い梁鉄骨と梁の長手方向
に対して略直角な方向に延びる板状体とを一体に結合し
て形成され、コンクリート梁部材の端面に鉄骨梁部材の
板状体が当てられ、鉄骨梁部材の板状体がコンクリート
梁部材の端面に圧接されるように、コンクリート梁部材
中に埋め込んだ棒状補強体の端部と鉄骨梁部材の板状体
とが連結されて、コンクリート梁部材と鉄骨梁部材とが
一体に結合されていることを特徴とする合成梁にある。
この明細書における「コンクリート梁部材」は、プレキ
ャストされたコンクリート造の部材、補強体で補強され
プレキャストされたコンクリート造の部材等を意味す
る。通常はコンクリート梁部材を鉄筋コンクリート造に
する。なお、コンクリート中に埋め込む棒状補強体には
梁主筋、PC鋼棒等が含まれる。
【0005】また、コンクリート梁部材には、プレスト
レスを与える場合と、与えない場合とがある。コンクリ
ート梁部材にプレストレスを与える方法として、ポスト
テンション方式およびプレテンション方式が採用でき
る。 (イ)ポストテンション方式 この方式には、シースに通したPC鋼棒を型枠内の所定
位置に配置して、型枠内にコンクリートを打設してコン
クリート梁部材を造るやり方と、シースを型枠内の所定
位置に配置してから、型枠内にコンクリートを打設して
コンクリート梁部材を造り、埋め込んだシース内にPC
鋼棒を通すやり方とがある。いずれのやり方でも、コン
クリート梁部材と鉄骨梁部材との結合時に、PC鋼棒に
引張力を与え、コンクリート部分にプレストレスを与え
る。必要に応じて、プレストレスを与えた状態にて、シ
ースとPC鋼棒との間の隙間にグラウトを充填し、PC
鋼棒の錆びを防止し、PC鋼棒をコンクリートに付着さ
せる。より具体的に説明すると、後述する板状体の貫通
孔にコンクリート梁部材の端面から突出するPC鋼棒の
部分を通し、板状体の表面をコンクリート梁部材の端面
に当て、PC鋼棒の端部のねじ部にナットをねじ込み、
ジャッキを使ってPC鋼棒に引張力を与え、鉄骨梁部材
の板状体をコンクリート梁部材の端面に圧接させ、コン
クリート梁部材にプレストレスを与え、コンクリート梁
部材にプレストレスを付与した状態を適宜の定着手段に
て保持(定着)し、かつコンクリート梁部材と鉄骨梁部
材とを一体に結合させるようにする。実施例1でプレス
トレスを付与した状態をナット(ねじ)で定着させる例
を説明するが、ねじ以外にくさび、ぼたん、ループ等の
適宜の定着手段を採用することができる。 (ロ)プレテンション方式 PC鋼棒をその両端のみが型枠から突出するように型枠
内の所定位置に配置し、PC鋼棒に引張力を与えた状態
にして型枠内にコンクリートを打設し、コンクリートの
硬化後に、PC鋼棒に与えておいた引張力をPC鋼棒と
コンクリートとの付着力によりコンクリートに伝えて、
コンクリート梁部材にプレストレスを与える。コンクリ
ート梁部材の両端面から突出するPC鋼棒の端部を使っ
て、プレストレスしたコンクリート梁部材と鉄骨梁部材
とを結合する。
【0006】鉄骨梁部材は、梁の長手方向に延びる短い
形鋼(たとえば、H形鋼)等の梁鉄骨の一端に梁の長手
方向に対して略直角な方向に延びる板状体を一体に結合
して形成する。板状体は、コンクリート梁部材の長手方
向に対して直角な面で断面した場合のコンクリート梁部
材の断面形状と略一致した形状(矩形)に鋼板を加工し
て形成し、そのPC鋼棒の端部に対応する位置に貫通孔
を穿設する。鉄骨梁部材の梁の長手方向の長さは、鉄骨
梁部材の端部と柱の柱鉄骨との溶接等による接合作業に
差支えない最少の長さにする。その長さは、たとえば、
梁成と略等しい寸法にする。コンクリート梁部材にプレ
ストレスを導入しない場合は、コンクリート梁部材のコ
ンクリート中に埋め込む複数本の梁主筋の両端の部分を
コンクリート梁部材の端面から突出させ、鉄骨梁部材の
板状体の貫通孔にコンクリート梁部材の端面から突出す
る梁主筋の端部を通し、板状体の端面をコンクリート梁
部材の端面に当て、梁主筋の端部のねじ部にナットをね
じ込み、ナットの締め付けにより、鉄骨梁部材の板状体
をコンクリート梁部材の端面に圧接し、コンクリート梁
部材と鉄骨梁部材とを一体に結合する。この発明の合成
梁を使って建物を建造する際には、建物の柱の柱鉄骨の
梁取付部に合成梁の鉄骨梁部材の端部を固定する。固定
の仕方は、通常の鉄骨梁、鉄骨鉄筋コンクリート梁等の
場合と同じである。通常は建物の柱を鉄骨造、鉄骨鉄筋
コンクリート造等にする。
【0007】
【実施例】実施例1は、図1ないし図14に示され、合
成梁の主要部分をプレキャストしたコンクリート梁部材
で造り、梁の両端部を鉄骨梁部材で造る例である。合成
梁11は、図7に示すように、プレキャスト梁部材12
と鉄骨梁部材15とで構成する。先ず、コンクリート梁
部材12の製造法を説明する図1および図2に示すよう
に、型枠1内に、梁主筋12aと肋筋12bとを配筋す
る。PC鋼棒13をシースに挿通し、図3および図4に
示すように、シースに挿通されたPC鋼棒13を型枠1
の両端の枠1aの貫通孔に通し、PC鋼棒13の両端1
3aを枠1aから突出させる。PC鋼棒13の両端13
aの部分にはねじを予め形成しておく。PC鋼棒13の
コンクリート中に埋め込まれる部分はシース(鞘体)で
覆う。そして、配筋を終えた型枠内1に生コンクリート
を打設して、図5および図6に示すコンクリート梁部材
12を製造する。このコンクリート梁部材12はその両
端面からPC鋼棒13の端部13aが突出している。鉄
骨梁部材15は、図11ないし図14に示されているよ
うに、H形鋼を短く切断して形成した梁鉄骨15Aと鋼
板を矩形に切断して形成した板状体15Bとを、梁鉄骨
15Aが板状体15Bの面に略直角になるように、溶接
等の結合手段により結合して形成する。梁鉄骨15Aの
鉄骨柱側の端部は、その上下のフランジ15Aaを開先
角度θで切り欠き、そのウェブ15Abの上下部にそれ
ぞれスカラップ15Acを形成し、その端部よりのウェ
ブ15Abの部分に間隔をおいてボルト通し孔を形成す
る。板状体15Bには、コンクリート梁部材12の端面
から突出する各PC鋼棒13の端部13aにそれぞれ対
応させて、複数の貫通孔15Baを穿設する。
【0008】合成梁11は、コンクリート梁部材12の
端面から突出するPC鋼棒13の端部13aを鉄骨梁部
材15の貫通孔15Baに通して、図7の右端に図示さ
れているようにする。それから、各PC鋼棒13の各端
部13aのねじ部に一対のナット14をねじ込み、ジャ
ッキを使ってPC鋼棒13に引張力を与え、板状体15
Bの表面をコンクリート梁部材12の端面に圧接させ、
コンクリート梁部材12にプレストレスを付与する。こ
のプレストレスを付与した状態をナット14の締め付け
により保持(定着)させ、同時に鉄骨梁部材14とコン
クリート梁部材12とを強固に結合させて、合成梁11
とする。合成梁11は、工場生産してもよいし、建築現
場で製造してもよい。鉄骨柱16は、図11および図1
2に示すように、たとえば、H形鋼で造り、その長手方
向に間隔をおいて、その梁取付位置にガセットプレート
17を溶接する。このガセットプレート17には、鉄骨
部材15Aのウェブ15Abのボルト通し孔の間隔に合
わせて、ボルト通し孔を穿設しておく。合成梁11を使
って建物10を建造する。所定位置に鉄骨柱16を建
て、鉄骨柱16のガセットプレート17のボルト通し孔
と合成梁11の鉄骨梁部材15の梁鉄骨15Aのウェブ
15Abのボルト通し孔とを合わせてボルトを通し、こ
のボルトにナットをねじ込み、合成梁11の鉄骨梁部材
12を鉄骨柱にボルト・ナットb・nにて固定する。そ
して、梁鉄骨15Aの上下のフランジを鉄骨柱16の表
面16aに突合せ溶接して、合成梁11の鉄骨梁部材1
5の端部を鉄骨柱16に固着する。鉄骨柱16は、必要
に応じて、その周囲に柱主筋16b、帯筋16cを配
し、型枠で囲み、型枠内に生コンクリートを打設して、
鉄骨鉄筋コンクリート造にする。また、鉄骨梁部材15
の周囲の部分18も、必要に応じて、コンクリート造に
する。
【0009】実施例2は、図15ないし図17に示さ
れ、合成梁21の主要部分を構成するコンクリート梁部
材22をプレキャストした鉄筋コンクリート造にし、合
成梁21の鉄骨柱に取付ける端部を鉄骨梁部材25で構
成する例である。先ず、プレキャスト梁部材22の製造
法を説明する図15および図16に示すように、型枠1
内に、梁主筋22aと肋筋22bを配し、梁主筋22a
の両端の部分22a1を型枠1の両端の枠1aの貫通孔
からそれぞれ突出させる。梁主筋22aの両端にねじ部
を予め形成しておく。そして、配筋を終えた型枠内1に
生コンクリートを打設して、端面から梁主筋22aの端
部が突出しているコンクリート梁部材22を製造する。
鉄骨梁部材25は実施例1の鉄骨梁部材15と同様のも
のを使う。合成梁21は、コンクリート梁部材22の端
面から突出する梁主筋22aの端部を鉄骨梁部材25の
板状体25Bの貫通孔25Baに通し、各梁主筋22a
の端部22a1のねじ部にそれぞれ一対のナット24を
ねじねじ込み、ナット24の締め付けにより、鉄骨梁部
材25の板状体25Bの表面をコンクリート梁部材22
の端面に圧接して、コンクリート梁部材22と鉄骨梁部
材25とを強固に結合し、合成梁21とする。合成梁2
1と鉄骨柱26との結合の仕方は、図17に示されてあ
り、実施例1と同じであるから、その説明を省略する。
【00010】
【発明の作用効果】この発明は、特許請求の範囲に記載
した構成を備えることにより、次の作用効果を奏する。 (イ)合成梁の主要部分をプレキャストしたコンクリー
ト梁部材で造り、この両端部のみを鋼製の鉄骨梁部材で
構成するから、鉄骨量を大幅に削減でき、合成梁のコス
トを下げることができる。 (ロ)仕口部における合成梁と柱と接合は、合成梁の鉄
骨梁部材と柱鉄骨との結合だけにより行うことができる
から、仕口部において梁主筋を定着させる作業がなくな
り、仕口部における合成梁と柱と接合作業が省力化でき
る。 (ハ)一般に梁端部で降伏が生じる。本発明の合成梁の
場合も鉄骨梁部材の端部で降伏が生じるから、合成梁の
力学的性状は梁の長手方向の全域にわたって梁鉄骨を設
けるものと同じであり、靭性に優れ安定しているものが
得られる。また、この発明は、請求項2または3記載の
構成を備えることにより、合成梁の主要部分を構成する
プレキャストしたコンクリート梁部材はプレストレスが
与えられているから、合成梁の主要部分は鉄骨梁より剛
性が大きくなり、製品の品質の向上に寄与することがで
きる。さらに、この発明は、請求項2および5記載の構
成を備えることにより、コンクリート梁部材にプレスト
レスを付与した状態を保持(定着)させる作業と、鉄骨
梁部材の板状体をコンクリート梁部材に結合する作業と
を一度の作業で行うことができ、非常に施工性が優れて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のプレキャスト梁の梁主筋、肋筋およ
び型枠を図2のB−B線で断面して示す正面図
【図2】図1のものをそのA−A線で断面した側面図
【図3】コンクリート梁部材の梁主筋、肋筋、PC鋼棒
および型枠を図4のD−D線で断面して示す正面図
【図4】図3のものをそのC−C線で断面した側面図
【図5】コンクリート梁部材の正面図
【図6】図5のコンクリート梁部材の側面図
【図7】コンクリート梁部材の端部に鉄骨梁部材の板状
体を嵌めた状態の正面図
【図8】コンクリート梁部材の両端に鉄骨梁部材を結合
したプレキャスト梁の側面図
【図9】鉄骨柱にプレキャスト梁の取付けた建物の躯体
を示す正面図
【図10】図9のものの平面図
【図11】合成梁の鉄骨梁部材と鉄骨柱との結合部を図
9のE−E線で断面した平面図
【図12】合成梁の鉄骨梁部材と鉄骨柱との結合部を示
す正面図
【図13】合成梁の鉄骨梁部材を図12のF−F線で断
面した側面図
【図14】合成梁の図12のG−G線で断面した側面図
【図15】実施例2のコンクリート梁部材の梁主筋、肋
筋および型枠を図16のJ−J線で断面して示す正面図
【図16】図15のものをそのH−H線で断面した側面
【図17】合成梁の鉄骨梁部材と鉄骨柱との結合部の平
面図
【符号の説明】
10 建物 11 合成梁 12 コンクリート梁部材 12a 梁主筋 12b 肋筋 13 PC鋼棒 13a 端部 14 ナット 15 鉄骨梁部材 15A 鉄骨部材 15Aa フランジ 15Ab ウェブ 15B 板状体 15Ba 貫通孔 16 鉄骨柱 17 ガセットプレート 21 合成梁 22 コンクリート梁部材 22a 梁主筋 22a1 梁主筋の端部分 22b 肋筋 24 ナット 25 鉄骨梁部材 25A 梁鉄骨 25Aa フランジ 25Ab ウェブ 25B 板状体 25Ba 貫通孔 26 鉄骨柱 27 ガセットプレート bn ボルト・ナット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレキャストコンクリート造のコンクリー
    ト梁部材と鉄骨造の鉄骨梁部材とを結合してなる合成梁
    において、コンクリート梁部材は梁の長手方向の中途の
    主要部分を占め、鉄骨梁部材は梁の両端の部分を占め、
    コンクリート梁部材はそのコンクリート中に複数本の棒
    状補強体を長手方向に埋め込んで形成され、鉄骨梁部材
    は梁の長手方向に延びる短い梁鉄骨と梁の長手方向に対
    して略直角な方向に延びる板状体とを一体に結合して形
    成され、コンクリート梁部材の端面に鉄骨梁部材の板状
    体が当てられ、鉄骨梁部材の板状体がコンクリート梁部
    材の端面に圧接されるように、コンクリート梁部材中に
    埋め込んだ棒状補強体の端部と鉄骨梁部材の板状体とが
    連結されて、コンクリート梁部材と鉄骨梁部材とが一体
    に結合されていることを特徴とする合成梁。
  2. 【請求項2】プレキャスト鉄筋コンクリート造のコンク
    リート梁部材と鉄骨造の鉄骨梁部材とを結合してなる合
    成梁において、コンクリート梁部材は梁の長手方向の中
    途の主要部分を占め、鉄骨梁部材は梁の両端の部分を占
    め、コンクリート梁部材はそのコンクリート中に複数本
    のPC鋼棒等を梁の長手方向に埋め込んで形成され、P
    C鋼棒はその両端の部分がコンクリート梁部材の端面か
    ら突出するように配設され、鉄骨梁部材は梁の長手方向
    に延びる短い梁鉄骨と梁の長手方向に対して略直角な方
    向に延びる板状体とを一体に結合して形成され、前記板
    状体はその前記PC鋼棒の端部に対応する位置にそれぞ
    れ貫通孔が形成され、前記板状体の貫通孔にコンクリー
    ト梁部材の端面から突出するPC鋼棒の端部分が通さ
    れ、前記板状体がコンクリート梁部材の端面に当てら
    れ、PC鋼棒に引張力が付与され、前記板状体が前記端
    面に圧接されて、コンクリート梁部材にプレストレスが
    付与され、コンクリート梁部材にプレストレスを付与し
    た状態が適宜の定着手段にて保持され、コンクリート梁
    部材と鉄骨梁部材とが一体に結合されていることを特徴
    とする合成梁。
  3. 【請求項3】プレキャスト鉄筋コンクリート造のコンク
    リート梁部材と鉄骨造の鉄骨梁部材とを結合してなる合
    成梁において、コンクリート梁部材は梁の長手方向の中
    途の主要部分を占め、鉄骨梁部材は梁の両端の部分を占
    め、コンクリート梁部材はそのコンクリート中に埋め込
    む複数のPC鋼棒に引張力を与えた状態にてPC鋼棒等
    の周囲にコンクリートを打設して、PC鋼棒に与えてた
    引張力をPC鋼棒とコンクリートとの付着力によりコン
    クリートに伝えて、コンクリートにプレストレスを付与
    して形成され、PC鋼棒はその両端の部分がコンクリー
    ト梁部材の端面から突出するように配設され、鉄骨梁部
    材は梁の長手方向に延びる短い梁鉄骨と梁の長手方向に
    対して略直角な方向に延びる板状体とを一体に結合して
    形成され、前記板状体はその前記PC鋼棒の端部に対応
    する位置にそれぞれ貫通孔が形成され、前記板状体の貫
    通孔にコンクリート梁部材の端面から突出するPC鋼棒
    の端部分が通され、前記板状体がコンクリート梁部材の
    端面に当てられ、前記PC鋼棒の端部のねじ部にナット
    がねじ込まれ、ナットの締め付けにより鉄骨梁部材の板
    状体がコンクリート梁部材の端面に圧接され、コンクリ
    ート梁部材と鉄骨梁部材とが一体に結合されていること
    を特徴とする合成梁。
  4. 【請求項4】プレキャスト鉄筋コンクリート造のコンク
    リート梁部材と鉄骨造の鉄骨梁部材とを結合してなる合
    成梁において、コンクリート梁部材は梁の長手方向の中
    途の主要部分を占め、鉄骨梁部材は梁の両端の部分を占
    め、複数本の梁主筋がコンクリート梁部材のコンクリー
    ト中にその長手方向に埋め込まれ、梁主筋の両端の部分
    がコンクリート梁部材の両端面から突出するように配設
    され、梁の長手方向に延びる短い梁鉄骨と梁の長手方向
    に対して略直角な方向に延びる板状体とを一体に結合し
    て鉄骨梁部材が形成され、前記板状体の前記梁主筋の端
    部に対応する位置に貫通孔が設けられ、前記板状体の貫
    通孔にコンクリート梁部材の端面から突出する梁主筋の
    端部が通されて、前記板状体がコンクリート梁部材の端
    面に当てられ、前記梁主筋の両端部のねじ部にナットが
    ねじ込まれ、ナットの締め付けにより鉄骨梁部材の板状
    体がコンクリート梁部材の端面に圧接され、コンクリー
    ト梁部材と鉄骨梁部材とが一体に結合されることを特徴
    とする合成梁。
  5. 【請求項5】プレキャスト鉄筋コンクリート造のコンク
    リート梁部材と鉄骨造の鉄骨梁部材とを結合して合成梁
    とする合成梁の製造方法において、PC鋼棒の両端にね
    じ部を形成し、型枠内に梁主筋および肋筋を配し、かつ
    シースに通したPC鋼棒をその両端を型枠の側板から突
    出させて型枠内に複数本配してから、型枠内にコンクリ
    ートを打設して、PC鋼棒の端部がその両端面から突出
    したコンクリート梁部材を形成し、梁の長手方向に延び
    る短い梁鉄骨の一端に梁の長手方向に対して略直角な方
    向に延びる板状体とを溶接等により一体に結合して鉄骨
    梁部材を形成し、鉄骨梁部材の板状体の前記PC鋼棒の
    端部に対応する位置にそれぞれ穿設した貫通孔にコンク
    リート梁部材の端面から突出するPC鋼棒の端部を通
    し、前記板状体をコンクリート梁部材の端面に当て、前
    記PC鋼棒の端部のねじ部にナットをねじ込み、PC鋼
    棒に引張力を付与し、鉄骨梁部材の板状体をコンクリー
    ト梁部材の端面に圧接し、コンクリート梁部材にプレス
    トレスを付与し、ナットの締め付けによりプレストレス
    を付与した状態を保持するとともにコンクリート梁部材
    と鉄骨梁部材とを一体に結合することを特徴とする合成
    梁の製造方法。
  6. 【請求項6】少なくとも柱鉄骨を備えた複数の柱のそれ
    らの梁取付部に合成梁の鉄骨梁部材の端部を固定して建
    造した建物において、合成梁はプレキャストコンクリー
    ト造のコンクリート梁部材と鉄骨造の鉄骨梁部材とを結
    合して造られ、コンクリート梁部材はそのコンクリート
    中に長手方向に延びる鉄筋、PC鋼棒等の棒状補強体を
    複数本埋め込んで形成され、鉄骨梁部材は梁の長手方向
    に延びる短い梁鉄骨と梁の長手方向に対して略直角な方
    向に延びる板状体とを一体に結合して形成され、鉄骨梁
    部材の板状体がコンクリート梁部材の端面に圧接される
    ように、コンクリート梁部材中に埋め込んだ棒状補強体
    の端部と鉄骨梁部材の板状体とが連結されて、コンクリ
    ート梁部材と鉄骨梁部材とが一体に結合され、合成梁の
    鉄骨梁部材の板状体のない側の端部が柱の梁取付部に固
    着されていることを特徴とする建物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007211507A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Shimizu Corp 梁構造
JP2019038130A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 大成建設株式会社 円柱状部材の構築方法、およびプレストレスト鉄骨鉄筋コンクリート造の棒状部材

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