JPH0579184A - 梁型枠支保工ユニツト - Google Patents

梁型枠支保工ユニツト

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JPH0579184A
JPH0579184A JP7406391A JP7406391A JPH0579184A JP H0579184 A JPH0579184 A JP H0579184A JP 7406391 A JP7406391 A JP 7406391A JP 7406391 A JP7406391 A JP 7406391A JP H0579184 A JPH0579184 A JP H0579184A
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Application number
JP7406391A
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English (en)
Inventor
Fumio Otake
文男 大竹
Yoshikazu Hirokawa
義和 広川
Koji Nagao
公二 長尾
Yuji Sonobe
祐司 園部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okabe Co Ltd
Original Assignee
Okabe Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 梁型枠支保工の組立解体が容易にでき、特に
セパレータを用いなくとも容易に精度良く組み立てら
れ、しかも多量で重い資材の上げおろしが少ない梁型枠
支保工ユニットを提供する。 【構成】 梁型枠支保工ユニットAが、所定長さの梁底
面型枠3とこの梁底面型枠3に対し接離及び回動可能な
所定長さの梁側面型枠2とからなる梁型枠Bと、この梁
型枠Bの横断方向に所定の間隔で配設されこの横断方向
の平面内で折り曲げ可能な折曲げ部7cと梁底面型枠支
持部7aとからなる大引材7と、この大引材7の折曲げ
部7cに接合して梁側面型枠2を支持するとともに、こ
の大引材7との接合部を中心に梁側面型枠2を回動させ
る梁側面型枠支持部材と、大引材7に作用する荷重を支
持する伸縮可能な支保工29と、大引材7の梁底面型枠
支持部7aに結合しこの大引材7と梁型枠B及び梁側面
支持部材を支持する型枠支持部材6とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、小払しをせずに組
立、解体、移動ができる梁型枠支保工ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート構造物の梁部材を構
築する際に用いる梁型枠支保工は、梁型枠とこれを支持
する支保工とがそれぞれ別々に施工されていた。即ち、
従来の梁型枠支保工の施工順序は、先ず梁を構築する所
定の位置に支保工を組み立て、その上に大引材や根太を
配置し、更にその上に梁底面型枠を所定の高さで設置し
てから梁側面型枠を組み立てるものであった。
【0003】この梁側面型枠の組立には通常梁巾に適合
するセパレータを用いており、このセパレータにフォー
ムタイ及び座金を連結し、梁側面型枠の外部に配置する
縦端太材や横端太材を締め付けてコンクリート打設時の
側圧を支持していた。
【0004】又、型枠支保工の解体時には組立時とは逆
にフォームタイを緩め、縦端太材や横端太材や梁側面型
枠を小払しし、その後支保工を緩めてから底面型枠、根
太、大引材等を小払ししていた。
【0005】更に、これらの型枠支保工材を転用する際
には、小払しした各部材を所定の梁位置まで移動して、
再度同じ順序で組み立てていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の梁型枠支保工の施工は、その組立及び解体に要する
手順が複雑であるため、熟練した型枠技術者を多数必要
としていた。特に、梁側面型枠を組み立てる際に取り付
けるセパレータは狭い場所で行なうため、熟練工でもそ
の施工は非常に困難であった。
【0007】又、多数の型枠支保工資材をその都度組み
立てるため、型枠の精度が出しにくかった。
【0008】又、組立、解体及び移動を小払しで行なっ
ているため取り扱う資材の種類や量が非常に多くなり、
作業効率が悪かった。又、このような多数多量の資材が
現場内に仮置きされるため現場内が煩雑となり、安全面
でも問題が生じていた。加えて、これら多量の資材の重
量は非常に大きなものとなるため組立、解体、移動時の
資材の上げおろしには大変な労力を要していた。
【0009】この発明は従来の型枠支保工が有する上記
の欠点を解消するため、請求項1記載の梁型枠支保工ユ
ニットは、梁側面型枠を梁底面型枠に対し接離及び回動
可能に設置してユニット化した梁型枠を形成し、この梁
型枠を支持する折曲げ可能な大引材と、この大引材に接
合する回動可能な梁側面型枠支持部材と、伸縮可能な支
保工材をユニット化することで、梁型枠支保工の組立解
体が容易にでき、特にセパレータを用いなくとも容易に
精度良く組み立てられ、しかも多量で重い資材の上げお
ろしが少ない梁型枠支保工ユニットを提供することを目
的としている。更に、梁型枠支保工をユニット化するこ
とで、小払し作業を無くし作業効率を高めるとともに現
場内に仮置きする資材の量を減少させることで現場の安
全を向上させることも目的の一つである。
【0010】又、請求項2記載の梁型枠支保工ユニット
は、梁側面型枠支持部材に縦端太部材と斜材とこの斜材
を受ける斜材受部材及び斜材受部移動手段を有すること
で、簡易な構造で梁側面型枠の支持ができ、しかも簡単
な操作で梁側面型枠の建入り精度の調整や解体ができる
梁型枠支保工ユニットを提供することを目的としてい
る。
【0011】又、請求項3記載の梁型枠支保工ユニット
は、前記支保工に脱着可能な移動用のキャスタを装着す
ることで、型枠支保工ユニットを小払しをせずに一体の
まま水平移動することができる梁型枠支保工ユニットを
提供することを目的としている。又、このようにユニッ
ト化した型枠支保工を小払しせずに転用することで、作
業効率を高めるとともに安全面の向上を図ることも目的
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1記載の梁型枠支保工ユニットは、所定長さ
の梁底面型枠とこの梁底面型枠に対し接離及び回動可能
な所定長さの梁側面型枠とからなる梁型枠と、この梁型
枠の横断方向に所定の間隔で配設されこの横断方向の平
面内で折り曲げ可能な折曲げ部と梁底面型枠支持部とか
らなる大引材と、この大引材の前記折曲げ部に接合して
前記梁側面型枠を支持するとともにこの大引材との接合
部を中心に前記梁側面型枠を回動させる梁側面型枠支持
部材と、前記大引材に作用する荷重を支持する伸縮可能
な支保工と、前記大引材の梁底面型枠支持部に結合しこ
の大引材と梁型枠及び梁側面支持部材を支持する型枠支
持部材とからなっている。
【0013】又、請求項2記載の梁型枠支保工ユニット
は、前記梁側面型枠支持部材は、前記大引材の折曲げ部
に回動可能に取り付けられる縦端太部材と、上部がこの
縦端太部材との接合点に係合し下部が前記大引材の折曲
げ部に設けられる斜材受部材に係合する斜材と、この斜
材受部材を前記大引材に沿って移動する斜材受部移動手
段を有することを特徴としている。
【0014】又、請求項3記載の梁型枠支保工ユニット
は、前記支保工に移動用のキャスタが脱着可能であるこ
とを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1記載の梁型枠支保工ユニットは、梁側
面型枠を梁底面型枠に接離及び回動可能に配設して所定
の長さを有する梁型枠のユニットを形成する。この梁型
枠を横断面方向で支持する大引材はこの横断面の平面内
で折曲げ可能な構造であり、前記梁型枠を支持する際に
は直線状にして使用し、解体時には折曲げる。この大引
材の折曲げ部には前記梁側面型枠を支持する梁側面型枠
支持部材が接合される。この梁側面型枠支持部材は前記
梁側面型枠をこの大引材との接合部を中心にして回動す
ることができるため、解体時には前記折曲げ部とともに
梁側面型枠及び梁側面型枠支持部材も回転移動する。
又、支保工は組立時には伸張して大引材及び梁型枠を支
持するが解体時には縮小するので型枠支持部材が大引
材、梁型枠、梁側面型枠支持部材等を支持する。
【0016】又、請求項2記載の梁型枠支保工ユニット
は、斜材受部材を大引材に沿って移動することで大引材
と縦端太部材とのなす角度を調節し、縦端太部材及び梁
側面型枠を前記大引材との接合部を中心にして回動させ
る。
【0017】又、請求項3記載の梁型枠支保工ユニット
は、前記支保工に脱着可能な移動用のキャスタを装着
し、解体した状態のユニット化した梁型枠支保工を水平
移動する。
【0018】
【実施例】次に、この発明の実施例を添付図面に基づき
詳細に説明する。図1はこの発明の梁型枠支保工ユニッ
トの断面図、図2は側面図である。
【0019】この梁型枠支保工ユニットAは、所定の長
さに組み立てられた梁型枠Bと、この梁型枠Bに作用す
る荷重を支持するためユニットの横断方向に所定の間隔
で配設される荷重支持部材Cとから構成される。
【0020】この梁型枠Bはコンクリートを打設する梁
1の両側面部に配設される梁側面型枠2とこの梁側面型
枠2の内面下端部に当接して梁1の底面部に配設される
梁底面型枠3とから構成される。この梁側面型枠2と梁
底面型枠3との接合部はUクリップやボルトナット等で
締結されておらず、梁側面型枠2は荷重支持部材Cを構
成する縦端太材15には緊結されているが梁底面型枠3
とは接離可能な状態になっている。又、この梁側面型枠
2の下端は梁底面型枠3の下面より上方に位置する状態
で縦端太材15に緊結されている。この梁底面型枠3は
梁1の巾に適合する所定の割付の定尺のメタルフォーム
4を配置して面板を構成しており、前記梁側面型枠2は
所定の割付のメタルフォーム4に梁高調整用の補助パネ
ル5を結合して所定の梁高の面板を構成している。この
補助パネル5は合板を所定寸法に切断加工したものを用
い、図示しないボルトナットによりメタルフォーム4に
結合されている。この補助パネル5を交換することによ
り梁高の異なる他の梁型枠Bにも転用可能になる。
【0021】なお、この実施例では面板にメタルフォー
ム4を使用したが、これに限定されず定尺の加工した木
製パネルを用いてもよいのは勿論である。
【0022】上記のように所定の長さに組み立てる梁型
枠Bを支持する荷重支持部材Cとしては、前述の梁側面
型枠2を保持しこの面板に作用する側圧を支持する縦端
太材15と、この縦端太材15を支持する斜材18と、
梁底面型枠3に作用する鉛直荷重を支持する大引材7
と、この大引材7を支持する伸縮可能な支保工29とが
あり、更にこの支保工24が縮小した時に大引材7等の
荷重を支える型枠支持部材6がある。これらの荷重支持
部材Cは作用する荷重に応じて梁型枠Bの横断方向に適
宜配設されている(図2)。
【0023】荷重支持部材Cを構成する大引材7の構成
を図3乃至図5に基づき説明する。図3は大引材7の正
面図、図4は同側面図、図5は図3のV−V断面図を示
す。大引材7は作用する鉛直荷重に応じ、又梁底面型枠
3の剛性に応じ所定の間隔で配設される。なお、梁底面
型枠3の剛性が小さい場合には大引材7の上に根太を入
れて梁底面型枠3を支持する必要がある。大引材7はそ
の中央部に梁底面型枠3を支持する梁底面型枠支持部7
aと、その両側部に回転ジョイント部7bを介して接続
する折曲げ部7cから構成される。図5に示すように梁
底面型枠支持部7aは梁1の巾よりも短い2本の溝型鋼
8のそれぞれのウエブ8bを対向させ所定の間隔をあけ
て配置し、それぞれの下面のフランジ8aに鋼板9を溶
接して一体化させている。
【0024】この大引材7の梁底面型枠支持部7aは鋼
板9に穿設したフックボルト孔9aを挿通するフックボ
ルト11を前記梁底面型枠3のメタルフォーム4のリブ
孔4aに係止して梁底面型枠3に固定している。梁底面
型枠支持部7aの両端部の溝型鋼8のウエブ8bには、
ジョイントピン12を挿通するためのピン孔8cが穿設
されている。この両端部の溝型鋼8の間隙には回転ジョ
イント部7bを構成する角パイプ10の一端が挿入さ
れ、前記ジョイントピン12により回動自在に係止され
る。この角パイプ10は大引材7に求められる断面係数
と同等の断面係数を必要とする。又、角パイプ10の他
端は、梁底面型枠支持部7aに対し折曲げ可能な間隔を
開けて配設される折曲げ部7cに固着している。
【0025】この折曲げ部7cも梁底面型枠支持部7a
と同様に同断面の2本の溝型鋼13及び鋼板14より構
成される。折曲げ部7cと梁底面型枠支持部7aとを直
線状に保持しながら回転ジョイント部7bを介して相互
の断面力を伝達する。
【0026】又、折曲げ部7cの溝型鋼13のウエブ1
3bには梁巾に応じて縦端太材15が配置される位置に
合わせて縦端太用ボルト孔13cがそれぞれ穿設されて
おり、ボルトナット16を用いて縦端太材15をこの大
引材7の折曲げ部7cに結合している。この縦端太用ボ
ルト孔13cは梁巾を調整できるように所定間隔で複数
穿設されている。
【0027】又、この折曲げ部7cの先端部の溝型鋼1
3のウエブ13bには支持ボルトスライド孔13dが穿
設されており、支持ボルト17を挿通して斜材受部材2
0を係止している。更に、折曲げ部7cの先端には2本
の溝型鋼8の間隙をふさぐ状態で端板19が溶接されて
いる。
【0028】この斜材受部材20は斜材18を支持する
ための部材で2本の溝型鋼13の間隙に配設される。こ
の斜材受部材20と斜材18及び縦端太材15を図6に
基づき説明する。
【0029】図6は縦端太材15、斜材18、斜材受部
材20、大引材7及び梁側面型枠2の連結を説明する拡
大断面図である。縦端太材15は梁側面型枠2に作用す
る側圧に応じ、又梁側面型枠2の剛性に応じ所定の間隔
で配設される。鋼板を折曲げ加工して断面形状をコの字
状に形成した縦端太材15の両側面15aの下端には、
ボルト孔15bが穿設されており、大引材7折曲げ部7
cの溝型鋼13に穿設されている縦端太用ボルト孔13
cを通してボルト16aが挿通する。この縦端太材15
のウエブ15dの高さは、2本の溝型鋼13が形成する
間隙に略合致するものであり、ボルトナット16を締結
することで縦端太材15と大引材7折曲げ部7cとを固
定する。又、縦端太材15の両側面15aの上端には、
斜材18取付用のボルト孔15cが穿設されておりボル
トナット21により斜材18を連結する。この縦端太材
15のウエブ15dは梁側面型枠2のメタルフォーム4
の外面に当接して配設されており、面板に作用する荷重
を2点のボルトナット16、21で支持するものであ
る。又、梁側面型枠2は縦端太材15の外面に沿って配
設される横端太材22の締付力により縦端太材15に緊
結され固定される。この横端太材22には側面に所定間
隔で長孔が開いており、フックボルト23を挿通し、座
金24を用い、梁側面型枠2のメタルフォーム4のリブ
孔4aにフックを係合して締結する。なお、この横端太
材22は角型鋼管や丸型鋼管を二丁抱きにして使用して
もよい。
【0030】斜材18は縦端太材15の両側面15aが
形成する溝に嵌合する大きさの角型の鋼管からなり、こ
の斜材18の上端部にはボルト孔18aが穿設されてお
り、ボルトナット21により縦端太材15と締結され
る。一方斜材18の下端部には、斜材受部材20に連結
する斜材受けボルト25を挿通するためのボルト孔18
bが穿設されている。
【0031】次に、斜材受部材20の構造及び動作につ
いて図7に基づき説明する。図7は斜材受部材20及び
大引材7折曲げ部7c端部の拡大断面図である。大引材
7の2本の溝型鋼13のウエブ13bに穿設される支持
ボルトスライド孔13dに沿って配設される斜材受部材
20は、この溝型鋼13の間隙を自在にスライドできる
大きさに鋼板を加工して作成されたスライドジャッキ内
箱部26と、このスライドジャッキ内箱部26の大引材
7の端板19方向の側面26aのボルト孔26bに遊嵌
し回転自在に取り付けられるスライド用ボルト27と、
スライドジャッキ内箱部26の溝型鋼13のウエブ13
bに対向する側面26cに添設される斜材受板28とか
ら構成されている。この斜材受板28の上部は溝型鋼1
3の外部に突出しており斜材18を支持する斜材受けボ
ルト25を挿通するボルト孔28aが穿設されている。
【0032】一方スライドジャッキ内箱部26の側面2
6cには支持ボルト孔26dが穿設されており、支持ボ
ルト17が挿通している。又、スライド用ボルト27が
ボルト孔26bに遊嵌する端部には2枚のフランジ27
aが固着されており、このフランジ27aの間に側面2
6aを挟み込む構造になっている。又、スライド用ボル
ト27の他端は大引材7折曲げ部7cの先端に溶接され
る端板19に穿設されるスライドボルト孔19aを挿通
し、この端板19に固着するナット27bに螺着してい
る。
【0033】このスライド用ボルト27の頭部27cを
捻込む方向に回転させると、フランジ27aが側面26
aを当接しながらスライドジャッキ内箱部26を梁1方
向に移動させる。この移動に伴い、斜材受板28に係合
する斜材18も縦端太材15方向に移動する。この時、
斜材18上端のボルトナット21が縦端太材15を押
し、縦端太材15及び梁側面型枠2が大引材7に係合す
るボルトナット16を中心に梁1方向に回転する。な
お、スライド用ボルト27を突出する方向に回転させれ
ば、上記とは逆に縦端太材15を外側に回転させること
になる。このように、縦端太材15に緊結される梁側面
型枠2が自由に回転するために、梁側面型枠2の下端は
大引材7から離して配設されており、又梁底面型枠3と
はUクリップやボルトナット等で結合せずに接離可能と
している。
【0034】次に、以上の梁型枠B、大引材7、縦端太
材15、斜材18及び横端太材22等を支持する荷重支
持部材Cとしての支保工29と型枠支持部材6を説明す
る。支保工29は主に組立時の荷重を支持するものであ
り、型枠支持部材6は主に解体移動する際に大引材7等
の荷重を支えるもので、大引材7の間隔に対応して配設
されるものである。
【0035】先ず、支保工29について説明する。大引
材7は折曲げ部7cを直線状に伸ばして梁型枠Bを構築
するが、この時折曲げ部7cを支持するのは伸張した支
保工29である。この支保工29は内挿可能な上柱29
aと下柱29bとから構成されており、ピン29cを上
柱29a及び下柱29bに所定間隔にそれぞれ穿設され
ている所定のピン孔29dに挿入して、支保工29の高
さを調整する。この上柱29aの頭部には上部ジャッキ
ベース30を挿入して大引材7を支持すると共に折曲げ
部7cの角度及び高さの微調整を行なう。又、下柱29
bの下端にも下部ジャッキベース31が挿入されており
支保工29の高さの微調整が可能である。
【0036】これら支保工29に作用する水平力に対抗
するため、梁型枠Bの横断方向の相互の支保工29には
下柱29bの上下二段に水平つなぎ材32を固着する。
この水平つなぎ材32は鋼管または型鋼を下柱29b外
面に溶接する。
【0037】又、梁型枠支保工ユニットAの縦断方向に
所定の間隔で配設される支保工29にはブレース33を
係止することで支保工29の縦断方向の水平力に対抗し
ている。このブレース33は組立時に上柱29a及び下
柱29bに突設するブレース止めピン29eに係止する
もので、解体時及び移動時には取り外しておく。
【0038】次に、型枠支持部材6について説明する。
図1に示すように、大引材7梁底面型枠支持部7aの溝
型鋼8の下面フランジ8aに溶接された鋼板9には、鉛
直部材6aが溶着されており、梁底面型枠支持部7aと
これに接続する折曲げ部7c及びこれらに係合する梁型
枠B等の荷重を支える。このため、鉛直部材6aは斜材
6cを介して支保工29の下柱29bに固着されてい
る。この鉛直部材6aと斜材6cのつなぎ材として水平
部材6bが両者の交点に設けられている。なお、この型
枠支持部材6の構造は上記荷重を支持できる構造であれ
ば、この実施例に限定されないのは勿論である。
【0039】次に、上記の梁型枠支保工ユニットAの組
立、解体及び移動時の動作について説明する。先ず、組
立時においては、上記の構成からなる梁型枠支保工ユニ
ットAをユニット毎に現場内で組み立て、梁型枠支保工
ユニットAの各下柱29bにキャスター付きアウトリガ
ー34を取り付ける。なお、この組立時には上柱29a
は下柱29b内に挿入しておき移動を容易にしておく。
【0040】このキャスター付きアウトリガー34の構
成及び取付状態を図8及び図9に基づき説明する。キャ
スター付きアウトリガー34は、キャスター34aとこ
れに固着するレベル調整ボルト34b、このレベル調整
ボルト34bに螺合するナット34c及びこのナット3
4cに固着する水平アーム34d,斜アーム34eとか
らなる。この水平アーム34d及び斜アーム34eには
下柱29bの断面に嵌合する形状のチャッキング部34
fを有しており、下柱29b及びチャッキング部34f
にそれぞれ穿設されたキャスター止めピン孔29f及び
34gを合わせてピン34hを挿通し固定する。このキ
ャスター付アウトリガー34を各下柱29bに装着した
梁型枠支保工ユニットAは下部ジャッキベース31を縮
めて梁1を構築する所定の場所に移動し、配置する。次
に、下部ジャッキベース31を伸張して荷重を支持させ
るとともに、キャスター付アウトリガー34を取り外
す。なお、事前にレベル調整ボルト34bで下柱29b
の高さ調整を行なっておけば配置後の下部ジャッキベー
ス31による調整は少なくなる。
【0041】その後、上柱29aを所定の高さまで上昇
させ、ピン29cを挿入して固定する。上部ジャッキベ
ース30及び下部ジャッキベース31で高さの微調整を
行なった後、梁型枠Bの建入り調整をスライド用ボルト
27により行なう。
【0042】図2の側面図に示すように相互の型枠支保
工ユニットAは、梁1のスパン長及び標準サイズとなる
1ユニットの長さに応じ、その梁型枠B同士の接合面を
直接図示しないUクリップまたはボルトを用いて接合す
るか、寸法調整用の所定の割付のメタルフォームまたは
加工した木製パネルを補助梁型枠35として挟み込み、
横端太材22をフックボルト23及び座金24で締結し
て梁型枠Bと補助梁型枠35の通りを通す。そして、各
支保工29にブレース33をセットする。
【0043】次に、解体時及び移動時の動作を図10乃
至図12に基づき説明する。梁1のコンクリート打設後
所定の養生期間を経過した後、先ず大引材7折曲げ部7
cの先端部に付設されるスライド用ボルト27を突出方
向に回転させ、斜材18を引き起こし斜材18に連結す
る縦端太材15を大引材7に挿通するボルトナット16
を中心に外側に回転させる。この時、梁側面型枠2も縦
端太材15と共に回転するため、コンクリート面から全
面剥離できる。このように梁側面型枠2が剥離した状態
で各ユニットを構成する梁型枠Bの接合部を解体し、必
要な場合には補助梁型枠31を解体撤去する。一方、そ
れぞれの梁型枠支保工ユニットAは、大引材7の折曲げ
部7cを仮受けしながら支保工29のブレース33を取
り外し、上部ジャッキベース30を緩め上柱29aと下
柱29bを連結するピン29cを抜取り支保工29を縮
小する。この状態で仮受けした大引材7折曲げ部7c、
縦端太材15、梁側面型枠2及び横端太材22等を大引
材7の回転ジョイント部7bのジョイントピン12を中
心として回転させる(図10)。
【0044】次に、斜材18と縦端太材15を連結する
ボルトナット21を取り外し、縮小した支保工29の上
部スペースに上記の部材を収納する。この時収納される
部材は全て大引材7の梁底面型枠支持部7aより下方に
位置することになる(図11)。
【0045】次に、下部ジャッキベース31を縮小さ
せ、梁底面型枠3を梁1から剥離して、梁1下端と梁型
枠支保工ユニットAとの間に空間を設ける。この状態
で、キャスター付アウトリガー34を下柱29bに取り
付け、更に下部ジャッキベース31を縮めて次の梁打設
位置に移動する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の梁
型枠支保工ユニットは、梁側面型枠を梁底面型枠に対し
接離及び回動可能に設置してユニット化した梁型枠を形
成し、この梁型枠を支持する折曲げ可能な大引材と、こ
の大引材に接合する回動可能な梁側面型枠支持部材と、
伸縮可能な支保工材をユニット化することで、梁型枠支
保工の組立解体が容易にできる。特に、セパレータを用
いなくとも容易に精度良く組み立てられ、しかも多量で
重い資材の上げおろしが少ない梁型枠支保工ユニットを
提供することができる。更に、梁型枠支保工をユニット
化することで、小払し作業を無くし作業効率を高めると
ともに現場内に仮置きする資材の量を減少させることで
現場の安全を向上させることもできる。
【0047】又、請求項2記載の梁型枠支保工ユニット
は、梁側面型枠支持部材に縦端太部材と斜材とこの斜材
を受ける斜材受部材及び斜材受部移動手段を有すること
で、簡易な構造で梁側面型枠の支持ができ、しかも簡単
な操作で梁側面型枠の建入り精度の調整や解体ができ
る。
【0048】又、請求項3記載の梁型枠支保工ユニット
は、前記支保工に脱着可能な移動用のキャスタを装着す
ることで、型枠支保工ユニットを小払しをせずに一体の
まま水平移動することができる。又、このようにユニッ
ト化した型枠支保工を小払しせずに転用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】梁型枠支保工ユニットの断面図である。
【図2】梁型枠支保工ユニットの側面図である。
【図3】大引材の正面図である。
【図4】大引材の側面図である。
【図5】図3のV−V断面図である。
【図6】縦端太材,斜材,大引材及び梁側面型枠の連結
を説明する拡大断面図である。
【図7】大引材折曲げ部端部の拡大断面図である。
【図8】キャスター付きアウトリガーの側面図である。
【図9】キャスター付きアウトリガーの平面図である。
【図10】解体時の動作を説明する梁型枠支保工ユニッ
トの断面図である。
【図11】解体時の動作を説明する梁型枠支保工ユニッ
トの断面図である。
【図12】移動時の動作を説明する梁型枠支保工ユニッ
トの断面図である。
【符号の説明】
A 梁型枠支保工ユニット B 梁型枠 C 荷重支持部材 2 梁側面型枠 3 梁底面型枠 6 型枠支持部材 7 大引材 7a 梁底面型枠支持部 7b 回転ジョイント部 7c 折曲げ部 8,13 溝型鋼 12 ジョイントピン 15 縦端太材 17 支持ボルト 18 斜材 20 斜材受部材 22 横端太材 25 斜材受けボルト 26 スライドジャッキ内箱部 27 スライド用ボルト 28 斜材受板 29 支保工 30 上部ジャッキベース 31 下部ジャッキベース 34 キャスター付アウトリガー 35 補助梁型枠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さの梁底面型枠とこの梁底面型枠
    に対し接離及び回動可能な所定長さの梁側面型枠とから
    なる梁型枠と、この梁型枠の横断方向に所定の間隔で配
    設されこの横断方向の平面内で折り曲げ可能な折曲げ部
    と梁底面型枠支持部とからなる大引材と、この大引材の
    前記折曲げ部に接合して前記梁側面型枠を支持するとと
    もにこの大引材との接合部を中心に前記梁側面型枠を回
    動させる梁側面型枠支持部材と、前記大引材に作用する
    荷重を支持する伸縮可能な支保工と、前記大引材の梁底
    面型枠支持部に結合しこの大引材と梁型枠及び梁側面支
    持部材を支持する型枠支持部材とからなる梁型枠支保工
    ユニット。
  2. 【請求項2】 前記梁側面型枠支持部材は、前記大引材
    の折曲げ部に回動可能に取り付けられる縦端太部材と、
    上部がこの縦端太部材との接合点に係合し下部が前記大
    引材の折曲げ部に設けられる斜材受部材に係合する斜材
    と、この斜材受部材を前記大引材に沿って移動する斜材
    受部移動手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    梁型枠支保工ユニット。
  3. 【請求項3】 前記支保工には移動用のキャスタが脱着
    可能であることを特徴とする請求項1記載の梁型枠支保
    工ユニット。
JP7406391A 1991-03-13 1991-03-13 梁型枠支保工ユニツト Pending JPH0579184A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05106343A (ja) * 1991-10-15 1993-04-27 Kajima Corp 梁型枠用支保工
US7377553B2 (en) 2004-01-27 2008-05-27 Tokai Rubber Industries, Ltd. Quick connector
CN108643560A (zh) * 2018-07-24 2018-10-12 浙江中益建材科技有限公司 一种楼承板临时支撑结构
KR20220053853A (ko) * 2020-10-23 2022-05-02 주식회사 스마트맥스 멍에재 장치
CN117328350A (zh) * 2023-09-25 2024-01-02 中建三局集团有限公司 一种空腔结构的混凝土顶板模板支架

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