JPH0579197A - 破砕装置 - Google Patents
破砕装置Info
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- JPH0579197A JPH0579197A JP26701091A JP26701091A JPH0579197A JP H0579197 A JPH0579197 A JP H0579197A JP 26701091 A JP26701091 A JP 26701091A JP 26701091 A JP26701091 A JP 26701091A JP H0579197 A JPH0579197 A JP H0579197A
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- Crushing And Grinding (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 油圧モータの定格出力に関わりなく、様々な
作業機に装着して安全な破砕作業を行うことのできる破
砕装置を提供すること。 【構成】 油圧シリンダ7のピストンロッドを突出させ
てアーム1,1′を閉じるときに作動油を供給する油圧
管路18の開口部18aにリリーフ弁36のポペット側
ポートを接続し、作業機側の油圧モータから油圧管路3
1に送られる作動油の圧力を許容限度内に規制すること
により、アーム1,1′および破砕装置各部に生じる過
負荷を防止し、作業機側の油圧モータの出力に関わりな
く、安全な破砕作業を行えるようにする。
作業機に装着して安全な破砕作業を行うことのできる破
砕装置を提供すること。 【構成】 油圧シリンダ7のピストンロッドを突出させ
てアーム1,1′を閉じるときに作動油を供給する油圧
管路18の開口部18aにリリーフ弁36のポペット側
ポートを接続し、作業機側の油圧モータから油圧管路3
1に送られる作動油の圧力を許容限度内に規制すること
により、アーム1,1′および破砕装置各部に生じる過
負荷を防止し、作業機側の油圧モータの出力に関わりな
く、安全な破砕作業を行えるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧シリンダを駆動し
てアームを開閉することにより構築物を破砕する破砕装
置の改良に関する。
てアームを開閉することにより構築物を破砕する破砕装
置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧シリンダを駆動源としてアームを開
閉動作させることにより構築物を破砕するようにした破
砕装置として既に各種のものが提案されている。この種
の破砕装置ではアームを開閉駆動するためのアクチュエ
ータとして復動型の油圧シリンダを用いる場合と単動型
の油圧シリンダを用いる場合とがあるが、通常、復動型
の油圧シリンダを用いる場合には、作業機の油圧モータ
によって供給される作動油を切替え弁を介してシリンダ
ボトム側の油圧管路やシリンダヘッド側の油圧管路に選
択的に送出することでピストンロッドを伸縮させてアー
ムを開閉するようになっている。また、バネ等の復帰手
段を備えた単動型の油圧シリンダを用いる場合は、作業
機の油圧モータによって供給される作動油をシリンダボ
トム側に供給してピストンロッドを伸長させてアームを
閉じる一方、アームを開く際には、油圧管路の切替え弁
を中立位置にしてスプリング等の復帰手段の力でピスト
ンロッドを縮退させることにより、この油圧管路を介し
てシリンダボトム側の残留作動油を作業機の油圧モータ
のタンクに帰還させるようになっている。
閉動作させることにより構築物を破砕するようにした破
砕装置として既に各種のものが提案されている。この種
の破砕装置ではアームを開閉駆動するためのアクチュエ
ータとして復動型の油圧シリンダを用いる場合と単動型
の油圧シリンダを用いる場合とがあるが、通常、復動型
の油圧シリンダを用いる場合には、作業機の油圧モータ
によって供給される作動油を切替え弁を介してシリンダ
ボトム側の油圧管路やシリンダヘッド側の油圧管路に選
択的に送出することでピストンロッドを伸縮させてアー
ムを開閉するようになっている。また、バネ等の復帰手
段を備えた単動型の油圧シリンダを用いる場合は、作業
機の油圧モータによって供給される作動油をシリンダボ
トム側に供給してピストンロッドを伸長させてアームを
閉じる一方、アームを開く際には、油圧管路の切替え弁
を中立位置にしてスプリング等の復帰手段の力でピスト
ンロッドを縮退させることにより、この油圧管路を介し
てシリンダボトム側の残留作動油を作業機の油圧モータ
のタンクに帰還させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】いずれの場合も、アー
ムを閉じて破砕動作を行う時には強大な駆動力が要求さ
れるため、少なくとも、アームを閉じるときのピストン
ロッドの伸縮動作は、作業機の油圧モータから供給され
る作動油の圧力によって賄われるようになっているが、
作業機の油圧モータの定格出力は、例えば、280Kg
/cm2 ,350Kg/cm2 等と様々なものがあり一
様ではない。また、破砕装置の側も小割り用,一般用,
剪断用,圧壊用等と様々なものがあり、その使用条件に
より設計上の強度も異なるため、保証限度を越えた過大
な駆動力で圧壊作業等を強行するとアームや破砕装置の
本体に損傷を生じる危険があり、破砕装置の設計上の強
度により、これを装着できる作業機が制限されるといっ
た不都合があった。そこで、本発明の目的は、このよう
な不都合を解消し、油圧モータの定格出力に関わりな
く、様々な作業機に装着して安全な破砕作業を行うこと
のできる破砕装置を提供することにある。
ムを閉じて破砕動作を行う時には強大な駆動力が要求さ
れるため、少なくとも、アームを閉じるときのピストン
ロッドの伸縮動作は、作業機の油圧モータから供給され
る作動油の圧力によって賄われるようになっているが、
作業機の油圧モータの定格出力は、例えば、280Kg
/cm2 ,350Kg/cm2 等と様々なものがあり一
様ではない。また、破砕装置の側も小割り用,一般用,
剪断用,圧壊用等と様々なものがあり、その使用条件に
より設計上の強度も異なるため、保証限度を越えた過大
な駆動力で圧壊作業等を強行するとアームや破砕装置の
本体に損傷を生じる危険があり、破砕装置の設計上の強
度により、これを装着できる作業機が制限されるといっ
た不都合があった。そこで、本発明の目的は、このよう
な不都合を解消し、油圧モータの定格出力に関わりな
く、様々な作業機に装着して安全な破砕作業を行うこと
のできる破砕装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の破砕装置は、ア
ーム先端部を閉じるときに作動油を供給する油圧管路に
リリーフ弁を接続したことを特徴とする構成により前記
目的を達成した。
ーム先端部を閉じるときに作動油を供給する油圧管路に
リリーフ弁を接続したことを特徴とする構成により前記
目的を達成した。
【0005】
【作用】作業機の油圧モータから供給される作動油の圧
力で油圧シリンダを駆動し、構築物を挟持したアーム先
端部を閉じて破砕作業を行う。作動油を供給する油圧管
路内の油圧が設定許容限度に達すると、リリーフ弁が作
動して該管路内の作動油を逃がし、管路内の油圧を許容
限度に維持する。
力で油圧シリンダを駆動し、構築物を挟持したアーム先
端部を閉じて破砕作業を行う。作動油を供給する油圧管
路内の油圧が設定許容限度に達すると、リリーフ弁が作
動して該管路内の作動油を逃がし、管路内の油圧を許容
限度に維持する。
【0006】アーム先端部を閉じるときに作動油を供給
する油圧管路内の油圧が設定許容限度内に維持されるの
で、油圧モータの定格出力が過大なものであっても過負
荷による破砕装置の損傷が未然に防止され、安全な破砕
作業を行うことができる。
する油圧管路内の油圧が設定許容限度内に維持されるの
で、油圧モータの定格出力が過大なものであっても過負
荷による破砕装置の損傷が未然に防止され、安全な破砕
作業を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0008】図1は一実施例における破砕装置の外観を
示す側面図で、符号1および1′は先端部に破砕刃2,
2′を備えた一対のアームであり、前後に重合配置され
た側板3,3′の両側に軸4,4′を介して中間支軸部
を枢着されている。破砕刃2および2′は、例えば、ア
ーム1,1′の先端部に対向配置した一対の圧壊刃5,
5′と中間支軸部側に対向配置した一対の剪断刃6,
6′とによって構成される。側板3,3′間には復動型
の油圧シリンダ7が配設され、アーム1の後端部が油圧
シリンダ2のシリンダボトムに枢着されると共に、他方
のアーム1′の後端部は油圧シリンダ2のピストンロッ
ド先端に枢着され、ピストンロッドの突出動作によって
アーム1,1′が閉じられる一方、ピストンロッドの縮
退動作によってアーム1,1′が開かれるようになって
いる。
示す側面図で、符号1および1′は先端部に破砕刃2,
2′を備えた一対のアームであり、前後に重合配置され
た側板3,3′の両側に軸4,4′を介して中間支軸部
を枢着されている。破砕刃2および2′は、例えば、ア
ーム1,1′の先端部に対向配置した一対の圧壊刃5,
5′と中間支軸部側に対向配置した一対の剪断刃6,
6′とによって構成される。側板3,3′間には復動型
の油圧シリンダ7が配設され、アーム1の後端部が油圧
シリンダ2のシリンダボトムに枢着されると共に、他方
のアーム1′の後端部は油圧シリンダ2のピストンロッ
ド先端に枢着され、ピストンロッドの突出動作によって
アーム1,1′が閉じられる一方、ピストンロッドの縮
退動作によってアーム1,1′が開かれるようになって
いる。
【0009】また、側板3,3′の上端部には本体側回
転盤8が固着され、該回転盤8は後述の回転機構10を
介し、前後に重合配置されたブラケット9,9′に固着
されたブラケット側回転盤11に対し回動自在に装着さ
れている。なお、ブラケット9,9′の各々には、破砕
装置を作業機のブームに装着するための取付孔12と、
ブーム上の油圧シリンダのピストンロッドに接続するた
めの取付孔13が穿設されている。
転盤8が固着され、該回転盤8は後述の回転機構10を
介し、前後に重合配置されたブラケット9,9′に固着
されたブラケット側回転盤11に対し回動自在に装着さ
れている。なお、ブラケット9,9′の各々には、破砕
装置を作業機のブームに装着するための取付孔12と、
ブーム上の油圧シリンダのピストンロッドに接続するた
めの取付孔13が穿設されている。
【0010】図2は回転機構10の構造を示す縦断面図
である。回転機構10は回転盤8と回転盤11の回転中
心とを貫通する軸部材14とナット15およびキー部材
16で構成され、キー部材16を介してブラケット側回
転盤11に回転不能に固定された軸部材14が本体側回
転盤8を回転自在に枢支すると共に、軸部材14に螺合
したナット15と軸部材14下部のフランジ部14aが
該軸部材14の抜止めを構成する。
である。回転機構10は回転盤8と回転盤11の回転中
心とを貫通する軸部材14とナット15およびキー部材
16で構成され、キー部材16を介してブラケット側回
転盤11に回転不能に固定された軸部材14が本体側回
転盤8を回転自在に枢支すると共に、軸部材14に螺合
したナット15と軸部材14下部のフランジ部14aが
該軸部材14の抜止めを構成する。
【0011】軸部材14には、その上端面を貫通し、軸
部材14の軸方向に沿って下部まで連通する盲穴17,
18が穿設されると共に、軸部材14の上部外周面およ
び下部外周面には、それぞれ、盲穴17,18に連通す
る開口19,20と21,22が穿設され、開口20と
22の穿設位置は軸部材14の軸方向にオフセットされ
ている。更に、軸部材14の下部外周面には、開口2
0,22の穿設位置に対応して内周溝23,24を刻設
した円環状のロータ部材25が摺動部用Oリング28を
介して回転自在に外嵌され、また、ロータ部材25の外
周面には、内周溝23,24に連通する開口26,27
が穿設されている。Oリング28はロータ部材25と軸
部材14との摺接面において内周溝23と内周溝24と
を隔離すると共に、内周溝23,24の各々を個別に密
閉する。ロータ部材25の抜止めは、軸部材14下部の
フランジ部14aと軸部材14の下端外周面に嵌合され
たスナップリング29により構成される。なお、34お
よび35は、ロータ部材25の開口26,27と内周溝
23,24とを連通するためにロータ部材25の端面側
から穿設したキリ穴であり、各キリ穴の開口部は管用テ
ーパネジ等で塞がれている。
部材14の軸方向に沿って下部まで連通する盲穴17,
18が穿設されると共に、軸部材14の上部外周面およ
び下部外周面には、それぞれ、盲穴17,18に連通す
る開口19,20と21,22が穿設され、開口20と
22の穿設位置は軸部材14の軸方向にオフセットされ
ている。更に、軸部材14の下部外周面には、開口2
0,22の穿設位置に対応して内周溝23,24を刻設
した円環状のロータ部材25が摺動部用Oリング28を
介して回転自在に外嵌され、また、ロータ部材25の外
周面には、内周溝23,24に連通する開口26,27
が穿設されている。Oリング28はロータ部材25と軸
部材14との摺接面において内周溝23と内周溝24と
を隔離すると共に、内周溝23,24の各々を個別に密
閉する。ロータ部材25の抜止めは、軸部材14下部の
フランジ部14aと軸部材14の下端外周面に嵌合され
たスナップリング29により構成される。なお、34お
よび35は、ロータ部材25の開口26,27と内周溝
23,24とを連通するためにロータ部材25の端面側
から穿設したキリ穴であり、各キリ穴の開口部は管用テ
ーパネジ等で塞がれている。
【0012】軸部材14の盲穴18とロータ部材25の
内周溝24は油圧シリンダ7のシリンダボトム側油室7
aに作動油を供給する油圧管路の一部を構成し、ロータ
部材25の開口27が油圧管路30を介してシリンダボ
トム側油室7aに接続される一方、盲穴18の開口21
は適宜の油圧管路31および図示しない切替え弁を介し
て作業機側の油圧モータまたはタンクに切替え接続され
る。また、軸部材14の盲穴17とロータ部材25の内
周溝23は油圧シリンダ7のシリンダヘッド側油室7b
に作動油を供給する油圧管路の一部を構成し、ロータ部
材25の開口26が油圧管路32を介してシリンダヘッ
ド側油室7bに接続される一方、盲穴17の開口19は
適宜の油圧管路33および前記の切替え弁を介して作業
機側のタンクまたは油圧モータに切替え接続されるよう
になっている。更に、シリンダボトム側油室7aに作動
油を供給する油圧管路、即ち、アーム1,1′を閉じる
ときに作動油を供給する油圧管路の一部である盲穴18
の上端開口部18aにはリリーフ弁36のポペット側ポ
ートが接続される一方、盲穴17の上端開口部17aに
はリリーフ弁36の排出側ポートが接続されている。リ
リーフ弁36はスプリング式の圧力調整弁であり、圧力
設定ネジ37の捩込み量を調整してスプリングの実質的
な弾性を変化させることにより、リリーフ弁36の作動
圧力を任意に設定変更することができるが、リリーフ弁
36における初期設定時の作動圧力は、破砕装置の許容
する駆動力の限界値に設定されている。
内周溝24は油圧シリンダ7のシリンダボトム側油室7
aに作動油を供給する油圧管路の一部を構成し、ロータ
部材25の開口27が油圧管路30を介してシリンダボ
トム側油室7aに接続される一方、盲穴18の開口21
は適宜の油圧管路31および図示しない切替え弁を介し
て作業機側の油圧モータまたはタンクに切替え接続され
る。また、軸部材14の盲穴17とロータ部材25の内
周溝23は油圧シリンダ7のシリンダヘッド側油室7b
に作動油を供給する油圧管路の一部を構成し、ロータ部
材25の開口26が油圧管路32を介してシリンダヘッ
ド側油室7bに接続される一方、盲穴17の開口19は
適宜の油圧管路33および前記の切替え弁を介して作業
機側のタンクまたは油圧モータに切替え接続されるよう
になっている。更に、シリンダボトム側油室7aに作動
油を供給する油圧管路、即ち、アーム1,1′を閉じる
ときに作動油を供給する油圧管路の一部である盲穴18
の上端開口部18aにはリリーフ弁36のポペット側ポ
ートが接続される一方、盲穴17の上端開口部17aに
はリリーフ弁36の排出側ポートが接続されている。リ
リーフ弁36はスプリング式の圧力調整弁であり、圧力
設定ネジ37の捩込み量を調整してスプリングの実質的
な弾性を変化させることにより、リリーフ弁36の作動
圧力を任意に設定変更することができるが、リリーフ弁
36における初期設定時の作動圧力は、破砕装置の許容
する駆動力の限界値に設定されている。
【0013】以下、前記構成に基いて本実施例の破砕装
置に関する作用および動作について説明する。なお、破
砕装置は既に作業機のブームに装着され、油圧管路31
および33の各々が切替え弁を介して作業機側の油圧モ
ータやタンクに接続されているものとする。
置に関する作用および動作について説明する。なお、破
砕装置は既に作業機のブームに装着され、油圧管路31
および33の各々が切替え弁を介して作業機側の油圧モ
ータやタンクに接続されているものとする。
【0014】この破砕装置を用いて鉄筋コンクリート構
築物等の破砕作業を実施する場合には、まず、作業機の
運転席等に配備された前記の切替え弁を操作し、作業機
の油圧モータにより油圧管路33,軸部材14の盲穴1
7,ローター部材25の周溝23および油圧管路32を
介して油圧シリンダ7のシリンダヘッド側油室7bに作
動油を供給することにより、油圧シリンダ7のピストン
ロッドを縮退させて破砕装置のアーム1および1′を開
く。次いで、該アーム1または1′を地面や構築物等の
一部に当接させて作業機のブームおよび油圧シリンダを
操作することにより破砕装置の本体をブラケット9,
9′に対して回転させ、アーム1および1′が破砕対象
となる構築物を略直角に挟持できるような状態へと破砕
装置の姿勢を変化させる。このとき、破砕装置本体の油
圧シリンダにブームからの油圧管路を直接接続した従来
型の破砕装置では破砕装置本体の回転により油圧管路に
無理な捩れや屈曲を生じる場合があるが、本実施例の破
砕装置では、油圧シリンダ7の油圧管路30および32
が軸部材14に対して回転自在に装着されたローター部
材25を介してブーム側の油圧管路31,33に接続さ
れているため、油圧管路30および32に一定以上の捩
り力が作用するとローター部材25が破砕装置本体と一
体的に回転して油圧管路30および32に作用する捩り
力を吸収することとなり、油圧管路に無理な捩れや屈曲
が生じることがない。ピストンロッドを縮退させる際に
アーム1,1′の開放動作を拘束するような外力は作用
しないので、油圧モータの出力の大小によってアーム
1,1′や破砕装置の本体に損傷がもたらされることは
ない。なお、シリンダボトム側油室7aの作動油は、ピ
ストンロッドの縮退動作により油圧管路30,周溝2
4,盲穴18および油圧管路31を介して作業機側のタ
ンクに回収される。
築物等の破砕作業を実施する場合には、まず、作業機の
運転席等に配備された前記の切替え弁を操作し、作業機
の油圧モータにより油圧管路33,軸部材14の盲穴1
7,ローター部材25の周溝23および油圧管路32を
介して油圧シリンダ7のシリンダヘッド側油室7bに作
動油を供給することにより、油圧シリンダ7のピストン
ロッドを縮退させて破砕装置のアーム1および1′を開
く。次いで、該アーム1または1′を地面や構築物等の
一部に当接させて作業機のブームおよび油圧シリンダを
操作することにより破砕装置の本体をブラケット9,
9′に対して回転させ、アーム1および1′が破砕対象
となる構築物を略直角に挟持できるような状態へと破砕
装置の姿勢を変化させる。このとき、破砕装置本体の油
圧シリンダにブームからの油圧管路を直接接続した従来
型の破砕装置では破砕装置本体の回転により油圧管路に
無理な捩れや屈曲を生じる場合があるが、本実施例の破
砕装置では、油圧シリンダ7の油圧管路30および32
が軸部材14に対して回転自在に装着されたローター部
材25を介してブーム側の油圧管路31,33に接続さ
れているため、油圧管路30および32に一定以上の捩
り力が作用するとローター部材25が破砕装置本体と一
体的に回転して油圧管路30および32に作用する捩り
力を吸収することとなり、油圧管路に無理な捩れや屈曲
が生じることがない。ピストンロッドを縮退させる際に
アーム1,1′の開放動作を拘束するような外力は作用
しないので、油圧モータの出力の大小によってアーム
1,1′や破砕装置の本体に損傷がもたらされることは
ない。なお、シリンダボトム側油室7aの作動油は、ピ
ストンロッドの縮退動作により油圧管路30,周溝2
4,盲穴18および油圧管路31を介して作業機側のタ
ンクに回収される。
【0015】次いで、オペレータは、アーム1,1′を
開いたままの状態で作業機のブームおよび油圧シリンダ
を操作し、アーム1,1′の圧壊刃5,5′間の中心に
破砕対象を位置させた後、前記の切替え弁を操作して作
業機の油圧モータにより油圧管路31,盲穴18,周溝
24および油圧管路30を介して油圧シリンダ7のシリ
ンダボトム側油室7aに作動油を供給することにより、
油圧シリンダ7のピストンロッドを突出させて破砕装置
のアーム1および1′を閉じることにより、圧壊刃5,
5′で構築物を押し壊すようにしてコンクリート部分を
破壊する。この時、破砕装置に対する油圧モータの定格
出力が適切なものであれば、油圧管路31内で作用する
油圧はリリーフ弁36における初期設定時の作動圧力、
即ち、破砕装置の許容する駆動力の限界内にあり、アー
ム1,1′は最適の駆動力で破砕作業を行うことができ
る。また、破砕装置に対する油圧モータの定格出力が過
大な場合においては、油圧管路31内の圧力が破砕装置
の許容する駆動力の限界に達した段階でリリーフ弁36
が作動し、油圧モータから供給される作動油の一部を油
圧管路31から排出側の油圧管路33に振り分けてバイ
パスさせるので、油圧管路31内の油圧、即ち、シリン
ダボトム側油室7aに供給される作動油の圧力は、適切
な油圧モータを用いた場合と同様、破砕装置の許容する
駆動力の限界内に維持される。シリンダヘッド側油室7
bの作動油は、ピストンロッドの突出動作により油圧管
路32,周溝23,盲穴17および油圧管路33を介し
て作業機側のタンクに回収され、また、リリーフ弁36
の排出側ポートを介して送出された作動油も、油圧管路
33を介して作業機側のタンクに回収されることとな
る。なお、破砕装置の強度にもよるが、リリーフ弁36
に設定する作動圧力を高めに設定することにより、重負
荷による破砕作業を一時的に強行することも可能であ
る。
開いたままの状態で作業機のブームおよび油圧シリンダ
を操作し、アーム1,1′の圧壊刃5,5′間の中心に
破砕対象を位置させた後、前記の切替え弁を操作して作
業機の油圧モータにより油圧管路31,盲穴18,周溝
24および油圧管路30を介して油圧シリンダ7のシリ
ンダボトム側油室7aに作動油を供給することにより、
油圧シリンダ7のピストンロッドを突出させて破砕装置
のアーム1および1′を閉じることにより、圧壊刃5,
5′で構築物を押し壊すようにしてコンクリート部分を
破壊する。この時、破砕装置に対する油圧モータの定格
出力が適切なものであれば、油圧管路31内で作用する
油圧はリリーフ弁36における初期設定時の作動圧力、
即ち、破砕装置の許容する駆動力の限界内にあり、アー
ム1,1′は最適の駆動力で破砕作業を行うことができ
る。また、破砕装置に対する油圧モータの定格出力が過
大な場合においては、油圧管路31内の圧力が破砕装置
の許容する駆動力の限界に達した段階でリリーフ弁36
が作動し、油圧モータから供給される作動油の一部を油
圧管路31から排出側の油圧管路33に振り分けてバイ
パスさせるので、油圧管路31内の油圧、即ち、シリン
ダボトム側油室7aに供給される作動油の圧力は、適切
な油圧モータを用いた場合と同様、破砕装置の許容する
駆動力の限界内に維持される。シリンダヘッド側油室7
bの作動油は、ピストンロッドの突出動作により油圧管
路32,周溝23,盲穴17および油圧管路33を介し
て作業機側のタンクに回収され、また、リリーフ弁36
の排出側ポートを介して送出された作動油も、油圧管路
33を介して作業機側のタンクに回収されることとな
る。なお、破砕装置の強度にもよるが、リリーフ弁36
に設定する作動圧力を高めに設定することにより、重負
荷による破砕作業を一時的に強行することも可能であ
る。
【0016】そして、コンクリート部分が破壊されると
内部の鉄筋が露出するので、オペレータは、再び、油圧
シリンダ7のピストンロッドを縮退させてアーム1,
1′を開いて、露出した鉄筋を剪断刃6,6′間の中心
に位置させ、前述と同様の操作によりピストンロッドを
再び突出させてアーム1,1′を閉じ、剪断刃6,6′
で鉄筋を切断し、鉄筋コンクリート構築物を破砕する。
内部の鉄筋が露出するので、オペレータは、再び、油圧
シリンダ7のピストンロッドを縮退させてアーム1,
1′を開いて、露出した鉄筋を剪断刃6,6′間の中心
に位置させ、前述と同様の操作によりピストンロッドを
再び突出させてアーム1,1′を閉じ、剪断刃6,6′
で鉄筋を切断し、鉄筋コンクリート構築物を破砕する。
【0017】オペレータは、以下、前記と同様にして破
砕装置の姿勢を適宜制御し、アーム1,1′を破砕対象
に対して略直角に位置させ、コンクリート部の破砕と鉄
筋部の切断を繰返し実行して破砕作業を行うこととなる
が、破砕および切断のための動作に際してシリンダボト
ム側油室7aに供給される作動油の圧力は、油圧モータ
の定格出力に関わりなく、常に、破砕装置の許容する駆
動力の限界内に維持されるので、破砕装置をどの様な作
業機に装着した場合であってもアーム1,1′や破砕装
置の本体に過負荷による損傷が生じることはなく、破砕
作業を安全に進めることができる。
砕装置の姿勢を適宜制御し、アーム1,1′を破砕対象
に対して略直角に位置させ、コンクリート部の破砕と鉄
筋部の切断を繰返し実行して破砕作業を行うこととなる
が、破砕および切断のための動作に際してシリンダボト
ム側油室7aに供給される作動油の圧力は、油圧モータ
の定格出力に関わりなく、常に、破砕装置の許容する駆
動力の限界内に維持されるので、破砕装置をどの様な作
業機に装着した場合であってもアーム1,1′や破砕装
置の本体に過負荷による損傷が生じることはなく、破砕
作業を安全に進めることができる。
【0018】この実施例では破砕装置全体の小形化や配
管の簡便化および作業機のブームに対する着脱作業の容
易化を考慮して、油圧管路の一部を構成する軸部材14
にリリーフ弁36を直付けすると共に、リリーフ弁36
の排出管路をシリンダヘッド側の油圧管路33と共用さ
せるようにしたが、リリーフ弁36はアーム1,1′を
閉じるときに作動油を供給する油圧管路上のどこに装着
してもよく、また、リリーフ弁36の排出管路を個別に
配設してもよい。即ち、油圧管路を設けた軸部材14等
を備えない従来型の破砕装置に対して本発明を実施する
ことも容易である。
管の簡便化および作業機のブームに対する着脱作業の容
易化を考慮して、油圧管路の一部を構成する軸部材14
にリリーフ弁36を直付けすると共に、リリーフ弁36
の排出管路をシリンダヘッド側の油圧管路33と共用さ
せるようにしたが、リリーフ弁36はアーム1,1′を
閉じるときに作動油を供給する油圧管路上のどこに装着
してもよく、また、リリーフ弁36の排出管路を個別に
配設してもよい。即ち、油圧管路を設けた軸部材14等
を備えない従来型の破砕装置に対して本発明を実施する
ことも容易である。
【0019】
【発明の効果】本発明の破砕装置は、アーム先端部を閉
じるときに作動油を供給する油圧管路にリリーフ弁を設
けたので、作動油を供給する油圧モータの定格出力が過
大な場合でもアーム先端部を閉じるときに作用する油圧
を常に設定許容限度内に維持することができ、アームや
破砕装置の本体に過負荷を生じることがない。よって、
作業機側の油圧モータの特性に関係なく破砕作業を安全
に行うことができ、これを装着する作業機を選ばない。
じるときに作動油を供給する油圧管路にリリーフ弁を設
けたので、作動油を供給する油圧モータの定格出力が過
大な場合でもアーム先端部を閉じるときに作用する油圧
を常に設定許容限度内に維持することができ、アームや
破砕装置の本体に過負荷を生じることがない。よって、
作業機側の油圧モータの特性に関係なく破砕作業を安全
に行うことができ、これを装着する作業機を選ばない。
【図1】本発明実施例の破砕装置を示す側面図
【図2】同実施例破砕装置の要部を示す縦断面図
1 アーム 1′ アーム 2 アーム先端の破砕刃 2′ アーム先端の破砕刃 3 側板 3′ 側板 7 油圧シリンダ 18 盲穴 (作動油を供給する油圧管路の一部) 24 周溝 (作動油を供給する油圧管路の一部) 30 油圧管路(作動油を供給する油圧管路の一部) 31 油圧管路(作動油を供給する油圧管路の一部) 36 リリーフ弁
Claims (1)
- 【請求項1】 一対のアームの中間支軸部を側板の両側
に枢着し、油圧シリンダを駆動してアーム先端部で構築
物を破砕する破砕装置において、アーム先端部を閉じる
ときに作動油を供給する油圧管路にリリーフ弁を接続し
たことを特徴とする破砕装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26701091A JPH0579197A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26701091A JPH0579197A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 破砕装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579197A true JPH0579197A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17438807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26701091A Pending JPH0579197A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 破砕装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0579197A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2486242A (en) * | 2010-12-09 | 2012-06-13 | Buckhurst Group Ltd | Pipe crushing apparatus with cylindrical jaw arrangement |
| WO2023219583A1 (en) * | 2022-05-09 | 2023-11-16 | Inan Makina Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | Demolition attachment with articulated duct |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP26701091A patent/JPH0579197A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2486242A (en) * | 2010-12-09 | 2012-06-13 | Buckhurst Group Ltd | Pipe crushing apparatus with cylindrical jaw arrangement |
| GB2486242B (en) * | 2010-12-09 | 2016-12-21 | Buckhurst Group Ltd | Apparatus for crushing pipes |
| WO2023219583A1 (en) * | 2022-05-09 | 2023-11-16 | Inan Makina Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | Demolition attachment with articulated duct |
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