JPH0579221B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0579221B2 JPH0579221B2 JP62282700A JP28270087A JPH0579221B2 JP H0579221 B2 JPH0579221 B2 JP H0579221B2 JP 62282700 A JP62282700 A JP 62282700A JP 28270087 A JP28270087 A JP 28270087A JP H0579221 B2 JPH0579221 B2 JP H0579221B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- hose
- self
- tightening
- topping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明のゴムホースは、締布その他の成形用
部材を使用しないゴムホースの製造方法に関し、
特に従来から長い間踏襲されてきた締布成形法に
比して工程の短縮、資材の節減が図れ、しかも製
品品質を向上し得るゴムホースの製造方法に係わ
る。
部材を使用しないゴムホースの製造方法に関し、
特に従来から長い間踏襲されてきた締布成形法に
比して工程の短縮、資材の節減が図れ、しかも製
品品質を向上し得るゴムホースの製造方法に係わ
る。
従来からゴムホースの製造方法は、被鉛加硫や
モールド成形法その他特殊なもの以外は、概ね締
布成形法によつて加硫成形されているのが通例で
ある。
モールド成形法その他特殊なもの以外は、概ね締
布成形法によつて加硫成形されているのが通例で
ある。
従来の主なホースの構造とその製造方法との関
係を整理分類してみると、 (a) 内管ゴム+補強布層+外被ゴムからなるプラ
イホース。該ホースは、鉄パイプの心型上に形
成され、主として外周を締布にて巻き締めて成
形し、加硫罐中にて加硫される。
係を整理分類してみると、 (a) 内管ゴム+補強布層+外被ゴムからなるプラ
イホース。該ホースは、鉄パイプの心型上に形
成され、主として外周を締布にて巻き締めて成
形し、加硫罐中にて加硫される。
(b) 内管ゴム+撚糸編組補強層(又はワイヤーブ
レード補強層)+外被ゴム(外部平坦または外
部筋入り)からなるブレードホース。該ブレー
ドホースは、主として被鉛加硫方式、モールド
成形方式、或いは(a)と同様の締布成形方式等で
成形され、加熱加硫される。
レード補強層)+外被ゴム(外部平坦または外
部筋入り)からなるブレードホース。該ブレー
ドホースは、主として被鉛加硫方式、モールド
成形方式、或いは(a)と同様の締布成形方式等で
成形され、加熱加硫される。
(c) ワイヤー入りホース(1重線入り、2重線入
り)は、露線式、埋線式、半埋線式等があり、
それぞれ、外部蛇腹、外部平坦、外部布巻、外
部編上げ、外部ゴム巻等の形状が使用条件に応
じて形成され、締布方式で加硫される。
り)は、露線式、埋線式、半埋線式等があり、
それぞれ、外部蛇腹、外部平坦、外部布巻、外
部編上げ、外部ゴム巻等の形状が使用条件に応
じて形成され、締布方式で加硫される。
(d) 口金具を本体ホースと一体加硫接着するバン
ドレスホース。該ホースは特に締布成形方式に
頼らねばならない。
ドレスホース。該ホースは特に締布成形方式に
頼らねばならない。
このように、(a)のプライホース、(b)のブレード
ホースの一部、(c)のワイヤー入りホース、(d)のバ
ンドレスホース等に広く採用されている締布成形
方法は、成形された未加硫ホースに、すべて細幅
の織布を水に湿して締め付け、加硫時の織布の乾
熱収縮により強固な締め付け状態が得られるよう
にして2重以上に巻きつけて成形し、加硫罐中に
て加硫するものである。
ホースの一部、(c)のワイヤー入りホース、(d)のバ
ンドレスホース等に広く採用されている締布成形
方法は、成形された未加硫ホースに、すべて細幅
の織布を水に湿して締め付け、加硫時の織布の乾
熱収縮により強固な締め付け状態が得られるよう
にして2重以上に巻きつけて成形し、加硫罐中に
て加硫するものである。
特に、外部蛇腹形状の場合は、締布の巻き付け
後、さらに、綿ロープによる巻き締めが行なわれ
る。また、バンドレスホースの口金部は、締布と
綿ロープにて充分加圧を行なう必要がある。従つ
て、この締布成形方式は、加硫前の巻き付け行程
に加え、加硫後においても締布や綿ロープを除去
する煩雑な作業を必要とする。
後、さらに、綿ロープによる巻き締めが行なわれ
る。また、バンドレスホースの口金部は、締布と
綿ロープにて充分加圧を行なう必要がある。従つ
て、この締布成形方式は、加硫前の巻き付け行程
に加え、加硫後においても締布や綿ロープを除去
する煩雑な作業を必要とする。
上記のとおり、従来の締布成形法は、一般に厚
さが0.2〜0.4mmの織布を細幅に切断して締布を形
成し、これを未加硫成形ホースの外被上に巻き締
めるものなので、締布の両端部は自由端となつて
端部の織り組織が乱れ、締付幅いつぱいに均一な
力が掛かり難いし、圧力の保持性が悪いため少な
くとも2層以上の巻き締めが必要である。また、
締布は外被の未加硫ゴムに食い込むためホースの
外被ゴムは食い込んでも支障のない厚さ、すなわ
ち、締布の少なくとも2〜3倍の厚さが必要であ
り、一般的にはこれ以上の厚さである1.5〜3mm
のものが多く使用されている。従つて、ホースの
外面には、締布の巻き跡および布目が不体裁に刻
み込まれ、外観を損なうばかりでなく、均等な圧
力配分が困難で寸法的にも均等性が得られない。
また、使用中、ホースの布目に塵埃がたまり、除
去し難いため不快な汚染ホースとなる。
さが0.2〜0.4mmの織布を細幅に切断して締布を形
成し、これを未加硫成形ホースの外被上に巻き締
めるものなので、締布の両端部は自由端となつて
端部の織り組織が乱れ、締付幅いつぱいに均一な
力が掛かり難いし、圧力の保持性が悪いため少な
くとも2層以上の巻き締めが必要である。また、
締布は外被の未加硫ゴムに食い込むためホースの
外被ゴムは食い込んでも支障のない厚さ、すなわ
ち、締布の少なくとも2〜3倍の厚さが必要であ
り、一般的にはこれ以上の厚さである1.5〜3mm
のものが多く使用されている。従つて、ホースの
外面には、締布の巻き跡および布目が不体裁に刻
み込まれ、外観を損なうばかりでなく、均等な圧
力配分が困難で寸法的にも均等性が得られない。
また、使用中、ホースの布目に塵埃がたまり、除
去し難いため不快な汚染ホースとなる。
また締布は、繰り返し使用されるものなので、
加硫罐で加硫中に汚染され、その汚染度は回数と
共に増大する。このため2回目からは締布の汚染
度に応じて外被ゴムが汚染され、黒色以外の明色
ゴムではその殖彩効果が甚だしく損なわれる。さ
らに、繰り返し使用される締布は、加硫時のスチ
ームおよびその熱により劣化され、その強度、伸
びが使用回数ごとに変化し、また、均一性にも変
化をきたして、均等な締め強さが得られないので
ホースごとの接着強度や寸法のばらつきが生起さ
れる。
加硫罐で加硫中に汚染され、その汚染度は回数と
共に増大する。このため2回目からは締布の汚染
度に応じて外被ゴムが汚染され、黒色以外の明色
ゴムではその殖彩効果が甚だしく損なわれる。さ
らに、繰り返し使用される締布は、加硫時のスチ
ームおよびその熱により劣化され、その強度、伸
びが使用回数ごとに変化し、また、均一性にも変
化をきたして、均等な締め強さが得られないので
ホースごとの接着強度や寸法のばらつきが生起さ
れる。
以上のとおり、締布成形方式では、品質上の欠
点の外に、締布の準備工程、締布およびロープに
よる巻き締め工程、締布やロープの除去工程等の
煩雑な工程を伴うものであり、コスト高を招来す
るものである。
点の外に、締布の準備工程、締布およびロープに
よる巻き締め工程、締布やロープの除去工程等の
煩雑な工程を伴うものであり、コスト高を招来す
るものである。
本発明は、叙情のごとき実情に鑑みなされたも
のであつて、その目的とするところは、従来型の
締布その他の成形用部材を使用することなくホー
スの成形が可能で、工程の短縮、資材の節減が図
れ、しかも製品品質を向上し得る新規なゴムホー
スの製造方法を提供することにある。
のであつて、その目的とするところは、従来型の
締布その他の成形用部材を使用することなくホー
スの成形が可能で、工程の短縮、資材の節減が図
れ、しかも製品品質を向上し得る新規なゴムホー
スの製造方法を提供することにある。
本発明者らは、上記の目的を達成すべく鋭意研
究を行つた結果、従来のホースの成形方法におけ
る欠陥の誘因であつた締布に代わる機能をホース
自身の構成部材に持たせることによつて問題点を
解決しうることを見出だし、本発明を完成するに
至つた。
究を行つた結果、従来のホースの成形方法におけ
る欠陥の誘因であつた締布に代わる機能をホース
自身の構成部材に持たせることによつて問題点を
解決しうることを見出だし、本発明を完成するに
至つた。
即ち、本発明は、熱収縮力を有する有機繊維布
の少なくとも表面側に予めゴム物質のトツピング
層を設けて加熱し、該トツピング層を加硫状態と
なし、この加硫済み繊維布の裏面側に更にゴム物
質の未加硫トツピング層を設けて自己成形部材を
形成し、ついで各種のゴム物質と補強繊維材料及
び/又は補強スチール線材から構成された未加硫
内部成形体の外周に、前記自己成形部材をその表
面側が外方になるように巻き付け、しかる後加硫
成形することを特徴とする自己成形部材によるゴ
ムホースの製造方法に関する。
の少なくとも表面側に予めゴム物質のトツピング
層を設けて加熱し、該トツピング層を加硫状態と
なし、この加硫済み繊維布の裏面側に更にゴム物
質の未加硫トツピング層を設けて自己成形部材を
形成し、ついで各種のゴム物質と補強繊維材料及
び/又は補強スチール線材から構成された未加硫
内部成形体の外周に、前記自己成形部材をその表
面側が外方になるように巻き付け、しかる後加硫
成形することを特徴とする自己成形部材によるゴ
ムホースの製造方法に関する。
本発明を実施するに当たつては、まず、ポリエ
ステルあるいはナイロン等の加熱することにより
収縮する性能を持つ有機繊維を布状となし、所定
の幅の長尺反とし、該織布を、たとえば、RFL
(レゾルシン・ホルマリン・ラテツクス)処理し
てゴム物質と接着しやすい状態とした後、その少
なくともその表面側に未加硫ゴムをトツピング
(TOPPING)する。即ち、このトツピング操作
において、表面側は厚く、裏面側は薄くなるよう
に両面をトツピングするか、または、裏面側はト
ツピングせず表面側のみトツピングするなどした
ゴム引布を作製する。
ステルあるいはナイロン等の加熱することにより
収縮する性能を持つ有機繊維を布状となし、所定
の幅の長尺反とし、該織布を、たとえば、RFL
(レゾルシン・ホルマリン・ラテツクス)処理し
てゴム物質と接着しやすい状態とした後、その少
なくともその表面側に未加硫ゴムをトツピング
(TOPPING)する。即ち、このトツピング操作
において、表面側は厚く、裏面側は薄くなるよう
に両面をトツピングするか、または、裏面側はト
ツピングせず表面側のみトツピングするなどした
ゴム引布を作製する。
本発明において使用される織布は、ホースの種
類および用途によつて異なるものとなるが、いず
れにせよ上記のごとくして得られるゴム引布の総
計厚は通常0.8〜3.0mmである。
類および用途によつて異なるものとなるが、いず
れにせよ上記のごとくして得られるゴム引布の総
計厚は通常0.8〜3.0mmである。
次いで、該ゴム引布を、例えば、ロートキユア
ー(ROTOCURE)(回転ドラム式加硫)方式、
または、電子線架橋方式で加熱して、ゴム層を加
硫状態となし、しかる後、薄くトツピングされた
裏面側、または最初からトツピングしなかつた裏
面側に、同質または類似材質のゴム物質をトツピ
ング処理して未加硫ゴム層を設けることにより自
己成形部材とする。この場合の加硫状態とは完全
加硫ないし半加硫を意味する。
ー(ROTOCURE)(回転ドラム式加硫)方式、
または、電子線架橋方式で加熱して、ゴム層を加
硫状態となし、しかる後、薄くトツピングされた
裏面側、または最初からトツピングしなかつた裏
面側に、同質または類似材質のゴム物質をトツピ
ング処理して未加硫ゴム層を設けることにより自
己成形部材とする。この場合の加硫状態とは完全
加硫ないし半加硫を意味する。
つぎに、かかる構成を有する自己成形部材を、
通常の方法、即ち、各種のゴム物質と補強繊維材
料及び/又は補強スチール線材から成形されたホ
ース内層を構成する未加硫内部成形体の補強繊維
材料の外方または補強線の外側に、加硫ゴム層を
外方にむけて透き間なく巻き付ける。ついで、こ
の巻き付けによつて所要形状に成形されたホース
構成体を通常の加硫罐に入れてオープンスチーム
キユアーを行うことにより、目的とするゴムホー
スを製造する。即ち、本発明においては、従来型
の締布を使用せず、その代わりホースの構成部材
が締布に代わつて締付け作動をなし、加硫後はホ
ースの本体に組み込まれて外被層となる自己成形
性を発揮するものである。
通常の方法、即ち、各種のゴム物質と補強繊維材
料及び/又は補強スチール線材から成形されたホ
ース内層を構成する未加硫内部成形体の補強繊維
材料の外方または補強線の外側に、加硫ゴム層を
外方にむけて透き間なく巻き付ける。ついで、こ
の巻き付けによつて所要形状に成形されたホース
構成体を通常の加硫罐に入れてオープンスチーム
キユアーを行うことにより、目的とするゴムホー
スを製造する。即ち、本発明においては、従来型
の締布を使用せず、その代わりホースの構成部材
が締布に代わつて締付け作動をなし、加硫後はホ
ースの本体に組み込まれて外被層となる自己成形
性を発揮するものである。
なお、前記トツピングゴム層の加硫状態として
は、半加硫から完全加硫の状態までホースの構造
等の条件に応じて適宜調整されうるものである
が、一般に50〜70%程度の加硫度の範囲が好まし
い。
は、半加硫から完全加硫の状態までホースの構造
等の条件に応じて適宜調整されうるものである
が、一般に50〜70%程度の加硫度の範囲が好まし
い。
上記のとおり、本発明に係わる自己成形部材は
少なくとも表面側にトツピング層を有するごと
く、即ち、表面側に厚く裏面側は薄くして両面ト
ツピングするか又は表面側のみ片面トツピングす
るなどして形成されてなり、かつ加硫処理されて
いるため、自己成形部材を構成する有機繊維布の
織り組織は強固に固定されて、巻き締め時に引張
られても巻付け力が均等にフルに働き、強力な締
め付け力が得られる。また、裏面側にトツピング
されている未加硫ゴムは、成形時には粘着材とし
て機能し、加硫時には自己成形部材と内部成形体
とを強力に接着させるので上記巻き付け力がその
まま固定保持し得ると共に、有機繊維布の熱収縮
力が働いてホース全体が強力に加硫セツトされる
ものである。もち論、巻付けの際は、自己成形部
材に充分な緊張力を与える外に、ホースの構造、
形状に対応して、必要に応じて圧力ロール掛け、
または圧接棒等によつて充分な沿接性を与えるよ
うに操作するとよい。
少なくとも表面側にトツピング層を有するごと
く、即ち、表面側に厚く裏面側は薄くして両面ト
ツピングするか又は表面側のみ片面トツピングす
るなどして形成されてなり、かつ加硫処理されて
いるため、自己成形部材を構成する有機繊維布の
織り組織は強固に固定されて、巻き締め時に引張
られても巻付け力が均等にフルに働き、強力な締
め付け力が得られる。また、裏面側にトツピング
されている未加硫ゴムは、成形時には粘着材とし
て機能し、加硫時には自己成形部材と内部成形体
とを強力に接着させるので上記巻き付け力がその
まま固定保持し得ると共に、有機繊維布の熱収縮
力が働いてホース全体が強力に加硫セツトされる
ものである。もち論、巻付けの際は、自己成形部
材に充分な緊張力を与える外に、ホースの構造、
形状に対応して、必要に応じて圧力ロール掛け、
または圧接棒等によつて充分な沿接性を与えるよ
うに操作するとよい。
なお、この発明のホースに使用されるゴム物質
とは、天然ゴム、合成ゴムその他のエラストマー
等の弾性高分子物質のすべてを指称するもので、
用途に応じて適宜に選定使用されるものである。
とは、天然ゴム、合成ゴムその他のエラストマー
等の弾性高分子物質のすべてを指称するもので、
用途に応じて適宜に選定使用されるものである。
本発明のゴムホースの製造方法においては、自
己成形部材が締布と同等の締め付け機能を有し、
加硫後は外被層としてホース本体に組み込まれる
自己成形性を有するため、従来のような、補強布
と外面ゴムを貼つた未加硫ホース構造体の外側を
締布にて巻き締める締め付け工程及び該締布を除
去する繁雑な作業が不必要となるばかりでなく、
従来の締布を用いる工法では得られないところの
表面に布目や巻目の残らない美的形状の外観が得
られ均等で強力な接着力が確保され、寸法のばら
つきのない成形状態が得られると共に、均等なゴ
ム厚の外面が形成されるので、外被ゴム層を極度
に厚くする必要がなく、ホース全体の厚さを薄く
することができる。さらに、締布により汚染され
ないため容易に明色、色彩ホースが得られる。
己成形部材が締布と同等の締め付け機能を有し、
加硫後は外被層としてホース本体に組み込まれる
自己成形性を有するため、従来のような、補強布
と外面ゴムを貼つた未加硫ホース構造体の外側を
締布にて巻き締める締め付け工程及び該締布を除
去する繁雑な作業が不必要となるばかりでなく、
従来の締布を用いる工法では得られないところの
表面に布目や巻目の残らない美的形状の外観が得
られ均等で強力な接着力が確保され、寸法のばら
つきのない成形状態が得られると共に、均等なゴ
ム厚の外面が形成されるので、外被ゴム層を極度
に厚くする必要がなく、ホース全体の厚さを薄く
することができる。さらに、締布により汚染され
ないため容易に明色、色彩ホースが得られる。
次に実施の一例を示す。
まず、自己成形部材を予め形成する。自己成形
部材SMを構成する熱収縮力を有する有機繊維の
一例として、ポリエステル繊維の200dの単糸ヤ
ーンの織布(厚さ約0.2mm)(幅1300mm×長さ100
m)をRFL処理を行ない、これにゴム物質の両
面トツピングを行なう。但し、表面側は0.5mm厚、
裏面側は0.2厚とし、全体厚を0.9mmとする。この
トツピングに際し使用したゴム物質の配合組成
(重量部)の一例は次のとおりである。
部材SMを構成する熱収縮力を有する有機繊維の
一例として、ポリエステル繊維の200dの単糸ヤ
ーンの織布(厚さ約0.2mm)(幅1300mm×長さ100
m)をRFL処理を行ない、これにゴム物質の両
面トツピングを行なう。但し、表面側は0.5mm厚、
裏面側は0.2厚とし、全体厚を0.9mmとする。この
トツピングに際し使用したゴム物質の配合組成
(重量部)の一例は次のとおりである。
天然ゴム100、ZnO5、ステアリン酸2、プロセ
スオイル3、白艶華30、促進剤TT0.3、促進剤
CZ0.9、いおう0.5、顔料(赤色)6.0。
スオイル3、白艶華30、促進剤TT0.3、促進剤
CZ0.9、いおう0.5、顔料(赤色)6.0。
上記のごとくポリエステル繊維からなる熱収縮
性織布に上記のゴム物質をトツピングしたゴム引
布を、ロートキユアー方式で加硫する。しかる後
その裏面側に、同材質の未加硫ゴムを0.2mm厚み
にトツピングして自己成形部材を形成し、これを
所要の幅に切断して剥離紙等の間材を介在させ
て、支持軸上に巻物状に形成して容易に引き出し
うるようにしておくが、本例では幅100mmの巻物
状とした。
性織布に上記のゴム物質をトツピングしたゴム引
布を、ロートキユアー方式で加硫する。しかる後
その裏面側に、同材質の未加硫ゴムを0.2mm厚み
にトツピングして自己成形部材を形成し、これを
所要の幅に切断して剥離紙等の間材を介在させ
て、支持軸上に巻物状に形成して容易に引き出し
うるようにしておくが、本例では幅100mmの巻物
状とした。
第1図は、上記のようにして得た自己成形部材
SMの部分拡大断面図であり、この自己成形部材
SMは、表面側加硫ゴム1、熱収縮性織布2、裏
面側加硫ゴム3、裏面側未加硫ゴム4から構成さ
れているものである。
SMの部分拡大断面図であり、この自己成形部材
SMは、表面側加硫ゴム1、熱収縮性織布2、裏
面側加硫ゴム3、裏面側未加硫ゴム4から構成さ
れているものである。
第2図は、この自己成形部材SMを設定したワ
イヤー入りホースの一例を示す部分断面図であ
る。このワイヤー入りゴムホースの未加硫内部成
形体に使用した内面ゴムの配合組成(重量部)の
一例を次に示す。
イヤー入りホースの一例を示す部分断面図であ
る。このワイヤー入りゴムホースの未加硫内部成
形体に使用した内面ゴムの配合組成(重量部)の
一例を次に示す。
天然ゴム100、HAFカーボン40、ZnO5、ステ
アリン酸2、プロセスオイル2、促進剤TT0.2、
促進剤CZ0.8、いおう0.5。
アリン酸2、プロセスオイル2、促進剤TT0.2、
促進剤CZ0.8、いおう0.5。
本例の未加硫内部成形体となるワイヤー入りゴ
ムホースは、直径101.6mmφの鉄パイプからなる
心型に、厚み2mmの未加硫ゴムを内面ゴムとして
形成し、その内面ゴム上に、内面ゴムと同配合の
ゴムをナイロン布にトツピングした厚さ0.6mmの
ゴム引布を一層積層し、さらに、該ゴム引布の外
方に螺旋状に3mmφのスチールワイヤーを20mmピ
ツチにて巻き付け補強し、この未加硫内部成形体
のスチールワイヤー上に、予め形成された自己成
形部材SMを、表面側加硫ゴム1が外方に、裏面
側未加硫ゴム4が内方になるように巻き付け、圧
接によつてワイヤーを透き間なく埋設する。この
圧接成形されたワイヤー入りホースを、加硫罐に
て145℃×40分で加硫を完了した。得られたホー
スは、外面がなめらかで全体が均一な好適な接着
力を有する赤色の、高い明度のホースであつた。
ムホースは、直径101.6mmφの鉄パイプからなる
心型に、厚み2mmの未加硫ゴムを内面ゴムとして
形成し、その内面ゴム上に、内面ゴムと同配合の
ゴムをナイロン布にトツピングした厚さ0.6mmの
ゴム引布を一層積層し、さらに、該ゴム引布の外
方に螺旋状に3mmφのスチールワイヤーを20mmピ
ツチにて巻き付け補強し、この未加硫内部成形体
のスチールワイヤー上に、予め形成された自己成
形部材SMを、表面側加硫ゴム1が外方に、裏面
側未加硫ゴム4が内方になるように巻き付け、圧
接によつてワイヤーを透き間なく埋設する。この
圧接成形されたワイヤー入りホースを、加硫罐に
て145℃×40分で加硫を完了した。得られたホー
スは、外面がなめらかで全体が均一な好適な接着
力を有する赤色の、高い明度のホースであつた。
第2図において、5は内面ゴム、6は補強布
(本例はナイロン布)、7はスチールワイヤー(3
mmφ、20mmピツチ)、SMは自己成形部材である。
WWは自己成形部材の巻幅で、本例はスチールワ
イヤー4巻き分を一単位として巻き付け、その両
端部は重ね合うように連続状に巻き付けるもので
ある。
(本例はナイロン布)、7はスチールワイヤー(3
mmφ、20mmピツチ)、SMは自己成形部材である。
WWは自己成形部材の巻幅で、本例はスチールワ
イヤー4巻き分を一単位として巻き付け、その両
端部は重ね合うように連続状に巻き付けるもので
ある。
この発明の自己成形部材によるゴムホースの製
造方法は、前記作用項にて言及したごとき機能を
有し、従来の締布成形法における補強布、外面ゴ
ムの貼り合わせ、締布による巻き締めという繁雑
な工程を自己成形部材により1つの工程で行なう
ため、使用する材料費が節減され、締布の準備と
巻き締め工程並びに締布の除去作業が省略される
ので、全工程の約30%が短縮され、従来品と同形
のホースを製造した場合、少なくとも製造原価を
約30%以上低下させることができる。また、これ
により工程の簡素化が達せられ、従来品に比し
て、品質の安定、良好な接着強度、均等な形状、
平滑な外面、高い明度等数々のすぐれた利点を備
えるゴムホースが提供される。
造方法は、前記作用項にて言及したごとき機能を
有し、従来の締布成形法における補強布、外面ゴ
ムの貼り合わせ、締布による巻き締めという繁雑
な工程を自己成形部材により1つの工程で行なう
ため、使用する材料費が節減され、締布の準備と
巻き締め工程並びに締布の除去作業が省略される
ので、全工程の約30%が短縮され、従来品と同形
のホースを製造した場合、少なくとも製造原価を
約30%以上低下させることができる。また、これ
により工程の簡素化が達せられ、従来品に比し
て、品質の安定、良好な接着強度、均等な形状、
平滑な外面、高い明度等数々のすぐれた利点を備
えるゴムホースが提供される。
第1図は、自己成形部材の部分拡大断面図、第
2図は、同部材を用いて製造されるワイヤー入り
ホースの一例を示す部分断面図である。 SM…自己成形部材、1…表面側加硫ゴム、2
…熱収縮性織布、3…裏面側加硫ゴム、4…裏面
側未加硫ゴム。
2図は、同部材を用いて製造されるワイヤー入り
ホースの一例を示す部分断面図である。 SM…自己成形部材、1…表面側加硫ゴム、2
…熱収縮性織布、3…裏面側加硫ゴム、4…裏面
側未加硫ゴム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱収縮力を有する有機繊維布の少なくとも表
面側に予めゴム物質のトツピング層を設けて加熱
し、該トツピング層を加硫状態となし、この加硫
済み繊維布の裏面側に更にゴム物質の未加硫トツ
ピング層を設けて自己成形部材を形成し、ついで
各種のゴム物質と補強繊維材料及び/又は補強ス
チール線材から構成された未加硫内部成形体の外
周に、前記自己成形部材をその表面側が外方にな
るように巻き付け、しかる後、加硫成形すること
を特徴とする自己成形部材によるゴムホースの製
造方法。 2 予め設けられるトツピング層が、ゴム物質を
有機繊維布の表面側に厚く裏面側は薄くして両面
トツピングするか又は表面側のみ片面トツピング
して形成されてなる特許請求の範囲第1項記載の
自己成形部材によるゴムホースの製造方法。 3 予め設けられるトツピング層の加硫状態が50
〜70%の加硫度である特許請求の範囲第1項乃至
第2項記載の自己成形部材によるゴムホースの製
造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62282700A JPH01123735A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 自己成形部材によるゴムホースの製造方法 |
| US07/268,573 US4957792A (en) | 1987-11-09 | 1988-11-08 | Self-molding hose and a continuous vulcanization method |
| KR88014694A KR970009011B1 (en) | 1987-11-09 | 1988-11-09 | Self-molding hose and a continuous vulcanization |
| DE3838008A DE3838008A1 (de) | 1987-11-09 | 1988-11-09 | Selbstformender schlauch und kontinuierliches vulkanisiserungsverfahren |
| US07/522,245 US5091026A (en) | 1987-11-09 | 1990-05-11 | Method for continuously vulcanizing a self-molding hose |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62282700A JPH01123735A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 自己成形部材によるゴムホースの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01123735A JPH01123735A (ja) | 1989-05-16 |
| JPH0579221B2 true JPH0579221B2 (ja) | 1993-11-01 |
Family
ID=17655916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62282700A Granted JPH01123735A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 自己成形部材によるゴムホースの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01123735A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5127711B2 (ja) * | 1974-03-23 | 1976-08-14 | ||
| JPS5838142A (ja) * | 1981-09-01 | 1983-03-05 | Taigaasu Polymer Kk | 長尺ゴムホ−スの製造方法 |
-
1987
- 1987-11-09 JP JP62282700A patent/JPH01123735A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01123735A (ja) | 1989-05-16 |
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