JPH11309788A - Vリブドベルトの製造方法 - Google Patents
Vリブドベルトの製造方法Info
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- JPH11309788A JPH11309788A JP11918698A JP11918698A JPH11309788A JP H11309788 A JPH11309788 A JP H11309788A JP 11918698 A JP11918698 A JP 11918698A JP 11918698 A JP11918698 A JP 11918698A JP H11309788 A JPH11309788 A JP H11309788A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ゴムの研削屑が大量に発生することなくVリブ
を形成することができるVリブドベルトの製造方法を提
供することを目的とする。 【解決手段】多数本の予備成形用予備成形用V溝1を凹
設したプレス型2に樹脂フィルム3を介して未加硫のゴ
ムシート4を重ねると共にプレスすることによって樹脂
フィルム3が重ねられたゴムシート4の表面に予備Vリ
ブ5を賦形する。外周に周方向の成形用成形用V溝を多
数本凹設すると共に周方向に複数に分割して折り畳み可
能に形成され、折り畳むことによって径を縮めることが
できるようにした円筒状の割金型を用い、この割金型の
外周に上記のゴムシート4を樹脂フィルム3が割金型に
接するように巻き付けると共に成形用V溝に予備Vリブ
5をはめ込む。次いでジャケットを被せて加硫を行なっ
てスリーブ状成形体を成形した後、割金型を折り畳んだ
状態にして割金型の外周からスリーブ状成形体を取り出
す。
を形成することができるVリブドベルトの製造方法を提
供することを目的とする。 【解決手段】多数本の予備成形用予備成形用V溝1を凹
設したプレス型2に樹脂フィルム3を介して未加硫のゴ
ムシート4を重ねると共にプレスすることによって樹脂
フィルム3が重ねられたゴムシート4の表面に予備Vリ
ブ5を賦形する。外周に周方向の成形用成形用V溝を多
数本凹設すると共に周方向に複数に分割して折り畳み可
能に形成され、折り畳むことによって径を縮めることが
できるようにした円筒状の割金型を用い、この割金型の
外周に上記のゴムシート4を樹脂フィルム3が割金型に
接するように巻き付けると共に成形用V溝に予備Vリブ
5をはめ込む。次いでジャケットを被せて加硫を行なっ
てスリーブ状成形体を成形した後、割金型を折り畳んだ
状態にして割金型の外周からスリーブ状成形体を取り出
す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のVリブがベ
ルト長手方向に沿って設けられたVリブドベルトの製造
方法に関するものである。
ルト長手方向に沿って設けられたVリブドベルトの製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のVリブをベルト長手方向に沿って
設けて形成されるVリブドベルトを製造するにあたって
は、まずゴムを加硫・成形して外周面と内周面のいずれ
もフラットなスリーブ状成形体を作製し、この後に、ス
リーブ状成形体の表面を研削加工してVリブを形成する
ようにして行なうのが一般的である。
設けて形成されるVリブドベルトを製造するにあたって
は、まずゴムを加硫・成形して外周面と内周面のいずれ
もフラットなスリーブ状成形体を作製し、この後に、ス
リーブ状成形体の表面を研削加工してVリブを形成する
ようにして行なうのが一般的である。
【0003】しかし、この場合には、研削加工してVリ
ブを形成する際にゴムの研削屑が大量に発生し、廃棄の
問題や、余分な材料の使用による資源の無駄使い等の問
題を有するものであった。また、Vリブは切削で形成さ
れるために、Vリブの表面に帆布を積層して設けること
はできないという問題もあった。
ブを形成する際にゴムの研削屑が大量に発生し、廃棄の
問題や、余分な材料の使用による資源の無駄使い等の問
題を有するものであった。また、Vリブは切削で形成さ
れるために、Vリブの表面に帆布を積層して設けること
はできないという問題もあった。
【0004】一方、特公平5−31017号公報には、
成形金型の外側に円筒状のゴムスリーブを外嵌する第1
工程、ゴムスリーブの外表面にゴム付帆布、未加硫接着
ゴムシートを巻き付けると共にその上に抗張体コードを
巻き付け、さらにその上に別の未加硫接着ゴムシート及
び短繊維入りの未加硫ゴムシートを巻き付けて平ベルト
状の未加硫成形体を形成する第2工程、未加硫成形体の
外周面を切削してリブ形状を形成する第3工程、その上
に別のゴム付帆布をリブ形状に沿って貼着して未加硫V
リブドベルト成形体を形成する第4工程、成形金型から
未加硫Vリブドベルト成形体を取り外す第5工程、未加
硫Vリブドベルト成形体を一対の平プーリに一定の張力
で巻き付け、平板状の加硫下金型とリブ溝が形成された
加硫上金型の間で加熱加圧して未加硫Vリブドベルト成
形体を部分加硫し、この部分加硫を繰り返して全長に亘
って加硫をおこなうことによって、加硫未Vリブドベル
ト成形体を成形する第6工程、加硫Vリブドベルト成形
体を取り外して所定リブ数になるように加硫Vリブドベ
ルト成形体を輪切りする第7工程によって、Vリブベル
トを製造する方法が開示されている。
成形金型の外側に円筒状のゴムスリーブを外嵌する第1
工程、ゴムスリーブの外表面にゴム付帆布、未加硫接着
ゴムシートを巻き付けると共にその上に抗張体コードを
巻き付け、さらにその上に別の未加硫接着ゴムシート及
び短繊維入りの未加硫ゴムシートを巻き付けて平ベルト
状の未加硫成形体を形成する第2工程、未加硫成形体の
外周面を切削してリブ形状を形成する第3工程、その上
に別のゴム付帆布をリブ形状に沿って貼着して未加硫V
リブドベルト成形体を形成する第4工程、成形金型から
未加硫Vリブドベルト成形体を取り外す第5工程、未加
硫Vリブドベルト成形体を一対の平プーリに一定の張力
で巻き付け、平板状の加硫下金型とリブ溝が形成された
加硫上金型の間で加熱加圧して未加硫Vリブドベルト成
形体を部分加硫し、この部分加硫を繰り返して全長に亘
って加硫をおこなうことによって、加硫未Vリブドベル
ト成形体を成形する第6工程、加硫Vリブドベルト成形
体を取り外して所定リブ数になるように加硫Vリブドベ
ルト成形体を輪切りする第7工程によって、Vリブベル
トを製造する方法が開示されている。
【0005】この方法では、未加硫ゴムシートにVリブ
を形成してからゴム付帆布をリブ形状に沿って貼着し、
この後に加硫を行なうようにしているため、Vリブの表
面に帆布を積層して設けることができる。しかしながら
上記と同様にVリブは研削加工で形成されるために、V
リブを形成する際にゴムの研削屑が大量に発生するとい
う問題は解決されていない。また、加硫は部分加硫を繰
り返すことによって行なわれているために、加硫の工程
の工数が増加して加硫の生産性に問題があると共に、部
分加硫の境界で二度加硫が行なわれたり、加硫が行なわ
れなかったりするおそれがあり、物性が低下して品質が
安定しないという問題があった。
を形成してからゴム付帆布をリブ形状に沿って貼着し、
この後に加硫を行なうようにしているため、Vリブの表
面に帆布を積層して設けることができる。しかしながら
上記と同様にVリブは研削加工で形成されるために、V
リブを形成する際にゴムの研削屑が大量に発生するとい
う問題は解決されていない。また、加硫は部分加硫を繰
り返すことによって行なわれているために、加硫の工程
の工数が増加して加硫の生産性に問題があると共に、部
分加硫の境界で二度加硫が行なわれたり、加硫が行なわ
れなかったりするおそれがあり、物性が低下して品質が
安定しないという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ゴムの研削屑が大量に
発生することなくVリブを形成することができ、また加
硫を生産性高く行なうことができると共に安定した品質
で加硫を行なうことができるVリブドベルトの製造方法
を提供することを目的とし、加えてVリブに帆布を積層
することができるVリブドベルトの製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
発生することなくVリブを形成することができ、また加
硫を生産性高く行なうことができると共に安定した品質
で加硫を行なうことができるVリブドベルトの製造方法
を提供することを目的とし、加えてVリブに帆布を積層
することができるVリブドベルトの製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
Vリブドベルトの製造方法は、多数本の予備成形用V溝
1を凹設したプレス型2に樹脂フィルム3を介して未加
硫のゴムシート4を重ねると共にプレスすることによっ
て樹脂フィルム3が重ねられたゴムシート4の表面に予
備Vリブ5を賦形し、外周に周方向の成形用V溝6を多
数本凹設すると共に周方向に複数に分割して折り畳み可
能に形成され、折り畳むことによって径を縮めることが
できるようにした円筒状の割金型7を用い、この割金型
7の外周に上記の樹脂フィルム3を重ねたゴムシート4
を樹脂フィルム3が割金型7に接するように巻き付ける
と共に成形用V溝6に予備Vリブ5をはめ込み、次いで
ジャケット8を被せて加硫を行なってスリーブ状成形体
9を成形した後、割金型7を折り畳んだ状態にして割金
型7の外周からスリーブ状成形体9を取り出すことを特
徴とするものである。
Vリブドベルトの製造方法は、多数本の予備成形用V溝
1を凹設したプレス型2に樹脂フィルム3を介して未加
硫のゴムシート4を重ねると共にプレスすることによっ
て樹脂フィルム3が重ねられたゴムシート4の表面に予
備Vリブ5を賦形し、外周に周方向の成形用V溝6を多
数本凹設すると共に周方向に複数に分割して折り畳み可
能に形成され、折り畳むことによって径を縮めることが
できるようにした円筒状の割金型7を用い、この割金型
7の外周に上記の樹脂フィルム3を重ねたゴムシート4
を樹脂フィルム3が割金型7に接するように巻き付ける
と共に成形用V溝6に予備Vリブ5をはめ込み、次いで
ジャケット8を被せて加硫を行なってスリーブ状成形体
9を成形した後、割金型7を折り畳んだ状態にして割金
型7の外周からスリーブ状成形体9を取り出すことを特
徴とするものである。
【0008】また本発明の請求項2に係るVリブドベル
トの製造方法は、多数本の予備成形用予備成形用V溝1
を凹設したプレス型2に樹脂フィルム3及び帆布10を
介して未加硫のゴムシート4を重ねると共にプレスする
ことによって樹脂フィルム3及び帆布10が重ねられた
ゴムシート4の表面に予備Vリブ5を賦形し、外周に周
方向の成形用V溝6を多数本凹設すると共に周方向に複
数に分割して折り畳み可能に形成され、折り畳むことに
よって径を縮めることができるようにした円筒状の割金
型7を用い、この割金型7の外周に上記の樹脂フィルム
1と帆布10を重ねたゴムシート4を樹脂フィルム3が
割金型7に接するように巻き付けると共に成形用V溝6
に予備Vリブ5をはめ込み、次いでジャケット8を被せ
て加硫を行なってスリーブ状成形体9を成形した後、割
金型7を折り畳んだ状態にして割金型7の外周からスリ
ーブ状成形体9を取り出すことを特徴とするものであ
る。
トの製造方法は、多数本の予備成形用予備成形用V溝1
を凹設したプレス型2に樹脂フィルム3及び帆布10を
介して未加硫のゴムシート4を重ねると共にプレスする
ことによって樹脂フィルム3及び帆布10が重ねられた
ゴムシート4の表面に予備Vリブ5を賦形し、外周に周
方向の成形用V溝6を多数本凹設すると共に周方向に複
数に分割して折り畳み可能に形成され、折り畳むことに
よって径を縮めることができるようにした円筒状の割金
型7を用い、この割金型7の外周に上記の樹脂フィルム
1と帆布10を重ねたゴムシート4を樹脂フィルム3が
割金型7に接するように巻き付けると共に成形用V溝6
に予備Vリブ5をはめ込み、次いでジャケット8を被せ
て加硫を行なってスリーブ状成形体9を成形した後、割
金型7を折り畳んだ状態にして割金型7の外周からスリ
ーブ状成形体9を取り出すことを特徴とするものであ
る。
【0009】また請求項3の発明は、上記ジャケット8
の代わりに、割金型7に巻き付けたゴムシート4に蒸気
の透過しない膜11を被せて加硫を行なうことを特徴と
するものである。
の代わりに、割金型7に巻き付けたゴムシート4に蒸気
の透過しない膜11を被せて加硫を行なうことを特徴と
するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0011】図1は予備Vリブ5を成形するためのプレ
ス型2を示すものであり、平板15の片面(上面)に多
数本の平行な予備成形用V溝1が凹設してある。予備成
形用V溝1は製品としてのVリブドベルトのVリブ14
の寸法と比べて相似形で1.02〜1.1倍の大きさに
形成しておくのが好ましい。後述のように割金型7にゴ
ムシート4を巻いてこの上に心線17を巻き付ける際
に、心線17の張力で押さえて割金型7の成形用V溝6
内に予備Vリブ5を十分に沿わせると共に成形用V溝6
内へのゴムの流れ量を適切にし、さらに樹脂フィルム3
に皺が寄らないようにするために、プレス型1の予備成
形用V溝1を大き目に形成するのが好ましいのである。
予備成形用V溝1の寸法が製品のVリブ14の1.02
倍未満であると、このような目的が達成されないと共
に、加硫時の圧搾が十分にできず気泡が入り易くなる。
逆に予備成形用V溝1の寸法が製品のVリブ14の1.
1倍を超えて大きくなると、設計された寸法にVリブ1
4を形成できなくなると共に、心線17のピッチライン
が狙いよりずれたり並びがずれたりして、ベルト長さが
狂うおそれがある。このプレス型2の上方には下面がフ
ラット面に形成された押さえ型16が配置してある。
ス型2を示すものであり、平板15の片面(上面)に多
数本の平行な予備成形用V溝1が凹設してある。予備成
形用V溝1は製品としてのVリブドベルトのVリブ14
の寸法と比べて相似形で1.02〜1.1倍の大きさに
形成しておくのが好ましい。後述のように割金型7にゴ
ムシート4を巻いてこの上に心線17を巻き付ける際
に、心線17の張力で押さえて割金型7の成形用V溝6
内に予備Vリブ5を十分に沿わせると共に成形用V溝6
内へのゴムの流れ量を適切にし、さらに樹脂フィルム3
に皺が寄らないようにするために、プレス型1の予備成
形用V溝1を大き目に形成するのが好ましいのである。
予備成形用V溝1の寸法が製品のVリブ14の1.02
倍未満であると、このような目的が達成されないと共
に、加硫時の圧搾が十分にできず気泡が入り易くなる。
逆に予備成形用V溝1の寸法が製品のVリブ14の1.
1倍を超えて大きくなると、設計された寸法にVリブ1
4を形成できなくなると共に、心線17のピッチライン
が狙いよりずれたり並びがずれたりして、ベルト長さが
狂うおそれがある。このプレス型2の上方には下面がフ
ラット面に形成された押さえ型16が配置してある。
【0012】このプレス型2を用いて予備Vリブ5を成
形するにあたっては、まずプレス型2の予備成形用V溝
1を設けた上面に樹脂フィルム3を敷き、樹脂フィルム
3の上に未加硫のゴムシート4を重ねる。このゴムシー
ト4としては、圧縮ゴム層18を形成する未加硫のゴム
シート4aとベルトのクッションとなる接着ゴム層19
を形成する未加硫のゴムシート4bの2枚を用いるもの
であり、ゴムシート4a、ゴムシート4bの順に樹脂フ
ィルム3の上に重ねる。ゴムシート4はこの2枚に限る
ものではなく、1枚であっても、3枚以上であってもよ
い。このゴムシート4の上に離型紙20を重ね、そして
図2(a)のようにプレス型2と押さえ型16との間で
ゴムシート4をプレスすることによって、図3(a)の
ようにゴムシート4の片面に予備成形用V溝1で予備V
リブ5を賦形すると共に予備Vリブ5の表面に沿って樹
脂フィルム3を重ねた予備成形シート21を作製するこ
とができるものである。このときのプレス条件は、温度
50〜90℃、プレス圧10〜15MPa、プレス時間
1〜5分が好ましい。
形するにあたっては、まずプレス型2の予備成形用V溝
1を設けた上面に樹脂フィルム3を敷き、樹脂フィルム
3の上に未加硫のゴムシート4を重ねる。このゴムシー
ト4としては、圧縮ゴム層18を形成する未加硫のゴム
シート4aとベルトのクッションとなる接着ゴム層19
を形成する未加硫のゴムシート4bの2枚を用いるもの
であり、ゴムシート4a、ゴムシート4bの順に樹脂フ
ィルム3の上に重ねる。ゴムシート4はこの2枚に限る
ものではなく、1枚であっても、3枚以上であってもよ
い。このゴムシート4の上に離型紙20を重ね、そして
図2(a)のようにプレス型2と押さえ型16との間で
ゴムシート4をプレスすることによって、図3(a)の
ようにゴムシート4の片面に予備成形用V溝1で予備V
リブ5を賦形すると共に予備Vリブ5の表面に沿って樹
脂フィルム3を重ねた予備成形シート21を作製するこ
とができるものである。このときのプレス条件は、温度
50〜90℃、プレス圧10〜15MPa、プレス時間
1〜5分が好ましい。
【0013】ここで、上記の樹脂フィルム3としては、
ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、
ポリプロピレン、6ナイロン、6,6ナイロン、6,1
0ナイロン等のポリアミド、アラミド、ポリエステルを
素材とする耐熱性の高い材質のものを使用するものであ
り、特に6ナイロン、6,6ナイロン、6,10ナイロ
ン等の伸縮性のあるものが好ましい。また樹脂フィルム
3の厚みは、0.05〜0.2mmの範囲が好ましい。
厚みが0.05mmより薄くなると、樹脂フィルム3が
破れたり皺が入ったりし易くなるために、製品のVリブ
14の形状が崩れるおそれがある。逆に厚みが0.2m
mを超えて厚くなると、製品のVリブ14を正確な形状
に形成できなくなるおそれがある。
ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、
ポリプロピレン、6ナイロン、6,6ナイロン、6,1
0ナイロン等のポリアミド、アラミド、ポリエステルを
素材とする耐熱性の高い材質のものを使用するものであ
り、特に6ナイロン、6,6ナイロン、6,10ナイロ
ン等の伸縮性のあるものが好ましい。また樹脂フィルム
3の厚みは、0.05〜0.2mmの範囲が好ましい。
厚みが0.05mmより薄くなると、樹脂フィルム3が
破れたり皺が入ったりし易くなるために、製品のVリブ
14の形状が崩れるおそれがある。逆に厚みが0.2m
mを超えて厚くなると、製品のVリブ14を正確な形状
に形成できなくなるおそれがある。
【0014】また圧縮ゴム層18を形成する未加硫のゴ
ムシート4aとしては、天然ゴム、ブチルゴム、スチレ
ン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、エチレン−プ
ロピレンゴム、アルキル化クロロスルフォン化ポリエチ
レン、水素化ニトリルゴム、水素化ニトリルゴムと不飽
和カルボン酸塩との混合ポリマー等のゴム材の単独、又
はこれらの混合物に、パラ系アラミド繊維(商品名:ト
ワラン、ケブラー、テクノーラ)、ナイロン、ポリエス
テル、ビニロン、綿等の短繊維を、ベルト幅方向に配向
するように添加したもので作製したものを用いることが
できる。短繊維の添加量は、ゴム材100重量部に対し
て5〜40重量部の範囲が好ましい。
ムシート4aとしては、天然ゴム、ブチルゴム、スチレ
ン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、エチレン−プ
ロピレンゴム、アルキル化クロロスルフォン化ポリエチ
レン、水素化ニトリルゴム、水素化ニトリルゴムと不飽
和カルボン酸塩との混合ポリマー等のゴム材の単独、又
はこれらの混合物に、パラ系アラミド繊維(商品名:ト
ワラン、ケブラー、テクノーラ)、ナイロン、ポリエス
テル、ビニロン、綿等の短繊維を、ベルト幅方向に配向
するように添加したもので作製したものを用いることが
できる。短繊維の添加量は、ゴム材100重量部に対し
て5〜40重量部の範囲が好ましい。
【0015】接着ゴム層19を形成する未加硫のゴムシ
ート4bについても、上記と同様なゴム材で作製したも
のを用いることができる。短繊維は添加するようにして
もよいが、短繊維を添加しないものを用いるのが好まし
い。
ート4bについても、上記と同様なゴム材で作製したも
のを用いることができる。短繊維は添加するようにして
もよいが、短繊維を添加しないものを用いるのが好まし
い。
【0016】図2(b)は製品のVリブ14の表面を被
うための帆布10を積層した予備成形シート21を作製
する実施の形態を示すものであり、この場合にはプレス
型2の予備成形用V溝1を設けた上面に樹脂フィルム3
を敷き、この上に帆布10を重ねた後に、さらにこの帆
布10の上に未加硫のゴムシート4を重ね、そして図2
(a)の場合と同様にして、プレス型2と押さえ型16
との間でゴムシート4をプレスすることによって、図3
(b)のようにゴムシート4の片面に予備成形用V溝1
で予備Vリブ5を賦形すると共に予備Vリブ5の表面に
沿って帆布10と樹脂フィルム3を重ねた予備成形シー
ト21を作製することができるものである。ここで、帆
布10としては、後述するRFL液で処理したものを用
いるのが好ましい。
うための帆布10を積層した予備成形シート21を作製
する実施の形態を示すものであり、この場合にはプレス
型2の予備成形用V溝1を設けた上面に樹脂フィルム3
を敷き、この上に帆布10を重ねた後に、さらにこの帆
布10の上に未加硫のゴムシート4を重ね、そして図2
(a)の場合と同様にして、プレス型2と押さえ型16
との間でゴムシート4をプレスすることによって、図3
(b)のようにゴムシート4の片面に予備成形用V溝1
で予備Vリブ5を賦形すると共に予備Vリブ5の表面に
沿って帆布10と樹脂フィルム3を重ねた予備成形シー
ト21を作製することができるものである。ここで、帆
布10としては、後述するRFL液で処理したものを用
いるのが好ましい。
【0017】上記の実施の形態では、平板15の片面に
予備成形用V溝1を設けて形成したプレス型2を用いる
ようにしたが、円筒状あるいは円柱状のドラムの外周に
予備成形用V溝1を設けてプレス型2を形成し、プレス
型2を回転させながら樹脂フィルム3の上から未加硫の
ゴムシート4を押圧することによって、予備Vリブ5を
成形するようにしてもよい。
予備成形用V溝1を設けて形成したプレス型2を用いる
ようにしたが、円筒状あるいは円柱状のドラムの外周に
予備成形用V溝1を設けてプレス型2を形成し、プレス
型2を回転させながら樹脂フィルム3の上から未加硫の
ゴムシート4を押圧することによって、予備Vリブ5を
成形するようにしてもよい。
【0018】上記のように作製した予備成形シート21
を所定寸法に切断した後、予備成形シート21の未加硫
のゴムシート4を加硫する。
を所定寸法に切断した後、予備成形シート21の未加硫
のゴムシート4を加硫する。
【0019】図4、図5は加硫に用いる割金型7を示す
ものであり、全体形状を円筒状に形成すると共に、周方
向に複数片に分割してある。図のものでは、第1ドラム
片7a、第2ドラム片7b、第3ドラム片7cの三つに
分割してあり、各ドラム片7a,7b,7cを接合する
ことによって円筒状の割金型7が組み立てられるように
してある。各ドラム片7a,7b,7cの内面には内フ
ランジ23a,23b,23cが設けてあり、第1ドラ
ム片7aの内フランジ23aの一方の端部に第2ドラム
片7bの内フランジ23bの一端部が軸24で回動自在
に枢着してあると共に、第1ドラム片7aの内フランジ
23aの他方の端部に第3ドラム片7cの内フランジ2
3cの一端部が軸25で回動自在に枢着してある。また
第3ドラム片7cの内フランジ23cの軸25を設けた
側と反対側の端部には連結片26が突出してあり、連結
片26の先端部には連結孔27が設けてある。さらに第
2ドラム片7bの内フランジ23bの軸24を設けた側
と反対側の端部にはピン28が上下スライド自在に挿通
してあり、このピン28を連結片26の連結孔27に差
し込むことによって、第2ドラム片7bに第3ドラム片
7cを連結し、図4のように各ドラム片7a,7b,7
cを接合して円筒状の割金型7を組み立てることができ
るようにしてある。
ものであり、全体形状を円筒状に形成すると共に、周方
向に複数片に分割してある。図のものでは、第1ドラム
片7a、第2ドラム片7b、第3ドラム片7cの三つに
分割してあり、各ドラム片7a,7b,7cを接合する
ことによって円筒状の割金型7が組み立てられるように
してある。各ドラム片7a,7b,7cの内面には内フ
ランジ23a,23b,23cが設けてあり、第1ドラ
ム片7aの内フランジ23aの一方の端部に第2ドラム
片7bの内フランジ23bの一端部が軸24で回動自在
に枢着してあると共に、第1ドラム片7aの内フランジ
23aの他方の端部に第3ドラム片7cの内フランジ2
3cの一端部が軸25で回動自在に枢着してある。また
第3ドラム片7cの内フランジ23cの軸25を設けた
側と反対側の端部には連結片26が突出してあり、連結
片26の先端部には連結孔27が設けてある。さらに第
2ドラム片7bの内フランジ23bの軸24を設けた側
と反対側の端部にはピン28が上下スライド自在に挿通
してあり、このピン28を連結片26の連結孔27に差
し込むことによって、第2ドラム片7bに第3ドラム片
7cを連結し、図4のように各ドラム片7a,7b,7
cを接合して円筒状の割金型7を組み立てることができ
るようにしてある。
【0020】そして、図4のように円筒状に割金型7を
組み立てた状態で、ピン28を連結片26の連結孔27
から抜き、図5(a)のように第3ドラム片7cを軸2
5を中心に例えば95°の角度で回動させて内側に折り
畳み、次いで図5(b)のように第2ドラム片7bを軸
24を中心に例えば23°の角度で回動させて内側に折
り畳むことによって、割金型7の径を縮めることができ
るものである。
組み立てた状態で、ピン28を連結片26の連結孔27
から抜き、図5(a)のように第3ドラム片7cを軸2
5を中心に例えば95°の角度で回動させて内側に折り
畳み、次いで図5(b)のように第2ドラム片7bを軸
24を中心に例えば23°の角度で回動させて内側に折
り畳むことによって、割金型7の径を縮めることができ
るものである。
【0021】この割金型7の外周面には、各ドラム片7
a,7b,7cを接合することによって全周に亘って連
なる成形用V溝6が凹設してあり、この成形用V溝6は
割金型7の軸方向に多数本平行に設けてある。また割金
型7の上下の端面にはそれぞれ端面プレート29,30
が取り付けられるようになっている。
a,7b,7cを接合することによって全周に亘って連
なる成形用V溝6が凹設してあり、この成形用V溝6は
割金型7の軸方向に多数本平行に設けてある。また割金
型7の上下の端面にはそれぞれ端面プレート29,30
が取り付けられるようになっている。
【0022】上記のように形成される割金型7を用いて
予備成形シート21を加硫するにあたっては、まず、図
4のように円筒状に組み立てた割金型7の外周に予備成
形シート21を巻き付ける。このとき、割金型7の外周
の成形用V溝6に予備Vリブ5をはめ込むようにして予
備成形シート21の巻き付けを行なうものであり、割金
型7の表面には樹脂フィルム3が接している。次ぎに、
予備成形シート21の上から心線17をスパイラル状に
巻き付け、その上から伸張ゴム層31を形成する未加硫
のゴムシート4cを巻き付けると共に、さらにその上か
ら補強布32を巻き付ける。
予備成形シート21を加硫するにあたっては、まず、図
4のように円筒状に組み立てた割金型7の外周に予備成
形シート21を巻き付ける。このとき、割金型7の外周
の成形用V溝6に予備Vリブ5をはめ込むようにして予
備成形シート21の巻き付けを行なうものであり、割金
型7の表面には樹脂フィルム3が接している。次ぎに、
予備成形シート21の上から心線17をスパイラル状に
巻き付け、その上から伸張ゴム層31を形成する未加硫
のゴムシート4cを巻き付けると共に、さらにその上か
ら補強布32を巻き付ける。
【0023】上記の心線17としては、ポリエステル繊
維、アラミド繊維、ガラス繊維等のコードを用いること
ができる。また伸張ゴム層31を形成する未加硫のゴム
シート4cとしては、圧縮ゴム層18を形成する未加硫
のゴムシート4aの材料として例示した既述のものから
形成したものを用いることができる。また補強布32と
しては帆布を用いることができるものであり、帆布をR
FL液で処理した後、ゴムをコーティングしたゴム付き
帆布でこの補強布32を形成するのが好ましい。
維、アラミド繊維、ガラス繊維等のコードを用いること
ができる。また伸張ゴム層31を形成する未加硫のゴム
シート4cとしては、圧縮ゴム層18を形成する未加硫
のゴムシート4aの材料として例示した既述のものから
形成したものを用いることができる。また補強布32と
しては帆布を用いることができるものであり、帆布をR
FL液で処理した後、ゴムをコーティングしたゴム付き
帆布でこの補強布32を形成するのが好ましい。
【0024】上記のようにして図6のように割金型7の
外周に予備成形シート21、心線17、ゴムシート4
c、補強布32等を巻き付けた後、これらを図7(a)
(b)のようにジャケット8で被う。図7(a)は帆布
10を用いない予備成形シート21を使用した場合を、
図7(b)は帆布10を用いた予備成形シート21を使
用した場合をそれぞれ示す。
外周に予備成形シート21、心線17、ゴムシート4
c、補強布32等を巻き付けた後、これらを図7(a)
(b)のようにジャケット8で被う。図7(a)は帆布
10を用いない予備成形シート21を使用した場合を、
図7(b)は帆布10を用いた予備成形シート21を使
用した場合をそれぞれ示す。
【0025】このようにジャケット8を用いる代わりに
蒸気を透過しない膜11を用い、図8のように膜11を
巻き付けて、予備成形シート21等を膜11で被うよう
にしてもよい。この膜11としては、合成樹脂フィルム
を用いるのが好ましく、例えばポリ塩化ビニリデン、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、6ナイ
ロン、6,6ナイロン、6,10ナイロン等のポリアミ
ド、アラミド、ポリエステルを素材とするものを用いる
ことができる。
蒸気を透過しない膜11を用い、図8のように膜11を
巻き付けて、予備成形シート21等を膜11で被うよう
にしてもよい。この膜11としては、合成樹脂フィルム
を用いるのが好ましく、例えばポリ塩化ビニリデン、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、6ナイ
ロン、6,6ナイロン、6,10ナイロン等のポリアミ
ド、アラミド、ポリエステルを素材とするものを用いる
ことができる。
【0026】図9は割金型7に巻き付けた予備成形シー
ト21等を膜11で被った状態を示すものであり、膜1
1の上端や下端は割金型7の上下の端面に取り付けた端
面プレート29,30にまたがるように被せてある。ま
たこの図9に示すように下の端面プレート30には蒸気
通過用開口33が設けてある。
ト21等を膜11で被った状態を示すものであり、膜1
1の上端や下端は割金型7の上下の端面に取り付けた端
面プレート29,30にまたがるように被せてある。ま
たこの図9に示すように下の端面プレート30には蒸気
通過用開口33が設けてある。
【0027】そしてこれを図10のように加硫缶35内
に設置する。加硫缶35内の底部には支持板36が配設
してあり、この支持板36の中央部の上面に蒸気ノズル
37が突出させてある。蒸気ノズル37には蒸気導入パ
イプ38と蒸気排出パイプ39が接続してあり、また加
硫缶35の側面には蒸気導入口40が設けてある。41
は加硫缶35の下端に設けたドレーン口である。割金型
7は上端に上蓋42を載せた状態で支持板36の上に設
置されるものであり、蒸気ノズル37が下の端面プレー
ト30の開口33から割金型7内に挿入されるようにし
てある。そして蒸気導入口40から割金型7の外側に高
圧蒸気を、蒸気導入パイプ38から割金型7の内側に低
圧蒸気を導入し、割金型7に巻いた予備成形シート21
の未加硫のゴムシート4(ゴムシート4a,4b)やゴ
ムシート4cを加硫する。加硫缶35内の水分は加硫温
度は140〜160℃の範囲が好ましい。
に設置する。加硫缶35内の底部には支持板36が配設
してあり、この支持板36の中央部の上面に蒸気ノズル
37が突出させてある。蒸気ノズル37には蒸気導入パ
イプ38と蒸気排出パイプ39が接続してあり、また加
硫缶35の側面には蒸気導入口40が設けてある。41
は加硫缶35の下端に設けたドレーン口である。割金型
7は上端に上蓋42を載せた状態で支持板36の上に設
置されるものであり、蒸気ノズル37が下の端面プレー
ト30の開口33から割金型7内に挿入されるようにし
てある。そして蒸気導入口40から割金型7の外側に高
圧蒸気を、蒸気導入パイプ38から割金型7の内側に低
圧蒸気を導入し、割金型7に巻いた予備成形シート21
の未加硫のゴムシート4(ゴムシート4a,4b)やゴ
ムシート4cを加硫する。加硫缶35内の水分は加硫温
度は140〜160℃の範囲が好ましい。
【0028】このように加硫を行なうことによって、ス
リーブ状成形体9を得ることができるものであり、予備
Vリブ5を割金型7の成形用V溝6で成形して、スリー
ブ状成形体9の内周にVリブ14を形成することができ
る。そしてスリーブ状成形体9を割金型7の外周から取
り出すにあたっては、図5(a)(b)に示すように第
3ドラム片7c及び第2ドラム片7bを回動させて内側
に折り畳むことによって、割金型7の径を縮め、この状
態で割金型7の外周から抜き出すようにして行なうこと
ができる。スリーブ状成形体9の内周に成形されたVリ
ブ14は割金型7の成形用V溝6に嵌合しているが、こ
のように割金型7の径を縮めることによって、成形用V
溝6からVリブ14を抜いた状態で、割金型7からスリ
ーブ状成形体9を取り出すことができるものである。
リーブ状成形体9を得ることができるものであり、予備
Vリブ5を割金型7の成形用V溝6で成形して、スリー
ブ状成形体9の内周にVリブ14を形成することができ
る。そしてスリーブ状成形体9を割金型7の外周から取
り出すにあたっては、図5(a)(b)に示すように第
3ドラム片7c及び第2ドラム片7bを回動させて内側
に折り畳むことによって、割金型7の径を縮め、この状
態で割金型7の外周から抜き出すようにして行なうこと
ができる。スリーブ状成形体9の内周に成形されたVリ
ブ14は割金型7の成形用V溝6に嵌合しているが、こ
のように割金型7の径を縮めることによって、成形用V
溝6からVリブ14を抜いた状態で、割金型7からスリ
ーブ状成形体9を取り出すことができるものである。
【0029】割金型7からスリーブ状成形体9を取り出
した後、スリーブ状成形体9の外周の膜11及びスリー
ブ状成形体9の内周に張られている樹脂フィルム3を剥
離し、スリーブ状成形体9を所定幅で輪切りにカットす
ることによって、図11のような複数のVリブ14がベ
ルト長手方向に沿って設けられたVリブドベルトを得る
ことができるものである。剥離した樹脂フィルム3や膜
11はスクラップにされる。
した後、スリーブ状成形体9の外周の膜11及びスリー
ブ状成形体9の内周に張られている樹脂フィルム3を剥
離し、スリーブ状成形体9を所定幅で輪切りにカットす
ることによって、図11のような複数のVリブ14がベ
ルト長手方向に沿って設けられたVリブドベルトを得る
ことができるものである。剥離した樹脂フィルム3や膜
11はスクラップにされる。
【0030】図12(a)は上記のようにして製造した
Vリブドベルトの一例の断面を示すものであり、18は
圧縮ゴム層、19は接着ゴム層、31は伸張ゴム層であ
る。図12(b)は上記のようにして製造したVリブド
ベルトの他の例の断面を示すものであり、図12(a)
のものに加えてVリブ14の表面に帆布10が積層して
ある。図12(c)はVリブドベルトのさらに他の例の
断面を示すものであり、このものでは、Vリブ14をカ
ット糸を5重量部程度の少量配合したゴム層45とカッ
ト糸を20重量部程度の多量配合したゴム層44から形
成するようにしてある。図12(d)はVリブドベルト
のさらに他の例の断面を示すものであり、このもので
は、圧縮ゴム層18をカット糸を40重量部程度高い充
填した層18aと、カット糸を配合しないゴムの層18
bとで形成するようにしてある。
Vリブドベルトの一例の断面を示すものであり、18は
圧縮ゴム層、19は接着ゴム層、31は伸張ゴム層であ
る。図12(b)は上記のようにして製造したVリブド
ベルトの他の例の断面を示すものであり、図12(a)
のものに加えてVリブ14の表面に帆布10が積層して
ある。図12(c)はVリブドベルトのさらに他の例の
断面を示すものであり、このものでは、Vリブ14をカ
ット糸を5重量部程度の少量配合したゴム層45とカッ
ト糸を20重量部程度の多量配合したゴム層44から形
成するようにしてある。図12(d)はVリブドベルト
のさらに他の例の断面を示すものであり、このもので
は、圧縮ゴム層18をカット糸を40重量部程度高い充
填した層18aと、カット糸を配合しないゴムの層18
bとで形成するようにしてある。
【0031】上記のようにしてVリブドベルトを製造す
ることができるが、Vリブ14は成形によって形成され
ているものであり、Vリブ14を成形するための切削加
工を行なうような必要がなく、ゴムの切削屑が発生する
ことがなくなって、廃棄の問題や、余分な材料の使用に
よる資源の無駄使い等の問題がなくなるものであり、ま
たVリブ14の表面に補強のための帆布10を積層して
設けることが可能になるものである。そして、予備成形
シート21の予備Vリブ5を割金型7の成形用V溝6に
はめ込んだ状態で加硫・成形するにあたって、割金型7
は複数のドラム片7a,7b,7cに分割されているた
め、成形用V溝6には各ドラム片7a,7b,7cの境
界の割部において微小な隙間が形成されており、この隙
間に予備Vリブ5のゴムが流入すると、加硫・成形され
たVリブ14の表面にバリが形成されることになる。そ
して、このようにVリブ14にバリがあると、Vリブド
ベルトを走行させる際に騒音や振動が発生するおそれが
あるが、本発明では、予備成形シート21の予備Vリブ
5の表面は樹脂フィルム3で被うようにしてあるので、
割金型7の成形用V溝6の割部の隙間にゴムが流入する
ようなことを防ぐことができるものであり、バリが生じ
るようなことなく、Vリブ14を加硫・成形することが
できるものである。更に、このように予備成形シート2
1の表面を樹脂フィルム3で被うことによって、割金型
7の割部の隙間から蒸気が漏れることを完全に防止する
ことができ、蒸気漏れによるゴム、繊維の劣化を防止す
ることができるものである。
ることができるが、Vリブ14は成形によって形成され
ているものであり、Vリブ14を成形するための切削加
工を行なうような必要がなく、ゴムの切削屑が発生する
ことがなくなって、廃棄の問題や、余分な材料の使用に
よる資源の無駄使い等の問題がなくなるものであり、ま
たVリブ14の表面に補強のための帆布10を積層して
設けることが可能になるものである。そして、予備成形
シート21の予備Vリブ5を割金型7の成形用V溝6に
はめ込んだ状態で加硫・成形するにあたって、割金型7
は複数のドラム片7a,7b,7cに分割されているた
め、成形用V溝6には各ドラム片7a,7b,7cの境
界の割部において微小な隙間が形成されており、この隙
間に予備Vリブ5のゴムが流入すると、加硫・成形され
たVリブ14の表面にバリが形成されることになる。そ
して、このようにVリブ14にバリがあると、Vリブド
ベルトを走行させる際に騒音や振動が発生するおそれが
あるが、本発明では、予備成形シート21の予備Vリブ
5の表面は樹脂フィルム3で被うようにしてあるので、
割金型7の成形用V溝6の割部の隙間にゴムが流入する
ようなことを防ぐことができるものであり、バリが生じ
るようなことなく、Vリブ14を加硫・成形することが
できるものである。更に、このように予備成形シート2
1の表面を樹脂フィルム3で被うことによって、割金型
7の割部の隙間から蒸気が漏れることを完全に防止する
ことができ、蒸気漏れによるゴム、繊維の劣化を防止す
ることができるものである。
【0032】
【実施例】次ぎに、本発明を実施例によって具体的に説
明する。
明する。
【0033】圧縮ゴム層18を形成するゴムシート4a
をアラミドの短繊維を配合したクロロプレンゴムで作製
し、接着ゴム層19を形成するゴムシート4bを短繊維
を配合しないクロロプレンゴムで形成した。また帆布1
0として、緯糸をウーリー6ナイロン、経糸を6ナイロ
ンとした伸縮性を有するもので作製したものを用い、表
1に示すRFL液に浸漬した後に150℃で2分間熱処
理して、処理帆布として使用した。
をアラミドの短繊維を配合したクロロプレンゴムで作製
し、接着ゴム層19を形成するゴムシート4bを短繊維
を配合しないクロロプレンゴムで形成した。また帆布1
0として、緯糸をウーリー6ナイロン、経糸を6ナイロ
ンとした伸縮性を有するもので作製したものを用い、表
1に示すRFL液に浸漬した後に150℃で2分間熱処
理して、処理帆布として使用した。
【0034】
【表1】 そして、図1の予備成形用V溝1を形成したプレス型2
の上に厚み0.1mmのナイロンフィルム3を重ね、こ
の上に帆布10、未加硫のゴムシート4a,4bをこの
順に重ね、その上に離型紙20を置いて、温度91℃、
プレス圧15MPa、プレス時間5分の条件で図2のよ
うにプレスすることによって、図3(b)のようなゴム
シート4a,4bの片面に予備Vリブ5を成形すると共
に予備Vリブ5の表面に沿って帆布10と樹脂フィルム
3を重ねた予備成形シート21を作製した。
の上に厚み0.1mmのナイロンフィルム3を重ね、こ
の上に帆布10、未加硫のゴムシート4a,4bをこの
順に重ね、その上に離型紙20を置いて、温度91℃、
プレス圧15MPa、プレス時間5分の条件で図2のよ
うにプレスすることによって、図3(b)のようなゴム
シート4a,4bの片面に予備Vリブ5を成形すると共
に予備Vリブ5の表面に沿って帆布10と樹脂フィルム
3を重ねた予備成形シート21を作製した。
【0035】次ぎに、外周に成形用V溝6を刻設した割
金型7の外周に予備成形シート21を巻き付けた。この
とき樹脂フィルム3が割金型7の側になるようにし、成
形用V溝6に予備成形シート21の予備Vリブ5をはめ
込むようにした。この後、予備成形シート21の外周に
心線17をスパラル状に巻き、この上に伸張ゴム層31
を形成する未加硫のゴムシート4c、補強布32を図6
のように巻き付けた。さらにこの上から図8のように合
成樹脂フィルム(商品名サランラップ)からなる膜11
を螺旋状に2プライ巻き付けた。
金型7の外周に予備成形シート21を巻き付けた。この
とき樹脂フィルム3が割金型7の側になるようにし、成
形用V溝6に予備成形シート21の予備Vリブ5をはめ
込むようにした。この後、予備成形シート21の外周に
心線17をスパラル状に巻き、この上に伸張ゴム層31
を形成する未加硫のゴムシート4c、補強布32を図6
のように巻き付けた。さらにこの上から図8のように合
成樹脂フィルム(商品名サランラップ)からなる膜11
を螺旋状に2プライ巻き付けた。
【0036】ここで、心線17としては、1100デニ
ールのポリエチレンテレフタレート繊維を上撚り数1
1.4回/10cm、下撚り数21.0回/10cmで
上下逆方向に撚糸して2×3の撚り構成としたトータル
デニール6600の未処理コードを準備し、この未処理
コードをイソシアネート系接着剤にプレディップした
後、約170〜180℃で乾燥し、表1のRFL液に浸
漬して200〜240℃で延伸熱固定処理を行なったも
のを使用した。またゴムシート4cとしてはアラミドの
短繊維を配合したクロロプレンゴムで作製したものを用
いた。さらに、補強布32としては、綿の紡績糸を使用
した平織帆布を用い、これを表1のRFL液に浸漬し、
150℃で2分間熱処理した後、クロロプレンゴム組成
物をフリクションコーティングしてゴム付き帆布として
使用した。
ールのポリエチレンテレフタレート繊維を上撚り数1
1.4回/10cm、下撚り数21.0回/10cmで
上下逆方向に撚糸して2×3の撚り構成としたトータル
デニール6600の未処理コードを準備し、この未処理
コードをイソシアネート系接着剤にプレディップした
後、約170〜180℃で乾燥し、表1のRFL液に浸
漬して200〜240℃で延伸熱固定処理を行なったも
のを使用した。またゴムシート4cとしてはアラミドの
短繊維を配合したクロロプレンゴムで作製したものを用
いた。さらに、補強布32としては、綿の紡績糸を使用
した平織帆布を用い、これを表1のRFL液に浸漬し、
150℃で2分間熱処理した後、クロロプレンゴム組成
物をフリクションコーティングしてゴム付き帆布として
使用した。
【0037】そして割金型7を図10のように加硫缶3
5に設置し、160℃、40分の条件で加硫を行ない、
スリーブ状成形体9を成形した。加硫後、ピン28を抜
いて図5(a)のように第3ドラム片7cを95°の角
度で回動させて内側に折り畳みむと共に図5(b)のよ
うに第2ドラム片7bを23°の角度で回動させて内側
に折り畳むことによって、割金型7の径を縮め、スリー
ブ状成形体9を割金型7から取り出した。
5に設置し、160℃、40分の条件で加硫を行ない、
スリーブ状成形体9を成形した。加硫後、ピン28を抜
いて図5(a)のように第3ドラム片7cを95°の角
度で回動させて内側に折り畳みむと共に図5(b)のよ
うに第2ドラム片7bを23°の角度で回動させて内側
に折り畳むことによって、割金型7の径を縮め、スリー
ブ状成形体9を割金型7から取り出した。
【0038】この後、スリーブ状成形体9から樹脂フィ
ルム3を剥がし、スリーブ状成形体9を輪切りに切断す
ることによって、図11及び図12(b)のようなVリ
ブ14を有するVリブドベルトを得た。このようにして
得られたVリブドベルトにあって、Vリブ14の表面に
はバリがなく、外観も良好なものであった。
ルム3を剥がし、スリーブ状成形体9を輪切りに切断す
ることによって、図11及び図12(b)のようなVリ
ブ14を有するVリブドベルトを得た。このようにして
得られたVリブドベルトにあって、Vリブ14の表面に
はバリがなく、外観も良好なものであった。
【0039】
【発明の効果】上記のように請求項1の発明は、多数本
の予備成形用V溝を凹設したプレス型に樹脂フィルムを
介して未加硫のゴムシートを重ねると共にプレスするこ
とによって樹脂フィルムが重ねられたゴムシートの表面
に予備Vリブを賦形し、外周に周方向の成形用V溝を多
数本凹設すると共に周方向に複数に分割して折り畳み可
能に形成され、折り畳むことによって径を縮めることが
できるようにした円筒状の割金型を用い、この割金型の
外周に上記の樹脂フィルムを重ねたゴムシートを樹脂フ
ィルムが割金型に接するように巻き付けると共に成形用
V溝に予備Vリブをはめ込み、次いでジャケットを被せ
て加硫を行なってスリーブ状成形体を成形した後、割金
型を折り畳んだ状態にして割金型の外周からスリーブ状
成形体を取り出すようにしたので、Vリブドベルトに設
けるVリブはプレス成形によって形成することができる
ものであり、Vリブを形成するための切削加工を行なう
場合のようなゴムの切削屑が発生することがなって、廃
棄の問題や、余分な材料の使用による資源の無駄使い等
の問題がなくなるものである。また、スリーブ状成形体
を取り出すことが出来るようにした割金型を用いるにあ
たって、割金型に設けられる成形用V溝には割部に微小
な隙間が形成されているが、予備成形シートの予備Vリ
ブの表面は樹脂フィルムで被われており、割金型の成形
用V溝の隙間にゴムが流入するようなことを防いで、バ
リが生じるようなことなくVリブを成形することができ
るものである。また、このように予備成形シートの表面
を樹脂フィルムで被うことによって、割金型の割部の隙
間から蒸気が漏れることを完全に防止することができ、
蒸気漏れによる製品への悪影響を防止することができる
ものである。さらに、加硫は割金型の外周に未加硫のゴ
ムシートを巻き付けて一工程で行なうことができるもの
であり、加硫を生産性高く行なうことができると共に二
度加硫部分や未加硫部分が生じることなく安定した品質
で加硫を行なうことができるものである。
の予備成形用V溝を凹設したプレス型に樹脂フィルムを
介して未加硫のゴムシートを重ねると共にプレスするこ
とによって樹脂フィルムが重ねられたゴムシートの表面
に予備Vリブを賦形し、外周に周方向の成形用V溝を多
数本凹設すると共に周方向に複数に分割して折り畳み可
能に形成され、折り畳むことによって径を縮めることが
できるようにした円筒状の割金型を用い、この割金型の
外周に上記の樹脂フィルムを重ねたゴムシートを樹脂フ
ィルムが割金型に接するように巻き付けると共に成形用
V溝に予備Vリブをはめ込み、次いでジャケットを被せ
て加硫を行なってスリーブ状成形体を成形した後、割金
型を折り畳んだ状態にして割金型の外周からスリーブ状
成形体を取り出すようにしたので、Vリブドベルトに設
けるVリブはプレス成形によって形成することができる
ものであり、Vリブを形成するための切削加工を行なう
場合のようなゴムの切削屑が発生することがなって、廃
棄の問題や、余分な材料の使用による資源の無駄使い等
の問題がなくなるものである。また、スリーブ状成形体
を取り出すことが出来るようにした割金型を用いるにあ
たって、割金型に設けられる成形用V溝には割部に微小
な隙間が形成されているが、予備成形シートの予備Vリ
ブの表面は樹脂フィルムで被われており、割金型の成形
用V溝の隙間にゴムが流入するようなことを防いで、バ
リが生じるようなことなくVリブを成形することができ
るものである。また、このように予備成形シートの表面
を樹脂フィルムで被うことによって、割金型の割部の隙
間から蒸気が漏れることを完全に防止することができ、
蒸気漏れによる製品への悪影響を防止することができる
ものである。さらに、加硫は割金型の外周に未加硫のゴ
ムシートを巻き付けて一工程で行なうことができるもの
であり、加硫を生産性高く行なうことができると共に二
度加硫部分や未加硫部分が生じることなく安定した品質
で加硫を行なうことができるものである。
【0040】また請求項2の発明は、多数本の予備成形
用V溝を凹設したプレス型に樹脂フィルム及び帆布を介
して未加硫のゴムシートを重ねると共にプレスすること
によって樹脂フィルム及び帆布が重ねられたゴムシート
の表面に予備Vリブを賦形し、外周に周方向の成形用V
溝を多数本凹設すると共に周方向に複数に分割して折り
畳み可能に形成され、折り畳むことによって径を縮める
ことができるようにした円筒状の割金型を用い、この割
金型の外周に上記の樹脂フィルムと帆布を重ねたゴムシ
ートを樹脂フィルムが割金型に接するように巻き付ける
と共に成形用V溝に予備Vリブをはめ込み、次いでジャ
ケットを被せて加硫を行なってスリーブ状成形体を成形
した後、割金型を折り畳んだ状態にして割金型の外周か
らスリーブ状成形体を取り出すようにしたので、Vリブ
ドベルトに設けるVリブはプレス成形によって形成する
ことができるものであり、Vリブを形成するための切削
加工を行なう場合のようなゴムの切削屑が発生すること
がなって、廃棄の問題や、余分な材料の使用による資源
の無駄使い等の問題がなくなるものであり、しかもVリ
ブの表面に補強のための帆布を積層して設けることが可
能になるものである。また、スリーブ状成形体を取り出
すことが出来るようにした割金型を用いるにあたって、
割金型に設けられる成形用V溝には割部に微小な隙間が
形成されているが、予備成形シートの予備Vリブの表面
は樹脂フィルムで被われており、割金型の成形用V溝の
隙間にゴムが流入するようなことを防いで、バリが生じ
るようなことなくVリブを成形することができるもので
ある。また、このように予備成形シートの表面を樹脂フ
ィルムで被うことによって、割金型の割部の隙間から蒸
気が漏れることを完全に防止することができ、蒸気漏れ
による製品への悪影響を防止することができるものであ
る。さらに、加硫は割金型の外周に未加硫のゴムシート
を巻き付けて一工程で行なうことができるものであり、
加硫を生産性高く行なうことができると共に二度加硫部
分や未加硫部分が生じることなく安定した品質で加硫を
行なうことができるものである。
用V溝を凹設したプレス型に樹脂フィルム及び帆布を介
して未加硫のゴムシートを重ねると共にプレスすること
によって樹脂フィルム及び帆布が重ねられたゴムシート
の表面に予備Vリブを賦形し、外周に周方向の成形用V
溝を多数本凹設すると共に周方向に複数に分割して折り
畳み可能に形成され、折り畳むことによって径を縮める
ことができるようにした円筒状の割金型を用い、この割
金型の外周に上記の樹脂フィルムと帆布を重ねたゴムシ
ートを樹脂フィルムが割金型に接するように巻き付ける
と共に成形用V溝に予備Vリブをはめ込み、次いでジャ
ケットを被せて加硫を行なってスリーブ状成形体を成形
した後、割金型を折り畳んだ状態にして割金型の外周か
らスリーブ状成形体を取り出すようにしたので、Vリブ
ドベルトに設けるVリブはプレス成形によって形成する
ことができるものであり、Vリブを形成するための切削
加工を行なう場合のようなゴムの切削屑が発生すること
がなって、廃棄の問題や、余分な材料の使用による資源
の無駄使い等の問題がなくなるものであり、しかもVリ
ブの表面に補強のための帆布を積層して設けることが可
能になるものである。また、スリーブ状成形体を取り出
すことが出来るようにした割金型を用いるにあたって、
割金型に設けられる成形用V溝には割部に微小な隙間が
形成されているが、予備成形シートの予備Vリブの表面
は樹脂フィルムで被われており、割金型の成形用V溝の
隙間にゴムが流入するようなことを防いで、バリが生じ
るようなことなくVリブを成形することができるもので
ある。また、このように予備成形シートの表面を樹脂フ
ィルムで被うことによって、割金型の割部の隙間から蒸
気が漏れることを完全に防止することができ、蒸気漏れ
による製品への悪影響を防止することができるものであ
る。さらに、加硫は割金型の外周に未加硫のゴムシート
を巻き付けて一工程で行なうことができるものであり、
加硫を生産性高く行なうことができると共に二度加硫部
分や未加硫部分が生じることなく安定した品質で加硫を
行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例に使用するプレス型
と押さえ型を示す斜視図である。
と押さえ型を示す斜視図である。
【図2】同上のプレス型による予備成形シートの成形を
示すものであり、(a),(b)は断面図である。
示すものであり、(a),(b)は断面図である。
【図3】同上の予備成形シートを示すものであり、
(a),(b)は断面図である。
(a),(b)は断面図である。
【図4】同上の割金型の平面図である。
【図5】同上の割金型の折り畳み状態を示すものであ
り、(a),(b)は平面図である。
り、(a),(b)は平面図である。
【図6】同上の割金型に予備成形シートを巻き付けた状
態を示す一部破断平面図である。
態を示す一部破断平面図である。
【図7】同上の割金型に巻き付けた予備成形シートの外
側にジャケットを装着した状態を示すものであり、
(a),(b)は一部の断面図である。
側にジャケットを装着した状態を示すものであり、
(a),(b)は一部の断面図である。
【図8】同上の割金型に巻き付けた予備成形シートの外
側に膜を被せる状態の斜視図である。
側に膜を被せる状態の斜視図である。
【図9】同上の割金型に巻き付けた予備成形シートの外
側に膜を被せた状態の断面図である。
側に膜を被せた状態の断面図である。
【図10】同上の加硫を行なう工程の断面図である。
【図11】本発明によって製造されたVリブドベルトの
一例を示す一部の斜視図である。
一例を示す一部の斜視図である。
【図12】本発明によって製造されたVリブドベルトの
各種の態様を示すものであり、(a),(b),
(c),(d)はそれぞれ断面図である。
各種の態様を示すものであり、(a),(b),
(c),(d)はそれぞれ断面図である。
1 予備成形用V溝 2 プレス型 3 樹脂フィルム 4 ゴムシート 5 予備Vリブ 6 成形用V溝 7 割金型 8 ジャケット 9 スリーブ状成形体 10 帆布 11 膜
Claims (3)
- 【請求項1】 多数本の予備成形用V溝を凹設したプレ
ス型に樹脂フィルムを介して未加硫のゴムシートを重ね
ると共にプレスすることによって樹脂フィルムが重ねら
れたゴムシートの表面に予備Vリブを賦形し、外周に周
方向の成形用V溝を多数本凹設すると共に周方向に複数
に分割して折り畳み可能に形成され、折り畳むことによ
って径を縮めることができるようにした円筒状の割金型
を用い、この割金型の外周に上記の樹脂フィルムを重ね
たゴムシートを樹脂フィルムが割金型に接するように巻
き付けると共に成形用V溝に予備Vリブをはめ込み、次
いでジャケットを被せて加硫を行なってスリーブ状成形
体を成形した後、割金型を折り畳んだ状態にして割金型
の外周からスリーブ状成形体を取り出すことを特徴とす
るVリブドベルトの製造方法。 - 【請求項2】 多数本の予備成形用V溝を凹設したプレ
ス型に樹脂フィルム及び帆布を介して未加硫のゴムシー
トを重ねると共にプレスすることによって樹脂フィルム
及び帆布が重ねられたゴムシートの表面に予備Vリブを
賦形し、外周に周方向の成形用V溝を多数本凹設すると
共に周方向に複数に分割して折り畳み可能に形成され、
折り畳むことによって径を縮めることができるようにし
た円筒状の割金型を用い、この割金型の外周に上記の樹
脂フィルムと帆布を重ねたゴムシートを樹脂フィルムが
割金型に接するように巻き付けると共に成形用V溝に予
備Vリブをはめ込み、次いでジャケットを被せて加硫を
行なってスリーブ状成形体を成形した後、割金型を折り
畳んだ状態にして割金型の外周からスリーブ状成形体を
取り出すことを特徴とするVリブドベルトの製造方法。 - 【請求項3】 上記ジャケットの代わりに、割金型に巻
き付けたゴムシートに蒸気の透過しない膜を被せて加硫
を行なうことを特徴とする請求項1又は2に記載のVリ
ブドベルトの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11918698A JPH11309788A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | Vリブドベルトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11918698A JPH11309788A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | Vリブドベルトの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11309788A true JPH11309788A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14755051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11918698A Withdrawn JPH11309788A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | Vリブドベルトの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11309788A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005337495A (ja) * | 2004-05-03 | 2005-12-08 | Arntz Beteiligungs Gmbh & Co Kg | 動力伝達ベルト及びその製造方法 |
| JP2016101693A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 三ツ星ベルト株式会社 | 伝動ベルトの製造方法 |
| WO2017169361A1 (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | バンドー化学株式会社 | Vリブドベルトの製造方法 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP11918698A patent/JPH11309788A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005337495A (ja) * | 2004-05-03 | 2005-12-08 | Arntz Beteiligungs Gmbh & Co Kg | 動力伝達ベルト及びその製造方法 |
| JP2016101693A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 三ツ星ベルト株式会社 | 伝動ベルトの製造方法 |
| WO2017169361A1 (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | バンドー化学株式会社 | Vリブドベルトの製造方法 |
| JP6246420B1 (ja) * | 2016-03-30 | 2017-12-13 | バンドー化学株式会社 | Vリブドベルトの製造方法 |
| CN108884909A (zh) * | 2016-03-30 | 2018-11-23 | 阪东化学株式会社 | 多楔带的制造方法 |
| CN108884909B (zh) * | 2016-03-30 | 2019-09-10 | 阪东化学株式会社 | 多楔带的制造方法 |
| US10538044B2 (en) | 2016-03-30 | 2020-01-21 | Bando Chemical Industries, Ltd. | Method for producing V-ribbed belt |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |