JPH0579336A - エンジンの吸気制御装置 - Google Patents

エンジンの吸気制御装置

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JPH0579336A
JPH0579336A JP3238192A JP23819291A JPH0579336A JP H0579336 A JPH0579336 A JP H0579336A JP 3238192 A JP3238192 A JP 3238192A JP 23819291 A JP23819291 A JP 23819291A JP H0579336 A JPH0579336 A JP H0579336A
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intake
valve
control valve
intake control
port
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Masahiro Ito
正博 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】吸気流の乱れを抑制して縦スワールを確実に得
るとともに、高速回転時等における吸気抵抗の増大を回
避する。 【構成】吸気ポート10に連通され、燃焼室9に開口さ
れる吸気弁開口10aと、吸気弁開口10aを開閉する
吸気弁12と、吸気ポート10の吸気弁開口10a近傍
に回動可能に配設される吸気制御弁21と、吸気制御弁
21に形成され、吸気弁12の弁軸12aが入り込む逃
げ溝21bとを備え、吸気制御弁21は、吸気ポート1
0断面積を絞る位置と、吸気ポート10の壁内に退避す
る位置に選択的に回動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば吸気弁、排気弁
を2本づつ備えた4バルブエンジンに好適の吸気制御装
置に関し、特に低速回転又は低負荷時に吸気ポートの断
面積を絞り込むことにより、吸気量が少ない場合にもシ
リンダ軸方向の流速を高めていわゆる縦スワールを発生
でき、もって燃費を向上できるようにした吸気制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの燃費を向上させるには、低速
回転時又は低負荷運転時等の吸気量の少ない場合でも流
速を高めることにより、燃焼室内に縦スワールを発生さ
せ、希薄空燃比での燃焼を安定化させることが有効であ
る。このような縦スワールを発生できる吸気制御装置と
して、従来、例えば特公昭59−5767号公報に開示
されているように、吸気ポートの吸気弁開口近傍に制御
板を起伏可能に配置し、低速回転又は低負荷運転時には
上記制御板を起立させて吸気ポート断面積を絞るように
したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の吸気制御装置においては、低速回転時等に制御板の下
流側に空間が生じ、ここに吸気流が巻き込まれて乱れが
生じるので、期待通りの縦スワールが得難いという問題
がある。また、制御板を起伏させるという構造上、制御
板が比較的長いものとなり、それだけ大きな配置スペー
スか必要となってシリンダヘッド部分が大きくなる問題
があり、また、全開時においても制御板が吸気ポート内
に残留することとなり、これが高速回転時等に吸気抵抗
となるという問題もある。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であって、吸気流の乱れを抑制して縦スワールを確実に
得ることができ、また配置スペースが小さくて済み、か
つ高速回転時等における吸気抵抗の増大を回避できるエ
ンジンの吸気制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のエ
ンジンの吸気制御装置は、吸気ポート10に連通され、
燃焼室9に開口される吸気弁開口10aと、吸気弁開口
10aを開閉する吸気弁12と、吸気ポート10の吸気
弁開口10a近傍に回動可能に配設される吸気制御弁2
1と、吸気制御弁21に形成され、吸気弁12の弁軸1
2aが入り込む逃げ溝21bとを備え、吸気制御弁21
は、吸気ポート10断面積を絞る位置と、吸気ポート1
0の壁内に退避する位置に選択的に回動されることを特
徴とする。なお、上記構成に付加した番号は、理解を容
易にするために図面と対比させるためのもので、これに
より本発明の構成が何ら限定されるものではない。
【0006】
【作用】本発明に係わる吸気制御装置によれば、エンジ
ン低速回転等のように吸気量の少ない場合は、吸気制御
弁を吸気ポート断面積を絞る位置に回動させ、これによ
り、吸気は流速が高められるとともに吸気ポートの一側
の壁に沿って流れ、燃焼室の中央付近に方向性を持って
吹き込まれ、その結果、縦スワールが確実に発生する。
また、高速回転等のように吸気量が多い場合は、吸気制
御弁を開位置に回動させ、その吸気凹部が吸気ポートと
略面一になり、吸気ポート全体を抵抗なく流れ、燃焼室
に吹き込まれる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。図1は本発明のエンジンの吸気制御装置の1実施
例を示す断面図、図2は図1のX−X線に沿って矢印方
向から見た断面図、図3は吸気制御弁の異なる方向から
見た一部正面図である。
【0008】図1において、1は4サイクル4バルブエ
ンジンであり、クランクケース2上にシリンダブロック
3、シリンダヘッド4を積層して結合し、該シリンダヘ
ッド4の上側合面にヘッドカバー5を被せた構造のもの
である。上記シリンダブロック3内に設けられたシリン
ダライナー6内には、ピストン7が摺動自在に挿入され
ており、このピストン7はコンロッド8でクランク軸
(図示せず)に連結されている。
【0009】上記シリンダヘッド4の下部には、ピスト
ン7に対向して燃焼室9が凹設され、図2に示すよう
に、中心部に点火プラグ4aが配設されると共に、該燃
焼室9に開口する吸気弁開口10a、排気弁開口11a
がそれぞれ2つづつ形成され、吸気ポート10および排
気ポート11に連通されている。この吸気弁開口10に
は吸気弁12が、排気弁開口11には排気弁13が、そ
れぞれ各開口10、11を開閉可能に配置されている。
吸気弁12および排気弁13の弁軸12a、13aに
は、その上端にスプリング14、15を介してリフタ1
6、17がそれぞれ装着され、各リフタ16、17上に
は、これを駆動するカム軸18、19が配設されてい
る。
【0010】吸気ポート10の吸気弁開口10a近傍に
は、円弧状に屈曲した屈曲部が形成されており、この屈
曲部には、図2に示すように、隣接する2つの吸気ポー
ト10、10を連通する弁穴20がカム軸方向に形成さ
れている。この弁穴20内には、吸気ポート10の通路
断面積を変化させるための吸気制御弁21が回動自在に
軸支され、吸気制御弁21の一端には、回動レバー22
が固定されている。この吸気制御弁21は、吸気ポート
10の断面径より大きい径を有する断面円形の丸棒から
なり、図3に示すように、吸気ポート10と交差する箇
所に、吸気ポート10の断面形状と同形状の吸気凹部2
1aを切り欠くとともに、吸気凹部21aの反対側に吸
気弁12の弁軸12aが入り込む逃げ溝21bを形成し
ている。また、吸気ポート10の底壁には吸気制御弁2
1が退避できる凹部10b(図4A)が形成される。
【0011】上記吸気制御弁21の制御は、回動レバー
22を電動モータにより駆動させるようにしてもよい
し、スロットルレバーとリンクさせてもよいし、吸気管
負圧により駆動させるようにしてもよい。
【0012】上記構成からなる本発明の作用を図4およ
び図5により説明する。エンジンの高速回転、又は高負
荷運転時のように吸気量が多い場合は、図4(A)に示
すように、吸気制御弁21は、全開位置に回動され吸気
ポート10の壁内に退避し、これにより吸気凹部21a
が吸気ポート10と同形状に形成されているため、吸気
制御弁21が吸気抵抗となることなく、吸気が円滑に行
われる。エンジンの低速回転、又は低負荷運転時のよう
に吸気量が少ない場合は、図4(B)に示すように、吸
気制御弁21は絞り位置に回動される。そのため吸気ポ
ート10が絞られるため、吸気はこの絞り部で流速が高
められ、かつ、吸気ポート10の一側の壁面に沿って流
れ、燃焼室9の中央付近に方向性をもって吹き込まれる
結果、図1に矢印で示すように縦スワールが発生する。
この場合、吸気制御弁21に逃げ溝21bを形成したこ
とから、該制御弁21を吸気弁開口10aに近接させ、
絞り効果を高めることができるとともに、該制御弁21
の下流側に空間が生じることがなく吸気流の巻き込みを
防止できるので、前記方向性をさらに確実なものにでき
る。その結果、空燃比を希薄にしても燃焼を安定化で
き、燃費の向上を図ることができる。
【0013】図5は、エンジン回転数と出力の関係を示
し、曲線Aは吸気制御弁21を閉じた場合の特性曲線
で、曲線Bは吸気制御弁21を開いた場合の特性曲線で
ある。従って、特性曲線A、Bの交点の回転数R1で吸
気制御弁21を開閉するように制御すれば、両方の特性
曲線の長所を備えた制御ができる。
【0014】図6は吸気制御弁21の他の実施例を示
し、(A)は拡大断面図、(B)は斜視図、(C)は駆
動機構の他の例を示す拡大断面図である。図Aにおい
て、吸気ポート10の底壁には駆動軸23により回転駆
動される吸気制御弁21が配設される。吸気制御弁21
は、図Bに示すように、先端に逃げ溝21bと抑止片2
1cと有し、吸気制御弁21が吸気ポート10を絞る位
置に回動するとき、吸気弁12の弁軸12が逃げ溝21
b内に入りこむため、絞り効果を高めることができる。
なお、図Cに示すように、抑止片21cにギヤ21dを
形成し、このギヤ21dと噛み合う駆動ギヤ25を設
け、駆動ギヤ25により吸気制御弁21を回動させるよ
うにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、吸気流の乱れを抑制して縦スワールを確実に得
ることができ、また配置スペースが小さくて済み、かつ
高速回転時等における吸気抵抗の増大を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンジンの吸気制御装置の1実施例を
示す断面図
【図2】図1のX−X線に沿って矢印方向から見た断面
【図3】本発明に係わる吸気制御弁を異なる方向から見
た一部正面図
【図4】本発明の作用を説明するための拡大断面図
【図5】本発明の作用を説明するための図でエンジン回
転数と出力の関係を示す図
【図6】吸気制御弁の他の実施例を示し、(A)は拡大
断面図、(B)は斜視図、(C)は駆動機構の他の例を
示す拡大断面図
【符号の説明】
9…燃焼室、10…吸気ポート、10a…吸気弁開口、
12…吸気弁 12a…弁軸、21…吸気制御弁、21b…逃げ溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気ポートに連通され、燃焼室に開口され
    る吸気弁開口と、該吸気弁開口を開閉する吸気弁と、前
    記吸気ポートの吸気弁開口近傍に回動可能に配設される
    吸気制御弁と、該吸気制御弁に形成され、前記吸気弁の
    弁軸が入り込む逃げ溝とを備え、前記吸気制御弁は、吸
    気ポート断面積を絞る位置と、前記吸気ポートの壁内に
    退避する位置に選択的に回動されることを特徴とするエ
    ンジンの吸気制御装置。
JP23819291A 1991-09-18 1991-09-18 エンジンの吸気制御装置 Expired - Fee Related JP3229626B2 (ja)

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