JPH0579406U - ドリルの刃部振れ及びチゼルエッジ偏心測定器 - Google Patents

ドリルの刃部振れ及びチゼルエッジ偏心測定器

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JPH0579406U
JPH0579406U JP5645191U JP5645191U JPH0579406U JP H0579406 U JPH0579406 U JP H0579406U JP 5645191 U JP5645191 U JP 5645191U JP 5645191 U JP5645191 U JP 5645191U JP H0579406 U JPH0579406 U JP H0579406U
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JP
Japan
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drill
chisel edge
blade
microscope
runout
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Application number
JP5645191U
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English (en)
Inventor
将英 一ノ瀬
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドリルの刃部振れ及びチゼルエッジ偏心測定
では、ドリルを回転させて測定するが、ドリルの設置位
置が動かないように回転させるためには、熟練を要す動
作が必要となるため、熟練を必要としないで容易に測定
ができるドリル刃部振れ及びチゼルエッジ偏心測定器を
得る。 【構成】 ベース18に振れがなく回転するテーパ穴部
5を設け、ドリルの刃部に接触させるダイヤルゲージ9
a、9bと、そのダイヤルゲージ9a、9bを保持する
スタンド10と、チゼルエッジを観察する顕微鏡14
と、その顕微鏡14を保持し、かつ移動量を読み取るマ
イクロメータ15aを取り付けた移動ステージ20と、
ドリルを取り外すためのハンドル21で構成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は切削工具であるドリルの刃部の振れ及びチゼルエッジの偏心を測定 するドリルの刃部振れ及びチゼルエッジ偏心測定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
穴あけ加工には一般にドリルが用いられるが、図5は上記のような穴あけ加工 に用いるドリルの概略図で、この際のテーパシャンク部1は穴あけ加工機、例え ばボール盤の主軸端の切削工具取り付け部にはめ込まれて穴あけ加工できるよう になっている。このテーパシャンク部1の軸心に対する刃部2の軸心のズレ(以 下刃部の振れという)は重要で、所定の刃部の振れ量に入っていない場合は、穴 あけ加工した際に刃部の振れが大きくなり、加工中にビビリが生じ所定の穴径や 仕上げ面を得られなくなるため、刃部の振れを測定する必要がある。また刃部2 の軸心に対するチゼルエッジ3のズレ(以下チゼルエッジの偏心という)も重要 で、所定のチゼルエッジの偏心量に入っていない場合は、穴あけ加工した際に穴 位置にズレが生じるため、チゼルエッジの偏心を測定する必要がある。このこと は、日本工業規格(JIS B4302 モールステーパシャンクドリル)にお いてもドリルの刃部の振れ及びチゼルエッジの偏心精度としてうたわれている。 従来、刃部の振れを測定する要求に応えるものとして、図6(a)、(b)に示 す測定がある。図6(a)は測定の概念を簡単に示す側面図、図6(b)はその 正面図であり、図において、1はドリルのテーパシャンク部、2はドリルの刃部 、2aはドリルの刃部2の刃部先端部、4はテーパゲージ、5はテーパゲージ4 のテーパ穴部、6はテーパ穴部5と同軸になるように作られているテーパゲージ 外周部、7はVブロック、8はテーパゲージ外周部6を支えるVブロック7のV 溝面部、9aはドリルの刃部の先端部2aの振れを測定するダイヤルゲージ、9 bはドリルの刃部の先端部2aから1/4リード移動した箇所の刃部2の振れを 測定するダイヤルゲージ、10はダイヤルゲージ9a及び9bを保持するスタン ド、11は定盤である。
【0003】 従来のドリルの刃部の振れ測定は、上記のように構成され、その測定として定 盤11上にVブロック7を設置する。次にドリルのテーパシャンク部1をテーパ ゲージ4のテーパ穴部5にガタなくはめ込み、テーパゲージ外周部6をVブロッ ク7のV溝面部8の上に設置する。次にスタンド10に取り付けられたダイヤル ゲージ9aの触針をドリルの刃部先端部2aの外周面に垂直に当てる。またスタ ンド10に取り付けられたダイヤルゲージ9bの触針は、ドリルの刃部先端部2 aから1/4リード移動した箇所の刃部2の外周面に垂直に当て、それぞれのダ イヤルゲージ9a、9bの目盛りを読み取り、これを0度の位置の読み値とする 。次にテーパゲージ外周部6を手で保持しながら、矢印イの方向にテーパゲージ 4を180度回転させて、(これに同期してドリルも回転する)それぞれのダイ ヤルゲージ9a、9bの目盛りを読み取り、これを180度の位置の読み値とす る。次にそれぞれのダイヤルゲージ9a、9bの0度と180度の読み値の差を 求めて、その差の大きい方を刃部の振れの測定値とする。この際、測定中に不安 定な保持をしてドリルが矢印ロ、ハ及びニの方向に動いて、測定値に悪影響を及 ぼさないように、テーパゲージ外周部6を慎重に手で保持し、かつ、180度回 転させてダイヤルゲージ9a、9bで測定する。
【0004】 従来、ドリルのチゼルエッジの偏心を測定する要求に応えるものとして、図7 及び図8に示す測定がある。図7は工具顕微鏡による測定の概念を簡単に示す概 略図、図8は顕微鏡でチゼルエッジを観察した時の顕微鏡視野内の概略図であり 、図において、2はドリルの刃部、3はドリルのチゼルエッジ、7はVブロック 、8はVブロック7のV溝面部、12は工具顕微鏡、13は工具顕微鏡12の移 動テーブル、14は工具顕微鏡12に取り付けられた顕微鏡、15aは移動テー ブル13のX軸の移動量を測定するマイクロメータ、15bは移動テーブル13 のY軸の移動量を測定するマイクロメータ、16a、16bは顕微鏡14の視野 内の標線である。
【0005】 従来のドリルのチゼルエッジの偏心測定は上記のように構成され、その測定と して、工具顕微鏡12の移動テーブル13の上にVブロック7のV溝がX軸に平 行になるように設置する。次にドリルの刃部2の外周部をVブロック7のV溝面 部8の上に設置する。次に工具顕微鏡12に取り付けられた顕微鏡14でチゼル エッジ3を観察して、チゼルエッジ3が標線16a、16bの交点にくるように マイクロメータ15a、15bで移動テーブル13を調整した後、マイクロメー タ15bでY軸の座標を読み取り、これを0度の位置の読み値とする。次にドリ ルを手で保持しながら、矢印イの方向にドリルを180度回転させて、0度の位 置の時と同様にチゼルエッジ13が標線16a、16bの交点にくるようにマイ クロメータ15a、15bで移動テーブル13を調整した後、マイクロメータ1 5bでY軸の座標を読み取り、これを180度の位置の読み値とする。次に0度 と180度の読み値の差の1/2を求め、この値がドリルの刃部2の軸心17に 対するチゼルエッジ3のズレ即ち偏心量Aとなる。この際、ドリルを180度回 転させる時、Vブロック7が動いて測定値に影響を及ぼさないように、ドリルを 慎重に手で保持し、かつ180度回転させて、マイクロメータ15bでY軸の座 標を読み取る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようにドリルの刃部の振れを測定するには、従来はテーパゲージ4のテ ーパ穴部5にドリルのテーパシャンク部1をはめ込み、そのテーパゲージ4をV ブロック7のV溝面部8に設置し、0度の位置から180度回転させた時のダイ ヤルゲージ9a、9bの目盛りを読み取るが、各々の位置での測定値に悪影響を 及ぼさないようにするために、常に手でテーパゲージ外周部6をV溝面部8に当 て、かつ矢印ロ、ハ及びニの方向に動かないようにしながら、矢印イの方向に回 転しなければならず、熟練を要する問題点があった。またドリルのチゼルエッジ 3の偏心を測定するには、工具顕微鏡12の移動テーブル13の上にVブロック 7のV溝がX軸に平行になるように設置して、ドリルの刃部2の外周部をVブロ ック7のV溝面部8の上に設置し、工具顕微鏡12に取り付けられた顕微鏡14 でチゼルエッジ3を観察して、0度の位置から180度回転させた時のチゼルエ ッジ3が位置する座標値を標線16a、16bとマイクロメータ15bでY軸の 座標を読み取るが、各々の位置での測定値に悪影響を及ぼさないようにするため に、Vブロック7が動かないようにしながらドリルを矢印イ方向に回転しなけれ ばならず、熟練を要することや、このドリルのチゼルエッジ3の偏心を測定する には、高価な工具顕微鏡12を用意しなければならない等の問題点があった。
【0007】 この考案はかかる課題を解決するためになされたもので、測定の際の測定値に 悪影響を及ぼさない滑らかな回転を得るために行う、面倒でかつ熟練を要する動 作を排除でき、しかも高価な工具顕微鏡を必要としないでドリルの刃部の振れ及 びチゼルエッジの偏心の測定ができるドリルの刃部振れ及びチゼルエッジ偏心測 定器を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案に係わるドリルの刃部振れ及びチゼルエッジ偏心測定器はベースに滑 らかに回転するテーパ穴部を設け、このベース上にスタンドとスタンドに保持さ れたダイヤルゲージと、顕微鏡と、その顕微鏡を保持し、かつ移動量を読み取る マイクロメータを取り付けた移動ステージと、ドリルを取り外すハンドルとで構 成したものである。
【0009】
【作用】
この考案においては、テーパ穴部にドリルのテーパシャンク部をはめ込み、ド リルの刃部にスタンドに保持されたダイヤルゲージを当て、そのテーパ穴部を0 度の位置と180度の位置に回転させて、各々の位置でダイヤルゲージを読むこ とでドリルの刃部の振れが測定でき、また同様にテーパ穴部を0度の位置と18 0度の位置に回転させて、各々の位置でマイクロメータを取り付けた移動ステー ジに保持された顕微鏡でチゼルエッジ観察し、その位置の移動量をマイクロメー タで読むことでドリルのチゼルエッジの偏心が測定できる。またハンドルでドリ ル端面を押し上げることでドリルをテーパ穴部から取り外すことができる。
【0010】
【実施例】 図1はこの考案によるドリルの刃部振れ及びチゼルエッジ偏心測定器の一実施 例を示す断面図である。この実施例は図1から明らかなように、ベース18にド リルのテーパシャンク部と対応したテーパ穴部5を設け、そのテーパ穴部5がベ アリング19を介して滑らかに回転できるように組み込まれている。またベアリ ング19の回転軸とテーパ穴部5の中心軸が同軸となるように規定されている。 ダイヤルゲージ9a、9bはベース18に設けられたスタンド10に保持されて いる。顕微鏡14は移動ステージ20に取り付けられ、その移動ステージ20に 移動量が測定できるマイクロメータ15bが取り付けられている。ハンドル21 はその一端を矢印ホの方向に押し下げれば、その他端が矢印ヘの方向に動くよう にベース16に組み込まれている。
【0011】 次に上記実施例の動作を図1、図2、図3及び図4を参照しながら説明する。 図2はこの考案の使用例を示す平面図、図3はその使用例の断面図、図4は顕微 鏡でチゼルエッジを観察した時の顕微鏡視野内を示す概略図である。
【0012】 上記のように構成されたドリルの刃部振れ及びチゼルエッジ偏心測定器におい て、ドリルのテーパシャンク部1をベース18に設けられたテーパ穴部5にはめ 込む。次にドリル刃部先端部2aの外周面に、スタンド10に取り付けられたダ イヤルゲージ9aの触針を垂直に当てる。またスタンド10に取り付けられたダ イヤルゲージ9bの触針を、ドリルの刃部先端部2aから1/4リード移動した 箇所の刃部2の外周面に垂直に当て、それぞれのダイヤルゲージ9a、9bの目 盛りを読み取り、これを0度の位置の読み値とする。次にドリルの刃部2を手で 軽く触れ、矢印イの方向に180度回転させて、それぞれのダイヤルゲージ9a 、9bの目盛りを読み取り、これを180度の位置の読み値とする。次にそれぞ れのダイヤルゲージ9a、9bの0度と180度の読み値の差を求めて、その差 の大きい方を刃部の振れの測定値とする。
【0013】 またドリルのチゼルエッジの偏心測定では、ベース18に取り付けられている 移動ステージ20に取り付けられた顕微鏡14でチゼルエッジ3を観察して、チ ゼルエッジ3が標線16a、16bの交点にくるように顕微鏡14の高さ調整と マイクロメータ15bで移動ステージ20を調整した後、マイクロメータ15b の値を読み取り、これを0度の位置の読み値とする。次にドリルの刃部2を手で 軽く触れ、矢印イの方向に180度回転させて、0度の位置の時と同様にチゼル エッジ3が標線16a、16bの交点にくるようにマイクロメータ15bで移動 ステージ20を調整した後、マイクロメータ15bの値を読み取り、これを18 0度の位置の読み値とする。次に0度と180度の読み値の差の1/2を求めこ の値がドリルの刃部2の軸心17に対するチゼルエッジ3のズレ即ち偏心量Aと なる。
【0014】 測定が完了したら、ハンドル21の一端を矢印ホの方向に押し下げると、その 他端が矢印ヘの方向に動きドリルの一端を押し上げてドリルをテーパ穴部5から 取り外す。
【0015】
【考案の効果】
この考案は以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような 効果を奏する。
【0016】 ベースにテーパ穴部を設け、そのテーパ穴部が振れなく滑らかに回転でき、ド リルの振れを測定するダイヤルゲージとそれを保持するスタンドを設けたことに より、ドリルの刃部振れの測定を容易にすることができる。
【0017】 またベースに顕微鏡と、その顕微鏡を保持し、かつ移動量を読み取るマイクロ メータを取り付けた移動ステージを設けたことにより、ドリルのチゼルエッジ偏 心測定を容易にすることができ、しかも高価な工具顕微鏡を必要としないで測定 ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】この考案の一実施例による使用例を示す平面図
である。
【図3】この考案の一実施例による使用例を示す断面図
である。
【図4】この考案の一実施例の顕微鏡でチゼルエッジを
観察した時の顕微鏡視野内を示す概略図である。
【図5】ドリルの概略図である。
【図6】従来の測定の概念を簡単に示す側面図およびそ
の正面図である。
【図7】従来の工具顕微鏡による測定の概念を簡単に示
す概略図である。
【図8】従来の工具顕微鏡の顕微鏡でチゼルエッジを観
察した時の顕微鏡視野内の概略図である。
【符号の説明】
5 テーパ穴部 9 ダイヤルゲージ 10 スタンド 14 顕微鏡 15 マイクロメータ 18 ベース 20 移動ステージ 21 ハンドル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に基準となるテーパシャンク部を有
    し、また他端にスパイラル状の刃部とチゼルエッジを有
    したドリルの刃部の振れおよびチゼルエッジの偏心を測
    定するドリル刃部振れ及びチゼルエッジ偏心測定器にお
    いて、上記テーパシャンク部がはまり込むテーパ穴部を
    儲け、このテーパ穴部が同軸に回転する回転軸を有する
    ベースと、このベースにスタンドを介して取付けられ、
    上記刃部先端部および刃部先端部から1/4リードの箇
    所の刃部に接触させる各々のダイヤルゲージと、上記ド
    リルのチゼルエッジを観察する顕微鏡と、この顕微鏡を
    保持し、かつ移動量を読み取るマイクロメータを取り付
    けた移動ステージと、上記テーパ穴部にはめ込まれたド
    リルを取り外すためのハンドルとを具備したことを特徴
    とするドリル刃部振れ及びチゼルエッジ偏心測定器。
JP5645191U 1991-07-19 1991-07-19 ドリルの刃部振れ及びチゼルエッジ偏心測定器 Pending JPH0579406U (ja)

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