JPH0579470A - スクイズ式ポンプ用ポンピングチユーブ - Google Patents
スクイズ式ポンプ用ポンピングチユーブInfo
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- JPH0579470A JPH0579470A JP26307991A JP26307991A JPH0579470A JP H0579470 A JPH0579470 A JP H0579470A JP 26307991 A JP26307991 A JP 26307991A JP 26307991 A JP26307991 A JP 26307991A JP H0579470 A JPH0579470 A JP H0579470A
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- pumping tube
- roller
- suction port
- tube
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸込量が大きく、長寿命であり、かつ、ゴム
の破損を防止する。 【構成】 外周面上をローラが圧接走行して圧縮と復元
を繰り返すことにより流体を吸込み圧送するスクイズ式
ポンプ用ポンピングチユーブ1である。そして、上記ポ
ンピングチユーブ1の吸込口1a近傍の内周面に超高分
子量ポリエチレンシート7が接着一体化されている。
の破損を防止する。 【構成】 外周面上をローラが圧接走行して圧縮と復元
を繰り返すことにより流体を吸込み圧送するスクイズ式
ポンプ用ポンピングチユーブ1である。そして、上記ポ
ンピングチユーブ1の吸込口1a近傍の内周面に超高分
子量ポリエチレンシート7が接着一体化されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スクイズ式ポンプ用
ポンピングチユーブに関するものである。
ポンピングチユーブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、モルタル,生コン等のスラリ
ーを圧送するため、スクイズ式ポンプが用いられてい
る。このようなスクイズ式ポンプは、例えば図4に示す
ように、構成されている。このスクイズ式ポンプ10
は、そのケーシング14に略U字状の外周壁14aを形
成し、ゴム製多層チユーブからなるポンピングチユーブ
11を、上記外周壁14aの内側に沿つて略U字状に配
置している。そして、両端にローラ12を回転自在に取
り付けた連結板13を、上記ケーシング14内に、回転
軸13aを中心に回転自在に取り付け、上記連結板13
の両端のローラ12がポンピングチユーブ11の外周面
を圧接しながら走行するようにして構成されている。1
5はチユーブの姿勢保持具である。このようなスクイズ
式ポンプ10を用いての生コン等の圧送はつぎのように
して行われる。すなわち、まず、駆動源(図示せず)を
駆動させて上記連結板13を時計方向(矢印A方向)に
回転させる。この回転により、上記両ローラ12のう
ち、下方に降りてきた一方のローラ12はポンピングチ
ユーブ11の下側開口(吸込口)11a近傍からポンピ
ングチユーブ11の外周面上を圧接し始め、そのままポ
ンピングチユーブ11の外周面上を圧接走行する。この
走行に際して、ローラ12が通過している部分では、ポ
ンピングチユーブ11がローラ12の圧接により圧縮さ
れ、またローラ12の通過後はポンピングチユーブ11
自身の弾性力で、あるいはケーシング14内真空の場合
はその真空で、元の管状に復元し、この時の復元力にも
とづく負圧により、上記生コン等が吸込口11aからポ
ンピングチユーブ11内に吸い込まれる。したがつて、
上記連結板13の回転により、ローラ12がポンピング
チユーブ11の下部から上部まで走行する間に、上記圧
縮と復元とが繰り返し行われ、上記生コン等がポンピン
グチユーブ11の上方まで吸い込まれる。なお、上記一
方のローラ12が上方まで走行してポンピングチユーブ
11から離れる少し前に、他方のローラ12がポンピン
グチユーブ11の下部を圧接し始めるようになつてお
り、この他方のローラ12の走行による押出力により、
上記一方のローラ12により吸い込まれポンピングチユ
ーブ11の上方まで運ばれた生コン等が上端開口(吐出
口)11bから吐出され、同時にこの他方のローラ12
により、上記一方のローラ12と同様にして生コン等が
ポンピングチユーブ11内に吸い込まれ上方まで運ばれ
る。このようにして生コン等の圧送が連続的に行われ
る。図において、16,17は連結金具であり、連結金
具16はポンピングチユーブ11の吸込口11aに嵌挿
され、連結金具17はポンピングチユーブ11の吐出口
11bに嵌挿されている。
ーを圧送するため、スクイズ式ポンプが用いられてい
る。このようなスクイズ式ポンプは、例えば図4に示す
ように、構成されている。このスクイズ式ポンプ10
は、そのケーシング14に略U字状の外周壁14aを形
成し、ゴム製多層チユーブからなるポンピングチユーブ
11を、上記外周壁14aの内側に沿つて略U字状に配
置している。そして、両端にローラ12を回転自在に取
り付けた連結板13を、上記ケーシング14内に、回転
軸13aを中心に回転自在に取り付け、上記連結板13
の両端のローラ12がポンピングチユーブ11の外周面
を圧接しながら走行するようにして構成されている。1
5はチユーブの姿勢保持具である。このようなスクイズ
式ポンプ10を用いての生コン等の圧送はつぎのように
して行われる。すなわち、まず、駆動源(図示せず)を
駆動させて上記連結板13を時計方向(矢印A方向)に
回転させる。この回転により、上記両ローラ12のう
ち、下方に降りてきた一方のローラ12はポンピングチ
ユーブ11の下側開口(吸込口)11a近傍からポンピ
ングチユーブ11の外周面上を圧接し始め、そのままポ
ンピングチユーブ11の外周面上を圧接走行する。この
走行に際して、ローラ12が通過している部分では、ポ
ンピングチユーブ11がローラ12の圧接により圧縮さ
れ、またローラ12の通過後はポンピングチユーブ11
自身の弾性力で、あるいはケーシング14内真空の場合
はその真空で、元の管状に復元し、この時の復元力にも
とづく負圧により、上記生コン等が吸込口11aからポ
ンピングチユーブ11内に吸い込まれる。したがつて、
上記連結板13の回転により、ローラ12がポンピング
チユーブ11の下部から上部まで走行する間に、上記圧
縮と復元とが繰り返し行われ、上記生コン等がポンピン
グチユーブ11の上方まで吸い込まれる。なお、上記一
方のローラ12が上方まで走行してポンピングチユーブ
11から離れる少し前に、他方のローラ12がポンピン
グチユーブ11の下部を圧接し始めるようになつてお
り、この他方のローラ12の走行による押出力により、
上記一方のローラ12により吸い込まれポンピングチユ
ーブ11の上方まで運ばれた生コン等が上端開口(吐出
口)11bから吐出され、同時にこの他方のローラ12
により、上記一方のローラ12と同様にして生コン等が
ポンピングチユーブ11内に吸い込まれ上方まで運ばれ
る。このようにして生コン等の圧送が連続的に行われ
る。図において、16,17は連結金具であり、連結金
具16はポンピングチユーブ11の吸込口11aに嵌挿
され、連結金具17はポンピングチユーブ11の吐出口
11bに嵌挿されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなスクイズ
式ポンプ10は生コン等のスラリー圧送に用いられるた
め、ポンピングチユーブ11自体に高弾性,高耐摩性が
必要とされることや、各層間の接着性をよくするためポ
ンピングチユーブ11自体にかなりハイレベルな品質が
要求される。このため、図5に示すように、ポンピング
チユーブ11(内面ゴム層2、2プライのスチールコー
ド3、中間ゴム層4、縦張りコード5および外面ゴム層
6)において、各ゴム層2,4,6が天然ゴム/スチレ
ン・ブタジエンゴム(NR/SBR)等でつくられてい
る。この種のポンピングチユーブ11は、吸込口11a
近傍および吐出口11b近傍のようにローラ12に直接
圧接されない部分Bも、ゴム材から構成されている。し
かし、ゴム材は金属材に比べて摩擦抵抗が大きく、かつ
潰れやすい。このように、吸込口11a近傍で摩擦抵抗
が大きく、かつローラ12の影響を受けて潰れると、生
コンの配合状態が悪い場合(例えば、生コンの水分が少
ないとか、骨材が大きいとかの場合)には、生コンが吸
込口11a近傍を通過しにくく、吸込み不良により吸込
み量が低下する。この吸込み不良により、ポンピングチ
ユーブ11内の生コンの充填率が低くなると、ローラ1
2の圧力を受けて生コン中の骨材等がポンピングチユー
ブ11の内面に喰い込みやすくなつたり、ローラ12が
頂点から離れた瞬間にバツクフローがかかつて出口付近
で摩耗が促進したりする。また、吸込み量が低下する
と、これに伴い吐出量も低下し、所望の打設量が得られ
ないことにもなる。
式ポンプ10は生コン等のスラリー圧送に用いられるた
め、ポンピングチユーブ11自体に高弾性,高耐摩性が
必要とされることや、各層間の接着性をよくするためポ
ンピングチユーブ11自体にかなりハイレベルな品質が
要求される。このため、図5に示すように、ポンピング
チユーブ11(内面ゴム層2、2プライのスチールコー
ド3、中間ゴム層4、縦張りコード5および外面ゴム層
6)において、各ゴム層2,4,6が天然ゴム/スチレ
ン・ブタジエンゴム(NR/SBR)等でつくられてい
る。この種のポンピングチユーブ11は、吸込口11a
近傍および吐出口11b近傍のようにローラ12に直接
圧接されない部分Bも、ゴム材から構成されている。し
かし、ゴム材は金属材に比べて摩擦抵抗が大きく、かつ
潰れやすい。このように、吸込口11a近傍で摩擦抵抗
が大きく、かつローラ12の影響を受けて潰れると、生
コンの配合状態が悪い場合(例えば、生コンの水分が少
ないとか、骨材が大きいとかの場合)には、生コンが吸
込口11a近傍を通過しにくく、吸込み不良により吸込
み量が低下する。この吸込み不良により、ポンピングチ
ユーブ11内の生コンの充填率が低くなると、ローラ1
2の圧力を受けて生コン中の骨材等がポンピングチユー
ブ11の内面に喰い込みやすくなつたり、ローラ12が
頂点から離れた瞬間にバツクフローがかかつて出口付近
で摩耗が促進したりする。また、吸込み量が低下する
と、これに伴い吐出量も低下し、所望の打設量が得られ
ないことにもなる。
【0004】そこで、上記ポンピングチユーブ11の吸
込口11aに、図6に示すように、ゴム材よりも摩擦抵
抗の小さい金属製の連結管21を内嵌する技術が提案さ
れている(実公昭63−18793号)。これによれ
ば、上記の問題を解決することができる。しかしなが
ら、この構造では、図6の一点鎖線Cで示すように、ロ
ーラ12が連結管21の近くを通過する際に、ポンピン
グチユーブ11が連結管21の先端部で急激に折れ曲が
り、この部分から疲労破損するという問題が生じる。
込口11aに、図6に示すように、ゴム材よりも摩擦抵
抗の小さい金属製の連結管21を内嵌する技術が提案さ
れている(実公昭63−18793号)。これによれ
ば、上記の問題を解決することができる。しかしなが
ら、この構造では、図6の一点鎖線Cで示すように、ロ
ーラ12が連結管21の近くを通過する際に、ポンピン
グチユーブ11が連結管21の先端部で急激に折れ曲が
り、この部分から疲労破損するという問題が生じる。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、吸込み量が大きく、長寿命であり、かつ、ゴ
ムの破損を防止することのできるスクイズ式ポンプ用ポ
ンピングチユーブの提供をその目的とする。
たもので、吸込み量が大きく、長寿命であり、かつ、ゴ
ムの破損を防止することのできるスクイズ式ポンプ用ポ
ンピングチユーブの提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のスクイズ式ポンプ用ポンピングチユーブ
は、外周面上をローラが圧接走行して圧縮と復元を繰り
返すことにより流体を吸込み圧送するスクイズ式ポンプ
用ポンピングチユーブであつて、上記ポンピングチユー
ブの吸込口近傍の内周面に超高分子量ポリエチレンシー
トを接着一体化したという構成をとる。
め、この発明のスクイズ式ポンプ用ポンピングチユーブ
は、外周面上をローラが圧接走行して圧縮と復元を繰り
返すことにより流体を吸込み圧送するスクイズ式ポンプ
用ポンピングチユーブであつて、上記ポンピングチユー
ブの吸込口近傍の内周面に超高分子量ポリエチレンシー
トを接着一体化したという構成をとる。
【0007】
【作用】すなわち、本発明者は、吸込み量が大きく、長
寿命であり、かつ、ゴムの破損を防止することのできる
スクイズ式ポンプ用ポンピングチユーブを得ることを目
的とし、内張り材を中心に一連の研究を重ねた。その結
果、超高分子量ポリエチレンがゴム材に対して強固に接
着すると同時に、摩擦抵抗がゴム材よりも低く、しかも
ゴム材よりも腰が強いことを突きとめ、これを上記ポン
ピングチユーブに内張りすると好結果が得られることを
見いだしこの発明に到達した。
寿命であり、かつ、ゴムの破損を防止することのできる
スクイズ式ポンプ用ポンピングチユーブを得ることを目
的とし、内張り材を中心に一連の研究を重ねた。その結
果、超高分子量ポリエチレンがゴム材に対して強固に接
着すると同時に、摩擦抵抗がゴム材よりも低く、しかも
ゴム材よりも腰が強いことを突きとめ、これを上記ポン
ピングチユーブに内張りすると好結果が得られることを
見いだしこの発明に到達した。
【0008】つぎに、この発明について詳しく説明す
る。
る。
【0009】この発明のスクイズ式ポンプ用ポンピング
チユーブは、ゴム材を主体とする従来のチユーブ(図5
参照)と、超高分子量ポリエチレンシートとから構成さ
れている。
チユーブは、ゴム材を主体とする従来のチユーブ(図5
参照)と、超高分子量ポリエチレンシートとから構成さ
れている。
【0010】この発明に用いるスクイズ式ポンプ用ポン
ピングチユーブの吸込口近傍の構造を図1に示す。すな
わち、チユーブ自体の構成は、従来例と同様、内面ゴム
層2、2プライのスチールコード3、中間ゴム層4、縦
張りコード5および外面ゴム層6から構成されている。
各ゴム層2,4,6の形成材料は、図5ではNR/SB
Rであつたが、SBRに代えて、BR(ポリブタジエン
ゴム),IR(イソプレンゴム)等を使用してもよい
し、それらを併用してもよい。上記チユーブの吸込口で
は、チユーブの内周面に超高分子量ポリエチレンシート
7が接着される。ここで、超高分子量ポリエチレンと
は、分子量50万以上のポリエチレンをいう。図1の例
では、超高分子量ポリエチレンシート7としては、DS
M社製ソルフレツクス(Soluflex)が用いられ
ている。上記ソルフレツクスは、その分子量が100〜
500万の範囲内にある2軸延伸フイルムシートであ
り、その厚みは、0.1〜3.0mmに設定されている。
ピングチユーブの吸込口近傍の構造を図1に示す。すな
わち、チユーブ自体の構成は、従来例と同様、内面ゴム
層2、2プライのスチールコード3、中間ゴム層4、縦
張りコード5および外面ゴム層6から構成されている。
各ゴム層2,4,6の形成材料は、図5ではNR/SB
Rであつたが、SBRに代えて、BR(ポリブタジエン
ゴム),IR(イソプレンゴム)等を使用してもよい
し、それらを併用してもよい。上記チユーブの吸込口で
は、チユーブの内周面に超高分子量ポリエチレンシート
7が接着される。ここで、超高分子量ポリエチレンと
は、分子量50万以上のポリエチレンをいう。図1の例
では、超高分子量ポリエチレンシート7としては、DS
M社製ソルフレツクス(Soluflex)が用いられ
ている。上記ソルフレツクスは、その分子量が100〜
500万の範囲内にある2軸延伸フイルムシートであ
り、その厚みは、0.1〜3.0mmに設定されている。
【0011】この発明のスクイズ式ポンプ用ポンピング
チユーブ1は、上記材料を用いて、例えばマンドレルを
用いつぎのようにして製造される。すなわち、まず、従
来公知の方法により、マンドレルにおいて、そのゴム巻
き付け予定領域の吸込口に対応する部分に超高分子量ポ
リエチレンシート7を巻き付ける。そして、マンドレル
のゴム巻き付け予定領域の外周上に上記例示のゴム材を
巻き付け、さらにスチールコード3を2層巻き付け、そ
の上にさらに上記例示のゴム材を巻き付ける。ついで、
その上にさらに縦張りコード5を巻き付け、最後に上記
例示のゴム材を巻き付ける。つぎに、これの外周に帯状
ナイロンクロスをらせん状に加圧状態で巻き付け、その
状態で加熱加硫し、加硫後上記ナイロンクロスを取り外
す。これにより、図1に示す構造のポンピングチユーブ
1が得られる。
チユーブ1は、上記材料を用いて、例えばマンドレルを
用いつぎのようにして製造される。すなわち、まず、従
来公知の方法により、マンドレルにおいて、そのゴム巻
き付け予定領域の吸込口に対応する部分に超高分子量ポ
リエチレンシート7を巻き付ける。そして、マンドレル
のゴム巻き付け予定領域の外周上に上記例示のゴム材を
巻き付け、さらにスチールコード3を2層巻き付け、そ
の上にさらに上記例示のゴム材を巻き付ける。ついで、
その上にさらに縦張りコード5を巻き付け、最後に上記
例示のゴム材を巻き付ける。つぎに、これの外周に帯状
ナイロンクロスをらせん状に加圧状態で巻き付け、その
状態で加熱加硫し、加硫後上記ナイロンクロスを取り外
す。これにより、図1に示す構造のポンピングチユーブ
1が得られる。
【0012】上記ポンピングチユーブ1の製造に際し、
超高分子量ポリエチレンシート7が天然系ゴム製の管状
体とよく接着するのは、上記加硫中における加熱および
加圧により天然系ゴムの分子と超高分子量ポリエチレン
とが特殊な結合をすることによるものと考えられる。
超高分子量ポリエチレンシート7が天然系ゴム製の管状
体とよく接着するのは、上記加硫中における加熱および
加圧により天然系ゴムの分子と超高分子量ポリエチレン
とが特殊な結合をすることによるものと考えられる。
【0013】このようにして得られたポンピングチユー
ブ1は、図2に示すように、その両端開口1a,1bの
うち、超高分子量ポリエチレンシート7を接着一体化し
た方の一端開口1aが吸込口となるようにして、従来例
と同様のケーシング14に組み付けられたのち、両端開
口1a,1bに連結金具16,17が内嵌されてスクイ
ズ式ポンプ9が作製される。したがつて、このスクイズ
式ポンプ9によれば、ポンピングチユーブ1の吸込口1
a近傍の内周面に超高分子量ポリエチレンシート7が接
着一体化されているため、吸込口1aの滑り性がよく、
またローラの圧力の影響で吸込口1aが潰れにくい。し
たがつて、生コン等の配合状態が悪い場合でも、吸込み
量が悪化しない。また、このように吸込み量が確保され
ると、ポンピングチユーブ1内の充填率が適正になり、
ローラの圧力によつて生コン中の骨材等がポンピングチ
ユーブ1の内面に喰い込むことが防がれるとともに、バ
ツクフローが最小限となり長寿命化が実現され、しか
も、吐出量の低下をも防ぐことができる。また、吸込口
1a近傍の近くをローラ12が圧接走行して吸込口1a
近傍が曲げられても、金属管と異なり超高分子量ポリエ
チレンシート7はかなりの可撓性を有することから、チ
ユーブとともに僅かに潰れる。そのため、金属管を用い
た場合のように、金属管の出口部分からチユーブが急激
に折れ曲がるということが生じず、その折り曲がり部分
の疲労破損が生じない。
ブ1は、図2に示すように、その両端開口1a,1bの
うち、超高分子量ポリエチレンシート7を接着一体化し
た方の一端開口1aが吸込口となるようにして、従来例
と同様のケーシング14に組み付けられたのち、両端開
口1a,1bに連結金具16,17が内嵌されてスクイ
ズ式ポンプ9が作製される。したがつて、このスクイズ
式ポンプ9によれば、ポンピングチユーブ1の吸込口1
a近傍の内周面に超高分子量ポリエチレンシート7が接
着一体化されているため、吸込口1aの滑り性がよく、
またローラの圧力の影響で吸込口1aが潰れにくい。し
たがつて、生コン等の配合状態が悪い場合でも、吸込み
量が悪化しない。また、このように吸込み量が確保され
ると、ポンピングチユーブ1内の充填率が適正になり、
ローラの圧力によつて生コン中の骨材等がポンピングチ
ユーブ1の内面に喰い込むことが防がれるとともに、バ
ツクフローが最小限となり長寿命化が実現され、しか
も、吐出量の低下をも防ぐことができる。また、吸込口
1a近傍の近くをローラ12が圧接走行して吸込口1a
近傍が曲げられても、金属管と異なり超高分子量ポリエ
チレンシート7はかなりの可撓性を有することから、チ
ユーブとともに僅かに潰れる。そのため、金属管を用い
た場合のように、金属管の出口部分からチユーブが急激
に折れ曲がるということが生じず、その折り曲がり部分
の疲労破損が生じない。
【0014】つぎに、実施例を比較例と併せて説明す
る。
る。
【0015】
【実施例】内径101.6mm、外径136mm、厚み1
7.2mm、長さ3160mmのポンピングチユーブ1を用
意した。このポンピングチユーブ1は、図1に示すよう
に、天然系ゴム製管状体8と超高分子量ポリエチレンシ
ート7とからなる。上記天然系ゴム製管状体8は、従来
例と同様に、内面ゴム層2とスチールコード3と中間ゴ
ム層4と縦張りコード5と外面ゴム層6からなる。ま
た、上記超高分子量ポリエチレンシート7(厚み1.0
mm,長さ500mm)はソルフレツクスからなり、上記天
然系ゴム製管状体8の一端開口1aに接着一体化され、
一端開口1aから50mm入つた位置まで超高分子量ポリ
エチレンシート7を除去し、その除去跡に連結金具16
が取り付けられる。このようなポンピングチユーブ1
を、図2に示すように、上記一端開口1aが吸込口とな
るようにして、従来例と同様のケーシング14に組み付
け、スクイズ式ポンプ9を作製した。
7.2mm、長さ3160mmのポンピングチユーブ1を用
意した。このポンピングチユーブ1は、図1に示すよう
に、天然系ゴム製管状体8と超高分子量ポリエチレンシ
ート7とからなる。上記天然系ゴム製管状体8は、従来
例と同様に、内面ゴム層2とスチールコード3と中間ゴ
ム層4と縦張りコード5と外面ゴム層6からなる。ま
た、上記超高分子量ポリエチレンシート7(厚み1.0
mm,長さ500mm)はソルフレツクスからなり、上記天
然系ゴム製管状体8の一端開口1aに接着一体化され、
一端開口1aから50mm入つた位置まで超高分子量ポリ
エチレンシート7を除去し、その除去跡に連結金具16
が取り付けられる。このようなポンピングチユーブ1
を、図2に示すように、上記一端開口1aが吸込口とな
るようにして、従来例と同様のケーシング14に組み付
け、スクイズ式ポンプ9を作製した。
【0016】
【比較例】ポンピングチユーブとして、上記実施例品の
天然系ゴム製管状体と同様のものを用意し、これを従来
例と同様のケーシングに組み付けて、図4に示すような
スクイズ式ポンプを作製した。
天然系ゴム製管状体と同様のものを用意し、これを従来
例と同様のケーシングに組み付けて、図4に示すような
スクイズ式ポンプを作製した。
【0017】上記実施例品と比較例品とを、各スランプ
に対する吐出状態、および、スランプ18cmにおけるラ
イフの総吐出量について、測定した。スランプは、図3
に示すように、高さ30cm,上端内径10cm,下端内径
20cmの円錐台形のコーン25の中に、コンクリートC
を3層に分けて突き固めながら入れ(図3の一点鎖線参
照)、そののち上記コーン25を引き上げコンクリート
Cの頂部の下がりを測定して、スランプXcmと表示す
る。したがつて、このスランプ値Xの大きいものほど軟
らかいコンクリートCである。
に対する吐出状態、および、スランプ18cmにおけるラ
イフの総吐出量について、測定した。スランプは、図3
に示すように、高さ30cm,上端内径10cm,下端内径
20cmの円錐台形のコーン25の中に、コンクリートC
を3層に分けて突き固めながら入れ(図3の一点鎖線参
照)、そののち上記コーン25を引き上げコンクリート
Cの頂部の下がりを測定して、スランプXcmと表示す
る。したがつて、このスランプ値Xの大きいものほど軟
らかいコンクリートCである。
【0018】
【表1】
【0019】上記表1では、吐出状態の良好なものに◎
を、普通のものに○を、悪いものに×を付けた。
を、普通のものに○を、悪いものに×を付けた。
【0020】上記表1から明らかなように、実施例品で
は、各スランプにおける吐出状態が良好かまたは普通で
あるのに対し、比較例品では、スランプが小さくなると
吐出状態が悪くなることがわかる。また、スランプ18
cmにおけるライフの総吐出量は実施例品の方が大幅に多
いことがわかる。また、超高分子量ポリエチレンシート
は天然系ゴム製管状体を加硫接着により一体化されてい
るため、段差が生じず、圧縮と復元を繰り返しても内張
材がちぎれて圧送する生コン等に混入することがない。
は、各スランプにおける吐出状態が良好かまたは普通で
あるのに対し、比較例品では、スランプが小さくなると
吐出状態が悪くなることがわかる。また、スランプ18
cmにおけるライフの総吐出量は実施例品の方が大幅に多
いことがわかる。また、超高分子量ポリエチレンシート
は天然系ゴム製管状体を加硫接着により一体化されてい
るため、段差が生じず、圧縮と復元を繰り返しても内張
材がちぎれて圧送する生コン等に混入することがない。
【0021】なお、上記実施例品では、超高分子量ポリ
エチレンシート7をポンピングチユーブ1の天然系ゴム
製管状体の一端開口(吸込口)1a近傍の内周面にのみ
接着一体化しているが、これに限るものではなく、上記
天然系ゴム製管状体の両端開口(吸込口および吐出口)
1a,1b近傍の各内周面に接着一体化してもよい。こ
の場合には、吐出口1b近傍でも生コン等がよく滑つて
吐出良好になり、上記実施例品よりもさらに吸込量およ
び吐出量が増加する。また、上記実施例では、接着一体
化されている超高分子量ポリエチレンシート7の長さは
450mmであるが、これに限るものではなく、ポンピン
グチユーブ1のサイズにより適宜設定することができ
る。ローラ12が圧接する近傍まで接着一体化するのが
好適である。
エチレンシート7をポンピングチユーブ1の天然系ゴム
製管状体の一端開口(吸込口)1a近傍の内周面にのみ
接着一体化しているが、これに限るものではなく、上記
天然系ゴム製管状体の両端開口(吸込口および吐出口)
1a,1b近傍の各内周面に接着一体化してもよい。こ
の場合には、吐出口1b近傍でも生コン等がよく滑つて
吐出良好になり、上記実施例品よりもさらに吸込量およ
び吐出量が増加する。また、上記実施例では、接着一体
化されている超高分子量ポリエチレンシート7の長さは
450mmであるが、これに限るものではなく、ポンピン
グチユーブ1のサイズにより適宜設定することができ
る。ローラ12が圧接する近傍まで接着一体化するのが
好適である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ポン
ピングチユーブの吸込口近傍の内周面に超高分子量ポリ
エチレンシートを接着一体化したため、吸込口近傍にお
いて生コン等の滑りがよくなり、吸込み量が増加する。
また、このように吸込み量が増加すると、ポンピングチ
ユーブ内の充填率が高くなるため、生コン中の骨材等が
ポンピングチユーブの内面にかみ込むことが最小限に抑
えられ、長寿命化が実現される。したがつて、ポンピン
グチユーブのライフでの総吸込み量が大幅に増加する。
さらに、吸込口近傍の近くをローラが圧接走行して吸込
口近傍が曲げられても、超高分子量ポリエチレンシート
は天然系ゴムと一体に、無理なく曲がることから、吸込
口に金属管を内嵌した従来例のようにチユーブの急激な
折り曲がりが生じず、その折れ曲がり部分からの疲労破
損が生じない。
ピングチユーブの吸込口近傍の内周面に超高分子量ポリ
エチレンシートを接着一体化したため、吸込口近傍にお
いて生コン等の滑りがよくなり、吸込み量が増加する。
また、このように吸込み量が増加すると、ポンピングチ
ユーブ内の充填率が高くなるため、生コン中の骨材等が
ポンピングチユーブの内面にかみ込むことが最小限に抑
えられ、長寿命化が実現される。したがつて、ポンピン
グチユーブのライフでの総吸込み量が大幅に増加する。
さらに、吸込口近傍の近くをローラが圧接走行して吸込
口近傍が曲げられても、超高分子量ポリエチレンシート
は天然系ゴムと一体に、無理なく曲がることから、吸込
口に金属管を内嵌した従来例のようにチユーブの急激な
折り曲がりが生じず、その折れ曲がり部分からの疲労破
損が生じない。
【図1】この発明の一実施例を示すポンピングチユーブ
の説明図である。
の説明図である。
【図2】上記ポンピングチユーブを用いたスクイズ式ポ
ンプの構成図である。
ンプの構成図である。
【図3】生コンクリートかたさの測定方法の説明図であ
る。
る。
【図4】従来例を示すスクイズ式ポンプの構成図であ
る。
る。
【図5】従来例を示すポンピングチユーブの斜視図であ
る。
る。
【図6】他の従来例を示すスクイズ式ポンプの構成図で
ある。
ある。
1 ポンピングチユーブ 1a 吸込口 7 超高分子量ポリエチレンシート 9 スクイズ式ポンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 外周面上をローラが圧接走行して圧縮と
復元を繰り返すことにより流体を吸込み圧送するスクイ
ズ式ポンプ用ポンピングチユーブであつて、上記ポンピ
ングチユーブの吸込口近傍の内周面に超高分子量ポリエ
チレンシートを接着一体化したことを特徴とするスクイ
ズ式ポンプ用ポンピングチユーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26307991A JPH0579470A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | スクイズ式ポンプ用ポンピングチユーブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26307991A JPH0579470A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | スクイズ式ポンプ用ポンピングチユーブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579470A true JPH0579470A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17384545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26307991A Pending JPH0579470A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | スクイズ式ポンプ用ポンピングチユーブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0579470A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007291885A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | スクイーズ式圧送ポンプ用ゴムチューブ及びその製造方法 |
| JP2011027097A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-02-10 | Jitsuo Maeda | 真空式スクイーズポンプ車でスランプ8センチ圧送可能なチューブポンプ |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP26307991A patent/JPH0579470A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007291885A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | スクイーズ式圧送ポンプ用ゴムチューブ及びその製造方法 |
| JP2011027097A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-02-10 | Jitsuo Maeda | 真空式スクイーズポンプ車でスランプ8センチ圧送可能なチューブポンプ |
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