JPH0573280U - スクイズ式ポンプ用ポンピングチューブ - Google Patents

スクイズ式ポンプ用ポンピングチューブ

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JPH0573280U
JPH0573280U JP2031092U JP2031092U JPH0573280U JP H0573280 U JPH0573280 U JP H0573280U JP 2031092 U JP2031092 U JP 2031092U JP 2031092 U JP2031092 U JP 2031092U JP H0573280 U JPH0573280 U JP H0573280U
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JP
Japan
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pumping tube
rubber
outer peripheral
discharge port
weight polyethylene
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Pending
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JP2031092U
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整 森本
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Tokai Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吐出口近傍のゴムの破損を防止する。 【構成】 外周背面にゴムパッドが当接しその背面と反
対側の外周前面上をローラが圧接走行して圧縮と復元を
繰り返すことにより流体を吸込み圧送するスクイズ式ポ
ンプ用ポンピングチューブ1である。そして、上記ポン
ピングチューブ1の吐出口1b近傍の外周背面に超高分
子量ポリエチレンシート7が接着一体化されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、スクイズ式ポンプ用ポンピングチューブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、生コンクリート,モルタル等のスラリー圧送ポンプ車に搭載するポ ンプにはスクイズ式ポンプが用いられている。このようなスクイズ式ポンプは、 例えば図4に示すように、構成されている。このスクイズ式ポンプ10は、その 真空ドラム18のケーシング14に略U字状の外周壁14aを形成し、この外周 壁14aの内側に沿って略U字状にゴムパッド(当て板)19を配置していると ともに、ゴム製多層チューブからなるポンピングチューブ11を、上記ゴムパッ ド19の内側に沿って略U字状に配置している。そして、両端にゴムローラ12 を回転自在に取り付けた連結板13を、上記ケーシング14内に、回転軸13a を中心に回転自在に取り付け、上記連結板13の両端のゴムローラ12がポンピ ングチューブ11の外周前面を圧接しながら走行するようにして構成されている 。15はチューブの姿勢保持具である。このようなスクイズ式ポンプ10を用い ての生コン等の圧送はつぎのようにして行われる。すなわち、まず、駆動源(図 示せず)を駆動させて上記連結板13を時計方向(矢印A方向)に回転させる。 この回転により、上記両ゴムローラ12のうち、下方に降りてきた一方のゴムロ ーラ12はポンピングチューブ11の下側開口(吸込口)11a近傍からポンピ ングチューブ11の外周前面上を圧接し始め、そのままポンピングチューブ11 の外周前面上を圧接走行する。この走行に際して、ゴムローラ12が通過してい る部分では、ポンピングチューブ11がゴムローラ12の圧接により圧縮され、 またゴムローラ12の通過後はケーシング14が真空であるため、元の管状に瞬 間的に復元し、この時の復元力にもとづく負圧により、上記生コン等が吸込口1 1aからポンピングチューブ11内に吸い込まれる。したがって、上記連結板1 3の回転により、ゴムローラ12がポンピングチューブ11の下部から上部まで 走行する間に、上記圧縮と復元とが繰り返し行われ、上記生コン等がポンピング チューブ11の上方まで吸い込まれる。なお、上記一方のゴムローラ12が上方 まで走行してポンピングチューブ11から離れる少し前に、他方のゴムローラ1 2がポンピングチューブ11の下部を圧接し始めるようになっており、この他方 のゴムローラ12の走行による押出力により、上記一方のゴムローラ12により 吸い込まれポンピングチューブ11の上方まで運ばれた生コン等が上端開口(吐 出口)11bから吐出され、同時にこの他方のゴムローラ12により、上記一方 のゴムローラ12と同様にして生コン等がポンピングチューブ11内に吸い込ま れ上方まで運ばれる。このようにして生コン等の圧送が連続的に行われる。図に おいて、16,17はチューブであり、チューブ16はポンピングチューブ11 の吸込口11aに嵌挿され、チューブ17はポンピングチューブ11の吐出口1 1bに嵌挿されている。20は連結用バンドである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようなスクイズ式ポンプ10は生コン等のスラリー圧送に用いられるた め、ポンピングチューブ11自体に高弾性,高耐摩性が必要とされることや、各 層間の接着性をよくするためポンピングチューブ11自体にかなりハイレベルな 品質が要求される。このため、図5に示すように、ポンピングチューブ11(内 面ゴム層2、2プライのスチールコード3、中間ゴム層4、コード5および外面 ゴム層6)において、各ゴム層2,4,6が天然ゴム/スチレン−ブタジエンゴ ム(NR/SBR)等でつくられている。この種のポンピングチューブ11では 、ゴムローラ12が吸込口11a側から吐出口11b側に向かって回転するため 、吐出口11b近傍においては、ポンピングチューブ11の外周部に生じるゴム 部の伸びが集積されて最大になり、したがって、ゴムの縮みも最大になる。この ため、吐出口11b近傍において、ポンピングチューブ11の外周背面とゴムパ ッド19の内周面との間に非常に大きな摩擦が生じ早期に破損する。しかも、上 記大きな摩擦によりポンピングチューブ11の外周の背部に摩擦熱が発生し、真 空ドラム18のケーシング14内が密閉されているため上記摩擦熱が外部に放熱 されず、また、ゴム同士の接触で導熱性もないため摩擦熱がゴムパッド19等へ 移動することもない。このため、上記摩擦熱がポンピングチューブ11の外周の 背部にこもってこの部分が劣化し、一層早期にポンピングチューブ11の外周背 部のゴムが破損するようになる。
【0004】 この考案は、このような事情に鑑みなされたもので、吐出口近傍のゴムの破損 を防止することのできるスクイズ式ポンプ用ポンピングチューブの提供をその目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この考案のスクイズ式ポンプ用ポンピングチュー ブは、外周背面に当て板が当接しその背面と反対側の外周前面上をローラが圧接 走行して圧縮と復元を繰り返すことにより流体を吸込み圧送するスクイズ式ポン プ用ポンピングチューブであって、上記ポンピングチューブの吐出口近傍の外周 背面に高分子量ポリエチレンシートを接着一体化したという構成をとる。
【0006】
【作用】
すなわち、本考案者は、ゴムの外周背部の破損を防止することのできるスクイ ズ式ポンプ用ポンピングチューブを得ることを目的とし、外張り材を中心に一連 の研究を重ねた。その結果、高分子量ポリエチレンがゴム材に対して強固に接着 すると同時に、摩擦抵抗がゴム材よりも低く、しかもゴム材よりも腰が強いこと を突きとめ、これを上記ポンピングチューブの吐出口近傍の外周背面に外張りす ると好結果が得られることを見いだしこの考案に到達した。
【0007】 つぎに、この考案について詳しく説明する。
【0008】 この考案のスクイズ式ポンプ用ポンピングチューブは、ゴム材を主体とする従 来のチューブ(図5参照)と、このチューブの外周背面に接着一体化される高分 子量ポリエチレンシートとから構成されている。
【0009】 上記チューブは、図1に示すように、最外層の外面ゴム層6と、コード5と、 中間ゴム層4と、2プライのスチールコード3と、内面ゴム層2からなる多層構 造をしている。そして、上記各ゴム層2,4,6の形成材料としては天然系ゴム があげられる。この天然系ゴムには、天然ゴム(NR)だけでなく、この天然ゴ ムにSBR(スチレン−ブタジエンゴム)、BR(ポリブタジエンゴム),IR (イソプレンゴム)等を混合したものも含むものである。この場合、SBR、B R等の配合量の大小は問わない。高弾性を有するものであれば全てこの考案の天 然系ゴムに含まれる。
【0010】 上記高分子量ポリエチレンシートとしては、特に超高分子量ポリエチレンシー トが用いられている。この超高分子量ポリエチレンシートとしては、DSM社製 ソルフレックス(Soluflex)等があげられる。ここで、超高分子量ポリ エチレンとは、分子量50万以上のポリエチレンをいう。上記ソルフレックスは 、その分子量が100万〜500万の範囲内にある2軸延伸フィルムシートであ り、その厚みは、0.1〜3.0mmに設定されている。
【0011】 この考案のスクイズ式ポンプ用ポンピングチューブ1は、上記材料を用いつぎ のようにして製造される。すなわち、まず、従来公知の方法により、天然系ゴム を管状に押出成形し筒状の内面ゴム層2を形成する。ついで、この筒状の内面ゴ ム層2の外周に、スチールコード3を2層巻き付け、さらにその上に天然系ゴム を管状に押出成形し中間ゴム層4を形成する。ついで、この中間ゴム層4の外周 にコード5を巻き付け、さらにその上に天然系ゴムを管状に押出成形して外面ゴ ム層6を形成し、全体を管状体にする。つぎに、この管状体の一端開口の近傍に 高分子量ポリエチレンシート7を貼り付け、これの外周に帯状ナイロンクロスを らせん状に加圧状態で巻き付け、その状態で加熱加硫し、加硫後上記ナイロンク ロスを取り外す。これにより、図1に示すような管状体の外周面と高分子量ポリ エチレンシート7の外周面とが面一となるポンピングチューブ1が得られる。
【0012】 上記ポンピングチューブ1の製造に際し、高分子量ポリエチレンシート7が天 然系ゴム製の管状体とよく接着するのは、上記加硫中における加熱および加圧に より天然系ゴムの分子と高分子量ポリエチレンとが特殊な結合をすることによる ものと考えられる。
【0013】 このようにして得られたポンピングチューブ1は、図2に示すように、その両 端開口1a,1bのうち、高分子量ポリエチレンシート7を接着一体化した方の 一端開口1bが吐出口となり、かつ高分子量ポリエチレンシート接着面がケーシ ング14の外壁面14aに設けたゴムパッド19の内周面に当接する面となるよ うにして、従来例と同様にケーシング14に組み付けられる。ついで、両端開口 1a,1bにチューブ6,17が内嵌されたのち連結バンド20で抜け止め状に 固定されてスクイズ式ポンプ9が作製される。したがって、このスクイズ式ポン プ9によれば、ポンピングチューブ1の吐出口1b近傍の外周背面に高分子量ポ リエチレンシート7が接着一体化されているため、吐出口1b近傍での滑り性が よくなり、この部分でゴムの伸び縮みがあっても上記ゴムパッド19との間に摩 擦が殆ど生じずゴムが潰れにくくなる。しかも、吐出口1b近傍の近くをゴムロ ーラ12が圧接走行して吐出口1b近傍が曲げられても、高分子量ポリエチレン シート7はゴムとの接着性がよいことからポンピングチューブ1から剥がれない 。
【0014】 つぎに、実施例を比較例と併せて説明する。
【0015】
【実施例】
内径115mm、外径151mm、厚み18mm、長さ3150mmのポンピングチュ ーブ1を用意した。このポンピングチューブ1は、図1に示すように、天然系ゴ ム製管状体8と超高分子量ポリエチレンシート7とからなる。上記天然系ゴム製 管状体8は、従来例と同様に、内面ゴム層2とスチールコード3と中間ゴム層4 とコード5と外面ゴム層6からなる。また、上記超高分子量ポリエチレンシート 7(厚み0.5mm,長さ200mm)はソルフレックスからなり、上記天然系ゴム 製管状体8の一端開口1bとの間に200mmの距離(連結用バンドの取り付け代 )をあけて接着一体化される。このようなポンピングチューブ1を、図2に示す ように、上記一端開口1bが吐出口となるように略U字状に折り曲げ、従来例と 同様のケーシング14に組み付け、図3に示すスクイズ式ポンプ10を作製した 。
【0016】
【比較例】
ポンピングチューブとして、上記実施例品の天然系ゴム製管状体と同様のもの を用意し、これを従来例と同様のケーシングに組み付けて、図4に示すようなス クイズ式ポンプを作製した。
【0017】 上記実施例品と比較例品とを、内圧30kgf /cm2 (水圧)、38rpm の条件 でテストしたところ、比較例品では2時間で外面ゴム層が剥離しボロボロになっ たのに対し、実施例品では4時間まで剥離しなかった。
【0018】 なお、上記実施例品では、接着一体化されている超高分子量ポリエチレンシー ト7の長さは200mmであるが、これに限るものではなく、ポンピングチューブ 1のサイズにより適宜設定することができるが、吐出口1bの近傍においてゴム ローラ12が圧接する部分全体に接着一体化するのが好適である。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、この考案のポンピングチューブによれば、ポンピングチューブ の吐出口近傍の外周背面に高分子量ポリエチレンシートが接着一体化されている ため、吐出口近傍の外周背面での滑り性がよくなり、当て板との間に生じる摩擦 が低減し、ゴムの破損防止効果を奏する。したがって、吐出口近傍の外周部にお いて摩擦熱が発生しにくくなり、より一層ゴムの破損防止効果を奏し長寿命化が 実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すポンピングチューブ
の説明図である。
【図2】上記ポンピングチューブの超高分子量ポリエチ
レンシート接着個所を示す説明図である。
【図3】上記ポンピングチューブを用いたスクイズ式ポ
ンプの構成図である。
【図4】従来例を示すスクイズ式ポンプの構成図であ
る。
【図5】従来例を示すポンピングチューブの説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ポンピングチューブ 1b 吐出口 7 超高分子量ポリエチレンシート 10 スクイズ式ポンプ 19 ゴムパッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周背面に当て板が当接しその背面と反
    対側の外周前面上をローラが圧接走行して圧縮と復元を
    繰り返すことにより流体を吸込み圧送するスクイズ式ポ
    ンプ用ポンピングチューブであって、上記ポンピングチ
    ューブの吐出口近傍の外周背面に高分子量ポリエチレン
    シートを接着一体化したことを特徴とするスクイズ式ポ
    ンプ用ポンピングチューブ。
JP2031092U 1992-03-03 1992-03-03 スクイズ式ポンプ用ポンピングチューブ Pending JPH0573280U (ja)

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JPH0573280U true JPH0573280U (ja) 1993-10-08

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