JPH057959U - 液圧応答式空気制御弁 - Google Patents
液圧応答式空気制御弁Info
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- JPH057959U JPH057959U JP6166991U JP6166991U JPH057959U JP H057959 U JPH057959 U JP H057959U JP 6166991 U JP6166991 U JP 6166991U JP 6166991 U JP6166991 U JP 6166991U JP H057959 U JPH057959 U JP H057959U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ハウジング2と、このハウジング2に設けら
れた液体導入路3に軸方向移動自在に挿入されたプラン
ジャ4と、そのハウジング2の内部を空気流入路16に
連通する第1室21と空気流出路25に連通する第2室
22とに仕切る仕切り部材20とを備える。そのプラン
ジャ4と仕切り部材20との内外周間に第1室21と第
2室22とを連通するための空気流路25が形成され
る。その液体導入路3が液圧発生体に接続され、その液
圧発生体から送り出される液体の圧力に応じてプランジ
ャ4が軸方向移動し、このプランジャ4の軸方向移動に
より空気流路25の流路断面積が変化する。 【効果】 液体導入路を介してプランジャに作用する液
圧と流出空気流量との関係を任意のものとすることがで
きる。
れた液体導入路3に軸方向移動自在に挿入されたプラン
ジャ4と、そのハウジング2の内部を空気流入路16に
連通する第1室21と空気流出路25に連通する第2室
22とに仕切る仕切り部材20とを備える。そのプラン
ジャ4と仕切り部材20との内外周間に第1室21と第
2室22とを連通するための空気流路25が形成され
る。その液体導入路3が液圧発生体に接続され、その液
圧発生体から送り出される液体の圧力に応じてプランジ
ャ4が軸方向移動し、このプランジャ4の軸方向移動に
より空気流路25の流路断面積が変化する。 【効果】 液体導入路を介してプランジャに作用する液
圧と流出空気流量との関係を任意のものとすることがで
きる。
Description
【0001】
本考案は、液体圧力に応じたプランジャの移動によって空気流量を変更調節す る液圧応答式空気制御弁に関する。
【0002】
液圧応答式空気制御弁としては実公昭60‐39588号公報に開示されたも のがある。この制御弁は図10に示すようにハウジング101と、このハウジン グ101に設けられた液体導入路102に軸方向移動自在に挿入されたプランジ ャ103と、そのハウジング101の内部を空気流入路104に連通する第1室 105と空気流出路106に連通する第2室107とに仕切る仕切り部材108 とを備えている。そのプランジャ103と仕切り部材108との内外周間に第1 室106と第2室107とを連通するための空気流路109が形成されている。 この空気流量109は、プランジャ103のフランジ103aが仕切り部材10 9の端面に接することで閉鎖される。前記液体導入路102が液圧発生体に接続 され、その液圧発生体から送り出される液体の圧力に応じてプランジャが軸方向 移動する。このプランジャの軸方向移動によりフランジ103aが仕切り部材1 08の端面から離反し、空気流路109を介し第1室105と第2室107とが 連通する。その空気流路109の第1室105に対する開度がプランジャ103 の軸方向移動に応じて変化することで流出空気流量が調節される。
【0003】 このような液圧応答式空気制御弁は、油圧パワーステアリング装置を備えた車 両において、アイドリング時におけるエンジン停止を防止するために用いられる 。すなわち、エンジンによって駆動されるポンプによりパワーステアリング装置 に圧油を供給する場合、アイドリング状態において操舵を行なうと、車両が停止 しているために操舵抵抗が大きく、エンジンの負荷が過大となって停止する虞が ある。そこで、液圧応答式空気制御弁の液体導入路102にパワーステアリング 装置のポンプを接続し、操舵抵抗が大きくなって油圧が上昇した場合にはプラン ジャ103を軸方向移動させ、エンジンに供給される燃焼用空気の流量を多くす ることでエンジン停止を防止している。
【0004】
上記従来の液圧応答式空気制御弁にあっては、プランジャ103と仕切り部材 108との内外周間の空気流路109の流路断面積は一定であった。そのため、 プランジャ103の移動に比例して空気流路109の第1室105に対する開度 が大きくなると、その開度に比例して流出空気流量も大きくなるが、空気流路1 09の第1室105に対する開口面積が空気流路109の流路断面積に等しくな ると、それ以上は流出空気流量は増加せず一定になる。そのため、図9に示すよ うにパワーステアリング装置の油圧とエンジンに供給される空気流量との関係は 比例関係になり、空気流量は油圧に比例して増大するものであった。
【0005】 しかし、車両が停止している場合には操舵抵抗が大きいため空気流量を多くす る必要があるが、車両が走行している場合には操舵抵抗はそれ程大きくないため に空気流量を大きくする必要はない。そのため、操舵抵抗のそれ程大きくない実 用域では空気流量が過大となって燃費が不必要に増大するという問題があった。
【0006】 また、油圧パワーステアリングの操向補助力を付与する油圧ポンプとして、図 8に示すようにエンジン回転数が増大すると圧油流量が通常のアイドリング回転 数よりも減少するドルーピングポンプが一般に用いられ、高速走行時において操 向補助力が過大になることを防止し、直進安定性の向上を図っている。そのため 、実用域において空気制御弁から送られる空気流量の増大によりエンジン回転数 が通常のアイドリング回転数よりも増大すると、ドルーピングポンプから吐出さ れる圧油流量が変動し、操舵フィーリングが変化してしまうという問題があった 。
【0007】 本考案は上記従来技術の問題を解決することのできる液圧応答式空気制御弁を 提供することを目的とする。
【0008】
本考案の特徴とするところは、ハウジングと、このハウジングに設けられた液 体導入路に軸方向移動自在に挿入されたプランジャと、そのハウジングの内部を 空気流入路に連通する第1室と空気流出路に連通する第2室とに仕切る仕切り部 材とを備え、そのプランジャと仕切り部材との内外周間に第1室と第2室とを連 通するための空気流路が形成され、その液体導入路が液圧発生体に接続され、そ の液圧発生体から送り出される液体の圧力に応じて前記プランジャが軸方向移動 し、このプランジャの軸方向移動により前記空気流路の流路断面積が変化する点 にある。
【0009】
本考案の構成によれば、プランジャと仕切り部材との内外周間の空気流路の流 路断面積がプランジャの軸方向移動により変化するため、流出空気流量がプラン ジャの軸方向移動に応じて変化し、液体導入路に作用する液圧と空気流量との関 係を任意のものとすることができる。
【0010】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0011】 図1に示す液圧応答式空気制御弁1は、ハウジング2と、このハウジング2に 設けられた液体導入路3に軸方向移動自在に挿入されたプランジャ4とを備えて いる。そのハウジング2は、そのプランジャ4の軸方向一方側(図1において左 方側)の第1部材5と、軸方向他方側の第2部材6とを連結することで形成され ている。その第1部材5は回転体形状であって、その軸心と前記プランジャ4の 軸心とは一致されている。この第1部材5の軸方向一端の外周に、前記プランジ ャ4と同軸心の接続用ねじ部7が形成されている。この接続用ねじ部7を介し、 第1部材5は液圧発生体にねじ合わされる。
【0012】 本実施例における液圧発生体は、油圧パワーステアリング装置の操向補助力付 与用油圧アクチュエータに圧油を供給するドルーピングポンプ8とされている。 このポンプ8のケーシング9に形成されたねじ孔10に、前記接続用ねじ部7が ねじ合わされる。そのポンプ8の液体送出口にノズル11が設けられ、このノズ ル11の先端外周のテーパ面11aが、前記液体導入路3の先端の内周に形成さ れたテーパ面3aに押し付けられる。両テーパ面3a、11aが互いに押し付け られることにより、ポンプ8から送り出される液体が漏れることなく液体導入路 3に導入される。また、プランジャ4の軸方向中途部に周溝4aが設けられ、こ の周溝4aにシール部材14が挿入され、液体導入路3とプランジャ4との内外 周の間から液体がハウジング2の内部に入り込むのが防止されている。
【0013】 前記第2部材6は、図中左方側が開口する筒状であって、その図中左方側の内 部に、前記第1部材5の図中右方側がシール部材15を介して挿入されている。 この第2部材6に、図中右方側の端面に開口する空気流入路16と空気流出路1 7とが設けられている。その空気流入路16と空気流出路17に、それぞれ接続 用パイプ18、19が挿入されている。このパイプ18、19を介し、空気流入 路16は図外空気供給源に接続され、空気流出路17は車両のエンジンの給気路 に接続される。
【0014】 また、第2部材6の外周に、前記接続用ねじ部7と同軸心に連結用ねじ部29 が形成されている。この連結用ねじ部29に、筒状の押付部材30がねじ合わさ れている。この押付部材30の内周に、連結用ねじ部29とねじ合わされる雌ね じ部30bが形成され、図中左方の端部から、径方向内方に向かう張り出し部3 0aが形成されている。この張り出し部30aと第2部材6の図中左方の端面と の間に、第1部材5に設けられたフランジ5aが配置されている。これにより、 押付部材30を連結用ねじ部29を介して第2部材6にねじ合わせると、張り出 し部30aにより、第1部材5のフランジ5aが第2部材の端面に押付けられ、 第1部材5と第2部材6とは互いに押付けられて連結された状態になる。
【0015】 ハウジング2の内部を図中右方側の第1室21と図中左方側の第2室22とに 仕切る仕切り部材20が設けられている。その第1室21は前記空気流入路16 に連通され、その第2室22は前記空気流出路17に連通されている。その仕切 り部材20は軸心が前記プランジャ4の軸心と一致する筒状であって、その外周 面20aを介して第2部材6の内周孔6aに圧入されている。この仕切り部材2 0の内周に前記プランジャ4が軸方向移動可能に挿入されている。また、仕切り 部材20に、その仕切り部材20の内周部と前記第2室22とを連通する複数の 連通孔24が設けられている。
【0016】 プランジャ4と仕切り部材20との内外周間に、第1室21と第2室22とを 連通するための空気流路25が形成されている。本実施例では、プランジャ4の 外周に軸方向に沿う2本の溝25a、25bが形成され、この溝25a、25b により空気流路25が構成されている。各溝25a、25bは連通孔24を介し て第2室22と常に連通すると共に、プランジャ4が図中右方に移動することで 第1室21と連通する。
【0017】 プランジャ4の図中右方側の端部から突出する連結軸40に、径方向外方に張 り出すフランジ23が圧入されている。このフランジ23を、仕切り部材20の 図中右方側の端面に押し付ける圧縮コイルバネ26が、フランジ23の端面と第 2部材6の内面との間に設けられている。このコイルバネ26は、フランジ23 の端面に形成された凹部27に嵌合されている。このバネ26の弾性力によりフ ランジ23が仕切り部材20に押し付けられると、前記空気流路25と第1室と の間は閉鎖状態となる。前記ポンプ8から圧油が液体導入路3に導入されると、 その油圧に応じてプランジャ4がバネ26の弾性力に抗して図中右方に移動し、 空気流路25と第1室21とが連通し、空気供給源から空気流入路16、第1室 21、空気流路25、連通孔24、第2室22および空気流出路17を通って空 気がエンジンに送られる。
【0018】 そして、プランジャ4の軸方向移動により、前記2本の溝25a、25bによ り構成される空気流路25の流路断面積が変化する。すなわち、図2に示すよう に、一方の溝25aの図中右端面はプランジャ4の右端のフランジ23の内面に より構成され、他方の溝25bの右端面は一方の溝25aの右端面より軸方向距 離Lだけ左方に位置する。これにより、プランジャ4が図中右方に距離Lだけ移 動するまでは、一方の溝25aの流路断面積が空気流路25の流路断面積となり 、プランジャ4が距離Lを超えて移動すると両方の溝25a、25bの流路断面 積の和が空気流路25の流路断面積になる。
【0019】 これにより、空気制御弁1からエンジンに送り出される空気流量とプランジャ 4に作用するポンプ8の油圧との関係は、図4に示すように、まず油圧の上昇に 従い空気流量が比例して増加し、次に油圧の上昇に拘わらず空気流量が一定とな り、次に油圧の上昇に従い空気流量が比例して増加し、次に油圧の上昇に拘わら ず空気流量が一定となる。
【0020】 これは、プランジャ4が油圧によって図1に示す状態から右方に移動する場合 、当初は一方の溝25aを介してのみ第1室21と第2室22とが連通し、その 一方の溝25aの第1室21に対する開度はプランジャ4の軸方向移動距離に比 例するので、油圧に比例して空気流量が増大する。この際、図3に示すように一 方の溝25aの幅をW1とし、深さをD1とし、プランジャ4の軸方向移動距離 をXとすると、一方の溝25aの第1室21に対する開口面積W1・Xが、一方 の溝25aの流路断面積約W1・D1に等しくなるまで、空気流量は油圧に比例 して増加する。そして、W1・XがW1・D1に略等しくなると、流出空気は一 方の溝25aにおいて絞られるため、油圧の増加によりプランジャ4が移動して も流出空気流量は一定となる。さらに油圧が増加し、プランジャ4が距離Lだけ 移動すると、一方の溝25aだけでなく他方の溝25bを介して第1室21と第 2室22とが連通する。これにより、他方の溝25bの幅をW2とし、深さをD 2とすると、他方の溝25bの第1室21に対する開口面積W2・(X−L)が 他方の溝25bの流路断面積約W2・D2に等しくなるまで空気流量は油圧に比 例して増加する。そして、W2・(X−L)がW2・D2に略等しくなると、流 出空気は両方の溝25a、25bにおいて絞られるため、油圧の増加によりプラ ンジャ4が移動しても流出空気流量は一定となる。
【0021】 上記構成の液圧応答式空気制御弁1によれば、図5に示すように、油圧パワー ステアリング装置の実用域におけるポンプ吐出油の圧力範囲においては、液圧応 答式空気制御弁1から送り出される空気流量は一定とされている。そして、車両 が停止しているために操舵抵抗が大きく、油が実用域よりも大きくなった場合は エンジンに供給される空気流量が大きくなり、エンジン停止が防止される。これ により、図中破線で示すように空気流量が油圧に比例して増加する従来の制御弁 に比べ、図中ハッチングで示す部分に対応する燃費の低減を図ることができる。
【0022】 また、実用域において操舵を行なって油圧が変動しても、流出空気流量が一定 であるためにエンジン回転数が変動することはないため、操舵フィーリングが変 化することはない。
【0023】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではない。
【0024】 例えば、上記実施例ではプランジャ4と仕切り部材20との内外周間の空気流 路25を溝25a、25bにより構成したが、図6に示すように溝25aとプラ ンジャ3の外周に形成する切欠25cにより構成するようにしてもよい。また、 図7に示すように、プランジャ4の外周に深さの異なる周溝25d、25eを形 成し、この周溝により空気流路を構成するようにしてもよい。
【0025】
本考案による液圧応答式空気制御弁によれば、液体導入路を介してプランジャ に作用する液圧と流出空気流量との関係を任意のものとすることができ、例えば 油圧パワーステアリング装置を備えた車両におけるアイドリング時におけるエン ジン停止の防止のために用いた場合、燃費の低減や操舵フィーリングの変動防止 を図ることができる。
【図1】本考案の実施例に係る液圧応答式空気制御弁の
断面図
断面図
【図2】本考案の実施例に係る液圧応答式空気制御弁の
要部の断面図
要部の断面図
【図3】本考案の実施例に係る液圧応答式空気制御弁の
プランジャの断面図
プランジャの断面図
【図4】本考案の実施例に係る液圧応答式空気制御弁の
液圧と空気流量との関係を示す図
液圧と空気流量との関係を示す図
【図5】本考案の実施例に係る液圧応答式空気制御弁の
特性の説明図
特性の説明図
【図6】異なった実施例に係る液圧応答式空気制御弁の
プランジャの断面図
プランジャの断面図
【図7】異なった実施例に係る液圧応答式空気制御弁の
断面図
断面図
【図8】ドルーピングポンプのエンジン回転数と圧油流
量との関係を示す図
量との関係を示す図
【図9】従来例に係る液圧応答式空気制御弁の液圧と空
気流量との関係を示す図
気流量との関係を示す図
【図10】従来例に係る液圧応答式空気制御弁の断面図
1 液圧応答式空気制御弁 2 ハウジング 3 液体導入路 4 プランジャ 16 空気流入路 17 空気流出路 20 仕切り部材 21 第1室 22 第2室 25 空気流路
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ハウジングと、このハウジングに設けら
れた液体導入路に軸方向移動自在に挿入されたプランジ
ャと、そのハウジングの内部を空気流入路に連通する第
1室と空気流出路に連通する第2室とに仕切る仕切り部
材とを備え、そのプランジャと仕切り部材との内外周間
に第1室と第2室とを連通するための空気流路が形成さ
れ、その液体導入路が液圧発生体に接続され、その液圧
発生体から送り出される液体の圧力に応じて前記プラン
ジャが軸方向移動し、このプランジャの軸方向移動によ
り前記空気流路の流路断面積が変化することを特徴とす
る液圧応答式空気制御弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6166991U JPH057959U (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 液圧応答式空気制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6166991U JPH057959U (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 液圧応答式空気制御弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057959U true JPH057959U (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=13177878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6166991U Pending JPH057959U (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 液圧応答式空気制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057959U (ja) |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP6166991U patent/JPH057959U/ja active Pending
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