JPH057978Y2 - - Google Patents

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JPH057978Y2
JPH057978Y2 JP1986149764U JP14976486U JPH057978Y2 JP H057978 Y2 JPH057978 Y2 JP H057978Y2 JP 1986149764 U JP1986149764 U JP 1986149764U JP 14976486 U JP14976486 U JP 14976486U JP H057978 Y2 JPH057978 Y2 JP H057978Y2
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cushion material
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filament
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、敷寝具に関するものである。詳しく
述べると、病人、老人、乳児等によつても褥瘡の
生じる恐れのない敷寝具に関するものである。
(従来の技術) 従来、敷寝具としては、綿入りふとんやポリウ
レタンフオーム、ラバーフオーム等を織布、編布
等の表皮材で被覆してなるマツト等のように、た
たみあるいは床に直接単独であるいはこれらを組
合わせて使用するもの、あるいは必要によりスプ
リングが挿入されているわた、わら、やし繊維、
ポリウレタンフオーム、ラバーフオーム等よりな
るクツシヨン材を織布、編布等の表皮材で被覆し
てなるベツド用マツトが主として使用されてい
る。
一方、本考案者らの1人は、製綿された立体カ
ールを有するフイラメント集合体のフイラメント
相互の各接触点が接着剤で結合された構成のクツ
シヨン材であつて、該クツシヨン材のフイラメン
トのカール形状が部分的に方向性を有してそれぞ
れ伸縮変形して形成される種々の形状の該カール
フイラメントの部分的に密に絡合う部分を荷重強
さを出そうとする方向に形成させ、かつ該絡合い
部分を所要荷重強さに応じて分布させてなるクツ
シヨン材を提案している(特開昭54−138669号)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前者の従来の敷寝具は、透水性
が極めて低いので、病人、老人、乳児等が失禁す
ると、例えばポリウレタンフオーム、ラバーフオ
ーム等の場合にはその極めて低い透水性のために
尿は表皮材付近に残るか、あるいは繊維質の場合
にはあるい程度透水性を有するとしてもその保水
性のために尿は敷寝具内に残り、これが臭気を発
するだけでなく、失禁者の皮膚は常に尿と接触し
ていることになるので、ある時間を経過すると失
禁者が褥瘡を生じるという問題があつた。
一方、後者のクツシヨン材は、通気性ならびに
透水性は極めて良好ではあるが、フイラメントが
太くかつ剛性が比較的高いので、少なくとも使用
者と接する側にはフエルト等を被せてから織布よ
りなる表皮体で被覆している。このため使用者が
失禁すると、表皮体および/またはフエルト層が
尿が保持されることになるので、なお褥瘡の問題
は解決されていない。
(問題点を解決するための手段) これらの諸問題点は、製綿された立体カールを
有する50〜1000デニール(モノフイラメントとし
て)の合成繊維フイラメントの集合体のフイラメ
ント相互の各接触点が接着剤で結合された構成の
クツシヨン材であつて、該クツシヨン材のフイラ
メントのカール形状が部分的に方向性を有してそ
れぞれ伸縮変形して形成される種々の形状の該カ
ールフイラメントの部分的に密に絡合う部分を荷
重強さを出そうとする方向に形成させ、かつ該絡
合う部分を所要荷重強さに応じて分布させてなる
クツシヨン材の少なくとも横臥者と接する側の面
を、網状体の開口隙間が2〜10mmである合成樹脂
製網状体で被覆してなる敷寝具により達成され
る。
(作用および実施例) つぎに、図面を参照しつつ本考案の一実施例を
説明する。すなわち、本考案による敷寝具1は、
第1〜2図に示すように、クツシヨン材2の少な
くとも横臥者3と接する側の面4を、合成樹脂製
網状体5で被覆してなるものであり、同図の場合
は両面を合成樹脂製網状体5,5で被覆してあ
る。横臥者3と接する側の面4のみを前記合成樹
脂製網状体5で被覆する場合には、他の面はその
ままクツシヨン材2をむきだしのままにすること
もできるが、通常は、さらに目の粗いあるいは細
かい網状体で被覆される。しかしながら、両面が
等しく使用できるという点からは、両面を合成樹
脂又は合成繊維(出来得れば樹脂加工を施した)
製網状体5,5で被覆することが望ましい。ま
た、側部は、織布、編布、合成樹脂レザー等の表
皮材8あるいは目の細かい網状体等任意のものが
使用できるが、通常は織布等が安価で好適であ
る。なお、前記横臥者3と接する側の面4の網状
体5とクツシヨン材2との間には必要により後述
する植毛を行なつてよい網状体(同一の目あるい
はより細かい目のもの)あるいは編布、織布、ガ
ーゼ等のスラブ材を介在させれば、クツシヨン材
3のフイラメントの部分的突出がなくなる。
しかして、このような敷寝具1は、たたみまた
は床の上で直接使用する場合には、通常、ゴム、
プラスチツクス、FRP、金属等で作られたトレ
イ6上に載置される。このトレイ6には、その内
部に柱状、芝生状、その他の形状の支持部材7が
立設されている。
しかして、合成樹脂製網状体5としては、ナイ
ロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチ
レン等の熱可塑性樹脂性のものであり、その形状
は例えば第3図に示す井桁状の他にハニカム状、
菱形状、その他の形状等いずれでもよい。これら
の形状は、モノフイラメントあるいはマルチフイ
ラメントの平織あるいはマイヤー編機により形成
される縦メリヤス、縦横メリヤス、ハニカム等で
ある。その開口間隔は、尿等がその表面張力によ
り各開口部に液膜を形成しない範囲でなるべく小
さい方がよい。そのためには2〜10mm、好ましく
は3〜8mmであることが必要である。すなわち、
2mm未満では尿がその表面張力により液膜を形成
する恐れがあり、一方、10mmを越えると、クツシ
ヨン材2の一部が該網状体5より外方に突出し
て、横臥者の肌ざわりが悪くなるからである。ま
た、該網状体5の各フイラメントの直径は、モノ
フイラメントとして使用する場合もまたマルチフ
イラメントの場合も0.3〜20mm、好ましくは0.5〜
1.5mmである。さらに第4図に示すように、本発
明の網状体5の各フイラメントには、肌ざわりを
よくするために植毛9を施すことが望ましい。該
植毛の長さは0.3〜2mm、好ましくは0.5〜1.5mmで
あり、シリコーン等で撥水性処理を施したものが
望ましい。又、このような構造体であるので水
洗、乾燥が容易であるだけでなく、アニコのよう
な消臭剤で容易に尿の臭いを消すことにも役立つ
ことになる。
第5図は、本考案の他の実施例を示すもので、
ベツド用マツトとして使用する場合の例である。
この場合も、クツシヨン材2の少なくとも横臥者
と接する側の面4を、合成樹脂製網状体5で被覆
してなるものであり、側面は織布等の表皮材8で
被覆されている。しかして、このようなマツト
は、ベツドの木枠9に載置されるとともに、該木
枠9の下部にはトレイ6が取付けられる。又ベツ
ドの場合はこのトレイの下部に尿溜りを設けるこ
とも良い。
本考案において使用されるフイラメントクツシ
ヨン材1は、例えば特開昭54−138669号に示すよ
うに、製綿された立体カールを有する合成繊維フ
イラメントの集合体のフイラメント相互の各接触
点で結合された構成のクツシヨン材であつて、該
クツシヨン材のフイラメントのカール形状が部分
的に方向性を有してそれぞれ伸縮変形して成形さ
れる種々の形状の該カールフイラメントの部分的
に密に絡合う部分を荷重強さを出そうとする方向
に形成させ、かつ該絡合い部を所用荷重強さに応
じて分布させてなるフイラメントロツク材があ
り、これはまた例えば特開昭57−37481号に示す
ように、立体カールを有するフイラメント短繊維
の集合体を搬送装置に供給し、該搬送装置を移動
させながら、多数の針状物を立設してなる回転体
を回転させ、前記針状物をフイラメント短繊維集
合体に接触させて所定部分を掻取ることにより所
定の形状に予備成形し、これをエンドレスベルト
および/またはローラまたはその他の手段により
圧縮して所定の嵩密度を有するフイラメント集合
体ブロツクに成形し、この成形体にバーブを備え
た針により所定の針密度となるようにニードリン
グを施したのち(場合によつては圧縮成形の前に
ラビングを施してもよい。)、ほぼ水平方向に走行
するエンドレスベルト上のフイラメント成形体に
その上部より接着剤液を噴霧するか、あるいはフ
イラメント成形体を接着剤液に浸漬したのち該液
より引上げ、過熱乾燥することにより製造され
る。このクツシヨン材は通常1〜100本/100cm2
好ましくは4〜50本/100cm2の針密度であり、水
蒸気の存在下に加圧して元の厚さに対して5〜40
%、好ましくは10〜30%圧縮してなるものであ
り、必要によりさらに接着剤を施して加熱乾燥し
たものであり、この圧縮により「へたり」が生じ
なくなる。接着剤塗布後の嵩密度は0.01〜0.5g/
cm3好ましくは0.03〜0.2g/cm3である。このクツシ
ヨン材は、難燃剤で処理して難燃化することもで
きる。
本考案において使用される合成繊維としては、
ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン等が
あるが、ポリエステルが最も好ましい。その太さ
はモノフイラメントとして50〜100デニール、好
ましくは100〜600デニール、最も好ましくは200
〜400デニールで立体カールを有するフイラメン
トである。ここで立体カールとは、二方向性およ
び三方向性カール等広義の立体カールを意味する
が、好ましくは三方向性立体カールフイラメント
であり、例えば同一発明者により特開昭52−
144448号公報に開示されている方法および装置に
より第6図に示すように二重撚りフイラメントD
をつくり、ついで所定の寸法に切断しかつ解撚し
て第7図に示すような三方向性立体カールフイラ
メントFが得られる。製綿後のフイラメントの長
さは25〜200mmが好ましく、特に60〜150mmが好ま
しい。かくして、該フイラメントの部分は、a部
においてb部を越えてコイルし、cの部分はdの
部分を超えてコイルする。しかしながら、eの部
分は、fの部分を超えてコイルするのではなくそ
の下にコイルする。かくして、eからdのフイラ
メントのセクシヨンはらせんの二つの絡みないし
コイルにある。これらは正しくは無方向性らせん
とも呼ばれ得るものであり、またそのコイルの一
が他に対し無方向性になつた時は調子が悪くなつ
たらせん状の電話コードに非常に似ている。
このような構成を有する本考案の敷寝具は、使
用者(横臥者)が失禁した場合、尿は直ちに網状
体5およびクツシヨン材2の層を通過し、その下
部のトレイ6に受け取られる。この場合、トレイ
6の尿は第1図に示すような場合には時々(例え
ば一夜毎に)排出させてもよいし、また第5図の
場合には排出口10より常に排出させてもよい。
また、この敷寝具は、時々水洗、消毒等をおこな
つたのち容易に乾燥できる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案は、製綿された立体
カールを有する50〜1000デニール(モノフイラメ
ントとして)の合成繊維のフイラメントの集合体
のフイラメント相互の各接触点が接着剤で結合さ
れた構成のクツシヨン材であつて、該クツシヨン
材のフイラメントのカール形状が部分的に方向性
を有してそれぞれ伸縮変形して形成される種々の
形状の該カールフイラメントの部分的に密に絡合
う部分を荷重強さを出そうとする方向に形成さ
せ、かつ該絡合う部分を所要荷重強さに応じて分
布させてなるクツシヨン材の少なくとも横臥者と
接する側の面を、網状体の開口隙間が2〜10mmの
合成樹脂製網状体で被覆してなる敷寝具であるか
ら、カールフイラメントクツシヨン材の通気性お
よび極めて良好な透水性のために横臥者が失禁し
ても表面およびクツシヨン材層に尿が保持される
心配はなく、また前記合成樹脂製網状体の作用に
より立体カールフイラメントの部分的突出は防止
でき、使用者の肌ざわりは改善されるとともに、
尿は直ちに流下するので、該敷寝具の表面付近に
は尿は残存せず、このため湿度が低く快眠が出来
るだけでなく褥瘡を生じる心配はない。流下した
尿はトレイで受けて回分式に排出させるかあるい
は連続的に排出させればよい。また、この敷寝具
は透水性が極めて優れているので、水洗、消毒お
よび必要により行なわれる乾燥により極めて容易
にかつ常に清潔に保つことができる。また、網状
体に植毛を施しておけば、さらに肌ざわりがよい
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による敷寝具の一実施例を示す
斜視図、第2図は第1図の−線に沿う断面
図、第3図は本考案で使用される網状体の斜視
図、第4図は他の網状体の拡大部分斜視図、第5
図は本考案の他の実施例を示す断面図、第6図は
二重撚りをかけられたフイラメントの部分断面図
であり、また第7図は三方向性立体カールフイラ
メントの正面図である。 1……敷寝具、2……クツシヨン材、3……横
臥者、5……網状体、6……トレイ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 製綿された立体カールを有する50〜1000デニ
    ール(モノフイラメントとして)の合成繊維フ
    イラメントの集合体のフイラメント相互の各接
    触点が接着剤で結合された構成のクツシヨン材
    であつて、該クツシヨン材のフイラメントのカ
    ール形状が部分的に方向性を有してそれぞれ伸
    縮変形して形成される種々の形状の該カールフ
    イラメントの部分的に密に絡合う部分を荷重強
    さを出そうとする方向に形成させ、かつ該絡合
    う部分を所要荷重強さに応じて分布させてなる
    クツシヨン材の少なくとも横臥者と接する側の
    面を、網状体の開口隙間が2〜10mmである合成
    樹脂製網状体で被覆してなる敷寝具。 (2) 網状体は植毛されてなる実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の敷寝具。 (3) 網状体は撥水処理されてなる実用新案登録請
    求の範囲第2項に記載の敷寝具。
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