JPH0580221B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0580221B2 JPH0580221B2 JP61009576A JP957686A JPH0580221B2 JP H0580221 B2 JPH0580221 B2 JP H0580221B2 JP 61009576 A JP61009576 A JP 61009576A JP 957686 A JP957686 A JP 957686A JP H0580221 B2 JPH0580221 B2 JP H0580221B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorbent
- polymer particles
- fiber web
- superabsorbent polymer
- article according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、
失禁パツド、その他の衛生物品用として利用する
ことができる吸収体に関する。
失禁パツド、その他の衛生物品用として利用する
ことができる吸収体に関する。
従来、この種の吸収体として、高吸収性ポリマ
ー粒子を、吸水紙、繊維をゆるく集積させまたは
繊維を結合させたウエブ等の基材上に接着剤を介
してまたは前記粒子に加湿し粘着性を付与して基
材の面方向に連続的または間欠的に固定した複合
体、さらに前記複合体を複数積層したもの、さら
にまた繊維または/および綿状(粉砕)パルプと
混合して形態を賦与したもの等が知られている。
しかし、これら公知のものは、前記粒子の基材に
おける安定性が悪く、前記粒子が基材から脱落し
たり移動偏在したりし、また体液拡散性が悪く、
前記粒子の有効利用ができないといつた多くの問
題点を有している。
ー粒子を、吸水紙、繊維をゆるく集積させまたは
繊維を結合させたウエブ等の基材上に接着剤を介
してまたは前記粒子に加湿し粘着性を付与して基
材の面方向に連続的または間欠的に固定した複合
体、さらに前記複合体を複数積層したもの、さら
にまた繊維または/および綿状(粉砕)パルプと
混合して形態を賦与したもの等が知られている。
しかし、これら公知のものは、前記粒子の基材に
おける安定性が悪く、前記粒子が基材から脱落し
たり移動偏在したりし、また体液拡散性が悪く、
前記粒子の有効利用ができないといつた多くの問
題点を有している。
最近、かかる問題点を解決するため、繊維ウエ
ブ中に高吸収性ポリマー成分のモノマー水溶液を
繊維質基材に含浸させたのち該モノマーを重合さ
せる吸収体の製法が、例えば、特開昭60−149609
号公報において提案されている。
ブ中に高吸収性ポリマー成分のモノマー水溶液を
繊維質基材に含浸させたのち該モノマーを重合さ
せる吸収体の製法が、例えば、特開昭60−149609
号公報において提案されている。
前記提案にかかる吸収体は、モノマー水溶液を
重合、乾燥させることによりポリマーを基材中に
一体的に固定することから、前記ポリマーの基材
中における安定性はきわめて良好である。しか
し、それがため、しかも基材の全域にわたり均一
に前記ポリマーを存在させてあるため、衛生物品
の吸収体として用いるのには剛性が高すぎ、しか
も体液の拡散方向性がないため、前記ポリマーの
有効利用が改善されず、甚だ不経済であるといつ
たいまだ多くの問題点がある。
重合、乾燥させることによりポリマーを基材中に
一体的に固定することから、前記ポリマーの基材
中における安定性はきわめて良好である。しか
し、それがため、しかも基材の全域にわたり均一
に前記ポリマーを存在させてあるため、衛生物品
の吸収体として用いるのには剛性が高すぎ、しか
も体液の拡散方向性がないため、前記ポリマーの
有効利用が改善されず、甚だ不経済であるといつ
たいまだ多くの問題点がある。
(発明の目的)
本発明は、主として、前記提案にかかるがごと
き吸収体の前記問題点を解決して、吸収性衛生物
品として良好な剛軟度、体液拡散方向性、経済性
等の利点を有する吸収体を提供することにある。
き吸収体の前記問題点を解決して、吸収性衛生物
品として良好な剛軟度、体液拡散方向性、経済性
等の利点を有する吸収体を提供することにある。
(発明の構成)
本発明は、前記目的を達成するため繊維ウエブ
中に高吸収性ポリマー粒子が混在する第1吸収層
と、その少なくとも片面に重積した綿状パルプ層
からなる第2吸収層とを含む吸収性衛生物品の吸
収体において、前記第1吸収層は前記高吸収性ポ
リマー粒子が前記繊維ウエブ中に群れを形成して
その面方向に間欠的にかつ厚さ方向に連続的に分
布するとともに繊維に一体的に固定してなること
を特徴とする前記吸収体に存する。
中に高吸収性ポリマー粒子が混在する第1吸収層
と、その少なくとも片面に重積した綿状パルプ層
からなる第2吸収層とを含む吸収性衛生物品の吸
収体において、前記第1吸収層は前記高吸収性ポ
リマー粒子が前記繊維ウエブ中に群れを形成して
その面方向に間欠的にかつ厚さ方向に連続的に分
布するとともに繊維に一体的に固定してなること
を特徴とする前記吸収体に存する。
(実施態様)
さらに、本発明を図示の実施態様に基づいて説
明すると、以下のとおりである。
明すると、以下のとおりである。
第1図に示すように、吸収体1は、第1吸収層
2と、その上下面に重積した第2吸収層3,4と
を含む。
2と、その上下面に重積した第2吸収層3,4と
を含む。
第2図AないしCに示すように、第1吸収層2
は,繊維ウエブ5と、高吸収性ポリマー粒子6と
を含む。高吸収性ポリマー粒子6は、繊維ウエブ
5の中に群れを形成してその面方向に間欠的にか
つ厚さ方向に連続的に分布させるとともに繊維に
一体に固定させてある。高吸収性ポリマー粒子6
が群れを形成して分布する領域7は、第2図Aに
おいては、繊維ウエブ5の幅方向に間隔をおきか
つ長さ方向に連続する縦縞模様をなし、第2図B
においては、第2図Aの縦縞領域が波模様をな
し、第2図Cにおいては、第2図Aの縦縞状領域
が長さ方向に幅方向の間隔よりも長く断続する模
様をなしている。
は,繊維ウエブ5と、高吸収性ポリマー粒子6と
を含む。高吸収性ポリマー粒子6は、繊維ウエブ
5の中に群れを形成してその面方向に間欠的にか
つ厚さ方向に連続的に分布させるとともに繊維に
一体に固定させてある。高吸収性ポリマー粒子6
が群れを形成して分布する領域7は、第2図Aに
おいては、繊維ウエブ5の幅方向に間隔をおきか
つ長さ方向に連続する縦縞模様をなし、第2図B
においては、第2図Aの縦縞領域が波模様をな
し、第2図Cにおいては、第2図Aの縦縞状領域
が長さ方向に幅方向の間隔よりも長く断続する模
様をなしている。
高吸収性ポリマー粒子の分布領域7の長さと幅
の方向におけるピツチは10〜50mm、好ましくは25
〜40mmである。また繊維ウエブ5に対する高吸収
性ポリマー粒子6の分布量は、繊維ウエブ5の重
量の1〜6.25倍、具体的には15〜500g/m2、好ま
しくは40〜300g/m2である。前記ピツチが10mm
以下、前記分布量が500g/m2以上であると、第
1吸収層2の剛性が身体に当接する衛生物品用と
しては高くなり、圧縮復元性が悪くなり、かつ、
第1吸収層2中における高吸収性ポリマー粒子6
の吸液時の膨脹許容空隙率が低くなる。また前記
ピツチが50mm以上、前記分布量が15g/m2以下で
あると、体液の吸収容量が少なくなり、高吸収性
ポリマー粒子6を用いた効果を十分に奏しない。
なお、高吸収性ポリマー粒子の分布領域7の対向
端の間隔、すなわち、非分布領域8の幅または長
さは3mm以上であることが好ましい。
の方向におけるピツチは10〜50mm、好ましくは25
〜40mmである。また繊維ウエブ5に対する高吸収
性ポリマー粒子6の分布量は、繊維ウエブ5の重
量の1〜6.25倍、具体的には15〜500g/m2、好ま
しくは40〜300g/m2である。前記ピツチが10mm
以下、前記分布量が500g/m2以上であると、第
1吸収層2の剛性が身体に当接する衛生物品用と
しては高くなり、圧縮復元性が悪くなり、かつ、
第1吸収層2中における高吸収性ポリマー粒子6
の吸液時の膨脹許容空隙率が低くなる。また前記
ピツチが50mm以上、前記分布量が15g/m2以下で
あると、体液の吸収容量が少なくなり、高吸収性
ポリマー粒子6を用いた効果を十分に奏しない。
なお、高吸収性ポリマー粒子の分布領域7の対向
端の間隔、すなわち、非分布領域8の幅または長
さは3mm以上であることが好ましい。
高吸収性ポリマー粒子6は、第3図および第4
図に示すように、分布領域7において間欠的にか
つ実質的に均一分布するとともに、繊維間、繊維
交差部や非交差部に繊維の一部の周囲を包みまた
は包まない状態で一体的に結合している。
図に示すように、分布領域7において間欠的にか
つ実質的に均一分布するとともに、繊維間、繊維
交差部や非交差部に繊維の一部の周囲を包みまた
は包まない状態で一体的に結合している。
繊維ウエブ5は、目付が15〜80g/m2、好まし
くは25〜40g/m2である。目付が15g/m2以下で
あると、所要の高吸収性ポリマー粒子6を支持さ
せ、かつ所要の弾性(クツシヨン)を付与するこ
とができない。また目付が80g/m2以上である
と、高吸収性ポリマー粒子6の使用量を少なくせ
ざるをえず、それを用いる効果を十分に奏しな
い。
くは25〜40g/m2である。目付が15g/m2以下で
あると、所要の高吸収性ポリマー粒子6を支持さ
せ、かつ所要の弾性(クツシヨン)を付与するこ
とができない。また目付が80g/m2以上である
と、高吸収性ポリマー粒子6の使用量を少なくせ
ざるをえず、それを用いる効果を十分に奏しな
い。
第1吸収層2、すなわち、繊維ウエブ5に高吸
収性ポリマー粒子6を分布させたものは、乾燥状
態において、圧縮復元率が30%以上、好ましくは
50%以上である。圧縮復元率が30%以下である
と、着用者に剛性感を与え、繊維ウエブ5の繊維
間や高吸収性ポリマー粒子6間の所定空隙率が低
下して体液吸収容量が少なくなり、かつ、通気性
も低下する。
収性ポリマー粒子6を分布させたものは、乾燥状
態において、圧縮復元率が30%以上、好ましくは
50%以上である。圧縮復元率が30%以下である
と、着用者に剛性感を与え、繊維ウエブ5の繊維
間や高吸収性ポリマー粒子6間の所定空隙率が低
下して体液吸収容量が少なくなり、かつ、通気性
も低下する。
繊維ウエブ5の構成繊維は、コツトン・レーヨ
ン等の親水性繊維、ポリエステル・ポリプロピレ
ン等の疎水性繊維の単独または混合物からなる。
第1吸収層2における体液の浸透性、湿潤下の圧
縮復元性等を向上させるためには、表面を親水化
した合成繊維、特にそのポリエステル繊維を適宜
量を含むことが好ましい。また前記圧縮復元性を
向上させるためには、繊度は3d以上、好ましく
は5〜15dである。繊維ウエブ5の形態として
は、繊維をゆるく集積したもの、繊維を高速水流
噴射処理やニードリング処理で交絡させ、または
熱溶融で接合することにより、シート状化した不
織布を好適に用いることができる。なお、繊維ウ
エブ5の密度は0.01〜0.5g/cm3ものが好ましい
が、特に限定されない。
ン等の親水性繊維、ポリエステル・ポリプロピレ
ン等の疎水性繊維の単独または混合物からなる。
第1吸収層2における体液の浸透性、湿潤下の圧
縮復元性等を向上させるためには、表面を親水化
した合成繊維、特にそのポリエステル繊維を適宜
量を含むことが好ましい。また前記圧縮復元性を
向上させるためには、繊度は3d以上、好ましく
は5〜15dである。繊維ウエブ5の形態として
は、繊維をゆるく集積したもの、繊維を高速水流
噴射処理やニードリング処理で交絡させ、または
熱溶融で接合することにより、シート状化した不
織布を好適に用いることができる。なお、繊維ウ
エブ5の密度は0.01〜0.5g/cm3ものが好ましい
が、特に限定されない。
高吸収性ポリマー粒子6は、例えば、澱粉のグ
ラフト重合体、セルロース変性物、水溶性高分子
の架橋物、自己架橋型アクリル酸アルカリ金属塩
ポリマー等、従来、吸収性衛生物品や園芸用の吸
収性材料等として知られているものを用いること
ができるが、特に限定されない。
ラフト重合体、セルロース変性物、水溶性高分子
の架橋物、自己架橋型アクリル酸アルカリ金属塩
ポリマー等、従来、吸収性衛生物品や園芸用の吸
収性材料等として知られているものを用いること
ができるが、特に限定されない。
前述のような第1吸収層2は、高吸収性ポリマ
ー粒子6の成分、例えば、アクリル酸またはアク
リル酸/メタクリル酸の混合物のアルカリ金属塩
またはアンモニユウム塩を含むモノマーの水溶液
に水溶性ラジカル重合開始剤を溶解させてこれを
スプレーノズルにより繊維ウエブ5に前記模様状
に噴霧含浸させたのち、重合、乾燥させることに
より製造することができる。
ー粒子6の成分、例えば、アクリル酸またはアク
リル酸/メタクリル酸の混合物のアルカリ金属塩
またはアンモニユウム塩を含むモノマーの水溶液
に水溶性ラジカル重合開始剤を溶解させてこれを
スプレーノズルにより繊維ウエブ5に前記模様状
に噴霧含浸させたのち、重合、乾燥させることに
より製造することができる。
第2吸収層3,4は、綿状(粉砕)パルプから
なり、その目付は物品の種類によつて異なるが、
両者合計で100〜650g/m2であることが好まし
い。また第2吸収層3,4は、物品によつては、
その一方、特に上部のものだけである場合もあ
り、その場合の目付は30〜350g/m2であること
が好ましい。また目的とする吸収機構の採択に当
つては、第1吸収体2、第2吸収層3,4の少な
くとも一つに加湿してまたは加湿せずにエンボス
を賦与し、または全面プレスすることもある。た
だし、高吸収性ポリマー粒子を繊維ウエブに混在
させた吸収層の片面または両面に綿状パルプ層を
重積することは公知であるので、本発明はそのよ
うな構成自体を新規とするものではない。
なり、その目付は物品の種類によつて異なるが、
両者合計で100〜650g/m2であることが好まし
い。また第2吸収層3,4は、物品によつては、
その一方、特に上部のものだけである場合もあ
り、その場合の目付は30〜350g/m2であること
が好ましい。また目的とする吸収機構の採択に当
つては、第1吸収体2、第2吸収層3,4の少な
くとも一つに加湿してまたは加湿せずにエンボス
を賦与し、または全面プレスすることもある。た
だし、高吸収性ポリマー粒子を繊維ウエブに混在
させた吸収層の片面または両面に綿状パルプ層を
重積することは公知であるので、本発明はそのよ
うな構成自体を新規とするものではない。
第1図に示すような高吸収性ポリマー粒子の分
布模様と構造を有する吸収体を既述の製法により
得た。
布模様と構造を有する吸収体を既述の製法により
得た。
全体の大きさ 縦370mm×幅140mm
繊維ウエブ 40g/m2
高吸収性ポリマー粒子 280g/m2
上部綿状パルプ層 130g/m2
下部綿状パルプ層 150g/m2
高吸収性ポリマー粒子の分布領域の幅 20mm
高吸収性ポリマー粒子の非分布領域の幅 10mm
比較例として、高吸収性ポリマー粒子を繊維ウ
エブの全体に均一に分布させた吸収体を得た以外
は、前記実施例と同条件とした。
エブの全体に均一に分布させた吸収体を得た以外
は、前記実施例と同条件とした。
実施例、比較例の各吸収体を38.1mm×50mmにカ
ツトし、それらの剛軟度、体液拡散方向性を測定
した。剛軟度は、手で触わる官能評価と、テーバ
ーステイフネステスター(K.K.社安田精機製造
所)でJIS−P−8125に準拠する測定とによつた。
また実施例、比較例の各吸収体(370mm×140mm)
の液体拡散方向性は、それらの上部から生理食塩
水40c.c.を投入し、5分間放置したのち、再び同一
個所に同水40c.c.を投入し、5分間放置したのち、
液体の拡散状態を測定した。
ツトし、それらの剛軟度、体液拡散方向性を測定
した。剛軟度は、手で触わる官能評価と、テーバ
ーステイフネステスター(K.K.社安田精機製造
所)でJIS−P−8125に準拠する測定とによつた。
また実施例、比較例の各吸収体(370mm×140mm)
の液体拡散方向性は、それらの上部から生理食塩
水40c.c.を投入し、5分間放置したのち、再び同一
個所に同水40c.c.を投入し、5分間放置したのち、
液体の拡散状態を測定した。
比較例 実施例
官能評価 腰があり硬い 柔かい
テスター測定 35.0 5.0
(曲げモーメント、g・cm)
拡散方向性 130×130 110×220
(幅×長さ、mm)
前記性能の比較から、柔かさに関して実施例が
比較例よりも優れており、また前記物品における
横漏れを防止し長さ方向に拡散して吸収体の有効
利用をはかることに関して実施例が比較例よりも
優れていることが判る。
比較例よりも優れており、また前記物品における
横漏れを防止し長さ方向に拡散して吸収体の有効
利用をはかることに関して実施例が比較例よりも
優れていることが判る。
(発明の作用・効果)
上述のように構成してある本発明にかかる吸収
体によれば、第1吸収層は、繊維ウエブ中の全域
に均一に高吸収性ポリマー成分のモノマーを含浸
させたのち、重合、乾燥させることにより、繊維
に固定させた公知の吸収層に比較して、身体に当
接して用いる衛生物品に要求される柔かさが著し
く優れている。また体液は、高吸収性ポリマー粒
子の分布領域においては、隣接する前記粒子間の
吸引作用と繊維による誘導作用とにより前記粒子
の分布領域に沿う面方向(特に長さ方向)と厚さ
方向に拡散吸収されるが、そして、単にそのよう
な拡散吸収状態であれば、比較的に拡散吸収速度
が遅く、吸収容量も少ないが、さらに体液は、前
記粒子の非分布領域を素早く透過して前記粒子の
分布領域の厚さ方向に交差する方向である側面か
らも吸収されるので、前記拡散吸収速度が著しく
高くなり、そのため前記粒子を有効に利用するこ
とができるとともに、前記粒子の少ない使用量で
吸収性能を著しく向上させることができ、またそ
のためきわめて経済的である。
体によれば、第1吸収層は、繊維ウエブ中の全域
に均一に高吸収性ポリマー成分のモノマーを含浸
させたのち、重合、乾燥させることにより、繊維
に固定させた公知の吸収層に比較して、身体に当
接して用いる衛生物品に要求される柔かさが著し
く優れている。また体液は、高吸収性ポリマー粒
子の分布領域においては、隣接する前記粒子間の
吸引作用と繊維による誘導作用とにより前記粒子
の分布領域に沿う面方向(特に長さ方向)と厚さ
方向に拡散吸収されるが、そして、単にそのよう
な拡散吸収状態であれば、比較的に拡散吸収速度
が遅く、吸収容量も少ないが、さらに体液は、前
記粒子の非分布領域を素早く透過して前記粒子の
分布領域の厚さ方向に交差する方向である側面か
らも吸収されるので、前記拡散吸収速度が著しく
高くなり、そのため前記粒子を有効に利用するこ
とができるとともに、前記粒子の少ない使用量で
吸収性能を著しく向上させることができ、またそ
のためきわめて経済的である。
なお、第2吸収層は、エンボスや全面プレスし
てない場合は、吸収体はさらに柔軟性を付与する
とともに体液を局部的に吸収して第1吸収層に移
行させ、一方、エンボスや全面プレスしてある場
合には、体液を面方向に拡散させて第1吸収層に
移行させるから、吸収体に付与しようとする柔軟
性、吸収機構を適宜調整ないし制御することがで
きる。
てない場合は、吸収体はさらに柔軟性を付与する
とともに体液を局部的に吸収して第1吸収層に移
行させ、一方、エンボスや全面プレスしてある場
合には、体液を面方向に拡散させて第1吸収層に
移行させるから、吸収体に付与しようとする柔軟
性、吸収機構を適宜調整ないし制御することがで
きる。
したがつて、本発明にかかる吸収体は、吸収性
衛生物品のそれとしてまことに好適である。
衛生物品のそれとしてまことに好適である。
図面は本発明にかかる吸収体の実施態様を模式
的に示すもので、第1図は一部を切欠した吸収体
の斜視図、第2図AないしCは高吸収性ポリマー
粒子の分布領域の形態を示す平面図、第3図は第
1図X−X線拡大断面図、第4図は前記粒子の分
布領域の拡大図。 1……吸収体、2……第1吸収層、3,4……
第2吸収層、5……繊維ウエブ、6……高吸収性
ポリマー粒子、7……該粒子の分布領域、8……
該粒子の非分布領域。
的に示すもので、第1図は一部を切欠した吸収体
の斜視図、第2図AないしCは高吸収性ポリマー
粒子の分布領域の形態を示す平面図、第3図は第
1図X−X線拡大断面図、第4図は前記粒子の分
布領域の拡大図。 1……吸収体、2……第1吸収層、3,4……
第2吸収層、5……繊維ウエブ、6……高吸収性
ポリマー粒子、7……該粒子の分布領域、8……
該粒子の非分布領域。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 繊維ウエブ中に高吸収性ポリマー粒子が混在
する第1吸収層と、その少なくとも片面に重積し
た綿状パルプからなる第2吸収層とを含む吸収性
衛生物品の吸収体において、前記第1吸収層は前
記高吸収性ポリマー粒子が前記繊維ウエブ中に群
れを形成してその面方向に間欠的にかつ厚さ方向
に連続的に分布するとともに繊維に一体的に固定
していることを特徴とする前記吸収体。 2 高吸収性ポリマー粒子の分布領域は繊維ウエ
ブの幅方向に間隔をおきかつ長さ方向に連続する
縦縞模様をなす特許請求の範囲第1項記載の吸収
体。 3 高吸収性ポリマー粒子の分布領域は繊維ウエ
ブの幅方向に間隔をおきかつ長さ方向に該間隔よ
りも長く断続的に延びる模様をなす特許請求の範
囲第1項記載の吸収体。 4 高吸収性ポリマー粒子の分布領域はピツチは
10〜50mmである特許請求の範囲第1項記載の吸収
体。 5 繊維ウエブに対する高吸収性ポリマー粒子の
分布量は前記繊維ウエブの重量の1〜6.25倍であ
る特許請求の範囲第1項記載の吸収体。 6 繊維ウエブは目付が15〜80g/m2である特許
請求の範囲第1項記載の吸収体。 7 高吸収性ポリマー粒子は分布量が15〜
500g/m2である特許請求の範囲第1項記載の吸
収体。 8 高吸収性ポリマー粒子が分布結合する状態の
繊維ウエブは乾燥状態における圧縮復元率が少な
くとも30%である特許請求の範囲第1項記載の吸
収体。 9 繊維ウエブは構成繊維が親水性・疎水性繊維
の単独または混合物である特許請求の範囲第1項
記載の吸収体。 10 繊維ウエブは構成繊維として表面を親水化
処理した合成繊維を含む特許請求の範囲第1項記
載の吸収体。 11 繊維ウエブは構成繊維がゆるく集積したも
のである特許請求の範囲第1項記載の吸収体。 12 繊維ウエブは構成繊維が交絡してシート状
形態を賦与された不織布である特許請求の範囲第
1項記載の吸収体。 13 繊維ウエブは構成繊維が融着してシート状
形態を賦与された不織布である特許請求の範囲第
1項記載の吸収体。 14 第2吸収層は目付が30〜350g/m2である
特許請求の範囲第1項記載の吸収体。 15 第2吸収層は第1吸収層の上面に位置して
いる特許請求の範囲第1項記載の吸収体。 16 第2吸収層は第1吸収層の上下面に位置
し、かつ、その上下の第2吸収層の合計目付は
100〜650g/m2である特許請求の範囲第1項記載
の吸収体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61009576A JPS62170247A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 吸収性衛生物品の吸収体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61009576A JPS62170247A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 吸収性衛生物品の吸収体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62170247A JPS62170247A (ja) | 1987-07-27 |
| JPH0580221B2 true JPH0580221B2 (ja) | 1993-11-08 |
Family
ID=11724137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61009576A Granted JPS62170247A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 吸収性衛生物品の吸収体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62170247A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5098775A (en) * | 1989-03-29 | 1992-03-24 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co., Ltd. | Body fluid-absorbing article |
| US6420626B1 (en) * | 1999-06-08 | 2002-07-16 | Buckeye Technologies Inc. | Unitary fluid acquisition, storage, and wicking material |
| JP5000198B2 (ja) * | 2006-05-30 | 2012-08-15 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 漏れの少ない吸収体及び体液吸収物品 |
| JP6903810B1 (ja) * | 2020-12-01 | 2021-07-14 | 株式会社瑞光 | 着用物品の製造方法 |
| JP6903809B1 (ja) * | 2020-12-01 | 2021-07-14 | 株式会社瑞光 | 着用物品 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5536321A (en) * | 1978-09-01 | 1980-03-13 | Johnson & Johnson | Improved absorbing fiber panel |
| WO1981003274A1 (en) * | 1980-05-12 | 1981-11-26 | Johnson & Johnson | Absorbent composite |
| US4443492A (en) * | 1983-04-18 | 1984-04-17 | Personal Products Company | Rate of absorbency of substrates containing in-situ polymerized monomers |
| US4559050A (en) * | 1984-08-17 | 1985-12-17 | Personal Products Company | Thin, soft, absorbent product |
-
1986
- 1986-01-20 JP JP61009576A patent/JPS62170247A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62170247A (ja) | 1987-07-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0151018B1 (en) | Absorbent laminates | |
| ES2270745T3 (es) | Material de adquisición, almacenamiento y absorción de fluido unitario. | |
| US5296290A (en) | Absorbent laminates | |
| US6548731B2 (en) | Absorbent article with hydrophilic aggregates in topsheet | |
| US6494974B2 (en) | Method of forming meltblown webs containing particles | |
| US6417120B1 (en) | Particle-containing meltblown webs | |
| RU2655241C2 (ru) | Гидроспутанные волокнистые структуры | |
| US6319342B1 (en) | Method of forming meltblown webs containing particles | |
| JP4979862B2 (ja) | ペーパー層と繊維ウェブ層の複合体シート及びその製造方法、多機能トップシート、吸収体製品及びその製造方法、吸収性複合体シート及びその製造方法 | |
| JPH0620475B2 (ja) | 吸収性積層構造物 | |
| PL171566B1 (pl) | Wyrób chlonny jednorazowego uzytku w postaci podpaski higienicznej PL | |
| JP2002153510A (ja) | 吸収性物品 | |
| US20020155776A1 (en) | Particle-containing meltblown webs | |
| EP2901993B1 (en) | Undulated structure for an absorbent article | |
| JPH0465694B2 (ja) | ||
| JPH08269859A (ja) | 複合不織布および該複合不織布を用いた衛生材料 | |
| JPS6128003A (ja) | 衛生物品における吸収体およびその製造方法 | |
| JPH09562A (ja) | 吸収性物品 | |
| US12193923B2 (en) | Absorbent structure comprising co-formed layer | |
| JPH0580221B2 (ja) | ||
| JPH03173562A (ja) | 衛生物品用の吸収体 | |
| JPH11318982A (ja) | 吸収性物品 | |
| JP2007175093A (ja) | 吸収性物品 | |
| JP2003290281A (ja) | 吸収性物品 | |
| JPH08164160A (ja) | 吸収性物品 |