JPH0580261B2 - - Google Patents
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- JPH0580261B2 JPH0580261B2 JP87115694A JP11569487A JPH0580261B2 JP H0580261 B2 JPH0580261 B2 JP H0580261B2 JP 87115694 A JP87115694 A JP 87115694A JP 11569487 A JP11569487 A JP 11569487A JP H0580261 B2 JPH0580261 B2 JP H0580261B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- isomerization
- hydrogen
- catalyst
- sulfur
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は改良された触媒組成物と、その触媒組
成物を使用した水素化異性化方法に関する。さら
に本発明は、第族金属から選ばれる水素化能成
分と、水素型結晶性アルミノシリケートゼオライ
トと、耐熱性無機酸化物からなる異性化触媒組成
物を包含する。この新規な触媒組成物は硫黄で汚
染された異性化可能な炭化水素の異性化に特に有
用である。
成物を使用した水素化異性化方法に関する。さら
に本発明は、第族金属から選ばれる水素化能成
分と、水素型結晶性アルミノシリケートゼオライ
トと、耐熱性無機酸化物からなる異性化触媒組成
物を包含する。この新規な触媒組成物は硫黄で汚
染された異性化可能な炭化水素の異性化に特に有
用である。
[発明の背景]
低分子量のノルマルパラフインの異性化は当業
界で充分確立されている。イソパラフインのオク
タン価が、これに対応するノルマルパラフインの
オクタン価より実質的に高いため、この異性化反
応は石油工業でかなり重要である。ガソリンブレ
ンドには、沸点に分布範囲があるものが要求され
るので、C4〜C7の範囲のイソパラフインは有用
なブレンド用成分である。様々な触媒を用いてパ
ラフインを分岐鎖異性体の平衡混合物に異性化す
るのがこれまでの慣例である。塩化アルミニウム
のようなフリーデル・クラフツ触媒は、有効な異
性化触媒であることが知られている。ハロゲン化
アルミナ又はシリカアルミナに担持された白金の
ような貴金属も、炭化水素の異性化に有効に使用
されている。最近では、触媒活性を示す結晶性ア
ルミナシリケートゼオライトも炭化水素の異性化
に使用されている。天然及び合成の結晶性アルミ
ノシリケートが両方とも用いられる。これらには
X型ゼオライト、Y型ゼオライト、合成モルデナ
イトが含まれている。
界で充分確立されている。イソパラフインのオク
タン価が、これに対応するノルマルパラフインの
オクタン価より実質的に高いため、この異性化反
応は石油工業でかなり重要である。ガソリンブレ
ンドには、沸点に分布範囲があるものが要求され
るので、C4〜C7の範囲のイソパラフインは有用
なブレンド用成分である。様々な触媒を用いてパ
ラフインを分岐鎖異性体の平衡混合物に異性化す
るのがこれまでの慣例である。塩化アルミニウム
のようなフリーデル・クラフツ触媒は、有効な異
性化触媒であることが知られている。ハロゲン化
アルミナ又はシリカアルミナに担持された白金の
ような貴金属も、炭化水素の異性化に有効に使用
されている。最近では、触媒活性を示す結晶性ア
ルミナシリケートゼオライトも炭化水素の異性化
に使用されている。天然及び合成の結晶性アルミ
ノシリケートが両方とも用いられる。これらには
X型ゼオライト、Y型ゼオライト、合成モルデナ
イトが含まれている。
特に、モルデナイトとして知られるゼオライト
は多いに注目されている。モルデナイトはアルミ
ノシリケート型の結晶性である天然又は合成のゼ
オライトであつて、一般にこれらは酸化物のモル
数で表わして下記のような組成を有している。
は多いに注目されている。モルデナイトはアルミ
ノシリケート型の結晶性である天然又は合成のゼ
オライトであつて、一般にこれらは酸化物のモル
数で表わして下記のような組成を有している。
1.0±0.2Na2O・Al2O3・10±0.5SiO2
ここで、SiO2の量はさらに大きくてもよく、
ナトリウムの一部又は全部の代りに、他のアルカ
リ金属及び/又はアルカリ土類金属が存在するこ
ともできる。
ナトリウムの一部又は全部の代りに、他のアルカ
リ金属及び/又はアルカリ土類金属が存在するこ
ともできる。
一般に、ナトリウム型のモルデナイトは炭化水
素の異性化に有効でないことが知られ、ナトリウ
ムカチオンの全部又は大部分を水素イオンで置換
すると、より有効な水素型モルデナイトが得られ
ることも知られている。ナトリウム型から水素型
への変換は幾つかの方法で行なうことができる。
その一つの方法はイオン交換法で酸性水溶液を使
用して、ナトリウムイオンを水素イオンに直接置
換することである。他の方法にはナトリウムイオ
ンをアンモニウムイオンに置き換え、次いで高温
酸化処理を施してアンモニウム型を分解する方法
などがある。
素の異性化に有効でないことが知られ、ナトリウ
ムカチオンの全部又は大部分を水素イオンで置換
すると、より有効な水素型モルデナイトが得られ
ることも知られている。ナトリウム型から水素型
への変換は幾つかの方法で行なうことができる。
その一つの方法はイオン交換法で酸性水溶液を使
用して、ナトリウムイオンを水素イオンに直接置
換することである。他の方法にはナトリウムイオ
ンをアンモニウムイオンに置き換え、次いで高温
酸化処理を施してアンモニウム型を分解する方法
などがある。
水素化異性化触媒の活性及び選択性は、触媒の
調製法、プロモーターの存在の有無、原料物質の
品質、供給原料の品質、プロセス条件等のような
様々なフアクターに依存する。適当な触媒は、水
素型モルデナイトのような商業的に入手可能な結
晶性ゼオライトを適当なマトリツクス物質と混合
し、次いで第族金属を添加した後、通常の手段
で活性化する方法により一般に製造することがで
きる。常法に従つて調製された触媒に比較して、
多いに改良された異性化能を発揮する新しい触媒
がここに発見された。
調製法、プロモーターの存在の有無、原料物質の
品質、供給原料の品質、プロセス条件等のような
様々なフアクターに依存する。適当な触媒は、水
素型モルデナイトのような商業的に入手可能な結
晶性ゼオライトを適当なマトリツクス物質と混合
し、次いで第族金属を添加した後、通常の手段
で活性化する方法により一般に製造することがで
きる。常法に従つて調製された触媒に比較して、
多いに改良された異性化能を発揮する新しい触媒
がここに発見された。
ハイレベルで硫黄を含有する炭化水素の異性化
が、本発明の新しい触媒を使用することによつて
有効に達成できるようになる。この明細書で例示
するように、この触媒は硫黄含有原料流を処理す
る場合に、通常の異性化触媒に比較して極めて優
れた異性化性能を発揮する。
が、本発明の新しい触媒を使用することによつて
有効に達成できるようになる。この明細書で例示
するように、この触媒は硫黄含有原料流を処理す
る場合に、通常の異性化触媒に比較して極めて優
れた異性化性能を発揮する。
[発明の概要]
しかして、本発明では異性化可能な炭化水素の
異性化に関して耐硫黄性の触媒組成物が提供され
る。この触媒組成物は、水素型アルミノシリケー
トと耐熱性無機酸化物を含有する担体に白金族金
属成分を組合せてなり、必須の特性としてこの組
成物は少なくとも580m2/gの表面積を有する。
白金は好ましい白金族金属であり、このものは組
成物の0.15〜0.5wt%の量で好ましくは存在する。
好ましい水素型アルミノシリケートはシリカ対ア
ルミナの比が少なくとも16であり、このものは組
成物の75〜95wt%の量で存在し、最も好ましく
はモルデナイト構造を有する。好ましい耐熱性無
機酸化物は、ガンマーアルミナ、イーターアルミ
ナ及びこれらの混合物からなる群から選ばれるア
ルミナである。
異性化に関して耐硫黄性の触媒組成物が提供され
る。この触媒組成物は、水素型アルミノシリケー
トと耐熱性無機酸化物を含有する担体に白金族金
属成分を組合せてなり、必須の特性としてこの組
成物は少なくとも580m2/gの表面積を有する。
白金は好ましい白金族金属であり、このものは組
成物の0.15〜0.5wt%の量で好ましくは存在する。
好ましい水素型アルミノシリケートはシリカ対ア
ルミナの比が少なくとも16であり、このものは組
成物の75〜95wt%の量で存在し、最も好ましく
はモルデナイト構造を有する。好ましい耐熱性無
機酸化物は、ガンマーアルミナ、イーターアルミ
ナ及びこれらの混合物からなる群から選ばれるア
ルミナである。
本発明の他の一面は、上記した触媒組成物の製
造方法と、この触媒組成物を用いて水素化異性化
方法にある。触媒の製造方法は、水素型モルデナ
イトと耐熱性酸化物を含有する組成物を形成さ
せ、次にこの組成物をアンモニウムイオン含有酸
性水溶液に接触させ、しかる後、組成物に白金族
金属を導入することを包含する。
造方法と、この触媒組成物を用いて水素化異性化
方法にある。触媒の製造方法は、水素型モルデナ
イトと耐熱性酸化物を含有する組成物を形成さ
せ、次にこの組成物をアンモニウムイオン含有酸
性水溶液に接触させ、しかる後、組成物に白金族
金属を導入することを包含する。
本発明の触媒組成物を用いた好ましい異性化プ
ロセス条件には、200〜800〓(93〜427℃)の温
度範囲と、100〜1000psia(690〜6895kPaゲージ)
の圧力と、0.25〜5hr-1の範囲の液空間速度が包
含される。水素も必要であつて、その量は供給炭
化水素1モル当り0.5〜5モルである。
ロセス条件には、200〜800〓(93〜427℃)の温
度範囲と、100〜1000psia(690〜6895kPaゲージ)
の圧力と、0.25〜5hr-1の範囲の液空間速度が包
含される。水素も必要であつて、その量は供給炭
化水素1モル当り0.5〜5モルである。
上記した事項及び本発明の他の具体例は、後述
する詳細な説明から明らかになろう。
する詳細な説明から明らかになろう。
[従来技術の記述]
従来技術では炭化水素を異性化するための多数
の触媒が知られている。脱カチオン化及び脱アル
ミによつて結晶性アルミノシリケート粉末を改質
するのに、強い鉱酸のような酸が使用できること
も知られている。アンモニウム化合物は結晶性ア
ルミノシリケートをアルカリ金属型及び/又はア
ルカリ土類金属型から水素型に変換する際に、成
功裡に使用されている。
の触媒が知られている。脱カチオン化及び脱アル
ミによつて結晶性アルミノシリケート粉末を改質
するのに、強い鉱酸のような酸が使用できること
も知られている。アンモニウム化合物は結晶性ア
ルミノシリケートをアルカリ金属型及び/又はア
ルカリ土類金属型から水素型に変換する際に、成
功裡に使用されている。
酸処理とアンモニウム処理の組合せは、アルミ
ノシリケート粉末を使用する場合に利用される。
米国特許第3475345号は、粉末ゼオライトについ
て行なわれる3段予備処理を利用して、アルミノ
シリケートゼオライトを、特にナトリウム型合成
モルデナイトを、水素型に変換する方法を記載す
る。この予備処理工程は、(1)熱い酸処理、(2)冷た
い酸処理、及び(3)アンモニウム化合物による処理
からなる。米国特許第3442794号もアルミノシリ
ケートゼオライトを水素型に予備処理する方法を
記載する。好ましいゼオライトは合成されたナト
リウム型のモルデナイトである。ここに記載され
た方法は上記の米国特許第3475345号のものと非
常に類似し、相違点は酸化合物による予備処理と
アンモニウム化合物による予備処理を思うままの
順序で別々に行なうことである。これら二つの文
献の重要な特徴は、ゼオライトを触媒の調合に使
用する前に改質するという明確な意図で、アルミ
ノシリケートゼオライトを専ら処理することであ
り、触媒組成物の表面積の重要性については全く
記載していない。本発明はゼオライトを処理する
場合でもゼオライトを触媒組成物に導入してから
これを行ない、ゼオライト自体には見掛け上の如
何なる改質も伴わない点で、上記の従来技術と相
違する。
ノシリケート粉末を使用する場合に利用される。
米国特許第3475345号は、粉末ゼオライトについ
て行なわれる3段予備処理を利用して、アルミノ
シリケートゼオライトを、特にナトリウム型合成
モルデナイトを、水素型に変換する方法を記載す
る。この予備処理工程は、(1)熱い酸処理、(2)冷た
い酸処理、及び(3)アンモニウム化合物による処理
からなる。米国特許第3442794号もアルミノシリ
ケートゼオライトを水素型に予備処理する方法を
記載する。好ましいゼオライトは合成されたナト
リウム型のモルデナイトである。ここに記載され
た方法は上記の米国特許第3475345号のものと非
常に類似し、相違点は酸化合物による予備処理と
アンモニウム化合物による予備処理を思うままの
順序で別々に行なうことである。これら二つの文
献の重要な特徴は、ゼオライトを触媒の調合に使
用する前に改質するという明確な意図で、アルミ
ノシリケートゼオライトを専ら処理することであ
り、触媒組成物の表面積の重要性については全く
記載していない。本発明はゼオライトを処理する
場合でもゼオライトを触媒組成物に導入してから
これを行ない、ゼオライト自体には見掛け上の如
何なる改質も伴わない点で、上記の従来技術と相
違する。
アルミノシリケートを酸で処理することは、水
素型への変換に有効であるばかりでなく、シリカ
対アルミナ比を増大させる手段としても使用され
ている。典型的には、ナトリウム型合成モルデナ
イトのシリカ対アルミナ比は、約10:1であり、
水素型への変換にアンモニウム処理を使用しても
この比は実質的に変化しない。もし、米国特許第
3597155号が教えるようにモルデナイト粉末を酸
処理に供すれば、シリカ対アルミナ比の増大が起
こる。酸処理は骨格構造テトラヘドラのアルミニ
ウム原子を減少させ、従つてゼオライト構造中に
存在するケイ素元素の割合が増加するものと考え
られている。モルデナイト粉末のシリカ対アルミ
ナ比が増大すると、異性化性能は向上する。米国
特許第3507931号に教示されているように、シリ
カ対アルミナ比が約20:1を越えると、軽質炭化
水素の異性化は多いに改善される。シリカ対アル
ミナ比が少なくとも19:1である予備処理された
モルデナイト粉末を触媒組成物に導入すると、異
性化性能が改善されることは米国特許第4018711
号にも教示されている。しかし、これらの公知文
献はいずれもシリカ対アルミナ比を増大させるだ
けの目的で、ゼオライト粉末を酸処理することを
教えているが、本発明は既に高いシリカ対アルミ
ナ比にある結晶性アルミノシリケートを触媒組成
物に導入する。上記の公知文献はまた、触媒組成
物の表面積の重要性や表面積と異性化性能との関
係を全く教示していない。
素型への変換に有効であるばかりでなく、シリカ
対アルミナ比を増大させる手段としても使用され
ている。典型的には、ナトリウム型合成モルデナ
イトのシリカ対アルミナ比は、約10:1であり、
水素型への変換にアンモニウム処理を使用しても
この比は実質的に変化しない。もし、米国特許第
3597155号が教えるようにモルデナイト粉末を酸
処理に供すれば、シリカ対アルミナ比の増大が起
こる。酸処理は骨格構造テトラヘドラのアルミニ
ウム原子を減少させ、従つてゼオライト構造中に
存在するケイ素元素の割合が増加するものと考え
られている。モルデナイト粉末のシリカ対アルミ
ナ比が増大すると、異性化性能は向上する。米国
特許第3507931号に教示されているように、シリ
カ対アルミナ比が約20:1を越えると、軽質炭化
水素の異性化は多いに改善される。シリカ対アル
ミナ比が少なくとも19:1である予備処理された
モルデナイト粉末を触媒組成物に導入すると、異
性化性能が改善されることは米国特許第4018711
号にも教示されている。しかし、これらの公知文
献はいずれもシリカ対アルミナ比を増大させるだ
けの目的で、ゼオライト粉末を酸処理することを
教えているが、本発明は既に高いシリカ対アルミ
ナ比にある結晶性アルミノシリケートを触媒組成
物に導入する。上記の公知文献はまた、触媒組成
物の表面積の重要性や表面積と異性化性能との関
係を全く教示していない。
上に述べた従来技術の共通点は、結晶性アルミ
ノシリケートだけを、特にナトリウム型モルデナ
イトを、その触媒組成物への導入に先立つてこれ
を改質するために、酸及び/又はアンモニウムで
予備処理することである。公知文献に記載された
ようなモルデナイトの予備処理は、予備処理され
たモルデナイトを含有する触媒組成物の異性化性
能を向上させるが、これをさらに向上させること
はできない。
ノシリケートだけを、特にナトリウム型モルデナ
イトを、その触媒組成物への導入に先立つてこれ
を改質するために、酸及び/又はアンモニウムで
予備処理することである。公知文献に記載された
ようなモルデナイトの予備処理は、予備処理され
たモルデナイトを含有する触媒組成物の異性化性
能を向上させるが、これをさらに向上させること
はできない。
[発明の詳述]
従前の研究は専ら異性化触媒のアルミノシリケ
ート成分の予備処理に関するものであるが、本発
明の目的の一つは、担体を注意深く調節した処理
に付すことにより、改良された異性化性能を発揮
する新規な触媒組成物を提供することにある。
ート成分の予備処理に関するものであるが、本発
明の目的の一つは、担体を注意深く調節した処理
に付すことにより、改良された異性化性能を発揮
する新規な触媒組成物を提供することにある。
本発明によれば、異性化可能な炭化水素を分岐
鎖状の相当物に異性化するための触媒組成物と、
その触媒組成物を製造する方法と、この触媒組成
物を使用して高オクタン価のブレンド用成分を生
成する方法が提供される。
鎖状の相当物に異性化するための触媒組成物と、
その触媒組成物を製造する方法と、この触媒組成
物を使用して高オクタン価のブレンド用成分を生
成する方法が提供される。
本発明の触媒組成物は、白金族金属成分と、水
素型結晶性アルミノシリケートと、耐熱性無機酸
化物を含有し、この組成物は少なくとも580m2/
gの表面積を有する。本発明者等は触媒組成物の
表面積が580m2/gもしくはそれ以上である時に、
異性化性能の充分な改善が実現されることを見出
した。そのような表面積を得ることも本発明の目
的の一つであつて、これについては後記の実施例
でさらに説明される。
素型結晶性アルミノシリケートと、耐熱性無機酸
化物を含有し、この組成物は少なくとも580m2/
gの表面積を有する。本発明者等は触媒組成物の
表面積が580m2/gもしくはそれ以上である時に、
異性化性能の充分な改善が実現されることを見出
した。そのような表面積を得ることも本発明の目
的の一つであつて、これについては後記の実施例
でさらに説明される。
水素化−脱水素化能を与えるために触媒組成物
に導入される金属成分は、第族貴金属成分であ
る。第族貴金属成分には「白金列」金属と「パ
ラジウム列」金属が包含され、つまり、白金、イ
リジウム、オスミウム、パラジウム、ロジウム及
びルテニウムが包含され、これらをまとめて本発
明では「白金族金属」という。好ましい第族貴
金属成分は白金である。本発明の触媒組成物の第
族貴金属成分は、組成物の約0.1〜約5wt%の量
で使用される。金属成分が少なくとも約0.15wt%
であり、0.5wt%を越えないことが特に好ましい。
に導入される金属成分は、第族貴金属成分であ
る。第族貴金属成分には「白金列」金属と「パ
ラジウム列」金属が包含され、つまり、白金、イ
リジウム、オスミウム、パラジウム、ロジウム及
びルテニウムが包含され、これらをまとめて本発
明では「白金族金属」という。好ましい第族貴
金属成分は白金である。本発明の触媒組成物の第
族貴金属成分は、組成物の約0.1〜約5wt%の量
で使用される。金属成分が少なくとも約0.15wt%
であり、0.5wt%を越えないことが特に好ましい。
触媒組成物が触媒的有効量のプロモーター金属
を含むことも本発明の範囲内である。プロモータ
ー金属の例には、錫、鉛、ゲルマニウム、コバル
ト、ニツケル、鉄、タングステン、クロム、モリ
ブデン、ビスマス、インジウム、ガリウム、カド
ミウム、亜鉛、ウラニウム、銅、銀、菌、タンタ
ル、1種もしくはそれ以上の希土類金属及びこれ
らの混合物が含まれる。
を含むことも本発明の範囲内である。プロモータ
ー金属の例には、錫、鉛、ゲルマニウム、コバル
ト、ニツケル、鉄、タングステン、クロム、モリ
ブデン、ビスマス、インジウム、ガリウム、カド
ミウム、亜鉛、ウラニウム、銅、銀、菌、タンタ
ル、1種もしくはそれ以上の希土類金属及びこれ
らの混合物が含まれる。
本発明の結晶性アルミノシリケートは、三次元
結晶格子骨格か又はチヤンネル−細孔構造の結晶
格子骨格のいずれかを有する水素型のシリカーア
ルミナである。三次元アルミノシリケートには、
天然及び合成のシリカアルミナが包含され、X
型、Y型、超安定Y型等を含むフオージヤサイト
が包含される。L型、オメガ型及びモルデナイト
は、チヤンネル−細孔構造の結晶性アルミノシリ
ケートの例である。
結晶格子骨格か又はチヤンネル−細孔構造の結晶
格子骨格のいずれかを有する水素型のシリカーア
ルミナである。三次元アルミノシリケートには、
天然及び合成のシリカアルミナが包含され、X
型、Y型、超安定Y型等を含むフオージヤサイト
が包含される。L型、オメガ型及びモルデナイト
は、チヤンネル−細孔構造の結晶性アルミノシリ
ケートの例である。
本発明の触媒組成物に好ましいアルミノシリケ
ート物質は、モルデナイトとして知られる特定な
型のアルミノシリケート物質である。モルデナイ
トは天然にも産するが、様々な合成モルデナイト
は通常粉末状で商業的に入手できる。これらの合
成モルデナイトはいろいろなシリカ対アルミナ比
でナトリウム型でも、水素型でも得ることができ
る。水素型でシリカ対アルミナ比が少なくとも
16:1、特に16:1〜60:1の範囲にあるモルデ
ナイトが、本発明では好ましい。上記した公知文
献で記載されている予備処理工程は、本発明で述
べるような出発物質としての要件を満足する商業
的に入手可能なモルデナイト粉末を製造する際
に、典型的に慣用されるものである。これらの予
備処理工程はモルデナイトゼオライトのシリカ対
アルミナ比を増大させ、ナトリウム型を望ましい
水素型に変換するために利用される。
ート物質は、モルデナイトとして知られる特定な
型のアルミノシリケート物質である。モルデナイ
トは天然にも産するが、様々な合成モルデナイト
は通常粉末状で商業的に入手できる。これらの合
成モルデナイトはいろいろなシリカ対アルミナ比
でナトリウム型でも、水素型でも得ることができ
る。水素型でシリカ対アルミナ比が少なくとも
16:1、特に16:1〜60:1の範囲にあるモルデ
ナイトが、本発明では好ましい。上記した公知文
献で記載されている予備処理工程は、本発明で述
べるような出発物質としての要件を満足する商業
的に入手可能なモルデナイト粉末を製造する際
に、典型的に慣用されるものである。これらの予
備処理工程はモルデナイトゼオライトのシリカ対
アルミナ比を増大させ、ナトリウム型を望ましい
水素型に変換するために利用される。
水素型アルミノシリケートは耐熱性無機酸化物
と一体化され、触媒組成物に形成される。触媒組
成物の形成は、よく知られたオイルドロツプ法及
び押出し法を含む当業界で公知の方法で行なうこ
とができる。水素型アルミノシリケートは50〜約
99.5wt%の範囲で、好ましくは75〜約95wt%の
範囲の量でで存在することができ、耐熱性無機酸
化物は0.5〜約50wt%の範囲の量で存在すること
ができる。
と一体化され、触媒組成物に形成される。触媒組
成物の形成は、よく知られたオイルドロツプ法及
び押出し法を含む当業界で公知の方法で行なうこ
とができる。水素型アルミノシリケートは50〜約
99.5wt%の範囲で、好ましくは75〜約95wt%の
範囲の量でで存在することができ、耐熱性無機酸
化物は0.5〜約50wt%の範囲の量で存在すること
ができる。
本発明で使用される好ましい無機酸化物はアル
ミナである。このアルミナはガンマーアルミナ、
イーターアルミナ及びその混合物からなる群から
好ましくは選ばれる。本発明で使用可能な他の無
機酸化物には、例えばシリカゲル、シリカーアル
ミナ、マグネシアーアルミナ、ジルコニアーアル
ミナ等が含まれる。
ミナである。このアルミナはガンマーアルミナ、
イーターアルミナ及びその混合物からなる群から
好ましくは選ばれる。本発明で使用可能な他の無
機酸化物には、例えばシリカゲル、シリカーアル
ミナ、マグネシアーアルミナ、ジルコニアーアル
ミナ等が含まれる。
驚くべきことに、そして意外なことに、本発明
の触媒組成物の異性化性能と、その組成物の表面
積との間には、密接な関係があることを本発明者
等は見出した。異性化性能を最大にするための好
ましい方法の一つは、表面積が少なくとも580
m2/gである成形触媒組成物を使用することであ
る。ここで、表面積は相関関係にある吸着/脱着
等温データによるラングミユアー法を用いて測定
される。ラングミユアー法は結晶性アルミノシリ
ケートを高濃度で含有する触媒組成物に対して特
に適している。ラングミユアー法に必要なデータ
は公知の吸着/脱着装置、好ましくは窒素吸着/
脱着装置から得ることができる。最終触媒組成物
に少なくとも580m2/gの表面積を与えるもので
あれば、如何なる方法も採用可能である。高表面
積を有する触媒組成物は幾つかの方法で得ること
ができ、例えば、本来極めて高表面積の結晶性ア
ルミノシリケート粉末を使用するとか、あるいは
高表面積を有する成分の組成物中での割合を他の
成分より高めるとかの方法で、高表面積を有する
触媒組成物を得ることができる。表面積を少なく
とも580m2/gにする好ましい方法の一つは、成
形触媒組成物をアンモニウムイオン含有酸性水溶
液と接触させることである。水溶液との接触に先
立つて、成形触媒組成物は乾燥及び/又は焼成す
ることができる。
の触媒組成物の異性化性能と、その組成物の表面
積との間には、密接な関係があることを本発明者
等は見出した。異性化性能を最大にするための好
ましい方法の一つは、表面積が少なくとも580
m2/gである成形触媒組成物を使用することであ
る。ここで、表面積は相関関係にある吸着/脱着
等温データによるラングミユアー法を用いて測定
される。ラングミユアー法は結晶性アルミノシリ
ケートを高濃度で含有する触媒組成物に対して特
に適している。ラングミユアー法に必要なデータ
は公知の吸着/脱着装置、好ましくは窒素吸着/
脱着装置から得ることができる。最終触媒組成物
に少なくとも580m2/gの表面積を与えるもので
あれば、如何なる方法も採用可能である。高表面
積を有する触媒組成物は幾つかの方法で得ること
ができ、例えば、本来極めて高表面積の結晶性ア
ルミノシリケート粉末を使用するとか、あるいは
高表面積を有する成分の組成物中での割合を他の
成分より高めるとかの方法で、高表面積を有する
触媒組成物を得ることができる。表面積を少なく
とも580m2/gにする好ましい方法の一つは、成
形触媒組成物をアンモニウムイオン含有酸性水溶
液と接触させることである。水溶液との接触に先
立つて、成形触媒組成物は乾燥及び/又は焼成す
ることができる。
水溶液の酸性は酸を用いて維持される。特に適
当な酸は、H3PO4、H2SO4、HNO3及びHClのよ
うな強鉱酸である。HClは本発明の好ましい酸で
ある。勿論、各種の酸の混合物を使用することも
できる。酸性水溶液に導入するアンモニウムイオ
ンの好ましい供給源はNH4Clであるが、
NH4OH、NH4NO3、硫酸アンモニウム、リン酸
アンモニウム等のアンモニウムイオンを形成でき
るアンモニウム化合物はいずれもこれに適してい
る。
当な酸は、H3PO4、H2SO4、HNO3及びHClのよ
うな強鉱酸である。HClは本発明の好ましい酸で
ある。勿論、各種の酸の混合物を使用することも
できる。酸性水溶液に導入するアンモニウムイオ
ンの好ましい供給源はNH4Clであるが、
NH4OH、NH4NO3、硫酸アンモニウム、リン酸
アンモニウム等のアンモニウムイオンを形成でき
るアンモニウム化合物はいずれもこれに適してい
る。
水溶液の酸の濃度とアンモニウムイオンの濃度
は臨界的でなく、酸濃度は0.5M〜6Mの範囲で、
アンモニウムイオン濃度は0.5M〜4Mの範囲で変
化させることができる。酸濃度が2〜5Mの範囲
にあり、アンモニウムイオン濃度が1〜3Mの範
囲にある水溶液を使用した場合に、特に好結果が
得られる。
は臨界的でなく、酸濃度は0.5M〜6Mの範囲で、
アンモニウムイオン濃度は0.5M〜4Mの範囲で変
化させることができる。酸濃度が2〜5Mの範囲
にあり、アンモニウムイオン濃度が1〜3Mの範
囲にある水溶液を使用した場合に、特に好結果が
得られる。
成形触媒組成物とアンモニウムイオン含有酸性
水溶液とを接触させる幾つかの方法なかで、一つ
の方法が特に有効であることはないと思われる。
そうした接触方法としては、例えば、静置触媒床
を静止した溶液に接触させるとか、静置触媒床を
撹拌溶液に接触させるとか、静置触媒床を連続的
に流れる溶液に接触させるとか、あるいは触媒組
成物を酸性水溶液に充分接触させることができる
他の方法を挙げることができる。
水溶液とを接触させる幾つかの方法なかで、一つ
の方法が特に有効であることはないと思われる。
そうした接触方法としては、例えば、静置触媒床
を静止した溶液に接触させるとか、静置触媒床を
撹拌溶液に接触させるとか、静置触媒床を連続的
に流れる溶液に接触させるとか、あるいは触媒組
成物を酸性水溶液に充分接触させることができる
他の方法を挙げることができる。
接触溶液の温度は25℃(77〓)〜約100℃(212
〓)の範囲に、好ましくは約50℃(122〓)〜約
98℃(208〓)の範囲とすべきである。接触工程
の時間は濃度、温度及び接触効率に依存する。一
般に、接触時間は少なくとも0.5時間であるが、
4時間を越えることはなく、好ましくは1〜3時
間の間である。
〓)の範囲に、好ましくは約50℃(122〓)〜約
98℃(208〓)の範囲とすべきである。接触工程
の時間は濃度、温度及び接触効率に依存する。一
般に、接触時間は少なくとも0.5時間であるが、
4時間を越えることはなく、好ましくは1〜3時
間の間である。
成形触媒組成物をアンモニウムイオン含有賛成
水溶液に接触させた結果として、表面積の増大が
観察される。驚くべきことに、そして意外なこと
に、580m2/gもしくはそれ以上への表面積の増
大は、マジツク・アングル・スピイニング−−
Magic Angle Spinning−−NMR(MASNMR)
で測定されるように、水素型結晶性アルミノシリ
ケートのシリカ対アルミナ比の増大によつてもた
らされるものではない。当業界で分析方法として
よく知られているMASNMRによれば、本発明
の触媒組成物はテトラヘドラ骨格でアルミニウム
原子が減少していないことを示している。以下に
説明されるように、580m2/gの表面積を有する
本発明の触媒は、驚くべきことに、そして思いか
けないことに、改良された異性化性能を発揮す
る。
水溶液に接触させた結果として、表面積の増大が
観察される。驚くべきことに、そして意外なこと
に、580m2/gもしくはそれ以上への表面積の増
大は、マジツク・アングル・スピイニング−−
Magic Angle Spinning−−NMR(MASNMR)
で測定されるように、水素型結晶性アルミノシリ
ケートのシリカ対アルミナ比の増大によつてもた
らされるものではない。当業界で分析方法として
よく知られているMASNMRによれば、本発明
の触媒組成物はテトラヘドラ骨格でアルミニウム
原子が減少していないことを示している。以下に
説明されるように、580m2/gの表面積を有する
本発明の触媒は、驚くべきことに、そして思いか
けないことに、改良された異性化性能を発揮す
る。
本発明の触媒は異性化可能な炭化水素の異性化
に特に有用である。異性化可能な炭化水素類に
は、パラフイン炭化水素を含む飽和炭化水素が包
含される。分子当り4個以上の炭素原子を有する
直鎖パラフイン又は僅かに分岐したパラフインの
水素化異性化に、本発明の触媒は特に適してい
る。異性化反応は広い温度範囲で実施できるが、
一般には約93℃(200〓)〜約427℃(800〓)の
範囲で実施される。1時間当りの異性化可能な炭
化水素の液容積/触媒組成物容積に相当する空間
速度が約0.25〜約5であるのは、反応帯域圧力が
好ましくは約6.9バール(100psi)〜約69バール
(1000psi)である場合に好ましい。好適には異性
化可能な炭化水素1モル当り、約0.5〜約5モル
の水素の存在下に、異性化反応を遂行させること
が特に望ましい。水素の役割は主として中間反応
生成物の重合を防止して触媒寿命を引き延ばすこ
とにある。水素がないと中間反応生成物が重合し
て触媒上に析出する。必ずしも純粋な水素を使用
する必要はなく、水素含有ガス、例えば、ナフサ
の接触改質から得られる水素リツチガスが適当で
ある。
に特に有用である。異性化可能な炭化水素類に
は、パラフイン炭化水素を含む飽和炭化水素が包
含される。分子当り4個以上の炭素原子を有する
直鎖パラフイン又は僅かに分岐したパラフインの
水素化異性化に、本発明の触媒は特に適してい
る。異性化反応は広い温度範囲で実施できるが、
一般には約93℃(200〓)〜約427℃(800〓)の
範囲で実施される。1時間当りの異性化可能な炭
化水素の液容積/触媒組成物容積に相当する空間
速度が約0.25〜約5であるのは、反応帯域圧力が
好ましくは約6.9バール(100psi)〜約69バール
(1000psi)である場合に好ましい。好適には異性
化可能な炭化水素1モル当り、約0.5〜約5モル
の水素の存在下に、異性化反応を遂行させること
が特に望ましい。水素の役割は主として中間反応
生成物の重合を防止して触媒寿命を引き延ばすこ
とにある。水素がないと中間反応生成物が重合し
て触媒上に析出する。必ずしも純粋な水素を使用
する必要はなく、水素含有ガス、例えば、ナフサ
の接触改質から得られる水素リツチガスが適当で
ある。
本発明の方法は非環式パラフイン及び環式ナフ
テンを含む異性化可能な炭化水素に適用できる。
ノルマルブタン、ノルマルペンタン、ノルマルヘ
キサン、ノルマルヘプタン、ノルマルオクタン、
2−メチルペンタン、3−メチルペンタン、3−
エチルペンタン等の直鎖パラフインもしくは部分
的に分岐鎖のあるパラフインに、本発明の方法は
適用できる。さらに、アルキルシクロペンタン類
及びシクロヘキサン類のようなシクロパラフイ
ン、例えば、メチルシクロペンタン、ジメチルシ
クロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘ
キサン、ジメチルシクロヘキサン等にも本発明の
方法は適用できる。本発明の方法はまた、天然ガ
ソリン及びナフサの選択的分別蒸留から導かれる
ものを含むパラフイン類及び/又はナフテン類の
混合物にも適用可能である。パラフイン類及び/
又はナフテン類の混合物の例には、所謂ペンタン
留分、ヘキサン留分及びこれらの混合物がある。
本発明は列挙した飽和炭化水素への適用だけに限
定されるものではない。分子当り約20個までの炭
素原子を含有する直鎖又は分岐鎖炭化水素も、本
発明の方法で異性化することができる。異性化可
能な炭化水素のうちで好ましいのは、分子当り4
〜7個の炭素原子を有する炭化水素である。
テンを含む異性化可能な炭化水素に適用できる。
ノルマルブタン、ノルマルペンタン、ノルマルヘ
キサン、ノルマルヘプタン、ノルマルオクタン、
2−メチルペンタン、3−メチルペンタン、3−
エチルペンタン等の直鎖パラフインもしくは部分
的に分岐鎖のあるパラフインに、本発明の方法は
適用できる。さらに、アルキルシクロペンタン類
及びシクロヘキサン類のようなシクロパラフイ
ン、例えば、メチルシクロペンタン、ジメチルシ
クロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘ
キサン、ジメチルシクロヘキサン等にも本発明の
方法は適用できる。本発明の方法はまた、天然ガ
ソリン及びナフサの選択的分別蒸留から導かれる
ものを含むパラフイン類及び/又はナフテン類の
混合物にも適用可能である。パラフイン類及び/
又はナフテン類の混合物の例には、所謂ペンタン
留分、ヘキサン留分及びこれらの混合物がある。
本発明は列挙した飽和炭化水素への適用だけに限
定されるものではない。分子当り約20個までの炭
素原子を含有する直鎖又は分岐鎖炭化水素も、本
発明の方法で異性化することができる。異性化可
能な炭化水素のうちで好ましいのは、分子当り4
〜7個の炭素原子を有する炭化水素である。
本発明の方法に適用できる直留炭化水素は、硫
黄化合物を元素状硫黄換算で約1〜約300wt.ppm
の範囲の量で含有することができる。異性化反応
帯域に供給される混合原料がH2S及び/又は有機
硫黄化合物を、元素状硫黄含量で混合原料の約5
〜約200wt.ppmの量で含有しても差し支えないこ
とは、本発明の利点の一つである。ここで「混合
原料」とは異性化触媒に接触せしめられるプロセ
ス流の混合物を意味する。こうしたプロセス流に
は異性化可能な新鮮な炭化水素、循環される異性
化可能な炭化水素、水素リツチな軽質炭化水素、
循環される水素リツチな軽質炭化水素及び/又は
異性化反応帯域に添加することが好ましい他の化
合物が含まれる。ここで、「水素リツチな軽質炭
化水素」とは少なくとも50モル%が水素で、残り
がC1〜C3炭化水素であるプロセス流を意味する。
循環される水素リツチな軽質炭化水素は、普通異
性化プロセスの生成物分離装置から得られる。
黄化合物を元素状硫黄換算で約1〜約300wt.ppm
の範囲の量で含有することができる。異性化反応
帯域に供給される混合原料がH2S及び/又は有機
硫黄化合物を、元素状硫黄含量で混合原料の約5
〜約200wt.ppmの量で含有しても差し支えないこ
とは、本発明の利点の一つである。ここで「混合
原料」とは異性化触媒に接触せしめられるプロセ
ス流の混合物を意味する。こうしたプロセス流に
は異性化可能な新鮮な炭化水素、循環される異性
化可能な炭化水素、水素リツチな軽質炭化水素、
循環される水素リツチな軽質炭化水素及び/又は
異性化反応帯域に添加することが好ましい他の化
合物が含まれる。ここで、「水素リツチな軽質炭
化水素」とは少なくとも50モル%が水素で、残り
がC1〜C3炭化水素であるプロセス流を意味する。
循環される水素リツチな軽質炭化水素は、普通異
性化プロセスの生成物分離装置から得られる。
混合原料の硫黄含量は、硫黄が蓄積された場
合、好ましい最高レベルの200wt.ppmを越えるこ
とができる。この事態は測定可能な量の硫黄を、
典型的にはH2Sの形で含有する水素リツチな軽質
炭化水素を循環することで生起する。このH2Sは
異性化可能な炭化水素に含まれる硫黄化合物が異
性化反応帯域で転化されて形成される。その結
果、H2Sは揮発度が高いために、生成物分離装置
内で水素リツチな軽質炭化水素とともに分離され
る。反応帯域に於いて硫黄化合物がH2Sにますま
す転化されるので、循環流中のH2S含量は生成物
分離装置の操作条件に一致する平衡濃度まで一定
に増大する。そして、混合原料を得るべくこの循
環流を他のプロセス流に混合するので、混合原料
の全硫黄含量は分離装置の温度及び圧力に応じて
新鮮な供給流の硫黄含量より、20〜約80%増加す
る。
合、好ましい最高レベルの200wt.ppmを越えるこ
とができる。この事態は測定可能な量の硫黄を、
典型的にはH2Sの形で含有する水素リツチな軽質
炭化水素を循環することで生起する。このH2Sは
異性化可能な炭化水素に含まれる硫黄化合物が異
性化反応帯域で転化されて形成される。その結
果、H2Sは揮発度が高いために、生成物分離装置
内で水素リツチな軽質炭化水素とともに分離され
る。反応帯域に於いて硫黄化合物がH2Sにますま
す転化されるので、循環流中のH2S含量は生成物
分離装置の操作条件に一致する平衡濃度まで一定
に増大する。そして、混合原料を得るべくこの循
環流を他のプロセス流に混合するので、混合原料
の全硫黄含量は分離装置の温度及び圧力に応じて
新鮮な供給流の硫黄含量より、20〜約80%増加す
る。
従つて、本発明の一具体例は混合原料の硫黄含
量を約5〜150wt.ppmの範囲内に調節する。当業
界で知られている調節手段がいずれも使用可能で
あつて、これには接触転化、物理的又は化学的吸
着、物理的分離等がある。好ましい調節方法の一
つは、生成物分離装置から水素リツチな軽質炭化
水素を循環しないことである。この態様は上記し
た硫黄の蓄積を防止する。混合原料の硫黄含量を
調節する他の好ましい方法は、循環される水素リ
ツチな軽質炭化水素を混合原料に加える前に、硫
黄除去プロセスにかけることである。この除去プ
ロセスは、吸着法、接触法又はその組合せ等を含
む当業界で知られた任意の手段により、循環され
る水素リツチな軽質炭化水素から硫黄化合物を減
少又は除去するものである。吸着法にはモレキユ
ラーシーブ、高表面積シリカーアルミナ、カーボ
ンモレキユラーシーブ、結晶性アルミノシリケー
ト、活性炭等が使用可能である。接触法には当業
界で知られた伝統的な脱硫触媒が使用でき、これ
には耐熱性無機酸化物担体に第B族、第B族
及び第族金属からなる群から選ばれる金属を含
ませたものが包含される。硫黄量調節の度合は混
合原料の硫黄含量が所望のレベルになるよう変化
させることができる。新鮮な異性化可能な炭化水
素の硫黄含量が低ければ(5〜150ppm)、生成物
分離液への溶け込みによつて循環流のH2S量は充
分低く保持できるもので(§100ppm)、循環され
る水素リツチな軽質炭化水素から硫黄を除去する
必要がなく、逆に新鮮な異性化可能な炭化水素の
硫黄含量が高ければ(§150ppm)、循環される水
素リツチな軽質炭化水素から硫黄を除去すること
が必要になる。
量を約5〜150wt.ppmの範囲内に調節する。当業
界で知られている調節手段がいずれも使用可能で
あつて、これには接触転化、物理的又は化学的吸
着、物理的分離等がある。好ましい調節方法の一
つは、生成物分離装置から水素リツチな軽質炭化
水素を循環しないことである。この態様は上記し
た硫黄の蓄積を防止する。混合原料の硫黄含量を
調節する他の好ましい方法は、循環される水素リ
ツチな軽質炭化水素を混合原料に加える前に、硫
黄除去プロセスにかけることである。この除去プ
ロセスは、吸着法、接触法又はその組合せ等を含
む当業界で知られた任意の手段により、循環され
る水素リツチな軽質炭化水素から硫黄化合物を減
少又は除去するものである。吸着法にはモレキユ
ラーシーブ、高表面積シリカーアルミナ、カーボ
ンモレキユラーシーブ、結晶性アルミノシリケー
ト、活性炭等が使用可能である。接触法には当業
界で知られた伝統的な脱硫触媒が使用でき、これ
には耐熱性無機酸化物担体に第B族、第B族
及び第族金属からなる群から選ばれる金属を含
ませたものが包含される。硫黄量調節の度合は混
合原料の硫黄含量が所望のレベルになるよう変化
させることができる。新鮮な異性化可能な炭化水
素の硫黄含量が低ければ(5〜150ppm)、生成物
分離液への溶け込みによつて循環流のH2S量は充
分低く保持できるもので(§100ppm)、循環され
る水素リツチな軽質炭化水素から硫黄を除去する
必要がなく、逆に新鮮な異性化可能な炭化水素の
硫黄含量が高ければ(§150ppm)、循環される水
素リツチな軽質炭化水素から硫黄を除去すること
が必要になる。
下記の実施例は本発明の説明のためのものであ
り、本発明の範囲を限定するものではない。
り、本発明の範囲を限定するものではない。
異性化触媒組成物の表面積の変化が、異性化性
能にどう影響するかを調べるために、幾つかの実
験を行なつた。評価のため、5種の触媒を調製し
た。以下の例で説明する触媒調製では、すべて出
発物質に水素型の低ナトリウムで、一部脱アルミ
した合成モルデナイト粉末(ユニオン・カーバイ
ドからLZ−M−8の名称で販売)を用いた。以
下これを購入モルデナイトという。
能にどう影響するかを調べるために、幾つかの実
験を行なつた。評価のため、5種の触媒を調製し
た。以下の例で説明する触媒調製では、すべて出
発物質に水素型の低ナトリウムで、一部脱アルミ
した合成モルデナイト粉末(ユニオン・カーバイ
ドからLZ−M−8の名称で販売)を用いた。以
下これを購入モルデナイトという。
[実施例]
例 1
この例では、本発明によることなく触媒を調製
した。これを触媒Aとする。購入モルデナイトと
アルミナの重量比が9:1である混合物を酸性の
解膠液と混合し、公知の方法で押し出した。押出
し成形物を乾燥し、酸化雰囲気中で焼成した後、
白金を含浸させ、再度焼成した。白金の添加量は
最終触媒の重量基準で0.324wt%のレベルとした。
触媒Aについて測定した表面積は567m2/gであ
り、表面積と異性化性能との関係を第1図に示
す。
した。これを触媒Aとする。購入モルデナイトと
アルミナの重量比が9:1である混合物を酸性の
解膠液と混合し、公知の方法で押し出した。押出
し成形物を乾燥し、酸化雰囲気中で焼成した後、
白金を含浸させ、再度焼成した。白金の添加量は
最終触媒の重量基準で0.324wt%のレベルとした。
触媒Aについて測定した表面積は567m2/gであ
り、表面積と異性化性能との関係を第1図に示
す。
例 2
この例の触媒組成物を触媒Bとするが、この触
媒も本発明によることなく製造した。購入モルデ
ナイト粉末を、10wt%のHClと10wt%のNH4Cl
を含むアンモニウムイオン含有酸性水溶液と、温
度140〓(60℃)で150分間溶液対ゼオライトの重
量比5:1で接触させた。このモルデナイト粉末
を水で洗浄し、アルミナ及び解膠液と混合する前
に焼成した。触媒Bの押出し及び白金の添加は、
例1の触媒Aと同じ方法で行なつた。触媒Bの白
金含量は0.321wt%であり、表面積は534m2/gで
あつた。触媒Bの異性化性能と表面積の関係を第
1図に示す。
媒も本発明によることなく製造した。購入モルデ
ナイト粉末を、10wt%のHClと10wt%のNH4Cl
を含むアンモニウムイオン含有酸性水溶液と、温
度140〓(60℃)で150分間溶液対ゼオライトの重
量比5:1で接触させた。このモルデナイト粉末
を水で洗浄し、アルミナ及び解膠液と混合する前
に焼成した。触媒Bの押出し及び白金の添加は、
例1の触媒Aと同じ方法で行なつた。触媒Bの白
金含量は0.321wt%であり、表面積は534m2/gで
あつた。触媒Bの異性化性能と表面積の関係を第
1図に示す。
例 3
例1の触媒Aと実質的に同様な調合で本発明に
より触媒Cを調製した。本発明によれば、乾燥さ
れた押出し成形物は、焼成及び白金添加前に、ア
ンモニウムイオン含有酸性水溶液に接触される。
この溶液は10wt%のHClと10wt%のNH4Clを含
有する。溶液と押出し成形物との接触は、温度
140〓(60℃)で120分間溶液対ゼオライトの重量
比25:1で行なつた。次いで押出し成形物を乾燥
して焼成し、触媒A及び触媒Bで採用したと同様
な手順により白金で処理した。触媒Cの白金含量
は0.396wt%であり、表面積は622m2/gであつ
た。この触媒の異性化性能と表面積の関係を第1
図に示す。
より触媒Cを調製した。本発明によれば、乾燥さ
れた押出し成形物は、焼成及び白金添加前に、ア
ンモニウムイオン含有酸性水溶液に接触される。
この溶液は10wt%のHClと10wt%のNH4Clを含
有する。溶液と押出し成形物との接触は、温度
140〓(60℃)で120分間溶液対ゼオライトの重量
比25:1で行なつた。次いで押出し成形物を乾燥
して焼成し、触媒A及び触媒Bで採用したと同様
な手順により白金で処理した。触媒Cの白金含量
は0.396wt%であり、表面積は622m2/gであつ
た。この触媒の異性化性能と表面積の関係を第1
図に示す。
例 4
例2の焼成押出し組成物を、白金添加前に、例
3で触媒Cを処理した方法で酸性水溶液と接触さ
せた。成形組成物を酸性水溶液と接触させること
は、本発明に従うものである。次いで、白金を
0.308wt%の量で組成物に添加し、触媒Dを得た。
この触媒の表面積は630m2/gであり、異性化性
能と表面積の関係は第1図に示される。
3で触媒Cを処理した方法で酸性水溶液と接触さ
せた。成形組成物を酸性水溶液と接触させること
は、本発明に従うものである。次いで、白金を
0.308wt%の量で組成物に添加し、触媒Dを得た。
この触媒の表面積は630m2/gであり、異性化性
能と表面積の関係は第1図に示される。
例 5
解膠液の酸性度を90%減少させた以外は触媒A
と同様な方法で触媒Eを調製した。例1の場合と
同様、触媒Eは本発明に従つて調合されたもので
はない。触媒Eの白金含量は0.313wt%であり、
表面積は542m2/gであつた。この触媒の異性化
性能と表面積の関係を第1図に示す。
と同様な方法で触媒Eを調製した。例1の場合と
同様、触媒Eは本発明に従つて調合されたもので
はない。触媒Eの白金含量は0.313wt%であり、
表面積は542m2/gであつた。この触媒の異性化
性能と表面積の関係を第1図に示す。
例 5
水素型モルデナイト・ガンマーアルミナ組成物
に白金を担持させた例1〜5の5種の触媒の異性
化性能を、n−ペンタン46wt%、n−ヘキサン
47.0wt%、メチルシクロペンタン5.5wt%、ベン
ゼン1.5wt%の混合物からなる原料を流通反応器
で処理することで評価した。
に白金を担持させた例1〜5の5種の触媒の異性
化性能を、n−ペンタン46wt%、n−ヘキサン
47.0wt%、メチルシクロペンタン5.5wt%、ベン
ゼン1.5wt%の混合物からなる原料を流通反応器
で処理することで評価した。
性能評価試験で採用した操作条件は、反応器圧
力21.7バール(315pisg)、液空間速度1.0hr-1、
H2対原料炭化水素モル比1.0、温度254℃(490
〓)〜277℃(530〓)である。C5 +の収率97wt%
に於けるイソペンタン(i−C5)及び2,2−
ジメチルブタン(2,2DMB)に対する選択性
を、異性化性能の尺度とした。第1図に示したi
−C5に対する選択性の値は、液体異性化生成物
中のi−C5留分の重量を、生成物中のC5炭化水
素全量の重量で除して算出した。同様にして、
2,2DMBに対する選択性の値は、液体異性化
生成物中の2,2DMB留分の重量を、生成物中
の非環式C6炭化水素全量の重量で除して算出し
た。
力21.7バール(315pisg)、液空間速度1.0hr-1、
H2対原料炭化水素モル比1.0、温度254℃(490
〓)〜277℃(530〓)である。C5 +の収率97wt%
に於けるイソペンタン(i−C5)及び2,2−
ジメチルブタン(2,2DMB)に対する選択性
を、異性化性能の尺度とした。第1図に示したi
−C5に対する選択性の値は、液体異性化生成物
中のi−C5留分の重量を、生成物中のC5炭化水
素全量の重量で除して算出した。同様にして、
2,2DMBに対する選択性の値は、液体異性化
生成物中の2,2DMB留分の重量を、生成物中
の非環式C6炭化水素全量の重量で除して算出し
た。
上記した異性化試験に於いて、i−C5及び2,
2DMBに対する選択性は、最終触媒の表面積の
直接的な関数である。第1図に示すように、i−
C5及び2,2DMBに対する選択性は、表面積の
増大に伴つて向上する。本発明による例3の触媒
Cと例4の触媒Dは、i−C5及び2,2DMBに
対する選択性が最も高く、両者は少なくとも580
m2/gの表面積を有している。触媒C及びDの白
金含量を相互に、また他の3種の触媒と比較すれ
ば、白金含量は異性化性能に相関しないことが分
かり、少なくとも580m2/gの表面積を有する触
媒組成物の使用で利益がもたらされることが実証
される。従つて、本発明の触媒組成物は優れた異
性化性能を発揮することが分かる。
2DMBに対する選択性は、最終触媒の表面積の
直接的な関数である。第1図に示すように、i−
C5及び2,2DMBに対する選択性は、表面積の
増大に伴つて向上する。本発明による例3の触媒
Cと例4の触媒Dは、i−C5及び2,2DMBに
対する選択性が最も高く、両者は少なくとも580
m2/gの表面積を有している。触媒C及びDの白
金含量を相互に、また他の3種の触媒と比較すれ
ば、白金含量は異性化性能に相関しないことが分
かり、少なくとも580m2/gの表面積を有する触
媒組成物の使用で利益がもたらされることが実証
される。従つて、本発明の触媒組成物は優れた異
性化性能を発揮することが分かる。
例 7
硫黄含有原料が異性化性能に及ぼす影響を調べ
るために、2種類の異性化試験を行なつた。第1
の試験(これをプロセスAという)では、本発明
に従わない表面積を有する触媒を使用した。プロ
セスAは従来の普通の異性化触媒で硫黄含有原料
を処理した場合の異性化性能を調べるための試験
である。使用触媒は例1の触媒Aと同一である。
るために、2種類の異性化試験を行なつた。第1
の試験(これをプロセスAという)では、本発明
に従わない表面積を有する触媒を使用した。プロ
セスAは従来の普通の異性化触媒で硫黄含有原料
を処理した場合の異性化性能を調べるための試験
である。使用触媒は例1の触媒Aと同一である。
第2の試験(これをプロセスBという)は、本
発明に従うもので、触媒には例4で調製した触媒
Cを使用した。
発明に従うもので、触媒には例4で調製した触媒
Cを使用した。
プロセスA及びBでは、ブタン6.8wt%、n−
ペンタン20.9wt%、i−ペンタン14.5wt%、n−
ヘキサン15.7wt%、i−ヘキサン19.0wt%、シク
ロペンタン類及びシクロヘキサン類12.4wt%、ベ
ンゼン2.5wt%、C6 +8.2wt%、硫黄133wt.ppmの
混合物からなる原料を、流通反応器で処理するこ
とで異性化性能を評価した。
ペンタン20.9wt%、i−ペンタン14.5wt%、n−
ヘキサン15.7wt%、i−ヘキサン19.0wt%、シク
ロペンタン類及びシクロヘキサン類12.4wt%、ベ
ンゼン2.5wt%、C6 +8.2wt%、硫黄133wt.ppmの
混合物からなる原料を、流通反応器で処理するこ
とで異性化性能を評価した。
性能評価試験で採用した操作条件は、反応器圧
力32.0バール(450pisg)、液空間速度1.0hr-1、
H2対原料炭化水素モル比2.0、温度254℃(490
〓)〜316℃(600〓)である。C5 +液体生成物の
リサーチオクタン価(RON−O)、平均触媒床温
度及びC5 +収量(wt%)で異性化性能を測定し
た。平均触媒床温度とC5 +収量の両方を関数とし
て、リサーチオクタン価を第2図及び第3図に示
す。本発明の方法、すなわち、プロセスBは従来
触媒を使用する慣用の異性化方法、すなわち、プ
ロセスAに比較して高成績を与える。このことは
78のRON−Oを達成するのに必要な温度が32.2
℃(58〓)だけ低いことを示す第2図で実証され
ている。さらに、プロセスBは第3図に示す通
り、プロセスAに比較してC5 +収量94wt%に於け
るRON−Oをほぼ4向上させるので、この点で
の本発明は優れた効果を発揮する。
力32.0バール(450pisg)、液空間速度1.0hr-1、
H2対原料炭化水素モル比2.0、温度254℃(490
〓)〜316℃(600〓)である。C5 +液体生成物の
リサーチオクタン価(RON−O)、平均触媒床温
度及びC5 +収量(wt%)で異性化性能を測定し
た。平均触媒床温度とC5 +収量の両方を関数とし
て、リサーチオクタン価を第2図及び第3図に示
す。本発明の方法、すなわち、プロセスBは従来
触媒を使用する慣用の異性化方法、すなわち、プ
ロセスAに比較して高成績を与える。このことは
78のRON−Oを達成するのに必要な温度が32.2
℃(58〓)だけ低いことを示す第2図で実証され
ている。さらに、プロセスBは第3図に示す通
り、プロセスAに比較してC5 +収量94wt%に於け
るRON−Oをほぼ4向上させるので、この点で
の本発明は優れた効果を発揮する。
以上の実験結果は、従来触媒を使用する通常の
方法での異性化性能に比較して、本発明が優れた
異性化性能を発揮することを示している。生成物
収量を同等にした比較では、本発明はオクタン価
が向上することで示されるように、高い異性化活
性を発揮し、逆に生成物のオクタン価を同等にし
た(例えば78ROM)比較では、本発明は生成物
収量を増大させる。
方法での異性化性能に比較して、本発明が優れた
異性化性能を発揮することを示している。生成物
収量を同等にした比較では、本発明はオクタン価
が向上することで示されるように、高い異性化活
性を発揮し、逆に生成物のオクタン価を同等にし
た(例えば78ROM)比較では、本発明は生成物
収量を増大させる。
第1図は異性化性能が触媒のラングミユアー表
面積の関数であることを示すグラフである。第2
図はC5 +異性化生成物のリサーチオクタン価と反
応器平均触媒床温度との関係を示すグラフであ
る。第3図はC5 +異性化生成物のリサーチオクタ
ン価と異性化生成物収量との関係を示すグラフで
ある。
面積の関数であることを示すグラフである。第2
図はC5 +異性化生成物のリサーチオクタン価と反
応器平均触媒床温度との関係を示すグラフであ
る。第3図はC5 +異性化生成物のリサーチオクタ
ン価と異性化生成物収量との関係を示すグラフで
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 水素型モルデナイトと耐熱性無機酸化物
の組成部を形成する工程、 (b) この組成物を焼成する工程、 (c) この組成物を少なくとも580m2/gの表面積
を持ち、シリカ対アルミナ比が少なくとも16:
1である最終触媒組成物が得られるよう選択さ
れた条件下に、アンモニウムイオン含有酸性水
溶液と接触させる工程、 (d) 接触させた組成物を焼成する工程、 (e) 焼成された組成物に白金族金属成分を導入す
る工程、 を含む異性化触媒組成物の製造方法。 2 白金族金属成分が白金であり、これが触媒組
成物の0.15〜0.5wt%の量で存在する特許請求の
範囲第1項の方法。 3 異性化可能な炭化水素を含有する原料流を、
水素型モルデナイトと耐熱性無機酸化物の組成物
を焼成し、この組成物が少なくとも580m2/gの
表面積を持ち、かつシリカ対アルミナ比が少なく
とも16:1である最終触媒組成物が得られる条件
下に、アンモニウムイオン含有酸性水溶液と接触
させ、この組成物を焼成し、この焼成された組成
物に白金族金属成分を導入して得られた触媒組成
物と異性化条件下に接触させる異性化可能な炭化
水素の異性化方法。 4 異性化可能な炭化水素が分子当り4〜7個の
炭素原子を有するノルマルパラフインを含有する
特許請求の範囲第3項の方法。 5 異性化条件が93〜427℃の範囲の温度と、690
〜6895kPaゲージの圧力と、0.25〜5hr-1の液空間
速度と、0.5〜5の水素対異性化可能な炭化水素
モル比を包含することをさらに特徴とする特許請
求の範囲第3項の方法。 6 炭化水素原料流と水素流の組合せ流が、元素
状硫黄基準で組合せ流の5〜200wt.ppmに相当す
る硫黄化合物を含有することをさらに特徴とする
特許請求の範囲第3項の方法。 7 系内に供給される硫黄の量が生成物分離装置
からの水素リツチ軽質炭化水素を循環することな
く調節されることをさらに特徴とする特許請求の
範囲第3項の方法。 8 系内に供給される硫黄の量が、生成物分離装
置からの循環水素リツチ軽質炭化水素を系内に供
給するに先立ち、硫黄除去プロセスに供すること
で調節されることをさらに特徴とする特許請求の
範囲第3項の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62115694A JPS63287556A (ja) | 1987-04-29 | 1987-05-11 | パラフィン系炭化水素の異性化用触媒組成物 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| ZA873090A ZA873090B (en) | 1987-04-29 | 1987-04-29 | Catalytic composition for the isomerization of paraffinic hydrocarbons |
| JP62115694A JPS63287556A (ja) | 1987-04-29 | 1987-05-11 | パラフィン系炭化水素の異性化用触媒組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63287556A JPS63287556A (ja) | 1988-11-24 |
| JPH0580261B2 true JPH0580261B2 (ja) | 1993-11-08 |
Family
ID=25578836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62115694A Granted JPS63287556A (ja) | 1987-04-29 | 1987-05-11 | パラフィン系炭化水素の異性化用触媒組成物 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63287556A (ja) |
| CN (1) | CN1022420C (ja) |
| CA (1) | CA1289934C (ja) |
| DD (1) | DD266743A5 (ja) |
| HU (1) | HU203988B (ja) |
| ZA (1) | ZA873090B (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1043740C (zh) * | 1993-11-05 | 1999-06-23 | 中国石油化工总公司 | 烷基芳烃异构化催化剂 |
| CN1082540C (zh) * | 1999-04-16 | 2002-04-10 | 中国石油化工集团公司 | 轻烃异构化催化剂及其制备方法 |
| FR2947464B1 (fr) * | 2009-07-01 | 2011-07-22 | Inst Francais Du Petrole | Catalyseur multi-metallique presentant une forte interaction metallique |
| KR101530457B1 (ko) * | 2010-10-18 | 2015-06-19 | 캐털리틱 디스틸레이션 테크놀로지스 | 벤젠 알킬레이션 |
| CN105709810A (zh) * | 2014-12-03 | 2016-06-29 | 南京克米斯璀化工科技有限公司 | 一种c5c6异构化催化剂及其制备方法 |
| CN106732753B (zh) * | 2016-11-16 | 2019-08-27 | 中国海洋石油集团有限公司 | 一种c5、c6中温异构化催化剂的制备方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3507931A (en) * | 1967-12-22 | 1970-04-21 | Texaco Inc | Isomerization of paraffinic hydrocarbons in the presence of a mordenite catalyst |
| DE3038117A1 (de) * | 1980-10-09 | 1982-05-13 | EC Erdölchemie GmbH, 5000 Köln | Hydrierte kohlenwasserstoffgemiche, verfahren zu ihrer herstellung, ihre verwendung und treibstoffe, enthaltend diese hydrierten kohlenwasserstoffgemische |
| US4489216A (en) * | 1982-01-25 | 1984-12-18 | Texaco Inc. | Hydrocarbon isomerization |
-
1987
- 1987-04-29 ZA ZA873090A patent/ZA873090B/xx unknown
- 1987-05-11 CN CN87103444A patent/CN1022420C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1987-05-11 HU HU872115A patent/HU203988B/hu not_active IP Right Cessation
- 1987-05-11 DD DD87302640A patent/DD266743A5/de not_active IP Right Cessation
- 1987-05-11 JP JP62115694A patent/JPS63287556A/ja active Granted
- 1987-05-11 CA CA000536741A patent/CA1289934C/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| HUT48484A (en) | 1989-06-28 |
| CN1022420C (zh) | 1993-10-13 |
| DD266743A5 (de) | 1989-04-12 |
| CA1289934C (en) | 1991-10-01 |
| ZA873090B (en) | 1987-12-30 |
| HU203988B (en) | 1991-11-28 |
| JPS63287556A (ja) | 1988-11-24 |
| CN87103444A (zh) | 1988-11-30 |
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Legal Events
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