JPH0580552U - エアゾール装置 - Google Patents

エアゾール装置

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JPH0580552U
JPH0580552U JP3140792U JP3140792U JPH0580552U JP H0580552 U JPH0580552 U JP H0580552U JP 3140792 U JP3140792 U JP 3140792U JP 3140792 U JP3140792 U JP 3140792U JP H0580552 U JPH0580552 U JP H0580552U
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聡 目加多
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大阪エヤゾール工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 エアゾールバルブの筒状のバルブケーシング
1の下部周壁11に半径方向に開口する窓12が形成さ
れ、前記下部周壁11の外周に環状の連続気泡スポンジ
製フィルタ14が窓12を塞ぐように嵌着され、マウン
ティングカップ3と円板部材15とでフィルタ14を挟
圧している。 【効果】 エアゾール内容物に不溶解性の微粒子を多量
に混入または折出させても、噴霧ノズル9を詰まらせな
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエアゾール装置に関する。さらに詳しくは、内容物に不溶性微粒子が 混入している場合でも、噴出通路を詰まらせないエアゾール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エアゾール装置の噴霧ノズルは内径が0.3 〜1.0mm ときわめて細いので、内容 物中に原液ないし噴射剤に溶けない微粒子が混入しているときは、それらの微粒 子が噴霧ノズルを詰まらせることがある。 従来はかかる微粒子が噴霧ノズルまで上がってこないように、図5に示すよう にディップチューブ51の下端開口部52またはバルブケーシング53の下端開 口部54に網目状のフィルタFを設け、前記微粒子がバルブ内に侵入しないよう にしている。そのようなフィルタFは、通常はバルブケーシングやディップチュ ーブに一体形成した遮断壁に多数の微細な孔55を形成して構成する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
不溶解性の微粒子の数が少ない場合は、従来の網目状のフィルタFで充分であ るが、微粒子の数が多い場合はフィルタFの目が詰って、噴出流量が少なくなり 、極端な場合は噴霧できなくなることもある。 本考案はかかる従来のエアゾール装置におけるフィルタFの問題を解消し、多 数の不溶解性の微粒子が内容物に混入または折出している場合でも、噴霧ノズル などを詰まらせることがないエアゾール装置を提供することを技術課題としてい る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のエアゾール装置は、容器と、該容器内から外部への通路に介在される エアゾールバルブと、該エアゾールバルブの吸入側開口部を塞ぐように設けられ た連続気泡のスポンジ製フィルタとから構成される。 かかるエアゾール装置においては、前記エアゾールバルブの筒状のバルブケー シングに半径方向に開口する窓を形成し、前記フィルタを環状とすると共にバル ブケーシングのまわりに前記窓を塞ぐように嵌着するのが好ましい。さらに前記 スポンジ製フィルタの上下面を、バルブケーシングのまわりに密に固着された2 枚の円板部材によって挟圧するのが一層好ましい。
【0005】
【作用】
本考案のエアゾール装置は、連続気泡のスポンジをフィルタとして採用してい るので、不溶解性の微粒子が連続気泡の途中に詰っても、多数の他の連続気泡が 連通状態を維持する。したがってきわめて多量の微粒子をスポンジ製フィルタで 遮断することができる。そのため多量の微粒子を含有する内容物を充填した場合 でも、エアゾール装置が途中で使えなくなるといつた事態は避けられる。 請求項2記載のエアゾール装置は、筒状のバルブケーシングに半径方向に開口 する窓を形成し、その外周を環状の連続気泡のスポンジ製フィルタで塞ぐように しているので、バルブケーシングの下端を開口させる通常のエアゾール装置に比 してバルブケーシングへの通路の実質上の断面積をきわめて大きくすることがで きる。すなわちスポンジの体積の大部分を実質的な通路として利用しうる。
【0006】 他方、請求項3記載のエアゾール装置においては、スポンジ製フィルタの上下 面をバルブケーシングのまわりに密に固着した円板部材で挟圧しているので、上 下からスポンジに入る流れが遮断され、スポンジ製のフィルタ内の流れは半径方 向のみに制限される。 それゆえスポンジ製フィルタ内の通路の長さがどの向きに対してもほぼ同じと なり、微粒子を遮断する効果にバラツキが少ない。そのため設計上の微粒子遮断 性が確保され、エアゾール製品の不良品発生率が低減される。さらにバルブケー シングとスポンジ製フィルタとの隙間から微粒子が侵入することが防止される。
【0007】
【実施例】
つぎに図面を参照しながら本考案のエアゾール装置を説明する。 図1は本考案のエアゾール装置の一実施例を示す要部縦断面図、図2は図1の II−II線断面図、図3および図4はそれぞれ本考案のエアゾール装置の他の実施 例を示す要部縦断面図である。 図1において1はエアゾールバルブAのバルブケーシングであり、有底筒状の 形態を備えている。バルブケーシング1の上部は従来のものと同じようにリング 状のパッキン2を介してマウンティングカップ3にカシメられ、容器4の上部開 口部5に取りつけられている。バルブケーシング1の内部空洞6にはステム7が 軸方向摺動自在に挿入され、スプリング8により常時上方に付勢されている。ス テム7の上端には、噴霧ノズル9を備えた押ボタン10が嵌着されている。
【0008】 図1のバルブケーシング1の特徴は、その下端が塞がれ、下部周壁11に図2 に示すような半径方向に開口する窓12が複数個設けられている点である。なお 通常であればディップチューブが嵌着される下端の筒状部13は、そのまま残さ れている。 さらにバルブケーシング1の下部周壁11の外周には、前記窓12を塞ぐよう に環状の連続気泡のスポンジ製フィルタ4が嵌まっている。フィルタ14の下面 は、前記筒状部13のまわりに嵌合またはカシメられる円板部材15で支持され ており、それによりスポンジ製フィルタ14はマウンティングカップ3の下面1 6と円板部材15との間に挟着されている。すなわち本実施例では、マウンティ ングカップ3の一部が請求項3における2枚の円板部材のうちの一方を構成して いる。
【0009】 前記フィルタ14のスポンジとしては ポリエチレン、ポリプロピレンやナイ ロンなどの合成樹脂を発泡させたもの、あるいは天然の海綿など、いずれも採用 しうるが、エアゾール製品の内容物に侵されず、しかも適度な弾力性を有するも の、たとえばポリエチレンスポンジがとくに好ましい。 また連続気泡の大きさもとくに限定されるものではなく、不溶解性の微粒子の 大きさに応じて、これを遮断しうる適切な大きさのものを用いればよい。なおあ る程度は円板部材15によるフィルタ14の挟圧力を変えることで、連続気泡の 大きさを変えることができる。
【0010】 前記円板部材15はポリエチレン、POM、PAなどの合成樹脂の成形品が好 ましいが、アルミニウム、ブリキなどの金属から形成することもできる。また窓 12の大きさや個数もとくに限定されないが、フィルタ14内の流路抵抗が大き いので、可能な範囲で窓12の開口面積を大きくするのが好ましい。 叙上のごとく構成されるエアゾール装置において、押ボタン10を押し込むと 、容器4の内部に充填された内容物はフィルタ14の連続気泡を通ってバルブの 内部空洞6に入っていく。そのため内容物に不純物が混入していたり、あるいは 折出した不溶解物などの微粒子が入っている場合でも、それらの微粒子はフィル タ14でせき止められるので、ノズル19やステム7の小孔17を詰らせるおそ れがない。またいくつかの連続気泡が詰っても、他の連続気泡により充分に流路 が確保される。さらにフィルタ14を上下の円板部材で挟着しているので、フィ ルタ14と下部周壁11との隙間から微粒子が入りこむおそれがない。
【0011】 図1〜2の実施例ではバルブケーシング1まわりにフィルタ14を設けている が、たとえば図3に示すように、前記筒状部13に窓18を設けると共に、その 周囲に貫通孔21を有する円板部材22および凹部23を有する円板部材24を それぞれ嵌合させ、両者の間に環状のスポンジ製フィルタ14を挟着するように してもよい。 さらに図4に示すように、ディップチューブ25の下端近辺に円板部材22、 24およびフィルタ14を取りつけることもできる。
【0012】
【考案の効果】
エアゾール装置の内容物に、不溶解性の微粒子が多量に混入している場合でも 、体積の大きいスポンジ製フィルタで微粒子をせき止めるので、噴霧ノズルなど が詰まるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエアゾール装置の一実施例を示す要部
断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本考案のエアゾール装置の他の実施例を示す要
部断面図である。
【図4】本考案のエアゾール装置のさらに他の実施例を
示す要部断面図である。
【図5】従来のフィルタ付きエアゾール装置の一例を示
す要部断面図である。
【符号の説明】
1 バルブケーシング 3 マウンティングカップ 4 容器 11 下部周壁 12 窓 13 筒状部 14 スポンジ製フィルタ 15 円板部材 18 窓 22 円板部材 24 円板部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器と、該容器内から外部への通路に介
    在されるエアゾールバルブと、該エアゾールバルブの吸
    入側開口部を塞ぐように設けられた連続気泡のスポンジ
    製フィルタとからなるエアゾール装置。
  2. 【請求項2】 前記エアゾールバルブの筒状のバルブケ
    ーシングに半径方向に開口する窓が形成されており、前
    記スポンジ製フィルタが環状を呈すると共にバルブケー
    シングのまわりに前記窓を塞ぐように嵌着されている請
    求項1記載のエアゾール装置。
  3. 【請求項3】前記スポンジ製フィルタの上下面が、バル
    ブケーシングのまわりに密に固着された2枚の円板部材
    によって挟圧されてなる請求項2記載のエアゾール装
    置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232108A (en) * 1975-09-08 1977-03-11 Canyon Corp Sprayer

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5232108A (en) * 1975-09-08 1977-03-11 Canyon Corp Sprayer

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