JPH0580941B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0580941B2 JPH0580941B2 JP61281189A JP28118986A JPH0580941B2 JP H0580941 B2 JPH0580941 B2 JP H0580941B2 JP 61281189 A JP61281189 A JP 61281189A JP 28118986 A JP28118986 A JP 28118986A JP H0580941 B2 JPH0580941 B2 JP H0580941B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- fibrous
- exchange group
- solution
- ion exchange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は原子力、医療、電子および精密工業用
水の精製、工業廃水の有害および有用な溶存イオ
ンとコロイド状物質の吸着と過精製を同時に行
なう目的に利用される。
水の精製、工業廃水の有害および有用な溶存イオ
ンとコロイド状物質の吸着と過精製を同時に行
なう目的に利用される。
[従来の技術]
従来、水処理設備においては、粒状イオン交換
樹脂等で溶存イオンが除去される。しかし、解離
度の低い化合物や、コロイド状無機微粒子の除去
機能を持たないため、過膜や過床を組合わせ
る必要があり、処理能力および経済的にも問題が
ある。これらの問題を克服するため、粉末イオン
交換床等の応用があるが、多量のイオン交換樹脂
を必要としたり、流動抵抗が大きい事や再生操作
時に陰イオンと陽イオン交換樹脂の分離性が悪い
など前記の課題を克服する事が困難であつた。
樹脂等で溶存イオンが除去される。しかし、解離
度の低い化合物や、コロイド状無機微粒子の除去
機能を持たないため、過膜や過床を組合わせ
る必要があり、処理能力および経済的にも問題が
ある。これらの問題を克服するため、粉末イオン
交換床等の応用があるが、多量のイオン交換樹脂
を必要としたり、流動抵抗が大きい事や再生操作
時に陰イオンと陽イオン交換樹脂の分離性が悪い
など前記の課題を克服する事が困難であつた。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明によつて、溶存イオンを吸着除去すると
同時に、コロイド状微粒子を除去することを可能
にし、処理水の流動抵抗が少なく効率良く精製す
ることが出来る。比重の異なつた材質の繊維に、
陰イオン交換基と陽イオン交換基をそれぞれ導入
することにより、従来樹脂よりも比重差を大きく
出来るため、分離性に優れた長所を持つ。また官
能基は基材の主鎖でなくグラフト鎖のみに導入さ
れるため、架橋構造が不用であり、廃棄処理する
際に燃焼しやすい特性を有し、水処理技術による
問題点が解決される。
同時に、コロイド状微粒子を除去することを可能
にし、処理水の流動抵抗が少なく効率良く精製す
ることが出来る。比重の異なつた材質の繊維に、
陰イオン交換基と陽イオン交換基をそれぞれ導入
することにより、従来樹脂よりも比重差を大きく
出来るため、分離性に優れた長所を持つ。また官
能基は基材の主鎖でなくグラフト鎖のみに導入さ
れるため、架橋構造が不用であり、廃棄処理する
際に燃焼しやすい特性を有し、水処理技術による
問題点が解決される。
[問題点を解決するための手段]
本発明により前記問題点を解決する手段を検討
した結果、以下の手段によつて達成できる事が判
明した。
した結果、以下の手段によつて達成できる事が判
明した。
すなわち、比重の異なる繊維状基材に、電離性
放射線照射技術を使用して、イオン交換能を有す
る重合性単量体又はイオン交換基に交換し得る官
能基を有する重合体単量体をグラフト重合させる
ことにより、陰イオン交換基と陽イオン交換基と
を、それぞれ、繊維状基材の主鎖でなくグラフト
鎖に導入させて比重差の大きい繊維状のイオン交
換体とすることにより、溶液中の溶存イオンを吸
着除去すると同時に、該溶液中に分散するコロイ
ド状微粒糸をも除去精製することが可能なとなつ
た。
放射線照射技術を使用して、イオン交換能を有す
る重合性単量体又はイオン交換基に交換し得る官
能基を有する重合体単量体をグラフト重合させる
ことにより、陰イオン交換基と陽イオン交換基と
を、それぞれ、繊維状基材の主鎖でなくグラフト
鎖に導入させて比重差の大きい繊維状のイオン交
換体とすることにより、溶液中の溶存イオンを吸
着除去すると同時に、該溶液中に分散するコロイ
ド状微粒糸をも除去精製することが可能なとなつ
た。
更に、このような比重差の大きな繊維状イオン
交換体とすることにより、焼却処理に当たつて比
重差に基づいてイオン交換体を分別分離すること
ができるので、使用済の廃樹脂が分別焼却できて
容積減少が可能となつた。
交換体とすることにより、焼却処理に当たつて比
重差に基づいてイオン交換体を分別分離すること
ができるので、使用済の廃樹脂が分別焼却できて
容積減少が可能となつた。
以下に本発明について、更に具体的に詳細な説
明を行う。
明を行う。
本発明を実施するにあたつて、作用される繊維
基材としては、放射性照射により、イオン交換能
を有するか、又はイオン交換基に変換し得る官能
基を有する重合性単量体をグラフト重合し得るも
のであれば材質を問うものではないが、例えばポ
リオレフイン、オレフインとハロゲン化オレフイ
ン共重合体および活性炭素繊維などが用いられ
る。
基材としては、放射性照射により、イオン交換能
を有するか、又はイオン交換基に変換し得る官能
基を有する重合性単量体をグラフト重合し得るも
のであれば材質を問うものではないが、例えばポ
リオレフイン、オレフインとハロゲン化オレフイ
ン共重合体および活性炭素繊維などが用いられ
る。
本発明に使用されるイオン交換能を有する重合
性単量体としては、ビニルスルホン酸、スチレン
スルホン酸、アクリル酸、メタクリル酸、パラビ
ニルフエノール、フルオロビニルスルホン酸、フ
ルオロビニルカルボン酸、メタクリル酸グリシジ
ル、ビニルピリジン、クロルメチルスチレン等で
ある。
性単量体としては、ビニルスルホン酸、スチレン
スルホン酸、アクリル酸、メタクリル酸、パラビ
ニルフエノール、フルオロビニルスルホン酸、フ
ルオロビニルカルボン酸、メタクリル酸グリシジ
ル、ビニルピリジン、クロルメチルスチレン等で
ある。
本発明のグラフト重合に際して用いる電離性放
射線源としては、α線、β線、γ線、加速電子
線、X線などであるが、実用的には電子線または
γ線が好ましい。
射線源としては、α線、β線、γ線、加速電子
線、X線などであるが、実用的には電子線または
γ線が好ましい。
本発明のグラフト重合方法としては、基材と重
合性単量体とを共存下に放射線を照射する同時照
射グラフト重合法、または基材のみをあらかじめ
放射線を照射したのち、これを重合性単量体と接
触させる前照射グラフト重合法のいずれでも可能
である。
合性単量体とを共存下に放射線を照射する同時照
射グラフト重合法、または基材のみをあらかじめ
放射線を照射したのち、これを重合性単量体と接
触させる前照射グラフト重合法のいずれでも可能
である。
[実施例]
以下、実施例により本発明の構成および効果を
具体的に述べるが、いずれも本発明を限定するも
のではない。
具体的に述べるが、いずれも本発明を限定するも
のではない。
実施例 1
直径が40μφ、長さ10mmのアフロン(商標名)
製カツト繊維に電子加速器(加速電圧1.5MeV、
電子線電流1mA)を用いて、窒素雰囲気下で
100KGy)を照射した後、あらかじめ溶液中の酸
素濃度を0.1ppm以下にしたスチレン単量体液に
浸漬して40℃で4時間反応させ、アセトンで充分
洗浄し、乾燥させた。これにより、グラフト率70
%を得た。このグラフト繊維を濃硫酸90%の
DMF溶液中で40℃、30分間スルホン化すること
により、4.2meq/gの陽イオン交換繊維を得た。
製カツト繊維に電子加速器(加速電圧1.5MeV、
電子線電流1mA)を用いて、窒素雰囲気下で
100KGy)を照射した後、あらかじめ溶液中の酸
素濃度を0.1ppm以下にしたスチレン単量体液に
浸漬して40℃で4時間反応させ、アセトンで充分
洗浄し、乾燥させた。これにより、グラフト率70
%を得た。このグラフト繊維を濃硫酸90%の
DMF溶液中で40℃、30分間スルホン化すること
により、4.2meq/gの陽イオン交換繊維を得た。
他方、直径40μφ、長さ10mmのポリプロピレン
製カツト繊維に上記と同様100KGy照射した後、
クロルメチルスチレン単量体液に50℃で6時間反
応させた結果120%のグラフト率を得た。このグ
ラフト繊維をトリメチルアミン10%DMF溶液、
50℃で2時間、4級アンモニウム化を行なつた結
果、4.5meq/gの陰イオン交換繊維を得た。
製カツト繊維に上記と同様100KGy照射した後、
クロルメチルスチレン単量体液に50℃で6時間反
応させた結果120%のグラフト率を得た。このグ
ラフト繊維をトリメチルアミン10%DMF溶液、
50℃で2時間、4級アンモニウム化を行なつた結
果、4.5meq/gの陰イオン交換繊維を得た。
得られた陽イオン交換繊維と陰イオン交換繊維
を1gづつを30mmφガラスカラム入れ、水中で撹
拌し、自然沈降させ、10Kgで圧縮充填したのち、
2ミリモルの食塩と2×104個/mlの微粒子濃度
の原液1を流通させた過液の電気伝導度は
0.4μs/cm-であり、微粒子除去率は99%であつ
た。
を1gづつを30mmφガラスカラム入れ、水中で撹
拌し、自然沈降させ、10Kgで圧縮充填したのち、
2ミリモルの食塩と2×104個/mlの微粒子濃度
の原液1を流通させた過液の電気伝導度は
0.4μs/cm-であり、微粒子除去率は99%であつ
た。
比較のため、ダイヤイオンSK1AとSA10Aを
1gづつを用いて、上記と同様な過試験を行な
つた結果過液の電気伝導度は6μs/cm-であり、
微粒子除去率は20%であつた。
1gづつを用いて、上記と同様な過試験を行な
つた結果過液の電気伝導度は6μs/cm-であり、
微粒子除去率は20%であつた。
他方、両イオン交換樹脂を風乾したのち、200
メツシユのステンレス金網上に乗せて、アルコー
ルランプで燃焼試験を行なつた結果、実施例1の
樹脂は赤色炎を上げて燃焼したのに比べて比較例
の樹脂は多量の黒炎を上げ溶隔収縮し、不完全燃
焼をして炭化し、一部は液化して床面に落下し
た。
メツシユのステンレス金網上に乗せて、アルコー
ルランプで燃焼試験を行なつた結果、実施例1の
樹脂は赤色炎を上げて燃焼したのに比べて比較例
の樹脂は多量の黒炎を上げ溶隔収縮し、不完全燃
焼をして炭化し、一部は液化して床面に落下し
た。
[発明の効果]
本発明により、従来困難とされて来た。イオン
と微粒子の同時効率除去が可能になるとともに、
使用済、廃樹脂の焼却減容が可能になり、原子
力、医療、精密工業用水の精製、有効利用に多大
な貢献が可能になつた。
と微粒子の同時効率除去が可能になるとともに、
使用済、廃樹脂の焼却減容が可能になり、原子
力、医療、精密工業用水の精製、有効利用に多大
な貢献が可能になつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶液中の溶存イオンを吸着除去すると同時
に、該溶液中に分散するコロイド状物質をも除去
することが可能な繊維状イオン交換体を製造する
方法であつて、比重の異なる繊維状基材に、電離
性放射線照射技術を使用して、イオン交換能を有
する重合性単量体又はイオン交換基に交換し得る
官能基を有する重合性単量体をグラフト重合させ
ることにより、陰イオン交換基と陽イオン交換基
とを、それぞれ、繊維状基材の主鎖でなくグラフ
ト鎖に導入させて比重差の大きい繊維状イオン交
換体を製造する方法。 2 繊維状基材が紡糸された長繊維及びこの加工
品、短繊維の集合体の撚糸及びこの加工品、中空
糸及び多孔性中空糸、並びにこれらの切断短体か
ら選択される特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61281189A JPS63135432A (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 比重差の大きい繊維状イオン交換体を製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61281189A JPS63135432A (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 比重差の大きい繊維状イオン交換体を製造する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63135432A JPS63135432A (ja) | 1988-06-07 |
| JPH0580941B2 true JPH0580941B2 (ja) | 1993-11-10 |
Family
ID=17635584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61281189A Granted JPS63135432A (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 比重差の大きい繊維状イオン交換体を製造する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63135432A (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02169771A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-29 | Kuraray Trading Kk | 極細複合繊維集合体及びその製造方法 |
| AU2255492A (en) * | 1991-07-09 | 1993-02-11 | Scimat Limited | Polymeric sheet |
| JP3485234B2 (ja) * | 1997-04-04 | 2004-01-13 | 株式会社荏原製作所 | アニオン交換体、その製造方法及びケミカルフィルター |
| JP4064046B2 (ja) | 1999-10-21 | 2008-03-19 | 株式会社荏原製作所 | 有機高分子材料及びその製造方法並びにそれから構成される重金属イオン除去剤 |
| JP3708398B2 (ja) | 1999-10-21 | 2005-10-19 | 株式会社荏原製作所 | 分離機能性材料 |
| JP2002088132A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Japan Atom Energy Res Inst | 放射線グラフト重合法 |
| GB0025502D0 (en) * | 2000-10-18 | 2000-11-29 | Johnson Matthey Plc | Metal scavenging |
| JP4753062B2 (ja) * | 2001-05-08 | 2011-08-17 | 独立行政法人 日本原子力研究開発機構 | 繊維物質を放射線グラフト重合処理する方法及びその装置 |
| JP4659266B2 (ja) * | 2001-05-08 | 2011-03-30 | 株式会社 環境浄化研究所 | 放射線グラフト重合された繊維物質を含んでなる製品 |
| FR2911340B1 (fr) * | 2007-01-16 | 2009-04-17 | Commissariat Energie Atomique | Materiau comprenant des polyazacycloalcanes, greffes sur des fibres de polypropylene, son procede de preparation, et procede d'elimination de cations metalliques d'un liquide |
| JP5028661B2 (ja) * | 2007-11-26 | 2012-09-19 | 財団法人塩事業センター | 陽イオン交換、陰イオン交換膜およびこれらの製造方法 |
| JP6149326B2 (ja) * | 2012-12-28 | 2017-06-21 | 株式会社 環境浄化研究所 | 加齢臭吸着材及びその製造方法。 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52144389A (en) * | 1976-05-27 | 1977-12-01 | Kurashiki Boseki Kk | Nonwoven structures made by cellulose ion exchange fibers |
-
1986
- 1986-11-26 JP JP61281189A patent/JPS63135432A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63135432A (ja) | 1988-06-07 |
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Legal Events
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