JPH058111B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH058111B2 JPH058111B2 JP61006048A JP604886A JPH058111B2 JP H058111 B2 JPH058111 B2 JP H058111B2 JP 61006048 A JP61006048 A JP 61006048A JP 604886 A JP604886 A JP 604886A JP H058111 B2 JPH058111 B2 JP H058111B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- pulp
- inkjet
- whiteness
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/0035—Uncoated paper
Landscapes
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Duplication Or Marking (AREA)
- Paper (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明はインクジエツト記録用シートに関し、
さらに詳しくは水性インクを用いるインクジエツ
ト記録方式において、シート構造中に付着したイ
ンクの発色が鮮かで、かつドツト形状が円形でエ
ツジがシヤープな画像を与えることができ、かつ
シートの表面強度が大きく、普通紙と同様の触
感、使用適性があり、高解像度の画像を高速度で
記録可能ならしめるインクジエツト記録用シート
に関するものである。 (従来技術) インクジエツト記録方式においては、高品位の
記録画像を得るために、記録用シートの基材(主
として紙)面上に付着したインクがその表面上に
広がることなく、厚さ方向に速やかに吸収される
ような基材とすること、及び、付着したインクの
発色を増強するような表面構造とすることが重要
な要件であり、この為の手段については、従来か
ら幾多の提案がなされている。 例えば、シリカなどの顔料をバインダーととも
に、紙の片面に塗工することによつて、シリカの
白色度と透明度を生かして、インクの発色性と吸
液性をセルローズパルプを主体とした普通紙より
改善できる。 しかしこのような塗工型インクジエツト用紙
は、シリカを主成分とする特異な塗工層の表面を
持つため、自然感を損なうとして、一般の印刷用
紙、事務用紙の用途には不評であり、表面強度、
通紙性などの使用適性も問題となることから、こ
れらの用途には従来非塗工の用紙が用いられてい
た。 非塗工のインクジエツト用紙を製造する為に
は、シリカ等の吸液性顔料を抄紙時に内添するこ
とが知られている。しかしながら、これらの内添
型インクジエツト用紙は一般に用いられるパルプ
の光学的特性などから、インクの吸着された層で
の発色の鮮かさが劣つており、紙の強度を損なう
ほどの10重量%以上という多量の無機顔料粒子の
添加がない限り、塗工型並の鮮明な発色が得られ
なかつた。 比較的多量の吸水性顔料を内添する場合は、抄
紙法によるシートの製造工程も不安定であり、そ
の結果発生する顔料の紙層内での不規則な分布に
よつて、異なつた画像・発色の再現性を与える恐
れがあるし、紙粉の発生などのトラブルも恐れら
れている。 これらの塗工型、内添型のインクジエツト用紙
の実質的な主成分である、木材パルプの品質、物
理・化学的性質がインクジエツト画像に与える影
響という基本的な課題について、従来は充分な検
討がされていないことが問題であつた。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は水性インクを用いるインクジエツト記
録方式において、記録シート表面からすみやかに
水性インクを吸収し、そのインクによる画像の発
色が鮮かで、かつインクドツト形状が円形である
ことから、エツジがシヤープな画像の再現がで
き、従つて高解像度の画像を高速度で記録するこ
とを可能ならしめるインクジエツト記録用シート
で、前記従来技術である塗工型や内添型の欠点を
解消し得る、高純度の光学特性の優れた晒木材パ
ルプを主成分とした、インクジエツト記録用シー
トを提供することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、シート状支持体として木材パルプを
主成分とする紙からなる、インクジエツト記録用
シートにおいて、木材パルプとして、アルカリ性
水溶液中で過酸化物を用いて高度に漂白された晒
クラフトパルプを主成分として、好ましくはシリ
カ、ゼオライトなどの顔料を併用して形成した、
地合の均一な紙層内に、水性インクを吸着し発色
させることで、塗工層や特殊な顔料を用いない
で、インクジエツト用紙として必要なインク染料
の鮮明な発色、ドツトの精密な再現を可能とし、
高解像度のインクジエツト記録を可能とするもの
である。 本発明で用いる木材パルプは、天然の木材パル
プにアルカリ性で過酸化物漂白処理を行なつて得
られるものである。漂白処理に使用する過酸化物
は無機過酸化物、例えば過酸化水素、過酸化ナト
リウムなどが好ましいが有機過酸化物であつても
よい。アルカリとしてはNaOHなどのアリカリ
水酸化物などが用いられる。過酸化物の使用量は
対パルプ当り絶乾重量で0.02〜10%好ましくは
0.1〜2%で、アルカリの使用量は0.03〜9%好
ましくは0.1〜3%である。 アルカリ性水溶液中での過酸化物漂白処理は、
一般にパルプ濃度8〜16重量%で、50〜80℃、2
〜4時間の範囲で行うのが適当であるが原料とな
る木材パルプによつて、最適条件はそれぞれ異な
る。 本発明のパルプのアルカリ性水溶液中での過酸
化物漂白は、通常のパルプ漂白工程である、塩素
処理、アルカリ処理、抽出および次亜塩素酸処理
の多段漂白の最終段として、もしくはその後の最
終段として、実施されるのが好ましい。 過酸化物漂白をしたパルプは、過酸化物漂白を
行わない多段漂白のパルプに比べて、白色度、純
度が高い。その理由は具体的には不明であるが、
複雑な染料の混合物である水性インク成分を効果
的に吸着し、顕色させるために、白色度、純度が
関係していることが実験的に明らかになつた。白
色度は高いほど望ましいが、セルローズパルプの
本質的制約から、90%以上であることが経済性と
効果の効果の両面から適当である。 本発明では通常インクジエツト用紙に用いられ
る顔料を用いないでも、十分な効果を上げること
はできる。しかし、顔料を2〜10重量%紙層中に
内添することにより、一層の水性インクの発色の
向上をはかることが可能となる。 本発明に用いられる顔料は、高吸油量かつ高比
表面積を有する顕色性白色顔料、特に2次粒径が
1〜5μの粒子を主体とする微粒子珪酸、又は天
然又は合成のゼオレツクスが適しているが、目的
に応じて多の白色顔料を配合してもよい。これら
白色顔料としては、一般の紙塗工に使用される顔
料、例えばカオリンクレー、タルク−ケイソウ
土、炭酸カルシウム、水酸化カルミニウム、二酸
化チタン、有機顔料(プラスチツクピグメント)
等が挙げられる。 いずれの顔料も2%未満では実質的に改善効果
は見られない。又、10重量%以上添加すると、紙
力の低下や印字のにじみ、紙粉の発生などの品質
上のトラブルが発生することがある。又多量の顔
料を添加すると、高白色度のパルプを用いないで
通常の製紙用パルプを用いたとしても、発色の鮮
かさに大差が見られないので好ましくないので、
2〜10重量%の紙層中に添加する。 本発明のシートとしては、上記のパルプを長網
抄紙機、又は丸網抄紙機を用いた通常の抄紙プロ
セスで製造した紙が好ましい。しかし、白色度の
高い、合成繊維、合成パルプを併用してもよい。
一般に抄紙に用いられる添加剤である、紙力増強
剤、歩留助剤、湿潤紙力強剤、染料などを添加す
ることができる。シートの厚みは20〜200μm、
坪量は20〜180g/m2とするのが好ましい。イン
クジエツトプリンターには表面平滑性の良好なシ
ートが必要であるため、マシンカレンダー、又は
スーパーカレンダー処理などによつて、少くとも
記録面とする片面のベツク平滑度を100秒以上に
することが好ましい。 (実施例) 以下、実施例によつて本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例 1 針葉樹クラフトパルプを、塩素処理−抽出−次
亜塩素酸漂白−二酸化塩素漂白−抽出−次亜塩素
酸漂白の多段漂白処理のシークエンスで漂白処理
し、通常の製紙用晒パルプ(白色度85%)を得
た。 更に過酸化水素0.4重量%(対パルプ絶乾重
量)、水酸化ナトリウム0.6重量%(同)を添加
し、50℃、4時間水溶液中に反応させて、アルカ
リ性水溶液中での過酸化物漂白処理を実施した。
白色度は91%であつた。 填料として2次粒径2〜5μが70%以上の微粒
子珪酸(フアインシール 徳山ソーダ)5部を用
い、分散剤および水を加えて高速分散混合を行つ
た後、上記の晒クラフトパルプ100部と共にビー
ター中で2時間叩解した。この際添加剤として、
カオチンデンプン1部と、尿素ホルマリン樹脂
0.5部、メチオバイオレツトブルー0.002部を添加
した。以上を稀釈することにより0.03%濃度の抄
紙原料を得た。この原料を、長網多筒式抄紙機を
用いて65g/m2の上質紙に抄紙し、白色度93%の
インクジエツト用紙を得た。 実施例 2 微粒子珪酸を使用しない外に実施例1と同様に
して、イングジエツト用紙を作成した。坪量64
g/m2、白色度91%であつた。 実施例 3 微粒子珪酸5部に代えてゼオライト3部を使用
した外は実施例1と同様の操作を繰返してインク
ジエツト用紙を作成した。坪量64g/m2、白色度
92%であつた。 比較例 1 実施例1の一般製紙用パルプ(白色度85%)を
用い、アルカリ性水溶液中での過酸化物漂白を行
なわないでそのまま使用し、実施例1と同じ方法
でインクジエツト用紙を調製した。坪量64g/
m2、白色度85%であつた。 比較例 2 実施例1の白色度85%のパルプをアルカリ性水
溶液中での過酸化物漂白を行わないでそのまま用
い、かつ、微粒子珪酸添加量を15部とした外は実
施例1と同じ方法でインクジエツト用紙を調製し
た。坪量64g/m2、白色度88%であつた。 実施例及び比較例のインクジエツト用紙の評価
結果を表に示す。 記録特性評価は、市販のインクジエツトカラー
プリンターを用いインク吸収性および記録ドツト
の直径および形状について行つた。 インク吸収性評価には打点部分のインクににじ
み(流れ)が生じるまでの打点回数(重ね書き回
数)を測定する方法により、3回以上を○、1回
でもにじむものを×として評価を行つた。 発色鮮明度は、イエロー、マゼンダ、シアン各
色のインクによる発色を目視で評価し、普通を
○、特に鮮かなものを◎、やや色が沈んでいるも
のを△とした。 ドツトの形状はインクジエツトプリンターによ
る用紙への1回打点ドツトを顕微鏡で観察した。
形状は真円に近いものから、○、△、×で示した。
さらに詳しくは水性インクを用いるインクジエツ
ト記録方式において、シート構造中に付着したイ
ンクの発色が鮮かで、かつドツト形状が円形でエ
ツジがシヤープな画像を与えることができ、かつ
シートの表面強度が大きく、普通紙と同様の触
感、使用適性があり、高解像度の画像を高速度で
記録可能ならしめるインクジエツト記録用シート
に関するものである。 (従来技術) インクジエツト記録方式においては、高品位の
記録画像を得るために、記録用シートの基材(主
として紙)面上に付着したインクがその表面上に
広がることなく、厚さ方向に速やかに吸収される
ような基材とすること、及び、付着したインクの
発色を増強するような表面構造とすることが重要
な要件であり、この為の手段については、従来か
ら幾多の提案がなされている。 例えば、シリカなどの顔料をバインダーととも
に、紙の片面に塗工することによつて、シリカの
白色度と透明度を生かして、インクの発色性と吸
液性をセルローズパルプを主体とした普通紙より
改善できる。 しかしこのような塗工型インクジエツト用紙
は、シリカを主成分とする特異な塗工層の表面を
持つため、自然感を損なうとして、一般の印刷用
紙、事務用紙の用途には不評であり、表面強度、
通紙性などの使用適性も問題となることから、こ
れらの用途には従来非塗工の用紙が用いられてい
た。 非塗工のインクジエツト用紙を製造する為に
は、シリカ等の吸液性顔料を抄紙時に内添するこ
とが知られている。しかしながら、これらの内添
型インクジエツト用紙は一般に用いられるパルプ
の光学的特性などから、インクの吸着された層で
の発色の鮮かさが劣つており、紙の強度を損なう
ほどの10重量%以上という多量の無機顔料粒子の
添加がない限り、塗工型並の鮮明な発色が得られ
なかつた。 比較的多量の吸水性顔料を内添する場合は、抄
紙法によるシートの製造工程も不安定であり、そ
の結果発生する顔料の紙層内での不規則な分布に
よつて、異なつた画像・発色の再現性を与える恐
れがあるし、紙粉の発生などのトラブルも恐れら
れている。 これらの塗工型、内添型のインクジエツト用紙
の実質的な主成分である、木材パルプの品質、物
理・化学的性質がインクジエツト画像に与える影
響という基本的な課題について、従来は充分な検
討がされていないことが問題であつた。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は水性インクを用いるインクジエツト記
録方式において、記録シート表面からすみやかに
水性インクを吸収し、そのインクによる画像の発
色が鮮かで、かつインクドツト形状が円形である
ことから、エツジがシヤープな画像の再現がで
き、従つて高解像度の画像を高速度で記録するこ
とを可能ならしめるインクジエツト記録用シート
で、前記従来技術である塗工型や内添型の欠点を
解消し得る、高純度の光学特性の優れた晒木材パ
ルプを主成分とした、インクジエツト記録用シー
トを提供することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、シート状支持体として木材パルプを
主成分とする紙からなる、インクジエツト記録用
シートにおいて、木材パルプとして、アルカリ性
水溶液中で過酸化物を用いて高度に漂白された晒
クラフトパルプを主成分として、好ましくはシリ
カ、ゼオライトなどの顔料を併用して形成した、
地合の均一な紙層内に、水性インクを吸着し発色
させることで、塗工層や特殊な顔料を用いない
で、インクジエツト用紙として必要なインク染料
の鮮明な発色、ドツトの精密な再現を可能とし、
高解像度のインクジエツト記録を可能とするもの
である。 本発明で用いる木材パルプは、天然の木材パル
プにアルカリ性で過酸化物漂白処理を行なつて得
られるものである。漂白処理に使用する過酸化物
は無機過酸化物、例えば過酸化水素、過酸化ナト
リウムなどが好ましいが有機過酸化物であつても
よい。アルカリとしてはNaOHなどのアリカリ
水酸化物などが用いられる。過酸化物の使用量は
対パルプ当り絶乾重量で0.02〜10%好ましくは
0.1〜2%で、アルカリの使用量は0.03〜9%好
ましくは0.1〜3%である。 アルカリ性水溶液中での過酸化物漂白処理は、
一般にパルプ濃度8〜16重量%で、50〜80℃、2
〜4時間の範囲で行うのが適当であるが原料とな
る木材パルプによつて、最適条件はそれぞれ異な
る。 本発明のパルプのアルカリ性水溶液中での過酸
化物漂白は、通常のパルプ漂白工程である、塩素
処理、アルカリ処理、抽出および次亜塩素酸処理
の多段漂白の最終段として、もしくはその後の最
終段として、実施されるのが好ましい。 過酸化物漂白をしたパルプは、過酸化物漂白を
行わない多段漂白のパルプに比べて、白色度、純
度が高い。その理由は具体的には不明であるが、
複雑な染料の混合物である水性インク成分を効果
的に吸着し、顕色させるために、白色度、純度が
関係していることが実験的に明らかになつた。白
色度は高いほど望ましいが、セルローズパルプの
本質的制約から、90%以上であることが経済性と
効果の効果の両面から適当である。 本発明では通常インクジエツト用紙に用いられ
る顔料を用いないでも、十分な効果を上げること
はできる。しかし、顔料を2〜10重量%紙層中に
内添することにより、一層の水性インクの発色の
向上をはかることが可能となる。 本発明に用いられる顔料は、高吸油量かつ高比
表面積を有する顕色性白色顔料、特に2次粒径が
1〜5μの粒子を主体とする微粒子珪酸、又は天
然又は合成のゼオレツクスが適しているが、目的
に応じて多の白色顔料を配合してもよい。これら
白色顔料としては、一般の紙塗工に使用される顔
料、例えばカオリンクレー、タルク−ケイソウ
土、炭酸カルシウム、水酸化カルミニウム、二酸
化チタン、有機顔料(プラスチツクピグメント)
等が挙げられる。 いずれの顔料も2%未満では実質的に改善効果
は見られない。又、10重量%以上添加すると、紙
力の低下や印字のにじみ、紙粉の発生などの品質
上のトラブルが発生することがある。又多量の顔
料を添加すると、高白色度のパルプを用いないで
通常の製紙用パルプを用いたとしても、発色の鮮
かさに大差が見られないので好ましくないので、
2〜10重量%の紙層中に添加する。 本発明のシートとしては、上記のパルプを長網
抄紙機、又は丸網抄紙機を用いた通常の抄紙プロ
セスで製造した紙が好ましい。しかし、白色度の
高い、合成繊維、合成パルプを併用してもよい。
一般に抄紙に用いられる添加剤である、紙力増強
剤、歩留助剤、湿潤紙力強剤、染料などを添加す
ることができる。シートの厚みは20〜200μm、
坪量は20〜180g/m2とするのが好ましい。イン
クジエツトプリンターには表面平滑性の良好なシ
ートが必要であるため、マシンカレンダー、又は
スーパーカレンダー処理などによつて、少くとも
記録面とする片面のベツク平滑度を100秒以上に
することが好ましい。 (実施例) 以下、実施例によつて本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例 1 針葉樹クラフトパルプを、塩素処理−抽出−次
亜塩素酸漂白−二酸化塩素漂白−抽出−次亜塩素
酸漂白の多段漂白処理のシークエンスで漂白処理
し、通常の製紙用晒パルプ(白色度85%)を得
た。 更に過酸化水素0.4重量%(対パルプ絶乾重
量)、水酸化ナトリウム0.6重量%(同)を添加
し、50℃、4時間水溶液中に反応させて、アルカ
リ性水溶液中での過酸化物漂白処理を実施した。
白色度は91%であつた。 填料として2次粒径2〜5μが70%以上の微粒
子珪酸(フアインシール 徳山ソーダ)5部を用
い、分散剤および水を加えて高速分散混合を行つ
た後、上記の晒クラフトパルプ100部と共にビー
ター中で2時間叩解した。この際添加剤として、
カオチンデンプン1部と、尿素ホルマリン樹脂
0.5部、メチオバイオレツトブルー0.002部を添加
した。以上を稀釈することにより0.03%濃度の抄
紙原料を得た。この原料を、長網多筒式抄紙機を
用いて65g/m2の上質紙に抄紙し、白色度93%の
インクジエツト用紙を得た。 実施例 2 微粒子珪酸を使用しない外に実施例1と同様に
して、イングジエツト用紙を作成した。坪量64
g/m2、白色度91%であつた。 実施例 3 微粒子珪酸5部に代えてゼオライト3部を使用
した外は実施例1と同様の操作を繰返してインク
ジエツト用紙を作成した。坪量64g/m2、白色度
92%であつた。 比較例 1 実施例1の一般製紙用パルプ(白色度85%)を
用い、アルカリ性水溶液中での過酸化物漂白を行
なわないでそのまま使用し、実施例1と同じ方法
でインクジエツト用紙を調製した。坪量64g/
m2、白色度85%であつた。 比較例 2 実施例1の白色度85%のパルプをアルカリ性水
溶液中での過酸化物漂白を行わないでそのまま用
い、かつ、微粒子珪酸添加量を15部とした外は実
施例1と同じ方法でインクジエツト用紙を調製し
た。坪量64g/m2、白色度88%であつた。 実施例及び比較例のインクジエツト用紙の評価
結果を表に示す。 記録特性評価は、市販のインクジエツトカラー
プリンターを用いインク吸収性および記録ドツト
の直径および形状について行つた。 インク吸収性評価には打点部分のインクににじ
み(流れ)が生じるまでの打点回数(重ね書き回
数)を測定する方法により、3回以上を○、1回
でもにじむものを×として評価を行つた。 発色鮮明度は、イエロー、マゼンダ、シアン各
色のインクによる発色を目視で評価し、普通を
○、特に鮮かなものを◎、やや色が沈んでいるも
のを△とした。 ドツトの形状はインクジエツトプリンターによ
る用紙への1回打点ドツトを顕微鏡で観察した。
形状は真円に近いものから、○、△、×で示した。
【表】
2 ○ ○ ○ 粉落ち
(発明の効果) 以上の実施例および比較例から明らかなよう
に、本発明、インクジエツト記録用シートはイン
ク吸収性、ドツトの直径、形状のいずれも優秀な
ものであり、かつ表面が強固で鉛筆で難なく筆記
できるという、従来法の欠点を解消した、高解像
度で発色鮮明度の優れた、インクジエツト・フル
カラー・プリンターを可能ならしめるものであ
り、産業界に寄与するところが大である。
(発明の効果) 以上の実施例および比較例から明らかなよう
に、本発明、インクジエツト記録用シートはイン
ク吸収性、ドツトの直径、形状のいずれも優秀な
ものであり、かつ表面が強固で鉛筆で難なく筆記
できるという、従来法の欠点を解消した、高解像
度で発色鮮明度の優れた、インクジエツト・フル
カラー・プリンターを可能ならしめるものであ
り、産業界に寄与するところが大である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 90〜100重量%の木材パルプを主成分とする
シートからなるインクジエツト記録用シートにお
いて、木材パルプの主成分がアルカリ性で過酸化
物を用いて漂白処理された白色度90%以上の晒パ
ルプからなり、シートの白色度が90%以上である
ことを特徴とする、インクジエツト記録用シー
ト。 2 天然又は合成ゼオライトをシートの2〜10重
量%含有する特許請求の範囲第1項記載のインク
ジエツト記録用シート。 3 2次粒径が1〜5μのシリカを主体とする顔
料をシートの2〜10重量%含有する、特許請求の
範囲第1項記載のインクジエツト記録用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61006048A JPS62162588A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | インクジエツト記録用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61006048A JPS62162588A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | インクジエツト記録用シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62162588A JPS62162588A (ja) | 1987-07-18 |
| JPH058111B2 true JPH058111B2 (ja) | 1993-02-01 |
Family
ID=11627732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61006048A Granted JPS62162588A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | インクジエツト記録用シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62162588A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003078174A1 (fr) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Papier pour impression par jet d'encre |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0397996A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-23 | Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd | 中性抄紙方法 |
| EP0949084B1 (en) * | 1993-03-02 | 2003-08-20 | Mitsubishi Paper Mills, Ltd. | Ink jet recording sheet |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS588685A (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-18 | Jujo Paper Co Ltd | インキジエット記録用紙 |
| JPS5843732A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-14 | 保土谷化学工業株式会社 | 揮発性薬剤の収納および揮散装置 |
| JPH0717087B2 (ja) * | 1982-03-05 | 1995-03-01 | 三菱製紙株式会社 | 記録用シ−ト |
| JPS59146889A (ja) * | 1983-02-10 | 1984-08-22 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジエツト記録用紙 |
-
1986
- 1986-01-14 JP JP61006048A patent/JPS62162588A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003078174A1 (fr) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Papier pour impression par jet d'encre |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62162588A (ja) | 1987-07-18 |
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