JPH0581211A - プロセツサ間通信方式 - Google Patents
プロセツサ間通信方式Info
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- JPH0581211A JPH0581211A JP3268948A JP26894891A JPH0581211A JP H0581211 A JPH0581211 A JP H0581211A JP 3268948 A JP3268948 A JP 3268948A JP 26894891 A JP26894891 A JP 26894891A JP H0581211 A JPH0581211 A JP H0581211A
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- cpu
- board
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 CPUボード間のデータ等の転送を、転送先
に特別なプログラムを設けることなく、またバスロック
期間が最小となるように行う。 【構成】 CPUボード1のCPU11は、RAM12に記
憶されたプログラムやデータをCPUボード2に転送す
る場合、テスト・アンド・セット命令により、外部バス
3をその命令の実行期間だけロックして自CPUのアド
レス空間の一部に割り付けられた双方向メモリ23中のロ
ック情報によってロックを取得し、プログラム等を双方
向メモリ23に書き込み、ロック情報を非ロック状態に変
更する。CPUボード2のCPU21は、自CPUのアド
レス空間の一部に割り付けられた双方向メモリ23に転送
されてきたプログラムやデータを、テスト・アンド・セ
ット命令で他のCPU11とのアクセス競合を排他してア
クセスし、そのプログラムを実行したりデータを利用す
る。
に特別なプログラムを設けることなく、またバスロック
期間が最小となるように行う。 【構成】 CPUボード1のCPU11は、RAM12に記
憶されたプログラムやデータをCPUボード2に転送す
る場合、テスト・アンド・セット命令により、外部バス
3をその命令の実行期間だけロックして自CPUのアド
レス空間の一部に割り付けられた双方向メモリ23中のロ
ック情報によってロックを取得し、プログラム等を双方
向メモリ23に書き込み、ロック情報を非ロック状態に変
更する。CPUボード2のCPU21は、自CPUのアド
レス空間の一部に割り付けられた双方向メモリ23に転送
されてきたプログラムやデータを、テスト・アンド・セ
ット命令で他のCPU11とのアクセス競合を排他してア
クセスし、そのプログラムを実行したりデータを利用す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロセッサ間通信方式に
関し、特に複数のCPUボードを筐体に実装しバスを介
して相互に接続して成る装置において、或るCPUボー
ド上に存在するプログラムやデータを他のCPUボード
上に転送するプロセッサ間通信方式に関する。
関し、特に複数のCPUボードを筐体に実装しバスを介
して相互に接続して成る装置において、或るCPUボー
ド上に存在するプログラムやデータを他のCPUボード
上に転送するプロセッサ間通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のCPUボードを1つの筐体に実装
した装置において、或るCPUボード上で作成されたプ
ログラムやデータまたはそのCPUボード上に外部から
転送されてきたプログラムやデータを、他のCPUボー
ドに移してそのCPUボード上でそのプログラムを実行
したりデータを利用する場合、従来は、以下のようなプ
ロセッサ間通信方式(A),(B)を用いて転送を行っ
ている。
した装置において、或るCPUボード上で作成されたプ
ログラムやデータまたはそのCPUボード上に外部から
転送されてきたプログラムやデータを、他のCPUボー
ドに移してそのCPUボード上でそのプログラムを実行
したりデータを利用する場合、従来は、以下のようなプ
ロセッサ間通信方式(A),(B)を用いて転送を行っ
ている。
【0003】(A)転送元および転送先のCPUボード
を通信回線で接続し、その通信回線を通じてプログラム
やデータを転送する特別なプログラムを双方のCPUボ
ード上のROMに格納しておき、この特別なプログラム
を実行することにより、転送元のCPUボードのメモリ
上に存在するプログラムやデータを転送先のCPUボー
ド上に通信回線を介して転送する方式。
を通信回線で接続し、その通信回線を通じてプログラム
やデータを転送する特別なプログラムを双方のCPUボ
ード上のROMに格納しておき、この特別なプログラム
を実行することにより、転送元のCPUボードのメモリ
上に存在するプログラムやデータを転送先のCPUボー
ド上に通信回線を介して転送する方式。
【0004】(B)フロッピィディスク装置等の補助記
憶装置を備えると共に、この補助記憶装置に対して入出
力を行う特別なプログラムを双方のCPUボード上のR
OMに格納しておき、転送元のCPUボードはこの特別
なプログラムを実行することにより自ボードのメモリ上
のプログラムやデータを補助記憶装置に書き込み、転送
先のCPUボードは上記特別なプログラムを実行するこ
とにより補助記憶装置からプログラムやデータを読み込
む方式。
憶装置を備えると共に、この補助記憶装置に対して入出
力を行う特別なプログラムを双方のCPUボード上のR
OMに格納しておき、転送元のCPUボードはこの特別
なプログラムを実行することにより自ボードのメモリ上
のプログラムやデータを補助記憶装置に書き込み、転送
先のCPUボードは上記特別なプログラムを実行するこ
とにより補助記憶装置からプログラムやデータを読み込
む方式。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は上述したような
プロセッサ間通信方式を使用してプログラムやデータを
他のCPUボードに転送していたが、それぞれ以下のよ
うな問題点があった。
プロセッサ間通信方式を使用してプログラムやデータを
他のCPUボードに転送していたが、それぞれ以下のよ
うな問題点があった。
【0006】(A)のプロセッサ間通信方式では、転送
先のCPU毎に通信用の特別なプログラムを用意する必
要がある。特に、CPUの種類が異なる場合にはその種
類毎の特別なプログラムの開発が必要になる。
先のCPU毎に通信用の特別なプログラムを用意する必
要がある。特に、CPUの種類が異なる場合にはその種
類毎の特別なプログラムの開発が必要になる。
【0007】(B)のプログラム間通信方式では、比較
的高価で嵩張る補助記憶装置が必要となる上、転送先の
CPU毎に補助記憶装置からプログラムやデータを読み
込む特別なソフトウェアが必要になる。
的高価で嵩張る補助記憶装置が必要となる上、転送先の
CPU毎に補助記憶装置からプログラムやデータを読み
込む特別なソフトウェアが必要になる。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みて為された
ものであり、その目的は、プログラムやデータを転送す
るための特別なプログラムを転送先のCPUに必要とし
ないプロセッサ間通信方式を提供することにある。
ものであり、その目的は、プログラムやデータを転送す
るための特別なプログラムを転送先のCPUに必要とし
ないプロセッサ間通信方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプロセッサ間通
信方式は上記の目的を達成するために、複数のCPUボ
ードを筐体に実装しバスを介して相互に接続して成る装
置上で、CPUボード上に設けられたメモリの記憶内容
(プログラムやデータ)を他のCPUボード上に転送す
るプロセッサ間通信方式において、前記記憶内容の転送
先となるCPUボード上に、そのCPUボードに設けら
れたCPUおよびそのCPUボード外の前記バスからア
クセス可能な双方向メモリを備え、前記記憶内容の転送
元となるCPUボード上のCPUは、前記記憶内容の転
送時、前記バスを通じ、不可分な比較と交換命令を用い
て前記双方向メモリ中のロック情報によってロックを取
得した後に自ボード上の前記記憶内容を前記双方向メモ
リに書き込み、書き込み終了後に前記ロック情報による
ロックを解除する。
信方式は上記の目的を達成するために、複数のCPUボ
ードを筐体に実装しバスを介して相互に接続して成る装
置上で、CPUボード上に設けられたメモリの記憶内容
(プログラムやデータ)を他のCPUボード上に転送す
るプロセッサ間通信方式において、前記記憶内容の転送
先となるCPUボード上に、そのCPUボードに設けら
れたCPUおよびそのCPUボード外の前記バスからア
クセス可能な双方向メモリを備え、前記記憶内容の転送
元となるCPUボード上のCPUは、前記記憶内容の転
送時、前記バスを通じ、不可分な比較と交換命令を用い
て前記双方向メモリ中のロック情報によってロックを取
得した後に自ボード上の前記記憶内容を前記双方向メモ
リに書き込み、書き込み終了後に前記ロック情報による
ロックを解除する。
【0010】また、本発明の好ましい実施例において
は、前記双方向メモリの記憶領域の全てを前記転送先と
なるCPUボード上のCPUのアドレス空間の一部に割
り付け、前記双方向メモリの記憶領域の一部を前記転送
元となるCPUボード上のCPUのアドレス空間の一部
に割り付けるようにしている。
は、前記双方向メモリの記憶領域の全てを前記転送先と
なるCPUボード上のCPUのアドレス空間の一部に割
り付け、前記双方向メモリの記憶領域の一部を前記転送
元となるCPUボード上のCPUのアドレス空間の一部
に割り付けるようにしている。
【0011】
【作用】本発明のプロセッサ間通信方式においては、プ
ログラムやデータを他のCPUボードに転送し、そのC
PUボード上でそのプログラムを実行したりデータを利
用する場合、先ず、転送元のCPUボード上のCPU
が、各CPUボード間をつなぐバスを通じ、テスト・ア
ンド・セット命令などと呼ばれる不可分な比較と交換命
令を用いて転送先のCPUボード上の双方向メモリ中に
予め設定されているロック情報によるロックを試みる。
ログラムやデータを他のCPUボードに転送し、そのC
PUボード上でそのプログラムを実行したりデータを利
用する場合、先ず、転送元のCPUボード上のCPU
が、各CPUボード間をつなぐバスを通じ、テスト・ア
ンド・セット命令などと呼ばれる不可分な比較と交換命
令を用いて転送先のCPUボード上の双方向メモリ中に
予め設定されているロック情報によるロックを試みる。
【0012】ここで、ロック情報は、双方向メモリの記
憶領域のうち複数のCPUボードからアクセスされる領
域の使用状態を示すものであり、何れかのCPUボード
が使用している場合にはロック状態を示す値になってお
り、未使用の場合には非ロック状態を示す値になってい
る。
憶領域のうち複数のCPUボードからアクセスされる領
域の使用状態を示すものであり、何れかのCPUボード
が使用している場合にはロック状態を示す値になってお
り、未使用の場合には非ロック状態を示す値になってい
る。
【0013】また、不可分な比較と交換命令は、バスを
ロックして他のCPUがアクセスするのを防ぎ、ロック
情報をフェッチし、その値とロック状態を示す値とを比
較して比較結果を条件フラグに反映し、ロック情報にロ
ック状態を示す値を設定し、バスのロックを外すという
一連の動作を1命令内で行う命令である。
ロックして他のCPUがアクセスするのを防ぎ、ロック
情報をフェッチし、その値とロック状態を示す値とを比
較して比較結果を条件フラグに反映し、ロック情報にロ
ック状態を示す値を設定し、バスのロックを外すという
一連の動作を1命令内で行う命令である。
【0014】従って、双方向メモリの記憶領域のうち複
数のCPUボードからアクセスされる領域が何れのCP
Uボードからも現在使用されていない場合、不可分な比
較と交換命令の実行によるロックの試みが成功すること
になり、次に転送元のCPUは、バスを通じて、自ボー
ド上のメモリに記憶されたプログラムやデータを双方向
メモリに書き込み、書き込み終了後に前記ロック情報を
非ロック状態を示す値に変更する。
数のCPUボードからアクセスされる領域が何れのCP
Uボードからも現在使用されていない場合、不可分な比
較と交換命令の実行によるロックの試みが成功すること
になり、次に転送元のCPUは、バスを通じて、自ボー
ド上のメモリに記憶されたプログラムやデータを双方向
メモリに書き込み、書き込み終了後に前記ロック情報を
非ロック状態を示す値に変更する。
【0015】これにより、プログラムやデータが転送先
のCPUボードに転送されたことになり、転送先のCP
Uが、不可分な比較と交換命令によって前記ロック情報
によるロックを試み、成功した場合にそれらをアクセス
することによりプログラムやデータを利用することがで
きる。
のCPUボードに転送されたことになり、転送先のCP
Uが、不可分な比較と交換命令によって前記ロック情報
によるロックを試み、成功した場合にそれらをアクセス
することによりプログラムやデータを利用することがで
きる。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0017】図1を参照すると、本発明の一実施例のプ
ロセッサ間通信方式を適用した装置の一例は、複数のC
PUボード1,2が筐体4に実装され、これらボード間
が筐体4の外部バス3を介して相互に接続されている。
なお、筐体4に実装されるCPUボードは図示の2個に
限定されない。
ロセッサ間通信方式を適用した装置の一例は、複数のC
PUボード1,2が筐体4に実装され、これらボード間
が筐体4の外部バス3を介して相互に接続されている。
なお、筐体4に実装されるCPUボードは図示の2個に
限定されない。
【0018】CPUボード1は、転送元となるCPUボ
ードであり、CPU11,CPUボード2に転送するプ
ログラムやデータを保持するRAM12,このRAM1
2の記憶内容をCPUボード2に転送する際にCPU1
1が実行するプログラムやその他各種のプログラムを記
憶するROM等のプログラムメモリ13,CPUボード
2に転送すべきプログラムやデータを外部から受信する
ための通信装置14,バスコントローラ15およびそれ
らをつなぐ内部バス16を含んでいる。なお、バスコン
トローラ15はCPU11のステータスに応じて内部バ
ス16,外部バス15のロック等を行うものである。
ードであり、CPU11,CPUボード2に転送するプ
ログラムやデータを保持するRAM12,このRAM1
2の記憶内容をCPUボード2に転送する際にCPU1
1が実行するプログラムやその他各種のプログラムを記
憶するROM等のプログラムメモリ13,CPUボード
2に転送すべきプログラムやデータを外部から受信する
ための通信装置14,バスコントローラ15およびそれ
らをつなぐ内部バス16を含んでいる。なお、バスコン
トローラ15はCPU11のステータスに応じて内部バ
ス16,外部バス15のロック等を行うものである。
【0019】CPUボード2は、転送先となるCPUボ
ードであり、CPU21,このCPU21が実行する各
種のプログラムを記憶するプログラムメモリ22,CP
U21側と外部バス3側との双方からアクセス可能な双
方向メモリ23,バッファ24,25,双方向メモリ2
3とバッファ24,25との間をつなぐ2ポートメモリ
バス26,およびCPU21とプログラムメモリ22と
バッファ24とをつなぐ内部バス27を含んでいる。
ードであり、CPU21,このCPU21が実行する各
種のプログラムを記憶するプログラムメモリ22,CP
U21側と外部バス3側との双方からアクセス可能な双
方向メモリ23,バッファ24,25,双方向メモリ2
3とバッファ24,25との間をつなぐ2ポートメモリ
バス26,およびCPU21とプログラムメモリ22と
バッファ24とをつなぐ内部バス27を含んでいる。
【0020】図2はCPU11のアドレス空間5とCP
U21のアドレス空間6の説明図である。同図に示すよ
うに、双方向メモリ23の記憶領域の全てはCPU21
のアドレス空間6の空間63に割り付けられている。そ
して、本実施例では、双方向メモリ23の記憶領域をC
PU21の専用領域と複数のCPU11,21で共用す
る共用領域とに分割しており、CPU21のアドレス空
間6においては、CPU21の専用領域が空間63中の
空間62に、共用領域が空間61にそれぞれ割り付けら
れている。ここで、共用領域は転送されてきたプログラ
ムやメモリを記憶する領域として、また、この共用領域
を排他的に利用するためのロック情報等を保持する領域
として使用される。
U21のアドレス空間6の説明図である。同図に示すよ
うに、双方向メモリ23の記憶領域の全てはCPU21
のアドレス空間6の空間63に割り付けられている。そ
して、本実施例では、双方向メモリ23の記憶領域をC
PU21の専用領域と複数のCPU11,21で共用す
る共用領域とに分割しており、CPU21のアドレス空
間6においては、CPU21の専用領域が空間63中の
空間62に、共用領域が空間61にそれぞれ割り付けら
れている。ここで、共用領域は転送されてきたプログラ
ムやメモリを記憶する領域として、また、この共用領域
を排他的に利用するためのロック情報等を保持する領域
として使用される。
【0021】他方、CPU11のアドレス空間5におい
ては、双方向メモリ23の共用領域の部分だけが空間5
2に割り付けられている。
ては、双方向メモリ23の共用領域の部分だけが空間5
2に割り付けられている。
【0022】即ち、双方向メモリ23の共用領域は、C
PU21から見た場合には空間61に存在し、CPU1
1から外部バス3を通じて見た場合には空間52に存在
するように、双方向メモリ23の双方のポートのアドレ
ス設定が為されている。
PU21から見た場合には空間61に存在し、CPU1
1から外部バス3を通じて見た場合には空間52に存在
するように、双方向メモリ23の双方のポートのアドレ
ス設定が為されている。
【0023】また、転送対象のプログラムやデータを記
憶するRAM12の領域は、CPU11のアドレス空間
5の空間51に割り付けられている。
憶するRAM12の領域は、CPU11のアドレス空間
5の空間51に割り付けられている。
【0024】次に、上述のように構成された本実施例の
動作を説明する。
動作を説明する。
【0025】CPUボード2上で動作させるプログラム
やデータは、CPUボード1上において作成されてRA
M12に記憶されるか、または、通信装置14を通じて
外部から入力されてRAM12に記憶される。なお、プ
ログラムやデータは例えばリスト構造の形式で記憶され
る。
やデータは、CPUボード1上において作成されてRA
M12に記憶されるか、または、通信装置14を通じて
外部から入力されてRAM12に記憶される。なお、プ
ログラムやデータは例えばリスト構造の形式で記憶され
る。
【0026】RAM12に記憶されたプログラムやデー
タをCPUボード2に転送する場合、利用者はCPU1
1にプログラムメモリ13に格納された転送用のプログ
ラムの実行を指示し、CPU11はそのプログラムを実
行する。
タをCPUボード2に転送する場合、利用者はCPU1
1にプログラムメモリ13に格納された転送用のプログ
ラムの実行を指示し、CPU11はそのプログラムを実
行する。
【0027】図3はその際にCPU11が行う処理の一
例を示すフローチャートである。
例を示すフローチャートである。
【0028】先ず、CPU11は、テスト・アンド・セ
ット(TAS)命令を実行する(S1)。これにより、
バスコントローラ15により外部バス3がロックされて
他のCPUがアクセスするのを防ぎ、双方向メモリ23
の共用領域に設定されたロック情報がフェッチされ、そ
の値とロック状態を示す値とが比較されて比較結果が条
件フラグに反映され、ロック情報にロック状態を示す値
が設定され、外部バス3のロックが外されるという一連
の動作が不可分に行われる。
ット(TAS)命令を実行する(S1)。これにより、
バスコントローラ15により外部バス3がロックされて
他のCPUがアクセスするのを防ぎ、双方向メモリ23
の共用領域に設定されたロック情報がフェッチされ、そ
の値とロック状態を示す値とが比較されて比較結果が条
件フラグに反映され、ロック情報にロック状態を示す値
が設定され、外部バス3のロックが外されるという一連
の動作が不可分に行われる。
【0029】次にCPU11はテスト・アンド・セット
命令の実行結果に基づきロックが成功したか否かを判定
する(S2)。そして、ロック不成功であれば、即ち、
CPU11以外のCPUが双方向メモリ23の共用領域
をアクセス中のためにロック情報が既にロック状態を示
していれば、例えば所定時間の待ち合わせ後に再びステ
ップS1を実行する。
命令の実行結果に基づきロックが成功したか否かを判定
する(S2)。そして、ロック不成功であれば、即ち、
CPU11以外のCPUが双方向メモリ23の共用領域
をアクセス中のためにロック情報が既にロック状態を示
していれば、例えば所定時間の待ち合わせ後に再びステ
ップS1を実行する。
【0030】他方、ロック成功であれば、即ち、双方向
メモリ23の共用領域が何れのCPUからもアクセスさ
れていなければ、CPU11はRAM12に記憶された
プログラムやデータを1データ(例えばリスト構造の1
要素)ずつ読み出して外部バス3を通じて双方向メモリ
23の共用領域に書き込む動作を、転送するプログラム
やデータが無くなるまで続ける(S3,S4)。これ
は、図2において、アドレス空間5の空間51から空間
52へプログラムやデータを転送することに相当し、C
PU21から見ればアドレス空間6の空間61にプログ
ラムやデータが転送されたことになる。なお、この転送
中、外部バス3はバスコントローラ15によりロックさ
れる。
メモリ23の共用領域が何れのCPUからもアクセスさ
れていなければ、CPU11はRAM12に記憶された
プログラムやデータを1データ(例えばリスト構造の1
要素)ずつ読み出して外部バス3を通じて双方向メモリ
23の共用領域に書き込む動作を、転送するプログラム
やデータが無くなるまで続ける(S3,S4)。これ
は、図2において、アドレス空間5の空間51から空間
52へプログラムやデータを転送することに相当し、C
PU21から見ればアドレス空間6の空間61にプログ
ラムやデータが転送されたことになる。なお、この転送
中、外部バス3はバスコントローラ15によりロックさ
れる。
【0031】そして、全てのプログラムやデータの転送
が終了すると、CPU11は外部バス3を通じて双方向
メモリ23の共用領域中のロック情報を非ロック状態に
変更し(S5)、図3の処理を終了する。
が終了すると、CPU11は外部バス3を通じて双方向
メモリ23の共用領域中のロック情報を非ロック状態に
変更し(S5)、図3の処理を終了する。
【0032】これで、CPUボード1からCPUボード
2へプログラムやデータが転送されたことになり、CP
U21は、テスト・アンド・セット命令を実行して双方
向メモリ23の共用領域中のロック情報によるロックを
行い、次いで共用領域に格納されているプログラムやデ
ータをアクセスすることにより、それらの利用が可能に
なる。なお、ロック不成功の場合、その共用領域は現在
他のCPUによって使用されているので、待ち合わせ等
の処理を行う。
2へプログラムやデータが転送されたことになり、CP
U21は、テスト・アンド・セット命令を実行して双方
向メモリ23の共用領域中のロック情報によるロックを
行い、次いで共用領域に格納されているプログラムやデ
ータをアクセスすることにより、それらの利用が可能に
なる。なお、ロック不成功の場合、その共用領域は現在
他のCPUによって使用されているので、待ち合わせ等
の処理を行う。
【0033】以上は、CPUボード1からCPUボード
2へプログラムやデータを転送する際の動作であるが、
双方向メモリ23の共用領域の内容はCPUボード1の
CPU11で書き換えることができるので、転送後のプ
ログラムやデータを削除したり、変更したりすることも
CPUボード1から自由に行うことができる。
2へプログラムやデータを転送する際の動作であるが、
双方向メモリ23の共用領域の内容はCPUボード1の
CPU11で書き換えることができるので、転送後のプ
ログラムやデータを削除したり、変更したりすることも
CPUボード1から自由に行うことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明した本発明のプロセッサ間通信
方式によれば、以下のような効果を得ることができる。
方式によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0035】転送元となるCPUボード上のCPUが転
送先となるCPUボード上の双方向メモリに対し転送に
かかるプログラムやデータを書き込むことで転送を行う
ため、プログラムやデータを転送するための特別なプロ
グラムを転送先のCPUに必要としない。このため、従
来のように種類の異なるCPUボード毎の特別なプログ
ラムの開発が不要になり、利用者はそれに労力を費やす
ことなく、転送先のCPUボードで実行させるプログラ
ムやデータの開発に専念できる。
送先となるCPUボード上の双方向メモリに対し転送に
かかるプログラムやデータを書き込むことで転送を行う
ため、プログラムやデータを転送するための特別なプロ
グラムを転送先のCPUに必要としない。このため、従
来のように種類の異なるCPUボード毎の特別なプログ
ラムの開発が不要になり、利用者はそれに労力を費やす
ことなく、転送先のCPUボードで実行させるプログラ
ムやデータの開発に専念できる。
【0036】双方向メモリに記憶されるプログラムやデ
ータが複数のCPUボードから同時にアクセスされるの
を防止するための排他制御を、不可分な比較と交換命令
を用いて行っているため、排他制御の際のバスのロック
期間を最小にすることができる。このため、複数のCP
Uが同時にバスを利用しようとした際に発生するバス競
合の可能性を低くでき、バス競合によるCPUの待ち時
間が少なくなり、多くのCPUを同一のバス上に接続す
ることができる。
ータが複数のCPUボードから同時にアクセスされるの
を防止するための排他制御を、不可分な比較と交換命令
を用いて行っているため、排他制御の際のバスのロック
期間を最小にすることができる。このため、複数のCP
Uが同時にバスを利用しようとした際に発生するバス競
合の可能性を低くでき、バス競合によるCPUの待ち時
間が少なくなり、多くのCPUを同一のバス上に接続す
ることができる。
【0037】プログラムやデータを転送するメモリを双
方向メモリとしているため、転送先のCPUは転送され
てきたプログラムやデータを別のメモリに移すといった
処理を行う必要がなくなり、直接にアクセスして利用す
ることができる。
方向メモリとしているため、転送先のCPUは転送され
てきたプログラムやデータを別のメモリに移すといった
処理を行う必要がなくなり、直接にアクセスして利用す
ることができる。
【0038】双方向メモリの記憶領域の一部を複数のC
PUからアクセスされる共用領域としてそこにプログラ
ムやデータを転送し、他の領域はその双方向メモリを搭
載したCPUボード専用のメモリ領域としたため、転送
元のCPUがプログラムやデータを双方向メモリに転送
している間であっても転送先のCPUは自ボード専用の
メモリ領域をアクセスして処理を行うことができる。こ
のため、CPU処理の効率を高めることができると共
に、転送のために必要な記憶容量以上の容量を有する双
方向メモリであっても、全ての記憶領域を有効に活用す
ることができる。
PUからアクセスされる共用領域としてそこにプログラ
ムやデータを転送し、他の領域はその双方向メモリを搭
載したCPUボード専用のメモリ領域としたため、転送
元のCPUがプログラムやデータを双方向メモリに転送
している間であっても転送先のCPUは自ボード専用の
メモリ領域をアクセスして処理を行うことができる。こ
のため、CPU処理の効率を高めることができると共
に、転送のために必要な記憶容量以上の容量を有する双
方向メモリであっても、全ての記憶領域を有効に活用す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例のプロセッサ間通信方式を適
用した装置のブロック図である。
用した装置のブロック図である。
【図2】CPU11とCPU21のアドレス空間5,6
の説明図である。
の説明図である。
【図3】転送元のCPU11が行う処理の一例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1…転送元のCPUボード 11…CPU 12…転送するプログラムやデータを記憶するRAM 13…転送用のプログラム等を記憶するプログラムメモ
リ 14…通信装置 15…バスコントローラ 16…内部バス 2…転送先のCPUボード 21…CPU 22…プログラムメモリ 23…双方向メモリ 24,25…バッファ 26…2ポートメモリバス 27…内部バス 3…外部バス 4…筐体
リ 14…通信装置 15…バスコントローラ 16…内部バス 2…転送先のCPUボード 21…CPU 22…プログラムメモリ 23…双方向メモリ 24,25…バッファ 26…2ポートメモリバス 27…内部バス 3…外部バス 4…筐体
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のCPUボードを筐体に実装しバス
を介して相互に接続して成る装置上で、CPUボード上
に設けられたメモリの記憶内容を他のCPUボード上に
転送するプロセッサ間通信方式において、 前記記憶内容の転送先となるCPUボード上に、そのC
PUボードに設けられたCPUおよびそのCPUボード
外の前記バスからアクセス可能な双方向メモリを備え、 前記記憶内容の転送元となるCPUボード上のCPU
は、前記記憶内容の転送時、前記バスを通じ、不可分な
比較と交換命令を用いて前記双方向メモリ中のロック情
報によってロックを取得した後に自ボード上の前記記憶
内容を前記双方向メモリに書き込み、書き込み終了後に
前記ロック情報によるロックを解除することを特徴とす
るプロセッサ間通信方式。 - 【請求項2】 前記双方向メモリの記憶領域の全てを前
記転送先となるCPUボード上のCPUのアドレス空間
の一部に割り付け、前記双方向メモリの記憶領域の一部
を前記転送元となるCPUボード上のCPUのアドレス
空間の一部に割り付けた請求項1記載のプロセッサ間通
信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3268948A JPH0581211A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | プロセツサ間通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3268948A JPH0581211A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | プロセツサ間通信方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0581211A true JPH0581211A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17465518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3268948A Pending JPH0581211A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | プロセツサ間通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0581211A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023175936A (ja) * | 2018-04-03 | 2023-12-12 | ザイリンクス インコーポレイテッド | デバイスにおけるデータ処理エンジン構成 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3268948A patent/JPH0581211A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023175936A (ja) * | 2018-04-03 | 2023-12-12 | ザイリンクス インコーポレイテッド | デバイスにおけるデータ処理エンジン構成 |
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