JPH058140U - バタフライ弁の弁座構造 - Google Patents
バタフライ弁の弁座構造Info
- Publication number
- JPH058140U JPH058140U JP5661591U JP5661591U JPH058140U JP H058140 U JPH058140 U JP H058140U JP 5661591 U JP5661591 U JP 5661591U JP 5661591 U JP5661591 U JP 5661591U JP H058140 U JPH058140 U JP H058140U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- valve
- pressing force
- seal
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 シール材15に弁体13の湾曲面に外接するテー
パ面を形成した筒状のシール部15bとシール部15bの最
小径部を支持する円環状の支持部15aとを設け、弁箱11
の内部にシール部15の最小径部を弁体13の周縁部14に向
けて付勢する弾性を有した押圧力調整板19を配置すると
ともに、押圧力調整板19を弁体13の周縁部14に向けて押
圧する押圧力調整部20を出退自在に設けた。 【効果】 薄肉のシール材15が押圧力調整板19の弾性力
に補強されながら弁体13に密接するので、シール部15b
の密着追従性が向上するとともに、高圧力流体に対して
もシール性を維持することができ、シール材15の支持部
15aの剛性を適度に調整するとともに、弁箱11および弁
体13の製作時における寸法誤差および温度変化による形
状寸法の変動をシール材15が撓むことによって吸収する
ことができる。
パ面を形成した筒状のシール部15bとシール部15bの最
小径部を支持する円環状の支持部15aとを設け、弁箱11
の内部にシール部15の最小径部を弁体13の周縁部14に向
けて付勢する弾性を有した押圧力調整板19を配置すると
ともに、押圧力調整板19を弁体13の周縁部14に向けて押
圧する押圧力調整部20を出退自在に設けた。 【効果】 薄肉のシール材15が押圧力調整板19の弾性力
に補強されながら弁体13に密接するので、シール部15b
の密着追従性が向上するとともに、高圧力流体に対して
もシール性を維持することができ、シール材15の支持部
15aの剛性を適度に調整するとともに、弁箱11および弁
体13の製作時における寸法誤差および温度変化による形
状寸法の変動をシール材15が撓むことによって吸収する
ことができる。
Description
【0001】
本考案は、高温流体や低温流体を扱うバタフライ弁の弁座構造に関する。
【0002】
従来のバタフライ弁としては、たとえば特願平1-75221 号がある。これは図3 に示すようなもので、弁箱1または弁体2のいずれか一方に、両者間をシールす るための環状メタルシート3を設け、環状メタルシート3を弁体2の閉弁操作に 伴って、その外周部3aが内周部3bに対してその軸心方向に相対変位するようにた わみ変形する皿ばね状に形成したものであり、弁箱1と弁体2の間に温度差によ って生じる変位に対して環状メタルシート3が変形して追随し、シール性を維持 するものである。
【0003】
しかし、上記した従来の構成によれば、環状メタルシート3はたわみ変形が可 能なように形成されているために剛性に乏しく、取扱う流体が高圧力となった場 合にシール性が損なわれる問題があった。
【0004】 本考案は上記課題を解決するもので、弁箱および弁体の温度変化による変位に 追随することができるとともに、高圧力のもとにおいてもシール性を維持するこ とができるバタフライ弁の弁座構造を提供することを目的とする。
【0005】
上記課題を解決するために本考案は、弁箱の弁ポート周囲に弁体との間をシー ルするシール材を配置したバタフライ弁において、弁体の周縁部に表裏の一側面 から他側面に向けて拡径する湾曲面を形成し、シール材に弁体の湾曲面に外接す るテーパ面を形成した薄肉筒状のシール部とシール部の最小径部を支持する円環 状の薄肉支持部とを設け、弁箱内にシール部の最小径部を弁体の周縁部に向けて 付勢する弾性を有した押圧力調整板を配置するとともに、押圧力調整板を弁体の 周縁部に向けて押圧する押圧力調整部を弁箱側に螺合して出退自在に設けた構成 としたものである。
【0006】
上記構成により、弁体の開状態において、シール材は支持部の外周縁部を弁箱 に支持されてシール部が自由端の状態にあり、弁ポートの径方向および流路方向 において変形可能である。また、弁体の閉状態において、シール材の薄肉シール 部が弁体の周縁部に自身の弾性力によって密接し、弁ポートにおける弁体周囲を 止水する。
【0007】 そして、シール材のシール部と弁体の周縁部の密接状態が不具合で止水性が損 なわれるときには、押圧力調整部を弁箱側との螺合により弁体に向けて押出し、 押圧力調整板を介してシール部の最小径部を押圧し、支持部を撓ませて弁体の周 縁部に対するシール部の押圧力を強化する。したがって、弁箱および弁体に製作 時の寸法誤差および温度変化による形状寸法の変動が生じたとしても、薄肉のシ ール材の支持部およびシール部が撓むことにより前記の変動を吸収することがで きる。また、このことによってシール部を支持する支持部の強度を押圧力調整板 によって適度に補強することができる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1において、弁箱11の 内部には弁ポート12を開閉する弁体13が弁棒(図示せず)の軸心回りに回転自在 に設けられており、弁体13の周縁部14は弁体13の回転方向に沿って円弧状に、か つ弁体13の表裏の一側面から他側面に向けて拡径する湾曲面に形成されている。
【0009】 さらに、弁箱11の弁ポート12の内周囲には弁体13との間をシールする環状のシ ール材15が外周縁部を弁箱11と環状のシール材押さえ部16とに挟持されて取り付 けられており、シール押さえ部16はボルト17によって弁箱11に固定されている。 また、シール材15と弁箱11の間にはリングシール18が介装されている。
【0010】 そして、シール材15は弁ポート12の径方向に延びる円環状の支持部15aと支持 部15aの先端側に続いて形成された筒状のシール部15bとを有し、弁ポート12に おける流路方向および径方向に変形可能に形成されている。また、シール材15の シール部15bは弁体13の湾曲面に外接するテーパ面に形成されており、支持部15 aはシール部15bの最小径部を支持している。
【0011】 また、弁箱11の内部には、シール部15bの最小径部を弁体13の周縁部14に向け て付勢する皿バネ状の押圧力調整板19が配置されており、押圧力調整板19の背後 に押圧力調整部20がシール材押さえ部16に螺合して出退自在に設けられている。 この押圧力調整部20は押圧力調整板19を弁体13の周縁部14に向けて押圧するもの である。
【0012】 以下、上記構成における作用を説明する。弁体13の開状態において、シール材 15は支持部15aの外周縁部を弁箱11に支持され、支持部15aの内周縁部およびシ ール部15bが自由端の状態にあり、弁ポート12の径方向および流路方向において 変形可能である。そして、弁体13を弁棒14の軸心回りに回転させて閉動作を行う ときには、弁体13が剛性の小さいシール材15のシール部15bに密着して弁ポート 12における弁体13の周囲を止水する。
【0013】 そして、シール材15のシール部15bと弁体13の周縁部14の密接状態が不具合で 止水性が損なわれるときには、押圧力調整部20をシール材押さえ部16との螺合に より弁体13に向けて押出し、押圧力調整板19を介してシール部の最小径部を押圧 し、支持部15aを撓ませて弁体13の周縁部14に対するシール部15bの押圧力を強 化する。したがって、周縁部14に対するシール部15bの押圧力は押圧力調整部20 の移動量によって任意に調整することができる。さらに、弁箱11および弁体13に 製作時の寸法誤差および温度変化による形状寸法の変動が生じたとしても、シー ル材15の支持部15aおよびシール部15bが撓むことにより前記の変動を吸収する ことができる。また、シール部15bを支持する支持部15aの強度を押圧力調整板 19の弾性力によって適度に補強することができ、押圧力調整板19の弾性力はその 板厚によって調整することができる。
【0014】 図2は本考案の他の実施例を示すもので、先の実施例と同様の作用を行う部材 については同一番号を付して説明を省略する。押圧力調整板31は環状をなして押 圧力調整部32と一体に形成されており、押圧力調整板31と押圧力調整部32の間に は所定の間隙が形成されている。
【0015】 この構成によれば、押圧力調整部32を移動させることにより、シール部15bを 支持する支持部15aの強度を押圧力調整板31の弾性力によって適度に補強するこ とができ、押圧力調整板31の弾性力はその板厚によって調整することができる。 また、他の作用効果は先の実施例と同様である。
【0016】
以上述べたように本考案によれば、シール材が押圧力調整板の弾性力に補強さ れながら弁体に密接するので、シール部の密着追従性が向上するとともに、高圧 力流体に対してもシール性を維持することができ、シール材の支持部の剛性を適 度に調整するとともに、弁箱および弁体の製作時における寸法誤差および温度変 化による形状寸法の変動をシール材が撓むことによって吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のバタフライ弁の弁座構造の一実施例に
おける縦断面図である。
おける縦断面図である。
【図2】本考案のバタフライ弁の弁座構造の一実施例に
おける縦断面図である。
おける縦断面図である。
【図3】従来のバタフライ弁の全体縦断面図である。
11 弁箱 13 弁体 14 周縁部 15 シール材 19,31 押圧力調整板 20,32 押圧力調整部
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 弁箱の弁ポート周囲に弁体との間をシー
ルするシール材を配置したバタフライ弁において、弁体
の周縁部に表裏の一側面から他側面に向けて拡径する湾
曲面を形成し、シール材に弁体の湾曲面に外接するテー
パ面を形成した薄肉筒状のシール部とシール部の最小径
部を支持する円環状の薄肉支持部とを設け、弁箱内にシ
ール部の最小径部を弁体の周縁部に向けて付勢する弾性
を有した押圧力調整板を配置するとともに、押圧力調整
板を弁体の周縁部に向けて押圧する押圧力調整部を弁箱
側に螺合して出退自在に設けたことを特徴とするバタフ
ライ弁の弁座構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991056615U JP2557797Y2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | バタフライ弁の弁座構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991056615U JP2557797Y2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | バタフライ弁の弁座構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058140U true JPH058140U (ja) | 1993-02-05 |
| JP2557797Y2 JP2557797Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=13032172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991056615U Expired - Fee Related JP2557797Y2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | バタフライ弁の弁座構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2557797Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005030474A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Nippon Jido Chosetsuki Seisakusho:Kk | バタフライ弁における弁シートの取付け構造 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6348065U (ja) * | 1986-09-16 | 1988-04-01 | ||
| JPH0253574U (ja) * | 1988-10-12 | 1990-04-18 |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP1991056615U patent/JP2557797Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6348065U (ja) * | 1986-09-16 | 1988-04-01 | ||
| JPH0253574U (ja) * | 1988-10-12 | 1990-04-18 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005030474A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Nippon Jido Chosetsuki Seisakusho:Kk | バタフライ弁における弁シートの取付け構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2557797Y2 (ja) | 1997-12-17 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |