JPH0581575A - 測距式侵入者検知器 - Google Patents

測距式侵入者検知器

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JPH0581575A
JPH0581575A JP3243938A JP24393891A JPH0581575A JP H0581575 A JPH0581575 A JP H0581575A JP 3243938 A JP3243938 A JP 3243938A JP 24393891 A JP24393891 A JP 24393891A JP H0581575 A JPH0581575 A JP H0581575A
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Shintaro Yamamoto
慎太郎 山本
Mikio Kondo
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】反射光の受光光量のみを用いる形式よりも設置
場所に関する制約条件を緩和する。 【構成】投光手段1によって検知エリアに光ビームを投
光する。検知エリア内への侵入者による光ビームの反射
光は、受光用光学系21を通してPSDよりなる位置セ
ンサ22の受光面に集光スポットを形成する。侵入者9
までの距離に応じて集光スポットは、位置センサ22の
受光面上で移動する。また、位置センサ22からは、集
光スポットの位置に対応して電流信号である位置信号I
1 ,I2 が出力される。距離演算手段3は、位置信号I
1 ,I2 に基づいて侵入者9までの距離を求める。報知
判定手段4は、侵入者9までの距離が所定の距離範囲内
であるときに報知信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検知エリアへの侵入者
を侵入者までの距離に基づいて検知することによって、
来客の報知や自動扉の制御等に用いる測距式侵入者検知
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図9に示すように、投光手段
1によって検知エリアに赤外線を投光するとともに、物
体からの反射光を受光手段2によって受光し、反射光に
含まれる情報に基づいて検知エリア内への侵入者9を検
知する能動型の物体検知器が提供されている。
【0003】たとえば、反射光の受光光量に基づいて侵
入物体を検知する物体検知器としては、反射光量が所定
の閾値を越えると検知エリア内に侵入物体が有ると判定
するものや、反射光量の変化に着目して変化量が所定の
閾値を越えると検知エリア内に物体が侵入したと判定す
るものが提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、反射光の受
光光量の大きさに基づいて検知エリアへの侵入物体の存
否を検出する前者の構成では、図10に示すように、検
知器Sの検知エリアDに物体Uが存在していると、侵入
物体ではなくても検知することになるから、検知エリア
Dの中に他の物体が存在しないように設置するという制
約条件を満たさなければならない。すなわち、設置条件
が制約されているものであるから、たとえば、店舗の店
先のように置物、荷物、植木等の多数の物品が存在する
ような場所では使用できないという問題がある。
【0005】反射光の受光光量の変化量に基づいて検知
エリアへの侵入物体の存否を検出する後者の構成では受
光光量の変化分を検出するから、移動しない物品に対し
ては図11(a)のように受光光量の変化がないのであ
り、侵入物体が移動するときにのみ図11(b)のよう
に受光光量の変化率が大きくなって侵入物体を検知でき
ることになり、上述の問題点を回避できるのである。
【0006】しかしながら、反射光量に基づいて侵入物
体の存否を検出しているから、侵入物体の反射率や背景
の反射率の影響を受けるという問題がある。すなわち、
検知エリアに侵入した物体からの反射光の受光光量と、
背景による反射光の受光光量とがほぼ等しいときには、
図11(c)のように受光光量の変化率が小さく、侵入
物体の存否を検出できないことになる。すなわち、図1
2に示すように、背景aと物体bとについて、距離と受
光光量とはそれぞれの反射率に応じて異なる関係を有し
ているが、背景と物体とが破線で示すような特定の距離
関係にあるときには受光光量に変化が生じないのであっ
て、このような位置関係を不感帯と称している。また、
投光手段からの赤外線が開放空間に投光されている場合
には背景による反射は生じないのであるが、図13に示
すように、検知エリアDよりも遠距離を通過する物体O
の反射率が高い場合(たとえば、自動車のボディやウイ
ンドウガラス等)には、受光光量の変化率が図11
(b)と同様の変化を示すことになり、結果的に誤報が
生じるという問題がある。
【0007】上述したような種々の問題があるから、反
射光量に基づいて侵入物体を検知する物体検知器を用い
る際には、背景の色や反射率を考慮するとともに、反射
率の大きい物体が通過したり反射率の大きい物体が置か
れたりすることのない方向に検知エリアが設定されるよ
うに検知器を設置するという制約条件を満たすことが必
要になる。要するに、反射光の受光光量の変化に基づい
て物体を検知する場合であっても、検知器の設置場所に
制約条件があり、設置場所が限定されるという問題があ
る。
【0008】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、設置場所に関する制約条件を緩和した測距式
侵入者検知器を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、検知エリアに光ビームを投光
する投光手段と、検知エリア内への侵入者による光ビー
ムの反射光を受光用光学系により集光して受光用光学系
の像面に配置した位置センサの受光面上に集光スポット
を形成し侵入者までの距離に応じて位置センサの受光面
上で変位する集光スポットの位置に対応した位置信号を
出力する受光手段と、位置信号に基づいて侵入者までの
距離を求める距離演算手段と、距離演算手段により求め
た侵入者までの距離が所定の距離範囲内であるときに検
知エリア内に侵入者が存在すると判定して報知信号を出
力する報知判定手段とを具備しているのである。
【0010】請求項2の発明では、検知エリアに光ビー
ムを投光する投光手段と、検知エリア内への侵入者によ
る光ビームの反射光を受光用光学系により集光して受光
用光学系の像面に配置した位置センサの受光面上に集光
スポットを形成し侵入者までの距離に応じて位置センサ
の受光面上で変位する集光スポットの位置に対応した位
置信号を出力する受光手段と、位置信号に基づいて侵入
者までの距離を求める距離演算手段と、距離演算手段に
より求めた侵入者までの距離が所定の距離範囲内である
ときに存在信号を出力する存在判定手段と、距離演算手
段により求めた侵入者までの距離が単位時間内に所定の
距離以上に変化したときに移動信号を出力する移動判定
手段と、存在信号と移動信号とが同時に出力されると検
知エリア内に侵入者がいるものと判定して報知信号を出
力する報知判定手段とを具備しているのである。
【0011】請求項3の発明では、検知エリアに光ビー
ムを投光する投光手段と、検知エリア内への侵入者によ
る光ビームの反射光を受光用光学系により集光して受光
用光学系の像面に配置した位置センサの受光面上に集光
スポットを形成し侵入者までの距離に応じて位置センサ
の受光面上で変位する集光スポットの位置に対応した位
置信号を出力するとともに総受光光量に対応する受光信
号を出力する受光手段と、位置信号に基づいて侵入者ま
での距離を求める距離演算手段と、距離演算手段により
求めた侵入者までの距離が所定の距離範囲内であるとき
に存在信号を出力する存在判定手段と、受光信号に基づ
いて総受光光量が単位時間内に所定の光量以上に変化し
たときに移動信号を出力する移動判定手段と、存在信号
と移動信号とが同時に出力されると検知エリア内に侵入
者がいるものと判定して報知信号を出力する報知判定手
段とを具備しているのである。
【0012】
【作用】請求項1の構成によれば、受光手段から出力さ
れる位置信号に基づいて侵入者での距離に関する情報を
得ているので、背景や侵入者の色や反射率の影響を受け
ることなく、設定された所定の距離範囲内への侵入者を
検知することができるのである。すなわち、背景の色や
反射率を考慮する必要がないから、背景に制約がなく、
また、検知される距離範囲が限定できるから、反射率の
大きな物体が検知エリア外を通過しても誤報が生じない
のであって、設置場所に関する制約条件が少ないという
利点を有するのである。また、この形式では所定の距離
範囲内に存在する侵入者を検出するから、自動扉の開閉
制御に用いるとすれば、扉を通過しようとする人が扉付
近で立ち止まったときには扉を開いた状態に保つことが
できるのであり、また、ショーウインドウの照明の点滅
制御に用いるとすれば、ショーウインドウの正面に人が
立っている間、照明を点灯状態に保つことができるので
ある。
【0013】請求項2の構成によれば、受光手段から出
力される位置信号に基づいて得られる侵入者までの距離
に関する情報を、侵入者が所定の距離範囲内に存在する
か否かの判定と、侵入者が移動しているか否かの判定と
の二種の判定に用いるとともに、侵入者が所定の距離範
囲内に存在し、かつ、移動しているときにのみ報知信号
を出力するので、背景や侵入者の色や反射率の影響を受
けずに侵入者を検出できるのであって、設置場所に関す
る制約条件が少なくなるのである。
【0014】請求項3の構成によれば、受光手段から出
力される侵入者までの距離情報を含む位置信号に基づい
て侵入者が所定の距離範囲内に存在するか否かを判定
し、また、受光手段の総受光光量に対応した受光信号に
基づいて、侵入者が移動したか否かを判定するのであっ
て、侵入者が所定の距離範囲内に存在し、かつ、移動し
ているときにのみ報知信号を出力するので、検知エリア
外を反射率の大きい物体が通過したときに総受光光量の
変化によって侵入者が移動したと判定されたとしても、
検知エリアを距離範囲によって限定していることによっ
て、検知エリア外の物体によっては報知信号が出力され
ないのであって、誤報を防止することができるのであ
る。すなわち、検知エリアを開放空間に設定しても誤報
が発生しないのであって、設置場所の制約が少なくなる
という利点を有するのである。
【0015】
【実施例】
(実施例1)投光手段1は、図1に示すように、発光ダ
イオードよりなる発光素子12と、発光素子12の光出
力によって光ビームを形成する投光用光学系11とから
なる。発光素子12は、発振回路13から出力されるク
ロックパルスを受ける発光回路14の出力によって点滅
駆動され、クロックパルスによって光ビームの投光タイ
ミングが設定される。
【0016】検知エリアへの侵入者9によって拡散反射
された反射光は、受光用光学系21を通して集光されて
受光用光学系21の像面に集光スポットを形成し、受光
用光学系21の像面に配設されて受光用光学系21とと
もに受光手段2を構成する位置センサ22によって受光
される。位置センサ22にはPSDが用いられ、集光ス
ポットの位置に対応した一対の位置信号I1 、I2が出
力される。ここに、投光用光学系11と受光用光学系2
1とは同一平面上に配置され、位置センサ22の受光面
は受光用光学系21の光軸に直交しているものとする。
各位置信号I1 ,I2 は電流信号であるから、それぞれ
電流−電圧変換回路23a,23bにより電圧信号
1 ,V2 に変換された後、集積回路よりなる距離演算
手段3に入力され、侵入者9までの距離に対応した距離
信号が出力される。距離演算手段3は、発振回路13か
らのクロックパルスが入力されて光ビームの投光タイミ
ングと同期して制御されており、光ビームに対応しない
不要な信号を除去して処理することによって、信号対雑
音比を向上させている。距離信号は、マイクロコンピュ
ータを主構成要素とする報知判定手段4に入力される。
報知判定手段4は、検知エリアを規定する基準距離を与
える基準距離データ設定部41と、距離信号に対応する
距離と基準距離との大小関係を比較する判定回路42
と、判定回路42に基準クロック信号を与えるクロック
信号発生回路43とにより構成される。基準距離が一つ
であるときには、判定回路42では、基準距離以内もし
くは基準距離以上を検知エリアとし、侵入者9との距離
(距離信号)が検知エリア内の距離であるときに、報知
信号を出力して表示回路5を駆動したり、あるいは、出
力回路6を通して他の機器を制御する。基準距離が二つ
であるときには、判定回路42では、両基準距離の間を
検知エリアとし、距離信号に対応する距離が両基準距離
の間であるときに、報知信号を出力する。
【0017】ここで、本実施例で測距法として採用した
PSDを用いた三角測量方式について説明する。測距の
ための基本的な構成は、図2に示すようなものであっ
て、投光手段1から光ビームを物体Oに照射し、その拡
散反射光を受光用光学系21で集光するとともに、受光
用光学系21の像面に形成される集光スポットをPSD
である位置センサ2で受光するのである。位置センサ2
2は、集光スポットの位置に対応した電気信号が得られ
る素子であって、この電気信号に基づいて物体Oまでの
距離が三角測量方式に基づいて演算される。すなわち、
物体Oの位置がA→B→Cと変化して投光手段1と物体
Oとの距離が変化するとすれば、位置センサ22の受光
面に形成される集光スポットの位置は紙面上をa→b→
cと移動するから、紙面上の位置が検出できるような一
次元の位置検出手段であるPSDを用いることにより、
物体Oまでの距離を検出することができるのである。
【0018】位置センサ22として用いるPSDは、図
3に示すように、pin構造を有して長手方向の両端に
出力電極E1 ,E2 を有する光起電力素子であって、受
光面に集光スポットPが照射されると高抵抗層であるp
層が、集光スポットPの照射位置と各出力電極E1 ,E
2 との距離に逆比例して分割され、各出力電極E1 ,E
2 からは全電流Iを分割した出力電流I1 ,I2 が取り
出されるようになっている。すなわち、各出力電極
1 ,E2 からの出力電流I1 ,I2 は、出力電極
1 ,E2 の間の抵抗をZsとし、p層の分割比が
1 :Z2 とすれば、 I1 =(Z2 /Zs)・I … I2 =(Z1 /Zs)・I … になる。いま、電極E1 から集光スポットPまでの距離
がx、両出力電極E1 ,E2 の間の距離がLであるとす
れば、 x=(Z1 /Zs)・L … であるから、式および式を用いて、式のZ1 ,Z
sを消去し、距離xを出力電流I1 ,I2 と、電極
1 ,E2 の間の距離Lとを用いて表せば、 (1/x)={1+(I1 /I2 )}/L … となる。一方、図2に示すように、投光手段1の光軸と
出力電極E1 との距離をBL、位置センサ22と受光用
光学系21との距離をFとすれば、受光用光学系21か
ら物体Oまでの距離Rは、 R=BL・F/x … であるから、式に式を代入すれば、 R={1+(I1 /I2 )}・BL・F/L … になる。ここに、調整済の装置では、BL、F、Lは定
数になるから、位置センサ22の出力電流I1 ,I2
よって物体Oまでの距離Rを求めることができるのであ
る。すなわち、上述したように、位置センサ22の出力
電流I1 ,I2 を距離演算手段3に入力し、上述のよう
な演算を行うことによって、物体Oまでの距離に対応し
た距離信号を得ることができるのである。
【0019】上記構成によれば、侵入者9までの距離を
判定して報知信号を出力するから、背景の色や反射率と
は無関係に侵入者9の有無を検知できるのである。ま
た、図4に示すように、時刻t1 において検知エリア内
に侵入者9が入ったとすれば、時刻t2 において侵入者
9が検知エリアから出るまでの間、報知信号を出力する
ことになる。したがって、自動扉の開閉の制御に用いた
り、あるいは、ショーウインドウの正面に人が立ってい
る間だけ点灯する照明の制御に用いたりする場合には、
人が検知エリア内にいる間に扉が閉じたり照明が消灯し
たりする不都合を防止することができる。また、扉を閉
じたり照明を消灯させたりするためのオフディレイ動作
のためのタイマは、図5(b)に示すように、時刻t2
において人が検知エリアから出た時点で起動するように
すれば(図5(a)は時刻t1 で人が検知エリアに入
り、時刻t2 で人が検知エリアから出た状態を示す)、
一定時間T1 が経過した後に、自動的に扉を閉じたり、
照明を消灯させたりする制御ができる。
【0020】(実施例2)本実施例は、図6に示すよう
に、距離演算手段3により求めた侵入者までの距離が所
定の距離範囲内であるときに存在信号を出力する存在判
定手段7と、距離演算手段3により求めた侵入者までの
距離が単位時間内に所定の距離以上に変化したときに移
動信号を出力する移動判定手段8とを設け、報知判定手
段4は存在信号と移動信号とが同時に得られたときに報
知信号を出力するように構成されている。存在判定手段
7、移動判定手段8、報知判定手段4はマイクロコンピ
ュータを主構成要素として構成されている。移動判定手
段8において移動信号を発生する条件判定には、単位時
間を比較的短く設定するときには単位時間の開始時点と
終了時点との距離差(すなわち距離の変化率)を用いて
も、また、単位時間を比較的長く設定するときには単位
時間の中での距離の最大値と最小値との差を用いてもよ
い。ここに、人間が検知対象であるから移動信号を発生
する条件としての距離差は20cm程度に設定すればよ
い。
【0021】このように、存在判定手段7を設けている
ことによって、所定の距離範囲のみを検知エリアとする
ことができ、実施例1と同様に、検知エリア外からの反
射光による誤動作を防止することができるのである。ま
た、移動判定手段8を設けているから、検知エリア内で
静止している物体に対しては報知信号が出力されないの
であって、店舗の店先などの多数の物品が置いてあるよ
うな場所で来客報知などに用いる場合であっても、設置
場所に制約がないという利点を有する。
【0022】ところで、存在判定手段7では、実施例1
の判定回路42と同様に基準距離を与えるのが普通であ
るが、設置条件に応じて基準距離を変更するためにデー
タを更新するのは面倒な場合がある。そこで、本実施例
では、図7に示すように、受光用光学系21を光軸とは
直交する方向に移動することによって(実線と破線とで
位置を示す)、設置条件に応じて検知エリアを変更する
ようになっている。すなわち、位置センサ22の受光面
の中心と受光用光学系21の中心とを結ぶ直線が、投光
手段1の光軸と交差する位置を検知エリアの境界距離と
するのである。一般的には、この境界距離よりも投光手
段1に近い距離範囲内を検知エリアとして設定する。こ
の場合、図7において、位置センサ22の受光面の中心
よりも下方に集光スポットが形成されるときに存在信号
を出力し、上方に集光スポットが形成されるときには存
在信号が出力されないように、存在判定手段7の判定基
準を固定的に設定しておけばよい。境界距離を変更した
い場合には、受光用光学系21を移動させるのであっ
て、境界距離を近距離にするほど受光用光学系21が投
光手段1に近付くように設定すればよい。このような構
成を採用することによって、受光用光学系21の位置調
節のみで検知エリアを変更することができるのである。
なお、存在判定手段7で存在信号を発生する条件を逆に
すれば(すなわち、存在信号を発生するための距離の大
小関係の条件を逆にすれば)、検知エリアを境界距離か
ら遠距離側に設定することも可能である。
【0023】他の構成および動作は実施例1と同様であ
る。 (実施例3)本実施例は、実施例2と同様に、検知エリ
ア内に侵入者9が存在し、かつ、侵入者9が移動したと
きに報知信号を出力するようにしているものである。た
だし、実施例2では、単位時間内での距離変化に基づい
て侵入者9の移動を検知していたが、本実施例では、単
位時間内での総受光光量の変化に基づいて侵入者9の移
動を検知している点で相違している。
【0024】すなわち、位置センサ22の全電流を総受
光光量を反映した受光信号として用いるとともに、移動
判定手段8では受光信号に基づいて総受光光量が単位時
間内に所定の光量以上に変化したときに移動信号を出力
するようにしている。移動判定手段8は、各電流−電圧
変換回路23a,23bの出力電圧V1 ,V2 を加算し
て総受光光量に対応した電圧出力を得る加算回路81、
加算回路81の出力電圧を微分する微分回路82、微分
回路82の出力を所定の基準電圧Vrと比較する比較回
路83により構成される。侵入者9が移動すれば反射光
の総受光光量が変化するから、微分回路82の出力電圧
が大きくなるのであって、この電圧が比較回路83に入
力されている基準電圧Vrを越えると比較回路83から
移動信号が出力されるのである。このようにして得られ
た移動信号については、実施例2の移動信号と同様に扱
われるのであり、存在信号と移動信号とが同時に発生し
たときに、報知判定手段4から報知信号が出力されるの
である。
【0025】他の構成および動作は実施例2と同様であ
る。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明は、受光手段から出力さ
れる位置信号に基づいて侵入者での距離に関する情報を
得ているので、背景や侵入者の色や反射率の影響を受け
ることなく、設定された所定の距離範囲内への侵入者を
検知することができるのである。すなわち、背景の色や
反射率を考慮する必要がないから、背景に制約がなく、
また、検知される距離範囲が限定できるから、反射率の
大きな物体が検知エリア外を通過しても誤報が生じない
のであって、設置場所に関する制約条件が少ないという
利点を有するのである。また、この形式では所定の距離
範囲内に存在する侵入者を検出するから、自動扉の開閉
制御に用いるとすれば、扉を通過しようとする人が扉付
近で立ち止まったときには扉を開いた状態に保つことが
できるのであり、また、ショーウインドウの照明の点滅
制御に用いるとすれば、ショーウインドウの正面に人が
立っている間、照明を点灯状態に保つことができるとい
う効果を奏するのである。
【0027】請求項2の発明は、受光手段から出力され
る位置信号に基づいて得られる侵入者までの距離に関す
る情報を、侵入者が所定の距離範囲内に存在するか否か
の判定と、侵入者が移動しているか否かの判定との二種
の判定に用いるとともに、侵入者が所定の距離範囲内に
存在し、かつ、移動しているときにのみ報知信号を出力
するので、背景や侵入者の色や反射率の影響を受けずに
侵入者を検出できるのであって、設置場所に関する制約
条件が少なくなるという利点がある。
【0028】請求項3の発明は、受光手段から出力され
る侵入者までの距離情報を含む位置信号に基づいて侵入
者が所定の距離範囲内に存在するか否かを判定し、ま
た、受光手段の総受光光量に対応した受光信号に基づい
て、侵入者が移動したか否かを判定するのであって、侵
入者が所定の距離範囲内に存在し、かつ、移動している
ときにのみ報知信号を出力するので、検知エリア外を反
射率の大きい物体が通過したときに総受光光量の変化に
よって侵入者が移動したと判定されたとしても、検知エ
リアを距離範囲によって限定していることによって、検
知エリア外の物体によっては報知信号が出力されないの
であって、誤報を防止することができるのである。すな
わち、検知エリアを開放空間に設定しても誤報が発生し
ないのであって、設置場所の制約が少なくなるという利
点を有するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示すブロック図である。
【図2】実施例の測距法に関する概念の説明図である。
【図3】実施例に用いるPSDの動作説明図である。
【図4】実施例1の動作説明図である。
【図5】実施例1の動作説明図である。
【図6】実施例2を示すブロック図である。
【図7】実施例2の使用例を示す概略構成図である。
【図8】実施例3を示すブロック図である。
【図9】従来例を示す概略構成図である。
【図10】従来例で問題となる使用例を示す斜視図であ
る。
【図11】従来例の動作説明図である。
【図12】従来例の動作説明図である。
【図13】従来例の問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
1 投光手段 2 受光手段 3 距離演算手段 4 報知判定手段 5 表示回路 6 出力回路 7 存在判定手段 8 移動判定手段 9 侵入者

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検知エリアに光ビームを投光する投光手
    段と、検知エリア内への侵入者による光ビームの反射光
    を受光用光学系により集光して受光用光学系の像面に配
    置した位置センサの受光面上に集光スポットを形成し侵
    入者までの距離に応じて位置センサの受光面上で変位す
    る集光スポットの位置に対応した位置信号を出力する受
    光手段と、位置信号に基づいて侵入者までの距離を求め
    る距離演算手段と、距離演算手段により求めた侵入者ま
    での距離が所定の距離範囲内であるときに検知エリア内
    に侵入者が存在すると判定して報知信号を出力する報知
    判定手段とを具備して成ることを特徴とする測距式侵入
    者検知器。
  2. 【請求項2】 検知エリアに光ビームを投光する投光手
    段と、検知エリア内への侵入者による光ビームの反射光
    を受光用光学系により集光して受光用光学系の像面に配
    置した位置センサの受光面上に集光スポットを形成し侵
    入者までの距離に応じて位置センサの受光面上で変位す
    る集光スポットの位置に対応した位置信号を出力する受
    光手段と、位置信号に基づいて侵入者までの距離を求め
    る距離演算手段と、距離演算手段により求めた侵入者ま
    での距離が所定の距離範囲内であるときに存在信号を出
    力する存在判定手段と、距離演算手段により求めた侵入
    者までの距離が単位時間内に所定の距離以上に変化した
    ときに移動信号を出力する移動判定手段と、存在信号と
    移動信号とが同時に出力されると検知エリア内に侵入者
    がいるものと判定して報知信号を出力する報知判定手段
    とを具備して成ることを特徴とする測距式侵入者検知
    器。
  3. 【請求項3】 検知エリアに光ビームを投光する投光手
    段と、検知エリア内への侵入者による光ビームの反射光
    を受光用光学系により集光して受光用光学系の像面に配
    置した位置センサの受光面上に集光スポットを形成し侵
    入者までの距離に応じて位置センサの受光面上で変位す
    る集光スポットの位置に対応した位置信号を出力すると
    ともに総受光光量に対応する受光信号を出力する受光手
    段と、位置信号に基づいて侵入者までの距離を求める距
    離演算手段と、距離演算手段により求めた侵入者までの
    距離が所定の距離範囲内であるときに存在信号を出力す
    る存在判定手段と、受光信号に基づいて総受光光量が単
    位時間内に所定の光量以上に変化したときに移動信号を
    出力する移動判定手段と、存在信号と移動信号とが同時
    に出力されると検知エリア内に侵入者がいるものと判定
    して報知信号を出力する報知判定手段とを具備して成る
    ことを特徴とする測距式侵入者検知器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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