JPH0581728B2 - - Google Patents

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JPH0581728B2
JPH0581728B2 JP59026782A JP2678284A JPH0581728B2 JP H0581728 B2 JPH0581728 B2 JP H0581728B2 JP 59026782 A JP59026782 A JP 59026782A JP 2678284 A JP2678284 A JP 2678284A JP H0581728 B2 JPH0581728 B2 JP H0581728B2
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水冷式エンジンの冷却装置、特にエン
ジンに流入する流入冷却水の温度に応じて適切に
冷却制御するようにした冷却装置に関する。
(従来技術) エンジンの冷却方式としては、低温の冷却水を
シリンダ周囲のウオータージヤケツトに供給する
と共に、該シリンダを冷却することによつて高温
となつた冷却水をラジエータに供給し、該ラジエ
ータによつて低温に冷却した上で再びウオーター
ジヤケツトに供給するようにした冷却水循環式の
方式が広く採用されている。
この冷却方式においては、冷却水の循環通路に
おけるエンジン出口部に例えばサーモスタツト式
の開閉弁を備え、冷却水温に応じて該開閉弁の開
度を増減させることにより冷却水の循環量を制御
して、エンジン出口部における冷却水温を所定値
に保持するようになつているが、このような冷却
水温の制御においては所謂応答遅れとハンチング
の問題があり、次のような不具合が生じる。つま
り、応答遅れを少なくするためには上記開閉弁の
動作速度を速くし、冷却水温が所定値より高い場
合に冷却水の循環量を速かに増加させるようにす
ればよいが、このようにするとエンジンに流入す
る冷却水の温度が外気温等との関係で低い場合に
エンジンが急激に冷却されて冷却水温が所定値以
下に大きくアンダーシユートすることになり、こ
れに伴つて大きな振幅のハンチングが生じること
になる。また、このハンチングを軽減するために
は上記開閉弁の動作速度を遅くすればよいが、そ
うすると制御の応答遅れが著しくなつて、冷却水
温が高い場合に所定値まで低下するのに長時間を
要することになり、そのため例えばエンジンが高
負荷状態にあつて発熱量が大きい時にエンジンが
オーバーヒートする危険性が生じる。
ところで、水冷式エンジンの冷却制御に関して
は、例えば特開昭57−168017号公報に関示された
発明がある。これは、冷却水温を一定に制御して
も、エンジンの発熱量が運転状態によつて変化す
るため、発熱量の少ない低負荷時等にエンジンが
過冷却の状態となる問題に着目したもので、冷却
系統の冷却能力を規制する流量制御弁等の冷却規
制装置と、シリンダ壁温度に相関する信号を出力
するセンサと、このセンサの出力に応じて上記冷
却規制装置を駆動する制御回路とを設け、該制御
回路により上記冷却規制装置を運転状態に応じて
予め設定されたテーブルに基づいて制御し、或い
はシリンダ壁温度を直接検出して該温度が所定値
となるように冷却規制装置をフイードバツク制御
するようにしたものである。しかし、この発明に
おいても、上記冷却規制装置が作動してから冷却
水温ないしシリンダ壁温が所定値まで変化するの
に応答遅れがあつて、これを少なくしようとすれ
ば、特に流入冷却水温が低い場合にハンチングが
著しくなるという上記の問題が生じる。また、特
開昭58−124016号公報には、冷却水路の途中に設
けた制御弁の上下流に各感温手段を配置し、両感
温手段の感知温度が低くなるにつれて制御弁の開
度を小さくするものが開示されている。しかし、
この発明においては、制御弁の作動速度等につい
てはなんら考慮されておらず、ハンチング防止が
十分でない。
(発明の目的) 本発明は、ラジエータとウオータージヤケツト
との間の冷却水の循環量を調整することにより冷
却水温を制御するようにした冷却装置における上
記のような問題に対処するもので、冷却水の循環
量を調整する開閉弁等の調整装置の動作速度ない
し動作量をエンジンから流出する流出冷却水温と
エンジンに流入する流入冷却水温の差に応じて変
化させることにより、制御の応答性を阻害するこ
となく、流入冷却水温が低い場合のハンチングを
効果的に抑制することを目的とする。
(発明の構成) 本発明に係る冷却装置は、上記目的のため次の
ように構成される。
即ち、ラジエータと、エンジンのシリンダ周囲
に設けられたウオータージヤケツトと、該ラジエ
ータとジヤケツトとの間で冷却水を循環させる冷
却水通路とを設けた水冷式エンジンにおいて、上
記ジヤケツトから流出する冷却水の温度を検知す
る流出冷却水温センサと、上記ラジエータとジヤ
ケツトとの間の冷却水の循環量を調整する調整装
置と、上記流出冷却水温センサの出力に応じて調
整装置を作動させて冷却水温が所定値以下になる
ように冷却水の循環量を制御する冷却水温制御手
段と、エンジンに流入する流入冷却水の温度を検
知する流入冷却水温センサと、該流入冷却水温セ
ンサ及び上記流出冷却水温センサの出力を受けて
両水温の差が大きい時に上記冷却水温制御手段に
よる冷却水循環量制御の制御利得を小さくする制
御利得制御手段とを備える。
このような構成によれば、流出冷却水温は設定
値を中心とした一定範囲内に制御されるから、流
入冷却水温が低い時に両者の差が大きくなり、こ
の時、冷却水の循環量を調整する調整装置の動作
速度或いは動作量が小さくなることにより、通常
時における応答遅れを生じることなく、流入冷却
水温が低いことによるハンチングが抑制されるこ
とになる。
尚、上記調整装置は電気的に開度をコントロー
ルされるものの他、従来用いられているサーモス
タツト式の開閉弁を用いることもできる。この場
合、流出冷却水温と流入冷却水温との差に応じて
例えば通路面積を増減させることにより冷却水の
循環量制御の制御利得が変化される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、エンジン1にはシリンダ
2…2の周囲にウオータージヤケツト3が設けら
れていると共に、該ジヤケツト3の出口3aがエ
ンジン1の近傍に備えられたラジエータ4の入口
4aに、該ジヤケツト3の入口3bがラジエータ
4の出口4bに夫々パイプ5,6を介して接続さ
れ、該ジヤケツト3とラジエータ4との間に冷却
水の循環通路7が形成されている。また、ウオー
タージヤケツト3における入口3bの近傍には当
該エンジン1のクランク軸8によつてベルト9を
介して駆動される冷却水ポンプ10が設けられて
いると共に、ジヤケツト3の出口3aには該出口
3aからパイプ5ないしラジエータ4側への冷却
水の流出量(循環量)を増減させる調整装置とし
て開閉弁11が備えられている。ここで、ウオー
タージヤケツト3の出口3aと入口3bとの間に
は、開閉弁11の閉鎖時に冷却水をラジエータ4
に供給することなく循環させるバイパス通路12
が設けられている。
また、ウオータージヤケツト3における上記開
閉弁11の直上流位置にはエンジン出口部におけ
る冷却水温を検出する流出冷却水温センサ13が
備えられ、該センサ13から出力される水温信号
Aが制御回路14に入力されるようになつてい
る。この制御回路14は、上記水温信号Aが入力
され、その電圧レベルと設定電圧発生回路15か
ら出力される目標冷却水温に対応する電圧レベル
とを比較して、前者の電圧レベルが後者より高い
時に“1”の信号Bを出力する比較回路16と、
この比較回路16の出力信号Bを積分する積分回
路17と、該積分回路17の出力信号Cを増幅す
る増幅回路18とを有し、この増幅回路18の出
力信号が制御信号Dとして上記開閉弁11に送給
される。そして、開閉弁11は制御信号Dの値に
応じてリフトし、ウオータージヤケツト3からパ
イプ5ないしラジエータ4に通じる通路の開度を
増減させるようになつている。
然してこの実施例においては、上記の構成に加
えて、ウオータージヤケツト3の入口3bに通じ
る通路19にラジエータ4から該ジヤケツト3に
流入する流入冷却水の温度を検知する流入冷却水
温センサ20が備えられている。そして、該流入
冷却水温センサ20の出力信号Eと上記流出冷却
水温センサ13の出力信号Aとが入力されて、流
出、流入の両冷却水温の差を所定の関数関係に従
つて関数値に変換する関数回路21と、該関数回
路21の出力信号Fに応じて積分定数を設定する
積分定数設定回路22とが備えられ、これらによ
り第2図に示すように上記両水温の差が大きいほ
ど小さくなる積分定数が設定されるようになつて
いる。そして、この積分定数が上記制御回路14
における積分回路17に信号Gとして入力され、
該積分回路17において比較回路16の出力信号
Bを積分処理する際の積分定数として用いられる
ようになつている。
尚、上記積分回路17と積分定数設定回路22
とは、例えば第3図に示すように抵抗23とコン
デンサ24とで構成されると共に、このコンデン
サ24が関数回路21の出力信号Fに応じて容量
が変化する可変容量コンデンサとされ、これによ
り積分定数が上記のように変化するようになつて
いる。
次に上記実施例の作用を説明する。
今、エンジン1を始動させたものとすると、ク
ランク軸8によつてベルト9を介して冷却水ポン
プ10が駆動されることにより、ウオータージヤ
ケツト3内の冷却水が入口3b側から各シリンダ
2…2の周囲を通つて出口3a側に流されるが、
始動直後においては冷却水温は低いので、上記ジ
ヤケツト3の出口3aの近傍に備えられた流出冷
却水温センサ13から水温信号Aが入力される制
御回路14においては比較回路16の出力が
“0”であり、従つて該制御回路14から開閉弁
11に送給される制御信号Dも“0”で、該開閉
弁11は上記出口3aを閉じた状態にある。従つ
て、この時点では冷却水はラジエータ4に供給さ
れることなく、バイパス通路12を通つて循環す
ることになる。
そして、この状態でエンジン始動時からの時間
が経過するに従つて、第4図1に実線aで示すよ
うに冷却水温が上昇し、該水温が設定値T0(例え
ば85℃)に達した時点で流出冷却水温センサ13
からの水温信号Aの電圧レベルが制御回路14に
おける設定電圧発生回路15の出力電圧レベル以
上となる。そのため、比較回路16の出力信号B
が第4図2に符号bで示すように“1”に転じ、
これに伴つて積分回路17の出力信号Cが同図3
に符号cで示すように或る一定の勾配で立ち上
る。そして、この積分回路17の出力信号Cが増
幅回路18を介して制御信号Dとして上記開閉弁
11に送給され、該開閉弁11の開度が制御信号
D(積分回路17の出力信号C)の出力値の上昇
に従つて増大する。これにより、ウオータージヤ
ケツト3内の冷却水は開閉弁11開度に対応して
ラジエータ4供給され、該ラジエータ4を通過す
る冷却水の循環量が次第に増加する。
このようにしてラジエータ4を通過する冷却水
の循環量が増大すると、冷却水温の上昇が停止
し、次に該水温が低下し始める。そして、上記設
定値T0まで低下した時点で制御回路14におけ
る比較回路16の出力信号Bが第4図2に符号
b′で示すように“0”に転じると共に、この時点
から積分回路17の出力信号Cないし制御信号D
の値が同図3に符号c′で示すように減少し始め、
これに伴つて上記開閉弁11の開度、即ちラジエ
ータ4を通過する冷却水の循環量が減少する。そ
のため、冷却水温は一定温度まで低下した後、再
び上昇し、その結果、第4図1に実線aで示すよ
うにウオータージヤケツト出口3aにおける冷却
水温が設定値T0を中心に上下に変動し、ハンチ
ングが生じることになる。
ところで、上記のような冷却水温の制御におい
て、外気温が低い等のためラジエータ4からウオ
ータージヤケツト3に流入する流入冷却水の温度
が低い時は、開閉弁11の一定の開弁速度に対し
てエンジン1がより速かに冷却されてウオーター
ジヤケツト出口3aにおける冷却水温の低下が急
激となる。そのため、第4図1に鎖線a′で示すよ
うに冷却水温は設定値T0以下に大きくアンダー
シユートし、これに伴つてハンチングが著しくな
る。しかし、流入冷却水温が低くなると、上記設
定値T0を中心として一定範囲内に保持されるウ
オータージヤケツト出口3aの流出冷却水温との
差が大きくなり、これらを示す流出冷却水温セン
サ13の出力信号Aと流入冷却水温センサ20の
出力信号Eとが関数回路21を介して入力される
積分定数設定回路22は第2図に示すように小さ
な値の積分定数を設定し、この積分定数に基づい
て制御回路14の積分回路17が比較回路16の
出力信号Bを積分することになる。そのため、該
積分回路17から出力される信号Cは第4図3に
点線c″で示すように勾配が緩かになる。このこと
は、制御回路14による開閉弁11に対する制御
の制御利得が小さくなり、冷却水温が設定値T0
を超えた場合における開閉弁11の開弁速度ない
しラジエータ4を通過する冷却水循環量の増加速
度が緩かになることを意味する。その結果、流入
冷却水温が低いにも拘らず、ウオータージヤケツ
ト出口3aにおける冷却水温の低下が緩かにな
り、第4図1に実線aで示すようにアンダーシユ
ート或いはハンチングが軽減されることになる。
尚、制御利得或いは積分定数を当初から小さな
値に設定しておくと、流入冷却水温が低い場合に
おける上記のようなハンチングは防止されるが、
その反面、流入冷却水温が特に低くない通常の場
合に応答遅れの問題が顕著となり、そのため、例
えばエンジン発熱量が大きい場合に冷却水温が設
定値まで低下するのに長時間を要することになつ
て、エンジンがオーバーヒートする等の弊害が生
じる。これに対して、本案は流出、流入の両冷却
水温の差が大きい場合、換言すれば流入冷却水温
が低い場合のみ制御利得を小さくする構成である
から、通常時における応答遅れの問題を生じるこ
となく、流入冷却水温が低いことによるハンチン
グの問題が解消されることになる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、ラジエータとウ
オータージヤケツトとの間の冷却水の循環量を調
整することにより冷却水温を制御する水冷式エン
ジンの冷却装置において、流出冷却水温センサと
流入冷却水温センサとによつて夫々検知されるエ
ンジンから流出する冷却水の温度とエンジンに流
入する冷却水の温度の差が大きい時に上記冷却水
循環量の調整を行う調整装置に対する制御利得を
小さくするようにしたから、通常時における冷却
水温の制御の応答遅れ、特にエンジン発熱量が大
きい場合におけるオーバーヒート等を生じること
なく、流入冷却水温が低い場合における冷却水温
のハンチングが抑制されるようになる。このよう
にして、冷却水温が常に良好に制御されることに
なる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
制御システム図、第2図は制御特性を示すグラ
フ、第3図は第1図における積分回路と積分定数
設定回路の具体例を示す電気回路図、第4図は作
用を示すタイムチヤート図である。 1…エンジン、3…ウオータージヤケツト、4
…ラジエータ、7…冷却水通路(循環通路)、1
1…調整装置(開閉弁)、13…流出冷却水温セ
ンサ、14…冷却水温制御手段(制御回路)、2
0…流入冷却水温センサ、22…制御利得制御手
段(積分定数設定回路)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ラジエータと、エンジンのウオータージヤケ
    ツトと、該ラジエータとジヤケツトとの間で冷却
    水を循環させる冷却水通路と、上記ジヤケツトか
    ら流出する冷却水の温度を検知する流出冷却水温
    センサと、上記ラジエータとジヤケツトとの間の
    冷却水の循環量を調整する調整装置と、上記流出
    冷却水温センサの出力に応じて調整装置を作動さ
    せて冷却水温が所定値以下になるように冷却水の
    循環量を制御する冷却水温制御手段と、エンジン
    に流入する流入冷却水の温度を検知する流入冷却
    水温センサと、該流入冷却水温センサ及び上記流
    出冷却水温センサの出力を受けて両水温の差が大
    きい時に上記冷却水温制御手段による冷却水循環
    量制御の制御利得を小さくする制御利得制御手段
    とからなる水冷式エンジンの冷却装置。
JP2678284A 1984-02-09 1984-02-14 水冷式エンジンの冷却装置 Granted JPS60169623A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2678284A JPS60169623A (ja) 1984-02-14 1984-02-14 水冷式エンジンの冷却装置
US06/698,531 US4616599A (en) 1984-02-09 1985-02-05 Cooling arrangement for water-cooled internal combustion engine

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JPS60169623A JPS60169623A (ja) 1985-09-03
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2690894B2 (ja) * 1987-04-27 1997-12-17 三菱重工業株式会社 内燃機関の冷却装置
JPH0443812A (ja) * 1990-06-08 1992-02-13 Kubota Corp 水冷エンジンの冷却装置
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