JPH0581892U - 鍵盤楽器のスタンド構造 - Google Patents

鍵盤楽器のスタンド構造

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JPH0581892U
JPH0581892U JP026541U JP2654192U JPH0581892U JP H0581892 U JPH0581892 U JP H0581892U JP 026541 U JP026541 U JP 026541U JP 2654192 U JP2654192 U JP 2654192U JP H0581892 U JPH0581892 U JP H0581892U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強度を保持しつつ、背板の幅及び部品点数を
低減することができる鍵盤楽器のスタンドを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 鍵盤楽器の本体2が固定される一対の側板1
4、14と、この一対の側板14、14の間に配置され
てこの側板14を補強する背板15とを備えた鍵盤楽器
のスタンド3において、本体2の少なくとも下部を一対
の側板14、14間に配置し、本体2を側板14に直接
固定したものである。また、本体2と側板14と背板1
5とを一の固定部材21を介して相互に固定したもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば電子ピアノなどの鍵盤楽器の脚部を構成するスタンド構造に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のスタンドの構造として、例えば、図6に示すものが知られてい る。このスタンドは、鍵盤楽器の本体102を支持する一対の側板114、11 4(1個のみ図示)と、この一対の側板114、114の間に固定されてこれを 補強する背板115で構成されており、各側板114の下端部にはベース116 が固定され、このベース116の間にはペダル台118が配置されている。本体 102は、L型金具のような本体固定金具151を介して、側板114の上端部 間にねじ止めされている。また、背板115は、本体102よりも下方の位置に 、本体固定金具151とは別個のL型金具のような背板固定金具152を介して 、側板114の間にねじ止めされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この従来のスタンド構造は、本体102と背板115とが、側板11 4にそれぞれ別個に取り付けられるように構成されているので、専ら背板115 がスタンドの強度を受け持つことになり、したがって、スタンドの強度を十分に 確保するには、背板115の幅をある程度大きくしなければならないという問題 があった。また、本体102を固定するための本体固定金具151と、背板11 5を固定するための背板固定金具152とを必要とするため、部品点数が多くな り、それに応じて組立工数も多くなるという問題もある。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたものであり、強度を保 持しつつ、部品点数を低減することができる鍵盤楽器のスタンド構造を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、鍵盤楽器の本体が固定される一対の側板 を備えて成る鍵盤楽器のスタンド構造において、前記本体の少なくとも下部を前 記一対の側板間に配置し、前記本体を前記側板に直接固定したものである。
【0006】 また、本考案は、鍵盤楽器の本体が固定される一対の側板と、この一対の側板 の間に配置されてこの側板を補強する背板とを備えて成る鍵盤楽器のスタンド構 造において、前記本体と前記背板と前記側板とを一の固定部材を介して相互に固 定したものである。
【0007】
【作用】
鍵盤楽器の本体は、一対の側板間に配置され側板に直接固定されることにより 、固定部材が不要となると共に、本体と側板との接触面積が増大し、本体に横荷 重の一部を持たせることができる。また、本体と背板と側板とを一の固定部材を 介して固定することにより、本体と側板とを固定するのに必要な固定部材と、側 板と背板とを固定するのに必要な固定部材とのうち、いずれか一方を省略するこ とができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図面を参照して説明する。
【0009】 図1は、本考案のスタンドの固定構造を適用した電子ピアノの外観図を示して おり、電子ピアノ1は、ピアノ本体2と、これを支持するスタンド3で構成され ている。ピアノ本体2は、スタンド3に取り付けられた底板4の前後方向(演奏 者から見て手前を「前」、先方を「後」として説明する)に鍵盤部5と装置部6 を有し、またこの鍵盤部5および装置部6の両側にこれらを挟むように、左右一 対の腕木7、7を有している。
【0010】 鍵盤部5は、鍵盤8と、その後部を覆うように設けられたコントロールパネル 9とを備え、コントロールパネル9には、各種のコントロールスイッチ10が配 置されている。一方、装置部6は、天板11と後板12を有し、これらと底板4 との間に形状された内部空間に、音響装置等(図示せず)が収容されている。ま た、天板11の上面前部には、譜面台13が設けられている。
【0011】 スタンド3は、ピアノ本体2を固定する左右一対の側板14、14と、側板1 4、14の間に配置されてこれを補強する背板15で構成されている。各側板1 4の下端部にはベース16が固定され、ベース16、16間に、ペダル17を取 り付けたペダル台18が配置されている。
【0012】 次に、図2乃至図5を参照して、スタンド3の構造を詳細に説明する。図2に 示すように、本実施例のスタンド3では、全体としてL型の固定金具21が側板 14の内側面上部にねじ止めされている。この固定金具21は、略L型の鋼板の 各片の半部を折り曲げて形成され、その本体部分と折り曲げた長片部分および短 片部分とで、それぞれ側板14、ピアノ本体2および背板15に対する固定面( 接触面)が構成されている。この固定金具21には、その上下方向に延びる短片 部分にねじ22によって背板15の一端部が固定され、背板15の端面が側板1 4の内側面と当接するようになっている。一方で、水平方向に延びる長片部分に はピアノ本体2の側端部が載せられ、ねじ23で固定されている。また、固定金 具21は、その本体部分で背板15に強固にねじ止め固定されている(図3参照 )。すなわち、固定金具21には、本体部分と長片部分と短片部分とにより、X ・Y・Z軸方向の固定面が構成され、これにそれぞれ側板14、ピアノ本体2お よび背板15が固定されて、スタンド3全体の強度が保持されるようになってい る。
【0013】 一方、ピアノ本体2は、その下部が両側板14、14間に嵌合する幅で、下方 に突出させた突出部を有しており、この突出部の内部空間に音響装置等の一部が が収容されるようになっている。このため、本実施例の電子ピアノでは、ピアノ 本体2の下部を突出させた分、全体の背丈が従来のものに比して低くなっている 。また、ピアノ本体2の突出部の両端部は、これが両側板14、14間に配設さ れた状態では、各側板14の上部内面に当接しており、ピアノ本体2は、この突 出部の部分で、側板14に形成されたねじ孔24に通されたねじ25によって、 側板14にねじ止めされている。すなわち、ピアノ本体2は、その突出部で側板 14に直接固定されると共に、固定金具21を介して側板14に固定されている 。しかも、これらの固定状態は直交する2方向からなされており、かつ、突出部 の部分では接触面積が大きいため、強固な固定状態となっている。
【0014】 以上のような構成により、ピアノ本体2は、固定金具21を介して、背板15 に強固に固定され、これと一体となって挙動し、背板15とともにスタンドの横 荷重を受け持つことになる。また、ピアノ本体2の突出部に背板15の一部を兼 ねさせることができる。その結果、側板14を支持する長さは、ピアノ本体2の ねじ25の位置から下縁までの長さと背板15の幅の(図3のA1 )となるので 、この支持長さが背板の幅に等しい(図6のA2 )従来の場合と比較して、同等 のスタンドの強度を確保するための背板15の幅を狭くことができ、その分だけ 背板15のコストを低減することができる。また、ピアノ本体2及び背板15を 固定するための金具が1個ですむので、それぞれ別個の金具を必要とした従来の スタンドよりも、部品点数が少なくなることにより、コストの低減を図ることが できる。なお、ねじ25は、ピアノ本体2の回転及び転倒を防止する役割をも果 たすものである。
【0015】 なお、本考案は、上述した実施例に限らず、種々の態様で実施することができ る。例えば、実施例では、ピアノ本体と背板を互いに一体に固定するためにL型 の固定金具を用いているが、両者を一体的に固定できる他の形状の金具あるいは 他の適当な手段としてもよいことは勿論である。また、ピアノ本体2の突出部に 代えて、ピアノ本体2の後板を積極的に下方まで延設して、背板を兼ねさせるよ うにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の鍵盤楽器のスタンド構造によれば、その強度を 保持しつつ、背板の幅及び部品点数を低減することができ、それにより組立工数 、ひいては製造コストを低減することができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した電子ピアノの全体を示す外観
図である。
【図2】図1の電子ピアノのスタンドを後方から見た分
解斜視図である。
【図3】図1の電子ピアノのスタンドを組み立てた状態
で示す背面図である。
【図4】図1の電子ピアノのスタンド組立て状態を示す
側面図である。
【図5】図1の電子ピアノのスタンドを組み立てた状態
で示す斜視図である。
【図6】従来のスタンドを示す、図3と同様の背面図で
ある。
【符号の説明】
1 電子ピアノ 2 ピアノ本体 3 スタンド 14 側板 15 背板 21 固定金具 25 ねじ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵盤楽器の本体が固定される一対の側板
    を備えて成る鍵盤楽器のスタンド構造において、 前記本体の少なくとも下部を前記一対の側板間に配置
    し、前記本体を前記側板に直接固定したことを特徴とす
    る鍵盤楽器のスタンド構造。
  2. 【請求項2】 鍵盤楽器の本体が固定される一対の側板
    と、この一対の側板の間に配置されてこの側板を補強す
    る背板とを備えて成る鍵盤楽器のスタンド構造におい
    て、 前記本体と前記背板と前記側板とを一の固定部材を介し
    て相互に固定したことを特徴とする鍵盤楽器のスタンド
    構造。
JP1992026541U 1992-03-31 1992-03-31 鍵盤楽器のスタンド構造および鍵盤楽器 Expired - Lifetime JP2568940Y2 (ja)

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