JPH058194U - 低温貯槽のメンブレンのノズル等貫通部構造 - Google Patents
低温貯槽のメンブレンのノズル等貫通部構造Info
- Publication number
- JPH058194U JPH058194U JP5422191U JP5422191U JPH058194U JP H058194 U JPH058194 U JP H058194U JP 5422191 U JP5422191 U JP 5422191U JP 5422191 U JP5422191 U JP 5422191U JP H058194 U JPH058194 U JP H058194U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- membrane
- corrugation
- penetrating
- storage tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 旋回収縮挙動型メンブレンを屋根内面周辺部
に有する低温地下式貯槽のメンブレンを貫通するノズル
を熱収縮挙動を損なうことなく設けることのできる簡単
な構造を提供することを目的とする。 【構成】 旋回収縮挙動型メンブレンのノズル設置部
の、両端が直会するコルゲーションにより非交差裡に遮
断されたコルゲーションの部分を2本のコルゲーション
で構成し、これら2本のコルゲーションの間隔をその間
に形成される平面部の幅がノズルを貫通させるのに充分
な寸法になるようにし、その部分にノズルを設ける。 【効果】 この平板部は温度変化により旋回しないの
で、メンブレン及びノズルに熱応力が発生することが防
止される。
に有する低温地下式貯槽のメンブレンを貫通するノズル
を熱収縮挙動を損なうことなく設けることのできる簡単
な構造を提供することを目的とする。 【構成】 旋回収縮挙動型メンブレンのノズル設置部
の、両端が直会するコルゲーションにより非交差裡に遮
断されたコルゲーションの部分を2本のコルゲーション
で構成し、これら2本のコルゲーションの間隔をその間
に形成される平面部の幅がノズルを貫通させるのに充分
な寸法になるようにし、その部分にノズルを設ける。 【効果】 この平板部は温度変化により旋回しないの
で、メンブレン及びノズルに熱応力が発生することが防
止される。
Description
【0001】
本考案は、低温貯槽のメンブレンを貫通するノズル等の貫通部構造に関する。
【0002】
LNGやLPGの貯槽として多く使用されている地下式メンブレン貯槽は、従 来、図5に示す如く、地盤面の下に設けられたコンクリート製躯体1の内面に保 冷材層2を取付け、その上(内面)を液密性と気密性を有するSUS304等の 金属性メンブレン3で覆って側壁を構成し、その上に常温用鋼板製のドーム型屋 根4を設け、この屋根4から吊下げ部材5により吊りデッキ6を吊り下げ、その 上に保冷材層7を設けた構造が一般に採用されてきた。
【0003】 ところが、上記の低温貯槽の構造の問題点として大地震が発生した場合、貯槽 内液面が動揺するスロッシングが生じ、貯槽内液面は大きく波立ち、吊デッキを 越して上昇する可能性がある。その場合、貯液が屋根に接触しないように、液面 とデッキとの間の隙間をより大きくすることも考えられるが、貯槽の大きさがそ れだけ大きくなり不経済である。特に貯槽の容量が大型化した場合は経済性の面 で不利であり、又デッキの安全性の点からも好ましくない。
【0004】 そこで、最近図6に示す如く、貯槽のドーム型屋根4を例えば9%ニッケル等 の低温用鋼材で作り、吊デッキをなくし、屋根の内面に直接ポリウレタンフォー ム等の保冷材層8を設ける構造が検討されている。
【0005】 その場合、屋根の周辺部の接液部は、保冷材層に液化ガスの浸透がないように 構成すべきことが、例えば実開昭62−134999号公報により提案されてい る。つまり、屋根の保冷材層の接液部には、側壁と同様、内側にメンブレンを張 ることが必要であるということになる。
【0006】 ところで、地下式低温貯槽の屋根周辺部には、図6に示す如く、貯液の受入、 払出しのための、受入ノズル、ポンプバレル等のノズル9を貫通させて設置する ことが必要である。したがって、屋根周辺部の保冷材層内面にメンブレン3を設 ける場合は、気密、液密の保持の点から、ノズル9は屋根4及びメンブレン3に 溶接により固着することが必要になる。
【0007】 さて、低温貯槽のメンブレンについては、貯液時と空液時との温度差による熱 伸縮を許容するための方法として、特公昭62−46759号公報、特公昭56 −53678号公報に、図7に示す如く互いに直会するコルゲーション列の各列 15が夫々2本の平行コルゲーション16,17により構成され、これら2本の コルゲーションの間に例えば幅数10mm程度の平面部を設けた旋回収縮挙動型メ ンブレンの構造が開示されている。この場合は1列のコルゲーションを構成する 2本のコルゲーション16,17の間に形成される平面部はメンブレンが熱応力 により伸縮する場合も旋回することはない。
【0008】 さて、メンブレンを設けた低温貯槽の屋根を貫通して前述のノズルを設ける場 合、ノズルの直径の点から一般的にはコルゲーションで囲まれた正方形の平板部 にノズルを配置することが考えられる。ところが図7で説明した旋回収縮挙動型 のメンブレンでは、正方形の平板部は前述の如く温度変化を受けた場合、実線で 示すコルゲーションで囲まれた状態と破線で示す状態との間で旋回するので、図 7に示す如くノズル19を正方形の平板部18に設けた場合は、屋根板そのもの は旋回しないので、屋根板4とメンブレン3とにノズル19を溶接により固着し た場合、メンブレンの旋回伸縮挙動を阻害することになり、ノズルの固定部周辺 及びメンブレンに過大な応力が発生し、強度上問題を生ずるおそれがある。
【0009】 この問題を解決する手段として、ノズルの屋根貫通部とメンブレン貫通部との 間にベローズ等の付加的構造を設けることが考えられるが、ベローズは有効内径 の割に外径が大きくなり、メンブレンのコルゲーションで囲まれた平板部の寸法 から貫通できるノズルの寸法が制約される。又、ベローズは軸方向の伸縮に対し ては許容度が大きいが、捩りに対してはあまり許容度がないと云う難点もある。
【0010】
本考案は、旋回収縮挙動型メンブレンを有する低温貯槽屋根部のメンブレンを 貫通するノズルの上述の問題にかんがみ、簡単な構成で、ノズル固定部周辺及び メンブレンに熱応力が発生することなく、かつ取付けるノズル寸法が制約される ことが少ないメンブレンのノズル等貫通部構造を提供することを課題とする。
【0011】
本考案のメンブレンをノズル等が貫通する貫通部の構造は、上記の課題を解決 するため、旋回収縮挙動型メンブレンにおいてノズル等がメンブレンを貫通する 部分のコルゲーションの両端がこのコルゲーションに直会するコルゲーションに より非交差裡に遮断された部分を平行する2本のコルゲーションにより構成し、 該2本のコルゲーションの間に形成される平板部の幅をノズル等を貫通させるの に充分な寸法にし、この平板部にノズル等を固定して貫通させるようにしたこと を特徴とする。
【0012】
以上の如く、ノズルを貫通させる部分のコルゲーションの両端が直会するコル ゲーションにより非交差裡に遮断された部分を平行する2本のコルゲーションで 構成し、その間に形成された平板部をノズル等を貫通させるのに充分な寸法とし てこの平板部にノズルを配置したので、ノズルを配置した平板部は温度変化を受 けても旋回することがなく、屋根板及びメンブレンにノズルを溶接により固定し た場合にも、ノズルに捩り応力は作用せず、これを取付けるメンブレンにも応力 が発生することはない。
【0013】 メンブレンの互いに直会するコルゲーション列の各列が2本の平行コルゲーシ ョンにより構成されている場合は、ノズル等を貫通させる位置にある、両端がこ れに直会するコルゲーションで非交差裡に遮断された部分を構成する2本のコル ゲーションの間隔をこれらの間に形成される平面部の幅がノズル等を貫通させる のに充分な寸法になるようにすればよい。
【0014】
以下に本考案の実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】 図1は図7で説明した各コルゲーション列が夫々2本のコルゲーションより成 る旋回収縮挙動型のメンブレンに本考案を適用した実施例を示す図で、ノズル1 9を設ける位置にあるコルゲーション15を構成する2本のコルゲーション16 ,17の間隔を拡げ、その間の平板部20の幅をノズル19を配置するのに充分 な幅としてある。したがってノズル19は容易に平板部20を貫通して溶接によ り取付けることができる。この平板部20は温度変化により旋回することはない のでノズル及びメンブレンに熱応力が生ずることはない。
【0016】 図2はこの実施例のノズル取付構造を適用した低温地下式貯槽の屋根部周辺部 のメンブレンの一部を示す平面図である。直径の大きい貯液受入れ、払出し用等 のノズル22は、上記の如く2本のコルゲーションの間隔を拡げ、その間に形成 された幅の広い平板部20に配置されている。
【0017】 しかし、小径のノズル23は正方形の旋回する平板部18に設けられている。
【0018】 図3は、図2に示した大径ノズル22のメンブレン及び屋根貫通部の構造を示 す断面図である。ノズル22は屋根4及びメンブレン3のコルゲーション16, 17間の平板部20に溶接により取付けられている。
【0019】 図4は、図2に示した小径ノズル23のメンブレン及び屋根貫通部の構造を示 す断面図である。ノズル23は屋根4には溶接により剛結合されているが、メン ブレン3の正方形平板部18にはベローズ24を介して取付けられている。
【0020】
以上の如く、本考案によれば旋回収縮挙動型メンブレンを使用した低温貯槽の メンブレンの熱収縮挙動を損なうことなく、大径のノズルを無理なくメンブレン を貫通して取付けることが可能となった。
【図1】本考案の実施例のノズルのメンブレン貫通部構
造を示す平面図である。
造を示す平面図である。
【図2】上記実施例によるノズル貫通部構造を有する低
温貯槽の屋根周辺部メンブレンの一部の平面図である。
温貯槽の屋根周辺部メンブレンの一部の平面図である。
【図3】その大径ノズル貫通部の構造を示す断面図であ
る。
る。
【図4】その小径ノズル貫通部の構造を示す断面図であ
る。
る。
【図5】従来の吊デッキを有する低温地下式貯槽の概略
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図6】屋根内面に保冷材層を有する低温地下式貯槽の
概略構成を示す断面図である。
概略構成を示す断面図である。
【図7】旋回収縮挙動型メンブレンの構成を示す平面図
である。
である。
3 メンブレン 4 屋根 8 屋根内面保冷層 9 ノズル 15 コルゲーション 16,17 2本で1組のコルゲーションを構成する
コルゲーション 18 正方形平板部 19 ノズル 20 コルゲーション16,17の間の平板部 22 大径ノズル 23 小径ノズル 24 ベローズ
コルゲーション 18 正方形平板部 19 ノズル 20 コルゲーション16,17の間の平板部 22 大径ノズル 23 小径ノズル 24 ベローズ
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 平板に一定間隔に配列された条列状コル
ゲーション列の2組が互いに直会して格子状をなし、各
1列のコルゲーションについては、該コルゲーションが
直会する他方の組のコルゲーションを非交差裡に遮断す
る交点と、該コルゲーションが直会する他方の組のコル
ゲーションに非交差裡に遮断される交点とが交互に配列
され、温度変化を受けた際直会する2方向の隣接するコ
ルゲーションにより囲まれた平板部が旋回するメンブレ
ンを有する低温貯槽の、上記メンブレンと保冷材層を介
して該メンブレンと平行に設けられた貯槽屋根を貫通し
て設けられるノズル等の管体のメンブレン貫通部構造に
おいて、 上記メンブレンの上記ノズル等貫通部の格子状に配置さ
れたコルゲーションの両端が直会するコルゲーションに
より非交差裡に遮断された部分を平行する2本のコルゲ
ーションにより構成し、該2本のコルゲーションの間に
形成される平板部の幅をノズル等を貫通させるのに充分
な寸法にし、この平板部にノズル等を固定して貫通させ
るようにしたことを特徴とするノズル等の貫通部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5422191U JP2582984Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 低温貯槽のメンブレンのノズル等貫通部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5422191U JP2582984Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 低温貯槽のメンブレンのノズル等貫通部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058194U true JPH058194U (ja) | 1993-02-05 |
| JP2582984Y2 JP2582984Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=12964485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5422191U Expired - Fee Related JP2582984Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 低温貯槽のメンブレンのノズル等貫通部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2582984Y2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4931811U (ja) * | 1972-06-30 | 1974-03-19 | ||
| JPS4937416U (ja) * | 1972-07-11 | 1974-04-02 | ||
| JP2014141308A (ja) * | 2010-06-17 | 2014-08-07 | Gaz Transport & Technigaz | 台座を備えた封止され絶縁されたタンク |
| FR3035174A1 (fr) * | 2015-04-15 | 2016-10-21 | Gaztransport Et Technigaz | Cuve equipee d'une paroi presentant une zone singuliere au travers de laquelle passe un element traversant |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP5422191U patent/JP2582984Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4931811U (ja) * | 1972-06-30 | 1974-03-19 | ||
| JPS4937416U (ja) * | 1972-07-11 | 1974-04-02 | ||
| JP2014141308A (ja) * | 2010-06-17 | 2014-08-07 | Gaz Transport & Technigaz | 台座を備えた封止され絶縁されたタンク |
| FR3035174A1 (fr) * | 2015-04-15 | 2016-10-21 | Gaztransport Et Technigaz | Cuve equipee d'une paroi presentant une zone singuliere au travers de laquelle passe un element traversant |
| WO2016166481A3 (fr) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | Gaztransport Et Technigaz | Cuve équipée d'une paroi présentant une zone singulière au travers de laquelle passe un élément traversant |
| KR20170137158A (ko) * | 2015-04-15 | 2017-12-12 | 가즈트랑스포르 에 떼끄니가즈 | 관통 요소가 통과되는 특정 영역을 가지는 벽이 설치된 탱크 |
| US10203066B2 (en) | 2015-04-15 | 2019-02-12 | Gaztransport Et Technigaz | Tank equipped with a wall having a specific zone through which passes a through-element |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2582984Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0628763A1 (en) | Insulated liquefied gas tanks | |
| EP3798495B1 (en) | Insulation device for low-temperature pipe | |
| US3245179A (en) | Pressure vessels | |
| US4106423A (en) | Weather covers for tankers | |
| JPH058194U (ja) | 低温貯槽のメンブレンのノズル等貫通部構造 | |
| US2993460A (en) | Tank support | |
| CN118463014A (zh) | 一种低温储罐的薄膜壳结构 | |
| EP2284842B1 (en) | Pressure vessel sliding support unit and system using the sliding support unit | |
| KR101149495B1 (ko) | 화물창의 멤브레인 | |
| AU2022234069B2 (en) | Triple containment tank | |
| JPH07139699A (ja) | 極低温タンク | |
| JP4564051B2 (ja) | Lng貯蔵タンクのメンブレイン金属パネル | |
| JPH0440077Y2 (ja) | ||
| CN212840670U (zh) | 大型储罐 | |
| KR102639901B1 (ko) | 액화가스 화물창 및 그 시공방법 | |
| EP4660514A1 (en) | Cryogenic fluid storage tank | |
| JP2000352500A (ja) | 低温タンク | |
| JP2007162772A (ja) | 竪型断熱低温タンクの外槽底板構造 | |
| JPH09165090A (ja) | 低温貯槽 | |
| JP2003240196A (ja) | 低温二重殻タンク | |
| JPH11236998A (ja) | 地上式低温貯槽 | |
| JP2001330197A (ja) | Lngなどの低温地下式貯槽 | |
| JPS6246759B2 (ja) | ||
| JPS6136880Y2 (ja) | ||
| KR200232270Y1 (ko) | 액화천연가스 저장탱크 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |