JPH058215B2 - - Google Patents
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- JPH058215B2 JPH058215B2 JP16776783A JP16776783A JPH058215B2 JP H058215 B2 JPH058215 B2 JP H058215B2 JP 16776783 A JP16776783 A JP 16776783A JP 16776783 A JP16776783 A JP 16776783A JP H058215 B2 JPH058215 B2 JP H058215B2
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Description
本発明はポリエステルアミドまたはポリアミド
の製造法に関する。詳しくは、ポリエステルアミ
ドまたはポリアミド特に芳香族ポリエステルアミ
ドまたは芳香族ポリアミドの直接的の製造法に関
する。 芳香族ポリエステルアミドおよび芳香族ポリア
ミドを直接的に合成することは一般に困難とされ
ている。しかし、縮合剤としてリン化合物を用い
ることにより可能になるがこの場合使用するリン
化合物のコストが高いという難点があつた。 本発明者はリン化合物に代る安価な縮合剤を見
出すべく鋭意検討した結果、縮合剤として一般式
〔〕で示されるスルホニル化合物を用いること
により、ポリエステルアミドおよびポリアミドを
容易に製造することが出来ることを見出した。 すなわち、本発明の要旨は芳香族ヒドロキシア
ミンと芳香族ジカルボン酸との重縮合または芳香
族ジアミンと芳香族ジカルボン酸との重縮合の反
応によるポリエステルアミドまたはポリアミドの
製造において、一般式〔〕 (式中R1、R2およびR3は水素原子、アルキル基、
アリール基、アラルキル基またはシクロアルキル
基を示す)で表わされるアミド化合物または/お
よび一般式〔〕 (式中R4は炭素数3以上の枝分れしてもよいア
ルキレン基を示し、R5は水素原子、アルキル基、
アリール基、アラルキル基またはシクロアルキル
基を示す)で表わされるアミド化合物と一般式
〔〕 R6−SO2X1 ……〔〕 (式中R6はアリール基またはアラルキル基を示
し、X1はハロゲン原子を示す)で表わされるハ
ロゲン化スルホニル化合物との混合物を用いてポ
リエステルアミドまたはポリアミドを製造する方
法に存する。 本発明を詳細に説明するに本発明において使用
されるジカルボン酸としては一般式〔〕 HOOC−R7−COOH ……〔〕 (式中R7は2価の芳香族基、−R8−X2−R9−基、
の製造法に関する。詳しくは、ポリエステルアミ
ドまたはポリアミド特に芳香族ポリエステルアミ
ドまたは芳香族ポリアミドの直接的の製造法に関
する。 芳香族ポリエステルアミドおよび芳香族ポリア
ミドを直接的に合成することは一般に困難とされ
ている。しかし、縮合剤としてリン化合物を用い
ることにより可能になるがこの場合使用するリン
化合物のコストが高いという難点があつた。 本発明者はリン化合物に代る安価な縮合剤を見
出すべく鋭意検討した結果、縮合剤として一般式
〔〕で示されるスルホニル化合物を用いること
により、ポリエステルアミドおよびポリアミドを
容易に製造することが出来ることを見出した。 すなわち、本発明の要旨は芳香族ヒドロキシア
ミンと芳香族ジカルボン酸との重縮合または芳香
族ジアミンと芳香族ジカルボン酸との重縮合の反
応によるポリエステルアミドまたはポリアミドの
製造において、一般式〔〕 (式中R1、R2およびR3は水素原子、アルキル基、
アリール基、アラルキル基またはシクロアルキル
基を示す)で表わされるアミド化合物または/お
よび一般式〔〕 (式中R4は炭素数3以上の枝分れしてもよいア
ルキレン基を示し、R5は水素原子、アルキル基、
アリール基、アラルキル基またはシクロアルキル
基を示す)で表わされるアミド化合物と一般式
〔〕 R6−SO2X1 ……〔〕 (式中R6はアリール基またはアラルキル基を示
し、X1はハロゲン原子を示す)で表わされるハ
ロゲン化スルホニル化合物との混合物を用いてポ
リエステルアミドまたはポリアミドを製造する方
法に存する。 本発明を詳細に説明するに本発明において使用
されるジカルボン酸としては一般式〔〕 HOOC−R7−COOH ……〔〕 (式中R7は2価の芳香族基、−R8−X2−R9−基、
【式】基を示す)で表わさ
れる化合物が挙げられる。ここでR8およびR9は
2価の芳香族基であり、X2は酸素原子、硫黄原
子、スルホニル基、カルボニル基、アルキレン
基、アルキリデン基またはなしを示す。2価の芳
香族基としては
2価の芳香族基であり、X2は酸素原子、硫黄原
子、スルホニル基、カルボニル基、アルキレン
基、アルキリデン基またはなしを示す。2価の芳
香族基としては
【式】基(ここでY5〜Y8は水素原子、
ハロゲン原子またはアルキル基を示す)が挙げら
れる。また、
れる。また、
【式】基にお
いてY1〜Y4は水素原子、ハロゲン原子、または
アルキル基を示す。 具体例としてはテレフタル酸、イソフタル酸、
ナフタリン−2,6−ジカルボン酸、ナフタリン
−1,5−ジカルボン酸、ジフエニル−4,4′−
ジカルボン酸、メチルテレフタル酸、メチルイソ
フタル酸、ジフエニルエーテル−4,4′−ジカル
ボン酸、ジフエニルチオエーテル−4,4′−ジカ
ルボン酸、ジフエニルスルホン−4,4′−ジカル
ボン酸、ジフエニルケトン−4,4′−ジカルボン
酸、2,2−ジフエニルプロパン−4,4′−ジカ
ルボン酸のような芳香族ジカルボン酸、1,4−
キシリレンジカルボン酸、1,3−キシリレンジ
カルボン酸のようなアラルキレン系ジカルボン
酸、が挙げられるが必ずしもこれらに限定される
ものではない。またこれらは混合物としても使用
してもよい。 分子内にアミノ基とアルコール性もしくはフエ
ノール性の水酸基とを有する有機化合物として
は、一般式〔〕 (式中R10は2価の芳香族基、
アルキル基を示す。 具体例としてはテレフタル酸、イソフタル酸、
ナフタリン−2,6−ジカルボン酸、ナフタリン
−1,5−ジカルボン酸、ジフエニル−4,4′−
ジカルボン酸、メチルテレフタル酸、メチルイソ
フタル酸、ジフエニルエーテル−4,4′−ジカル
ボン酸、ジフエニルチオエーテル−4,4′−ジカ
ルボン酸、ジフエニルスルホン−4,4′−ジカル
ボン酸、ジフエニルケトン−4,4′−ジカルボン
酸、2,2−ジフエニルプロパン−4,4′−ジカ
ルボン酸のような芳香族ジカルボン酸、1,4−
キシリレンジカルボン酸、1,3−キシリレンジ
カルボン酸のようなアラルキレン系ジカルボン
酸、が挙げられるが必ずしもこれらに限定される
ものではない。またこれらは混合物としても使用
してもよい。 分子内にアミノ基とアルコール性もしくはフエ
ノール性の水酸基とを有する有機化合物として
は、一般式〔〕 (式中R10は2価の芳香族基、
【式】基または−R12−X3
−R13−基を示し、Y9〜Y12は水素原子、ハロゲ
ン原子、アルキル基を示す。R11は水素原子、脂
肪族基または芳香族基を示す)で表わされる化合
物が挙げられる。ここでR12およびR13は、2価
の芳香族基であり、X3は酸素原子、硫黄原子、
スルホニル基、カルボニル基、アルキレン基、ア
ルキリデン基またはなしである。2価の芳香族基
としては、
ン原子、アルキル基を示す。R11は水素原子、脂
肪族基または芳香族基を示す)で表わされる化合
物が挙げられる。ここでR12およびR13は、2価
の芳香族基であり、X3は酸素原子、硫黄原子、
スルホニル基、カルボニル基、アルキレン基、ア
ルキリデン基またはなしである。2価の芳香族基
としては、
【式】基(Y13〜Y16は、水素原子、ハ
ロゲン原子またはアルキル基を示す)が挙げられ
る。 具体例としては4−アミノフエノール、N−メ
チル4−アミノフエノール、4−アミノ−4′−ヒ
ドロキシジフエニル、3−アミノフエノール、N
−フエニル−3−アミノフエノール、3−メチル
−4−ヒドロキシ−4′−アミノ−ジフエニル、
3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−4′−アミノ
−ジフエニル、3−メチル−4−ヒドロキシ−
3′−メチル−4′−アミノ−ジフエニル、3−メチ
ル−4−ヒドロキシ−4′−アミノジフエニルエー
テル、3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−4′−
アミノ−ジフエニルエーテル、3−メチル−4−
ヒドロキシ−3′−メチル−4′−アミノ−ジフエニ
ルエーテル、4−ヒドロキシ−4′−アミノ−ジフ
エニルエーテル、3−メチル−4−ヒドロキシ−
4′−アミノ−ジフエニルサルフアイド、3−メチ
ル−4−ヒドロキシ−4′−アミノ−ジフエニルメ
タン、3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−4′−
アミノ−ジフエニルメタン、2,2−(3−メチ
ル−4−ヒドロキシ−4′−アミノ−ジフエニル)
−プロパン、2,2′−(3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシ−4′−アミノジフエニル)−プロパン、
2,2−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−
3′−メチル−4′−アミノ−ジフエニル)プロパ
ン、2,2−(3−イソプロピル−4−ヒドロキ
シ−4′−アミノ−ジフエニル)−プロパン、2,
2′−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−4′−ア
ミノ−ジフエニル)−プロパン、2,2−(3−ク
ロル−4−ヒドロキシ−4′−アミノ−ジフエニ
ル)−プロパン、2,2−(3−メチル−4−ヒド
ロキシ−4′−アミノ−ジフエニル)−ブタン、3,
3′−(3−メチル−4−ヒドロキシ−4′−アミノ
−ジフエニル)−ペンタン、1,1−(3−メチル
−4−ヒドロキシ−4′−アミノ−ジフエニル)シ
クロヘキサン、2,2−(4−ヒドロキシ−4′−
アミノ−ジフエニル)−プロパンなどの芳香族ヒ
ドロキシアミン(アミノフエノール)および1,
4−キシリレンアミノアルコール、1,3−キシ
リレンアミノアルコール等が挙げられる。 ポリアミドを製造するために用いられるジアミ
ンとしては一般式〔〕 H2N−R14−NH2 ……〔〕 (式中14は2価の芳香族基、2価の脂肪族基
る。 具体例としては4−アミノフエノール、N−メ
チル4−アミノフエノール、4−アミノ−4′−ヒ
ドロキシジフエニル、3−アミノフエノール、N
−フエニル−3−アミノフエノール、3−メチル
−4−ヒドロキシ−4′−アミノ−ジフエニル、
3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−4′−アミノ
−ジフエニル、3−メチル−4−ヒドロキシ−
3′−メチル−4′−アミノ−ジフエニル、3−メチ
ル−4−ヒドロキシ−4′−アミノジフエニルエー
テル、3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−4′−
アミノ−ジフエニルエーテル、3−メチル−4−
ヒドロキシ−3′−メチル−4′−アミノ−ジフエニ
ルエーテル、4−ヒドロキシ−4′−アミノ−ジフ
エニルエーテル、3−メチル−4−ヒドロキシ−
4′−アミノ−ジフエニルサルフアイド、3−メチ
ル−4−ヒドロキシ−4′−アミノ−ジフエニルメ
タン、3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−4′−
アミノ−ジフエニルメタン、2,2−(3−メチ
ル−4−ヒドロキシ−4′−アミノ−ジフエニル)
−プロパン、2,2′−(3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシ−4′−アミノジフエニル)−プロパン、
2,2−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−
3′−メチル−4′−アミノ−ジフエニル)プロパ
ン、2,2−(3−イソプロピル−4−ヒドロキ
シ−4′−アミノ−ジフエニル)−プロパン、2,
2′−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−4′−ア
ミノ−ジフエニル)−プロパン、2,2−(3−ク
ロル−4−ヒドロキシ−4′−アミノ−ジフエニ
ル)−プロパン、2,2−(3−メチル−4−ヒド
ロキシ−4′−アミノ−ジフエニル)−ブタン、3,
3′−(3−メチル−4−ヒドロキシ−4′−アミノ
−ジフエニル)−ペンタン、1,1−(3−メチル
−4−ヒドロキシ−4′−アミノ−ジフエニル)シ
クロヘキサン、2,2−(4−ヒドロキシ−4′−
アミノ−ジフエニル)−プロパンなどの芳香族ヒ
ドロキシアミン(アミノフエノール)および1,
4−キシリレンアミノアルコール、1,3−キシ
リレンアミノアルコール等が挙げられる。 ポリアミドを製造するために用いられるジアミ
ンとしては一般式〔〕 H2N−R14−NH2 ……〔〕 (式中14は2価の芳香族基、2価の脂肪族基
【式】(Y17〜Y20は水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基を示す)、−R15−
X4−R16−基を示す) ここでR15およびR16は2価の芳香族基であり、
X4は酸素原子、硫黄原子、スルホニル基、カル
ボニル基、アルキレン基、アルキリデン基、また
はなしである。2価の芳香族基としては
X4−R16−基を示す) ここでR15およびR16は2価の芳香族基であり、
X4は酸素原子、硫黄原子、スルホニル基、カル
ボニル基、アルキレン基、アルキリデン基、また
はなしである。2価の芳香族基としては
【式】(Y21はY24は水素原子、ハロゲ
ン原子またはアルキル基を示す)が挙げられる。
具体例としては、メタフエニレンジアミン、パ
ラフエニレンジアミン、2,2−ビス(4−アミ
ノフエニル)プロパン、4,4′−ジアミノジフエ
ニルメタン、ベンジジン、4,4′−ジアミノジフ
エニルスルフイド、4,4′−ジアミノジフエニル
スルホン、3,3′−ジアミノジフエニルスルホ
ン、4,4′−ジアミノジフエニルエーテル、4,
4′−ジアミノジフエニルケトン、1,5−ジアミ
ノナフタリン、3,3′−ジメチルベンジジン、
2,6−ジアミノナフタリン、4,4′−ジアミノ
ジフエニルエーテル、m−キシリレンジアミン、
p−キシリレンジアミン等が挙げられ、これらは
単独もしくは混合物として使用することが出来
る。また一般式〔〕のものはいずれも使用可能
であり、これらの具体例に限定されるものではな
い。 本発明で用いられるアミド化合物としては、前
示一般式〔〕または/および〔〕で表わされ
るものはいずれも使用可能であるが、N,N−ジ
メチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムア
ミド、N,N−ジブチルホルムアミド、N−メチ
ルホルムアミド、ホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミ
ド、N−メチルアセトアミド、アセトアニリド、
N,N−ジフエニルホルムアミド、ベンゾイルア
ミド、N,N−ジメチルベンゾイルアミド、N−
メチルベンゾイルアミド、N,N−ジエチルアセ
トアミドのように前示一般式〔〕においてR1、
R2およびR3が水素原子、アルキル基およひアリ
ール基のものが特に好ましい。また一般式〔〕
で表わされるものとしてはN−メチル2−ピロリ
ドンがコストの点から好ましい。 本発明で用いられるスルホニル化合物として
は、一般式〔〕で表わされるものはいずれも使
用可能であるが、p−トルエンスルホニルクロリ
ド、フエニルスルホニルクロリド、p−ブロモフ
エニルスルホニルクロリド、p−ニトロフエニル
スルホニルクロリド、p−クロロフエニルスルホ
ニルクロリド、m−クロロフエニルスルホニルク
ロリド、2,4,6−トリメチルフエニルスルホ
ニルクロリド、p−トルエンスルホニルブロマイ
ド、p−トルエンスルホニルイオダイド、p−ト
ルエンスルホニルフルオダイト、ベンジルスルホ
ニルクロリド等が挙げられる。 アミド化合物の使用量はジカルボン酸又はアミ
ノカルボン酸1モルに対して1/50モル以上用いる
ことが必要であり、スルホニル化合物の使用量は
ジカルボン酸またはアミノカルボン酸1モルに対
し2〜10倍モル、好ましくは2〜4倍モル用いる
ことが必要である。 重合に際しては塩基単独あるいは塩基と溶媒で
アミド化合物とスルホニル化合物を混合した後に
前記モノマーを混合加熱する方法が適当であり、
反応温度は通常0〜50℃程度、好ましくは室温程
度がよい。この目的のために使用される塩基とし
てはピリジン、α−ピコリン、β−ピコリン、γ
−ピコリン、3,5−ルチジン、3,4−ルチジ
ン、2,4−ルチジン、2,6−ルチジン、2,
3−ルチジン、2,5−ルチジン、2,4,6−
コリジン、キノリン、イソキノリン、ジメチルア
ニリン等が挙げられるが、第三級アミンであれば
いずれも使用可能である。 また溶媒としては、クロルベンゼン、o−ジク
ロルベンゼン、四塩化炭素、ジクロルメタン、テ
トラクロルエタンのような塩素系溶媒、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチ
ルピロリド、γ−ブチロラクトン、ジメチルスル
ホキシド、スルホラン、ヘキサメチルホスホルア
ミドのような極性溶媒、ベンゼン、トルエン、キ
シレンのような芳香族炭化水素が挙げられる。重
縮合温度は溶媒により異なるが、通常80〜200℃
程度、好ましくは100〜120℃程度がよい。 なお、本発明では重合中に生成するポリマーの
溶解性や膨潤性を調節するための添加剤として、
および重合度を上昇させるための助剤として用い
られるLiCl、CaCl2、MgCl2、LiBrなどのような
アルカリまたはアルカリ土類金属のハロゲン化物
の添加なしに高重合度で分子量分布の非常に狭い
ポリエステルが容易に得られる。 重合中の系は、均一系、析出系、ゲル様系と使
用するモノマーの組合せおよび溶媒、添加剤の種
類等により種々であるが、重合体の単離は低級ア
ルコール、低級ケトンのような有機溶媒中への再
沈、または水のみによる再沈、洗浄などによつて
行なうことができる。 以下本発明を実施例により詳細に説明する。 実施例 1 p−トルエンスルホニルクロリド(13ミリモ
ル)のピリジン(10ml)溶液にN,N−ジメチル
ホルムアミド(DMF、5ミリモル)を加え室温
にて30分間撹拌下に放置した。この溶液をイソフ
タル酸(5ミリモル)のピリジン(10ml)溶液に
加え、室温にて10分、さらに120℃の油浴中で10
分間加熱した後、p−アミノフエノール(5ミリ
モル)のピリジン(10ml)溶液を加え、120℃の
油浴中で3時間加熱した。反応液をメタノール中
に注入することにより定量的収率でηinhが0.69
dl/gのポリエステルアミドを得た。 なお、実施例1から9までにおける粘度
(ηinh)はN−メチルピロリドン(0.5%)中、30
℃で測定したものである。 実施例2、3、比較例1 DMFの量を変えたこと以外は実施例1と同様
に操作して下記の結果を得た。
ラフエニレンジアミン、2,2−ビス(4−アミ
ノフエニル)プロパン、4,4′−ジアミノジフエ
ニルメタン、ベンジジン、4,4′−ジアミノジフ
エニルスルフイド、4,4′−ジアミノジフエニル
スルホン、3,3′−ジアミノジフエニルスルホ
ン、4,4′−ジアミノジフエニルエーテル、4,
4′−ジアミノジフエニルケトン、1,5−ジアミ
ノナフタリン、3,3′−ジメチルベンジジン、
2,6−ジアミノナフタリン、4,4′−ジアミノ
ジフエニルエーテル、m−キシリレンジアミン、
p−キシリレンジアミン等が挙げられ、これらは
単独もしくは混合物として使用することが出来
る。また一般式〔〕のものはいずれも使用可能
であり、これらの具体例に限定されるものではな
い。 本発明で用いられるアミド化合物としては、前
示一般式〔〕または/および〔〕で表わされ
るものはいずれも使用可能であるが、N,N−ジ
メチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムア
ミド、N,N−ジブチルホルムアミド、N−メチ
ルホルムアミド、ホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミ
ド、N−メチルアセトアミド、アセトアニリド、
N,N−ジフエニルホルムアミド、ベンゾイルア
ミド、N,N−ジメチルベンゾイルアミド、N−
メチルベンゾイルアミド、N,N−ジエチルアセ
トアミドのように前示一般式〔〕においてR1、
R2およびR3が水素原子、アルキル基およひアリ
ール基のものが特に好ましい。また一般式〔〕
で表わされるものとしてはN−メチル2−ピロリ
ドンがコストの点から好ましい。 本発明で用いられるスルホニル化合物として
は、一般式〔〕で表わされるものはいずれも使
用可能であるが、p−トルエンスルホニルクロリ
ド、フエニルスルホニルクロリド、p−ブロモフ
エニルスルホニルクロリド、p−ニトロフエニル
スルホニルクロリド、p−クロロフエニルスルホ
ニルクロリド、m−クロロフエニルスルホニルク
ロリド、2,4,6−トリメチルフエニルスルホ
ニルクロリド、p−トルエンスルホニルブロマイ
ド、p−トルエンスルホニルイオダイド、p−ト
ルエンスルホニルフルオダイト、ベンジルスルホ
ニルクロリド等が挙げられる。 アミド化合物の使用量はジカルボン酸又はアミ
ノカルボン酸1モルに対して1/50モル以上用いる
ことが必要であり、スルホニル化合物の使用量は
ジカルボン酸またはアミノカルボン酸1モルに対
し2〜10倍モル、好ましくは2〜4倍モル用いる
ことが必要である。 重合に際しては塩基単独あるいは塩基と溶媒で
アミド化合物とスルホニル化合物を混合した後に
前記モノマーを混合加熱する方法が適当であり、
反応温度は通常0〜50℃程度、好ましくは室温程
度がよい。この目的のために使用される塩基とし
てはピリジン、α−ピコリン、β−ピコリン、γ
−ピコリン、3,5−ルチジン、3,4−ルチジ
ン、2,4−ルチジン、2,6−ルチジン、2,
3−ルチジン、2,5−ルチジン、2,4,6−
コリジン、キノリン、イソキノリン、ジメチルア
ニリン等が挙げられるが、第三級アミンであれば
いずれも使用可能である。 また溶媒としては、クロルベンゼン、o−ジク
ロルベンゼン、四塩化炭素、ジクロルメタン、テ
トラクロルエタンのような塩素系溶媒、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチ
ルピロリド、γ−ブチロラクトン、ジメチルスル
ホキシド、スルホラン、ヘキサメチルホスホルア
ミドのような極性溶媒、ベンゼン、トルエン、キ
シレンのような芳香族炭化水素が挙げられる。重
縮合温度は溶媒により異なるが、通常80〜200℃
程度、好ましくは100〜120℃程度がよい。 なお、本発明では重合中に生成するポリマーの
溶解性や膨潤性を調節するための添加剤として、
および重合度を上昇させるための助剤として用い
られるLiCl、CaCl2、MgCl2、LiBrなどのような
アルカリまたはアルカリ土類金属のハロゲン化物
の添加なしに高重合度で分子量分布の非常に狭い
ポリエステルが容易に得られる。 重合中の系は、均一系、析出系、ゲル様系と使
用するモノマーの組合せおよび溶媒、添加剤の種
類等により種々であるが、重合体の単離は低級ア
ルコール、低級ケトンのような有機溶媒中への再
沈、または水のみによる再沈、洗浄などによつて
行なうことができる。 以下本発明を実施例により詳細に説明する。 実施例 1 p−トルエンスルホニルクロリド(13ミリモ
ル)のピリジン(10ml)溶液にN,N−ジメチル
ホルムアミド(DMF、5ミリモル)を加え室温
にて30分間撹拌下に放置した。この溶液をイソフ
タル酸(5ミリモル)のピリジン(10ml)溶液に
加え、室温にて10分、さらに120℃の油浴中で10
分間加熱した後、p−アミノフエノール(5ミリ
モル)のピリジン(10ml)溶液を加え、120℃の
油浴中で3時間加熱した。反応液をメタノール中
に注入することにより定量的収率でηinhが0.69
dl/gのポリエステルアミドを得た。 なお、実施例1から9までにおける粘度
(ηinh)はN−メチルピロリドン(0.5%)中、30
℃で測定したものである。 実施例2、3、比較例1 DMFの量を変えたこと以外は実施例1と同様
に操作して下記の結果を得た。
【表】
実施例 4
p−アミノフエノールをm−アミノフエノール
に変えたこと以外は実施例1と同様に操作して
ηinhが0.27dl/gのポリマーを定量的収率で得
た。 実施例 5 イソフタル酸の代りにイソフタル酸(2.5ミリ
モル)とテレフタル酸(2.5ミリモル)の混合物
を用いたこと以外は実施例1と同様にして定量的
収率でηinhが0.95dl/gのポリマーを得た。 実施例 6 イソフタル酸の代りにイソフタル酸(2.5ミリ
モル)とテレフタル酸(2.5ミリモル)の混合物
およびp−アミノフエノールの代りにm−アミノ
フエノールを用いたこと以外は実施例1と同様に
操作して定量的収率でηinhが0.40dl/gのポリマ
ーを得た。 実施例 7 DMFの代りにN,N−ジエチルホルムアミド
を用いたこと以外は実施例1と同様に操作して定
量的収率でηinhが0.62dl/gのポリマーを得た。 実施例 8、9 p−トルエンスルホニルクロリドの代りに下記
の化合物を用いたこと以外は実施例1と同様に操
作して定量的収率でポリマーを得た。
に変えたこと以外は実施例1と同様に操作して
ηinhが0.27dl/gのポリマーを定量的収率で得
た。 実施例 5 イソフタル酸の代りにイソフタル酸(2.5ミリ
モル)とテレフタル酸(2.5ミリモル)の混合物
を用いたこと以外は実施例1と同様にして定量的
収率でηinhが0.95dl/gのポリマーを得た。 実施例 6 イソフタル酸の代りにイソフタル酸(2.5ミリ
モル)とテレフタル酸(2.5ミリモル)の混合物
およびp−アミノフエノールの代りにm−アミノ
フエノールを用いたこと以外は実施例1と同様に
操作して定量的収率でηinhが0.40dl/gのポリマ
ーを得た。 実施例 7 DMFの代りにN,N−ジエチルホルムアミド
を用いたこと以外は実施例1と同様に操作して定
量的収率でηinhが0.62dl/gのポリマーを得た。 実施例 8、9 p−トルエンスルホニルクロリドの代りに下記
の化合物を用いたこと以外は実施例1と同様に操
作して定量的収率でポリマーを得た。
【表】
実施例 10、11
p−アミノフエノールの代りに下記のジアミン
を用い、イソフタル酸のピリジン溶液を加えた
後、室温10分、100℃の油浴中で10分間加熱した
後、ジアミン(5ミリモル)を加えてから100℃
の油浴中で3時間反応させたこと以外は実施例1
と同様に操作して下記のポリアミドを定量的収率
で得た。
を用い、イソフタル酸のピリジン溶液を加えた
後、室温10分、100℃の油浴中で10分間加熱した
後、ジアミン(5ミリモル)を加えてから100℃
の油浴中で3時間反応させたこと以外は実施例1
と同様に操作して下記のポリアミドを定量的収率
で得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 芳香族ヒドロキシアミンと芳香族ジカルボン
酸との重縮合または芳香族ジアミンと芳香族ジカ
ルボン酸との重縮合の反応によるポリエステルア
ミドまたはポリアミドの製造において、一般式
〔〕 (式中R1、R2およびR3は水素原子、アルキル基、
アリール基、アラルキル基またはシクロアルキル
基を示す)で表わされるアミド化合物または/お
よび一般式〔〕 (式中R4は炭素数3以上の枝分れしてもよいア
ルキレン基を示し、R5は水素原子、アルキル基、
アリール基、アラルキル基またはシクロアルキル
基を示す。)で表わされるアミド化合物と一般式
〔〕 R6−SO2X1 ……〔〕 (式中R6はアリール基またはアラルキル基を示
し、X1はハロゲン原子を示す)で表わされるハ
ロゲン化スルホニル化合物との混合物を用いるこ
とを特徴とするポリエステルアミドまたはポリア
ミドの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16776783A JPS6060131A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | ポリエステルアミドおよびポリアミドの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16776783A JPS6060131A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | ポリエステルアミドおよびポリアミドの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6060131A JPS6060131A (ja) | 1985-04-06 |
| JPH058215B2 true JPH058215B2 (ja) | 1993-02-01 |
Family
ID=15855718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16776783A Granted JPS6060131A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | ポリエステルアミドおよびポリアミドの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6060131A (ja) |
-
1983
- 1983-09-12 JP JP16776783A patent/JPS6060131A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6060131A (ja) | 1985-04-06 |
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