JPH0582571B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0582571B2 JPH0582571B2 JP59183096A JP18309684A JPH0582571B2 JP H0582571 B2 JPH0582571 B2 JP H0582571B2 JP 59183096 A JP59183096 A JP 59183096A JP 18309684 A JP18309684 A JP 18309684A JP H0582571 B2 JPH0582571 B2 JP H0582571B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate material
- transparent
- photocurable resin
- base film
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41N—PRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
- B41N6/00—Mounting boards; Sleeves Make-ready devices, e.g. underlays, overlays; Attaching by chemical means, e.g. vulcanising
- B41N6/02—Chemical means for fastening printing formes on mounting boards
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は版材の背面に接着剤層を設けた光硬化
性樹脂版材の製造法に関する。
性樹脂版材の製造法に関する。
(従来技術)
光硬化性樹脂を用いた版材は、例えば、次のよ
うにして製造される。第4図に示すように、ネガ
フイルム510上にカバーフイルム520、液状
もしくは固形の光硬化性樹脂層530および透明
ベースフイルム540を順次積層し、ベースフイ
ルム540を介して光硬化性樹脂層530に露光
を行い光硬化性樹脂を部分的に硬化させレリーフ
支持部531を形成する。次に、ネガフイルム5
10側から露光を行い、ネガフイルム510のポ
ジ部分511に対応する光硬化性樹脂領域を硬化
させて上記レリーフ支持部531に連続したレリ
ーフ部532を形成する。得られた光硬化性樹脂
版材は輪転機などの印刷機の版胴ロールや版胴ロ
ール版装着具へ取りつけられて印刷工程へ供され
る。この版材を版胴ロールなどの版材支持台へ固
定するには、版材背面541と図外の版材支持台
とを接着剤で接着させたり、両者を両面テープで
接着させる方法が知られている。接着剤は、通
常、溶剤に希釈された状態で版材接着面541に
塗布されるが、接着剤を均一にこの接着面541
に塗布することが難しく、塗布後の溶剤の乾燥状
態が不均一になりやすい。そのため、接着強度の
均一な版材を得ることができない。しかも、溶剤
の揮発により作業環境が汚染されるおそれもあ
る。他方、両面テープを用いて版材を固定部に接
着させる場合には、両面テープを版材および/も
しくはこれを貼着させる固定部の寸法に合わせて
切断する必要がある。その作業は精密でかつ繁雑
となる。両面テープは比較的高価でもある。
うにして製造される。第4図に示すように、ネガ
フイルム510上にカバーフイルム520、液状
もしくは固形の光硬化性樹脂層530および透明
ベースフイルム540を順次積層し、ベースフイ
ルム540を介して光硬化性樹脂層530に露光
を行い光硬化性樹脂を部分的に硬化させレリーフ
支持部531を形成する。次に、ネガフイルム5
10側から露光を行い、ネガフイルム510のポ
ジ部分511に対応する光硬化性樹脂領域を硬化
させて上記レリーフ支持部531に連続したレリ
ーフ部532を形成する。得られた光硬化性樹脂
版材は輪転機などの印刷機の版胴ロールや版胴ロ
ール版装着具へ取りつけられて印刷工程へ供され
る。この版材を版胴ロールなどの版材支持台へ固
定するには、版材背面541と図外の版材支持台
とを接着剤で接着させたり、両者を両面テープで
接着させる方法が知られている。接着剤は、通
常、溶剤に希釈された状態で版材接着面541に
塗布されるが、接着剤を均一にこの接着面541
に塗布することが難しく、塗布後の溶剤の乾燥状
態が不均一になりやすい。そのため、接着強度の
均一な版材を得ることができない。しかも、溶剤
の揮発により作業環境が汚染されるおそれもあ
る。他方、両面テープを用いて版材を固定部に接
着させる場合には、両面テープを版材および/も
しくはこれを貼着させる固定部の寸法に合わせて
切断する必要がある。その作業は精密でかつ繁雑
となる。両面テープは比較的高価でもある。
(発明の目的)
本発明の目的は、任意の版材支持台に速やかに
固定して印刷しうる光硬化性樹脂版材の製造法を
提供することにある。本発明の他の目的は、版材
の接着・固定に熟練を要せず、簡単な操作で版材
支持台に固定しうる光硬化性樹脂版材の製造法を
提供することにある。本発明のさらに他の目的
は、両面テープなどの特殊な接着材料を必要とせ
ず安価に版材支持台に固定しうる光硬化性樹脂版
材の製造法を提供することにある。本発明のさら
に他の目的は、溶剤などで作業環境を汚染するこ
となく版材支持台に固定しうる光硬化性樹脂版材
の製造法を提供することにある。本発明のさらに
他の目的は、従来の光硬化性樹脂版材と同様の簡
単な工程で上記特徴をそなえた光便化性樹脂版材
を製造する方法を提供することにある。
固定して印刷しうる光硬化性樹脂版材の製造法を
提供することにある。本発明の他の目的は、版材
の接着・固定に熟練を要せず、簡単な操作で版材
支持台に固定しうる光硬化性樹脂版材の製造法を
提供することにある。本発明のさらに他の目的
は、両面テープなどの特殊な接着材料を必要とせ
ず安価に版材支持台に固定しうる光硬化性樹脂版
材の製造法を提供することにある。本発明のさら
に他の目的は、溶剤などで作業環境を汚染するこ
となく版材支持台に固定しうる光硬化性樹脂版材
の製造法を提供することにある。本発明のさらに
他の目的は、従来の光硬化性樹脂版材と同様の簡
単な工程で上記特徴をそなえた光便化性樹脂版材
を製造する方法を提供することにある。
(発明の構成)
本発明の光便化性樹脂版材の製造法は透明ベー
スフイルムの片面に透明感圧性接着剤層もしくは
透明感熱性接着剤層および透明剥離シートを順次
設けた接着ベースフイルムの透明ベースフイルム
の他面側に光便化性樹脂層およびネガフイルムを
積層して積層体を形成する工程;該積層体の接着
ベースフイルム側から露光を行いレリーフ支持部
を形成する工程;該積層体のネガフイルム側から
露光を行い、該ネガフイルムのポジ部分に対応す
る該光硬化性樹脂領域を硬化させ上記レリーフ支
持部に連続したレリーフ部を形成する工程;およ
び該光硬化性樹脂の未硬化領域を除去し版材を得
る工程を包含し、そのことにより上記目的が達成
される。
スフイルムの片面に透明感圧性接着剤層もしくは
透明感熱性接着剤層および透明剥離シートを順次
設けた接着ベースフイルムの透明ベースフイルム
の他面側に光便化性樹脂層およびネガフイルムを
積層して積層体を形成する工程;該積層体の接着
ベースフイルム側から露光を行いレリーフ支持部
を形成する工程;該積層体のネガフイルム側から
露光を行い、該ネガフイルムのポジ部分に対応す
る該光硬化性樹脂領域を硬化させ上記レリーフ支
持部に連続したレリーフ部を形成する工程;およ
び該光硬化性樹脂の未硬化領域を除去し版材を得
る工程を包含し、そのことにより上記目的が達成
される。
第1図に示すように、本発明の版材用積層体1
は接着ベースフイルム11と、光硬化性樹脂層1
2と、ネガフイルム13とで構成される。
は接着ベースフイルム11と、光硬化性樹脂層1
2と、ネガフイルム13とで構成される。
接着ベースフイルム11は透明ベースフイルム
14の片面に透明感圧性接着剤層もしくは透明感
熱性接着剤層15を設けてなる。版材積層体1を
得るには、例えば、まず、光硬化性樹脂層12が
ネガフイルム13に積層される。この光硬化性樹
脂層12上には、上記接着ベースフイルム11の
非接着剤層側110が接するよう、接着ベースフ
イルム11が積層されている。
14の片面に透明感圧性接着剤層もしくは透明感
熱性接着剤層15を設けてなる。版材積層体1を
得るには、例えば、まず、光硬化性樹脂層12が
ネガフイルム13に積層される。この光硬化性樹
脂層12上には、上記接着ベースフイルム11の
非接着剤層側110が接するよう、接着ベースフ
イルム11が積層されている。
透明ベースフイルム14は、最終的に得られる
版材を補強しこれを所定の形状に保つ役割を有
し、例えば、アクリル系樹脂、ポリエステル、ポ
リエチレン、ポリプロピレンなどで構成される。
その厚さは一般に25〜300μmである。この透明ベ
ースフイルム14は一枚でも複数枚が積層されて
いてもよい。50〜250μmの厚さのポリエチレンテ
レフタレートフイルムが品質および価格の面で最
も好ましい。
版材を補強しこれを所定の形状に保つ役割を有
し、例えば、アクリル系樹脂、ポリエステル、ポ
リエチレン、ポリプロピレンなどで構成される。
その厚さは一般に25〜300μmである。この透明ベ
ースフイルム14は一枚でも複数枚が積層されて
いてもよい。50〜250μmの厚さのポリエチレンテ
レフタレートフイルムが品質および価格の面で最
も好ましい。
透明感圧性接着剤層15を構成する感圧性接着
剤には、例えば、ゴム系接着剤;アクリル系、ウ
レタン系、シリコン系などの合成樹脂系接着剤が
ある。合成樹脂系、特にアクリル系接着剤が耐溶
剤性、透明性などを有するため好ましい。透明感
圧性接着剤層15の厚さは30〜150μmであり、そ
の接着力はSP粘着力が500〜1500g/25mm、そし
て剪断引張強さは7〜25Kg/25mmであるのが好ま
しい。このような接着剤層15は保持力が大きい
ため、固定部に一旦接着された版材を再び剥離し
たときにいわゆる「糊残り現象」が起こらない。
剤には、例えば、ゴム系接着剤;アクリル系、ウ
レタン系、シリコン系などの合成樹脂系接着剤が
ある。合成樹脂系、特にアクリル系接着剤が耐溶
剤性、透明性などを有するため好ましい。透明感
圧性接着剤層15の厚さは30〜150μmであり、そ
の接着力はSP粘着力が500〜1500g/25mm、そし
て剪断引張強さは7〜25Kg/25mmであるのが好ま
しい。このような接着剤層15は保持力が大きい
ため、固定部に一旦接着された版材を再び剥離し
たときにいわゆる「糊残り現象」が起こらない。
透明感熱性接着剤層15を構成する感熱性接着
剤としては、例えば、ポリエステル系接着剤;ポ
リアミド系接着剤;エチレン−酢酸ビニル共重合
体などの酢酸ビニル系接着剤が挙げられる。その
熱活性温度は80〜200℃であることが加工作業上
便利である。これらの感熱性接着剤は熱や光で変
質することはないので露光を施されても接着剤層
15表面がベタつくことがない。ポリエステル系
およびポリアミド系の接着剤が特に光透過性およ
び耐溶剤性に優れている。透明感熱性接着剤層1
5は10〜100μmの厚さに形成されるのが好まし
い。
剤としては、例えば、ポリエステル系接着剤;ポ
リアミド系接着剤;エチレン−酢酸ビニル共重合
体などの酢酸ビニル系接着剤が挙げられる。その
熱活性温度は80〜200℃であることが加工作業上
便利である。これらの感熱性接着剤は熱や光で変
質することはないので露光を施されても接着剤層
15表面がベタつくことがない。ポリエステル系
およびポリアミド系の接着剤が特に光透過性およ
び耐溶剤性に優れている。透明感熱性接着剤層1
5は10〜100μmの厚さに形成されるのが好まし
い。
光硬化性樹脂層12としては、光照射によりラ
ジカル反応を起こし、重合・硬化する既知の光硬
化性樹脂が用いられる。このような光硬化性樹脂
としては、例えば、ジアゾ樹脂、アジド樹脂、け
い皮酸エステル樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミ
ドなどがある。光硬化性樹脂層12が液状の場合
には、これをネガフイルム13上に積層したと
き、気泡が入りやすいので、接着ベースフイルム
11の積層後、真空引きして脱泡しておくことが
望ましい。
ジカル反応を起こし、重合・硬化する既知の光硬
化性樹脂が用いられる。このような光硬化性樹脂
としては、例えば、ジアゾ樹脂、アジド樹脂、け
い皮酸エステル樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミ
ドなどがある。光硬化性樹脂層12が液状の場合
には、これをネガフイルム13上に積層したと
き、気泡が入りやすいので、接着ベースフイルム
11の積層後、真空引きして脱泡しておくことが
望ましい。
上記透明感熱性接着剤層もしくは透明感熱性接
着剤層15には、これらを保護するための透明剥
離シート151が該接着剤層15上に設けられ
る。この透明剥離シート151は熱寸法安定性に
優れ、例えば、5〜50μmの厚さの透明プラスチ
ツクフイルムで構成される。この保護層151の
剥離性を高めるために、接着剤層15との接着側
に離型層152が設けられうる。離型層152と
しては粘着テープなどに通常用いられる離型剤が
用いられる。その剥離力は200g/50mm以下であ
ることが好ましい。
着剤層15には、これらを保護するための透明剥
離シート151が該接着剤層15上に設けられ
る。この透明剥離シート151は熱寸法安定性に
優れ、例えば、5〜50μmの厚さの透明プラスチ
ツクフイルムで構成される。この保護層151の
剥離性を高めるために、接着剤層15との接着側
に離型層152が設けられうる。離型層152と
しては粘着テープなどに通常用いられる離型剤が
用いられる。その剥離力は200g/50mm以下であ
ることが好ましい。
透明ベースフイルム14と透明感圧性接着剤層
もしくは透明感熱性接着剤層15との間には、両
層の密着性を高めるために、下塗層16が設けら
れうる。下塗層16は、例えば、透明ベースフイ
ルム14にイソシアネート系、ポリエステル系な
どの接着性材料を塗布したり、あるいは透明ベー
スフイルム14を直接コロナ処理して形成され
る。
もしくは透明感熱性接着剤層15との間には、両
層の密着性を高めるために、下塗層16が設けら
れうる。下塗層16は、例えば、透明ベースフイ
ルム14にイソシアネート系、ポリエステル系な
どの接着性材料を塗布したり、あるいは透明ベー
スフイルム14を直接コロナ処理して形成され
る。
透明ベースフイルム14と光硬化性樹脂層12
との間には、両層の密着性を高めるために、樹脂
接着層17が設けられうる。この樹脂接着層17
も上記下塗層16と同じく透明ベースフイルム1
4に接着性材料を塗布したり、あるいはベースフ
イルム14を直接コロナ処理して形成される。ネ
ガフイルム13と光硬化性樹脂層12との間には
透明プラスチツクでなるカバーフイルム18が設
けられうる。ネガフイルム13を保護するためで
ある。この積層体1のうち、ネガフイルム13を
除くすべての各層は、光便化性樹脂層12の硬化
に必要な300〜400nmの波長領域の光に対して透
過性を有する。積層体の360nmにおける光透過率
は50%以上である。この積層体1の底部には、積
層体1を保持するための透明ガラス板10が配置
されうる。
との間には、両層の密着性を高めるために、樹脂
接着層17が設けられうる。この樹脂接着層17
も上記下塗層16と同じく透明ベースフイルム1
4に接着性材料を塗布したり、あるいはベースフ
イルム14を直接コロナ処理して形成される。ネ
ガフイルム13と光硬化性樹脂層12との間には
透明プラスチツクでなるカバーフイルム18が設
けられうる。ネガフイルム13を保護するためで
ある。この積層体1のうち、ネガフイルム13を
除くすべての各層は、光便化性樹脂層12の硬化
に必要な300〜400nmの波長領域の光に対して透
過性を有する。積層体の360nmにおける光透過率
は50%以上である。この積層体1の底部には、積
層体1を保持するための透明ガラス板10が配置
されうる。
上記版材用積層体1に次のようにして露光が施
され所望の版材が形成される。
され所望の版材が形成される。
第2図に示すように、積層体1の接着ベースフ
イルム11の接着剤層15側から光硬化性樹脂層
12に露光が行われる。透明剥離シートと透明粘
着剤層を介して光が透過するので、光硬化性樹脂
が部分的に硬化されレリーフ支持部121が形成
される。続いて、ネガフイルム13側から透明ガ
ラス板10を介して露光が行われる。ネガフイル
ム13のポジ部分131に対応する光硬化性樹脂
領域が硬化され、上記レリーフ支持部121に連
続したレリーフ部122が形成される。光硬化性
樹脂の未硬化領域123はへらなどでかき取られ
る。次いで、洗浄などの手段を通じて残余の未硬
化樹脂が完全に除去される。必要に応じて再露光
されて版材の未硬化光硬化性樹脂が除去された界
面を充分に硬化させレリーフ強度を上げることが
行われる。未硬化の光硬化性樹脂は回収され、次
の版材の製造に再利用されうる。このようにして
得られた版材は、その透明剥離シート151を剥
離し圧着もしくは加熱圧着すれば、容易に適当な
図外の版材支持台に固定されうる。
イルム11の接着剤層15側から光硬化性樹脂層
12に露光が行われる。透明剥離シートと透明粘
着剤層を介して光が透過するので、光硬化性樹脂
が部分的に硬化されレリーフ支持部121が形成
される。続いて、ネガフイルム13側から透明ガ
ラス板10を介して露光が行われる。ネガフイル
ム13のポジ部分131に対応する光硬化性樹脂
領域が硬化され、上記レリーフ支持部121に連
続したレリーフ部122が形成される。光硬化性
樹脂の未硬化領域123はへらなどでかき取られ
る。次いで、洗浄などの手段を通じて残余の未硬
化樹脂が完全に除去される。必要に応じて再露光
されて版材の未硬化光硬化性樹脂が除去された界
面を充分に硬化させレリーフ強度を上げることが
行われる。未硬化の光硬化性樹脂は回収され、次
の版材の製造に再利用されうる。このようにして
得られた版材は、その透明剥離シート151を剥
離し圧着もしくは加熱圧着すれば、容易に適当な
図外の版材支持台に固定されうる。
段ボールや重袋印刷用の、レリーフ支持部が多
段構造の複雑な版材を調製する場合には、第3図
に示すように、前記積層体1の接着ベースフイル
ム11にさらに遮光性マスキングフイルム19が
積層される。この遮光性マスキングフイルム19
は透明プラスチツクフイルムでなる支持体191
上に剥離可能な遮光層192,193がサンドイ
ツチ状に積層されている。遮光層192,193
はそれぞれ所定の光吸収率を有する。遮光層19
2,193には遮光性マスキングフイルム19が
所望の遮光特性を有するように光透過路194,
195が設けられている。この多段構造版材用積
層体100は、マスキングフイルム19側からの
マスキング露光により、光透過路194,195
に対応する光硬化性樹脂領域が透過光の強度に応
じて硬化し、多段構造のレリーフ支持部124,
125を生じる。次いで、ネガフイルム13側か
らのレリーフ露光により、ネガフイルム13のポ
ジ部分131に対応する光硬化性樹脂領域が硬化
され、上記レリーフ支持部124に連続したレリ
ーフ部126が形成される。この積層体100
は、以下、前記一段構造のレリーフ支持部を有す
る版材の場合と同様に処理されて多段構造のレリ
ーフ支持部を有する光硬化性樹脂版材に形成され
る。
段構造の複雑な版材を調製する場合には、第3図
に示すように、前記積層体1の接着ベースフイル
ム11にさらに遮光性マスキングフイルム19が
積層される。この遮光性マスキングフイルム19
は透明プラスチツクフイルムでなる支持体191
上に剥離可能な遮光層192,193がサンドイ
ツチ状に積層されている。遮光層192,193
はそれぞれ所定の光吸収率を有する。遮光層19
2,193には遮光性マスキングフイルム19が
所望の遮光特性を有するように光透過路194,
195が設けられている。この多段構造版材用積
層体100は、マスキングフイルム19側からの
マスキング露光により、光透過路194,195
に対応する光硬化性樹脂領域が透過光の強度に応
じて硬化し、多段構造のレリーフ支持部124,
125を生じる。次いで、ネガフイルム13側か
らのレリーフ露光により、ネガフイルム13のポ
ジ部分131に対応する光硬化性樹脂領域が硬化
され、上記レリーフ支持部124に連続したレリ
ーフ部126が形成される。この積層体100
は、以下、前記一段構造のレリーフ支持部を有す
る版材の場合と同様に処理されて多段構造のレリ
ーフ支持部を有する光硬化性樹脂版材に形成され
る。
(実施例)
以下に本発明を実施例により説明する。
実施例 1
(一段構造レリーフ支持部を有する版材の製法)
(A) 接着ベースフイルムの調製:厚さ100μmの透
明ポリエチレンテレフタレートフイルムの表面
にポリエステル系接着剤を1.5μmの厚さに塗布
し、下塗層を形成させた。この上にアクリル系
接着剤でなる感圧性接着剤層を40μmの厚さで
設けた。次いで、シリコン樹脂でなる離型層を
形成した。厚さ25μmの透明ポリエステツ製保
護層を積層した。さらに、上記透明ポリエチレ
ンテレフタレートフイルムの非接着剤層側にポ
リエステル系接着剤を2μmの厚さに塗布し、樹
脂接着層を形成した。このようにして接着ベー
スフイルム11を調製した。
明ポリエチレンテレフタレートフイルムの表面
にポリエステル系接着剤を1.5μmの厚さに塗布
し、下塗層を形成させた。この上にアクリル系
接着剤でなる感圧性接着剤層を40μmの厚さで
設けた。次いで、シリコン樹脂でなる離型層を
形成した。厚さ25μmの透明ポリエステツ製保
護層を積層した。さらに、上記透明ポリエチレ
ンテレフタレートフイルムの非接着剤層側にポ
リエステル系接着剤を2μmの厚さに塗布し、樹
脂接着層を形成した。このようにして接着ベー
スフイルム11を調製した。
(B) 光硬化性樹脂版材の調製:厚さが5mmの透明
ガラス板10上に、第2図に示すように、ネガ
フイルム13を配置した。この上に厚さが
30μmの透明剥離性ポリプロピレンフイルムか
らなるカバーフイルム18を、光硬化性樹脂と
して液状のアミド系感光性樹脂を厚さ0.5cmに、
そしてさらに(A)項で得られた接着ベースフイル
ム11を、順次、積層した、得られた積層体1
の接着ベースフイルム11側から水銀ランプ
(出力6kW)を用いて4cmの距離から5分間露
光を行つた。光硬化性樹脂領域の一部が硬化レ
リーフ支持部121が形成された。次いで、透
明ガラス板10を介してネガフイルム13側か
ら同様の水銀ランプを用いて4cmの距離から5
分間レリーフ露光を行つた。ネガフイルム13
のポジ部分131に対応する光硬化性樹脂領域
が硬化し、レリーフ支持部121に接続するレ
リーフ部122が形成された。次いで、透明ガ
ラス板10、ネガフイルム13およびカバーフ
イルム18が順次取り除かれた。そして、光硬
化性樹脂の未硬化領域123はへらなどを用い
て機械的にかき取り除去された。さらに、界面
活性剤を含有する水で洗浄した後、水中で後露
光を行つた。得らたれ版材の背面の保護層15
1を剥離し、所定の版材支持部に容易に接着し
固定させることができた。
ガラス板10上に、第2図に示すように、ネガ
フイルム13を配置した。この上に厚さが
30μmの透明剥離性ポリプロピレンフイルムか
らなるカバーフイルム18を、光硬化性樹脂と
して液状のアミド系感光性樹脂を厚さ0.5cmに、
そしてさらに(A)項で得られた接着ベースフイル
ム11を、順次、積層した、得られた積層体1
の接着ベースフイルム11側から水銀ランプ
(出力6kW)を用いて4cmの距離から5分間露
光を行つた。光硬化性樹脂領域の一部が硬化レ
リーフ支持部121が形成された。次いで、透
明ガラス板10を介してネガフイルム13側か
ら同様の水銀ランプを用いて4cmの距離から5
分間レリーフ露光を行つた。ネガフイルム13
のポジ部分131に対応する光硬化性樹脂領域
が硬化し、レリーフ支持部121に接続するレ
リーフ部122が形成された。次いで、透明ガ
ラス板10、ネガフイルム13およびカバーフ
イルム18が順次取り除かれた。そして、光硬
化性樹脂の未硬化領域123はへらなどを用い
て機械的にかき取り除去された。さらに、界面
活性剤を含有する水で洗浄した後、水中で後露
光を行つた。得らたれ版材の背面の保護層15
1を剥離し、所定の版材支持部に容易に接着し
固定させることができた。
実施例 2
(多段構造のレリーフ支持部を有する版材の製
法) (A) 接着ベースフイルムの調製:実施例1(A)項と
同様である。
法) (A) 接着ベースフイルムの調製:実施例1(A)項と
同様である。
(B) 遮光性マスキングフイルムの調製:厚さが
100μmの透明ポリエステルフイルムを支持体と
して用いた。この支持体の300〜400μmにおけ
る光透過率は70%である。ポリメチルメタクリ
レート100重量部(トルエン溶液中で固形分換
算)あたり、遮光剤として、紫外線吸収剤2−
(2−ヒドロキシ−5−メチルフエニル)ベン
ゾトリアゾールを0.5重量部加えた。このトル
エン溶液を上記支持体の両面に乾燥後の厚さが
それぞれ20μmとなるように塗布し遮光層を形
成させた。このようにして調製された遮光性マ
スキングフイルムの300〜400μmにおける遮光
率は、全体として、99.5%であつた。
100μmの透明ポリエステルフイルムを支持体と
して用いた。この支持体の300〜400μmにおけ
る光透過率は70%である。ポリメチルメタクリ
レート100重量部(トルエン溶液中で固形分換
算)あたり、遮光剤として、紫外線吸収剤2−
(2−ヒドロキシ−5−メチルフエニル)ベン
ゾトリアゾールを0.5重量部加えた。このトル
エン溶液を上記支持体の両面に乾燥後の厚さが
それぞれ20μmとなるように塗布し遮光層を形
成させた。このようにして調製された遮光性マ
スキングフイルムの300〜400μmにおける遮光
率は、全体として、99.5%であつた。
(C) 光硬化性樹脂版材の調製:(B)項で得られた遮
光性マスキングフイルム19の遮光層192,
193を部分的に切除し、第3図に示すような
光透過路194,195を設けた。これを実施
例1における積層体1の接着ベースフイルム1
1の上に積層し、積層体100を得た。実施例
1(B)項と同じ水銀ランプを用いてマスキング露
光を5分間、レリーフ露光を5分間行い、多段
のレリーフ支持部124,125を有する版材
を得た。得られた版材の背面の保護層151を
剥離し所定の版材支持部に容易に接着し固定さ
せることができた。
光性マスキングフイルム19の遮光層192,
193を部分的に切除し、第3図に示すような
光透過路194,195を設けた。これを実施
例1における積層体1の接着ベースフイルム1
1の上に積層し、積層体100を得た。実施例
1(B)項と同じ水銀ランプを用いてマスキング露
光を5分間、レリーフ露光を5分間行い、多段
のレリーフ支持部124,125を有する版材
を得た。得られた版材の背面の保護層151を
剥離し所定の版材支持部に容易に接着し固定さ
せることができた。
(発明の効果)
本発明によれば、このように、従来の光硬化性
樹脂版材の製造法と同様の工程数で、背面に接着
剤を有する版材が得られる。得られた版材は、従
来のように熟練を要せず簡単な操作で速やかに所
望の版材支持台に接着・固定されうる。従来のよ
うに版材固定のために版材および/もしくは固定
部に接着剤を塗布する必要がない。そのため、塗
布むらにより版材の接着強度が不均一になるとい
う不利がない。塗布された接着剤の溶剤の乾燥を
待つ必要もなく、溶剤の揮発により作業環境が汚
染されることもない。両面テープなどの特殊な接
着材料を必要としないため、精緻で繁雑な作業を
必要とせず安価に版材の取りつけがなされうる。
樹脂版材の製造法と同様の工程数で、背面に接着
剤を有する版材が得られる。得られた版材は、従
来のように熟練を要せず簡単な操作で速やかに所
望の版材支持台に接着・固定されうる。従来のよ
うに版材固定のために版材および/もしくは固定
部に接着剤を塗布する必要がない。そのため、塗
布むらにより版材の接着強度が不均一になるとい
う不利がない。塗布された接着剤の溶剤の乾燥を
待つ必要もなく、溶剤の揮発により作業環境が汚
染されることもない。両面テープなどの特殊な接
着材料を必要としないため、精緻で繁雑な作業を
必要とせず安価に版材の取りつけがなされうる。
第1図は本発明の版材用積層体1の一例を示す
断面側面図、第2図および第3図はそれぞれ本発
明の一段構造レリーフ支持部および多段構造レリ
ーフ支持部を有する光硬化性樹脂版材の製造法の
一例を説明する断面説明図、第4図は従来の光硬
化性樹脂版材の製造法の一例を示す断面説明図で
ある。 1,100……版材用積層体、11……接着ベ
ースフイルム、12……光硬化性樹脂層、14…
…透明ベースフイルム、15……透明接着剤層、
151……透明剥離シート、121,124,1
25……レリーフ支持部、122,126……レ
リーフ部。
断面側面図、第2図および第3図はそれぞれ本発
明の一段構造レリーフ支持部および多段構造レリ
ーフ支持部を有する光硬化性樹脂版材の製造法の
一例を説明する断面説明図、第4図は従来の光硬
化性樹脂版材の製造法の一例を示す断面説明図で
ある。 1,100……版材用積層体、11……接着ベ
ースフイルム、12……光硬化性樹脂層、14…
…透明ベースフイルム、15……透明接着剤層、
151……透明剥離シート、121,124,1
25……レリーフ支持部、122,126……レ
リーフ部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 透明ベースフイルムの片面に透明感圧性接着
剤層もしくは透明感熱性接着剤層および透明剥離
シートを順次設けた接着ベースフイルムの透明ベ
ースフイルムの他面側に光硬化性樹脂層およびネ
ガフイルムを積層して積層体を形成する工程、該
積層体の接着ベースフイルム側から露光を行いレ
リーフ支持部を形成する工程、 該積層体のネガフイルム側から露光を行い、該
ネガフイルムのポジ部分に対応する該光硬化性樹
脂領域を硬化させ上記レリーフ支持部に連続した
レリーフ部を形成する工程、および 該光硬化性樹脂の未硬化領域を除去し版材を得
る工程、 を包含する光硬化性樹脂版材用の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59183096A JPS6161168A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 光硬化性樹脂版材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59183096A JPS6161168A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 光硬化性樹脂版材の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6161168A JPS6161168A (ja) | 1986-03-28 |
| JPH0582571B2 true JPH0582571B2 (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=16129690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59183096A Granted JPS6161168A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 光硬化性樹脂版材の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6161168A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3635737A1 (de) * | 1986-10-21 | 1988-04-28 | Basf Ag | Verfahren zum fixieren einer mehrschichtigen reliefdruckform fuer den flexodruck |
| JPH01270057A (ja) * | 1988-04-22 | 1989-10-27 | Osaka Seihan Center Kyogyo Kumiai | 刷版用ベース形成マスキングフィルムを使った刷版の製法 |
| JP3627394B2 (ja) * | 1996-08-13 | 2005-03-09 | 東レ株式会社 | 感光性樹脂凸版材 |
| JP2001188354A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Asahi Kasei Corp | 感光性樹脂凸版の製造方法、及びその製造装置 |
-
1984
- 1984-08-31 JP JP59183096A patent/JPS6161168A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6161168A (ja) | 1986-03-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |