JPH0582574A - 極薄型半導体装置の製造方法 - Google Patents
極薄型半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH0582574A JPH0582574A JP3273116A JP27311691A JPH0582574A JP H0582574 A JPH0582574 A JP H0582574A JP 3273116 A JP3273116 A JP 3273116A JP 27311691 A JP27311691 A JP 27311691A JP H0582574 A JPH0582574 A JP H0582574A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- semiconductor device
- runner
- sealing
- sealing resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同時にしかも欠陥の無い多数の極薄型の半導
体装置を製造する。 【構成】 特定形状に成形されたリードフレーム10を
使用し、内部リード12、半導体素子33、素子搭載部
11及びワイヤ34を、複数のキャビティ23と、該キ
ャビティ23のそれぞれに封止樹脂をそれぞれ注入する
一定サイズのゲート部21と、これらに連結され前記キ
ャビティ23位置によって異なるサイズを有するサブラ
ンナー部22と、該サブランナー部22に連結され端末
を細くしたテーパー状のランナー24とを具備したモー
ルド金型内に挟持した後、封止樹脂を前記キャビティ2
4内に注入して樹脂封止するモールドプレス加工を行
い、該樹脂封止されたリードフレーム10の外部リード
13を分離成形した後、折り曲げ成形して製造する。
体装置を製造する。 【構成】 特定形状に成形されたリードフレーム10を
使用し、内部リード12、半導体素子33、素子搭載部
11及びワイヤ34を、複数のキャビティ23と、該キ
ャビティ23のそれぞれに封止樹脂をそれぞれ注入する
一定サイズのゲート部21と、これらに連結され前記キ
ャビティ23位置によって異なるサイズを有するサブラ
ンナー部22と、該サブランナー部22に連結され端末
を細くしたテーパー状のランナー24とを具備したモー
ルド金型内に挟持した後、封止樹脂を前記キャビティ2
4内に注入して樹脂封止するモールドプレス加工を行
い、該樹脂封止されたリードフレーム10の外部リード
13を分離成形した後、折り曲げ成形して製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極薄型半導体装置の製
造方法に係り、更に詳しくは内部リード、半導体素子、
素子搭載部及び導通回路を形成するワイヤを樹脂封止す
る際に、樹脂封止樹脂のボイドやワイヤの流れを防ぐと
共に、キャビティ内の狭い空間に封止樹脂を素子の上部
及び下部にバランス良く流し封止樹脂の未充填を防ぎ、
高品質の極薄型(封止厚み0.5〜1.0mm)半導体
装置の製造方法に関する。
造方法に係り、更に詳しくは内部リード、半導体素子、
素子搭載部及び導通回路を形成するワイヤを樹脂封止す
る際に、樹脂封止樹脂のボイドやワイヤの流れを防ぐと
共に、キャビティ内の狭い空間に封止樹脂を素子の上部
及び下部にバランス良く流し封止樹脂の未充填を防ぎ、
高品質の極薄型(封止厚み0.5〜1.0mm)半導体
装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の樹脂封止方法は、図
8に示すように半導体素子70が搭載された多数のリー
ドフレーム71を、プレス機(図示せず)に固定された
上金型72と、下金型73との間に高圧クランプし、中
央のランナー74からゲート部75を経由して前記半導
体素子70の位置に対応する金型のキャビティ76内に
樹脂を射出注入していた。なお、図において77は樹脂
を射出する為のプランジャーを、78は前記キャビティ
76内のエアを抜く為のエア抜きを示す。そして、前記
ランナー74はストレート状であって、前記金型内に配
置された半導体装置の複数のキャビティ76内に樹脂を
同時に均等に流し込む為には、前記ゲート部75部分に
大小を設けて均等に流すようにしていた。
8に示すように半導体素子70が搭載された多数のリー
ドフレーム71を、プレス機(図示せず)に固定された
上金型72と、下金型73との間に高圧クランプし、中
央のランナー74からゲート部75を経由して前記半導
体素子70の位置に対応する金型のキャビティ76内に
樹脂を射出注入していた。なお、図において77は樹脂
を射出する為のプランジャーを、78は前記キャビティ
76内のエアを抜く為のエア抜きを示す。そして、前記
ランナー74はストレート状であって、前記金型内に配
置された半導体装置の複数のキャビティ76内に樹脂を
同時に均等に流し込む為には、前記ゲート部75部分に
大小を設けて均等に流すようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
装置の厚みが0.5〜1.0mm程度になると、前記の
如くゲート部75の部分に大小を設けて(ランナー・コ
ンビネーション方式)樹脂を均等に流すようにする事は
ゲート部の金型製作が困難となるという問題点があっ
た。更に、従来方法においては、ゲート部75はキャビ
ティ76に密接してしかもリードフレーム71の下部に
設けられているので、下側のキャビティ76内に樹脂が
流れ易く、従って、キャビティ76内の上・下側で樹脂
の流入バランスが悪く、この為上側のキャビティ76内
に空気が残り、封止樹脂のボイドや未充填等の欠陥が生
じる等の問題点があった。本発明はかかる事情に鑑みて
なされたもので、同時にしかも欠陥の無い多数の極薄型
の半導体装置を製造することを目的とする。
装置の厚みが0.5〜1.0mm程度になると、前記の
如くゲート部75の部分に大小を設けて(ランナー・コ
ンビネーション方式)樹脂を均等に流すようにする事は
ゲート部の金型製作が困難となるという問題点があっ
た。更に、従来方法においては、ゲート部75はキャビ
ティ76に密接してしかもリードフレーム71の下部に
設けられているので、下側のキャビティ76内に樹脂が
流れ易く、従って、キャビティ76内の上・下側で樹脂
の流入バランスが悪く、この為上側のキャビティ76内
に空気が残り、封止樹脂のボイドや未充填等の欠陥が生
じる等の問題点があった。本発明はかかる事情に鑑みて
なされたもので、同時にしかも欠陥の無い多数の極薄型
の半導体装置を製造することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の極薄型半導体装置の製造方法は、素子搭載部の一
方側のサイドレール側縁の一部に形成された切欠き部
と、前記素子搭載部の他方側のサイドレール側縁に隣接
して形成された樹脂溜まりと、該樹脂溜まりの内側に連
結して形成された切欠き部と、両側の前記サイドレール
に複数のエアー溜まりを有するリードフレームを使用
し、前記リードフレームの素子搭載部には半導体素子が
搭載され、該半導体素子のパットにボンデングされたワ
イヤの他端が内部リードの先端にボンデングされてお
り、前記内部リード、半導体素子、素子搭載部及びワイ
ヤを、複数のキャビティと、該キャビティのそれぞれに
封止樹脂をそれぞれ注入する一定サイズのゲート部と、
これらに連結され前記キャビティ位置によって異なるサ
イズを有するサブランナー部と、該サブランナー部に連
結され端末を細くしたテーパー状のランナーとを具備し
たモールド金型内に挟持した後、ポット内の予熱された
前記封止樹脂のトランスファースピードを少なくとも2
段階で制御された射出加圧プランジャーを備え、前記封
止樹脂を前記キャビティ内に注入して樹脂封止するモー
ルドプレス加工の工程と、前記樹脂封止されたリードフ
レームの外部リードを分離成形した後、前記外部リード
を所要の形状に折り曲げ成形する外部リード形成加工の
工程とを有して構成されている。請求項2記載の極薄型
半導体装置の製造方法は、請求項1記載の方法におい
て、樹脂封止厚みは0.5〜0.8mmであって、封止
樹脂はスパイラルフロー40〜70インチ、粘度160
〜200poise及び充填するフィラーの粒径が48
ミクロン以下であるようにして構成されている。また、
請求項3記載の極薄型半導体装置の製造方法は、請求項
1記載の方法において、樹脂封止厚みは0.8〜1.0
mmであって、封止樹脂はスパイラルフロー30〜40
インチ、粘度220〜280poise及び充填するフ
ィラーの粒径が75ミクロン(μm)以下であるように
して構成されている。そして、請求項4記載の極薄型半
導体装置の製造方法は、請求項1、2または3記載の方
法において、前記モールドプレスは、モールド金型を1
65〜180℃に加熱保持すると共に、前記封止樹脂の
トランスファースピードは途中まで高速で、以後の部分
は低速となっている。
記載の極薄型半導体装置の製造方法は、素子搭載部の一
方側のサイドレール側縁の一部に形成された切欠き部
と、前記素子搭載部の他方側のサイドレール側縁に隣接
して形成された樹脂溜まりと、該樹脂溜まりの内側に連
結して形成された切欠き部と、両側の前記サイドレール
に複数のエアー溜まりを有するリードフレームを使用
し、前記リードフレームの素子搭載部には半導体素子が
搭載され、該半導体素子のパットにボンデングされたワ
イヤの他端が内部リードの先端にボンデングされてお
り、前記内部リード、半導体素子、素子搭載部及びワイ
ヤを、複数のキャビティと、該キャビティのそれぞれに
封止樹脂をそれぞれ注入する一定サイズのゲート部と、
これらに連結され前記キャビティ位置によって異なるサ
イズを有するサブランナー部と、該サブランナー部に連
結され端末を細くしたテーパー状のランナーとを具備し
たモールド金型内に挟持した後、ポット内の予熱された
前記封止樹脂のトランスファースピードを少なくとも2
段階で制御された射出加圧プランジャーを備え、前記封
止樹脂を前記キャビティ内に注入して樹脂封止するモー
ルドプレス加工の工程と、前記樹脂封止されたリードフ
レームの外部リードを分離成形した後、前記外部リード
を所要の形状に折り曲げ成形する外部リード形成加工の
工程とを有して構成されている。請求項2記載の極薄型
半導体装置の製造方法は、請求項1記載の方法におい
て、樹脂封止厚みは0.5〜0.8mmであって、封止
樹脂はスパイラルフロー40〜70インチ、粘度160
〜200poise及び充填するフィラーの粒径が48
ミクロン以下であるようにして構成されている。また、
請求項3記載の極薄型半導体装置の製造方法は、請求項
1記載の方法において、樹脂封止厚みは0.8〜1.0
mmであって、封止樹脂はスパイラルフロー30〜40
インチ、粘度220〜280poise及び充填するフ
ィラーの粒径が75ミクロン(μm)以下であるように
して構成されている。そして、請求項4記載の極薄型半
導体装置の製造方法は、請求項1、2または3記載の方
法において、前記モールドプレスは、モールド金型を1
65〜180℃に加熱保持すると共に、前記封止樹脂の
トランスファースピードは途中まで高速で、以後の部分
は低速となっている。
【0005】
【作用】請求項1〜4記載の極薄型半導体装置の製造方
法においては、リードフレームの素子搭載部のサイドレ
ールの側縁に切欠き部が形成されていて、ゲート部上に
リードフレームが存在しないので、該ゲート部を通って
射出される樹脂がこの部分でリードフレームの上部及び
下部に別れてキャビティ内に注入される。また、素子搭
載部の一方側のサイドレールに樹脂溜まりが、更にその
内側に切欠き部が形成され、しかもサイドレールに複数
のエアー溜まりを有するリードフレームが使用されてい
るので、リードフレームの上下にあるキャビティ内のい
ずれかの余剰封止樹脂を円滑に排除すると共に、エアー
がモールド内に設けられたエアベントを通して円滑にエ
アー溜まりに抜けるので、円滑に樹脂を該キャビティ内
に射出注入できる。そして、キャビティに封止樹脂をそ
れぞれ注入するゲート部は、一定サイズとなっているの
で金型加工が容易であり、更にはサブランナー部のサイ
ズがキャビティの位置によって異なり(末端ほど大きく
なる)、しかもランナーは末端ほど細くした円錐型とな
っているので、ポット内の予熱された封止樹脂をプラン
ジャで押すことによって、略均等量の封止樹脂が均等な
トランスファースピードで各々キャビティ内に流れ込
む。更には、前記プランジャーは、そのトランスファー
スピードが少なくとも2段階に制御されているので、最
後の部分で封止樹脂の押出速度を緩め、キャビティ内の
空気を完全に追い出して封止樹脂を注入できる。
法においては、リードフレームの素子搭載部のサイドレ
ールの側縁に切欠き部が形成されていて、ゲート部上に
リードフレームが存在しないので、該ゲート部を通って
射出される樹脂がこの部分でリードフレームの上部及び
下部に別れてキャビティ内に注入される。また、素子搭
載部の一方側のサイドレールに樹脂溜まりが、更にその
内側に切欠き部が形成され、しかもサイドレールに複数
のエアー溜まりを有するリードフレームが使用されてい
るので、リードフレームの上下にあるキャビティ内のい
ずれかの余剰封止樹脂を円滑に排除すると共に、エアー
がモールド内に設けられたエアベントを通して円滑にエ
アー溜まりに抜けるので、円滑に樹脂を該キャビティ内
に射出注入できる。そして、キャビティに封止樹脂をそ
れぞれ注入するゲート部は、一定サイズとなっているの
で金型加工が容易であり、更にはサブランナー部のサイ
ズがキャビティの位置によって異なり(末端ほど大きく
なる)、しかもランナーは末端ほど細くした円錐型とな
っているので、ポット内の予熱された封止樹脂をプラン
ジャで押すことによって、略均等量の封止樹脂が均等な
トランスファースピードで各々キャビティ内に流れ込
む。更には、前記プランジャーは、そのトランスファー
スピードが少なくとも2段階に制御されているので、最
後の部分で封止樹脂の押出速度を緩め、キャビティ内の
空気を完全に追い出して封止樹脂を注入できる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る極薄型半導
体装置の製造方法に使用するリードフレームの平面図、
図2は前記極薄型半導体装置の一部省略断面図、図3は
同平面図、図4は同断面図、図5は前記方法に使用する
モールド金型の下金型平面図、図6は封止樹脂加圧部の
部分断面図、図7はゲート部詳細図である。
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る極薄型半導
体装置の製造方法に使用するリードフレームの平面図、
図2は前記極薄型半導体装置の一部省略断面図、図3は
同平面図、図4は同断面図、図5は前記方法に使用する
モールド金型の下金型平面図、図6は封止樹脂加圧部の
部分断面図、図7はゲート部詳細図である。
【0007】図1に示すように、本発明の一実施例に係
る極薄型半導体装置の製造方法に使用するリードフレー
ム10には、帯状素材の不要部分を順次除去するパンチ
及びダイを適切な順序で配列して構成された金型装置を
用いて所要の形状を打抜き形成する打抜きプレス加工装
置で形成され中央に配置された素子搭載部11と、その
進行方向前後にそれぞれ配置された内部リード12、外
部リード13及びダムバー14と、両側のサイドレール
15に形成されたエアー溜まり16と、前記素子搭載部
11の一方側のサイドレール15の側縁に形成された切
欠き部17と、他方側のサイドレール15の側縁に形成
された導通部18及び樹脂溜まり部19とを備えてい
る。
る極薄型半導体装置の製造方法に使用するリードフレー
ム10には、帯状素材の不要部分を順次除去するパンチ
及びダイを適切な順序で配列して構成された金型装置を
用いて所要の形状を打抜き形成する打抜きプレス加工装
置で形成され中央に配置された素子搭載部11と、その
進行方向前後にそれぞれ配置された内部リード12、外
部リード13及びダムバー14と、両側のサイドレール
15に形成されたエアー溜まり16と、前記素子搭載部
11の一方側のサイドレール15の側縁に形成された切
欠き部17と、他方側のサイドレール15の側縁に形成
された導通部18及び樹脂溜まり部19とを備えてい
る。
【0008】前記切欠き部17の下部に位置するモール
ド金型の下金型20内には、図3に2点鎖線で示すよう
に、ゲート部21及びこれに連接するサブランナー部2
2が設けられて、該切欠き部17を通りキャビティ23
内に封止樹脂をバランス良く注入できるようになってい
る。そして、キャビティ23内に注入された樹脂の余り
が入り込む樹脂溜まり部19には、キャビティ23に連
接する導通部18が設けられているが、該導通部18
は、図2(A)に示すようにリードフレーム10に切欠
き部18aを設けることによって形成されているが、図
2(B)に示すようにリードフレーム10の表面を部分
的にエッチングあるいは電解処理をして溝18bを設
け、該溝18bによって導通部を形成することも可能で
ある。
ド金型の下金型20内には、図3に2点鎖線で示すよう
に、ゲート部21及びこれに連接するサブランナー部2
2が設けられて、該切欠き部17を通りキャビティ23
内に封止樹脂をバランス良く注入できるようになってい
る。そして、キャビティ23内に注入された樹脂の余り
が入り込む樹脂溜まり部19には、キャビティ23に連
接する導通部18が設けられているが、該導通部18
は、図2(A)に示すようにリードフレーム10に切欠
き部18aを設けることによって形成されているが、図
2(B)に示すようにリードフレーム10の表面を部分
的にエッチングあるいは電解処理をして溝18bを設
け、該溝18bによって導通部を形成することも可能で
ある。
【0009】図5は複数のリードフレーム10が進行方
向に対して二列に配置されるモールド金型の下金型20
の平面図を示すが、中央に形成されたランナー24と、
該ランナー24に連結されるサブランナー部22及びゲ
ート部21と、封止樹脂が充填されるキャビティ23
と、該キャビティ23の外側に形成された複数のエアー
ベント25と、前記ランナー24の基端部に形成される
カル部26と、前記ランナー24の終端に形成される樹
脂溜まり部27とを備えている。前記ランナー24は、
基端部の幅Aが終端部Bの幅より大きくなって、終端部
程低くなる樹脂圧に対応して通過抵抗を徐々に小さく
し、全体としてテーパー状となっている。前記ゲート部
21の形状は各キャビティ23について同一形状となっ
ているが、サブランナー部22は基端部側から終端部側
にかけて徐々に大きくなって、前記ランナー24とサブ
ランナー部22のバリエイションによって全てのキャビ
ティ23に一回の射出によって略同量の封止樹脂が注入
でき、且つ、同一のトランスファースピードで注入でき
るようになっている。そして、サブランナー部22に連
結するゲード部21は上り勾配となって、封止樹脂の半
分を切欠き部17及びその中央よりに形成される隙間か
らリードフレーム10の上部のキャビティ23内に注入
し、残りの半分をリードフレーム10の下部のキャビテ
ィ23に振り分け注入するようになっている。
向に対して二列に配置されるモールド金型の下金型20
の平面図を示すが、中央に形成されたランナー24と、
該ランナー24に連結されるサブランナー部22及びゲ
ート部21と、封止樹脂が充填されるキャビティ23
と、該キャビティ23の外側に形成された複数のエアー
ベント25と、前記ランナー24の基端部に形成される
カル部26と、前記ランナー24の終端に形成される樹
脂溜まり部27とを備えている。前記ランナー24は、
基端部の幅Aが終端部Bの幅より大きくなって、終端部
程低くなる樹脂圧に対応して通過抵抗を徐々に小さく
し、全体としてテーパー状となっている。前記ゲート部
21の形状は各キャビティ23について同一形状となっ
ているが、サブランナー部22は基端部側から終端部側
にかけて徐々に大きくなって、前記ランナー24とサブ
ランナー部22のバリエイションによって全てのキャビ
ティ23に一回の射出によって略同量の封止樹脂が注入
でき、且つ、同一のトランスファースピードで注入でき
るようになっている。そして、サブランナー部22に連
結するゲード部21は上り勾配となって、封止樹脂の半
分を切欠き部17及びその中央よりに形成される隙間か
らリードフレーム10の上部のキャビティ23内に注入
し、残りの半分をリードフレーム10の下部のキャビテ
ィ23に振り分け注入するようになっている。
【0010】図6は、封止樹脂を注入する為の樹脂注入
装置28を示すが、図に示すようにモールド金型の上金
型29内にポット30が形成され、該ポット30内に昇
降するプランジャー31を備え、下部のパッティング面
32に向かって所定温度に加熱された封止樹脂を押圧す
るようになっている。ここで、図示しないシリンダーか
らなる前記プランジャー31の押圧手段は押圧速度が2
段に調整できるようになって、最初のS1の部分(パッ
ティング面32から15〜3mmの位置)では前記プラ
ンジャー31の移動速度が10mm/secとなって、
次のS2の部分ではその移動速度が5mm/secとな
って、封止樹脂の注入速度を減少するようになってい
る。
装置28を示すが、図に示すようにモールド金型の上金
型29内にポット30が形成され、該ポット30内に昇
降するプランジャー31を備え、下部のパッティング面
32に向かって所定温度に加熱された封止樹脂を押圧す
るようになっている。ここで、図示しないシリンダーか
らなる前記プランジャー31の押圧手段は押圧速度が2
段に調整できるようになって、最初のS1の部分(パッ
ティング面32から15〜3mmの位置)では前記プラ
ンジャー31の移動速度が10mm/secとなって、
次のS2の部分ではその移動速度が5mm/secとな
って、封止樹脂の注入速度を減少するようになってい
る。
【0011】従って、本発明の実施例に係る極薄型半導
体装置の製造方法においては、まず、図1に示すよう
に、中央に配置された素子搭載部11と、その進行方向
前後にそれぞれ配置された内部リード12、外部リード
13及びダムバー14と、両側のサイドレール15に形
成されたエアー溜まり16と、前記素子搭載部11の一
方側のサイドレール15に形成された切欠き部17と、
他方側のサイドレール15に形成された導通部18及び
樹脂溜まり部19とを備えてリードフレーム10を用意
し、これに所定の半導体素子33を搭載して、内部リー
ド12との間のワイヤ34によるボンデングを行い、図
5に示すように下金型20の上に載せ、上金型29を載
せる。
体装置の製造方法においては、まず、図1に示すよう
に、中央に配置された素子搭載部11と、その進行方向
前後にそれぞれ配置された内部リード12、外部リード
13及びダムバー14と、両側のサイドレール15に形
成されたエアー溜まり16と、前記素子搭載部11の一
方側のサイドレール15に形成された切欠き部17と、
他方側のサイドレール15に形成された導通部18及び
樹脂溜まり部19とを備えてリードフレーム10を用意
し、これに所定の半導体素子33を搭載して、内部リー
ド12との間のワイヤ34によるボンデングを行い、図
5に示すように下金型20の上に載せ、上金型29を載
せる。
【0012】そして、予め用意された封止樹脂が165
〜175℃に加熱されてポット30内に入れられてい
る。この封止樹脂は半導体装置の厚みが0.5〜0.8
mmの場合には、スパイラルフロー40〜70インチ
(好ましくは55インチ)、粘度160〜200poi
se(好ましくは、180poise)、フィラーの粒
径が最大48ミクロンのエポキシ系の樹脂を使用するの
が好ましく、また半導体装置の厚みが0.8〜1.0m
mの場合には、スパイラルフロー30〜40インチ(好
ましくは33インチ)、粘度220〜280poise
(好ましくは250poise)を使用するのが好まし
い。前記封止樹脂の充填速度が、最初のS1の部分では
前記プランジャー31の移動速度が10mm/secと
なって、次のS2の部分ではその移動速度が5mm/s
ecとなって、最初は比較的注入速度が早く、最後の部
分で注入速度を遅くして内部の空気を完全に追い出すよ
うにしている。これによって、図7に示すように封止樹
脂はランナー24を通って各サブランナー部22からゲ
ート部21を通ってキャビティ23内に充填され、樹脂
溜まり部19にその一部が流れて射出注入を完了する。
図4はこのような状態の極薄型半導体装置の断面を示
し、35は封止樹脂を示す。
〜175℃に加熱されてポット30内に入れられてい
る。この封止樹脂は半導体装置の厚みが0.5〜0.8
mmの場合には、スパイラルフロー40〜70インチ
(好ましくは55インチ)、粘度160〜200poi
se(好ましくは、180poise)、フィラーの粒
径が最大48ミクロンのエポキシ系の樹脂を使用するの
が好ましく、また半導体装置の厚みが0.8〜1.0m
mの場合には、スパイラルフロー30〜40インチ(好
ましくは33インチ)、粘度220〜280poise
(好ましくは250poise)を使用するのが好まし
い。前記封止樹脂の充填速度が、最初のS1の部分では
前記プランジャー31の移動速度が10mm/secと
なって、次のS2の部分ではその移動速度が5mm/s
ecとなって、最初は比較的注入速度が早く、最後の部
分で注入速度を遅くして内部の空気を完全に追い出すよ
うにしている。これによって、図7に示すように封止樹
脂はランナー24を通って各サブランナー部22からゲ
ート部21を通ってキャビティ23内に充填され、樹脂
溜まり部19にその一部が流れて射出注入を完了する。
図4はこのような状態の極薄型半導体装置の断面を示
し、35は封止樹脂を示す。
【0013】
【発明の効果】請求項1〜4記載の極薄型半導体装置の
製造方法は以上の説明からも明らかなように、本発明に
用いるリードフレームには、素子搭載部の一方側のサイ
ドレールの側縁に形成された切欠き部と、前記素子搭載
部の他方側のサイドレールに形成された樹脂溜まりと、
該樹脂溜まりの内側に連結して形成された切欠き部とを
備えているから、封止樹脂がリードフレームの上下に略
均等に充填され、従来技術の欠点である未充填や不均等
な硬化による反り、クラック等の欠陥のない極薄型半導
体装置を製造することができる。そして、キャビティに
樹脂を送るランナーは端末を細くしたテーパー状となっ
て、しかも該ランナーに連結するサブランナー部のサイ
ズを調整しているランナー・サブランナーバリエーショ
ン方式であるので、各キャビティが薄くても樹脂がバラ
ンス良く均等に流れ、多数の極薄型半導体装置の製造を
同時に効率的に行うことができる。そうして、各キャビ
ティへの樹脂の充填するゲート部は均一に製造している
ので、金型製造が容易となる。ポット内の予熱された前
記封止樹脂のトランスファースピードを少なくとも2段
階で制御された射出加圧プランジャーを備え、キャビテ
ィ内にエアー等を残すことがなく、モールドを行うこと
ができるので、高品質の極薄型半導体装置を得ることが
できる。
製造方法は以上の説明からも明らかなように、本発明に
用いるリードフレームには、素子搭載部の一方側のサイ
ドレールの側縁に形成された切欠き部と、前記素子搭載
部の他方側のサイドレールに形成された樹脂溜まりと、
該樹脂溜まりの内側に連結して形成された切欠き部とを
備えているから、封止樹脂がリードフレームの上下に略
均等に充填され、従来技術の欠点である未充填や不均等
な硬化による反り、クラック等の欠陥のない極薄型半導
体装置を製造することができる。そして、キャビティに
樹脂を送るランナーは端末を細くしたテーパー状となっ
て、しかも該ランナーに連結するサブランナー部のサイ
ズを調整しているランナー・サブランナーバリエーショ
ン方式であるので、各キャビティが薄くても樹脂がバラ
ンス良く均等に流れ、多数の極薄型半導体装置の製造を
同時に効率的に行うことができる。そうして、各キャビ
ティへの樹脂の充填するゲート部は均一に製造している
ので、金型製造が容易となる。ポット内の予熱された前
記封止樹脂のトランスファースピードを少なくとも2段
階で制御された射出加圧プランジャーを備え、キャビテ
ィ内にエアー等を残すことがなく、モールドを行うこと
ができるので、高品質の極薄型半導体装置を得ることが
できる。
【図1】本発明の一実施例に係る極薄型半導体装置の製
造方法に使用するリードフレームの平面図である。
造方法に使用するリードフレームの平面図である。
【図2】前記極薄型半導体装置の一部省略断面図であ
る。
る。
【図3】同平面図である。
【図4】同断面図である。
【図5】前記方法に使用するモールド金型の下金型平面
図である。
図である。
【図6】封止樹脂加圧部の部分断面図である。
【図7】ゲート部詳細図である。
【図8】従来例に係る半導体装置の製造方法を示す断面
図である。
図である。
10 リードフレーム 11 素子搭載部 12 内部リード 13 外部リード 14 ダムバー 15 サイドレール 16 エアー溜まり 17 切欠き部 18 導通部 18a 切欠き 18b 溝 19 樹脂溜まり部 20 下金型 21 ゲート部 22 サブランナー部 23 キャビティ 24 ランナー 25 エアベント 26 カル部 27 樹脂溜まり部 28 樹脂封入装置 29 上金型 30 ポット 31 プランジャー 32 パッティング面 33 半導体素子 34 ワイヤ 35 封止樹脂
Claims (4)
- 【請求項1】 素子搭載部の一方側のサイドレール側縁
の一部に形成された切欠き部と、前記素子搭載部の他方
側のサイドレール側縁に隣接して形成された樹脂溜まり
と、該樹脂溜まりの内側に連結して形成された切欠き部
と、両側の前記サイドレールに複数のエアー溜まりを有
するリードフレームを使用し、 前記リードフレームの素子搭載部には半導体素子が搭載
され、該半導体素子のパットにボンデングされたワイヤ
の他端が内部リードの先端にボンデングされており、 前記内部リード、半導体素子、素子搭載部及びワイヤ
を、複数のキャビティと、該キャビティのそれぞれに封
止樹脂をそれぞれ注入する一定サイズのゲート部と、こ
れらに連結され前記キャビティ位置によって異なるサイ
ズを有するサブランナー部と、該サブランナー部に連結
され端末を細くしたテーパー状のランナーとを具備した
モールド金型内に挟持した後、 ポット内の予熱された前記封止樹脂のトランスファース
ピードを少なくとも2段階で制御された射出加圧プラン
ジャーを備え、前記封止樹脂を前記キャビティ内に注入
して樹脂封止するモールドプレス加工の工程と、 前記樹脂封止されたリードフレームの外部リードを分離
成形した後、前記外部リードを所要の形状に折り曲げ成
形する外部リード形成加工の工程とを有することを特徴
とする極薄型半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 樹脂封止厚みは0.5〜0.8mmであ
って、封止樹脂はスパイラルフロー40〜70インチ、
粘度160〜200poise及び充填するフィラーの
粒径が48ミクロン以下である請求項1記載の極薄型半
導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 樹脂封止厚みは0.8〜1.0mmであ
って、封止樹脂はスパイラルフロー30〜40インチ、
粘度220〜280poise及び充填するフィラーの
粒径が75ミクロン以下である請求項1記載の極薄型半
導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記モールドプレスは、モールド金型を
165〜180℃に加熱保持すると共に、前記封止樹脂
のトランスファースピードは途中まで高速で、以後の部
分は低速となっている請求項1、2または3に記載の極
薄型半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3273116A JP2654878B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 極薄型半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3273116A JP2654878B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 極薄型半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0582574A true JPH0582574A (ja) | 1993-04-02 |
| JP2654878B2 JP2654878B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=17523358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3273116A Expired - Fee Related JP2654878B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 極薄型半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2654878B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5351256A (en) * | 1976-10-22 | 1978-05-10 | Hitachi Ltd | Mold for forming resin |
| JPS58222831A (ja) * | 1982-06-22 | 1983-12-24 | Fujitsu Ltd | トランスフア成形装置 |
| JPS63228655A (ja) * | 1987-03-17 | 1988-09-22 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置用リ−ドフレ−ム |
| JPH02186647A (ja) * | 1989-01-12 | 1990-07-20 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP3273116A patent/JP2654878B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5351256A (en) * | 1976-10-22 | 1978-05-10 | Hitachi Ltd | Mold for forming resin |
| JPS58222831A (ja) * | 1982-06-22 | 1983-12-24 | Fujitsu Ltd | トランスフア成形装置 |
| JPS63228655A (ja) * | 1987-03-17 | 1988-09-22 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置用リ−ドフレ−ム |
| JPH02186647A (ja) * | 1989-01-12 | 1990-07-20 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2654878B2 (ja) | 1997-09-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2586831B2 (ja) | 樹脂封止用金型および半導体装置の製造方法 | |
| JP4336502B2 (ja) | 電子部品の樹脂封止成形方法及び装置 | |
| JPH0336741A (ja) | 樹脂封止タイプの半導体デバイス用樹脂封止装置 | |
| JP5065747B2 (ja) | 半導体パッケージの製造方法及び製造装置 | |
| KR100591718B1 (ko) | 수지-밀봉형 반도체 장치 | |
| JP3727446B2 (ja) | 半導体装置の樹脂封止成形金型 | |
| JPH0582574A (ja) | 極薄型半導体装置の製造方法 | |
| JP2000031180A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| TWI482251B (zh) | Lead frame and method of manufacturing | |
| JPH06232195A (ja) | 半導体装置の製造方法およびリードフレーム | |
| JP2834257B2 (ja) | 半導体装置の製造方法およびモールド装置 | |
| JP2598988B2 (ja) | 電子部品の樹脂封止成形方法 | |
| JP2742638B2 (ja) | 半導体装置用の樹脂封止金型 | |
| JP3609821B1 (ja) | 半導体装置封止用金型およびそれを用いた半導体装置封止方法 | |
| JPH10116847A (ja) | 半導体装置の製造方法およびトランスファモールド装置 | |
| JP2684920B2 (ja) | 半導体装置の樹脂封止金型及び製造方法 | |
| JPH06151645A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
| JP6062760B2 (ja) | 樹脂封止金型および樹脂封止方法 | |
| JPH07221244A (ja) | リードフレーム | |
| JPH11330112A (ja) | 半導体装置の製造方法およびトランスファモールド装置 | |
| JPH08306719A (ja) | 半導体装置の樹脂封止装置および樹脂封止方法 | |
| JPH05243303A (ja) | 半導体装置の製造方法及び樹脂封止金型 | |
| JPH058253A (ja) | 電子部品の樹脂封止成形装置 | |
| JPS5839868Y2 (ja) | 樹脂封止金型 | |
| JPH07221130A (ja) | 半導体装置の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |