JPH0583054B2 - - Google Patents
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- JPH0583054B2 JPH0583054B2 JP62218458A JP21845887A JPH0583054B2 JP H0583054 B2 JPH0583054 B2 JP H0583054B2 JP 62218458 A JP62218458 A JP 62218458A JP 21845887 A JP21845887 A JP 21845887A JP H0583054 B2 JPH0583054 B2 JP H0583054B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin material
- thermoplastic resin
- mold
- sheet
- molding
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は自動車内装材や電気製品に用いられる
外観のすぐれた表皮層を有する熱可塑性樹脂成形
体の製造法に関する。
外観のすぐれた表皮層を有する熱可塑性樹脂成形
体の製造法に関する。
〈従来技術〉
従来より熱可塑性樹脂成形品に表皮材を積層す
ることにより、その美感、ソフト感等を高め高級
化した成形品は広く用いられている。これらの表
皮付き成形品を製造する方法としては、予め熱可
塑性樹脂を射出成形等の種々の成形法により賦形
した成形品の上に表皮材を真空成形等により賦形
するか、もしくは同時賦形しながら接着剤を使用
して接着積層化する方法がある。
ることにより、その美感、ソフト感等を高め高級
化した成形品は広く用いられている。これらの表
皮付き成形品を製造する方法としては、予め熱可
塑性樹脂を射出成形等の種々の成形法により賦形
した成形品の上に表皮材を真空成形等により賦形
するか、もしくは同時賦形しながら接着剤を使用
して接着積層化する方法がある。
また別の方法としては表皮材を成形用の金型に
設置し、金型を閉じた後加熱溶融した熱可塑性樹
脂を金型のゲートより金型内に射出して前記表皮
材と積層させ、冷却後金型を開いて成形品を取出
す方法も知られている。
設置し、金型を閉じた後加熱溶融した熱可塑性樹
脂を金型のゲートより金型内に射出して前記表皮
材と積層させ、冷却後金型を開いて成形品を取出
す方法も知られている。
さらに上下金型間に表皮材を配設し上、下金型
が未閉鎖の状態で熱可塑性樹脂溶融体を供給し、
上・下金型を合して表皮材と熱可塑性樹脂を貼合
一体化する方法も知られている。
が未閉鎖の状態で熱可塑性樹脂溶融体を供給し、
上・下金型を合して表皮材と熱可塑性樹脂を貼合
一体化する方法も知られている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら前記の方法には次のような欠点が
あることが知られている。第1の方法では接着剤
を使用するため工程が複雑になり高価なものとな
る上に、接着剤に使用される溶剤、分散剤等によ
る環境汚染の恐れもある。第2の方法においては
溶融樹脂が金型内に射出され表皮材に高温でかつ
高圧の溶融樹脂が接種し金型表面に表皮材を強く
押圧するため、表皮材の表面が変色したり、模様
が変形したり、起毛がある織布においては毛倒
れ、毛流れ等によつて外観が損なわれる。さらに
場合によつては表皮層に溶融樹脂が含浸・滲透し
て商品価値をなくしてしまうこともある。
あることが知られている。第1の方法では接着剤
を使用するため工程が複雑になり高価なものとな
る上に、接着剤に使用される溶剤、分散剤等によ
る環境汚染の恐れもある。第2の方法においては
溶融樹脂が金型内に射出され表皮材に高温でかつ
高圧の溶融樹脂が接種し金型表面に表皮材を強く
押圧するため、表皮材の表面が変色したり、模様
が変形したり、起毛がある織布においては毛倒
れ、毛流れ等によつて外観が損なわれる。さらに
場合によつては表皮層に溶融樹脂が含浸・滲透し
て商品価値をなくしてしまうこともある。
第2の方法における問題点は第3の方法を用い
ることにより相対的に改良され、表皮材の形態
(種類、品質等)によつては良品を得ることがで
きるが十分ではない。
ることにより相対的に改良され、表皮材の形態
(種類、品質等)によつては良品を得ることがで
きるが十分ではない。
前記のような欠点あるいは表皮の柔軟性が損な
われるような欠点を防ぐ目的で、表皮と熱可塑性
樹脂の間にプラスチツクフオームを介在させた
り、紙あるいは緻密なプラスチツクフオーム等の
ようなバツギング材を断熱材とか樹脂遮断材とし
て使用することが提案されている。(特開昭60−
2122343号公報、特開昭57−29436号公報)しかし
ながら、プラスチツクフオームのみを介在させた
場合には溶融樹脂の熱と圧力とによつてフオーム
が破壊され、その際表皮と接触するフオームの面
に激しい凹凸が生じ、それが表皮層の表面に転写
されて外観を損なうとともに触感も悪化する。ま
た紙や緻密なプラスチツクフオーム等のような剛
性があり、伸びの比較的小さいバツギング材を介
在させた場合には成形品が複雑形状の場合には成
形時に部分的に破れたり、反つたりして外観を損
なう。
われるような欠点を防ぐ目的で、表皮と熱可塑性
樹脂の間にプラスチツクフオームを介在させた
り、紙あるいは緻密なプラスチツクフオーム等の
ようなバツギング材を断熱材とか樹脂遮断材とし
て使用することが提案されている。(特開昭60−
2122343号公報、特開昭57−29436号公報)しかし
ながら、プラスチツクフオームのみを介在させた
場合には溶融樹脂の熱と圧力とによつてフオーム
が破壊され、その際表皮と接触するフオームの面
に激しい凹凸が生じ、それが表皮層の表面に転写
されて外観を損なうとともに触感も悪化する。ま
た紙や緻密なプラスチツクフオーム等のような剛
性があり、伸びの比較的小さいバツギング材を介
在させた場合には成形品が複雑形状の場合には成
形時に部分的に破れたり、反つたりして外観を損
なう。
また、熱可塑性樹脂と同種のプラスチツクより
なる保護層を形成した表皮材を用いることも提案
されている。(特開昭54−71161号公報、特開昭56
−109759号公報、特開昭56−109760号公報)さら
に、裏面に発泡層を接着または融着した表皮材と
バツキング材を用いることも提案されている。
(特開昭60−212342号公報) これらの方法を用いることにより表皮の表面外
観(風合)をある程度保つことはできるが十分で
はない。
なる保護層を形成した表皮材を用いることも提案
されている。(特開昭54−71161号公報、特開昭56
−109759号公報、特開昭56−109760号公報)さら
に、裏面に発泡層を接着または融着した表皮材と
バツキング材を用いることも提案されている。
(特開昭60−212342号公報) これらの方法を用いることにより表皮の表面外
観(風合)をある程度保つことはできるが十分で
はない。
本発明は表面外観(風合)をより高度に保持し
た熱可塑性樹脂シートを最外層とする積層品を得
る製造方法を提供することにある。
た熱可塑性樹脂シートを最外層とする積層品を得
る製造方法を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明は熱可塑性樹脂シートを最外層とする表
皮材と熱可塑性樹脂からなる積層成形品の製造方
法に関するものであり、雄・雌金型間に熱可塑性
樹脂シートを最外層とする表皮材を配設し、雄・
雌両金型間に熱可塑性樹脂溶融体を供給し、両金
型を合して表皮材と熱可塑性樹脂が貼合一体化さ
れた積層品を得る製造方法において、該溶融樹脂
の供給前に熱可塑性樹脂シートを最外層とする表
皮材を水および/またはアルコールで濡らすこと
を特徴とする方法である。
皮材と熱可塑性樹脂からなる積層成形品の製造方
法に関するものであり、雄・雌金型間に熱可塑性
樹脂シートを最外層とする表皮材を配設し、雄・
雌両金型間に熱可塑性樹脂溶融体を供給し、両金
型を合して表皮材と熱可塑性樹脂が貼合一体化さ
れた積層品を得る製造方法において、該溶融樹脂
の供給前に熱可塑性樹脂シートを最外層とする表
皮材を水および/またはアルコールで濡らすこと
を特徴とする方法である。
本発明における熱可塑性樹脂シートを最外層と
する表皮材とは、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニ
ルを主成分とする塩化ビニル系共重合体、塩化ビ
ニルを主成分とするポリマーブレンド物、ポリオ
レフイン系熱可塑性エラストマー、スチレン系熱
可塑性エラストマー等、また、これらに必要に応
じて他の熱可塑性樹脂安定剤、可塑剤等の各種添
加剤、配合剤、顔料等を適宜加えて得られる組成
物をカレンダー法、押出成形法等でシート化した
もので通常表面に各種パターンを施したものの単
体および該熱可塑性樹脂シートにフアブリツク、
他の熱可塑性樹脂シート又はフイルム、熱可塑性
樹脂発泡体のシートが1層〜数層裏打ちされたも
のである。
する表皮材とは、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニ
ルを主成分とする塩化ビニル系共重合体、塩化ビ
ニルを主成分とするポリマーブレンド物、ポリオ
レフイン系熱可塑性エラストマー、スチレン系熱
可塑性エラストマー等、また、これらに必要に応
じて他の熱可塑性樹脂安定剤、可塑剤等の各種添
加剤、配合剤、顔料等を適宜加えて得られる組成
物をカレンダー法、押出成形法等でシート化した
もので通常表面に各種パターンを施したものの単
体および該熱可塑性樹脂シートにフアブリツク、
他の熱可塑性樹脂シート又はフイルム、熱可塑性
樹脂発泡体のシートが1層〜数層裏打ちされたも
のである。
該熱可塑性樹脂シートを最外層とする表皮材は
熱、圧力および延伸により、表面外観(風合)が
低下するとともに、成形品のコーナー部で、表皮
材が破れたりする問題が発生しやすい。
熱、圧力および延伸により、表面外観(風合)が
低下するとともに、成形品のコーナー部で、表皮
材が破れたりする問題が発生しやすい。
すなわち該熱可塑性樹脂シートを最外層とする
表皮材と熱可塑性樹脂溶融体とを金型内で貼合一
体化するにあたつて表面外観(風合)が良好で破
れ、等のないものを得るには熱可塑性樹脂シート
を最外層とする表皮材にかかる熱、圧力、延伸を
可能な限り低くおさえる事が重要である。
表皮材と熱可塑性樹脂溶融体とを金型内で貼合一
体化するにあたつて表面外観(風合)が良好で破
れ、等のないものを得るには熱可塑性樹脂シート
を最外層とする表皮材にかかる熱、圧力、延伸を
可能な限り低くおさえる事が重要である。
本発明者らは本観点のもとに鋭意検討の結果、
上述の如く溶融樹脂の供給の前に熱可塑性樹脂シ
ートを最外層とする表皮材を水および/またはア
ルコール(以下水等と称する)で濡らすことによ
り熱可塑性樹脂シートの表面パターンのつぶれ等
がおさえられ風合の保持性が向上するとともに変
色や、局部的な延伸がおさえられコーナー部の破
れが防止される優れた効果が達成することを見出
した。
上述の如く溶融樹脂の供給の前に熱可塑性樹脂シ
ートを最外層とする表皮材を水および/またはア
ルコール(以下水等と称する)で濡らすことによ
り熱可塑性樹脂シートの表面パターンのつぶれ等
がおさえられ風合の保持性が向上するとともに変
色や、局部的な延伸がおさえられコーナー部の破
れが防止される優れた効果が達成することを見出
した。
水等で濡らすことの硬化の発現の理由は必ずし
も明らかでないが、成形時、熱可塑性樹脂溶融体
が熱可塑性シートまたはその裏付ち材の裏面に接
触した時の表皮材の温度(とくに熱可塑性樹脂シ
ートの表側の温度)の上昇がおさえられることに
よると考えられる。また、熱可塑性樹脂シートを
最外層とする表皮のうち、裏面にフアブリツク層
熱可塑性樹脂発泡体層を有し、該裏面層と樹脂と
のアンカー効果で接着する場合、該裏面層への適
度の樹脂の滲透が必要であるが、滲透度が高いと
感触を低下させることの他積層品の反りの原因と
もなる。本発明の方法によれば該裏面層を濡らす
(湿潤させる)ことにより、該滲透度を調製し、
反りをおさえることができる。さらに熱可塑性樹
脂発泡体が裏面層ないしは中間層であるときは該
発泡体の温度上昇を防止し、該発泡体のつぶれ、
二次発泡による感触の低下が防止できる。
も明らかでないが、成形時、熱可塑性樹脂溶融体
が熱可塑性シートまたはその裏付ち材の裏面に接
触した時の表皮材の温度(とくに熱可塑性樹脂シ
ートの表側の温度)の上昇がおさえられることに
よると考えられる。また、熱可塑性樹脂シートを
最外層とする表皮のうち、裏面にフアブリツク層
熱可塑性樹脂発泡体層を有し、該裏面層と樹脂と
のアンカー効果で接着する場合、該裏面層への適
度の樹脂の滲透が必要であるが、滲透度が高いと
感触を低下させることの他積層品の反りの原因と
もなる。本発明の方法によれば該裏面層を濡らす
(湿潤させる)ことにより、該滲透度を調製し、
反りをおさえることができる。さらに熱可塑性樹
脂発泡体が裏面層ないしは中間層であるときは該
発泡体の温度上昇を防止し、該発泡体のつぶれ、
二次発泡による感触の低下が防止できる。
本発明における熱可塑性樹脂としては圧縮成
形、射出成形あるいは押出成形において通常され
ている熱可塑性樹脂をいずれも用いることができ
る。例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レンまたはプロピレンを主成分とする各種共重合
体、ABS樹脂、各種スチレン系樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ポリエステル樹脂、各種ポリマーアロイ
またはこれらの混合物などがあげられる。また、
該熱可塑性樹脂には無機充填剤、ガラス繊維等各
種の充填材、顔料、発泡剤、滑剤、帯電防止剤、
安定剤等の各種添加剤を必要に応じて配合するこ
とができる。
形、射出成形あるいは押出成形において通常され
ている熱可塑性樹脂をいずれも用いることができ
る。例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レンまたはプロピレンを主成分とする各種共重合
体、ABS樹脂、各種スチレン系樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ポリエステル樹脂、各種ポリマーアロイ
またはこれらの混合物などがあげられる。また、
該熱可塑性樹脂には無機充填剤、ガラス繊維等各
種の充填材、顔料、発泡剤、滑剤、帯電防止剤、
安定剤等の各種添加剤を必要に応じて配合するこ
とができる。
本発明に用いる水等としては、常態下で液体で
あり適度に揮発性を有する水、アルコール、炭化
水素、ケトン等であり、これらを適度に稀釈した
もの、混合したもの、あるいはこれらに界面活性
剤等を添加したものである。
あり適度に揮発性を有する水、アルコール、炭化
水素、ケトン等であり、これらを適度に稀釈した
もの、混合したもの、あるいはこれらに界面活性
剤等を添加したものである。
上記水等により濡らす方法はとくに限定されな
いが熱可塑性樹脂シートを最外層とする表皮材の
表側にスプレーで噴霧状にして水等をふきつけ湿
潤させてもよいし、裏側または両側からふきつけ
てもよい。ふきつけ量は表皮材の種類等により異
なるが、とくに裏面側の湿潤度が高すぎると表皮
材と樹脂との接着性を低下させるので好ましくな
い。
いが熱可塑性樹脂シートを最外層とする表皮材の
表側にスプレーで噴霧状にして水等をふきつけ湿
潤させてもよいし、裏側または両側からふきつけ
てもよい。ふきつけ量は表皮材の種類等により異
なるが、とくに裏面側の湿潤度が高すぎると表皮
材と樹脂との接着性を低下させるので好ましくな
い。
以下図面にもとづき成形方法の一例を説明す
る。第1〜3図は本発明の成形方法を表わす装置
の縦の断面図である。図面において1は金型装
置、2は雄型、3は雌型、4は表皮材固定枠、5
は伸縮装置、10は熱可塑性樹脂シートを最外層
とする表皮材であり溶融樹脂の供給に先立つて水
等で湿潤されている。11は溶融樹脂、14は積
層成形品である。
る。第1〜3図は本発明の成形方法を表わす装置
の縦の断面図である。図面において1は金型装
置、2は雄型、3は雌型、4は表皮材固定枠、5
は伸縮装置、10は熱可塑性樹脂シートを最外層
とする表皮材であり溶融樹脂の供給に先立つて水
等で湿潤されている。11は溶融樹脂、14は積
層成形品である。
本装置を用いて次のように本発明の方法を実施
する。
する。
水を充填したスプレーガンを用いて熱可塑性
樹脂シートを最外層とする表皮材の表面側から
噴霧状にして水を吹きつけて表皮材を適度に湿
潤させる。
樹脂シートを最外層とする表皮材の表面側から
噴霧状にして水を吹きつけて表皮材を適度に湿
潤させる。
上記湿潤させた熱可塑性樹脂シートを最外層
とする表皮材を連続シートの形でまたは適切な
大きさに切断して、表皮材固定枠4のうえに配
設する。(第1図) ついで雌型3を降下させ表皮材固定枠4と雌
型3の間で表皮材を適度のクランプ力で保持し
た後、雌型と雄型が未閉鎖の状態で表皮材と雌
型との間に溶融樹脂11を供給する。(第2図) この表皮材保持時に伸縮装置5が縮み表皮材
固定枠4は下降する。溶融樹脂の供給は雄型内
に設けられた溶融樹脂通路(図示せず)から行
なう。
とする表皮材を連続シートの形でまたは適切な
大きさに切断して、表皮材固定枠4のうえに配
設する。(第1図) ついで雌型3を降下させ表皮材固定枠4と雌
型3の間で表皮材を適度のクランプ力で保持し
た後、雌型と雄型が未閉鎖の状態で表皮材と雌
型との間に溶融樹脂11を供給する。(第2図) この表皮材保持時に伸縮装置5が縮み表皮材
固定枠4は下降する。溶融樹脂の供給は雄型内
に設けられた溶融樹脂通路(図示せず)から行
なう。
さらに昇降機構(図示せず)を作動させて雌
型3と表皮材固定枠4とを下降させると溶融樹
脂11は流動して表皮材10を雌型3側に押圧
し、表皮材の周縁が表皮材固定枠4と雌型3と
の間をすべりつつかつ表皮材が伸びつつ雌型の
凹部内に絞り込まれる。
型3と表皮材固定枠4とを下降させると溶融樹
脂11は流動して表皮材10を雌型3側に押圧
し、表皮材の周縁が表皮材固定枠4と雌型3と
の間をすべりつつかつ表皮材が伸びつつ雌型の
凹部内に絞り込まれる。
さらに、雌型3が下降しつづけると、雄・雌
両型2,3が完全に型締めされ、表皮材と熱可
塑性樹脂13が一体となつて賦形が完了する。
両型2,3が完全に型締めされ、表皮材と熱可
塑性樹脂13が一体となつて賦形が完了する。
冷却後雌型3を上昇させ表皮材10と熱可塑
性樹脂13が積層一体化された積層成形品14
をとり出す。
性樹脂13が積層一体化された積層成形品14
をとり出す。
以上成形方法の一実施例を示したものであり熱
可塑性樹脂シートを最外層とする表皮材を濡らす
方法、予熱、予備賦形の有無、雄、雌型の位置、
表皮材の固定枠の有無、溶融樹脂の供給方法、供
給のタイミング、端末部の処理の型構造等は上記
の例に限定されるものではなく、本発明の範囲内
で自由に選択できる。
可塑性樹脂シートを最外層とする表皮材を濡らす
方法、予熱、予備賦形の有無、雄、雌型の位置、
表皮材の固定枠の有無、溶融樹脂の供給方法、供
給のタイミング、端末部の処理の型構造等は上記
の例に限定されるものではなく、本発明の範囲内
で自由に選択できる。
〈実施例〉
以下具体的な実施例を説明する。
実施例 1
300×250×40mm(厚み3mmコーナー部5アー
ル)の箱状成形品を得る金型を使用し、表皮材と
して一般用のポリ塩化ビニル製ビニル製シボ付レ
ザーとクロスの積層品、熱可塑性樹脂としてポリ
プロピレン(住友化学工業(株)住友ノーブレンAZ
−564)を用いて、上記説明の方法で(表皮材は
表側から水に濡らす)成形した。成形品は表皮の
破れ、しわや変色がなく、風合は10段階評価法
(成形前の風合を10とし、変化度合を10段階評価。
6が実用に供しうる限界ランク)で6のものが得
られた。
ル)の箱状成形品を得る金型を使用し、表皮材と
して一般用のポリ塩化ビニル製ビニル製シボ付レ
ザーとクロスの積層品、熱可塑性樹脂としてポリ
プロピレン(住友化学工業(株)住友ノーブレンAZ
−564)を用いて、上記説明の方法で(表皮材は
表側から水に濡らす)成形した。成形品は表皮の
破れ、しわや変色がなく、風合は10段階評価法
(成形前の風合を10とし、変化度合を10段階評価。
6が実用に供しうる限界ランク)で6のものが得
られた。
比較例 1
実施例1において表皮材を濡らさないで用いた
他は実施例1と同一の方法で成形した。成形品は
コーナー部で破れ、かつ変色がみられ、風合は10
段階評価法で4のものが得られ実用に供し得なか
つた。
他は実施例1と同一の方法で成形した。成形品は
コーナー部で破れ、かつ変色がみられ、風合は10
段階評価法で4のものが得られ実用に供し得なか
つた。
実施例 2
実施例1において、表皮材としてポリ塩化ビニ
ル製シボ付レザーにポリプロピレン製発泡シート
(東レ(株)製ペク200030)を貼り合わせた表皮材を
用い、表皮材の表面および裏面を水を濡らせた他
は実施例1と同一の方法で成形した。成形品は破
れ、しわがなく、風合は10段階評価法の8のもの
が得られた。
ル製シボ付レザーにポリプロピレン製発泡シート
(東レ(株)製ペク200030)を貼り合わせた表皮材を
用い、表皮材の表面および裏面を水を濡らせた他
は実施例1と同一の方法で成形した。成形品は破
れ、しわがなく、風合は10段階評価法の8のもの
が得られた。
比較例 2
実施例2において表皮材を濡らさずに用いた他
は実施例2と同一の方法で成形した。成形品はし
わがなく風合は10段階評価法の6であつたが、発
泡シートの二次発泡によると考えられる凹凸が認
められ、また、成形品にねじれが認められ実用に
供し得なかつた。
は実施例2と同一の方法で成形した。成形品はし
わがなく風合は10段階評価法の6であつたが、発
泡シートの二次発泡によると考えられる凹凸が認
められ、また、成形品にねじれが認められ実用に
供し得なかつた。
実施例 3
実施例1において表皮材としてポリ塩化ビニル
製シボ付レザーにポリウレタン製発泡シート(発
泡倍率30倍)を貼り合わせた表皮材を用い、これ
をエチルアルコールで表皮材の裏面を濡したこと
の他は実施例1の方法で成形した。成形品はし
わ、破れがなく、風合は10段階評価法で9で、ポ
リウレタン製発泡シートの回復率(成形後の厚さ
の元のシートの厚さに対する比)が85%のものが
得られた。
製シボ付レザーにポリウレタン製発泡シート(発
泡倍率30倍)を貼り合わせた表皮材を用い、これ
をエチルアルコールで表皮材の裏面を濡したこと
の他は実施例1の方法で成形した。成形品はし
わ、破れがなく、風合は10段階評価法で9で、ポ
リウレタン製発泡シートの回復率(成形後の厚さ
の元のシートの厚さに対する比)が85%のものが
得られた。
比較例 3
実施例3において表皮材を濡らさず用いた他は
実施例3と同一の方法で成形した。成形品は風合
は10段階評価の8でしわもなかつたが、ポリウレ
タン製発泡シートの回復率は50%で好ましくなか
つた。
実施例3と同一の方法で成形した。成形品は風合
は10段階評価の8でしわもなかつたが、ポリウレ
タン製発泡シートの回復率は50%で好ましくなか
つた。
本発明の成形方法を表わす装置の断面図を第1
〜3図に記す。 1……金型装置、2……雄型、3……雌型、4
……表皮材固定枠、5……伸縮装置、10……熱
可塑性樹脂シートを最外層とする表皮材、11…
…溶融樹脂、13……熱可塑性樹脂。
〜3図に記す。 1……金型装置、2……雄型、3……雌型、4
……表皮材固定枠、5……伸縮装置、10……熱
可塑性樹脂シートを最外層とする表皮材、11…
…溶融樹脂、13……熱可塑性樹脂。
Claims (1)
- 1 雌雄金型間に熱可塑性樹脂シートを最外層と
する表皮材を配設し、雄雌両金型間に熱可塑性樹
脂溶融体を供給し、該両金型を合して表皮材と熱
可塑性樹脂が貼合一体化された積層成形品の製造
方法において、該熱可塑性樹脂溶融体の供給前に
該表皮材の表面および/または裏面を水および/
またはアルコールで濡らすことを特徴とする方
法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62218458A JPS6461214A (en) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | Manufacture of laminated moldings |
| EP88114132A EP0305969B1 (en) | 1987-08-31 | 1988-08-30 | Process for producing a multilayer molded article |
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