JPH0583477U - トルクリミッタ - Google Patents
トルクリミッタInfo
- Publication number
- JPH0583477U JPH0583477U JP026198U JP2619892U JPH0583477U JP H0583477 U JPH0583477 U JP H0583477U JP 026198 U JP026198 U JP 026198U JP 2619892 U JP2619892 U JP 2619892U JP H0583477 U JPH0583477 U JP H0583477U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner ring
- torque limiter
- shaft
- rotating body
- ring
- Prior art date
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- Granted
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- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コイルばねとローラクラッチ機構とを用いた
一方向空転形のトルクリミッタにおいて、トルクリミッ
タの内輪の内側に軸を挿入する組付け時に内輪が外側に
抜け出すのを防止する。 【構成】 回転体1に形成した嵌合凹部2に、外輪1
1、内輪12、ローラクラッチ機構20およびコイルば
ね13から成る一方向空転形のトルクリミッタを組込
む。嵌合凹部2の開口部に環状の押え蓋4を取付け、そ
の押え蓋4の内径部を内輪12の端面に対向させて内輪
12が外側に抜け出るのを防止する。
一方向空転形のトルクリミッタにおいて、トルクリミッ
タの内輪の内側に軸を挿入する組付け時に内輪が外側に
抜け出すのを防止する。 【構成】 回転体1に形成した嵌合凹部2に、外輪1
1、内輪12、ローラクラッチ機構20およびコイルば
ね13から成る一方向空転形のトルクリミッタを組込
む。嵌合凹部2の開口部に環状の押え蓋4を取付け、そ
の押え蓋4の内径部を内輪12の端面に対向させて内輪
12が外側に抜け出るのを防止する。
Description
【0001】
この考案は、回転トルクの伝達、遮断を行うトルクリミッタに関するものであ る。
【0002】
軸の回転をローラ等の回転体に伝達し、その回転体に作用する負荷の大きさに 応じて回転体への回転トルクの伝達と遮断とを行う場合、トルクリミッタが用い られる。
【0003】 ところで、従来から知られているトルクリミッタは、一方向の回転にのみ回転 トルクの伝達と遮断とを行うものであるため、回転体に正転方向と逆転方向の両 方向において回転トルクの伝達と遮断とを行う場合、正転用と逆転用の2種類の トルクリミッタを設ける必要が生じ、コスト高の原因となることは勿論、組込み に制限を受けるなどの問題が生じる。
【0004】 そのような問題点を解決するため、正転と逆転の両方向において異なる大きさ の回転トルクの伝達および遮断が行えるようにしたトルクリミッタを回転体の内 側に組込んだトルクリミッタ内蔵形の回転体を既に提案している(特願平3−2 47323号明細書)。
【0005】 図3および図4は本件出願人がすでに提案したトルクリミッタ内蔵形の回転体 を示し、合成樹脂によって成形された回転体1に一側面で開口する嵌合凹部2を 形成し、その嵌合凹部2の内側に軸3の回転を回転体1に伝達するトルクリミッ タ10を組込み、嵌合凹部2の開口部に押え蓋4を取付けてトルクリミッタ10 を抜け止めしている。
【0006】 トルクリミッタ10は、外輪11と、内輪12と、その両輪11、12間に設 けられたローラクラッチ機構20およびコイルばね13とから成り、外輪11は 回転体1に固定されている。ローラクラッチ機構20は、外輪11の内径面に周 方向に傾斜する傾斜面21を周方向に等間隔に設け、外輪11と内輪12間に組 込んだ保持器22には各傾斜面21に対向してポケット23を形成し、各ポケッ ト23に組込んだローラ24をトルク設定ばね25によって周方向へ押圧し、ロ ーラ24を内輪12の円筒形外面および傾斜面21に押し付けている。
【0007】 コイルばね13は内輪12と軸3との間に組込まれ、一端に設けた折曲片14 を内輪12の内面に形成した軸方向の係合溝15に係合している。
【0008】 上記の構成から成るトルクリミッタ内蔵形の回転体においては、軸3が図4の 矢印方向に回転した際、コイルばね13が縮径し、そのコイルばね13を介して 軸3の回転が内輪12に伝達され、さらにローラ24を介して外輪11に伝達さ れる。外輪11に作用する負荷が大きくなると、内輪12との接触によってロー ラ24が内輪12の円筒形外面と傾斜面21とで形成される空間の広幅部に向け て移動し、内輪12とローラ24との間で滑りが生じ、外輪11から回転体1へ のトルクの伝達が遮断される。
【0009】 また、軸1が図4の矢印方向と逆方向に回転したとき、コイルばね13は巻戻 され、コイルばね13が軸3を締付ける緊縛力が減少し、その緊縛力とその部分 の摩擦力とが釣り合うところで滑りが生じ、軸3が空転する。
【0010】 このように、既に提案したトルクリミッタ内蔵形回転体は軸1の矢印方向の回 転時には、トルク設定ばね25のばね力によってオン・オフトルクを発生させ、 逆方向の回転時には、コイルばね13が軸3を締付ける緊縛力によってオン・オ フトルクを発生させるため、トルク設定ばね25のばね力とコイルばね13の緊 縛力を相違させておくことにより、正転方向と逆方向の両方向に対して異なる大 きさのトルクを回転体1を伝達することができる特徴を有する。
【0011】
上記トルクリミッタ内蔵形の回転体においては、自然状態におけるコイルばね 13の内径は、軸3の外径より小径であるため、軸3を組付ける場合、軸3をコ イルばね13が拡径される方向に回転させながら内輪12の内側に軸3を挿入し ている。このため、軸3の組付け時、内輪12は軸方向の押圧力を受け、図3に 示すように、押え蓋4の内径が内輪12の外径より大きい場合、内輪12が図5 に示すように抜け出すおそれがある。
【0012】 この考案は、軸の組付け時に内輪が外輪の内側から抜け出すのを防止すること を技術的課題としている。
【0013】
上記の課題を解決するために、この考案においては、前述のトルクリミッタに おいて、嵌合凹部の開口部に取付けた押え蓋の内径部を内輪の端面に対向させた 構成を採用したのである。
【0014】 ここで、トルクリミッタは、内輪の内径面両端部にコイルばねの軸方向の移動 を防止する一対の含油軸受を固定し、その含油軸受で軸を回転自在に支持するも のであってもよい。
【0015】 このようなトルクリミッタの場合、押え蓋側に設けられた含油軸受をその端部 が押え蓋を貫通して外側に突出する長さとし、その含油軸受の端面を軸に取付け た回転体位置決め用の止め輪に当接させ、上記止め軸と押え蓋とを非接触の状態 に保持して回転体に付与される回転抵抗を小さくするのが好ましい。
【0016】
この考案は、上記のように、押え蓋の内径部を内輪の端面に対向させたから、 内輪の内側に軸を挿入する組付け時に、内輪が外側に抜け出すのを防止すること ができる。
【0017】
以下、この考案の実施例を図1および図2に基づいて説明する。
【0018】 図1は、この考案に係るトルクリミッタ内蔵形回転体の第1の実施例を示す。 ここで、回転体1の内側に組込まれたトルクリミッタ10の構成は、先に述べた 図3および図4のトルクリミッタ10と同一の構成であるため、同一の部品には 同一の符号を付して説明を省略する。
【0019】 内輪12の内側に組込まれたコイルばね13は、内輪12の軸方向中央部に設 けられ、そのコイルばね13の両側に設けられた一対の含油軸受16a、16b は圧入又は接着による手段を介して内輪12に固定され、その含油軸受16a、 16bによって軸3が回転自在に支持されている。
【0020】 嵌合凹部2の開口部に設けられた環状の押え蓋4は、環状突出部5を外周に有 し、その突出部5と嵌合凹部2の内周に形成した環状溝6との係合によって押え 蓋4は回転体1に固定されている。この押え蓋4の内径部は内輪12の端面と対 向し、その外周面は軸3に取付けた止め輪7と接触して回転体1を位置決めして いる。
【0021】 上記のように、押え蓋4の内径部を内輪12の端面と対向させることにより、 その内輪12の内側に対する軸3の挿入時に、内輪12が外側に抜け出すのを防 止することができる。
【0022】 図2は、この考案に係る回転体の第2の実施例を示す。この第2の実施例では 、一対の含油軸受16a、16bのうち、押え蓋4側に設けられた含油軸受16 aの端部を押え蓋4の中心孔8から外側に突出させ、その外端面を止め輪7に接 触させて回転体1を位置決めしている。
【0023】 上記のように、含油軸受16aの端面を止め輪7に接触させるとこによって押 え蓋4と止め輪とが非接触に保持されるため、回転体1と共に回転する押え蓋4 が止め輪7との接触によって傷が付くのを防止することができると共に、回転体 1へのトルクの伝達に影響を与えることはない。
【0024】 実施例の場合は、トルクリミッタとして内輪12の内側に一対の含油軸受16 a、16bを固定したものを示したが、トルクリミッタはこれに限定されず、例 えば図3に示すようなトルクリミッタであってもよい。
【0025】 内輪12の内側に含油軸受16a、16bを固定したトルクリミッタにおいて は、硬質の内輪12と軸3とが接触することがないため、軸3の空転時に、軸3 の外周に傷がつくのを防止することができる。
【0026】 なお、含油軸受16a、16bに含浸される潤滑剤としては、鉱油、合成油や 半固体状もしくは固体状のグリースが挙げられる。
【0027】
以上のように、この考案に係る回転体においては、押え蓋の内径部を内輪の端 面に対向させたので、内輪の内側に軸を挿入する組付け時に内輪が外側に抜け出 すのを防止することができ、組付けの作業性の向上を図ることができる。また、 内輪の内側に一対の含油軸受を固定して軸を支持することにより、軸の空転時に 、軸に傷が付くのを防止することができる。さらに、押え蓋が回転体の位置決め 用の止め輪に接触する構成であると、押え蓋と止め輪の相互間に作用する摩擦に よってトルク伝達に影響を与えるが、含油軸受の端面を止め輪に接触させること によってトルクの伝達に影響を与えるのを防止することができる。
【図1】この考案に係る回転体の第1の実施例を示す縦
断正面図
断正面図
【図2】同上回転体の第2の実施例を示す縦断正面図
【図3】既に提案した回転体の縦断正面図
【図4】同上の縦断側面図
【図5】軸の組付け状態を示す断面図
1 回転体 2 嵌合凹部 3 軸 4 押え蓋 11 外輪 12 内輪 13 コイルばね 16a、16b 含油軸受 20 ローラクラッチ機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (3)
- 【請求項1】 回転体に一側面で開口する嵌合凹部を形
成し、その嵌合凹部内に固定した外輪とその内側に組込
まれた内輪との間に内輪の一方向の回転のみを外輪に伝
達するローラクラッチ機構を設け、内輪とその内側に挿
入された軸との間に上記内輪に一端が連結され、上記ロ
ーラクラッチ機構の係合解除方向に軸が回転した際、巻
締められるコイルばねを組込み、上記ローラクラッチ機
構を嵌合凹部の開口部に取付けた押え蓋によって抜け止
めするトルクリミッタにおいて、前記押え蓋の内径部を
内輪の端面に対向させたことを特徴とするトルクリミッ
タ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のトルクリミッタ内蔵形
の回転体において、コイルばねを内輪内径面の軸方向中
央部に設け、内輪の内径面両端部にはコイルばねの軸方
向の移動を防止する一対の含油軸受を取付けたことを特
徴とするトルクリミッタ。 - 【請求項3】 請求項2に記載のトルクリミッタにおい
て、押え蓋側に設けられた含油軸受の外端部を押え蓋の
中心孔に挿通し、押え蓋から外側に臨ませたことを特徴
とするトルクリミッタ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2619892U JPH0723626Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | トルクリミッタ |
| US07/919,332 US5234089A (en) | 1991-09-26 | 1992-07-27 | Torque limiter |
| FR9209398A FR2682729B1 (fr) | 1991-09-26 | 1992-07-29 | Limiteur de couple. |
| DE4225225A DE4225225C2 (de) | 1991-09-26 | 1992-07-30 | Drehmomentbegrenzer |
| GB9216162A GB2259962B (en) | 1991-09-26 | 1992-07-30 | Torque limiter |
| KR1019920013771A KR960014771B1 (ko) | 1991-09-26 | 1992-07-31 | 토오크 리미터 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2619892U JPH0723626Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | トルクリミッタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0583477U true JPH0583477U (ja) | 1993-11-12 |
| JPH0723626Y2 JPH0723626Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=12186787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2619892U Expired - Lifetime JPH0723626Y2 (ja) | 1991-09-26 | 1992-04-22 | トルクリミッタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723626Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101670581A (zh) * | 2008-09-11 | 2010-03-17 | 三星电子株式会社 | 机器人手和具有该机器人手的人形机器人 |
| JP2021523337A (ja) * | 2018-07-10 | 2021-09-02 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス レンコール リミティド | トルクアセンブリ並びにそれを製造及び使用する方法 |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP2619892U patent/JPH0723626Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101670581A (zh) * | 2008-09-11 | 2010-03-17 | 三星电子株式会社 | 机器人手和具有该机器人手的人形机器人 |
| JP2021523337A (ja) * | 2018-07-10 | 2021-09-02 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス レンコール リミティド | トルクアセンブリ並びにそれを製造及び使用する方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0723626Y2 (ja) | 1995-05-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |