JPH0583566U - 導管の固定装置 - Google Patents
導管の固定装置Info
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- JPH0583566U JPH0583566U JP025930U JP2593093U JPH0583566U JP H0583566 U JPH0583566 U JP H0583566U JP 025930 U JP025930 U JP 025930U JP 2593093 U JP2593093 U JP 2593093U JP H0583566 U JPH0583566 U JP H0583566U
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/24—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special member for attachment to profiled girders
- F16L3/243—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special member for attachment to profiled girders the special member being inserted in the profiled girder
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Abstract
(57)【要約】
【目的】サドル用の溝形レール部材に対し、複数本の導
管を、密接した所定の間隔に正確、確実に固定すること
ができ、しかもこの作業を簡易、迅速に行うことがで
き、また、螺子軸などの突起物が溝形レール部材外にほ
とんど現われず、従って体裁がよく、また、手指などに
傷を与えたり、不用意に螺子が回転されて導管の固定状
態が緩んだりすることのないこの種装置を提供すること
にある。 【構成】サドル用の溝形レール4に導管Aを固定するた
めの装置において、入口溝42を形成する壁の端面に対
する係止部13を有する斜状の脚部11に連設する抱持
用湾曲部10に、連結部を介して1つ以上の抱持用湾曲
部100…を形成し、最終の抱持用湾曲部の下端に座板
部12を設けた固定具本体1と、座板部12に形成した
通孔15に軸部を挿通された螺子部材2と、螺子部材2
の軸部に螺通しほぼ90度を限度として回転自在な締付
け用の羽根板3とを備えている。
管を、密接した所定の間隔に正確、確実に固定すること
ができ、しかもこの作業を簡易、迅速に行うことがで
き、また、螺子軸などの突起物が溝形レール部材外にほ
とんど現われず、従って体裁がよく、また、手指などに
傷を与えたり、不用意に螺子が回転されて導管の固定状
態が緩んだりすることのないこの種装置を提供すること
にある。 【構成】サドル用の溝形レール4に導管Aを固定するた
めの装置において、入口溝42を形成する壁の端面に対
する係止部13を有する斜状の脚部11に連設する抱持
用湾曲部10に、連結部を介して1つ以上の抱持用湾曲
部100…を形成し、最終の抱持用湾曲部の下端に座板
部12を設けた固定具本体1と、座板部12に形成した
通孔15に軸部を挿通された螺子部材2と、螺子部材2
の軸部に螺通しほぼ90度を限度として回転自在な締付
け用の羽根板3とを備えている。
Description
【0001】
本考案は導管の固定装置、さらに詳細には電線や流体を通す導管を複数本同時 に溝形レール部材に固定するための装置に関するものである。
【0002】
建築物、建造物、構造物、たとえば一般家屋、店舗、営業所、倉庫、工場、鉄 道の駅、空港の建物、体育館、劇場などのコンクリート製あるいは木造の各種建 屋、トンネル、地下道、高架鉄道や高架道路や橋梁などの各種施設においては、 給電用、電信用、電話用などの各種電線(ワイヤないしケーブル)が張り巡らされ る。 電線は周知のように絶縁被覆や保護被覆が施されるが、このまま上記建屋や施 設の天井域や側壁、床に張り巡らした場合には、器材などとの接触や地震等によ り、あるいは鼠などの動物に噛まれることにより損傷されたり、雨水や生コンク リート、モルタル等との接触で化学的な悪影響をうけたり、電磁波による影響を 受けたりする。 この対策として、金属等からなる導管を接続して管路を作り、これに電線を通 すことが行われている。通常、導管は円管が用いられ、しかも複数本が平行配置 されることが多いので、工事の簡易化のため、一般に管路形成域の天井、側壁あ るいは床に溝形レール部材を一定間隔毎に固定してサドルを作り、この上に導管 を直交状に渡し、固定具で溝形レール部材に固定する方法が採られる。
【0003】 溝形レール部材4は、図15に示すように、ウエブ(底壁)4aとこれの両端か ら立ち上がるフランジ(側壁)4b,4bを有し、フランジ4b,4bには上端か ら幅方向中央に向けて伸びる天壁4c,4cが一体形成され、天壁4c,4cの先 端は直角状に屈曲されて垂下壁4d,4dを形成し、これら一対の垂下壁4d,4 dによりフランジ内幅Wより狭い幅W1の入口溝42が形成されている。 そしてこの溝形レール部材4に導管Aを固定する固定具として、従来では図1 5と図16で示すように、下端に前記垂下壁4d,4dに対する引掛部50,50 を有し、上部にボルト軸径より大きな通孔51を形成した金具B1と、上部に螺 子孔52を形成する以外は前記金具B1と同寸法同形状に作った金具B2と、それ ら1組の金具B1、B2を上部で連結するボルトCとを組合せた構造が使用されて いた。 しかしこの構造では、導管Aを固定する場合にいちいち両金具B1、B2を分解 し、それらを別々に溝形レール部材4に入れた後、向かいあわせにして導管Aを 左右から挟み、ボルトCにより結合する作業となる。また、金具が同じ形状をな し、その一方に通孔51が他方にめねじ穴52形成されているため、分解した2 つの金具B1、B2を溝形レール部材に誤って配置しやすく、螺子孔の付いている 金具側からボルトCを通して締め付けが行われなくなるなどの失敗が多発する。 そのため、きわめて作業性と作業能率が悪いという問題がある。 さらに、導管Aを左右から挟み溝形レール部材より上方に突出する部分を締め 付けるため、強い締め付けを行うと金具B1、B2の下方が開き勝手となり、大き な操作力を要する割に固定力が不十分となりやすい。 しかも、ボルトが溝形レール部材の長手方向に突出するので、ドライバーなど の工具によるボルトの回転操作を行いにくくなるとともに、溝形レール部材長手 方向での導管の固定順序が限定される。 このようなことから、特に溝形レール部材に複数本の導管を平行状に配置固定 する場合、従来では、各導管ごとにそれぞれ独立した金具を配し、それらを別々 に操作する必要があるため、作業性ならびに作業能率が悪く、また、各導管の配 置間隔Lを接近させたり、一定の間隔に正確に固定することが難しく、その配置 誤差により出来上がった管路に歪みが生じやすいという問題を解消できなかった 。 また、金具上部が導管の半径方向に大きく突出するので、体裁が悪く、ボルト に手指などが接触して傷付けたり、不用意にボルトが緩み側に回転させられやす いという問題があった。
【0004】 本考案は前記のような問題点を解決するために考案されたもので、その目的と するところは、サドル用の溝形レール部材に対し、複数本の導管を、密接した所 定の間隔に正確、確実に固定することができ、しかもこの作業を簡易、迅速に行 うことができ、また、螺子軸などの突起物が溝形レール部材外にほとんど現われ ず、従って体裁がよく、また、手指などに傷を与えたり、不用意に螺子が回転さ れて導管の固定状態が緩んだりすることのないこの種装置を提供することにある 。
【0005】
上記目的を達成するため本考案は、ウェブとこれの両端から立ち上がるフラン ジを有しフランジに入口溝を形成する壁を連設したサドル用の溝形レールに導管 を固定するための装置において、入口溝を形成する壁の端面に対する係止部を有 する斜状の脚部に連設する抱持用湾曲部に、連結部を介して1つ以上の抱持用湾 曲部を形成し、最終の抱持用湾曲部の下端に座板部を設けた固定具本体と、座板 部に形成した通孔に軸部を挿通された螺子部材と、螺子部材の軸部に螺通しほぼ 90度を限度として回転自在なた締付け用の羽根板とを備えている構成としたも のである。 本考案において、「導管」は、鉄系、鉛系などの各種金属管のほか、塩化ビニ ールで代表される合成樹脂管などの各種材質のものを含む。 また、本考案は、電線などの条体を挿通する導管のほか、水で代表される液体 や燃料ガスで代表される気体などの各種流体を送るための導管を溝形レール部材 に固定する場合に適用される。
【0006】
以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。 図1は本考案の一適用例を示すもので、Aは導管であり、ねじなしカップリン グDにより順次接続される。Eは本考案装置である。 溝形レール部材4,4は予め管路布設計画に応じて導管Aの長さ(たとえば3 〜5m)よりも短い間隔で平行状に固定される。この固定方法は任意であり、図 示するものでは、天井域においては、上壁54から複数本で一組の吊りロッド5 3,53を下し、この吊りロッド53,53とナットにより溝形レール部材4の 長手方向両端付近を連結支持している。また、側壁55や床56等においては、 溝形レール部材4,4はウエブを貫くアンカーボルトや釘57により固定されて いる。この方法を天井域の溝形レール部材固定法として採用してもよいのはいう までもない。 図2ないし図5は上記本考案装置Eを示している。本考案装置Eは大別すると 下記のような特殊構造の固定具本体1と、これに挿通された螺子部材2と、固定 具本体1の下に配された羽根板3とからなっている。 まず、固定具本体1は、鉄系、アルミニウム系、銅系など任意の金属の帯板を 打抜きプレス曲げ加工するか、または合成樹脂材料を圧縮成形や射出成形等によ り成型してなる。
【0007】 この固定具本体1は、溝形レール部材4の入口溝42より幅が狭くかつ垂直面 に対し20〜40°の傾斜角度で長く延出する脚部11を有し、この脚部11の 下部には溝形レール部材4の垂下壁端面40,40に接触し得る幅の係止部13 ,13が左右に形成されている。 前記脚部11には、これと連続して固定すべき導管Aの少なくとも1/3円周 長以上に接し得る曲率と入口溝幅より広い幅を備えた第1の抱持用湾曲部10が 形成され、この抱持用湾曲部10には前方に向け所要長さの連結部6が連設され ている。 この連結部6の他端には第1の抱持用湾曲部10と同様に入口溝幅より広い幅 を備えた第2の抱持用湾曲部100が形成され、さらにこの第2の抱持用湾曲部 100の下降端には前方に向け所要長さの連結部60が連設されている。そして この連結部60の前端には前記と同様な第3の(この実施例では最終の)抱持用 湾曲部101が形成されている。 この最終の抱持用湾曲部101の下降端には、短い突出長さの座板部12がほ ぼ水平状に屈曲形成されており、座板部12には後述する螺子部材の軸部径より 大きな通孔15が形成されている。図示するものでは、通孔15のまわりには環 状隆起部16が形成されている。 そして、溝形レール部材4に装着したときに座板部12が入口溝より下に落ち 込まぬようにするため、最終の抱持用湾曲部101には座板部12の基端から所 要傾斜角度のテーパ縁17,17が形成されている。
【0008】 図6図(a)ないし(d)は本考案における固定具本体1の他の実施例を示している 。 (a)は脚部11に続く第1の抱持用湾曲部10に連結部6を介して第2の(最 終の)抱持用湾曲部100を形成し、この第2の抱持用湾曲部100の下降端に座板部 12を突設したものである。 (b)は図3ないし図5の実施例における第3の抱持用湾曲部101の下降端か ら連結部61を介して第4の(最終の)抱持用湾曲部102を連設し、これの下降 端に座板部12を突設したものである。 (c)は(b)において更にもう一つ連結部62と抱持用湾曲部103を増設し、5 つの抱持用湾曲部を形成したものである。 本考案は勿論抱持用湾曲部が6つ以上の場合も含むものである。また、上記に おいて、連結部6、60,61,62…は必ずしも直線状であることは必要でな く、(a)で代表的に示すように曲率状となっていてもよい。また、各連結部を最 終の抱持用湾曲部に近づくほど上反りとなるように構成してもよい。 さらに、各抱持用湾曲部10,100,101…の弧の長さ(導管円周面との 接触長さ)は必ずしも同等である必要は無い。すなわち、たとえば第1と最終の 抱持用湾曲部の弧の長さを大きくし、中間の抱持用湾曲部(図3では100、図6(b) では100,101、図6(c)では100,101,102)の弧の長さを小さくしてもよい。これは 抱持用湾曲部の曲率を変える(曲率を大きくすれば弧の長さがちいさくなる)こと で容易に達成される。 さらに連結部6、60,61,62は、連結部幅が溝形レール部材4の入口溝 幅W1より広い場合には、羽根板3による締付け完了までに溝形レール部材4の 上面43に接触しないように抱持用湾曲部頂面からの高さ寸法とする。連結部幅 が溝形レール部材4の入口溝幅W1より狭い場合には、上記高さを大きくして、 溝形レール部材4の入口溝42より下に到る寸法としてもよい。図6(e)はこの 例を示すものであり、この場合には、後述する中間の締付け機構を併用すること が望ましい。
【0009】 次に、螺子部材2は、おねじを列設した軸部20が前記座板部12の通孔15 に挿通され、頭部21が座板部12に接している。この螺子部材2は、ドライバ ー溝の付いた通常のボルトタイプのものあるいはビスでもよいが、過締め防止機 能のあるものを用いてもよい。すなわち、その一例としては、図3ないし図5の ように、軸部20の上の角形状をなした頭部21の頂面に、所定のトルクに達し たときに破断するように断面積を規制した断面減少部22を形成し、この断面減 少部22の上にたて長偏平状をなした第2の頭部23を形成したものが挙げられ る。 次に、締付け用の羽根板3は座板部2の下方に配されており、中央部にめねじ 孔30を有し、このめねじ孔30に前記軸部20が螺通されている。この羽根板 3は正円以外の形状、すなわち相対する一組の辺31,31と他の辺33,33 とで長さに差のある平面形状をなしている。 図7(a)ないし(c)は羽根板3の実施例を示すもので、(a)では最大寸法lを構 成する一組の辺31,31の対角隅部にガイド面32,32を欠設している。こ の実施例は、一組の辺31,31をフランジ内幅Wより長くしておくことでかな りの範囲のフランジ溝幅に対応できる。 (b)では最大寸法を構成する一組の辺31,31を中央部に形成すると共に、 辺31の両側にガイド標準面32,32を欠設している。この実施例は旋回の方 向性がないため、取扱いが容易である。 (c)はめねじ孔30を境として対称的に回転方向に向かうほど次第に高くなる 波35,35を形成したいわゆるプロペラ状としたものである。この実施例は螺 子部材2の少ない回転量で羽根板3を上昇させることができ、また、ばね効果に より強い締付けを得ることができる。 なお、羽根板3の形状は上記実施例に限定されるものでなく、要は締付け時に 軸部20のリードに沿って昇降し、上面が溝形部材4の垂下壁端面40,40に 当接し得るものであればよい。すなわち、たとえばガイド面32,32や辺33 ,33は必ずしも直線状である必要はなく、弧面であってもよい。また、最大寸 法側の片(端面)31,31に筋状その他の摩擦係数増加部を形成してもよく、あ るいはまた、図(b)の仮想線で示すごとく、羽根板上面34の少なくとも垂下壁 端面40,40に接触する領域にローレット、波、その他の摩擦係数増加部36 を形成してもよい。
【0010】 羽根板3は軸部20に螺通させるだけでもよいが、輸送中あるいは導管固定作 業中に振動等で軸部20から抜け落ちないように脱落防止機構を設けてもよい。 図8(a)ないし(e)はその列を示している。(a)は軸部20のねじ山に粘着物質ま たは粘着テープ24を取付けたものである。(b)は合成樹脂やゴムなどの軟質材 料からなるキャップ25を軸部に嵌着したものである。(c)は弾性的な舌片26 0を有するリング(鍔)26を軸部に嵌めたものである。(d)は軸部20にねじ 付きまたはねじなしの穴201を形成し、張り出し部270を有するファスナー 27をはめたものである。 これらの実施例によれば、通常では羽根板3は脱落しないが、必要に応じて軸 部20から外すことができる。そのため、異なる寸法lの羽根板と交換を行え、 ひとつの固定具本体1で各種フランジ内幅Wの溝形レール部材4に適用すること ができる。 図8(e)は上記に代え軸部20そのものに局部的な塑性変形を与えて突起28 ,28を形成したもので、この場合には羽根板3の交換は行えないが、確実な抜 け止めが図られる。いずれの場合も脱落防止機構は、羽根板3を螺通してから設 けられる。
【0011】 以上が本考案の基本的構成であるが、その他各種の態様を採用することができ る。図9ないし図14はその例を示している。 図第9ないし図11は連結部6,60,61…にも締付け機構7を配した態様 を示している。この中間の締付け機構7は、連結部6,60,61…に形成した ボス孔70と、これに空転可能に挿入される軸205を備えたビス(ないしボル ト)200と、ビス200の回転で軸205に沿って上昇し、溝形レール部材4 の垂下壁端面40,40に圧接する羽根板300とを備えている。図9では頭部 の下にボス孔70より大きな径のおねじ202を有し、これに羽根板300が螺 通され、おねじ202の下端にテーパ部または段部203を介してボス孔70よ り細い軸205が形成されている。 図10実施例は図9のおねじの代わりに多角形や小判型など非真円断面の異形 部204を設け、この異形部204に同形の孔を形成した羽根板300を挿通し 、これによりビス200の回転で羽根板300を一体回転させるようにしており 、異形部204の下にテーパ部または段部203を介して軸205を形成してい る。 図9と図10は図6(e)で示すような深い位置に連結部を形成した場合に効果 的であり、固定具本体1と独立した部品として、固定を必要とする所望位置の連 結部に選択使用される。なお、場合によっては軸205のボス孔から突出する下 端をかしめなどで肥大化してもよいが、使い勝手や製作工数の面からは図示のよ うなアタッチメント式とする方が有利である。 第11図は座板部12に取付けた螺子部材と羽根板の組合せを利用し、ボス孔 70に軸部205を挿通し連結部より下の軸部に羽根板300を螺通したもので ある。この実施例は連結部の深さが浅い場合に使用される。 なお、第9図ないし第11図の羽根板300は前記した第7−A図から第7− C図に示すものを使用すればよい。また、ビス200は第3図等で示すトルク規 制ねじを使用してもよい。
【0012】 図12は連結部6,60,61…の少なくともひとつに抱持用湾曲部間の距離 Lを可変にするための長さ調整機構8を設けた実施例である。この長さ調整機構 8は、中間で2分割された連結用の突片6a,6bと、ボルトないしビス80と 、ナット81からなっており、一方の連結用突片6aにはボルトないしビス80 を挿通する通孔600が、他方の連結用突片6bには長孔601が形成されている。こ の機構によれば、ナット81を緩め、いずれかの連結用突片6aまたは6bをス ライドさせた後ナット81を締付けることで所望長さの連結部となる。 図13は図12の連結部分割方式を応用して固定具本体1を複数に分離・一体 化を可能としたものである。図示のものでは、前端部体1aと後端部体1bと中 間部体1cに分け、前端部体1aの連結用突片6aと後端部体1bの連結用突片 6aに通孔600,600を設け、中間部体1cの両端の連結用突片6b,6bに長孔(通 孔でもよい)601を設け、ボルトないしビス80とナット81により連結を行うよ うにしている。この機構を用いれば抱持用湾曲部の数が各種な中間部体1cを用 意しておくことで導管固定数を任意に変更できる。 図14は固定具本体1の脚部11にヒンジ機構9を設け、導管Aに対するはめ こみを容易化したものであり、このヒンジ機構9は別途部品の蝶板を溶接等で接 合してもよいが、金属製の場合には脚部の打ち抜き時に2又部とこれに対応する 突片を作り、それらをカールして軸孔を形成し、ピンをはめればよい。 なお、上記図9図ないし図14はそれぞれ別個または2種以上組合せて適用さ れることは勿論である。 その他図面において、5は固定具本体1に膨出形成された補強リブ、14は導 管Aの間隔設定を容易にするため、抱持用湾曲部10、100,10…の、導管 管軸との整合部分外面に設けた中心指示部である。
【0013】
本考案の使用方法と作用を説明すると、工事に当たっては、図1で例示するよ うに溝形レール部材4,4を導管Aの長さ(たとえば3〜5m)よりも短い間隔で 平行状に固定しておく。そして溝形レール部材4,4に本考案装置Eをセットす る。この操作は、溝形レール部材4の入口溝42に対し脚部11の幅方向が平行 状となるように挿入し、挿入後脚部幅方向が溝形レール部材4と直交するように 固定具本体全体を回転させればよく、従ってセットはワンタッチで行える。 導管A、A、Aを溝形レール部材4に掛け渡した後固定するには、まず脚部1 1を溝形レール部材4,4に入れたまま固定具本体1の全体を傾け、抱持用湾曲 部10,100,101…を横向きに開口させ、各導管A,A,Aをそれぞれ抱 持用湾曲部10,100,101…の下に位置させ、羽根板3を辺31,31が 入口溝42と平行状になるようにして固定具本体1を伏せればよい。 こうすれば、導管A,A,Aは下面が溝形レール部材4の上面43,43に接 した状態で各抱持用湾曲部10,100,101…に取囲まれ、脚部11の係止 部13,13は溝形レール部材4の垂下壁端面40,40に係止する。一方、テ ーパ線17,17は脚部11の変位により溝入口縁41,41と適度に離間する 。 次に螺子部材2を回動すれば、この螺子部材2の回動当初は、最大寸法側の 片31,31が溝長手方向と平行的になっているため、羽根板3は連れ回りする が、上記辺31,31間距離がフランジ内幅Wと同等以上となっているため、9 0°以内の回転で辺31,31がフランジ内面44,44と接し、それ以上回転 しなくなる。そのため、引続く螺子部材2の回動により羽根板3は回転せずに軸 部20にそって上昇し、上面34が垂下壁端面40,40に強く接する。これに より脚部11が上方に牽引され、最終の抱持用湾曲部(図3では101)が下方に牽引 され、この結果中間への引き寄せ作用が発生し、導管Aが連結部寄りの抱持用湾 曲部壁を押圧し、連結部(図3では60)を介して中間の抱持用湾曲部(図3では100 )を縮径側に適度弾性変形させる。これにより、中間の抱持用湾曲部の巻き付け 力が強まり、導管A,A,Aは図3図ないし図5のように固定される。 なお、導管が合成樹脂製の場合にはそれ自体に弾性があるため抱持用湾曲部が 外周により密接する。いずれにしても、本発明では1回の固定作業で複数の導管 を、一定のかつ必要最少限度の間隔で一時に固定することができる。これが図2 の状態である。
【0014】 なお、図9ないし図11のような締付け機構7を用いた場合は、所望の連結部 6,60,61…に設けたボス孔70を利用してビス200を差し込み、これを回 転することで羽根板300が前記座板部12における場合と同様に軸に沿って上昇し 、垂下壁端面40,40と圧接する。そのため、抱持用湾曲部の数が多くても、また 、複数の導管の中に径の少し小さいものがあっても強固に固定することができる 。図9と図10のものを使用すれば、固定作業の完了・未完の時期を選ばずに実 施できる。 図12の長さ調整機構8を用いた場合には、連結部の長さしたがって抱持用湾 曲部の間隔を工事の仕様やその変更に合うように随時変えることができる。抱持 用湾曲部の中心表示部14を設けておけば、いちいち導管の管軸を検出したりする 要なく、簡便に導管間隔を判定することができる。 なお、本考案では、羽根板30を座板部の上でなく下に配し、座板部12が螺 子部材2の頭部を支えているため、螺子部材2に回転トルクを簡単かつ確実に与 えることができる。また、座板部12の必要突出長さが短くて済み、従って装置 全体をより小型、コンパクト化できると共に、各導管A,Aの配置間隔を小さく することができる。
【0015】 また、螺子部材2として、頭部21の上に断面減少部22を介してたて長偏平 状の第2の頭部23を有している場合は、規定トルクに達したところで断面減少 部22が破断するため、導管Aに必要以上の締付け力を加えて変形や破損を起さ せる心配がない。また、第2の頭部23の喪失を溝形レール部材4の側面等から 目視し得るため、導管固定作業の完了・未完を瞬時に判別することができる。
【0016】
以上説明した本考案によれば、ウェブ4aとこれの両端から立ち上がるフラン ジ4b,4bを有しフランジ4a,4aに入口溝42を形成する壁を連設したサ ドル用の溝形レール4に導管Aを固定するための装置において、固定具本体1が 入口溝42を形成する壁の端面に対する係止部13を有する斜状の脚部11に続 く抱持用湾曲部10に、連結部を介して1つ以上の抱持用湾曲部100…を形成 し、最終の抱持用湾曲部の下端に座板部12を設けており、座板部12に形成し た通孔15に軸部を挿通された螺子部材2の軸部に、これに螺通しほぼ90度を 限度として回転自在な締め付け用の羽根板3を備えているため、導管A,Aをそ れぞれの抱持用湾曲部10,100…の下に位置させて本体1を伏せれば、自動 的に導管A,Aは短い間隔で抱持用湾曲部10,100…に囲まれ、羽根板3も 溝形レール部材4の入口溝42に入り、螺子部材2を回動すれば羽根板3が自動 的に入口溝と直交し、引き続く螺子部材2の回動で羽根板3が垂直に移動し、入 口壁を形成する壁の下に強接する。それにより最終の抱持用湾曲部101が下方 に牽引され、中間の抱持用湾曲部も弾性変形し導管に対する巻きつけ力が強まる 。従って、複数の導管A,Aをほとんどワンタッチの簡単な操作により必要最小 限の間隔で強固に固定することができ、作業性と作業能率を大幅に向上すること ができ、しかも、複数の導管を固定できるにもかかわらず部品数が少なく、構造 が簡単であり、天井部などでの作業でもトラブルなく安全に行えるというすぐれ た効果が得られる。
【図1】本考案の使用例を示す斜視図である。
【図2】同じくその一部拡大図である。
【図3】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図4】同じくその縦断側面図である。
【図5】同じくその縦断正面図である。
【図6】本考案の固定具本体の他の実施例を示す断面図
である。
である。
【図7】本考案の羽根板の実施例を示す説明図である。
【図8】本考案の羽根板脱落防止機構の実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図9】中間締付け機構の実施例を示す断面図である。
【図10】中間締付け機構の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図11】中間締付け機構の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図12】本考案の長さ調節機構の実施例を示す断面図
である。
である。
【図13】固定具本体を分離・連結式にした実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図14】本考案のヒンジ機構を示す断面図である。
【図15】従来の導管固定具の斜視図である。
【図16】同じくその使用状態を示す部分切欠側面図で
ある。
ある。
A 導管 1 固定具本体 2 螺子部材 3 羽根板 4 溝形レール部材 6,60,61,62 連結部 10,100,101,102,103 抱持用湾曲部 11 脚部 12 座板部 15 通孔 20 軸部
Claims (2)
- 【請求項1】ウェブ4aとこれの両端から立ち上がるフ
ランジ4b,4bを有しフランジ4a,4aに入口溝4
2を形成する壁を連設したサドル用の溝形レール4に導
管Aを固定するための装置において、入口溝42を形成
する壁の端面に対する係止部13を有する斜状の脚部1
1に連設する抱持用湾曲部10に、連結部を介して1つ
以上の抱持用湾曲部100…を形成し、最終の抱持用湾
曲部の下端に座板部12を設けた固定具本体1と、座板
部12に形成した通孔15に軸部を挿通された螺子部材
2と、螺子部材2の軸部に螺通しほぼ90度を限度とし
て回転自在な締付け用の羽根板3とを備えていることを
特徴とする導管の固定装置。 - 【請求項2】連結部に中間締付け機構を有しているもの
を含む特許請求の範囲第1項記載の導管の固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP025930U JPH0583566U (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 導管の固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP025930U JPH0583566U (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 導管の固定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0583566U true JPH0583566U (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=12179501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP025930U Pending JPH0583566U (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 導管の固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0583566U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006175643A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd | 管保持具の製造方法及び管保持具 |
| KR100882779B1 (ko) * | 2008-07-22 | 2009-02-09 | 주식회사 동보 | 지중 전력 케이블 받침대 |
| JP2015200144A (ja) * | 2014-04-10 | 2015-11-12 | 株式会社国元商会 | 仮設工事用クランプ |
| JP2018150730A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 敬助 岡野 | ドリルねじステー及びこれを利用した取付台座又はボイラ備品の配設方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS561254A (en) * | 1979-06-19 | 1981-01-08 | Nichidoku Jukogyo Kk | Control unit for progressing and guiding continuous body in curved track in particular in continuous casting equipment |
| JPS59180051A (ja) * | 1983-03-22 | 1984-10-12 | メツセルシユミツト−ベルコウ−ブロ−ム・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング | 液体ロケツトエンジンの燃焼室用噴射ヘツド |
| JPS6134817U (ja) * | 1984-08-03 | 1986-03-03 | ヤンマー農機株式会社 | 収穫機 |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP025930U patent/JPH0583566U/ja active Pending
Patent Citations (3)
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