JPH058362A - 板状装飾材形成用押し込み治具及びこの押し込み治具を用いた板状装飾材の形成方法 - Google Patents
板状装飾材形成用押し込み治具及びこの押し込み治具を用いた板状装飾材の形成方法Info
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Abstract
された木目込み構造を有する板状装飾材を形成する押し
込み治具及びこの押し込み治具を用いた板状装飾材の形
成方法を提供する。 【構成】 所定の部位に溝部21を備えた基板20の一
側面に表皮材22を貼着する。この溝部21に表皮材2
2を押し込む押し込み治具10を、下端の押圧部12を
溝部21の底部の断面形状に対応して変形する可撓性材
料で構成する。この可撓性材料を押圧することにより、
この可撓性材料の外周を表皮材22に圧接し、この表皮
材22を溝部21内面に圧着する。
Description
料として用いられる板状装飾材の形成用押し込み治具及
びこの押し込み治具を用いた板状装飾材の形成方法に関
する。
に溝部を備えた基板の一側面に表皮材を貼着したタイプ
のものがあり、その一例として例えば特開平2−204
037号公報に示され、かつ図3及び図4に示したよう
な車両のドアトリムがある。このドアトリムの基板30
の一側面には一般領域31とオーナメント領域32が区
画形成されており、これらの領域の境界を明確にするた
めに相当な深さの溝部33が設けられている。そして、
基板30に貼着した表皮材はこの溝部に押し込まれて、
いわゆる木目込み構造が成形されている。
材を貼着するには公知の真空成形法が採られるが、真空
力のみでは溝部の木目込み構造を成形しきれないため、
真空成形と同時に図5の(a)および(b)に示されて
いるように、表皮材34の溝部33に対応する部位を溝
部33に押し込んで木目込み構造として製造する際には
押し込み治具35が用いられている。
法においては、基板の溝部に押し込み治具を用いて押し
込まれた表皮材が高い延伸状態になって大きな復元力を
有するため、表皮材が溝部の底部から剥がれたり、表皮
材を構成するカバーパッドが図5(c)に示すように裂
かれたりして表皮材が溝部から浮き上がる現象が認めら
れる。特に、基板形状のばらつき、基板と治具の位置ず
れ等があると、押し込み治具によって、均等の押圧力で
溝内に表皮材を接着させることができず、接着剥がれの
原因となる。
板と押し込み治具とを正確に位置決めする必要があり、
一方押し込み治具の幅が狭い場合には図6に示すように
表皮材は溝部の底とは接着されても側面は浮いた状態と
なって接着されないので、確実に表皮材が溝部に接着し
た木目込み構造を形成することができない。そして、こ
の場合には表皮材の溝部の底に当接する部分にのみ、押
し込み治具の大きな押圧力がかかるため、表皮材の発泡
層が潰れて発泡層から空気が発生し、この空気が溝部の
外に移動して、表皮材の表層に空気溜りによる凸部が現
れて意匠性を損なう可能性がある。従って、本発明はこ
れらの問題点を解決して、基板の溝部に表皮材が確実
に、見た目よく接着された木目込み構造を有する板状装
飾材を形成する際に用いる押し込み治具を提供すること
及びその押し込み治具を用いて板状装飾材を形成する方
法を提供することを目的とする。
部位に溝部を備えた基板の一側面に貼着した表皮材の前
記溝部に対向する部位を前記溝部に押し込んで貼着して
板状装飾材を形成する板状装飾材形成用押し込み治具に
おいて、この押し込み治具の押圧部を前記溝部の底部断
面形状に対応して変形する可撓性材料で構成したことを
特徴とする。また、この押し込み治具を用いた板状装飾
材の形成方法として、押し込み治具の可撓性材料を押圧
することにより、可撓性材料の外周を前記表皮材に圧接
し、この表皮材を前記溝部内面に圧着することを特徴と
する。
み治具及びこの押し込み治具を用いた板状装飾材の形成
方法によると、押し込み治具の押圧部を可撓性材料で構
成し、基板の溝部の断面形状に合わせて変形できるよう
にしたため、基板の溝部の底部に表皮材が圧着するよう
に変形し、表皮材が溝部の底部だけでなく溝部の側面と
も確実に圧着した木目込み構造を形成することができ
る。又、かりに基板形状のばらつき、基板と押し込み治
具の位置ずれがあったとしても、押し込み治具の押圧部
が溝部の底部の形状に合わせて変形するので、これらの
ばらつき、位置ずれを吸収して均等な押圧力を溝部の表
皮材にかけることができる。
に説明する。図1は本発明の一実施例の押し込み治具1
0の斜視図で、押し込み治具10は治具本体11と、そ
の下端に取り付けた可撓性材料からなる押圧部12とで
構成されている。この治具本体11は真鍮等を用いた幅
2〜3mmの金属製の板状のもので、押圧部12は高さ
5〜6mm、幅3〜3.5mmの棒状の可撓性材料から
なる。ここで可撓性材料としてはゴム質が好ましく、例
えばアスカC硬度で10〜30程度の半硬質系ゴムを用
いることができる。
を用いて木目込み構造を有する板状装飾材を形成する方
法を、図2を用いて説明する。まず、従来より知られて
いる真空成形法を適用して溝部21を形成した木質系、
樹脂系の基板20にPVC系等の表皮材22を貼着し、
それと同時に溝部21に表皮材22を押し込み治具10
によって押し込んだ状態を示している。ここで押圧部1
2は、押し込み治具10の押圧力により溝部21の底部
の形状に合わせて変形し、表皮材22を溝部21に押圧
して圧着させている。
た板状装飾材の木目込み構造の形成を、可撓性材料から
なる押圧部12を有する押し込み治具10を用いて行う
と、表皮材22が溝部21の底部だけでなく溝部21の
側面とも確実に圧着した木目込み構造を形成することが
できる。又、かりに基板20形状のばらつき、基板20
と押し込み治具10の位置ずれがあったとしても、押し
込み治具10の押圧部12である可撓性材料が溝部21
の底部の形状に合わせて変形するので、これらのばらつ
き、位置ずれを吸収して均等な押圧力を溝部21の表皮
材22にかけることができる。従って、表皮材の一部に
のみ押し込み治具10の押圧力がかかることがないた
め、表皮材の発泡層が潰れて発泡層から空気が発生する
こともなく、表皮材の表層に空気溜りによる凸部が現れ
て板状装飾材の意匠性を損なうことがない。
図である。
材の木目込み部分を形成する方法を説明するための縦断
側面図である。
面図である。
る。
造工程図である。
造時の図2に対応する縦断側面図である。
圧部、20…基板、21、33…溝部、22、34…表
皮材、30…ドアトリム基板、31…一般領域、32…
オーナメント領域。
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の部位に溝部を備えた基板の一側面
に貼着した表皮材の前記溝部に対向する部位を前記溝部
に押し込んで貼着して板状装飾材を形成する板状装飾材
の押し込み治具において、この押し込み治具の押圧部を
前記溝部の底部断面形状に対応して変形する可撓性材料
で構成したことを特徴とする板状装飾材形成用押し込み
治具。 - 【請求項2】所定の部位に溝部を備えた基板の一側面に
表皮材を貼着するとともに、この表皮材の前記溝部に対
向する部位を押し込み治具を用いて前記溝部に押し込ん
で貼着して板状装飾材を得る板状装飾材の製造方法にお
いて、前記押し込み治具の押圧部を前記溝部の底部の断
面形状に対応して変形する可撓性材料で構成し、この可
撓性材料を押圧することにより、この可撓性材料の外周
を前記表皮材に圧接し、この表皮材を前記溝部内面に圧
着することを特徴とする板状装飾材の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3186866A JP3021807B2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 板状装飾材形成用押し込み治具及びこの押し込み治具を用いた板状装飾材の形成方法 |
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH058362A true JPH058362A (ja) | 1993-01-19 |
| JP3021807B2 JP3021807B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=16196042
Family Applications (1)
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| JP3186866A Expired - Fee Related JP3021807B2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 板状装飾材形成用押し込み治具及びこの押し込み治具を用いた板状装飾材の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3021807B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020078152A (ko) * | 2001-04-06 | 2002-10-18 | 김순환 | 골조 표면의 직물지 결합방법 |
| JP2012096403A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Three M Innovative Properties Co | フィルム成型装置及びフィルム成型方法 |
-
1991
- 1991-07-01 JP JP3186866A patent/JP3021807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020078152A (ko) * | 2001-04-06 | 2002-10-18 | 김순환 | 골조 표면의 직물지 결합방법 |
| JP2012096403A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Three M Innovative Properties Co | フィルム成型装置及びフィルム成型方法 |
| US10011099B2 (en) | 2010-10-29 | 2018-07-03 | 3M Innovative Properties Company | Film-forming apparatus and film-forming method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3021807B2 (ja) | 2000-03-15 |
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