JPH058399U - 電気炉のヒータ結線機構 - Google Patents
電気炉のヒータ結線機構Info
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- JPH058399U JPH058399U JP5294091U JP5294091U JPH058399U JP H058399 U JPH058399 U JP H058399U JP 5294091 U JP5294091 U JP 5294091U JP 5294091 U JP5294091 U JP 5294091U JP H058399 U JPH058399 U JP H058399U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気炉のヒータの結線作業、特に作業条件の
悪いヒータ下端部の作業能率を大巾に向上する。 【構成】 炉体7内を貫通し上下に突出した左右の各ヒ
ータ9を、一方のヒータ列から他方のヒータ列へ電気が
流れるようヒータの上端部と下端部とを結線機構17,
19により接続した電気炉において、少なくとも前記下
位側の結線機構19を、外側と内側から左右の各ヒータ
の下端部を同時に挟持する外側の固定挟持体21及び内
側の可動挟持体23と、内側の可動挟持体23を外側の
固定挟持体21に対して同時に進退させる駆動手段25
とで構成したことを特徴とする。
悪いヒータ下端部の作業能率を大巾に向上する。 【構成】 炉体7内を貫通し上下に突出した左右の各ヒ
ータ9を、一方のヒータ列から他方のヒータ列へ電気が
流れるようヒータの上端部と下端部とを結線機構17,
19により接続した電気炉において、少なくとも前記下
位側の結線機構19を、外側と内側から左右の各ヒータ
の下端部を同時に挟持する外側の固定挟持体21及び内
側の可動挟持体23と、内側の可動挟持体23を外側の
固定挟持体21に対して同時に進退させる駆動手段25
とで構成したことを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は電気炉のヒータ結線機構に関する。
【0002】
従来、炉体内を貫通し上下に突出した左右の各ヒータを、一方のヒータ列から 他方のヒータ列へ電気が流れるようヒータの上端部と下端部を結線機構により接 続している。その結線機構の具体例を図5と図6に示している。
【0003】 図5はヒータ101の上端部を接続する結線機構103を示しており、上端部 の結線機構103は、U字状の接続端子105と、接続端子105をヒータ10 1に固定支持するクランプ107とから成っている。また、下端側の結線機構1 09は、図6に示す如く2本のヒータ101と同時に係合し合うW状の接続端子 111と、接続端子111をヒータ101に固定支持する一対のクランプ113 とから成り、図7にその全体の概要図を示している。
【0004】 これにより、左側の入力端子115から矢印の如く電流が入力されることで、 左側のヒータ101列から右側のヒータ101列を介して出力端子117へ電気 が流れるようになっている。
【0005】
前記した如く左右の各ヒータ101は、上端部と下端部とを結線機構103, 109により接続するものであるが、ヒータ101は購入されたユーザーの現場 において後付けされるようになっている。
【0006】 即ち、ヒータ101は折れ易いセラミックで作られていることと併せて劣化す るため水分を嫌うので工場では、ヒータ101を除いて半完成品の状態で出荷す るようになっている。
【0007】 このために、現場においてヒータ101の後付けが行なわれるものであるが、 ヒータ101の結線は、炉体119を貫通し上下に突出したヒータ101の上端 部と下端部とをそれぞれ前記した結線機構103,109によって接続作業を行 なうものである。
【0008】 この場合、ヒータ101の上端部にあっては、外側の天井を取外すことで、ヒ ータ101の上端部が露出するため作業空間が確保されるようになり、作業が容 易に行なわれる反面、炉体119から下方へ突出したヒータ101の下端部にあ っては、後側のパネル121を取外して作業するものであるが、炉体119の下 側となるため見ずらいことと併せて作業スペースが大幅に制約されるため、その 接続作業が大変面倒であった。
【0009】 そこで、この考案は、簡単な工夫によってヒータの接続作業が迅速に行なえる ようにした電気炉のヒータ結線機構を提供することを目的としている。
【0010】
前記目的を達成するために、この考案にあっては、炉体内を貫通し上下に突出 した左右の各ヒータを、一方のヒータ列から他方のヒータ列へ電気が流れるよう ヒータの上端部と下端部とを結線機構により接続した電気炉において、少なくと も前記下位側の結線機構を、外側と内側から左右の各ヒータの下端部を同時に挟 持する外側の固定挟持体及び内側の可動挟持体と、内側の可動挟持体を外側の固 定挟持体に対して同時に進退させる駆動手段とで構成してある。
【0011】
かかる電気炉によれば、可動挟持体を固定挟持体から後退させた開いた状態に して結線機構を予め炉体の下部にセットした状態で出荷する。次に、現場におい て、炉体の上からヒータを挿入し、貫通したヒータの下端部を可動挟持体と固定 挟持体の間に臨ませる。そして、各ヒータの挿入完了後、駆動手段によって可動 挟持体を前進させる。これにより、ヒータの下端部は、可動挟持体と固定挟持体 とにより挟持されると共に条件の悪いヒータの下端部にあっても接続作業が迅速 に完了するようになる。
【0012】
以下、図1乃至図4の図面を参照しながらこの考案の一実施例を詳細に説明す る。
【0013】 図中1は電気炉本体、3は開閉扉をそれぞれ示している。電気炉本体1は炉体 パネル5と炉体パネル5内に組込まれた炉体7とを有し、炉体7には炉内温度を 高めるヒータ9が設けられている。
【0014】 ヒータ9は左右に8本ずつほぼ平行に配置され、上端部と下端部は炉体7に穿 設された取付孔10に対して貫通し、上下にそれぞれ突出している。
【0015】 炉体7の上方に突出した各ヒータ9の上端部は、銅板11から延長されたU字 状の接続端子13とクランプ15とから成る結線機構17によって接続されてい る。
【0016】 また、炉体7の下方に突出した各ヒータ9の下端部は、炉体7の下位に予めセ ットされた結線機構19によって接続されている。
【0017】 結線機構19は、図2に示す如くベースプレート20に固定された外側の固定 挟持体21及び内側の可動挟持体23と、可動挟持体23を固定挟持体21に対 して進退させる駆動手段25とを有し、固定挟持体21はセラミック等の絶縁材 により一体に連続成形され、内側にはヒータ保持面21aが形成されている。ヒ ータ保持面21aは、可動挟持体23によって押圧されるヒータ9の下端部を正 しい位置へ誘導案内する案内面を兼ねたV字状の形状となっている。また、ヒー タ9の下端面はセラミック等の絶縁材によるプレート22からなる。
【0018】 可動挟持体23は、電気を通す金属性の材質で形成され左右各4つに分解され ている。各可動挟持体23の前面側は2本のヒータ9の下端部を同時に押圧する 挟持用の押圧面23aとなっていて該固定挟持体21のヒータ保持面21aと対 向している。また、可動挟持体23は、絶縁材24により独立して配置絶縁され ると共に背面から延長された一対の支持アーム27を介して矢印イ方向にスライ ド可能なスライド部材29に絶縁材24を介して装着支持されると共に前記支持 アーム27に介装された付勢ばね31により常時固定挟持体21側へ向けて付勢 されている。
【0019】 駆動手段25は、操作ハンドル33により正転、逆転可能なねじ杆35と、ね じ杆35に螺合されたリンクねじ37と、リンクねじ37に一端が枢支されると 共に他端が前記スライド部材29に枢支された一対のリンク39,39とから成 り、ねじ杆35の両端は軸受41により回転自在に両端支持されている。前記リ ンク39,39は、平面から見てX状に配置されていて、例えば、ねじ杆35が 正転してリンクねじ37が前進(矢印ロ)することでスライド部材29を外側へ 押圧するよう機能する。また、ねじ杆35が逆転してリングねじ37が後退(矢 印ロと逆方向)することで、スライド部材29を内側へ引張るよう機能する。
【0020】 一方、炉体7と炉体パネル5との間は炉体用冷却通路43となっており、炉体 用冷却通路43の上部には、炉体パネル5に開口され外部へ抜ける複数の開口部 45が設けられている。また、炉体用冷却通路43の下部冷却通路内には整流板 47が配置されると共に冷却風を送り出すファン49が接続されている。
【0021】 整流板47はファン49からの冷却風を前後、左右へ誘導するよう機能し、炉 体パネル5にブラケット51を介して支持されている。
【0022】 ファン49は、左右に一対配置され回転することで整流板47へ向けて外気を 送風するよう機能し、炉体パネル5に据付けセットされている。
【0023】 開閉扉3は、ヒンジを支点として開閉自在に支持されると共に耐熱蓋部55を 有している。
【0024】 耐熱蓋部55は、耐熱材で形成され、閉扉時において炉体7の全面開放口を閉 塞するよう機能する。
【0025】 耐熱蓋部55と開閉扉3の扉パネル57との間は、扉用冷却通路59となって いて、下方は、炉体用冷却通路43の連通口42と対応する連通口60を介して 連通している。また、上方は、扉パネル57の内側上部に開口された複数の開口 部61と連通し、外部へ抜けるようになっている。
【0026】 このように構成された電気炉において、下端部用の結線機構19は予め炉体7 の下位にセットされた状態で出荷されるから、現場において、炉体パネル5の天 上部と後部とを取外した後、ヒータ9を炉体7の取付孔10に対して挿入する。 挿入されたヒータ9の下端部は炉体7から下方へ突出し、プレート22によりヒ ータ9の荷重を受ける。また、ヒータ9の下端部は可動挟持体23と固定挟持体 21の間に臨むようになる。次に、後方に延びた操作ハンドル33を操作して可 動挟持体23を固定挟持体21に対して前進させると、ヒータ9はV字状のヒー タ保持面21aによって正しく位置決めされた状態で挟持されるようになる。
【0027】 したがって、作業条件の悪い下側の結線作業が迅速に完了するようになる。
【0028】 次に、ヒータ9の上端部については、U字状の接続端子13をヒータ9に係合 し、クランプ15によって一体に固定することで取付けが完了する。この場合の 接続作業は作業空間が確保されているため作業に支障はなく容易に行なえる。
【0029】 なお、ヒータ9の上端部については、接続端子13とクランプ15とから成る 結線機構17によって接続した説明をしたが、可動挟持体23及び固定挟持体2 1と、駆動手段25とから成る結線機構19を採用してもよい。
【0030】
以上、説明したように、この考案の電気炉のヒータ結線機構によれば、特に作 業条件の悪いヒータの下端部の結線作業を迅速に行なえるようになり、作業能率 の大巾な向上が図れる。
【図1】この考案のヒータの結線状態を示した全体の概
要平面図である。
要平面図である。
【図2】ヒータの下端部を接続する結線機構の全体の平
面図である。
面図である。
【図3】ヒータの上端部を接続する結線機構の一部分を
示した平面図である。
示した平面図である。
【図4】この考案を実施した電気炉の概要切断側面図で
ある。
ある。
【図5】ヒータの上端部を接続する従来例の結線機構の
一部分の平面図である。
一部分の平面図である。
【図6】ヒータの下端部を接続する従来例の結線機構の
一部分の平面図である。
一部分の平面図である。
【図7】従来例を示した図1と同様の概要平面図であ
る。
る。
7 炉体 9 ヒータ 17 ヒータ上端部用の結線機構 19 ヒータ下端部用の結線機構 21 固定挟持体 23 可動挟持体 25 駆動手段
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 炉体内を貫通し上下に突出した左右の各
ヒータを、一方のヒータ列から他方のヒータ列へ電気が
流れるようヒータの上端部と下端部とを結線機構により
接続した電気炉において、少なくとも前記下位側の結線
機構を、外側と内側から左右の各ヒータの下端部を同時
に挟持する外側の固定挟持体及び内側の可動挟持体と、
内側の可動挟持体を外側の固定挟持体に対して同時に進
退させる駆動手段とで構成したことを特徴とする電気炉
のヒータ結線機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5294091U JPH086236Y2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 電気炉のヒータ結線機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5294091U JPH086236Y2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 電気炉のヒータ結線機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058399U true JPH058399U (ja) | 1993-02-05 |
| JPH086236Y2 JPH086236Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=12928868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5294091U Expired - Lifetime JPH086236Y2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 電気炉のヒータ結線機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086236Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49105158U (ja) * | 1972-12-01 | 1974-09-09 | ||
| JP2024514462A (ja) * | 2021-03-26 | 2024-04-02 | ユニバーシティ オブ メリーランド, カレッジ パーク | 高温焼結炉システムおよび方法 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP5294091U patent/JPH086236Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49105158U (ja) * | 1972-12-01 | 1974-09-09 | ||
| JP2024514462A (ja) * | 2021-03-26 | 2024-04-02 | ユニバーシティ オブ メリーランド, カレッジ パーク | 高温焼結炉システムおよび方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH086236Y2 (ja) | 1996-02-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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