JPH0584409U - 帯状体の案内装置 - Google Patents

帯状体の案内装置

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JPH0584409U
JPH0584409U JP2435592U JP2435592U JPH0584409U JP H0584409 U JPH0584409 U JP H0584409U JP 2435592 U JP2435592 U JP 2435592U JP 2435592 U JP2435592 U JP 2435592U JP H0584409 U JPH0584409 U JP H0584409U
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憲一 杉本
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ソノルカエンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンコイラから送り出される帯状体を加工装
置へ導くにあたり、作業効率の良い小型で安価な案内装
置を提供する。 【構成】 帯状体26のいわゆるコシの強弱に関係な
く、支持部材37を角変位させて、その遊端側先端部分
に配設された案内部材38の磁気ローラ67で帯状体2
6を磁気吸着しながら、帯状体先端を所望導入口へ導入
し、導入後は、前記案内部材38を角変位させて、帯状
体26を前記磁気ローラ67から離反させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アンコイラのドラムに装着されたコイルから帯状体を繰り出して、 レベラフィーダやプレス装置などの加工装置に案内する帯状体の案内装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
図7は典型的な従来例のコイル供給装置1の正面図である。鋼帯などの帯状体 2を巻きとってコイル3を構成し、このコイル3から前記帯状体2を必要に応じ て引き出しつつ、切断加工あるいはプレス加工などが行われている。このように コイル3を用いるには、アンコイラ4のドラム5にコイル3を装着する。つぎに 、先端にローラ6が装着されているコイル押さえ機構7のアーム8を角変位させ 、ローラ6でコイル3を押圧した後、コイル3の移送などの際にコイル3がばら けないようにコイル3の外側部を巻回している結束バンドを切断する。
【0003】 この後、コイル3の外周面にほぼ沿って湾曲して形成される案内部材9を、そ の基端に連結されたシリンダ10の作用で、矢符A1方向に角変位させ、ドラム 5を矢符A2方向に回転させる。これにより、帯状体2はコイル3から繰り出さ れ、案内部材9で案内されてアンコイラ4の後段に配置されているレベラフィー ダ11内に導かれる。レベラフィーダ11は帯状体2の導入部に帯状体2を上方 から押圧する押圧ローラ12を備え、押圧ローラ12はアーム13によって帯状 体2側に近接/離反変位される。
【0004】 ここで、前記押圧ローラ12は、帯状体2が押圧ローラ12の下方を通過する までは図7に示す位置にあり、帯状体2が押圧ローラ12の下方を通過すると、 矢符A3方向に角変位して帯状体2を上方から押圧し、帯状体2を円滑にレベラ フィーダ11内に進入させる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、コイル3を構成する帯状体2はその材質やあるいはその板厚などによ って、レベラフィーダ11に導入しようとする際のいわゆるコシの強さ、あるい は巻癖の強さが多様である。
【0006】 すなわち、帯状体2が比較的堅い材料あるいは板厚が大きい場合には比較的コ シが強くまた巻癖が強く現れる。
【0007】 このため、図8(1)に示されるように、コイル3から繰り出された帯状体2 は、案内部材9で支持された後、上方に向けて巻上がる巻上がり部分2aが生じ 、再びコイル3に向けて接近したり、あるいはレベラフィーダ11に向かわず不 所望な方向に進行する。また、帯状体2が比較的柔らかい材料あるいは板厚が小 さい場合などではコシが弱く、帯状体2を繰り出した場合、巻癖は比較的速やか に解消される。このような場合には図8(2)に示されるように、案内部材9を 通過した帯状体2が案内部材9によって下方から支持されなくなるため、下方に 垂れ下がる垂下がり部分2bが生じることになる。
【0008】 上記いずれの場合も、帯状体2をレベラフィーダ11に導入することができず 、帯状体2の先端を人手によって、レベラフィーダ11内に導入させる作業が必 要になる。このような作業は手間を要すると共に危険でもあり、帯状体2のレベ ラフィーダ11への供給作業を自動化することができず、コイル3を用いて各種 加工作業を行う際の作業効率が低下するという課題を有している。
【0009】 本考案の目的は、上述の技術的課題を解消し、帯状体をアンコイラから加工装 置へ案内する際の作業を自動化し、簡便な作業でこれを行うことによって作業効 率を格段に向上し、しかも機構が簡単で製造コストの安い帯状体の案内装置を提 供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】 本考案は、コイルから繰り出された帯状体を次工程へ案内する案内装置におい て、 アンコイラのドラムに装着されたコイルから帯状体が繰り出される繰出し位置 よりも帯状体の搬送方向下流側で、かつ前記ドラムの下方側に配置され、前記搬 送方向上流側端部付近を中心に角変位し、ドラムに近接/離反し帯状体を下方か ら支持する支持部材と、 支持部材の遊端側先端付近に、アンコイラのドラムと平行な枢軸まわりに角変 位可能に枢支される剥離部材および前記枢軸に回転自在に嵌装される磁気ローラ を備えた案内部材とを含み、 前記案内部材は、角変位することによって、剥離部材の、帯状体の搬送方向下 流側端部が、磁気ローラよりも上方に突出するよう形成されていることを特徴と する帯状体の案内装置である。
【0011】
【作用】
本考案によると、帯状体は、支持部材に支持され、支持部材が、帯状体の搬送 方向上流側端部付近を中心に角変位することによって、支持部材の遊端側先端部 分に配設された磁気ローラによって帯状体を吸着して、その先端を所望の位置に 導く。当該位置に帯状体が導入されると、前記磁気ローラと同軸の剥離部材を角 変位させて、剥離部材の搬送方向下流側端を磁気ローラよりも上方に突出させて 、帯状体を押し上げ、帯状体を磁気ローラから離反させることによって以後の帯 状体の繰り出しを容易にする。
【0012】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の帯状体の案内装置21を含む帯状体の供給装置22 の正面図である。本実施例の供給装置22は、アンコイラ23のドラム24に装 着された鋼板などからなるコイル25から帯状体26を繰り出しつつ、たとえば レベラフィーダ27に供給しようとするものである。レベラフィーダ27を通過 した帯状体26は、たとえばプレス装置などの他の加工装置に供給される。ドラ ム24に装着されたコイル25は、コイル押さえ機構28のローラ29で外周面 を半径方向内方へ押圧され、輸送時などにコイル25の外周面を結束している結 束バンドを切断したとき、コイル25が巻きほどけて、ばらけないように保持さ れる。
【0013】 このコイル押さえ機構28は、一端にコイル25に当接するローラ29が回転 自在に設けられ、他端にはシリンダ30のロッド31が連結され、枢軸32によ って角変位自在に支持されるL型のアーム33を備える。前記ローラ29は、ア ーム33に装着されたモータ34からベルトまたはローラーチェーン35によっ て駆動力が伝達され、矢符A1方向に回転駆動される。アーム33は前記ロッド 31の伸縮動作により、ローラ29がコイル25に対して矢符A2方向または矢 符A3方向に近接/離反するように変位される。
【0014】 またコイル25は、前記ローラ29の矢符A1方向の回転によって矢符A4方 向に回転駆動され、帯状体26が繰出し位置36から次第に繰り出される。この とき、アンコイラ23はドラム24に矢符A4方向と逆方向の回転トルクを生じ させるためのモータなどの構成を有する。すなわち、ローラ29は、その回転に より、ドラム24が過大に回転し、コイル25が過度に巻きほどけない状態でコ イル25表面を加圧する。
【0015】 繰出し位置36から次第に繰り出される帯状体26は、案内装置21によって 下方から支持され、後述するようにレベラフィーダ27に導かれる。
【0016】 レベラフィーダ27において、帯状体26の搬送方向B1上流側には、レベラ フィーダ27に近接するに従い下方に凸状に湾曲しつつ斜め上方に向かって延び 、帯状体26をレベラフィーダ27の導入口39付近に導く案内板40が配置さ れる。案内板40によって案内される帯状体26が導入口39において到達する 位置に、当該案内された帯状体26の先端がさらに上方へ進行するのを阻止し、 該先端をレベラフィーダ27の内部に向かって案内する案内板41が配置される 。案内板40,41の間には、中間部分が前記搬送方向B1上流側に向かって湾 曲するアーム42が、枢軸43を支点に角変位自在に設けられる。アーム42の 枢軸43よりも端部寄りには、シリンダ44のロッド45が角変位自在に結合さ れ、アーム42のロッド45と反対側端部にはローラ46が回転自在に設けられ 、ロッド45の矢符B2方向または矢符B3方向の伸縮動作により、帯状体26 をレベラフィーダ27の内部側に向かって押圧し、または外方に向かって離反す る角変位動作を行う。
【0017】 レベラフィーダ27には、前記ローラ46が内部側に向かって角変位したとき に、当該ローラ46との間で帯状体26を挟圧する位置に、搬送ローラ47が設 けられ、案内板40からの帯状体26は支持ローラ48を介して前記搬送ローラ 47付近に導かれる。前記搬送ローラ47に関して、搬送方向B1下流側には帯 状体26を板厚方向両側から押圧する千鳥状に配置された複数のレベリングロー ル49と、帯状体26を挟圧してレベラフィーダ27よりも後段に配置される例 としてプレス装置などの各種加工装置に帯状体26を所定長さおよび所定タイミ ングで搬送するための一対の搬送ローラ50とが設けられる。
【0018】 すなわち、帯状体26の先端がレベラフィーダ27内を通過して、前記搬送ロ ーラ50で挟圧されるまでは、アーム42は矢符B4方向に角変位した状態であ り、ローラ46および搬送ローラ47の間で帯状体26を挟圧して搬送するが、 前記帯状体26の先端が一対の搬送ローラ50に挟圧されて以降は、ロッド45 は矢符B3方向に縮退し、ローラ46は矢符B5方向に角変位して、帯状体26 から離反する。
【0019】 図2は図1の部分拡大正面図であり、図3は図2の切断面線X3−X3から見 た断面図であり、図4は図3の部分拡大断面図である。
【0020】 案内装置21は、アンコイラ23からの帯状体26の繰り出し位置36よりも 帯状体の搬送方向下流側で、前記アンコイラ23のドラム24の下方側に配置さ れ、帯状体26を下方から支持して案内する支持部材37と、支持部材37の先 端付近に角変位可能に配設される案内部材38とを有している。
【0021】 前記支持部材37は、帯状体26が繰り出される位置よりも帯状体の搬送方向 下流側で、かつ前記ドラム24の下方側に配置される。また支持部材37は、前 記搬送方向の上流側端部に設けられる枢軸51を支点としてアンコイラ23の機 体に対して角変位し、ドラム24に近接/離反する前記搬送方向B1に沿って湾 曲した鉄などの金属材料からなる先細板状の一対の側板82と、各側板82の間 に固着される支持座52と、この支持座52の上面に固着される塩化ビニル樹脂 などから成る被覆層53とで形成される。被覆層53の合成樹脂材料は、耐摩耗 性と比較的低硬度と非磁性とを有する材料なら他の種類でもよく、帯状体26と の接触摩擦の緩和に役立つ。支持部材37の角変位手段としては、図示のように 、側板82と一体形成されたアーム54の先端部に枢支されたピストンロッド8 1と、このピストンロッド81を駆動するシリンダ80とが利用される。
【0022】 支持部材37の遊端側先端部分には案内部材取付窓55が形成され、この案内 部材取付窓55には案内部材38が装着される。この案内部材38は、支持部材 37に配設支持され、アンコイラ23のドラム24と平行な枢軸65と、枢軸6 5に枢支されて該枢軸65のまわりに角変位するピーリングプレート66と、枢 軸65に回転自在に支持される磁気ローラ67とから成る。
【0023】 ピーリングプレート66は、前記図3、図4の断面図および図5の斜視図で示 すように、鉄製の基板68と、該基板68の一方表面に間隔をあけて配置され、 基端をねじ69によって固着されたステンレス製の複数の支持板70とが組付形 成され、支持板70には前記枢軸65が挿通される軸孔71が設けられる。ピー リングプレート66は、基板68の他方表面に突設される突片72の先端にシリ ンダ57のピストン棒58が枢着され、前記枢軸65まわりに角変位可能とされ る。
【0024】 これら枢軸65とピーリングプレート66との摺接面および枢軸65と磁気ロ ーラ67との摺接面には無給油の焼結ブッシュ73,74が装着される。
【0025】 枢軸65は支持部材37の両側方から止めボルト56が螺合され、固着される 。
【0026】 磁気ローラ67は、硬化した鋼や他の磁気材料片から外径Q(例として50m m)の直円筒状に形成され、強力な磁気を永久保持している。
【0027】 図6は、帯状体26の繰出し態様を示す縦断面図である。前記図3,図4およ び図6を参照して、磁気ローラ67は、その外表面が支持部材37の上表面から 突出する高さR=1.5〜2.0mmに設定され、また、シリンダ57(図1参 照)が作動せず、ロッド58が縮退している状態ではピーリングプレート66の 支持板70の先端は、磁気ローラ67の外表面よりも低いが、シリンダ57が作 動するとピーリングプレート66の、帯状体搬送方向下流側端が磁気ローラ67 の外表面より高さK(例として約5mm)だけ上方に突出するよう構成されてい る。
【0028】 さらに図3,図4および図6に示す各部の寸法は、たとえば次のように定めら れる。
【0029】 支持部材37の幅L=200mm 案内部材取付窓55の枢軸65方向幅L1=158mm ピーリングプレート66の支持板70の間隔M=36mm 支持板70の厚みN=12mm 支持板70と磁気ローラ67および支持部材37との隙間P=1mm なお、案内部材取付窓55において、枢軸65と直交する方向の、支持座52の 端部と枢軸65の中心との距離Sは、前記枢軸65の軸線を含む鉛直面に対して 上流側、下流側にそれぞれ例として50mmとされ、磁気ローラ67の外表面と 25mm以上の間隔を有して支持座52の磁化が防止され、窓下流側における被 覆層53の上流側端は、磁気ローラ67に可能な限り接近され、磁気ローラ67 との隙間に帯状体26の先端が喰込むことのないよう構成される。窓上流側にお ける被覆層53の下流端は帯状体26を磁気ローラ67上に案内できる程度の隙 間を有して配設される。
【0030】 再び図6と、図1および図2を参照して案内装置21の動作を説明する。
【0031】 アンコイラ23のドラム24にコイル25を装着し、コイル押さえ機構28の ローラ29でコイル25の外側部を押圧した後、前記結束バンドを切断する。こ の後、ドラム24において矢符A4方向と反対側の回転トルクを発生させつつ、 ローラ29をモータ34で矢符A1方向に回転すると、帯状体26は繰出し位置 36から次第に繰り出される。このとき、案内装置21のガイドプレート37は 予めシリンダ80のロッド81が縮退され、矢符C1方向に角変位した状態であ る。
【0032】 これにより、帯状体26は被覆層53上を摺動しつつ、支持部材37の形状に 沿って湾曲しつつ進行する。ここで帯状体26が比較的板厚が大きい場合などコ シが強い場合には、帯状体26の先端は図8(1)に示す巻き上がり部分2aの ように、コイル25側に近接するように巻き上がり、レベラフィーダ27への導 入が困難となる。したがって、本実施例では、このような場合、帯状体26の先 端を案内板40側へ導き、これによりレベラフィーダ27の導入口39付近に導 くようにするため、図6に示すように、磁気ローラ67による帯状体26を吸着 した状態を維持したまま帯状体26をさらに繰り出すとともに、帯状体26の先 端がうまく案内板40上に乗り、続いてレベラフイーダ27の導入口39付近に 達するようシリンダ80を作動調整して支持部材37を角変位させる。
【0033】 これにより、帯状体26は、図6の矢符D1で示す軌跡を辿り、その先端が案 内板41に当接した時点において、前述のシリンダ44が作動し、ローラ46で 帯状体26を搬送ローラ47上に挟圧し、レベラフイーダ27に導入する。
【0034】 磁気ローラ67は回転するので、帯状体26と接触してもその進行を阻害する ことはない。
【0035】 レベラフイーダ27に搬送された帯状体26は、複数のレベリングロール49 で巻癖などが矯正され、一対の搬送ローラ50に挟圧搬送される。このとき、シ リンダ44のロッド45は矢符B3方向に縮退してローラ46が矢符B5方向に 角変位し、ローラ46が帯状体26から離反する。また、磁気ローラ67によっ て帯状体26を支持部材37に吸着しておく必要もなくなるので、前記ロッド4 5の縮退動作に先立ち、シリンダ57を作動させてロッド58を矢符C4方向に 伸進させ、ピーリングプレート66を矢符C6方向に角変位し、ピーリングプレ ート66の、帯状体の搬送方向下流側端面で帯状体26を押し上げ、帯状体26 を磁気ローラ67から既述のとおり離反させ、磁力が帯状体26におよばないよ うに変位させる。この作用は、前述のように約5mmで充分であることが確認さ れている。
【0036】 本実施例にかかる供給装置22は、主としてコイル幅が50mm〜400mm のコイル25の供給用として用いられる。したがって、最少幅のコイルを用いた 場合でも繰り出された帯状体の幅は50mmあるので、ピーリングプレート66 が矢符C6方向(図6参照)に角変位したとき、帯状体26は、少なくとも1個 の支持板70によって押し上げられて、磁気ローラ67から確実に離反する。次 にロッド81を伸進し支持部材37を下降させる。これにより帯状体26は、ド ラム24の下方で適切なループを構成できる。
【0037】 なおピーリングプレート66はステンレススチールから成るため磁化が防止さ れ、帯状体26の不所望な磁気吸着が防がれる。
【0038】 コイルを構成する帯状体26がたとえば板厚が小さいなどの理由でコシが弱く 、従来技術の項で図8(2)を参照して説明したような垂れ下り部分2bの発生 に相当する現象が起きる場合でも、シリンダ80を事前に作動させて支持部材3 7を矢符C2方向に角変位させることによって、前述の説明と同様な手順を経て 帯状体26がレベラフイーダ27に導入され、搬送ローラ50に挟圧されて搬送 される。コシの弱い帯状体26の案内に当っては、シリンダ57を作動させて帯 状体26を磁気ローラ67から離反させる時期を早めてもよい。
【0039】 以上のように本実施例によれば、帯状体26の材質や板厚に関係なく、シリン ダ80の動作による支持部材37の角変位状態を選択調整するだけでレベラフイ ーダ27への導入を容易かつ自動化処理できる。また磁気ローラ67は永久磁石 であり、電磁石を用いる場合と比較し、構成の小形化と簡略化、および低コスト 化とを図ることができる。
【0040】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、アンコイラのドラムに装着されたコイルから帯 状体を繰り出して案内するにあたり、帯状体を支持部材の下流側先端部に磁気吸 着させ、かつ支持部材を上下方向に角変位させることによって帯状体の、いわゆ るコシの強弱に関係なく、確実、かつ容易に案内できる。
【0041】 また、磁気吸着手段として永久磁力を有する磁気ローラを用い、磁気吸着が不 要となれば、前記磁気ローラの枢軸まわりに角変位するピーリングプレートによ って帯状体を押し上げ、磁気ローラから帯状体を離反させるようにしたため、極 めて構成が簡素で、したがって小型化が可能となり、案内装置として低コストで 提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を含む供給装置の正面図であ
る。
【図2】図1の部分拡大正面図である。
【図3】図2の切断面線X3−X3から見た断面図であ
る。
【図4】図3の部分拡大断面図である。
【図5】ピーリングプレートの斜視図である。
【図6】帯状体の繰出し態様を示す縦断面図である。
【図7】従来例のコイル供給装置の正面図である。
【図8】従来例の問題点を説明するための正面図であ
る。
【符号の説明】
21 案内装置 22 供給装置 23 アンコイラ 24 ドラム 25 コイル 26 帯状体 27 レベラフイーダ 30,44,57,80 シリンダ 31,45,58,81 ロッド 32,43,54,65 枢軸 37 支持部材 38 案内部材 55 案内部材取付窓 66 ピーリングプレート 67 磁気ローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルから繰り出された帯状体を次工程
    へ案内する案内装置において、 アンコイラのドラムに装着されたコイルから帯状体が繰
    り出される繰出し位置よりも帯状体の搬送方向下流側
    で、かつ前記ドラムの下方側に配置され、前記搬送方向
    上流側端部付近を中心に角変位し、ドラムに近接/離反
    し、帯状体を下方から支持する支持部材と、 支持部材の遊端側先端付近に、アンコイラのドラムと平
    行な枢軸まわりに角変位可能に枢支される剥離部材およ
    び前記枢軸に回転自在に嵌装される磁気ローラを備えた
    案内部材とを含み、 前記案内部材は、角変位することによって剥離部材の、
    帯状体の搬送方向下流側端部が、磁気ローラよりも上方
    に突出するよう形成されていることを特徴とする帯状体
    の案内装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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