JPH0584880U - 温度補正用リニアライザ - Google Patents
温度補正用リニアライザInfo
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- JPH0584880U JPH0584880U JP2471792U JP2471792U JPH0584880U JP H0584880 U JPH0584880 U JP H0584880U JP 2471792 U JP2471792 U JP 2471792U JP 2471792 U JP2471792 U JP 2471792U JP H0584880 U JPH0584880 U JP H0584880U
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- Japan
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路構成が簡単で調整も容易な温度補正用リ
ニアライザを提供する。 【構成】 0乗回路(15)は定数信号を発生する。第
1〜第nのべき乗回路(16−1〜16−n)は、1乗
からn乗までの第1〜第nのべき乗信号をそれぞれ出力
する。係数記憶回路(13)は温度センサ(11)によ
り検出される周囲温度毎に前記定数信号、前記第1〜第
nのべき乗信号のうち少なくとも1つにどのような係数
を与えるかをあらかじめ記憶しており、前記温度センサ
により検出された前記周囲温度に応じて係数データを出
力する。D/A変換回路(14)は前記係数データにも
とづいて前記定数信号、前記第1〜第nのべき乗信号の
少なくとも1つに前記係数を付加して第0〜第nの処理
信号の少なくとも1つを出力する。加算回路(17)
は、出力された前記第0〜第nの処理信号を加算して前
記検出された周囲温度に対応する前記補正曲線を作成
し、該補正曲線にもとづいて補正した電圧を出力する。
ニアライザを提供する。 【構成】 0乗回路(15)は定数信号を発生する。第
1〜第nのべき乗回路(16−1〜16−n)は、1乗
からn乗までの第1〜第nのべき乗信号をそれぞれ出力
する。係数記憶回路(13)は温度センサ(11)によ
り検出される周囲温度毎に前記定数信号、前記第1〜第
nのべき乗信号のうち少なくとも1つにどのような係数
を与えるかをあらかじめ記憶しており、前記温度センサ
により検出された前記周囲温度に応じて係数データを出
力する。D/A変換回路(14)は前記係数データにも
とづいて前記定数信号、前記第1〜第nのべき乗信号の
少なくとも1つに前記係数を付加して第0〜第nの処理
信号の少なくとも1つを出力する。加算回路(17)
は、出力された前記第0〜第nの処理信号を加算して前
記検出された周囲温度に対応する前記補正曲線を作成
し、該補正曲線にもとづいて補正した電圧を出力する。
Description
【0001】
本考案は入力電圧を周囲温度に応じて補正して出力するための温度補正用リニ アライザに関し、特にFM−CW(周波数変調連続波)レーダにおいて周波数変 調特性の直線性を周囲温度の変化に応じて補正するためのリニアライザに関する 。
【0002】
FM−CWレーダにおける周波数変調回路は、そこに使用されているVCO( 電圧制御発振器)の周波数特性が周囲温度の影響を受けることから、周波数変調 特性も周囲温度の変化で直線性が損なわれる。そこで、周囲温度に応じて周波数 変調特性の直線性を補正するためにリニアライザが用いられている。これまでの リニアライザは、ある周囲温度あるいはある範囲、すなわち周波数変調特性にそ れほど差が生じない範囲内の周囲温度に対して1つの理想補正曲線を形成するよ うにしており、多種類の理想補正曲線の形成のためにメモリを有している。
【0003】 補正曲線を作成する方法としては、アナログ的に折れ線で近似する第1の方法 と、ディジタル的に微小差の階段状の曲線で近似する第2の方法がある。いずれ の方法でも補正曲線の形は周囲温度(ある範囲内の周囲温度の場合も含む)毎に 決まっており、あらかじめメモリに記憶されているデータにもとづいて補正曲線 が形成される。
【0004】 図2は上記第1の方法によるリニアライザの構成図であり、周囲温度を検出す るための温度センサ21、この温度センサ21からの温度検出信号をディジタル 信号に変換するためのA/D変換回路22、周囲温度毎に異なる補正曲線を形成 するための曲線形成用データを記憶しているデータROM23を含む。D/A変 換回路24はデータROM23からの曲線形成用データをD/A変換して検出さ れた周囲温度に対応する補正曲線のオフセット値(補正曲線の始点レベルを示す )を表わす第1の信号を第1〜第nのオフセット回路25−1〜25−nに出力 すると共に、補正曲線の傾斜値(補正曲線の傾きを示す)を表わす第2の信号を 第1〜第nの傾斜回路26−1〜26−nに出力する。
【0005】 ここでは、作成すべき補正曲線を第1〜第nの領域に等分割し、それぞれの分 割領域を直線で近似するようにしており、第1〜第nの分割領域の直線を第1〜 第nの折れ線回路27−1〜27−nで作成するようにしている。例えば、補正 曲線の第1の分割領域(補正曲線の始端側の領域)について言えば、第1のオフ セット回路25−1がD/A変換回路24からの第1の信号にもとづいて第1の 分割領域のオフセット値、つまり直線の始点レベルを示す信号を出力し、第1の 傾斜回路26−1はD/A変換回路24からの第2の信号にもとづいて第1の分 割領域の直線の傾きを示す信号を出力する。第1の折れ線回路27−1は入力電 圧としてVCOの制御用電圧VINを受け、第1のオフセット回路25−1、第1 の傾斜回路26−1からの信号にもとづいて第1の分割領域の直線を作成してこ れを表わす信号を加算回路28に出力する。同様にして、第2〜第nの折れ線回 路はそれぞれ、第2〜第nの分割領域の直線を作成し、それぞれの直線を表わす 信号を加算回路28に出力する。
【0006】 加算回路28では、第1〜第nの折れ線回路27−1〜27−nから供給され る第1〜第nの分割領域の直線を合成して補正曲線を作成し、この補正曲線にも とづいて制御用電圧VINを補正して出力電圧VOUT として出力する。なお、制御 回路29はA/D変換回路22、データROM23、D/A変換回路24にクロ ック信号その他を供給するための回路である。
【0007】
ところで、補正曲線を上述したような折れ線で近似する方法では、理想補正曲 線にできるだけ近似させようとすると、オフセット回路、傾斜回路、及び折れ線 回路の組み合わせの数が多数必要となって回路が複雑化し、調整が困難で長時間 を費やしてしまうという問題点がある。一方、階段状の曲線で近似する第2の方 法でも、メモリ容量の大型化が避けられず、ディジタルノイズが軽減されないた めにC/Nが劣化するという問題点がある。
【0008】 そこで、本考案の課題は、回路構成が簡単で調整も容易な温度補正用リニアラ イザを提供することにある。
【0009】
本考案による温度補正用リニアライザは、周囲温度に応じて該周囲温度に対応 した補正曲線を作成し、該補正曲線にもとづいて入力電圧を補正して出力する温 度補正用リニアライザにおいて、周囲温度検出用の温度センサと、定数信号を発 生するための定数発生回路と、前記入力電圧が入力され、1乗からn乗までの第 1〜第nのべき乗信号をそれぞれ出力する第1〜第nのべき乗回路と、前記温度 センサにより検出される前記周囲温度毎に前記定数信号、前記第1〜第nのべき 乗信号のうち少なくとも1つにどのような係数を与えるかをあらかじめ記憶して おり、前記温度センサにより検出された前記周囲温度に応じて係数データを出力 する係数記憶回路と、前記係数データにもとづいて前記定数信号、前記第1〜第 nのべき乗信号の少なくとも1つに前記係数を付加して第0〜第nの処理信号の 少なくとも1つを出力する信号処理回路と、出力された前記第0〜第nの処理信 号を加算して前記検出された周囲温度に対応する前記補正曲線を作成し、該補正 曲線にもとづいて補正した電圧を出力する加算回路とを含むことを特徴とする。
【0010】
本考案では、定数発生回路と1乗〜n乗のn個のべき乗回路とで補正曲線を多 項式による曲線で近似させるようにしたものであり、係数記憶回路が周囲温度の 変化に応じて異なる係数を定数発生回路とn個のべき乗回路のそれぞれの出力信 号に付加することで、周囲温度に応じて異なる補正曲線が作成される。
【0011】
以下に、図1を参照して本考案の一実施例について説明する。図1において、 本考案による温度補正用リニアライザは、従来と同様、周囲温度を検出するため の温度センサ11とこの温度センサ11からの検出信号をディジタル信号に変換 するためのA/D変換回路12とを有する。本考案の特徴は、補正曲線を多項式 による曲線で近似させることができるようにするために、ROMによる係数記憶 回路13、D/A変換回路14、0乗回路15、1乗〜n乗回路(べき乗回路) 16−1〜16−n、加算回路17、及び制御回路18を有する点にある。
【0012】 係数記憶回路13は、周囲温度毎に0乗回路15、1乗〜n乗回路16−1〜 16−nの出力信号に与えるべき係数をあらかじめ記憶している。この係数は0 乗回路15、1乗〜n乗回路16−1〜16−nの各回路別に異なるのは勿論、 周囲温度によっても異なる。また、補正曲線は周囲温度によって何次の多項式で 表わすかがあらかじめ決められており、このため係数記憶回路13では、例えば ある周囲温度の補正曲線を3次式で表わすことが決められている場合には、その 周囲温度に対応する係数データとして0乗回路15、1乗〜3乗回路用の各係数 を記憶している。同様に、別の周囲温度の補正曲線を2次式で表わすことが決め られている場合には、その周囲温度に対応する係数データとして0乗回路15、 1乗回路16−1、2乗回路16−2用の各係数を記憶している。なお、係数デ ータは周囲温度毎に決められて記憶されるが、この周囲温度の種類は、例えば1 度毎に補正曲線を設定するようにしても良いが、温度変化による直線性への影響 が大きい領域では、例えば0.5度毎に補正曲線を設定し、温度変化があっても それほど影響が無い領域では、例えば3〜5度の変化範囲内で1つの補正曲線を 使用するようにしても良い。0乗回路15は定数を発生するための回路であり、 定数発生回路と呼ばれても良い。1乗〜n乗回路16−1〜16−nはそれぞれ 、多項式を構成するための1乗〜n乗の関数を発生するためのものであり、本例 では1乗〜n乗回路16−1〜16−nを縦続接続することで、2乗回路16− 2以降の各回路が前段の回路の関数を利用してそれぞれの関数を発生することが できるようにして各回路の簡略化を図っている。D/A変換回路14は、係数記 憶回路13から供給される一連の係数を0乗回路15、1乗〜n乗回路16−1 〜16−nからの各関数に付与するものであり、信号処理回路と呼ばれても良い 。制御回路18は、従来同様、A/D変換回路12、係数記憶回路13、D/A 変換回路14に対してクロック等を供給するものである。
【0013】 次に、動作について説明すると、A/D変換回路12でA/D変換された温度 検出信号が係数記憶回路13に与えられると、係数記憶回路13は検出された周 囲温度に対応する0乗回路15、1乗回路〜n乗回路16−1〜16−nのため の一連の係数データをシリアルにD/A変換回路14に出力する。一方、0乗回 路15は常時、定数を示す信号を出力しており、1乗回路16−1は制御用電圧 VINを受けて1乗の関数を示す信号を、2乗回路16−2は1乗回路16−1か らの出力にもとづいて2乗の関数を示す信号をそれぞれ出力する。以下同様にし て、3乗〜n乗回路はそれぞれ前段の出力にもとづいて3乗〜n乗の関数を示す 信号を出力する。
【0014】 D/A変換回路14では、係数記憶回路13から供給された一連の係数データ をそれぞれ、0乗回路15、1乗〜n乗回路16−1〜16−nからの対応する 関数に係数として付加し、これらの係数を付加された0乗〜n乗の関数を加算回 路17に出力する。例えば、検出された周囲温度に対応する補正曲線が2次式で 表わされるものであれば、前述したように、係数記憶回路13からは0乗回路1 5、1乗回路16−1、2乗回路16−2のための係数が出力されるので、D/ A変換回路14からも0乗、1乗、2乗の関数に係数が付加された3種類の信号 が出力される。加算回路17では入力された0乗〜n乗の関数を合成して多項式 による補正曲線を作成し、制御電圧VINをこの補正曲線にもとづいて補正して出 力電圧VOUT として出力する。出力電圧VOUT は周波数変調回路におけるVCO にチューニング電圧として供給される。
【0015】 以上の説明で明らかなように、本考案による温度補正用リニアライザは、補正 曲線を多項式によって作成する構成としたことにより、折れ線による近似方式と 比べて回路構成が簡単となり、理想の補正曲線に限り無く近似させることができ るので周波数変調特性の直線性を改善できる。例えば、2次曲線を折れ線近似方 式でできるだけ近似させようとすると、図2における折れ線回路とオフセット回 路及び傾斜回路の組み合わせが数十組以上必要となるのに対し、本考案では0乗 回路、1乗回路、2乗回路で済むことになる。本考案における整数nは3〜4で 十分であり、補正曲線が単純であるほど回路構成が簡単になる。
【0016】 本考案によれば更に、制御回路18によるA/D変換回路12及びD/A変換 回路14のデータ更新周期を周波数変調周期に同期させることにより、ディジタ ル的ノイズを受信信号の切れ目に追い込むことで純アナログ近似と等価となり、 これによって変調電圧のノイズ特性に係るVCOのC/Nを極力抑えることがで きる。
【0017】
以上説明してきたように、本考案による温度補正用リニアライザは補正曲線を 多項式で作成する構成としたことにより、補正曲線が理想の補正曲線に限り無く 近似して周波数変調特性の直線性が改善されるうえにディジタルノイズの低減に よりC/N特性の向上を図れる。
【0018】 加えて、簡単な回路構成でしかも調整作業も容易かつ短時間で行うことができ る。また、係数記憶回路の記憶容量も周囲温度毎の多項式の係数を記憶すれば良 いので小さくて済む。
【図1】本考案の一実施例のブロック構成図である。
【図2】従来例のブロック構成図である。
VIN 制御用電圧 VOUT 出力電圧
Claims (2)
- 【請求項1】 周囲温度に応じて該周囲温度に対応した
補正曲線を作成し、該補正曲線にもとづいて入力電圧を
補正して出力する温度補正用リニアライザにおいて、周
囲温度検出用の温度センサと、定数信号を発生するため
の定数発生回路と、前記入力電圧が入力され、1乗から
n乗までの第1〜第nのべき乗信号をそれぞれ出力する
第1〜第nのべき乗回路と、前記温度センサにより検出
される前記周囲温度毎に前記定数信号、前記第1〜第n
のべき乗信号のうち少なくとも1つにどのような係数を
与えるかをあらかじめ記憶しており、前記温度センサに
より検出された前記周囲温度に応じて係数データを出力
する係数記憶回路と、前記係数データにもとづいて前記
定数信号、前記第1〜第nのべき乗信号の少なくとも1
つに前記係数を付加して第0〜第nの処理信号の少なく
とも1つを出力する信号処理回路と、出力された前記第
0〜第nの処理信号を加算して前記検出された周囲温度
に対応する前記補正曲線を作成し、該補正曲線にもとづ
いて補正した電圧を出力する加算回路とを含むことを特
徴とする温度補正用リニアライザ。 - 【請求項2】 請求項1記載の温度補正用リニアライザ
において、前記第1〜第nのべき乗回路は、各べき乗回
路が縦続接続されたものであり、前記入力電圧は前記第
1のべき乗回路に入力されることを特徴とする温度補正
用リニアライザ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2471792U JPH0584880U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 温度補正用リニアライザ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2471792U JPH0584880U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 温度補正用リニアライザ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0584880U true JPH0584880U (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=12145920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2471792U Pending JPH0584880U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 温度補正用リニアライザ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0584880U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007052343A1 (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-10 | Hitachi, Ltd. | 電圧制御発振器およびそれを用いたレーダシステム |
| JP2014163825A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 磁気センサの温度特性補正回路及び温度特性補正方法 |
Citations (5)
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| JPS62177467A (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-04 | Kobe Steel Ltd | マイクロ波測距装置 |
| JPH0314318A (ja) * | 1989-06-13 | 1991-01-23 | Japan Radio Co Ltd | リニアライザ回路 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP2471792U patent/JPH0584880U/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980204 |