JPH058510U - 光電センサのフアイバ保持構造 - Google Patents

光電センサのフアイバ保持構造

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JPH058510U
JPH058510U JP6302991U JP6302991U JPH058510U JP H058510 U JPH058510 U JP H058510U JP 6302991 U JP6302991 U JP 6302991U JP 6302991 U JP6302991 U JP 6302991U JP H058510 U JPH058510 U JP H058510U
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JP
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optical fiber
case
pressure plate
fiber
photoelectric sensor
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浩伸 渡辺
宏 石川
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバを発光素子と受光素子を内蔵した
ケースに対して簡単かつ確実に組み込むことができる。 【構成】 ケース24に水平方向へ移動可能に設けら
れ、光ファイバ2、3が挿入されたOリング25を押し
つぶす加圧板26と、ケース24に垂直方向へ移動可能
に設けられ、光ファイバ2を把持する把持部材27と、
ケース24に設けられる他の把持部材28と、ケース2
4に回動可能に設けられ、把持部材27を駆動する第1
のカム部30、および加圧板26を駆動する第2のカム
部31を有するレバー29とを備えたことを特徴とす
る。 【効果】 光ファイバ周囲の間隙を密閉するシール部材
の内径を光ファイバの外径とほぼ同等に設定できるた
め、光ファイバの先端を発光素子と受光素子に対して簡
単かつ確実に当接できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、発光素子および受光素子が内蔵されたケースに設けられ、これらの 発光素子および受光素子に接続される光ファイバを保持する光電センサのファイ バ保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図17は光電センサの一例を示す説明図、図18は図17の光電センサに備え られるファイバ保持構造の従来例を示す断面図である。
【0003】 一般に光電センサは、図17に示すように、本体1と、この本体1と一対の光 ファイバ2、3を介して連結される検出ヘッド4とからなっている。本体1のケ ース5には、図18に示すように、発光素子6、受光素子7が内蔵されており、 これらの発光素子6、受光素子7に前記光ファイバ2、3がそれぞれ接続されて いる。このような光電センサでは、発光素子6より光を発すると、この光を光フ ァイバ3を介して導いて検出ヘッド4より投射する。このとき、検出ヘッド4に 対向する位置に物体8がある場合、前記光が反射されるので、この反射光を検出 ヘッド4により受けて、光ファイバ3を介して導き受光素子7で検出するように なっている。
【0004】 このような光ファイバ2、3を保持する従来のファイバ保持構造は、光ファイ バ2、3が挿入されるOリング9と、光ファイバ2、3を把持する把持部材10 、11、12と、これらの把持部材10〜12を内蔵する接続ケース13と、こ の接続ケース13に螺入され、把持部材10を押圧する締付ねじ14とからなっ ている。前記Oリング9は、光ファイバ2、3周囲の間隙を密閉することにより ケース1内への水分の侵入を防止するシール材として設けられており、その内径 は光ファイバ2、3の外径より小さく設定されている。このような従来のファイ バ保持構造では、例えば発光素子6に光ファイバ2を接続する際、まず作業者は 光ファイバ2を手で把持して接続ケース13の挿入孔15に差し込む。これによ り、光ファイバ2は、把持部材11、12間の間隙を通り、Oリング9を押し広 げながら該Oリング9内を通って、先端が発光素子6に当接する。このとき、光 ファイバ2の先端が発光素子6に当接することに伴う感触が得られるので、この 感触により作業者は光ファイバ2の先端が発光素子6に当接したことを確認して 、光ファイバ2をさらに押し込むことをやめる。また、同様にして受光素子7に 光ファイバ3を接続する。次いで、締付ねじ14をドライバ等の工具により締め 込むと、この締付ねじ14の先端により把持部材10が押圧されることから、把 持部材10、11間で光ファイバ3が把持されるとともに、把持部材11、12 間で他の光ファイバ2が把持され、これによって、光ファイバ2、3を発光素子 6、受光素子7に接続された状態で保持するようになっている。また、光ファイ バ2、3周囲の間隙は前記Oリング9により密閉され、ケース1内への水分の侵 入防止が図られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで上述した従来の光電センサのファイバ保持構造では、Oリング9の内 径が光ファイバ2、3の外径より小さく設定されていることから、例えば光ファ イバ2を押し込む際にOリング9を押し広げながら該Oリング9内を通すのにか なりの抵抗があり、光ファイバ2を挿入しにくいという問題がある。そして、上 記のように光ファイバ2をOリング9内を通すのにかなりの抵抗があることから 、光ファイバ2を押し込んでも先端の当接に伴う感触を得るのが困難であり、光 ファイバ2の先端が発光素子6に当接しているかどうかを確認することが難しい 。そのため、光ファイバ2の先端が確実に当接していないこともあるので、光フ ァイバ2の先端と発光素子6とのギャップがばらつきやすく、このように光ファ イバ2の端部と発光素子6との間にギャップが生じた場合、発光素子6から光フ ァイバ2への光伝達効率が低下するという不具合がある。また、他の光ファイバ 3を押し込む際も同様の問題がある。
【0006】 本考案はこのような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的 は、光ファイバをケースに対して簡単かつ確実に組み込むことのできる光電セン サのファイバ保持構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案は、発光素子および受光素子が内蔵されたケ ースに設けられ、これらの発光素子および受光素子に接続される光ファイバを保 持する光電センサのファイバ保持構造において、前記ケースに前記光ファイバの 挿入方向と平行な方向へ移動可能に設けられ、該光ファイバが挿入されたリング 状シール材を押しつぶす加圧板と、前記ケースに前記挿入方向に対して直交する 方向へ移動可能に設けられ、該光ファイバを把持する把持部材と、前記ケースに 回動可能に設けられ、前記把持部材を駆動する第1のカム部、および前記加圧板 を駆動する第2のカム部を有するレバーとを備え、このレバーを操作することに よって前記把持部材が前記光ファイバを把持し、かつ前記加圧板が前記シール材 を該シール材の内径が小さくなる方向へ押しつぶす構成にしてある。
【0008】
【作用】
本考案は上記のように構成したので、ケース内に光ファイバの一端を挿入して レバーを操作すると、このレバーが回動して第1のカム部および第2のカム部が それぞれ把持部材、加圧板を駆動するので、把持部材は光ファイバの挿入方向に 対して直交する方向へ移動して該光ファイバを把持するとともに、前記加圧板は 光ファイバの挿入方向と平行な方向へ移動して該光ファイバが挿入されたリング 状シール材を該シール材の内径が小さくなる方向へ押しつぶし、その結果、発光 素子および受光素子に接続された光ファイバは把持部材により把持された状態で 、該光ファイバの周囲の間隙が前記押しつぶされたシール材により密閉される。 これによって、当初のシール材の内径を光ファイバの外径より小さくする必要が なく、すなわち、シール部材の内径を光ファイバの外径とほぼ同等に設定するこ とができる。
【0009】
【実施例】 以下、本考案の光電センサのファイバ保持構造の実施例を図に基づいて説明す る。 図1は本考案の光電センサのファイバ保持構造の第1の実施例を示す分解斜視 図、図2は図1の光電センサの組立斜視図、図3は図1の光電センサに設けられ る加圧板の部分を示す斜視図、図4は図1の光電センサの光ファイバが保持され る状態を示す平面図、図5はケースに光ファイバが挿入された状態を示す断面図 、図6は図5のレバーの部分の側面図、図7は図4のA−A線に沿う断面図、図 8は図7のレバーの部分の側面図、図9は図5のOリングの部分を拡大して示す 断面図、図10は図7のOリングの部分を拡大して示す断面図である。なお、図 1〜図10において、前述した図17、図18に示す従来のものと同等のものは 同一符号を付してある。すなわち、2、3は光ファイバ、6は発光素子、7は受 光素子である。
【0010】 図1に示す光電センサは、前述した図17、図18に示す従来のものと同様に 、図2に示す本体21と、この本体21と一対の光ファイバ2、3を介して連結 される図示を省略した検出ヘッドとからなっている。本体21のケース24には 、図5に示すように、発光素子6、受光素子7が内蔵されており、これらの発光 素子6、受光素子7に前記光ファイバ2、3がそれぞれ接続されている。
【0011】 そして、このような光電センサに設けられる本実施例のファイバ保持構造は、 図1に示すように、光ファイバ2、3が挿入されるリング状シール材、例えばO リング25と、ケース24に光ファイバ2、3の挿入方向と平行な方向(水平方 向)へ移動可能に設けられ、光ファイバ2、3が挿入されたOリング25を押し つぶす加圧板26と、光ファイバ2、3を把持する把持部材27、28と、ケー ス24に回動可能に設けられたレバー29とからなっている。該レバー29は、 一方の把持部材27を駆動する第1のカム部30、および加圧板26を駆動する 第2のカム部31を有している。前記Oリング25の内径は、光ファイバ2、3 の外径とはぼ同等に設定されている。また、ケース24の両側面には垂直方向に 一対の溝24aがそれぞれ形成されるとともに、該両側面の上部より一対のカム 受け部24bが突出している。なお、上側の把持部材27は光ファイバ2、3の 挿入方向に対して直交する方向(垂直方向)へ移動可能にケース24に設けられ るとともに、下側の把持部材28はケース24に一体的に設けられる。
【0012】 前記加圧板26には、図5に示すように、光ファイバ2、3がそれぞれ挿通さ れる丸孔32が設けられており、これらの丸孔32の端部には、Oリング25が 装着されるリング状溝33が形成されている。該加圧板26は、図1に示すよう に、下側の把持部材28により水平方向に案内される突出部34と、第1のカム 部30により押圧される押圧面35とを有している。上側の把持部材27は、互 いに対向し、ケース24の溝24aに係合可能な一対のスナップ部41と、第2 のカム部30により押圧される押圧部42と、光ファイバ2、3がそれぞれ挿通 される丸孔43と、光ファイバ2、3とそれぞれ係合する下向きの半円筒形の溝 44、45とを有している。下側の把持部材28も、該溝44、45とそれぞれ 対向する上向きの半円筒形の溝46、47を有している。
【0013】 この第1の実施例にあっては、まずファイバ保持構造自体の組立てを行なう際 、Oリング25をリング状溝33に装着し、図3に示すように、ケース24に一 体的に設けられた下側の把持部材28に加圧板26を取り付け、次いで、レバー 29を前記把持部材28上に設けて第1のカム部30をケース24より突出する カム受け部24bの下面に当接させて、上側の保持部材27を水平方向に移動す ることにより前記第1のカム部30に押圧部42を当接させるとともに、スナッ プ部41を本体24の溝24aにそれぞれ係合させる。これにより、加圧板26 はケース24に水平方向へ移動可能に設けられ、保持部材27はケース24に垂 直方向へ移動可能に設けられている。そして、レバー29を図5に示すレリース 位置にセットする状態では、第2のカム部31が加圧板26を押圧していないこ とから、該加圧板26がケース24から離隔しており、加圧板26がOリング2 5を押圧することがない。このことから、図9に示すように、Oリング25はつ ぶれ変形を生じておらず、その内径は光ファイバ2、3の外径とほぼ同等に保た れている。また、図6に示すように、第1のカム部30が上側の把持部材27を 押圧していないことから、図5に示すように、該把持部材27は下側の把持部材 28から離隔しており、溝44、46の間隙、および溝45、47の間隙は光フ ァイバ2、3の外径よりも大きく保たれている。
【0014】 そこで、例えば一方の光ファイバ3をケース24に挿入する際、作業者は光フ ァイバ3を手で把持して把持部材28の丸孔43より差し込むと、該光ファイバ 3は溝44、46の間隙、加圧板26の丸孔32を介してケース24内に挿入さ れ、先端が受光素子7に当接する。このとき、Oリング25の内径は光ファイバ 2、3の外径とほぼ同等であることから、光ファイバ3を押し込む作業者は大き な抵抗を受けることがない。光ファイバ3の先端が受光素子7に当接することに 伴う感触が得られるので、この感触により作業者は光ファイバ3の先端が当接し たことを確認して、光ファイバ3をさらに押し込むことをやめる。また、他方の 光ファイバ2をケース24に挿入する際も同様である。
【0015】 次いで、作業者がレバーを操作して図5に示すレリース位置から図7に示すロ ック位置まで回動させると、第2のカム部31が加圧板26を押圧することから 、該加圧板26がケース24に向かう方向に移動してOリング25を押圧するの で、図10に示すように、Oリング25はその内径が小さくなる方向へ押しつぶ される。これによって、光ファイバ2、3周囲の間隙はOリング25により密閉 され、ケース24内への水分の侵入防止が図られている。また、図8に示すよう に、第1のカム部30がカム受け部24bで支持されていることから、該第1の カム部30により上側の把持部材27が下方へ押圧され、該把持部材27は下側 の把持部材28に向かって移動した結果、図7に示すように、一対の半円筒形の 溝44、46により光ファイバ3をはさみ込むとともに、他の溝45、47によ り光ファイバ2をはさみ込み、この状態で光ファイバ2、3を把持するようにな っている。
【0016】 このように構成した第1の実施例では、当初のOリング25の内径を光ファイ バ2、3の外径より小さくする必要がなく、すなわち、Oリング25の内径を光 ファイバ2、3の外径とほぼ同等に設定することができる。また、把持部材27 、28と加圧板26とを別体に設けたことから、例えば把持部材27、28が光 ファイバ2、3を把持して移動を停止した場合でも、加圧板26はさらに移動を 続けてOリング25を押しつぶすことができ、これらのOリング25により確実 に光ファイバ2、3の周囲を密閉することができる。そして、このように光ファ イバ2、3のチャッキング動作とシール用のOリング25の圧縮動作とが独立し ているため、細径光ファイバ等のごとく周囲を硬いスリーブで被覆した光ファイ バであっても、該光ファイバをOリングによって圧縮して確実な密閉性を達成す ることができる。さらに、光ファイバ2、3をケース24に挿入した後、レバー 29を手で回転させるのみで光ファイバ2、3を把持できるので、この操作が簡 単であるばかりか、ドライバ等の工具を要することがない。
【0017】 図11は本考案の光電センサのファイバ保持構造の第2の実施例を示す分解斜 視図、図12は図11の光電センサの組立斜視図、図13は図11の光電センサ の光ファイバが保持される状態を示す平面図、図14は図11のファイバ保持構 造に設けられるレバーを下側から見た斜視図、図15は図11の光電センサのケ ースに光ファイバが挿入された状態を示す平面図、図16は図13のA−A線に 沿う断面図である。なお、図11〜図16において、前述した図1〜図10に示 す第1の実施例のものと同等のものは同一符号を付してある。すなわち、2、3 は光ファイバ、6は発光素子、7は受光素子、25はOリングである。
【0018】 図11に示す光電センサは、前述した図17、図18に示す従来のものと同様 に、図12に示す本体51と、この本体51と一対の光ファイバ2、3を介して 連結される図示を省略した検出ヘッドとからなっている。本体51のケース52 には、図15に示すように、発光素子6、受光素子7が内蔵されており、これら の発光素子6、受光素子7に前記光ファイバ2、3がそれぞれ接続されている。
【0019】 このような光電センサに設けられる本実施例のファイバ保持構造は、前述した 第1の実施例と同様に、Oリング25と、ケース52に光ファイバ2、3の挿入 方向と平行な方向(水平方向)へ移動可能に設けられ、光ファイバ2、3が挿入 されたOリング25を押しつぶす加圧板53と、光ファイバ2、3を把持する把 持部材54、55と、ケース52に回動可能に設けられたレバー56とを備えて いる。該レバー56は、上側の把持部材54を駆動する第1のカム部57、およ び加圧板53を駆動する第2のカム部58を有している。なお、上側の把持部材 54は光ファイバ2、3の挿入方向に対して直交する方向(垂直方向)へ移動可 能にケース52に設けられるとともに、下側の把持部材55はケース52に一体 的に設けられる。
【0020】 さらに、本実施例のファイバ保持構造では、加圧板53を駆動する第1のカム 部57と該加圧板53との間に前記光ファイバ2、3の挿入方向に対して直交す る方向(垂直方向)へ移動可能なリンク61を介設し、このリンク61および前 記加圧板53の対向面にそれぞれ斜面61a、53aを設け、この斜面61a、 53aを介してリンク61が前記挿入方向と平行な方向(水平方向)へ加圧板5 3を押圧するように構成してある。また、ケース52は、両側部にそれぞれ形成 される長孔52aと、該側部の内面に設けられる一対の軸受部52bと、長孔5 2aの上部に配置され、側部の内面に設けられる一対の溝52cとを有している 。
【0021】 前記加圧板53は、図15に示すように、光ファイバ2、3がそれぞれ挿通さ れる丸孔62と、該丸孔62の端部に形成され、Oリング25が装着されるリン グ状溝63と、図11に示すように、下方に向かってそれぞれ突出する一対の弾 性脚部64とを有している。上側の把持部材54は、ケース52の長孔52aに 係合する突起71と、第1のカム部57により押圧される一対の押圧部72と、 この押圧部72の近傍にそれぞれ設けられ、レバー56と係合する一対の突起7 3と、下端より水平方向に突出する弾性片74と、光ファイバ2、3がそれぞれ 挿通される丸孔77と、光ファイバ2、3とそれぞれ係合する下向きの半円筒形 の溝78、79とを有している。下側の把持部材55も、該溝78、79とそれ ぞれ対向する上向きの半円筒形の溝80、81を有している。
【0022】 前記レバー56は、図14に示すように、ケース52の軸受部52bにそれぞ れに係合する回動軸82と、ケース52の溝52cに係止可能な係止部83とを 備えている。前記回動軸82は第1のカム部57のそれぞれより両側方に突出し 、該第1のカム部57間に第2のカム部58が設けられており、このカム部58 の中心軸が回動軸82に対して偏心している。前記リンク61は、第2のカム部 58が係合するカム受け部84と、光ファイバ2、3がそれぞれ挿通する長孔8 5とを備えている。
【0023】 この第2の実施例にあっては、まずファイバ保持構造自体の組立てを行なう際 、Oリング25をリング状溝63に装着し、ケース52に加圧板53およびリン ク61を上方から差し入れ、レバー56の回動軸82を軸受部52bに係合させ 、第2のカム部58をリンク61のカム受け部84に係合させる。次いで、上側 の把持部材54を水平方向に移動させてケース52内に挿入し、突起71を長孔 52aに係合させる。これにより、加圧板53はケース24に水平方向へ移動可 能に設けられ、保持部材54はケース52に垂直方向へ移動可能に設けられると ともに、ケース52から水平方向に脱落されることが防止される。そして、レバ ー56を図15に示すレリース位置にセットする状態では、第2のカム部58が リンク61を介して加圧板53を押圧していないことから、該加圧板53がケー ス52から離隔しており、加圧板53がOリング25を押圧することがない。こ のことから、前述した図9に示すように、Oリング25はつぶれ変形を生じてお らず、その内径は光ファイバ2、3の外径とほぼ同等に保たれている。また、第 1のカム部57が上側の把持部材54を押圧していないことから、該把持部材5 4は下側の把持部材55から離隔しており、溝78、80の間隙、および溝79 、81の間隙は光ファイバ2、3の外径よりも大きく保たれている。
【0024】 そこで、例えば一方の光ファイバ3をケース52に挿入する際、作業者は光フ ァイバ3を手で把持して把持部材54の丸孔77より差し込むと、該光ファイバ 3は溝78、80の間隙、リンク61の長孔85、加圧板53の丸孔62を介し てケース52内に挿入され、先端が受光素子7に当接する。このとき、Oリング 25の内径は光ファイバ2、3の外径とほぼ同等であることから、光ファイバ3 を押し込む作業者は大きな抵抗を受けることがない。光ファイバ3の先端が受光 素子7に当接することに伴う感触が得られるので、この感触により作業者は光フ ァイバ3の先端が当接したことを確認して、光ファイバ3をさらに押し込むこと をやめる。また、他方の光ファイバ2をケース52に挿入する際も同様である。
【0025】 次いで、作業者がレバーを操作して図15に示すレリース位置から図16に示 すロック位置まで回動させると、第2のカム部58がリンク61を押し下げるこ とから、このリンク61は斜面61a、53aを介して加圧板53を押圧し、該 加圧板53がケース52に向かう方向に移動してOリング25を押圧するので、 前述した図10に示すように、Oリング25はその内径が小さくなる方向へ押し つぶされる。これによって、光ファイバ2、3周囲の間隙はOリング25により 密閉され、ケース52内への水分の侵入防止が図られている。また、第1のカム 部57により上側の把持部材54が下方へ駆動されることから、該把持部材54 は下側の把持部材55に向かって移動して、一対の半円筒形の溝78、80によ り光ファイバ3をはさみ込むとともに、他の溝79、81により光ファイバ2を はさみ込み、この状態で光ファイバ2、3を把持するようになっている。このと き、レバー56は把持部材54の突起73が係合することから水平方向への脱落 が防止され、ケース52の溝52cに突起83が係合することから該レバー56 の回動動作も阻止されている。
【0026】 このように構成した第2の実施例でも、前述した第1の実施例と同様の効果を 得ることができる。なお、本実施例ではリンク61および加圧板53の対向面に それぞれ斜面61a、53aを設けたが、いずれか一方のみに斜面を設けること もできる。
【0027】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので、光ファイバ周囲の間隙を密閉するリング 状シール部材の内径を光ファイバの外径とほぼ同等に設定でき、したがって、光 ファイバを前記シール部材内を通す際に抵抗が少なくて済み、また、このように 光ファイバを挿入するのが容易であることから、光ファイバの先端が発光素子や 受光素子に当接しているかどうかを確実に確認することができ、したがって、光 ファイバをケースに対して簡単かつ確実に組み込むことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の光電センサのファイバ保持構造の第1
の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1の光電センサの組立斜視図である。
【図3】図1の光電センサに設けられる加圧板の部分を
示す斜視図である。
【図4】図1の光電センサの光ファイバが保持される状
態を示す平面図である。
【図5】図1の光電センサのケースに光ファイバが挿入
された状態を示す断面図である。
【図6】図5のレバーの部分の側面図である。
【図7】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図8】図7のレバーの部分の側面図である。
【図9】図5のOリングの部分を拡大して示す断面図で
ある。
【図10】図7のOリングの部分を拡大して示す断面図
である。
【図11】本考案の光電センサのファイバ保持構造の第
2の実施例を示す分解斜視図である。
【図12】図11の光電センサの組立斜視図である。
【図13】図11の光電センサの光ファイバが保持され
る状態を示す平面図である。
【図14】図11のファイバ保持構造に設けられるレバ
ーを下側から見た斜視図である。
【図15】図11の光電センサのケースに光ファイバが
挿入された状態を示す平面図である。
【図16】図11の光電センサの光ファイバが保持され
る状態を示す平面図である。
【図17】光電センサの一例を示す説明図である。
【図18】図17の光電センサに備えられるファイバ保
持構造の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
2、3 光ファイバ 6 発光素子 7 受光素子 24 ケース 25 Oリング(リング状シール材) 26 加圧板 27、28 把持部材 29 レバー 30 第1のカム部 31 第2のカム部 52 ケース 53 加圧板 54、55 把持部材 56 レバー 57 第1のカム部 58 第2のカム部 61 リンク 53a、61a 斜面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子および受光素子が内蔵されたケ
    ースに設けられ、これらの発光素子および受光素子に接
    続される光ファイバを保持する光電センサのファイバ保
    持構造において、前記ケースに前記光ファイバの挿入方
    向と平行な方向へ移動可能に設けられ、該光ファイバが
    挿入されたリング状シール材を押しつぶす加圧板と、前
    記ケースに前記挿入方向に対して直交する方向へ移動可
    能に設けられ、該光ファイバを把持する把持部材と、前
    記ケースに回動可能に設けられ、前記把持部材を駆動す
    る第1のカム部、および前記加圧板を駆動する第2のカ
    ム部を有するレバーとを備え、このレバーを操作するこ
    とによって前記把持部材が前記光ファイバを把持し、か
    つ前記加圧板が前記シール材を該シール材の内径が小さ
    くなる方向へ押しつぶすように構成したことを特徴とす
    る光電センサのファイバ保持構造。
  2. 【請求項2】 前記加圧板を駆動する前記第1のカム部
    と該加圧板との間に前記挿入方向に対して直交する方向
    へ移動可能なリンクを介設し、このリンクおよび前記加
    圧板の対向面の少なくとも一方に斜面を設け、この斜面
    を介して該リンクが前記挿入方向と平行な方向へ前記加
    圧板を押圧するように構成したことを特徴とする請求項
    1記載の光電センサのファイバ保持構造。
JP6302991U 1991-07-16 1991-07-16 光電センサのフアイバ保持構造 Pending JPH058510U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11287926A (ja) * 1997-03-13 1999-10-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光素子実装基板、該実装基板を用いた光モジュール、およびそれらの製造方法
KR20210101787A (ko) * 2020-02-11 2021-08-19 부산대학교 산학협력단 3d 프린터를 활용한 힌지 형태의 광섬유와 엘이디 스트립 체결 하우징

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KR20210101787A (ko) * 2020-02-11 2021-08-19 부산대학교 산학협력단 3d 프린터를 활용한 힌지 형태의 광섬유와 엘이디 스트립 체결 하우징

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