JPH0585579A - 内容物吐出容器 - Google Patents
内容物吐出容器Info
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- JPH0585579A JPH0585579A JP3241816A JP24181691A JPH0585579A JP H0585579 A JPH0585579 A JP H0585579A JP 3241816 A JP3241816 A JP 3241816A JP 24181691 A JP24181691 A JP 24181691A JP H0585579 A JPH0585579 A JP H0585579A
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- piston
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Abstract
(57)【要約】
【目的】容器主体(1) 内に収容した摺動ピストン(2) を
下室(13)に収容した噴射用ガスの推力によって上昇駆動
することにより内容物が吐出されるようにした内容物吐
出容器において、摺動ピストン(2) を二重ピストンとす
ることなく、上室(12)と下室(13)との間の摺動ピストン
(2) による気密性を確保すること。 【構成】摺動ピストン(2) を、下方に開放するカップ状
のピストン主体(20)と、これの胴部(23)に止着されて下
方に伸びる柔軟な筒状のフィルム又はシート製のスカー
ト体(24)とから構成し、前記胴部(23)の直径を容器主体
(1) の胴部直径よりも小さく設定し、前記スカート体(2
4)の下部の自由状態における直径を容器主体(1)の胴部
内径に略一致させたこと
下室(13)に収容した噴射用ガスの推力によって上昇駆動
することにより内容物が吐出されるようにした内容物吐
出容器において、摺動ピストン(2) を二重ピストンとす
ることなく、上室(12)と下室(13)との間の摺動ピストン
(2) による気密性を確保すること。 【構成】摺動ピストン(2) を、下方に開放するカップ状
のピストン主体(20)と、これの胴部(23)に止着されて下
方に伸びる柔軟な筒状のフィルム又はシート製のスカー
ト体(24)とから構成し、前記胴部(23)の直径を容器主体
(1) の胴部直径よりも小さく設定し、前記スカート体(2
4)の下部の自由状態における直径を容器主体(1)の胴部
内径に略一致させたこと
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内容物吐出容器、特
に、容器内に収容したピストンの推力により、容器内の
内容物を吐出口から吐出させるようにした形式の内容物
吐出容器に関するものである。
に、容器内に収容したピストンの推力により、容器内の
内容物を吐出口から吐出させるようにした形式の内容物
吐出容器に関するものである。
【0002】
【従来技術及び課題】ピストンを内蔵させた内容物吐出
容器として、既に、実公昭60-38529号公報に開示された
ものがあり、このものでは、図1のように、円筒状の容
器主体(1) の上端を閉塞する蓋板(11)にバルブ(V) を装
備させ、前記容器主体(1) にはその胴部内面に接触する
柔軟な環状舌片を具備させた摺動ピストン(2) を収容
し、この摺動ピストン(2) によって区画された容器主体
(1) 内の上室(12)には化粧料やコーキング剤などの内容
物を収容し、他方の下室(13)には噴射ガスを充填した構
成となっている。
容器として、既に、実公昭60-38529号公報に開示された
ものがあり、このものでは、図1のように、円筒状の容
器主体(1) の上端を閉塞する蓋板(11)にバルブ(V) を装
備させ、前記容器主体(1) にはその胴部内面に接触する
柔軟な環状舌片を具備させた摺動ピストン(2) を収容
し、この摺動ピストン(2) によって区画された容器主体
(1) 内の上室(12)には化粧料やコーキング剤などの内容
物を収容し、他方の下室(13)には噴射ガスを充填した構
成となっている。
【0003】この形式の内容物吐出容器では、バルブ
(V) を開弁させると、下室(13)内の噴射ガスの圧力によ
って摺動ピストン(2) が上方に移動されて、上室(12)内
の内容物がバルブ(V) から吐出される。とくに、この先
行技術のものでは、摺動ピストン(2) を下方に開放する
カップ状とすると共に、略相似形の第1ピストン(2a)と
第2ピストン(2b)とからなる二重ピストン構成とし、両
方のピストン間全域にシール剤(A) を充填していること
から、この摺動ピストン(2) によって区画される上室(1
2)と下室(13)との間の気密が十分に確保される。
(V) を開弁させると、下室(13)内の噴射ガスの圧力によ
って摺動ピストン(2) が上方に移動されて、上室(12)内
の内容物がバルブ(V) から吐出される。とくに、この先
行技術のものでは、摺動ピストン(2) を下方に開放する
カップ状とすると共に、略相似形の第1ピストン(2a)と
第2ピストン(2b)とからなる二重ピストン構成とし、両
方のピストン間全域にシール剤(A) を充填していること
から、この摺動ピストン(2) によって区画される上室(1
2)と下室(13)との間の気密が十分に確保される。
【0004】第1ピストン(2a)と第2ピストン(2b)の周
縁部は環状舌片(21)(22)によって容器主体(1) の胴部内
周壁と接触しているが、これらの間には上記シール剤
(A) が介在されることとなり、しかも、下室(13)内の噴
射ガスによる圧力がシール剤(A) の圧力を上昇させるよ
うに作用することから、環状舌片(21)(22)間のシール剤
(A) が容器主体(1) の胴部内面に加圧されることとなっ
て、上室(12)と下室(13)との間の気密性、つまり、下室
(13)内の噴射ガスが上室(12)内の内容物に移行して内容
物を変質させる不都合や、内容物が下室(13)内に漏れる
不都合が解消できる。
縁部は環状舌片(21)(22)によって容器主体(1) の胴部内
周壁と接触しているが、これらの間には上記シール剤
(A) が介在されることとなり、しかも、下室(13)内の噴
射ガスによる圧力がシール剤(A) の圧力を上昇させるよ
うに作用することから、環状舌片(21)(22)間のシール剤
(A) が容器主体(1) の胴部内面に加圧されることとなっ
て、上室(12)と下室(13)との間の気密性、つまり、下室
(13)内の噴射ガスが上室(12)内の内容物に移行して内容
物を変質させる不都合や、内容物が下室(13)内に漏れる
不都合が解消できる。
【0005】ところが、この従来のものでは、摺動ピス
トン(2) を二重にする必要があると共に、シール剤(A)
を用意する必要があって構造が複雑になり、摺動ピスト
ン(2) の組み付け作業が面倒である。また、底板(14)を
接着によって容器主体(1) の胴部下端に気密状態に装着
させるときには、前記容器主体(1) が装着されない時点
において前記摺動ピストン(2) が容器主体(1) 内に挿入
されるが、このとき、第1ピストン(2a)と第2ピストン
(2b)との間に介在させるシール剤(A) が底板(14)の接着
部となる容器主体(1) の下端開放部を汚損することとな
り、底板(14)を接着したときの気密性が不十分となる。
トン(2) を二重にする必要があると共に、シール剤(A)
を用意する必要があって構造が複雑になり、摺動ピスト
ン(2) の組み付け作業が面倒である。また、底板(14)を
接着によって容器主体(1) の胴部下端に気密状態に装着
させるときには、前記容器主体(1) が装着されない時点
において前記摺動ピストン(2) が容器主体(1) 内に挿入
されるが、このとき、第1ピストン(2a)と第2ピストン
(2b)との間に介在させるシール剤(A) が底板(14)の接着
部となる容器主体(1) の下端開放部を汚損することとな
り、底板(14)を接着したときの気密性が不十分となる。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、『容器主体(1) の上端を閉塞する蓋板(11)にバ
ルブ(V) を装備させ、容器主体(1) の内部を上下に摺動
可能な摺動ピストン(2) によって上室(12)と下室(13)に
区画して上室(12)に内容物を充填するとともに下室(13)
に噴射用ガス体を充填し、バルブ(V)の開弁によって上
室(12)の内容物が吐出されるようにした内容物吐出容
器』において、摺動ピストン(2) を二重ピストンとする
ことなく、上室(12)と下室(13)との間の摺動ピストン
(2) による気密性を確実にできるようにすることをその
課題とする。
であり、『容器主体(1) の上端を閉塞する蓋板(11)にバ
ルブ(V) を装備させ、容器主体(1) の内部を上下に摺動
可能な摺動ピストン(2) によって上室(12)と下室(13)に
区画して上室(12)に内容物を充填するとともに下室(13)
に噴射用ガス体を充填し、バルブ(V)の開弁によって上
室(12)の内容物が吐出されるようにした内容物吐出容
器』において、摺動ピストン(2) を二重ピストンとする
ことなく、上室(12)と下室(13)との間の摺動ピストン
(2) による気密性を確実にできるようにすることをその
課題とする。
【0007】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『摺動ピストン(2) は、下方に開放するカッ
プ状のピストン主体(20)と、このピストン主体の胴部(2
3)にその上端部が止着されてこの胴部(23)の下方に伸び
るスカート体(24)とから構成され、前記胴部(23)の直径
を容器主体(1) の胴部直径よりも小さく設定し、前記ス
カート体(24)の下部の自由状態における直径を容器主体
(1) の胴部内径に略一致させ、前記スカート体(24)を柔
軟な筒状のフィルム又はシートから構成した』ことであ
る。
的手段は、『摺動ピストン(2) は、下方に開放するカッ
プ状のピストン主体(20)と、このピストン主体の胴部(2
3)にその上端部が止着されてこの胴部(23)の下方に伸び
るスカート体(24)とから構成され、前記胴部(23)の直径
を容器主体(1) の胴部直径よりも小さく設定し、前記ス
カート体(24)の下部の自由状態における直径を容器主体
(1) の胴部内径に略一致させ、前記スカート体(24)を柔
軟な筒状のフィルム又はシートから構成した』ことであ
る。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。ピスト
ン主体(20)の胴部(23)の直径は、容器主体(1) の胴部内
径よりも小さく設定されているから、摺動ピストン(2)
を容器主体(1) 内に収容した状態では、前記胴部(23)は
容器主体(1) の内周壁には直接接触しない。一方、この
胴部(23)に連設されるスカート体(24)は柔軟な筒状のフ
ィルム又はシートから構成されると共に、その自由状態
の直径が容器主体(1) の胴部内径に略一致しているか
ら、このスカート体(24)は容器主体(1) の胴部内壁に接
触する。特に、摺動ピストン(2) の下方の下室(13)には
噴射ガスが収容されているから、これの圧力によってス
カート体(24)の部分が膨らむ傾向となり、スカート体(2
4)の下部の全体が容器主体(1) の内周面に加圧される。
そして、この加圧力によってスカート体(24)と容器主体
(1) の胴部内周壁との気密が確保される。
ン主体(20)の胴部(23)の直径は、容器主体(1) の胴部内
径よりも小さく設定されているから、摺動ピストン(2)
を容器主体(1) 内に収容した状態では、前記胴部(23)は
容器主体(1) の内周壁には直接接触しない。一方、この
胴部(23)に連設されるスカート体(24)は柔軟な筒状のフ
ィルム又はシートから構成されると共に、その自由状態
の直径が容器主体(1) の胴部内径に略一致しているか
ら、このスカート体(24)は容器主体(1) の胴部内壁に接
触する。特に、摺動ピストン(2) の下方の下室(13)には
噴射ガスが収容されているから、これの圧力によってス
カート体(24)の部分が膨らむ傾向となり、スカート体(2
4)の下部の全体が容器主体(1) の内周面に加圧される。
そして、この加圧力によってスカート体(24)と容器主体
(1) の胴部内周壁との気密が確保される。
【0009】バルブ(V) が開弁されると、既述の作用で
上室(12)内の内容物が吐出されて摺動ピストン(2) が上
昇移動するが、このとき、ピストン主体(20)の全体には
上向きの加圧力が作用し、且、スカート体(24)の下部全
体には半径方向の加圧力が作用する。従って、柔軟なス
カート体(24)の部分で容器主体(1) の胴部内壁に確実に
接触しながらピストン主体(20)自体は容器主体(1) の内
周壁に接触することなく上昇移動することとなる。
上室(12)内の内容物が吐出されて摺動ピストン(2) が上
昇移動するが、このとき、ピストン主体(20)の全体には
上向きの加圧力が作用し、且、スカート体(24)の下部全
体には半径方向の加圧力が作用する。従って、柔軟なス
カート体(24)の部分で容器主体(1) の胴部内壁に確実に
接触しながらピストン主体(20)自体は容器主体(1) の内
周壁に接触することなく上昇移動することとなる。
【0010】
【効果】 .摺動ピストン(2) と容器主体(1) の胴部内周壁との
気密は、柔軟な筒状のフィルム又はシートから構成され
るスカート体(24)と容器主体(1) の内周壁との密着によ
って確保されるから、この部分の気密性が十分となる。 .柔軟なスカート体(24)の部分で容器主体(1) の胴部
内壁に確実に接触しながらピストン主体(20)自体は容器
主体(1) の内周壁に接触することなく上昇移動するか
ら、内容物を吐出させる際に摺動ピストン(2) が容器主
体(1) 内において円滑に上昇移動する。従って、摺動ピ
ストン(2) の上昇移動の際にも摺動ピストン(2) の外周
部からの気密が損なわれる心配がない。
気密は、柔軟な筒状のフィルム又はシートから構成され
るスカート体(24)と容器主体(1) の内周壁との密着によ
って確保されるから、この部分の気密性が十分となる。 .柔軟なスカート体(24)の部分で容器主体(1) の胴部
内壁に確実に接触しながらピストン主体(20)自体は容器
主体(1) の内周壁に接触することなく上昇移動するか
ら、内容物を吐出させる際に摺動ピストン(2) が容器主
体(1) 内において円滑に上昇移動する。従って、摺動ピ
ストン(2) の上昇移動の際にも摺動ピストン(2) の外周
部からの気密が損なわれる心配がない。
【0011】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。 [実施例1]図2に示す実施例1では、ピストン主体(2
0)を合成樹脂の射出整形によって形成されたカップ状と
し、頂部中央には、上室(12)側から下室(13)側に凹む凹
陥部が形成され、この頂部に続く胴部(23)は下半部が上
半部よりもその直径が大きくなっている。そして、この
下半部の直径が容器主体(1) の胴部内径よりも小さく設
定されている。
て詳述する。 [実施例1]図2に示す実施例1では、ピストン主体(2
0)を合成樹脂の射出整形によって形成されたカップ状と
し、頂部中央には、上室(12)側から下室(13)側に凹む凹
陥部が形成され、この頂部に続く胴部(23)は下半部が上
半部よりもその直径が大きくなっている。そして、この
下半部の直径が容器主体(1) の胴部内径よりも小さく設
定されている。
【0012】この胴部(23)の下半部全体と上半部の一部
に外嵌被覆するようにスカート体(24)が装着固定され
る。このため、この実施例では、スカート体(24)を塩化
ビニール、ポリプロピレン、ナイロン、等の柔軟なシー
ト又はフィルムからなる筒状体としてあり、所謂、一軸
延伸チューブを裁断したものを使用する。この一軸延伸
チューブ(T) は半径方向にのみ延伸させたものであり、
加熱によってその直径が延伸以前の直径に復元する特性
を有するものである。又、その外径を容器主体(1) の胴
部内径に略一致させてある。この実施例に採用する前記
チューブの膜厚は0.02mm〜0.2 mmとしてあり、好ま
しくは、0.03mm〜0.1 mmとする。
に外嵌被覆するようにスカート体(24)が装着固定され
る。このため、この実施例では、スカート体(24)を塩化
ビニール、ポリプロピレン、ナイロン、等の柔軟なシー
ト又はフィルムからなる筒状体としてあり、所謂、一軸
延伸チューブを裁断したものを使用する。この一軸延伸
チューブ(T) は半径方向にのみ延伸させたものであり、
加熱によってその直径が延伸以前の直径に復元する特性
を有するものである。又、その外径を容器主体(1) の胴
部内径に略一致させてある。この実施例に採用する前記
チューブの膜厚は0.02mm〜0.2 mmとしてあり、好ま
しくは、0.03mm〜0.1 mmとする。
【0013】これを図3のように胴部(23)の下部の上記
所定域に外嵌させてこの外嵌区域内の一定範囲(L) のみ
を加熱する。これにより、図4のように胴部(23)に被覆
させた部分が胴部(23)の外周面に密着した状態に装着さ
れる。一方、胴部(23)から下方に伸びるスカート体(24)
の非加熱領域は、自由状態のままとなる。容器主体(1)
の外径は容器主体(1) の胴部内径に略一致させているか
ら、図2のように、容器主体(1) 内に上記構成の摺動ピ
ストン(2) を収容するとスカート体(24)の下部全体が容
器主体(1) の胴部内周面に密着する。
所定域に外嵌させてこの外嵌区域内の一定範囲(L) のみ
を加熱する。これにより、図4のように胴部(23)に被覆
させた部分が胴部(23)の外周面に密着した状態に装着さ
れる。一方、胴部(23)から下方に伸びるスカート体(24)
の非加熱領域は、自由状態のままとなる。容器主体(1)
の外径は容器主体(1) の胴部内径に略一致させているか
ら、図2のように、容器主体(1) 内に上記構成の摺動ピ
ストン(2) を収容するとスカート体(24)の下部全体が容
器主体(1) の胴部内周面に密着する。
【0014】上記摺動ピストン(2) を用いて容器主体
(1) 内に充填した内容物を吐出させるには、次のように
して容器主体(1) を組立てる。 .容器主体(1) の上端を閉塞する蓋板にバルブ(V) を
装着して、容器主体(1) は底部開放状態とする。 .容器主体(1) を倒立状態として、開放底部から内容
物(M) を所定量収容する。
(1) 内に充填した内容物を吐出させるには、次のように
して容器主体(1) を組立てる。 .容器主体(1) の上端を閉塞する蓋板にバルブ(V) を
装着して、容器主体(1) は底部開放状態とする。 .容器主体(1) を倒立状態として、開放底部から内容
物(M) を所定量収容する。
【0015】.次いで摺動ピストン(2) を挿入して図
5のようにその略全体が内容物(M)内に埋没した状態と
する。 .その後、容器主体(1) の底部開放側から底板(14)を
挿入して、図6のように、この底板(14)のスカート部(1
5)と容器主体(1) の底部開放端とを接着剤(S)によって
接着し、容器主体(1) の突出端部をカーリング加工によ
ってカシメ止めする。
5のようにその略全体が内容物(M)内に埋没した状態と
する。 .その後、容器主体(1) の底部開放側から底板(14)を
挿入して、図6のように、この底板(14)のスカート部(1
5)と容器主体(1) の底部開放端とを接着剤(S)によって
接着し、容器主体(1) の突出端部をカーリング加工によ
ってカシメ止めする。
【0016】.底板(14)に設けた噴射ガスの充填口
(P) から摺動ピストン(2) と底板(14)との間の下室(13)
内に噴射ガスを所定料充填する。尚、この充填口(P) の
構成は公知の構成であり、逆止弁機能を有する。従っ
て、この充填口(P) に噴射ガス注入用のノズルを挿入す
ると噴射ガス注入回路が下室(13)内に連通し、所定量の
噴射ガスの注入が完了した時点で前記ノズルを充填口
(P) から外すと、前記注入回路が遮断される。
(P) から摺動ピストン(2) と底板(14)との間の下室(13)
内に噴射ガスを所定料充填する。尚、この充填口(P) の
構成は公知の構成であり、逆止弁機能を有する。従っ
て、この充填口(P) に噴射ガス注入用のノズルを挿入す
ると噴射ガス注入回路が下室(13)内に連通し、所定量の
噴射ガスの注入が完了した時点で前記ノズルを充填口
(P) から外すと、前記注入回路が遮断される。
【0017】以上により、容器主体(1) 内の上室(12)に
内容物が充填され下室(13)内に噴射ガスが充填されたこ
ととなり、バルブ(V) の開弁によって下室(13)内の噴射
ガスのガス圧力によって摺動ピストン(2) が上昇駆動さ
れ、内容物がバルブ(V) から吐出される。このとき、胴
部(23)から下方に伸びるスカート体(24)が容器主体(1)
の胴部内周面に密着することとなる。とくに、スカート
体(24)は上記のような材質から構成された筒状のフィル
ム又はシートから構成されるから、容器主体(1) の内周
面に傷があったり、凹凸がある場合に、スカート体(24)
がこの容器主体(1) の胴部内周面の表面に倣ったものと
なる。そして、この状態を維持しながら、摺動ピストン
(2) が上昇駆動されることとなる。又、スカート体(24)
の自由状態の直径が容器主体(1) の胴部内径よりも僅か
に小さい場合でも、スカート体(24)を構成するフィルム
又はシートが柔軟であることから、噴射ガスの加圧力に
よってスカート体(24)自体の円周方向の伸びによって容
器主体(1) の胴部内周壁に密着されることとなる。
内容物が充填され下室(13)内に噴射ガスが充填されたこ
ととなり、バルブ(V) の開弁によって下室(13)内の噴射
ガスのガス圧力によって摺動ピストン(2) が上昇駆動さ
れ、内容物がバルブ(V) から吐出される。このとき、胴
部(23)から下方に伸びるスカート体(24)が容器主体(1)
の胴部内周面に密着することとなる。とくに、スカート
体(24)は上記のような材質から構成された筒状のフィル
ム又はシートから構成されるから、容器主体(1) の内周
面に傷があったり、凹凸がある場合に、スカート体(24)
がこの容器主体(1) の胴部内周面の表面に倣ったものと
なる。そして、この状態を維持しながら、摺動ピストン
(2) が上昇駆動されることとなる。又、スカート体(24)
の自由状態の直径が容器主体(1) の胴部内径よりも僅か
に小さい場合でも、スカート体(24)を構成するフィルム
又はシートが柔軟であることから、噴射ガスの加圧力に
よってスカート体(24)自体の円周方向の伸びによって容
器主体(1) の胴部内周壁に密着されることとなる。
【0018】尚、上記実施例1では、スカート体(24)を
ピストン主体(20)の胴部(23)に外嵌止着したが、胴部(2
3)の内周部に固着するなど、他の構成によってスカート
体(24)と胴部(23)とを気密状態に連結しても良い。又、
図7のように、胴部(23)がその中程に小径部(25)を具備
するようにしてもよい。
ピストン主体(20)の胴部(23)に外嵌止着したが、胴部(2
3)の内周部に固着するなど、他の構成によってスカート
体(24)と胴部(23)とを気密状態に連結しても良い。又、
図7のように、胴部(23)がその中程に小径部(25)を具備
するようにしてもよい。
【0019】さらに、上記実施例では、一軸延伸チュー
ブを採用したが二軸延伸チューブを採用することも可能
である。 [実施例2]この実施例は、柔軟なフィルム又はシート
からなる下方開放の袋によってスカート体(24)を形成す
るようにしたものであり、フィルム又はシートからなる
筒状体を一定長さに裁断してその一端を溶着によって密
封すると、図8に示すような袋(F) が構成される。図9
に示すように、この袋(F) 内にピストン主体(20)を収容
してピストン主体(20)の頂部と袋(F) の頂部とを溶着す
ると、袋(F) が前記溶着部(26)によってピストン主体(2
0)に止着されたものとなる。このとき、胴部(23)の下端
から延長される袋(F) の一部がスカート体(24)となる。
ブを採用したが二軸延伸チューブを採用することも可能
である。 [実施例2]この実施例は、柔軟なフィルム又はシート
からなる下方開放の袋によってスカート体(24)を形成す
るようにしたものであり、フィルム又はシートからなる
筒状体を一定長さに裁断してその一端を溶着によって密
封すると、図8に示すような袋(F) が構成される。図9
に示すように、この袋(F) 内にピストン主体(20)を収容
してピストン主体(20)の頂部と袋(F) の頂部とを溶着す
ると、袋(F) が前記溶着部(26)によってピストン主体(2
0)に止着されたものとなる。このとき、胴部(23)の下端
から延長される袋(F) の一部がスカート体(24)となる。
【0020】この実施例のものでは、袋(F) の全体が上
室(12)と下室(13)との間に介在することとなり、上記実
施例1におけるようなスカート体(24)と胴部(23)との接
合部が生じないこととなって、スカート体(24)と胴部(2
3)との間に気密不良が生じる心配がない。
室(12)と下室(13)との間に介在することとなり、上記実
施例1におけるようなスカート体(24)と胴部(23)との接
合部が生じないこととなって、スカート体(24)と胴部(2
3)との間に気密不良が生じる心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図
【図2】本発明の実施例1の断面図
【図3】これに使用する摺動ピストン(2) の製造工程の
説明図
説明図
【図4】完成状態の摺動ピストン(2) の説明図
【図5】内容物(M) を充填する工程の説明図
【図6】底板(14)を装着固定する工程の説明図
【図7】他の形式の摺動ピストン(2) の説明図
【図8】実施例2に使用する袋(F) の説明図
【図9】実施例2の説明図
(1) ・・・容器主体 (11)・・・蓋板 (V) ・・・バルブ (1) ・・・容器主体 (2) ・・・摺動ピストン (12)・・・上室 (13)・・・下室 (20)・・・ピストン主体 (23)・・・胴部 (24)・・・スカート体
Claims (1)
- 【請求項1】容器主体(1) の上端を閉塞する蓋板(11)に
バルブ(V) を装備させ、容器主体(1) の内部を上下に摺
動可能な摺動ピストン(2) によって上室(12)と下室(13)
に区画して上室(12)に内容物を充填するとともに下室(1
3)に噴射用ガス体を充填し、バルブ(V) の開弁によって
上室(12)の内容物が吐出されるようにした内容物吐出容
器において、摺動ピストン(2) は、下方に開放するカッ
プ状のピストン主体(20)と、このピストン主体の胴部(2
3)にその上端部が止着されてこの胴部(23)の下方に伸び
るスカート体(24)とから構成され、前記胴部(23)の直径
を容器主体(1) の胴部直径よりも小さく設定し、前記ス
カート体(24)の下部の自由状態における直径を容器主体
(1) の胴部内径に略一致させ、前記スカート体(24)を柔
軟な筒状のフィルム又はシートから構成した内容物吐出
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3241816A JP2614792B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 内容物吐出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3241816A JP2614792B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 内容物吐出容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0585579A true JPH0585579A (ja) | 1993-04-06 |
| JP2614792B2 JP2614792B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=17079926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3241816A Expired - Lifetime JP2614792B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 内容物吐出容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2614792B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007276294A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | パンクシール剤の注入容器 |
| US7665541B2 (en) | 2002-02-22 | 2010-02-23 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Electric power tool with cover |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6427891U (ja) * | 1987-08-06 | 1989-02-17 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3241816A patent/JP2614792B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6427891U (ja) * | 1987-08-06 | 1989-02-17 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7665541B2 (en) | 2002-02-22 | 2010-02-23 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Electric power tool with cover |
| US7681661B2 (en) | 2002-02-22 | 2010-03-23 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Electric power tool |
| JP2007276294A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | パンクシール剤の注入容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2614792B2 (ja) | 1997-05-28 |
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