JPH0585778U - エレベーターの緩衝器 - Google Patents
エレベーターの緩衝器Info
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- JPH0585778U JPH0585778U JP025742U JP2574292U JPH0585778U JP H0585778 U JPH0585778 U JP H0585778U JP 025742 U JP025742 U JP 025742U JP 2574292 U JP2574292 U JP 2574292U JP H0585778 U JPH0585778 U JP H0585778U
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 かご1に取り付けられこのかご1を案内する
ために昇降路に配設されたガイドレール8,9に摺接す
るとともに下端側が拡開される板バネ16a,16bを
有するガイドシュー10と、前記ガイドレール8,9に
おける前記ガイドシュー10が摺接する箇所に設けられ
上方側が鋭角形状となった楔形部材18,19とを備
え、前記かごが落下すると前記板バネ16a,16bが
前記楔形部材18,19によって拡開されてこの落下を
緩衝するようにした。 【効果】 かご1は跳ね返ることなくスムーズに停止す
るので、中にいる乗客は安全であり、積載物があっても
破壊するようなことはない。
ために昇降路に配設されたガイドレール8,9に摺接す
るとともに下端側が拡開される板バネ16a,16bを
有するガイドシュー10と、前記ガイドレール8,9に
おける前記ガイドシュー10が摺接する箇所に設けられ
上方側が鋭角形状となった楔形部材18,19とを備
え、前記かごが落下すると前記板バネ16a,16bが
前記楔形部材18,19によって拡開されてこの落下を
緩衝するようにした。 【効果】 かご1は跳ね返ることなくスムーズに停止す
るので、中にいる乗客は安全であり、積載物があっても
破壊するようなことはない。
Description
【0001】
本考案はエレベーターのかごが落下したときに、このかごの衝撃を緩衝するエ レベーターの緩衝器に関する。
【0002】
従来のエレベーターとしては、例えば図8に示すようなリニア式のものがある 。同図において、符号101は建物の昇降路を上下移動するエレベーターのかご であり、このかご101の上端面にはロープ102の一端が止着され、このロー プ102の他端はシーブ103,104を介してリニアモータ105の可動子1 06に止着されている。リニアモータ105の可動子106は固定子107に対 して移動させることによってかご101を上下移動させている。事故が発生して ロープ102が切れたりすると、かご101は電気的に制動されて落下が阻止さ れ、阻止されずに所定の速さに達して落下していくと機械的に落下が阻止される 。しかし、かご101が所定の速さに達しないで落下すると機械的には阻止され ず、かご101が建物の床面と直接衝突することになるが、このときかご101 が損壊しないように圧縮スプリング108aを有するバッファ108がかご10 1の下方に配置され、このときの衝撃を緩衝している。
【0003】
しかしながら、このような従来のバッファ108にあっては、圧縮スプリング 108aによってかご101の落下の際の衝撃を緩衝していたので、このかご1 01は圧縮スプリング108aによって跳ね返ってしまい、中にいる乗客が危険 であり、積載物があれば損壊するという問題点があった。
【0004】 本考案は、かごが落下して建物の床面と衝突する際に、このかごが跳ね返らな いようにしたエレベーターの緩衝器を提供することを目的とする。
【0005】
このような目的を達成するために、本考案にあっては、かごに取り付けられこ のかごを案内するために昇降路に配設されたガイドレールに摺接するとともに下 端側が拡開される板バネを有するガイドシューと、前記ガイドレールにおける前 記ガイドシューが摺接する箇所に設けられ上方側が鋭角形状となった楔形部材と を備え、前記かごが落下すると前記板バネが前記楔形部材によって拡開されてこ の落下を緩衝するようにした構成とするものである。
【0006】
かご落下の際に、まずガイドシューの板バネが楔形部材に衝突する。このとき 、板バネは楔形部材によって拡開される(楔形部材が板バネに相対的に食い込む )ことになる。このようにしてかごの運動エネルギーと位置エネルギーは、板バ ネによって吸収され、かごはその衝撃が緩衝され、跳ね返ることなくスムーズに 停止する(いわゆる軟着陸)。
【0007】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1ないし図7は本考案に係るエレ ベーターの緩衝器の一実施例を示す図である。
【0008】 図1において、符号1は建物の昇降路内において上下移動可能に配設されたか ごであり、このかご1は建物内に設けられた、例えば駆動源としてのリニアモー タ2によって上下移動させられる。リニアモータ2は貫通孔を有する可動子3と 、この貫通孔を貫通するコラム状の固定子4とからなっている。可動子3の両側 にはかご1の重量とバランスをとるための一対のカウンターウェイト5a,5b がフレーム6を介して一体的に取り付けられている。フレーム6の上端側にはロ ープ7の一端が連結され、ロープ7の他端はシーブ8,9を介してかご1の上端 面に連結されている。
【0009】 かご1の両側には昇降路の上下方向に一対のガイドレール8,9が延設されて いる。一対のガイドレール8,9は図2および図3に示すように断面略T字型と なって(図2および図3では一方のガイドレール8のみを示す)突出部分8aを 有し、このガイドレール8,9にはかご1両端壁の上下端に取り付けられたガイ ドシュー10(緩衝器)(図2およ図3ではかご側壁の下端側のみを示す)が係 合している。
【0010】 側壁の下端側に取り付けられているガイドシュー10はかご1の側壁側の底面 1aに固着されている支持板部11を有しており、この支持板部11にはガイド シュー10をガイドレール8に対して適正に位置させるための長孔12が複数個 形成されている。また、かご1の底面1aにも長孔12に相応する箇所に取付孔 (図示せず)が形成されている。長孔12にはボルト等の締結具を挿通させて支 持板部11を底面1aに微調整しながら固定する。このときの固定を確実にする ために支持板部11には後でピン等を挿通するが、このための挿通孔13が形成 される。支持板部11のガイドレール8側にはガイド部14が一体形成され、こ のガイド部14は図4に示すように支持板部11に対して垂直であって下方に向 けて伸設されている。ガイド部14と支持板部11との間には図5および図6に も示すようにリブ部15が一体形成されている。ガイド部14にはガイドレール 8の突起部分8aを挾むようにして、四角柱状をした構造用炭素鋼(SS400 )製の板バネ16a,16bが一対となって取り付けられている。板バネ16a ,16bはこの上方側がボルト17によってガイド部14に固着されている。
【0011】 一方、ガイドレール8の下端側には、図2に示すように一対の楔形部材18, 19(緩衝器)がボルト等の締結具で取り付けられ、この楔形部材18,19は 略直角三角形状となっており、この上方側18a,19bは鋭角となっている。
【0012】 エレベーターの運行中に事故が発生してロープ7が切れると、かご1は落下す るが、この落下を阻止するために、かご1はまず電気的に制動され、すなわちか ご1を駆動する電動機が停止される。次に、これでも落下を阻止できない場合で あってかご1が所定の速さに達して落下して行くと、かご1は機械的に制動され 、すなわち調速機が作動する。しかし、所定の速さに達せずに落下していくとか ご1の落下は調速機によって阻止されず、緩衝器によって落下の際の衝撃を緩衝 することになる。すなわち、かご1が落下すると、かご1に取り付けられたガイ ドシュー10は、ガイドレール8に沿って下方へと摺動し、ついには、ガイドレ ール8の下端側に設けられた楔形部材18,19に衝突することとなる。このと き、まずガイドシュー10の板バネ16a,16bの下端側が楔形部材18,1 9の上端側18a,19aに衝突する。このとき、板バネ16a,16bは楔形 部材18,19の斜面部分18b,19bによって拡開される(楔形部材18, 19が板バネ16a,16bに相対的に食い込む)ことになる。このようにして かご1の運動エネルギーと位置エネルギーは、板バネ16a,16bによって吸 収され、かご1はその衝撃が緩衝され、跳ね返ることなくスムーズに停止する( いわゆる軟着陸)。
【0013】 ここで、かご1が落下の際に、本考案に係る緩衝器によって停止されるかどう かについて図7を参照にして考察する。まず、一対の(2本の)板バネ16a, 16bが2組(緩衝器はかご1の両側に設ける)あり、これらが楔形部材18, 19に衝突してたわむが、このたわませるエネルギーがこの板バネ16a,16 bの最大吸収エネルギーEBとなる。ここで、かご1が楔形部材18,19に衝 突する際の運動エネルギーをEVとし、かご1が楔形部材18,19に衝突して 停止するまでの位置エネルギーをEHとすると、板バネ16a,16bがかご1 の衝撃を吸収するには、2×EB>EV+EHの不等式が成立すればよいことにな る。
【0014】 そこで、最大吸収エネルギーEBは
【0015】
【数1】
【0016】 となる。
【0017】 ただし、S:たわみ量δが最大になるストローク IX:板バネ(断面の縦4.7cm、横5.1cm) E:板バネのヤング率 l:板バネの長さ g:重量加速度 前記式を簡単にして EB=(3・tanθ・E・IX・g・S2)/l3 これに、θ=15° S=15cm E=2100000Kgcm2 IX=9.38cm4 g=980cm/sec2 l=15cm を代入して計算すると、 EB=(3×tan15°×2100000×9.38×980×152)/15 3 =1055612×980(kg・cm2/sec2) かご1(かごの速度v:114cm/sec)の運動エネルギーEVはmをか ごの積載荷の質量とすると、 EV=1/2・m・v2 =1/2×m×1142=6498m(kg・cm2/sec2) かごの位置エネルギーEHは EH=m・g・S =m×980×15=14700m(kg・cm2/sec2) 2個の緩衝器がかごの衝撃を吸収するには、前記したように 2×EB>EV+EHとなるので、 2×1055612×980>6498m+14700m m<97603(kg) かごと積載荷の合計重量をWとすると、 W<97603×9.8=956514(kgf) したがって、かごはこれと積載荷の合計重量が956514(kgf)まで床 面に軟着陸させられる。
【0018】
以上説明したように本考案によれば、かごが落下すると板バネが楔形部材によ って拡開されてこの落下の際の衝撃を緩衝するようにしたので、このかごは跳ね 返ることなくスムーズに停止するので、中にいる乗客は安全であり、積載物があ っても損壊するようなことはない。
【図1】本考案に係る緩衝器の一実施例が用いられたエ
レベーターの斜視図
レベーターの斜視図
【図2】この緩衝器を示す正面図
【図3】図2におけるA−A線断面図
【図4】ガイドシューの正面図
【図5】ガイドシューの底面図
【図6】図4におけるB−B線断面図
【図7】緩衝器の概略図
【図8】従来の緩衝器が用いられたエレベーターの斜視
図
図
1…かご、8,9…ガイドレール、10…ガイドシュ
ー、16a,16b…板バネ、18,19…楔形部材。
ー、16a,16b…板バネ、18,19…楔形部材。
Claims (1)
- 【請求項1】 かごに取り付けられこのかごを案内する
ために昇降路に配設されたガイドレールに摺接するとと
もに下端側が拡開される板バネを有するガイドシュー
と、前記ガイドレールにおける前記ガイドシューが摺接
する箇所に設けられ上方側が鋭角形状となった楔形部材
とを備え、前記かごが落下すると前記板バネが前記楔形
部材によって拡開されてこの落下を緩衝するようにした
ことを特徴とするエレベーターの緩衝器。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992025742U JP2528437Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | エレベーターの緩衝器 |
| US08/047,218 US5370207A (en) | 1992-04-22 | 1993-04-14 | Motion buffer for a people moving device |
| DE69311954T DE69311954T2 (de) | 1992-04-22 | 1993-04-21 | Bewegungspuffer für eine Personenbeförderungsvorrichtung |
| EP93106495A EP0567099B1 (en) | 1992-04-22 | 1993-04-21 | Motion buffer for a people moving device |
| ES93106495T ES2104993T3 (es) | 1992-04-22 | 1993-04-21 | Amortiguador de movimiento para un transportador de personas. |
| KR1019930006724A KR930021529A (ko) | 1992-04-22 | 1993-04-21 | 엘리베이터 칸을 정지시키는 완충기 및 그 정지방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992025742U JP2528437Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | エレベーターの緩衝器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0585778U true JPH0585778U (ja) | 1993-11-19 |
| JP2528437Y2 JP2528437Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=12174280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992025742U Expired - Lifetime JP2528437Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | エレベーターの緩衝器 |
Country Status (6)
| Country | Link |
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| EP (1) | EP0567099B1 (ja) |
| JP (1) | JP2528437Y2 (ja) |
| KR (1) | KR930021529A (ja) |
| DE (1) | DE69311954T2 (ja) |
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- 1993-04-21 EP EP93106495A patent/EP0567099B1/en not_active Expired - Lifetime
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