JPH0586181U - コンパクトディスク用超音波洗浄装置 - Google Patents

コンパクトディスク用超音波洗浄装置

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JPH0586181U
JPH0586181U JP2832592U JP2832592U JPH0586181U JP H0586181 U JPH0586181 U JP H0586181U JP 2832592 U JP2832592 U JP 2832592U JP 2832592 U JP2832592 U JP 2832592U JP H0586181 U JPH0586181 U JP H0586181U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手を汚さずに、短時間で洗浄から乾燥まで自
動的に行なえ、かつ乾燥時に塵埃類が付着することがな
いようにする。 【構成】 洗浄液6を溜める洗浄液貯蔵槽5と、洗浄液
貯蔵槽5を備えた下部ボディー2と、洗浄液貯蔵槽5内
の洗浄液に超音波を伝達してCD4を洗浄する超音波振
動子8と、洗浄液貯蔵槽5内に突出し、洗浄液貯蔵槽5
内でCD4を保持する保持軸10と、保持軸10を回転
させる乾燥用モータ11と、洗浄時に保持軸10に保持
されたCD4を洗浄液6に浸漬させ、非洗浄時にCD4
を洗浄液6から退避させる昇降用モータ17を備えた洗
浄液貯蔵槽5を閉蓋する上部ボディー3とを有し、洗浄
時に乾燥用モータ11を下降させてCD4を洗浄液に浸
漬して洗浄し、洗浄後乾燥用モータ11を上昇させてC
D4を洗浄液6面上に退避させ、乾燥用モータ11を高
速で回転させてCD4を乾燥させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、コンパクトディスク(以下、CDと称する)を洗浄するための装 置に関し、特に詳しく言うと、超音波を利用して洗浄し、洗浄後、別途乾燥させ る必要のないCD用超音波洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属、ガラス、合成樹脂材などの表面の洗浄に、超音波を利用した洗浄装置が よく用いられている。これはこれらの部材の表面に付着した汚れの原因となるも のの物体マス(重量)を共振させると、物体表面から物体マスが遊離させること ができ、この共振作用は超音波によって行なうことができるためである。すなわ ち、水中に強力な超音波を発射すると、1秒間に5万個以上のキャビテーション 、言い換えれば真空の泡が発生し、この泡が破裂すると、海中の機雷の爆発以上 のエネルギーを発生して汚れの原因となる塵埃類をはじきとばして綺麗にするか らである。また、超音波には水の分子に加速度を与える働きがあり、この働きに より塵埃類は物体から素早く遊離させられる。
【0003】 この働きにより、例えばCDをクリーニングする場合に、CDを浸漬した洗浄 液に対して超音波を伝達すると、CD表面に付着した塵埃類は確実に遊離され、 CD表面は綺麗になる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、洗浄液に浸漬して超音波によって洗浄し、CD表面を綺麗にし たとしても、CD表面は洗浄液で濡れているため、乾燥させる必要がある。この 乾燥に際しては、まず、洗浄液を水で洗い流し、その後、温風もしくは冷風を供 給する乾燥容器に入れたり、手持ちでドライヤからの風を当てたり、専用のクロ スで拭き取ったりする方法があるが、いずれにしても手を濡らさねばならず、乾 燥にも時間がかかり面倒であった。さらに、手持ちでドライヤを使用したり、ク ロスで拭いたりすると、乾燥時に塵埃類が再度付着するというおそれもあった。
【0005】 この考案は、この様な背景に鑑みてなされたもので、その目的は、手を汚さず に、短時間で洗浄から乾燥まで自動的に行なえ、かつ乾燥時に塵埃類が付着する おそれのないCD用の超音波洗浄装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を解決するため、第1の手段は、洗浄時に洗浄液を溜める洗浄液 貯蔵槽を上部に備えた下部ボディーと、洗浄液貯蔵槽内の洗浄液に超音波を伝達 し、超音波によって洗浄液に浸漬されたCDを洗浄する超音波発生手段と、洗浄 液貯蔵槽内に突出し、洗浄液貯蔵槽内でCDを保持する保持軸と、保持軸を回転 させる保持軸回転駆動手段と、洗浄時に保持軸に保持されたCDを洗浄液に浸漬 させ、非洗浄時にCDを洗浄液から退避させるCDの昇降手段を備えた下部ボデ ィーの洗浄液貯蔵槽を閉蓋する上部ボディーとから、超音波によってCDの表面 に付着した塵埃類を除去するCD用超音波洗浄装置を構成した。
【0007】 また、第2の手段は、第1の手段における昇降手段を、保持軸回転駆動手段お よび保持軸を一体的に昇降させるモータとモータの回転力を伝達する駆動力伝達 機構とから構成した。
【0008】 さらに、第3の手段は、第1の手段において、CD洗浄液に浸漬する洗浄位置 と、洗浄液面から上に位置し、洗浄液から退避して保持軸駆動手段によって回転 される乾燥位置と、乾燥位置からさらに上昇して保持軸の回転を制動する制動位 置の3つの乾燥位置と、乾燥位置からさらに上昇して保持軸の回転を制動する制 動位置の位置をとるように昇降手段によるCDの停止位置を設定した。
【0009】
【作用】
上述第1の手段では、CDを保持軸に保持させ、電源を入れると、保持軸駆動 手段が駆動され保持軸を降下させてCDを洗浄液中に浸漬する。保持軸の下降が 停止し、完全にCDが洗浄液中に浸漬されると、超音波発生手段が駆動され、超 音波発生手段により超音波が洗浄液中に発生し、CDの洗浄が行なわれる。予め 設定した時間が経過すると、自動的に、もしくは手動により超音波発生手段によ る超音波の発生を止める。次いで、保持軸駆動手段によって保持軸を上昇させ、 CDが洗浄液面から上の洗浄液から離れた位置で停止させる。CDが洗浄液から 離れた位置で停止すると、保持軸回転駆動手段によって保持軸を高速で回転させ る。これによってCDは高速で回転し、CD表面の洗浄液は遠心力によって吹き 飛ばされる。所定の時間が経過すると、CD表面の洗浄液は確実に吹き飛ばされ 、CD表面は乾燥する。乾燥が完了するとモータを止め、CDを取り出す。
【0010】 上述第2の手段では、昇降手段は、保持軸駆動手段と保持軸を例えばギヤ等の 駆動力伝達手段を介してモータによって両者を一体的に昇降させる。
【0011】 上述第2の手段では、昇降手段は、CDを洗浄液に浸漬された洗浄位置と、洗 浄液面から上方に退避した乾燥位置と、乾燥位置からさらに上昇した制動位置の 3つの位置を取り、そのそれぞれで当該動作を確実に行なえる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照し、この考案の好適な一実施例について説明する。
【0013】 図1は一実施例に係るCD用超音波洗浄装置の一部断面斜視図である。CD用 超音波洗浄装置1は、下部ボディー2と上部ボディー3とからなり、下部ボディ ー2の上部にはCD4を洗浄するための洗浄液6を溜めるトレイ状の洗浄液貯蔵 槽5が設けられている。洗浄液貯蔵槽5の中央部の底面7の裏側には超音波発生 手段としての超音波振動子8が取り付けられており、当該底面7を介して洗浄液 貯蔵槽5内の洗浄液6に超音波を伝達するようになっている。上部ボディー3は 洗浄液貯蔵槽5を密閉できるように構成されており、上部ボディー3によって下 部ボディー2を蓋したときに洗浄液6が洗浄液貯蔵槽5から洩れることのないよ うにしてある。また、下部ボディー2の洗浄液貯蔵槽5の下部は空間になってい る。
【0014】 上部ボディー3の底面9の中央部には、保持軸10が底面9に対して垂直にな るように乾燥用モータ11が設けられている。この乾燥用モータ11は支持部材 12によって垂直方向に移動可能に支持され、乾燥用モータ11のモータカバー 13の側面に歯車14が切歯されている。保持軸10の下端、すなわち洗浄液貯 蔵槽5側の端部にはCD保持用のチャック15が設けられ、上端には、ブレーキ ディスク16が軸着されている。歯車14には昇降用モータ17の回転軸18の 先端に軸着された駆動歯車19が噛合し、昇降用モータ17の駆動力を乾燥用モ ータ11のモータカバー13に伝達して乾燥用モータ11を昇降させることがで きるようになっている。
【0015】 また、モータカバー13には位置確認用レバー20が突設され、上部ボディー 3の底面9側と上面21側にそれぞれ設けられたスイッチ式の位置センサ22, 23によって洗浄位置と乾燥位置を検出して、所定の制御ができるようになって いる。さらに前記上面21には、ブレーキパッド24とスイッチ式の停止確認セ ンサ25が設けられている。
【0016】 このように構成されたCD用超音波洗浄装置1を使用する場合には、まず、上 部ボディー3を取ってCD4をチャック15に固定する。次いで、洗浄液貯蔵槽 5内の洗浄液6が規定量入っているかどうか確認し、入っていなければ規定量ま で追加し、入っていれば、図示しないスイッチを操作して電源を入れる。これに よって図示しない制御回路が作動し始め、昇降用モータ17に通電して乾燥用モ ータ11をCD4が洗浄液6中に確実に浸漬される洗浄位置まで駆動歯車19お よび歯車14を介して降下させる。停止位置は位置確認用レバー20の位置セン サ22が検出した洗浄位置である。なお、乾燥用モータ11の初期位置は、ブレ ーキディスク16がブレーキパッド24に当接した最上方の停止位置である。制 御回路は位置センサ22の検出出力に応じて昇降用モータ17への通電を停止し 、CD4を洗浄位置で停止させる。
【0017】 このようにCD4が洗浄位置で停止すると、超音波振動子8に通電され超音波 振動が発生し、この振動が洗浄液貯蔵槽5の底面7から洗浄液6中に伝達される 。そして超音波によって上述の洗浄が予め設定された時間実行されると、超音波 振動子8への通電は停止され、洗浄は完了する。この洗浄時間は、制御回路内の タイマによって設定される。
【0018】 洗浄が完了すると、制御回路は昇降用モータ17に通電し、同様に駆動歯車1 9および歯車14を介して乾燥用モータ11を上昇させる。そして、位置確認用 レバー20の位置を上側の位置センサ23が検出すると、その検出出力に応じて 制御回路は昇降用モータ17への通電を停止し、CD4を洗浄液面上の乾燥位置 で停止させる。
【0019】 すると、今度は乾燥用モータ11への通電が開始され、CD4は保持軸10を 介して高速で回転される。この高速回転によってCD4表面に付着していた洗浄 液は吹き飛ばされ、乾燥作業が行なわれる。タイマによって設定された乾燥に十 分な時間が経過すると乾燥用モータ11への通電は停止され、同時に昇降用モー タ17への通電が開始される。これによって乾燥用モータ11は乾燥位置からさ らに上昇する。そして、ブレーキディスク16がブレーキパッド24に当接する と、ブレーキパッド24を介して停止確認スイッチ25がオンになり、制御回路 は乾燥用モータ11が停止位置まで上昇したと判断して昇降用モータ17への通 電を停止する。同時に慣性力で回転していたブレーキディスク16がブレーキパ ッド24から制動を受け、ブレーキディスク16および乾燥用モータ11の回転 が停止する。
【0020】 乾燥用モータ11が停止すると、上部ボディー3を下部ボディー2から外して 蓋を開き、さらにチャック15を解いてCD4を取り出す。これによって手をま ったく濡らしたり汚したりすることなく簡単に短時間でCD4の乾燥作業が実行 される。この洗浄、乾燥に際しては、全て密閉容器内で行なわれるため、この作 業中に塵埃類がCD4に付着するおそれはまったくない。
【0021】
【考案の効果】
これまでの説明で明らかなように、上述のように構成された請求項1記載の考 案によれば、洗浄液に対してCDを浸漬させ、超音波洗浄を実行した後、自動的 に洗浄液面上の乾燥位置まで上昇させ、さらにCDを高速で回転させてCDに付 着した洗浄液を吹き飛ばすので、CDのセットから取り出しまでまったく手を汚 さずに、短時間で洗浄および乾燥まで自動的に行なえるとともに、全ての作業が 密閉容器内で行なわれるので、乾燥工程で塵埃類が付着するおそれもまったくな い。
【0022】 また、モータから駆動力を得てCDを昇降させる請求項2記載の考案によれば 、簡単な機構で昇降動作を行なえるので、制御が簡単であり、コストも低く押え ることができる。
【0023】 さらに洗浄位置、乾燥位置、制動位置の3つの位置をとるように設定された請 求項3記載の考案によれば、洗浄、乾燥はもとより、制動も確実に行なえ、これ により作業時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るCD用超音波洗浄装
置の一部を断面した斜視図である。
【符号の説明】
1 CD用超音波洗浄装置 2 下部ボディー 3 上部ボディー 4 CD 5 洗浄液貯蔵槽 6 洗浄液 7 洗浄液貯蔵槽の底面 8 超音波振動子 9 上部ボディーの底面 10 保持軸 11 乾燥用モータ 12 支持部材 13 モータカバー 14 歯車 15 チャック 16 ブレーキディスク 17 昇降用モータ 18 回転軸 19 駆動歯車 20 位置確認用レバー 21 上部ボディーの上面 22,23 位置センサ 24 ブレーキパッド 25 停止確認センサ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンパクトディスクを洗浄液に浸漬し、
    超音波によって前記コンパクトディスクの表面に付着し
    た塵埃等を除去するコンパクトディスク用超音波洗浄装
    置において、前記洗浄液を溜める洗浄液貯蔵槽と、この
    洗浄液貯蔵槽を上部に備えた下部ボディーと、前記洗浄
    液貯蔵槽内の前記洗浄液に超音波を伝達し、超音波によ
    って前記洗浄液に浸漬された前記コンパクトディスクを
    洗浄する超音波発生手段と、前記洗浄液貯蔵槽内に突出
    し、前記洗浄液貯蔵槽内で前記コンパクトディスクを保
    持する保持軸と、この保持軸を回転させる保持軸回転駆
    動手段と、洗浄時に前記保持軸に保持された前記コンパ
    クトディスクを前記洗浄液に浸漬させ、非洗浄時に前記
    コンパクトディスクを前記洗浄液から退避させるコンパ
    クトディスク昇降手段とを備えた前記下部ボディーの前
    記洗浄液貯蔵槽を閉蓋する上部ボディーとから構成され
    ていることを特徴とするコンパクトディスク用超音波洗
    浄装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降手段が、前記保持軸回転駆動手
    段および前記保持軸を一体的に昇降させるモータと、こ
    のモータの回転力を伝達する駆動力伝達機構とから構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のコンパク
    トディスク用超音波洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降手段によって規定される前記コ
    ンパクトディスクの停止位置が、前記コンパクトディス
    クを前記洗浄液に浸漬する洗浄位置と、洗浄液面から上
    に位置し、前記洗浄液から退避して前記保持軸駆動手段
    によって回転される乾燥位置と、この乾燥位置からさら
    に上昇して前記保持軸の回転を制動する制動位置の3つ
    の位置をとるように設定されていることを特徴とする請
    求項1に記載のコンパクトディスク用超音波洗浄装置。
JP1992028325U 1992-04-02 1992-04-02 コンパクトディスク用超音波洗浄装置 Expired - Lifetime JP2580437Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0449388U (ja) * 1990-08-27 1992-04-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0449388U (ja) * 1990-08-27 1992-04-27

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