JPH0586407B2 - - Google Patents
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- JPH0586407B2 JPH0586407B2 JP59003577A JP357784A JPH0586407B2 JP H0586407 B2 JPH0586407 B2 JP H0586407B2 JP 59003577 A JP59003577 A JP 59003577A JP 357784 A JP357784 A JP 357784A JP H0586407 B2 JPH0586407 B2 JP H0586407B2
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- Japan
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- antioxidant
- emulsion
- vinyl chloride
- water
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は水系媒体中で懸濁重合法で塩化ビニル
類を重合する改良された方法に関する。
類を重合する改良された方法に関する。
塩化ビニル樹脂は、空気中の酸素で容易に酸化
され、劣化するので多くの場合酸化防止剤を添加
した状態で市場に供される。
され、劣化するので多くの場合酸化防止剤を添加
した状態で市場に供される。
通常、酸化防止剤の添加は配合粉製造時に行わ
れるのであるが、均一に混合することは困難であ
るので、重合前、重合中、重合後等の塩化ビニル
樹脂の製造時に添加することも試みられている。
特に、塩化ビニル樹脂が溶液状態あるいは、スラ
リー状態にある時に添加すると酸化防止剤が均一
に分散されるので望ましい。
れるのであるが、均一に混合することは困難であ
るので、重合前、重合中、重合後等の塩化ビニル
樹脂の製造時に添加することも試みられている。
特に、塩化ビニル樹脂が溶液状態あるいは、スラ
リー状態にある時に添加すると酸化防止剤が均一
に分散されるので望ましい。
ところで、酸化防止剤としてはフエノール系酸
化防止剤、アミン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止
剤、リン系酸化防止剤等があるが、これらは通常
粉末であり、そのため所定量を自動的に装入する
ことは困難である。特に、塩化ビニル樹脂が溶融
状態あるいはスラリー状態にあるときは系内が加
圧下であり、粉末の酸化防止剤を定量的に圧入す
るのは更に困難である。
化防止剤、アミン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止
剤、リン系酸化防止剤等があるが、これらは通常
粉末であり、そのため所定量を自動的に装入する
ことは困難である。特に、塩化ビニル樹脂が溶融
状態あるいはスラリー状態にあるときは系内が加
圧下であり、粉末の酸化防止剤を定量的に圧入す
るのは更に困難である。
これらの酸化防止剤が粉末であることに基づく
上記問題は、酸化防止剤を適当な有機溶剤に溶か
して用いれば解決するのであるが、用いた溶剤が
塩化ビニル樹脂に含まれたり溶剤を回収したりす
る必要が生じると共に、反応系に加える場合は、
未反応の単量体や重合溶媒を回収する際に回収単
量体や重合溶媒に混入する問題がある。また、水
系媒体中で懸濁重合する場合には、酸化防止剤を
溶解するのに用いた溶剤が廃水中に排出されるの
で廃水中のCODが上昇する問題がある。
上記問題は、酸化防止剤を適当な有機溶剤に溶か
して用いれば解決するのであるが、用いた溶剤が
塩化ビニル樹脂に含まれたり溶剤を回収したりす
る必要が生じると共に、反応系に加える場合は、
未反応の単量体や重合溶媒を回収する際に回収単
量体や重合溶媒に混入する問題がある。また、水
系媒体中で懸濁重合する場合には、酸化防止剤を
溶解するのに用いた溶剤が廃水中に排出されるの
で廃水中のCODが上昇する問題がある。
水系媒体中で懸濁重合する場合にはビスフエノ
ールA等のようなアルカリ水に可溶の酸化防止剤
ではカセイソーダ溶液あるいはカセイカリ溶液等
に溶かしまたは懸濁した溶液を用いることもでき
るが、アルカリ水に可溶の酸化防止剤はきわめて
限られており、揆水性の酸化防止剤には適用でき
ない。また、酸化防止剤をアルカリ水と接触させ
ておくと、特にフエノール系のものではキノン構
造となり、着色し、懸濁重合して得られる塩化ビ
ニル樹脂が着色するという欠点がある。
ールA等のようなアルカリ水に可溶の酸化防止剤
ではカセイソーダ溶液あるいはカセイカリ溶液等
に溶かしまたは懸濁した溶液を用いることもでき
るが、アルカリ水に可溶の酸化防止剤はきわめて
限られており、揆水性の酸化防止剤には適用でき
ない。また、酸化防止剤をアルカリ水と接触させ
ておくと、特にフエノール系のものではキノン構
造となり、着色し、懸濁重合して得られる塩化ビ
ニル樹脂が着色するという欠点がある。
本発明者らは、かかる状況下に鋭意検討した結
果、意外にも酸化防止剤を、乳化剤および/また
は懸濁剤を用い水に微細な粉末として分散させた
ならば、塩化ビニルの懸濁重合中に容易にポンプ
により重合槽に添加でき、廃水中のCODもほと
んど変わらないことを見出し、更に研究して、本
発明を完成した。
果、意外にも酸化防止剤を、乳化剤および/また
は懸濁剤を用い水に微細な粉末として分散させた
ならば、塩化ビニルの懸濁重合中に容易にポンプ
により重合槽に添加でき、廃水中のCODもほと
んど変わらないことを見出し、更に研究して、本
発明を完成した。
本発明の目的は、酸化防止剤の自動装入が可能
で、廃水中のCODが低く、熱安定性の向上した
塩化ビニル樹脂が得られる塩化ビニル類の懸濁重
合方法を提供することにある。
で、廃水中のCODが低く、熱安定性の向上した
塩化ビニル樹脂が得られる塩化ビニル類の懸濁重
合方法を提供することにある。
即ち、本発明は、水系媒体中で懸濁重合法で塩
化ビニル類を重合する方法において、塩化ビニル
類の懸濁重合時に酸化防止剤を乳化剤および/ま
たは懸濁剤により水に微細な粉末として分散した
乳濁液を添加し、生成する塩化ビニル樹脂中に酸
化防止剤を均一に分散させることを特徴とする塩
化ビニル類の懸濁重合方法である。
化ビニル類を重合する方法において、塩化ビニル
類の懸濁重合時に酸化防止剤を乳化剤および/ま
たは懸濁剤により水に微細な粉末として分散した
乳濁液を添加し、生成する塩化ビニル樹脂中に酸
化防止剤を均一に分散させることを特徴とする塩
化ビニル類の懸濁重合方法である。
本発明において、塩化ビニル類とは塩化ビニル
単独ばかりでなく、塩化ビニルと共重合しうる単
量体との混合物も含むものである。
単独ばかりでなく、塩化ビニルと共重合しうる単
量体との混合物も含むものである。
塩化ビニルと共重合しうる単量体としては、例
示するならば、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテ
ン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1
−ウンデセン、1−ドデセン、1−トリデセン、
1−テトラデセン、等の炭素数2〜30のα−オレ
フイン、アクリル酸およびそのエステル類、メタ
クリル酸およびそのエステル類、マレイン酸およ
びそのエステル類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、アルキルビニルエーテル等のビニル化合物
及びこれらの混合物が挙げられる。
示するならば、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテ
ン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1
−ウンデセン、1−ドデセン、1−トリデセン、
1−テトラデセン、等の炭素数2〜30のα−オレ
フイン、アクリル酸およびそのエステル類、メタ
クリル酸およびそのエステル類、マレイン酸およ
びそのエステル類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、アルキルビニルエーテル等のビニル化合物
及びこれらの混合物が挙げられる。
塩化ビニル類の水性懸濁重合法では、塩化ビニ
ル類と水との割合は一般に塩化ビニル類100重量
部に対し水80〜300重量部であり、また重合温度
は通常35〜70℃である。
ル類と水との割合は一般に塩化ビニル類100重量
部に対し水80〜300重量部であり、また重合温度
は通常35〜70℃である。
使用できる重合開始剤としては、例えば、ジイ
ソプロピルパーオキシジカーボネート、ジオクチ
ルパーオキシジカーボネート、ジラウリルパーオ
キシジカーボネート、ジセチルパーオキシジカー
ボネート、ジターシヤリーブチルパーオキシジカ
ーボネート、ジ(2−エトキシエチル)パーオキ
シジカーボネート、ジ(2−メトキシプロピル)
パーオキシジカーボネート、ジベンジルパーオキ
シジカーボネート、ジシクロヘキシルパーオキシ
ジカーボネート、ジターシヤリーブチルシクロヘ
キシルパーオキシジカーボネート等のパーオキシ
ジカーボネート、2,2′−アゾビス−2,4−ジ
メチルバレロニトリル、2,2′−アゾビス−4−
メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル等の
アゾ化合物、ターシヤリーブチルパーオキシネオ
デカネート、α−クミルパーオキシネオデカネー
ト、ターシヤリーオクチルパーオキシネオデカネ
ート、ターシヤリーブチルパーオキシピバレー
ト、α−クミルパーオキシピバレート、アミルパ
ーオキシピバレート、ジターシヤリーブチルオギ
ザレート、イソブチリルパーオキサイド等のパー
オキサイド類が挙げられ、これらは重合反応速度
を均一化する為に組み合わせて使つてもよい。
ソプロピルパーオキシジカーボネート、ジオクチ
ルパーオキシジカーボネート、ジラウリルパーオ
キシジカーボネート、ジセチルパーオキシジカー
ボネート、ジターシヤリーブチルパーオキシジカ
ーボネート、ジ(2−エトキシエチル)パーオキ
シジカーボネート、ジ(2−メトキシプロピル)
パーオキシジカーボネート、ジベンジルパーオキ
シジカーボネート、ジシクロヘキシルパーオキシ
ジカーボネート、ジターシヤリーブチルシクロヘ
キシルパーオキシジカーボネート等のパーオキシ
ジカーボネート、2,2′−アゾビス−2,4−ジ
メチルバレロニトリル、2,2′−アゾビス−4−
メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル等の
アゾ化合物、ターシヤリーブチルパーオキシネオ
デカネート、α−クミルパーオキシネオデカネー
ト、ターシヤリーオクチルパーオキシネオデカネ
ート、ターシヤリーブチルパーオキシピバレー
ト、α−クミルパーオキシピバレート、アミルパ
ーオキシピバレート、ジターシヤリーブチルオギ
ザレート、イソブチリルパーオキサイド等のパー
オキサイド類が挙げられ、これらは重合反応速度
を均一化する為に組み合わせて使つてもよい。
水性懸濁重合で使用される分散剤としては、例
えば、ポリビニルアルコール、セルローズ誘導
体、無水マレイン酸−スチレン共重合体、無水マ
レイン酸−メチルビニルエーテル共重合体、ゼラ
チン等が挙げられる。
えば、ポリビニルアルコール、セルローズ誘導
体、無水マレイン酸−スチレン共重合体、無水マ
レイン酸−メチルビニルエーテル共重合体、ゼラ
チン等が挙げられる。
本発明においては、塩化ビニル類の懸濁重合時
に微細な粉末状の酸化防止剤を水に分散した乳濁
液を添加することが必要であり、微細な粉末状に
酸化防止剤が乳化剤及び/または懸濁剤を用い水
に分散することにより安定してポンプ等により自
動的に加圧下にある重合槽に装入されうるのであ
る。
に微細な粉末状の酸化防止剤を水に分散した乳濁
液を添加することが必要であり、微細な粉末状に
酸化防止剤が乳化剤及び/または懸濁剤を用い水
に分散することにより安定してポンプ等により自
動的に加圧下にある重合槽に装入されうるのであ
る。
なお、ここにおいて用いる酸化防止剤として
は、通常固体のものであり、微細な粉末として乳
化剤および/または懸濁剤により水に分散可能な
ものであり、そのようなものとしては、例えば、
2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール
(BHT)、3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ア
ニソール(3−BHA)、2−t−ブチル−4ヒド
ロキシ−アニソール(2−BHA)、2,2′−メチ
レンビス(4−メチル−6−t−ブチルフエノー
ル)(MBMBP)、2,2′−メチレンビス(4−エ
チル−6−t−ブチルフエノール)(MBEBT)、
4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−6−1−
ブチルフエノール)(BBMBP)、4,4′−チオビ
ス(3−メチル−6−t−ブチルフエノール)
(SBMBP)、スチレン化−p−クレゾール、1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−
5−t−ブチルフエニル)ブタン、テトラキス
〔メチレン−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−
ヒドロキシフエニル)プロピオネート〕メタン、
n−オクタデシル−3−(4′−ヒドロキシ−3′,
5′−ジ−t−ブチルフエニル)プロピオネート、
1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)ベンゼン、2,2′−ジヒドロキシ−3,3
−t−ジ(α−メチルシクロヘキシル)−5,
5′−ジメチル−ジフエニルメタン、4,4′−メチ
レンビス(2,6−ジ−t−ブチルフエノール)、
トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフエニル)イソシアヌレイト、1,3,5−ト
リス(3′,5′−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
−ベンゾイル)イソシアヌレイト、ビス〔2−メ
チル−4−{3−n−アルキルチオプロピオニル
オキシ}−5−t−ブチルフエニル〕スルフイド、
1−オキシ−3−メチル−イソプロピルベンゼ
ン、2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノン、ア
ルキル化ビスフエノール)、2,5−ジ−t−ア
ミルハイドロキノン、ポリブチル化ビスフエノー
ルA、ビスフエノールA、2,6−ビス(2′−ヒ
ドロキシ−3−t−ブチル−5′−メチル−ベンジ
ル)−4−メチルフエノール、1,3,5−トリ
ス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−
ジメチルベンジル)イソシアヌレート、テレフタ
ロイル−ジ(2,6−ジメチル−4−t−ブチル
−3−ヒドロキシベンジルスルフイド)、2,6
−ジ−t−ブチル−α−ジメチルアミノ−p−ク
レゾール、2,2′−メチレン−ビス(4−メチル
−6−シクロヘキシルフエノール)、ヘキサメチ
レングリコールビス(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフエニル)プロピオネート、6−
(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニ
リノ)−2,4−ビス(オクチルチオ)−1,3,
5−トリアジン、2,2−チオ−〔ジエチル−ビ
ス−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフエニル)プロピオネート〕、N,N′−ヘキ
サメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシ−ヒドロシナミド)、3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジル−リン酸ジ
エチルエステル、2,4−ジメチル−6−t−ブ
チルフエノール、4,4−メチレンビス(2,6
−ジ−t−ブチルフエノール)、4,4′−チオビ
ス(2−メチル−6−t−ブチルフエノール)、
トリス〔β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフエニル)プロピオニル−オキシエチ
ル〕イソシアヌレート、2,4,6−トリブチル
フエノール、ビス−〔3,3−ビス(4′−ヒドロ
キシ−3′−t−ブチルフエニル)−ブチリツクア
シツド〕グリコールエステル、4−ヒドロキシメ
チル−2,6−ジ−t−ブチルフエノール、ビス
(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチル
ベンジル)サルフアイト等のフエノール系酸化防
止剤、N−フエニル−N′−イソプロピル−p−
フエニレンジアミン、N−フエニル−N′−(1,
3−ジメチルブチル)−p−フエニレンジアミン、
N,N′−ジフエニル−p−フエニレンジアミン、
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノ
リン重合物、ジアリール−p−フエニレンジアミ
ン等のアミン系酸化防止剤、ジラウリル・チオジ
プロピオネート、ジステアリル・チオジプロピオ
ネート、2−メルカプトベンズイミダゾール等の
硫黄系酸化防止剤、ジステアリルペンタエリスリ
トールジホスフアイト等のリン系酸化防止剤など
が挙げられるがこれに限定されるものではない。
これらの酸化防止剤は単独又は二種類以上組み合
わせて使用される。
は、通常固体のものであり、微細な粉末として乳
化剤および/または懸濁剤により水に分散可能な
ものであり、そのようなものとしては、例えば、
2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール
(BHT)、3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ア
ニソール(3−BHA)、2−t−ブチル−4ヒド
ロキシ−アニソール(2−BHA)、2,2′−メチ
レンビス(4−メチル−6−t−ブチルフエノー
ル)(MBMBP)、2,2′−メチレンビス(4−エ
チル−6−t−ブチルフエノール)(MBEBT)、
4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−6−1−
ブチルフエノール)(BBMBP)、4,4′−チオビ
ス(3−メチル−6−t−ブチルフエノール)
(SBMBP)、スチレン化−p−クレゾール、1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−
5−t−ブチルフエニル)ブタン、テトラキス
〔メチレン−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−
ヒドロキシフエニル)プロピオネート〕メタン、
n−オクタデシル−3−(4′−ヒドロキシ−3′,
5′−ジ−t−ブチルフエニル)プロピオネート、
1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)ベンゼン、2,2′−ジヒドロキシ−3,3
−t−ジ(α−メチルシクロヘキシル)−5,
5′−ジメチル−ジフエニルメタン、4,4′−メチ
レンビス(2,6−ジ−t−ブチルフエノール)、
トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフエニル)イソシアヌレイト、1,3,5−ト
リス(3′,5′−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
−ベンゾイル)イソシアヌレイト、ビス〔2−メ
チル−4−{3−n−アルキルチオプロピオニル
オキシ}−5−t−ブチルフエニル〕スルフイド、
1−オキシ−3−メチル−イソプロピルベンゼ
ン、2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノン、ア
ルキル化ビスフエノール)、2,5−ジ−t−ア
ミルハイドロキノン、ポリブチル化ビスフエノー
ルA、ビスフエノールA、2,6−ビス(2′−ヒ
ドロキシ−3−t−ブチル−5′−メチル−ベンジ
ル)−4−メチルフエノール、1,3,5−トリ
ス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−
ジメチルベンジル)イソシアヌレート、テレフタ
ロイル−ジ(2,6−ジメチル−4−t−ブチル
−3−ヒドロキシベンジルスルフイド)、2,6
−ジ−t−ブチル−α−ジメチルアミノ−p−ク
レゾール、2,2′−メチレン−ビス(4−メチル
−6−シクロヘキシルフエノール)、ヘキサメチ
レングリコールビス(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフエニル)プロピオネート、6−
(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニ
リノ)−2,4−ビス(オクチルチオ)−1,3,
5−トリアジン、2,2−チオ−〔ジエチル−ビ
ス−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフエニル)プロピオネート〕、N,N′−ヘキ
サメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシ−ヒドロシナミド)、3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジル−リン酸ジ
エチルエステル、2,4−ジメチル−6−t−ブ
チルフエノール、4,4−メチレンビス(2,6
−ジ−t−ブチルフエノール)、4,4′−チオビ
ス(2−メチル−6−t−ブチルフエノール)、
トリス〔β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフエニル)プロピオニル−オキシエチ
ル〕イソシアヌレート、2,4,6−トリブチル
フエノール、ビス−〔3,3−ビス(4′−ヒドロ
キシ−3′−t−ブチルフエニル)−ブチリツクア
シツド〕グリコールエステル、4−ヒドロキシメ
チル−2,6−ジ−t−ブチルフエノール、ビス
(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチル
ベンジル)サルフアイト等のフエノール系酸化防
止剤、N−フエニル−N′−イソプロピル−p−
フエニレンジアミン、N−フエニル−N′−(1,
3−ジメチルブチル)−p−フエニレンジアミン、
N,N′−ジフエニル−p−フエニレンジアミン、
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノ
リン重合物、ジアリール−p−フエニレンジアミ
ン等のアミン系酸化防止剤、ジラウリル・チオジ
プロピオネート、ジステアリル・チオジプロピオ
ネート、2−メルカプトベンズイミダゾール等の
硫黄系酸化防止剤、ジステアリルペンタエリスリ
トールジホスフアイト等のリン系酸化防止剤など
が挙げられるがこれに限定されるものではない。
これらの酸化防止剤は単独又は二種類以上組み合
わせて使用される。
これらの酸化防止剤は乳化剤単独、懸濁剤単独
あるいは乳化剤と懸濁剤との併用により水に分散
させられるが、乳化剤単独で分散させられる場合
にはその粒径が10μm以下好ましくは5μm以下の
ものが99%以上であることが、懸濁剤単独で分散
させられる場合にはその粒径が好ましくは50μm
以下のものが99%以上であることが、あるいは乳
化剤と懸濁剤とを併用する場合にはその粒径が
50μm以下のものが99%以上であることが望まし
く、これらの粒径以上のものが多くなると酸化防
止剤が沈殿あるいは浮上して相分離をしてしまう
ことが多くなり、使用する際に改めて分散させる
必要が生じることが多い。
あるいは乳化剤と懸濁剤との併用により水に分散
させられるが、乳化剤単独で分散させられる場合
にはその粒径が10μm以下好ましくは5μm以下の
ものが99%以上であることが、懸濁剤単独で分散
させられる場合にはその粒径が好ましくは50μm
以下のものが99%以上であることが、あるいは乳
化剤と懸濁剤とを併用する場合にはその粒径が
50μm以下のものが99%以上であることが望まし
く、これらの粒径以上のものが多くなると酸化防
止剤が沈殿あるいは浮上して相分離をしてしまう
ことが多くなり、使用する際に改めて分散させる
必要が生じることが多い。
なお、本発明において水に分散された酸化防止
剤の粒径分布は遠心式自動粒度分布測定装置によ
り測定した。
剤の粒径分布は遠心式自動粒度分布測定装置によ
り測定した。
通常、酸化防止剤の乳濁液中の濃度としては70
〜1重量%が適当であり、70重量%を越えた場合
乳濁液の流動性が悪くなり好ましくなく、1重量
%未満では所定量の酸化防止剤を添加するため多
量の乳濁液を添加する必要が生じるので好ましく
ない。さらに好ましくは65〜10重量%である。な
お、乳化剤単独分散させる際の用いる乳化剤の量
としては乳濁液中10〜0.1重量%が好ましく、懸
濁剤単独で分散させる際の懸濁剤の量としては乳
濁液中10〜0.5重量%が好ましく、乳化剤と懸濁
剤とを併用する場合には乳化剤の量を乳濁液中10
〜0.1重量%、懸濁剤の量を乳濁液中10〜0.5重量
%になるよう添加する。
〜1重量%が適当であり、70重量%を越えた場合
乳濁液の流動性が悪くなり好ましくなく、1重量
%未満では所定量の酸化防止剤を添加するため多
量の乳濁液を添加する必要が生じるので好ましく
ない。さらに好ましくは65〜10重量%である。な
お、乳化剤単独分散させる際の用いる乳化剤の量
としては乳濁液中10〜0.1重量%が好ましく、懸
濁剤単独で分散させる際の懸濁剤の量としては乳
濁液中10〜0.5重量%が好ましく、乳化剤と懸濁
剤とを併用する場合には乳化剤の量を乳濁液中10
〜0.1重量%、懸濁剤の量を乳濁液中10〜0.5重量
%になるよう添加する。
酸化防止剤を分散させるのに用いる乳化剤とし
ては、アニオン系、両性系、カチオン系ならびに
非イオン系のいずれでもよいが、非イオン系が好
ましい。
ては、アニオン系、両性系、カチオン系ならびに
非イオン系のいずれでもよいが、非イオン系が好
ましい。
アニオン系乳化剤としては、ラウリル酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸等の脂肪酸、酸性アルキ
ルアルコール硫酸エステル、パラフインスルホン
酸、アルキルアリールスルホン酸(例えばドデシ
ルベンゼンスルホン酸またはジブチルナフタリン
スルホン酸)、スルホ−コハク酸ジアルキルエス
テル等のアルカリ金属、アルカリ土類金属、ある
いはアンモニウムとの塩、並びにエポキシステア
リン酸の如きエポキシ基含有脂肪酸や、過酸(例
えば過酢酸)と不飽和脂肪酸(例えばオレイン酸
またはリノール酸)または不飽和オキシ脂肪酸
(例えばリチノール酸)との反応生成物等のアル
カリ金属あるいはアンモニウムとの塩が挙げられ
る。両性系あるいはカチオン系の乳化剤として
は、ドデシルベタインの如きアルキルベタイン、
ラウリルピリジニウム−ヒドロクロライドの如き
アルキルピリジニウム塩、オキシエチル−ドデシ
ル−アンモニウムクロライドの如きアルキルアン
モニウム塩等が挙げられる。
ミチン酸、ステアリン酸等の脂肪酸、酸性アルキ
ルアルコール硫酸エステル、パラフインスルホン
酸、アルキルアリールスルホン酸(例えばドデシ
ルベンゼンスルホン酸またはジブチルナフタリン
スルホン酸)、スルホ−コハク酸ジアルキルエス
テル等のアルカリ金属、アルカリ土類金属、ある
いはアンモニウムとの塩、並びにエポキシステア
リン酸の如きエポキシ基含有脂肪酸や、過酸(例
えば過酢酸)と不飽和脂肪酸(例えばオレイン酸
またはリノール酸)または不飽和オキシ脂肪酸
(例えばリチノール酸)との反応生成物等のアル
カリ金属あるいはアンモニウムとの塩が挙げられ
る。両性系あるいはカチオン系の乳化剤として
は、ドデシルベタインの如きアルキルベタイン、
ラウリルピリジニウム−ヒドロクロライドの如き
アルキルピリジニウム塩、オキシエチル−ドデシ
ル−アンモニウムクロライドの如きアルキルアン
モニウム塩等が挙げられる。
非イオン系乳化剤としては、グリセリン−モノ
ステアレート、ソルビツト−モノラウレートおよ
び−オレエートの如き多価アルコールの脂肪酸部
分エステル、脂肪酸または芳香族ヒドロキシ化合
物のポリオキシエチルエステル、ポリプロピレン
オキサイド−ポリエチレンオキサイド−縮合生成
物等が挙げられる。これらの乳化剤は単独又は必
要に応じ二種類以上組み合わせて使用される。な
かでも好適には、非イオン系乳化剤が用いられ
る。
ステアレート、ソルビツト−モノラウレートおよ
び−オレエートの如き多価アルコールの脂肪酸部
分エステル、脂肪酸または芳香族ヒドロキシ化合
物のポリオキシエチルエステル、ポリプロピレン
オキサイド−ポリエチレンオキサイド−縮合生成
物等が挙げられる。これらの乳化剤は単独又は必
要に応じ二種類以上組み合わせて使用される。な
かでも好適には、非イオン系乳化剤が用いられ
る。
乳濁液中の乳化剤の割合は10〜0.1重量%が好
ましく、5〜0.5重量%が更に好ましい。10重量
%を越えると廃水のCODが高くなり、コストが
高くなる。また、0.1重量%未満では乳濁液の保
存安定性が悪くなり好ましくない。
ましく、5〜0.5重量%が更に好ましい。10重量
%を越えると廃水のCODが高くなり、コストが
高くなる。また、0.1重量%未満では乳濁液の保
存安定性が悪くなり好ましくない。
酸化防止剤を分散させるために用いる懸濁剤と
しては、ポリビニルアルコール、セルローズ誘導
体、無水マレイン酸−スチレン共重合体、無水マ
レイン酸−メチルビニルエーテル共重合体、ゼラ
チン等が挙げられる。
しては、ポリビニルアルコール、セルローズ誘導
体、無水マレイン酸−スチレン共重合体、無水マ
レイン酸−メチルビニルエーテル共重合体、ゼラ
チン等が挙げられる。
乳濁液中の懸濁剤の割合は10〜0.5重量%が好
ましく、5〜1重量%が更に好ましい。10重量%
を越えると廃水のCODが高くなり、コストが高
くなる為好ましくなく、0.5重量%未満では保存
安定性が悪くなり好ましくない。
ましく、5〜1重量%が更に好ましい。10重量%
を越えると廃水のCODが高くなり、コストが高
くなる為好ましくなく、0.5重量%未満では保存
安定性が悪くなり好ましくない。
使用する水に特に制限はないが脱イオン水、蒸
留水の使用が好ましい。水に分散した酸化防止剤
の添加方法としては、重合前、重合中、重合後の
いずれでも良いが、重合前に重合機のマンホール
より入手により装入あるいはポンプにより自動装
入、又は重合反応停止時に、ポツトを用いて人手
により装入或いはポンプにより自動装入するが、
いずれの場合もポンプによる自動装入が作業性か
らみて好ましい。
留水の使用が好ましい。水に分散した酸化防止剤
の添加方法としては、重合前、重合中、重合後の
いずれでも良いが、重合前に重合機のマンホール
より入手により装入あるいはポンプにより自動装
入、又は重合反応停止時に、ポツトを用いて人手
により装入或いはポンプにより自動装入するが、
いずれの場合もポンプによる自動装入が作業性か
らみて好ましい。
酸化防止剤の乳濁液の添加割合は、0.001〜1.0
重量%が好ましく、0.002〜0.2重量%がさらに好
ましい。0.001重量%未満では塩化ビニル樹脂の
劣化を防止することができず、1.0重量%より多
いと乳濁液の添加量を増す必要があり、廃水中の
CODが増す結果となり、好ましくない。
重量%が好ましく、0.002〜0.2重量%がさらに好
ましい。0.001重量%未満では塩化ビニル樹脂の
劣化を防止することができず、1.0重量%より多
いと乳濁液の添加量を増す必要があり、廃水中の
CODが増す結果となり、好ましくない。
以下、実施例、比較例を挙げて本発明を更に具
体的に説明する。
体的に説明する。
尚、実施例、比較例を通じて、塩化ビニル樹脂
の体積固有抵抗、コンゴーレツド熱安定性は次の
方法により測定した。また、実施例、比較例中の
部は全て重量部である。
の体積固有抵抗、コンゴーレツド熱安定性は次の
方法により測定した。また、実施例、比較例中の
部は全て重量部である。
(イ) 体積固有抵抗:
重合体100部にジオクチルフタレート(DOP)
50部、トリベース(三塩基性硫酸鉛)3部を加
え、この混合物を150℃のミキシングロールで7
分間混練して取出し、0.5mmのシートを得た。こ
のシートに500Vの直流電圧をかけ体積固有抵抗
を測定した(JIS K6723の方法による)。数値は
Ω・cmで表してある。
50部、トリベース(三塩基性硫酸鉛)3部を加
え、この混合物を150℃のミキシングロールで7
分間混練して取出し、0.5mmのシートを得た。こ
のシートに500Vの直流電圧をかけ体積固有抵抗
を測定した(JIS K6723の方法による)。数値は
Ω・cmで表してある。
(ロ) コンゴーレツド熱安定性:
重合体100部にジオクチルフタレート(DOP)
50部、ステアリン酸バリウム0.5部、ステアリン
酸鉛1.0部を加え、この混合物を150℃のミキシン
グロールで7分間混練して取出し1.0mmのシート
を得た。このシートを1mm角に切り刻み、JIS
K6723に準じてコンゴーレツド熱安定性を測定し
た。
50部、ステアリン酸バリウム0.5部、ステアリン
酸鉛1.0部を加え、この混合物を150℃のミキシン
グロールで7分間混練して取出し1.0mmのシート
を得た。このシートを1mm角に切り刻み、JIS
K6723に準じてコンゴーレツド熱安定性を測定し
た。
実施例 1
粒径10μm以下が99.1重量%からなる粉末状の
4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−6−ター
シヤリーブチルフエノール)50部、脱イオン水48
部、ソルビツト・モノラウレート2部を撹拌槽に
とり、ホモジナイザーにより均質化した。得られ
た乳濁液は流動性良好であつた。この乳濁液を塩
化ビニルモノマーの懸濁重合に用いた。
4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−6−ター
シヤリーブチルフエノール)50部、脱イオン水48
部、ソルビツト・モノラウレート2部を撹拌槽に
とり、ホモジナイザーにより均質化した。得られ
た乳濁液は流動性良好であつた。この乳濁液を塩
化ビニルモノマーの懸濁重合に用いた。
内容積7m3の重合機に水2250Kg、けん化度80モ
ル%で平均重合度2000の部分けん化ポリビニルア
ルコール1.8Kg、ジオクチルパーオキシジカーボ
ネート0.45Kg、α−クミルパーオキシネオデカネ
ート0.86Kgを装入し、内部の空気を真空ポンプで
排除した後、塩化ビニル2250Kgを装入した。重合
温度を50.5℃に設定し、反応を進行せしめ、内部
の圧力が5Kg/cm2G圧に達したところで、上記乳
濁液1.5Kgをミルフローポンプを用い重合機内に
圧入し、撹拌したのち、未反応単量体を回収し、
次いで重合体のスラリーを排出し、脱水乾燥後、
製品として塩化ビニル樹脂を取得した。
ル%で平均重合度2000の部分けん化ポリビニルア
ルコール1.8Kg、ジオクチルパーオキシジカーボ
ネート0.45Kg、α−クミルパーオキシネオデカネ
ート0.86Kgを装入し、内部の空気を真空ポンプで
排除した後、塩化ビニル2250Kgを装入した。重合
温度を50.5℃に設定し、反応を進行せしめ、内部
の圧力が5Kg/cm2G圧に達したところで、上記乳
濁液1.5Kgをミルフローポンプを用い重合機内に
圧入し、撹拌したのち、未反応単量体を回収し、
次いで重合体のスラリーを排出し、脱水乾燥後、
製品として塩化ビニル樹脂を取得した。
脱水された水中のCOD濃度は40mg/であり、
上記乳濁液を入れない場合のCOD濃度37mg/
と略同等であつた。
上記乳濁液を入れない場合のCOD濃度37mg/
と略同等であつた。
得られた製品のコンゴーレツド熱安定性は80分
であり、上記した酸化防止剤の乳濁液を添加する
ことなく懸濁重合して得た塩化ビニル樹脂に実施
例1と同量の4,4′−ブチリデンビス(3−メチ
ル−6−ターシヤリーブチルフエノール)を添加
した場合のコンゴーレツド熱安定性(30分)より
良好であつた。
であり、上記した酸化防止剤の乳濁液を添加する
ことなく懸濁重合して得た塩化ビニル樹脂に実施
例1と同量の4,4′−ブチリデンビス(3−メチ
ル−6−ターシヤリーブチルフエノール)を添加
した場合のコンゴーレツド熱安定性(30分)より
良好であつた。
比較例 1
粒径10μm以下が99.1重量%から成る粉末状の
4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−6−ター
シヤリーブチルフエノール)50部、脱イオン水50
部を撹拌槽に取り、ホモジナイザーにより撹拌し
たが均質にならず、酸化防止剤は撹拌を止めると
水に浮いてしまつた。本品を実施例1と同様にミ
ルフローポンプを用い重合機内に圧入しようとし
たが、分離した水のみ圧入し、酸化防止剤は圧入
できなかつた。
4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−6−ター
シヤリーブチルフエノール)50部、脱イオン水50
部を撹拌槽に取り、ホモジナイザーにより撹拌し
たが均質にならず、酸化防止剤は撹拌を止めると
水に浮いてしまつた。本品を実施例1と同様にミ
ルフローポンプを用い重合機内に圧入しようとし
たが、分離した水のみ圧入し、酸化防止剤は圧入
できなかつた。
実施例 2
平均粒径が50μmの微粉末のビスフエノール
A40部、脱イオン水57部、ソルビツトモノラウレ
ート3部をボールミル中に入れ、粒径5μ以下の
ものが99重量%となるまで粉砕分散した。得られ
た乳濁液は流動性良好であつた。
A40部、脱イオン水57部、ソルビツトモノラウレ
ート3部をボールミル中に入れ、粒径5μ以下の
ものが99重量%となるまで粉砕分散した。得られ
た乳濁液は流動性良好であつた。
実施例1と同様にして上記乳濁液1.5Kgを圧入
し、脱水し乾燥後製品として取得した。脱水され
た水中のCOD濃度は45mg/であり、乳化液を
入れない場合のCOD濃度37mg/と略同等であ
つた。得られた組品のコンゴーレツド熱安定性は
50分であり、上述の酸化防止剤の乳濁液を加える
ことなく懸濁重合を行つて得た重合体パウダーに
ビスフエノールAを同量添加した場合の30分に比
べ優れていた。又得られた製品の体積固有抵抗は
5×1013Ω・cmで乳濁液を入れない場合の4.8×
1013Ω・cmと略変わりがなかつた。
し、脱水し乾燥後製品として取得した。脱水され
た水中のCOD濃度は45mg/であり、乳化液を
入れない場合のCOD濃度37mg/と略同等であ
つた。得られた組品のコンゴーレツド熱安定性は
50分であり、上述の酸化防止剤の乳濁液を加える
ことなく懸濁重合を行つて得た重合体パウダーに
ビスフエノールAを同量添加した場合の30分に比
べ優れていた。又得られた製品の体積固有抵抗は
5×1013Ω・cmで乳濁液を入れない場合の4.8×
1013Ω・cmと略変わりがなかつた。
比較例 2
ビスフエノールA 10部、メタノール 90部を
撹拌槽に入れ撹拌し、溶解した。
撹拌槽に入れ撹拌し、溶解した。
実施例2の乳濁液の代りに、このメタノール溶
液6.0Kgを圧入した他は、実施例2と同様にして、
塩化ビニルの懸濁重合を行つた。
液6.0Kgを圧入した他は、実施例2と同様にして、
塩化ビニルの懸濁重合を行つた。
得られた製品のコンゴーレツド熱安定性は48
分、体積固有抵抗は5.3×1013Ω・cmであり実施例
2と変わりなかつたが、脱水された水中のCOD
濃度は550mg/と高く、この廃水は活性汚泥処
理等の処理をする必要があつた。
分、体積固有抵抗は5.3×1013Ω・cmであり実施例
2と変わりなかつたが、脱水された水中のCOD
濃度は550mg/と高く、この廃水は活性汚泥処
理等の処理をする必要があつた。
実施例 3
実施例2において、ソルビツト・モノラウレー
トの代りにソデイウムラウリルサルフエートを用
いて懸濁重合を行い、製品を取得した。脱水され
た水中のCOD濃度は47mg/と略同等であつた。
トの代りにソデイウムラウリルサルフエートを用
いて懸濁重合を行い、製品を取得した。脱水され
た水中のCOD濃度は47mg/と略同等であつた。
得られた製品のコンゴーレツド熱安定性は48分
であり、上述の酸化防止剤の水サスペンジヨンを
加えることなく懸濁重合を行つて得た重合体パウ
ダーにビスフエノールAを同量添加した場合に比
べ優れていた。
であり、上述の酸化防止剤の水サスペンジヨンを
加えることなく懸濁重合を行つて得た重合体パウ
ダーにビスフエノールAを同量添加した場合に比
べ優れていた。
しかしながら、得られた製品の体積固有抵抗は
0.43×1013Ω・cmであり、実施例2に比べやや劣
つていた。
0.43×1013Ω・cmであり、実施例2に比べやや劣
つていた。
実施例 4
平均粒径が50μmの粉末状のビスフエノール
A35部、脱イオン水61部、グリセリン・モノステ
アレート2部、けん化度80モル%で平均重合度
2000の部分けん化ポリビニルアルコール2部を撹
拌槽にとり、ホモジナイザーにより均質化し、粒
径50μm以下が99.5重量%となるまで粉砕・分散
した。得られた乳濁液は、流動性良好であつた。
この乳濁液を塩化ビニルモノマーの懸濁重合に用
いた。
A35部、脱イオン水61部、グリセリン・モノステ
アレート2部、けん化度80モル%で平均重合度
2000の部分けん化ポリビニルアルコール2部を撹
拌槽にとり、ホモジナイザーにより均質化し、粒
径50μm以下が99.5重量%となるまで粉砕・分散
した。得られた乳濁液は、流動性良好であつた。
この乳濁液を塩化ビニルモノマーの懸濁重合に用
いた。
実施例1と同様にして、この乳濁液1.7Kgを圧
入し、脱水し乾燥後、製品として塩化ビニル樹脂
を取得した。
入し、脱水し乾燥後、製品として塩化ビニル樹脂
を取得した。
脱水された水中のCOD濃度は40mg/であり、
上記乳濁液を入れない場合と略同等であつた。
上記乳濁液を入れない場合と略同等であつた。
得られた製品のコンゴーレツド熱安定性は55分
であり、上述の酸化防止剤の水サスペンジヨンを
加えることなく懸濁重合を行つて得た重合体パウ
ダーにビスフエノールAを同様添加した場合に比
べ優れていた。又得られた製品の体積固有抵抗は
5.3×1013Ω・cmで上記乳濁液を入れない場合の
4.8×1013Ω・cmと略変わりなかつた。
であり、上述の酸化防止剤の水サスペンジヨンを
加えることなく懸濁重合を行つて得た重合体パウ
ダーにビスフエノールAを同様添加した場合に比
べ優れていた。又得られた製品の体積固有抵抗は
5.3×1013Ω・cmで上記乳濁液を入れない場合の
4.8×1013Ω・cmと略変わりなかつた。
実施例 5
平均粒径が50μmの粉末状のビスフエノール
A35部、脱イオン水62部、けん化度80モル%で平
均重合度2000の部分けん化ポリビニルアルコール
3部を撹拌槽にとり、ホモジナイザーにより均質
化し、粒径50μm以下が99.5重量%となるまで粉
砕・分散した。得られた乳濁液は、流動性良好で
あつた。この乳濁液を塩化ビニルモノマーの懸濁
重合に用いた。
A35部、脱イオン水62部、けん化度80モル%で平
均重合度2000の部分けん化ポリビニルアルコール
3部を撹拌槽にとり、ホモジナイザーにより均質
化し、粒径50μm以下が99.5重量%となるまで粉
砕・分散した。得られた乳濁液は、流動性良好で
あつた。この乳濁液を塩化ビニルモノマーの懸濁
重合に用いた。
実施例1と同様にして、この乳濁液1.7Kgを圧
入し、脱水し乾燥後、製品として塩化ビニル樹脂
を取得した。
入し、脱水し乾燥後、製品として塩化ビニル樹脂
を取得した。
脱水された水中のCOD濃度は48mg/であり、
上記乳濁液を入れない場合と略同等であつた。
上記乳濁液を入れない場合と略同等であつた。
得られた製品のコンゴーレツド熱安定性は45分
であり、上述の酸化防止剤の水サスペンジヨンを
加えることなく懸濁重合を行つて得た重合体パウ
ダーにビスフエノールAを同様添加した場合に比
べ優れていた。又得られた製品の体積固有抵抗は
5.2×1013Ω・cmで上記乳濁液を入れない場合の
4.8×1013Ω・cmと略変わりなかつた。
であり、上述の酸化防止剤の水サスペンジヨンを
加えることなく懸濁重合を行つて得た重合体パウ
ダーにビスフエノールAを同様添加した場合に比
べ優れていた。又得られた製品の体積固有抵抗は
5.2×1013Ω・cmで上記乳濁液を入れない場合の
4.8×1013Ω・cmと略変わりなかつた。
実施例 6
実施例1の乳濁液を塩化ビニルモノマーの懸濁
重合に用いた。
重合に用いた。
内容積7m3の重合機に、水2250Kg、けん化度80
モル%で平均重合度2000の部分けん化ポリビニル
アルコール1.8Kg、ジオクチルパーオキシジカー
ボネート0.45Kg、α−クミルパーオキシネオデカ
ネート0.86Kgを装入し、内部の空気を真空ポンプ
で排除した後、塩化ビニル2250Kgを装入したとこ
ろで、実施例1の乳濁液1.5Kgをミルフローポン
プを用い重合機内に圧入し、撹拌したのち、重合
温度を50.5℃に設定し、反応を進行せしめ、内部
の圧力が5Kg/cm2G圧に達したところで未反応単
量体を回収し、次いで重合体のスラリーを排出
し、脱水乾燥後、製品として塩化ビニル樹脂を取
得した。
モル%で平均重合度2000の部分けん化ポリビニル
アルコール1.8Kg、ジオクチルパーオキシジカー
ボネート0.45Kg、α−クミルパーオキシネオデカ
ネート0.86Kgを装入し、内部の空気を真空ポンプ
で排除した後、塩化ビニル2250Kgを装入したとこ
ろで、実施例1の乳濁液1.5Kgをミルフローポン
プを用い重合機内に圧入し、撹拌したのち、重合
温度を50.5℃に設定し、反応を進行せしめ、内部
の圧力が5Kg/cm2G圧に達したところで未反応単
量体を回収し、次いで重合体のスラリーを排出
し、脱水乾燥後、製品として塩化ビニル樹脂を取
得した。
脱水された水中のCOD濃度は39mg/であり、
上記乳濁液を入れない場合のCOD濃度37mg/
と略同等であつた。
上記乳濁液を入れない場合のCOD濃度37mg/
と略同等であつた。
得られた製品のコンゴーレツド熱安定性は75分
であり、上述の酸化防止剤の乳濁液を加えること
なく懸濁重合して得た塩化ビニル樹脂に実施例1
と同量の4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−
6−ターシヤリーブチルフエノール)を添加した
場合のコンゴーレツド熱安定性(30分)より良好
であつた。
であり、上述の酸化防止剤の乳濁液を加えること
なく懸濁重合して得た塩化ビニル樹脂に実施例1
と同量の4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−
6−ターシヤリーブチルフエノール)を添加した
場合のコンゴーレツド熱安定性(30分)より良好
であつた。
本発明によれば、酸化防止剤の自動装入が可能
で、廃水のCODが低い熱安定性の向上した塩化
ビニル樹脂が得られるという産業上、大きな価値
がある。
で、廃水のCODが低い熱安定性の向上した塩化
ビニル樹脂が得られるという産業上、大きな価値
がある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水系媒体中で懸濁重合法で塩化ビニル類を重
合する方法において、塩化ビニル類の重合時に粉
末状の酸化防止剤を乳化剤および/または懸濁剤
により水に微細な粉末として分散した乳濁液を添
加し、生成する塩化ビニル樹脂中に酸化防止剤を
均一に分散させることを特徴とする塩化ビニル類
の重合方法。 2 水に微細な粉末として分散した酸化防止剤の
粒径が10μm以下であり、乳濁液の組成が酸化防
止剤1〜70重量%、乳化剤0.1〜10重量%および
水98.9〜20重量%である特許請求の範囲第1項記
載の塩化ビニル類の重合方法。 3 水に微細な粉末として分散した酸化防止剤の
粒径が50μm以下であり、乳濁液の組成が酸化防
止剤1〜70重量%、乳化剤0.1〜10重量%、懸濁
剤0.5〜10重量%および水98.4〜10重量%である
特許請求の範囲第1項記載の塩化ビニル類の重合
方法。 4 乳化剤が非イオン系乳化剤である特許請求の
範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の塩化
ビニル類の重合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP357784A JPS60149608A (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | 塩化ビニル類の重合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP357784A JPS60149608A (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | 塩化ビニル類の重合方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5061647A Division JP2595182B2 (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 塩化ビニル類の重合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60149608A JPS60149608A (ja) | 1985-08-07 |
| JPH0586407B2 true JPH0586407B2 (ja) | 1993-12-13 |
Family
ID=11561303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP357784A Granted JPS60149608A (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | 塩化ビニル類の重合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60149608A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4749757A (en) * | 1986-08-21 | 1988-06-07 | Exxon Chemical Patents Inc. | High bulk density PVC resin suspension polymerization with inhibitor |
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| JPH0696616B2 (ja) * | 1987-03-19 | 1994-11-30 | チッソ株式会社 | 塩化ビニル重合体の製造方法 |
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