JPH0586457U - ベルトサンダー - Google Patents

ベルトサンダー

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JPH0586457U
JPH0586457U JP3567392U JP3567392U JPH0586457U JP H0586457 U JPH0586457 U JP H0586457U JP 3567392 U JP3567392 U JP 3567392U JP 3567392 U JP3567392 U JP 3567392U JP H0586457 U JPH0586457 U JP H0586457U
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grinding
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義光 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1機種で厚手の板材から極薄単板まで広範囲
の厚さ寸法のワークを研磨・研削することができるよう
にする。 【構成】 加工テーブル11には、昇降ブロック25と
楔ブロック29とが設けられている。楔ブロック29の
上面は傾斜面となっており、操作ハンドル35を操作し
て楔ブロック29を左右に移動させると、昇降ブロック
25ひいてはここに設けた受けロール27が上下に移動
する。厚手のワークを研磨・研削する場合には、受けロ
ール27を下降させ、送材ベルト23を平坦にする。ま
た、薄いワークを研磨・研削する場合には、受けロール
27を上昇させると、送材ベルト23が山形を形成して
サンディングベルト55との接触面積が極めて少なくな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は研削中のワークを支えるための構造を改良したベルトサンダーに関す る。
【0002】
【従来の技術】
木工材等のワークの研磨・研削加工に利用されるベルトサンダーは、一般的に 次のような構成である。
【0003】 加工テーブルの上方にサンディング機構のフレームが上下動可能に設けられ、 そのフレームに設けた複数のロール間に無端のサンディングベルトが掛け渡され て駆動モータにより走行される。一方、加工テーブルには複数の送りロールが回 転自在に設けられると共に、この送りロール上に送材ベルトが掛け渡され、ここ に載せられたワークをサンディングベルトの下方を通過するように送り込む。そ して、サンディング機構側には踏圧パッド等の踏圧部材を設けてサンディングベ ルトを送材ベルト上のワークに押し付けると共に、加工テーブル側にはバックア ップ機構が設けられる。ワークが送材ベルトによってサンディング領域に送り込 まれると、踏圧部材によってサンディングベルトがワークの表面に押し付けられ て研削が行われ、この折にワークに作用する下向きの力は加工テーブルのバック アップ機構によって受けられて所定の研削圧力となるのである。また、ワークの 研削代を調整するためには、例えば調節ハンドルを回転させることによりサンデ ィング機構のフレームを上下に移動させ得るようになっており、これにてサンデ ィングベルトの上下方向位置を調節することができる。
【0004】 ところで、このようなベルトサンダーにあっては、従来、研磨・研削すべきワ ークの厚さ寸法に応じて2種類の機種が供されており、これらは上述のバックア ップ機構が相違していた。
【0005】 1つは、数センチメートル程度の厚さ寸法を有する板材の研磨・研削に利用さ れるもので、他の1つは厚さ数ミリメートル程度の極薄状単板の研磨・研削に利 用されるものである。
【0006】 前者の構成は、加工テーブルにバックアップロールを回転自在に設けると共に 、このバックアップロールの高さ位置を加工テーブルに設けた送りロール群の高 さ位置とほぼ同一にしたものである。この構成では、加工テーブル上で送材ベル トが平坦になるから、ワークはその下面全域が送材ベルトに密着した状態でサン ディング領域に送られ、振動を抑えて安定的な研磨・研削を実行することができ る。
【0007】 ところが、この構成ではワークの厚さ寸法が3mm程度以上ある場合には問題は ないが、これを厚さ3mm以下の極薄状単板の研磨に使用すると、サンディングベ ルトによって送材ベルトが削られてしまうという欠点がある。その理由は、送材 ベルトが平坦になっているため、サンディングベルトが送材ベルトに広い面積で 接触するからである。
【0008】 そこで、後者の構成が考案された。これは、例えば特願平2−129463号 に開示されているように、バックアップロールの高さ位置を送りロール群よりも 高い位置に設定したものである。この構成では、送材ベルトがバックアップロー ル部分を頂点とする山形を形成するから、サンディングベルトと送材ベルトとが 線接触のような状態となり、両者の接触面積が極めて少なくなって送材ベルトの 摩耗を長期間にわたり抑えることができる。しかし、この後者の構成のベルトサ ンダーでは、極薄状単板なら送材ベルトにならって容易に撓み変形するから問題 はないが、厚い板材では撓み変形しないためワークが送材ベルトから浮き上がっ てしまって安定的な研磨・研削が不可能となる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、従来のベルトサンダーでは、ワークの厚さ寸法に応じて異なる 機種が必要になるという問題点があった。
【0010】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、従ってその目的は、1機種で厚手 の板材から極薄単板まで広範囲の厚さ寸法のワークを研磨・研削することができ るベルトサンダーを提供するところにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案のベルトサンダーは、複数本のロール間に掛け渡されて走行される無端 のサンディングベルトと、研磨・研削すべきワークを載せてサンディングベルト によるサンディング領域に送り込む送材ベルトと、サンディングベルトの裏面側 に設けられ送材ベルトにより送られたワークにサンディングベルトを押し付ける 踏圧部材と、踏圧部材に対応位置して送材ベルトの裏面に接するように設けられ 踏圧部材による圧力に抗してワークを受け支えるバックアップ部材と、このバッ クアップ部材を踏圧部材側に近付き又は離れる方向に移動させるバックアップ部 材移動機構とを具備せるところに特徴を有する。
【0012】
【作用】
厚手のワークを研磨・研削する場合には、バックアップ部材移動機構にてバッ クアップ部材を踏圧部材側から離れる方向に移動させる。これにて送材ベルトが 平坦になり、撓み難いワークであっても送材ベルトに密着させて搬送して安定的 なサンディングが可能となる。
【0013】 また、薄いワークを研磨・研削する場合には、バックアップ部材移動機構にて バックアップ部材を踏圧部材側に近付ける方向に移動させる。これにて送材ベル トは、バックアップ部材部分を頂点とする山形を形成するから、サンディングベ ルトと送材ベルトとが線接触のような状態となり、両者の接触面積が極めて少な くなって送材ベルトの摩耗を長期間にわたり抑えることができる。
【0014】
【考案の効果】 このように、本考案のベルトサンダーによれば、バックアップ部材移動機構に よってバックアップ部材を踏圧部材側に近付き又は離れる方向に移動させること ができるから、ワークの厚さ寸法に応じて送材ベルトを適切な状態にすることが でき、もって1機種で厚手の板材から極薄単板まで広範囲の厚さ寸法のワークを 研磨・研削することができるようになる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例について図1ないし図4を参照して説明する。
【0016】 全体的構成は図1に示すように、基台10に加工テーブル11を設けると共に 、ここにワーク搬送機構20を設け、更にそのワーク搬送機構20の上方にサン ディング機構50を設けてなる。
【0017】 <サンディング機構> まず、サンディング機構50について述べる。これは、図示しない支持ポスト にて加工テーブル11の上方に支持されたハウジング51内に配設されており、 操作ハンドル52を回転させることによって所望の高さ位置に移動させることが できる。
【0018】 ハウジング51の内部には、上部の駆動ロール53および2本の下部ロール5 4a,54bが設けられ、これらの間に無端のサンディングベルト55が掛け渡 されている。駆動ロール53は図示しないモータによって駆動され、サンディン グベルト55が例えば矢印A方向に走行する。
【0019】 2本の下部ロール54a,54bの間には踏圧部材たる踏圧パッド56が設け られている。これはサンディングベルト55の裏面側に位置し、サンディングベ ルト55を下方に付勢する機能を有する。これにより、ワーク搬送装置20によ って送られたワークにサンディングベルト55を押し付けることができる。
【0020】 なお、サンディング機構50のハウジング51内には、図示しない集塵装置の 吸気ダクトが開口して設けられており、研削時に発生するワークの切粉を空気と 共に吸い集めるようになっている。
【0021】 <ワーク搬送装置> 次に、ワーク搬送装置20について述べる。これは加工テーブル11の両側部 にサイドフレーム21を固定すると共に、このサイドフレーム21の前後両端部 に送りロール22を回転可能且つ横方向に位置調節可能に取り付け、両送りロー ル22間に送材ベルト23を掛け渡した構成である。送材ベルト23は加工テー ブル11内に設けられた公知の駆動機構にて矢印B方向に低速で走行するように され、その上面にワークを載せることにより、これを装置の右側から前記サンデ ィングベルト55の下方のサンディング領域に送り込むようになっている。
【0022】 さて、上記加工テーブル11には、図3に示すように送材ベルト23の走行方 向と直交する方向に沿って一対のガイドプレート24が所定の間隔を隔てて固定 され、これらのガイドプレート24間に昇降ブロック25が上下動可能に設けら れている。この昇降ブロック25は図4に示すように左右両側に端板部26を対 向状態に有し、ここに上方が開放するU字形の軸受溝26aが形成されている。 そして、この昇降ブロック25には、シャフト27aを端板部26の軸受溝26 aに嵌合することによりバックアップ部材に相当する受けロール27を回転可能 に取り付けてある。また、昇降ブロック25の端板部26の上面部には押さえ板 28をボルト締めしており、これにて受けロール27のシャフト27aを軸受溝 26aに固定すると共に、この押さえ板28の先端部を昇降ブロック25の両側 方に突出させ、もって昇降ブロック25が限界位置まで下降したときにサイドフ レーム21に当接してその下降が規制されるようにしている。
【0023】 上記昇降ブロック25の下には、楔ブロック29が設けられている。これは、 図4に示すように下面にアリ溝29aを有し、これが加工テーブル11側に設け た走行レール30と係合して送材ベルト23の走行方向に沿って往復移動可能と なっている。また、この楔ブロック29の上面は図2に示すように傾斜面となっ ており、ここにガイドレール29bが傾斜面に沿って形成されると共に、このガ イドレール29bが前記昇降ブロック25の下面に形成したアリ溝25aに係合 している。これにより、昇降ブロック25と楔ブロック29とは互いに左右方向 へのずれ動きが規制された状態にあり、楔ブロック29を送材ベルト23の走行 方向に沿った方向に移動させると、昇降ブロック25が上下に移動する。
【0024】 また、加工テーブル11の内底面部には軸受31を介して送りシャフト32が 楔ブロック29の移動方向に沿って設けられている。この送りシャフト32には ネジが切られ、そのネジ部32aが楔ブロック29に形成した雌ネジ部29cに 螺合しており、これにて送りシャフト32の回転に伴って楔ブロック29を移動 させることができる。この送りシャフト32の楔ブロック29とは反対側の端部 には傘歯車33が取り付けられている。
【0025】 なお、図1に示すようにサンディング機構50の右側(ワークの搬入側)には 図示しないフレームにアーム38が上下に回動可能に設けられ、このアーム38 の先端部に踏圧板39が取り付けられており、極薄状単板が送材ベルト23にて 送られるときにその極薄状単板を踏圧板39によって送材ベルト23に押し付け るようにしている。また、このアーム38は踏圧板39が送材ベルト23から浮 き上がる状態に回動させることができ、この状態に図示しないロック機構により アーム38をロックすることができる。
【0026】 そして、加工テーブル11には図3に示すように駆動シャフト34が軸受35 に支持されて送りシャフト32とは直交する方向に設けられている。この駆動シ ャフト34は加工テーブル11のサイドフレーム21を貫通して機外に突出して おり、その突出端部に駆動シャフト34を回転させるための操作ハンドル36が 取り付けられると共に、反対側の端部に前記送りシャフト32の傘歯車33に噛 み合う傘歯車37が固定されている。これにて、操作ハンドル36によって駆動 シャフト34を回転させると、送りシャフト32が回転して楔ブロック29が左 右に移動し、これに応じて昇降ブロック25ひいては受けロール27が上下方向 に移動することになる。従って、これらの一連の機構が受けロール27を踏圧パ ッド56側に近付き又は離れる方向に移動させるバックアップ部材移動機構を構 成する。
【0027】 次に本実施例の作用について述べる。 例えば厚さ数ミリメートル程度の極薄状単板を研磨・研削しようとする場合に は、操作ハンドル36を回転操作して楔ブロック29を上方に移動させることに より、図1に示すように受けロール27を加工テーブル11の上面から突出させ た状態とする。これにより、送材ベルト23は受けロール27を頂点とする山形 を形成するようになり、送材ベルト23はサンディングベルト55と踏圧パッド 56部分で線接触状態となる。この状態で、ワークとして極薄状単板を送材ベル ト23に載せて搬送すれば、これが踏圧板39によって平坦に整形されながらサ ンディングベルト55によるサンディング領域に送り込まれ、ここで研磨・研削 される。この場合、送材ベルト23はサンディングベルト55に対して広い面積 で接触するのではなく、線接触状態となっているため、送材ベルト23の摩耗は 極めて僅かであり、送材ベルト23の長寿命化を図ることができる。
【0028】 一方、例えば数センチメートル程度の厚さ寸法を有する厚手の板材を研磨・研 削しようとする場合には、操作ハンドル36を前述とは逆方向に回転操作して楔 ブロック29を下方に移動させることにより、受けロール27を加工テーブル1 1の平坦受面11a(図1参照)とほぼ同一の高さ位置に設定する。これにより 、送材ベルト23は加工テーブル11の平坦受面11aと同様に全域に渡って平 坦となる。この状態で、ワークとして厚手の板材を送材ベルト23に載せて搬送 すれば、これがサンディングベルト55によるサンディング領域に送り込まれ、 ここで研磨・研削される。この場合、ワークはその下面全域が送材ベルト23に 密着した状態となっているため、ワークの振動を抑えて安定的な研磨・研削を実 行することができる。なお、このように厚手のワークを研磨・研削する場合には 、踏圧板39を送材ベルト23から浮き上がった状態にしてアーム38をロック しておけばよい。
【0029】 このように本実施例のベルトサンダーによれば、操作ハンドル36を操作して 受けロール27を上下に移動させれば、極薄状単板と厚手の板材との2種類のワ ークに対処することができるから、2つの機種を備える必要がなくなり、極めて 合理的である。また、本実施例のように楔ブロック29を利用して昇降ブロック 25ひいては受けロール27を上下に移動させる構成とすれば、受けロール27 をその踏圧パッド56に対する角度を平行に保ったまま上下に移動させることが でき、平行度の調整が極めて容易である。
【0030】 なお、本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、例え ば図5ないし図7に示すような第2実施例の構成としてもよい。これは、バック アップ部材として受けロール27に代えて平坦板状のバックアップ板40を取り 付けたところが前記第1実施例と相違する。このバックアップ板40は昇降ブロ ック25の端板部26にボルト41にて固定されており、操作ハンドル36を操 作すれば楔ブロック29の横方向移動に伴って上下に移動する。なお、その他の 点は第1実施例と同様であるから、同一部分に同一符号を付して詳細な説明を省 略する。このような構成としても、前記第1実施例と同様な効果を奏することは 言うまでもない。
【0031】 その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、要 旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す全体の正面図
【図2】図3のII−II線に沿う要部の縦断面図
【図3】要部の平面図
【図4】図3のIV−IV線に沿う要部の縦断面図
【図5】本考案の第2実施例を示し図6のV−V線に沿う
要部の縦断面図
【図6】同図3相当の要部の平面図
【図7】同図4相当の図6のVII−VII線に沿う縦断面図
【符号の説明】
11…加工テーブル 23…送材ベルト 25…昇降ブロック 27…受けロール(バックアップ部材) 29…楔ブロック 40…バックアップ板(バックアップ部材) 55…サンディングベルト 56…踏圧パッド(踏圧部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のロール間に掛け渡されて走行さ
    れる無端のサンディングベルトと、 研磨・研削すべきワークを載せて前記サンディングベル
    トによるサンディング領域に送り込む送材ベルトと、 前記サンディングベルトの裏面側に設けられ前記送材ベ
    ルトにより送られたワークにサンディングベルトを押し
    付ける踏圧部材と、 前記踏圧部材に対応位置して前記送材ベルトの裏面に接
    するように設けられ踏圧部材による圧力に抗して前記ワ
    ークを受け支えるバックアップ部材と、 このバックアップ部材を前記踏圧部材側に近付き又は離
    れる方向に移動させるバックアップ部材移動機構とを具
    備してなるベルトサンダー。
JP1992035673U 1992-04-29 1992-04-29 ベルトサンダー Expired - Lifetime JP2555994Y2 (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116945013A (zh) * 2023-05-10 2023-10-27 浙江臻鑫智能传动科技有限公司 一种蜗轮表面抛光设备
CN119057610A (zh) * 2024-11-01 2024-12-03 常州富益德精密机械有限公司 一种皮带轮加工用组合式机床

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