JPH058677A - 自動車の後部荷室構造 - Google Patents
自動車の後部荷室構造Info
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- JPH058677A JPH058677A JP15829091A JP15829091A JPH058677A JP H058677 A JPH058677 A JP H058677A JP 15829091 A JP15829091 A JP 15829091A JP 15829091 A JP15829091 A JP 15829091A JP H058677 A JPH058677 A JP H058677A
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- compartment
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リヤエンジンタイプの自動車において、大型
の荷物及び長尺の荷物を積載することが可能な荷室スペ
−スを確保する。 【構成】 リヤエンジンEの上方で且つリヤシ−ト8の
後方にサブトランクル−ム4aを形成する。リヤシ−ト
9の上部を前方への傾倒が可能となるように回動自在に
配設する。傾倒自在なシ−トバック部の前方への傾倒状
態では、その背面がリヤパッケ−ジトレイ4上面と略面
一状態となってサブトランクル−ム4aの前側が車室1
a内に延設されてサブトランクル−ム4aの容積を拡大
する。
の荷物及び長尺の荷物を積載することが可能な荷室スペ
−スを確保する。 【構成】 リヤエンジンEの上方で且つリヤシ−ト8の
後方にサブトランクル−ム4aを形成する。リヤシ−ト
9の上部を前方への傾倒が可能となるように回動自在に
配設する。傾倒自在なシ−トバック部の前方への傾倒状
態では、その背面がリヤパッケ−ジトレイ4上面と略面
一状態となってサブトランクル−ム4aの前側が車室1
a内に延設されてサブトランクル−ム4aの容積を拡大
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の後部荷室構造
に係り、特に、リヤエンジンタイプの車両における荷室
空間の拡大対策に関するものである。
に係り、特に、リヤエンジンタイプの車両における荷室
空間の拡大対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般的な乗用車等の自動車に
おいて、車室の前方にエンジンを搭載している所謂フロ
ントエンジンタイプの自動車にあっては、車室後方にト
ランクル−ムが配設されており、このトランクル−ム内
に大型荷物の積載が可能となっている。また、長尺の荷
物を積載する場合等に鑑みられた構造として、例えば、
実開昭62−150235号公報に開示されているよう
にリヤシ−トを折畳み自在としたものが知られている。
つまり、リヤシ−トを折畳んだ状態ではトランクル−ム
の前側が車室内に開放されるような構成として、このリ
ヤシ−トを折畳んだ状態において、トランクル−ムと車
室とに亘って前記長尺の荷物の積載を可能とするように
したものである。
おいて、車室の前方にエンジンを搭載している所謂フロ
ントエンジンタイプの自動車にあっては、車室後方にト
ランクル−ムが配設されており、このトランクル−ム内
に大型荷物の積載が可能となっている。また、長尺の荷
物を積載する場合等に鑑みられた構造として、例えば、
実開昭62−150235号公報に開示されているよう
にリヤシ−トを折畳み自在としたものが知られている。
つまり、リヤシ−トを折畳んだ状態ではトランクル−ム
の前側が車室内に開放されるような構成として、このリ
ヤシ−トを折畳んだ状態において、トランクル−ムと車
室とに亘って前記長尺の荷物の積載を可能とするように
したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車室の後方
にエンジンを搭載している所謂リヤエンジンタイプの自
動車は、車室の前方やエンジンル−ムの更に後方にトラ
ンクル−ムが配設されている。しかしながら、車室前方
にトランクル−ムを配設するような場合にあっては、こ
の車室前方は車体のデザイン上および乗員の視界の確保
等の点から路面からの高さ位置を高く設定することがで
きないため、この高さ位置の制約によってトランクル−
ムの収納スペ−スを大きく確保することができなかっ
た。一方、エンジンル−ムの後方にトランクル−ムを配
設するものにおいて、大型の荷物を積載可能とするため
にトランクル−ムを大きく形成することは、車体の全長
が長くなってしまうため好ましくない。
にエンジンを搭載している所謂リヤエンジンタイプの自
動車は、車室の前方やエンジンル−ムの更に後方にトラ
ンクル−ムが配設されている。しかしながら、車室前方
にトランクル−ムを配設するような場合にあっては、こ
の車室前方は車体のデザイン上および乗員の視界の確保
等の点から路面からの高さ位置を高く設定することがで
きないため、この高さ位置の制約によってトランクル−
ムの収納スペ−スを大きく確保することができなかっ
た。一方、エンジンル−ムの後方にトランクル−ムを配
設するものにおいて、大型の荷物を積載可能とするため
にトランクル−ムを大きく形成することは、車体の全長
が長くなってしまうため好ましくない。
【0004】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あって、前記リヤエンジンタイプの自動車において、車
体の大型化を来たすことなしに大型の荷物及び長尺の荷
物を積載することが可能な荷室スペ−スを確保すること
ができる構成を得ることを目的とする。
あって、前記リヤエンジンタイプの自動車において、車
体の大型化を来たすことなしに大型の荷物及び長尺の荷
物を積載することが可能な荷室スペ−スを確保すること
ができる構成を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、リヤエンジンの上方空間を荷室に形成
し、この荷室の前側に位置するリヤシ−トの配設空間を
利用して、この荷室の空間を拡大可能とするようにし
た。具体的に、車室内にフロントシ−ト及びリヤシ−ト
が配設され、前記リヤシ−トの後方下部にエンジンル−
ムが形成されている一方、前記エンジンル−ムの上方で
且つリヤシ−トの後方に後部荷室が形成されている自動
車の後部荷室構造を対象としている。そして、前記リヤ
シ−トのシ−トバックの少なくとも上部を、前方への傾
倒が可能となるように回動自在に配設する。そして、前
記シ−トバックの前方への傾倒状態では、傾倒されたシ
−トバック部の背面が前記後部荷室の床面と略面一状態
となって前記後部荷室の前側が車室内に延設されるよう
な構成とした。
めに、本発明は、リヤエンジンの上方空間を荷室に形成
し、この荷室の前側に位置するリヤシ−トの配設空間を
利用して、この荷室の空間を拡大可能とするようにし
た。具体的に、車室内にフロントシ−ト及びリヤシ−ト
が配設され、前記リヤシ−トの後方下部にエンジンル−
ムが形成されている一方、前記エンジンル−ムの上方で
且つリヤシ−トの後方に後部荷室が形成されている自動
車の後部荷室構造を対象としている。そして、前記リヤ
シ−トのシ−トバックの少なくとも上部を、前方への傾
倒が可能となるように回動自在に配設する。そして、前
記シ−トバックの前方への傾倒状態では、傾倒されたシ
−トバック部の背面が前記後部荷室の床面と略面一状態
となって前記後部荷室の前側が車室内に延設されるよう
な構成とした。
【0006】
【作用】上記の構成により本発明によれば、エンジンル
−ムの上方に形成されている後部荷室に大型の荷物また
は長尺の荷物を積載する場合には、シ−トバックの少な
くとも上部を前方へ傾倒させる。これによって、前記後
部荷室の前側が車室内に延設されて、この後部荷室の容
積が大幅に拡大する。そして、この状態では、シ−トバ
ックの少なくとも上部の背面が後部荷室の床面と略面一
状態となっているために、このシ−トバックの背面によ
っても後部荷室が形成されることになり、この両者に亘
って荷物を積載することができる。
−ムの上方に形成されている後部荷室に大型の荷物また
は長尺の荷物を積載する場合には、シ−トバックの少な
くとも上部を前方へ傾倒させる。これによって、前記後
部荷室の前側が車室内に延設されて、この後部荷室の容
積が大幅に拡大する。そして、この状態では、シ−トバ
ックの少なくとも上部の背面が後部荷室の床面と略面一
状態となっているために、このシ−トバックの背面によ
っても後部荷室が形成されることになり、この両者に亘
って荷物を積載することができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面に基づい
て詳細に説明する。図1に示すように、本例の車両1は
リヤエンジンタイプの水素燃料自動車である。車室1a
の床面を形成するフロアパネル2は、その前端部が上方
へ折曲されてダッシュパネル部2aが一体的に形成され
ており、このダッシュパネル部2aの下部にはフロント
サイドフレ−ム3が取付けられている。このフロントサ
イドフレ−ム3は、左右一対のフレ−ム材で成り、車体
前部の剛性を確保するようになっている。一方、前記フ
ロアパネル2の後端部は所定の傾斜角度をもって上方へ
延びるパ−テ−ション部2bが一体的に形成されてお
り、このパ−テ−ション部2bの上端部には水平後方に
延びるリヤパッケ−ジトレイ4が取付けられている。ま
た、このリヤパッケ−ジトレイ4の後端には車体後端部
においてメイントランクル−ム5bを形成するトランク
フロアパネル5が取付けられている。このトランクフロ
アパネル5は、その前部に車体後方に向うにしたがって
斜め下方に傾斜する傾斜部5aを有している。そして、
前記フロアパネル2のパ−テ−ション部2b、リヤパッ
ケ−ジトレイ4及びトランクフロアパネル5の傾斜部5
aによって囲まれた空間がエンジンル−ム6に形成され
ており、このエンジンル−ム6内に水素燃料エンジンE
が配設されている。また、前記エンジンル−ム6の左右
両側部には車体前後方向に延びる左右一対のリヤサイド
フレ−ム7が配設されており、エンジンル−ム6周辺の
剛性を確保するようになっている。
て詳細に説明する。図1に示すように、本例の車両1は
リヤエンジンタイプの水素燃料自動車である。車室1a
の床面を形成するフロアパネル2は、その前端部が上方
へ折曲されてダッシュパネル部2aが一体的に形成され
ており、このダッシュパネル部2aの下部にはフロント
サイドフレ−ム3が取付けられている。このフロントサ
イドフレ−ム3は、左右一対のフレ−ム材で成り、車体
前部の剛性を確保するようになっている。一方、前記フ
ロアパネル2の後端部は所定の傾斜角度をもって上方へ
延びるパ−テ−ション部2bが一体的に形成されてお
り、このパ−テ−ション部2bの上端部には水平後方に
延びるリヤパッケ−ジトレイ4が取付けられている。ま
た、このリヤパッケ−ジトレイ4の後端には車体後端部
においてメイントランクル−ム5bを形成するトランク
フロアパネル5が取付けられている。このトランクフロ
アパネル5は、その前部に車体後方に向うにしたがって
斜め下方に傾斜する傾斜部5aを有している。そして、
前記フロアパネル2のパ−テ−ション部2b、リヤパッ
ケ−ジトレイ4及びトランクフロアパネル5の傾斜部5
aによって囲まれた空間がエンジンル−ム6に形成され
ており、このエンジンル−ム6内に水素燃料エンジンE
が配設されている。また、前記エンジンル−ム6の左右
両側部には車体前後方向に延びる左右一対のリヤサイド
フレ−ム7が配設されており、エンジンル−ム6周辺の
剛性を確保するようになっている。
【0008】また、車室1a内において、前記フロアパ
ネル2の上面には、フロントシ−ト8及びリヤシ−ト9
が配設されている。そして、前記フロアパネル2におけ
るフロントシ−ト8の配設位置の前側には、該フロアパ
ネル2が下方へ凹陥されて成る収容空間2cが形成され
ており、この収容空間2c内に、水素バッテリ10が収
容されている。そして、この収容空間2cの上側には、
水素バッテリ10の上方を覆い、且つ車室内フロアを平
坦面で形成するように蓋体2dがフロアパネル2にヒン
ジ結合されている。また、この収容空間2cの後方にお
けるフロアパネル2の下面には上方に開放するハット状
断面のクロスメンバ11が接合されており、このクロス
メンバ11とフロアパネル2とによって車幅方向に延び
る閉断面構造が形成されている。また、図4及び図5に
示すように、フロアパネル2の左右両側には、車室の左
右両側下端部の剛性を確保するためのサイドシル12,
12が配設されている。そして、前記各サイドシル1
2,12から所定寸法を存した車幅方向中央側位置にお
けるフロアパネル2の下面には上方に開放するハット状
断面のフロアフレ−ム13,13が接合されており、こ
のフロアフレ−ム13とフロアパネル2とによって車体
前後方向に延びる閉断面構造が形成されている。
ネル2の上面には、フロントシ−ト8及びリヤシ−ト9
が配設されている。そして、前記フロアパネル2におけ
るフロントシ−ト8の配設位置の前側には、該フロアパ
ネル2が下方へ凹陥されて成る収容空間2cが形成され
ており、この収容空間2c内に、水素バッテリ10が収
容されている。そして、この収容空間2cの上側には、
水素バッテリ10の上方を覆い、且つ車室内フロアを平
坦面で形成するように蓋体2dがフロアパネル2にヒン
ジ結合されている。また、この収容空間2cの後方にお
けるフロアパネル2の下面には上方に開放するハット状
断面のクロスメンバ11が接合されており、このクロス
メンバ11とフロアパネル2とによって車幅方向に延び
る閉断面構造が形成されている。また、図4及び図5に
示すように、フロアパネル2の左右両側には、車室の左
右両側下端部の剛性を確保するためのサイドシル12,
12が配設されている。そして、前記各サイドシル1
2,12から所定寸法を存した車幅方向中央側位置にお
けるフロアパネル2の下面には上方に開放するハット状
断面のフロアフレ−ム13,13が接合されており、こ
のフロアフレ−ム13とフロアパネル2とによって車体
前後方向に延びる閉断面構造が形成されている。
【0009】そして、前記クロスメンバ11の後方で且
つ左右のフロアフレ−ム13,13間には気体燃料吸蔵
タンクとしてのMHタンクTが配設されている。このM
HタンクTは、内部に金属水素化物が充填されており、
この金属水素化物に水素を貯蔵し、この水素を燃料とし
てエンジンEに送込むようになっている。以下、このM
HタンクT周辺の構造について説明する。このMHタン
クTの配設部分に対応して、このMHタンクTの上方に
位置するフロアパネル2の後側半分は、車体後方に向う
に従って僅かな傾斜角度をもって上方に傾斜された傾斜
部2eに形成されている。そして、前記MHタンクT
は、その前端面及び左右両側端面に取付ブラケット1
4,15が夫々突設されている。前端面に突設された取
付ブラケット14は、前記クロスメンバ11の下面にボ
ルト止めされ、左右両側端面に突設された取付ブラケッ
ト15,15は、前記フロアフレ−ム13,13の下面
に夫々ボルト止めされている。これによって、このMH
タンクTは、フロアパネル2の傾斜部2eに沿って後方
へ向うに従って僅かな傾斜角度をもって上方に傾斜され
るように配設されている。そして、前記MHタンクTの
下側には、導風板16が配設されている。この導風板1
6は、図1,図4及び図5に示すように、平面視が略M
HタンクTと同形状を呈して成っており、前端部がMH
タンクTの下面に近接し、後端部に向うに従って、MH
タンクTの下面から次第に離隔するように配置されてい
る。これによって、MHタンクTの下面との間で、断面
積が前端部分では小さく、後方に向うにしたがって次第
に大きくなるような導風通路16aが形成されている。
また、この導風板16は、その前端部分が、略U字状に
削除(図示省略)されていて、この削除部分が導風口
(図示省略)に形成されている。従って、車両1の走行
時には、この導風口から吸込まれた走行風が導風板16
によってエンジンル−ム6内等に案内されて、エンジン
Eの冷却に寄与するように構成されている。そして、こ
の走行風は、エンジンEを冷却した後、前記リヤパッケ
−ジトレイ4の後端部近傍に形成されている排出孔17
から大気中へ放出されるようになっている。
つ左右のフロアフレ−ム13,13間には気体燃料吸蔵
タンクとしてのMHタンクTが配設されている。このM
HタンクTは、内部に金属水素化物が充填されており、
この金属水素化物に水素を貯蔵し、この水素を燃料とし
てエンジンEに送込むようになっている。以下、このM
HタンクT周辺の構造について説明する。このMHタン
クTの配設部分に対応して、このMHタンクTの上方に
位置するフロアパネル2の後側半分は、車体後方に向う
に従って僅かな傾斜角度をもって上方に傾斜された傾斜
部2eに形成されている。そして、前記MHタンクT
は、その前端面及び左右両側端面に取付ブラケット1
4,15が夫々突設されている。前端面に突設された取
付ブラケット14は、前記クロスメンバ11の下面にボ
ルト止めされ、左右両側端面に突設された取付ブラケッ
ト15,15は、前記フロアフレ−ム13,13の下面
に夫々ボルト止めされている。これによって、このMH
タンクTは、フロアパネル2の傾斜部2eに沿って後方
へ向うに従って僅かな傾斜角度をもって上方に傾斜され
るように配設されている。そして、前記MHタンクTの
下側には、導風板16が配設されている。この導風板1
6は、図1,図4及び図5に示すように、平面視が略M
HタンクTと同形状を呈して成っており、前端部がMH
タンクTの下面に近接し、後端部に向うに従って、MH
タンクTの下面から次第に離隔するように配置されてい
る。これによって、MHタンクTの下面との間で、断面
積が前端部分では小さく、後方に向うにしたがって次第
に大きくなるような導風通路16aが形成されている。
また、この導風板16は、その前端部分が、略U字状に
削除(図示省略)されていて、この削除部分が導風口
(図示省略)に形成されている。従って、車両1の走行
時には、この導風口から吸込まれた走行風が導風板16
によってエンジンル−ム6内等に案内されて、エンジン
Eの冷却に寄与するように構成されている。そして、こ
の走行風は、エンジンEを冷却した後、前記リヤパッケ
−ジトレイ4の後端部近傍に形成されている排出孔17
から大気中へ放出されるようになっている。
【0010】そして、本例の特徴とする構成としては、
前記リヤシ−ト9及びその周辺の構造にある。以下、そ
の構成について説明する。上述したように、エンジンル
−ム6の上部には水平方向に延びるパッケ−ジトレイ4
が配設されており、このパッケ−ジトレイ4によってエ
ンジンル−ム6と車室1a空間とが隔離されている。そ
して、このパッケ−ジトレイ4は図2及び図3に示すよ
うに、その中央部が僅かに下方へ凹陥された板材で成っ
ていると共に、その左右両端がリヤピラ−18に夫々接
続されている。そして、このパッケ−ジトレイ4の凹陥
された中央部分は荷物の積載が可能となっており、この
パッケ−ジトレイ4の上部空間がサブトランクル−ム4
aに形成されている。また、このサブトランクル−ム4
aの上方に位置しているリヤウインド19(図1)は、
その上端部がル−フパネル20に車幅方向の支軸を有す
るヒンジ(図示省略)によって支持されており、図1に
示す仮想線Aで示すように上方に回動されて前記サブト
ランクル−ム4aを開放自在となっている。
前記リヤシ−ト9及びその周辺の構造にある。以下、そ
の構成について説明する。上述したように、エンジンル
−ム6の上部には水平方向に延びるパッケ−ジトレイ4
が配設されており、このパッケ−ジトレイ4によってエ
ンジンル−ム6と車室1a空間とが隔離されている。そ
して、このパッケ−ジトレイ4は図2及び図3に示すよ
うに、その中央部が僅かに下方へ凹陥された板材で成っ
ていると共に、その左右両端がリヤピラ−18に夫々接
続されている。そして、このパッケ−ジトレイ4の凹陥
された中央部分は荷物の積載が可能となっており、この
パッケ−ジトレイ4の上部空間がサブトランクル−ム4
aに形成されている。また、このサブトランクル−ム4
aの上方に位置しているリヤウインド19(図1)は、
その上端部がル−フパネル20に車幅方向の支軸を有す
るヒンジ(図示省略)によって支持されており、図1に
示す仮想線Aで示すように上方に回動されて前記サブト
ランクル−ム4aを開放自在となっている。
【0011】そして、本例の大きな特徴としては、前記
リヤシ−ト9のシ−トバック9aの構造にある。このシ
−トバック9aは、前記パ−テ−ション部2bに沿うよ
うに配設された下側シ−トバック9b及び本発明でいう
傾倒されるシ−トバック部としての上側シ−トバック9
cを備えている。下側シ−トバック9bは、シ−トクッ
ション9dの後端上部に当接するように配置されてお
り、その背面が前記パ−テ−ション部2bの前面に固定
されている。また、この下側シ−トバック9bの上端位
置は、前記リヤパッケ−ジトレイ4の配設高さ位置より
も僅かに下側に設定されている。
リヤシ−ト9のシ−トバック9aの構造にある。このシ
−トバック9aは、前記パ−テ−ション部2bに沿うよ
うに配設された下側シ−トバック9b及び本発明でいう
傾倒されるシ−トバック部としての上側シ−トバック9
cを備えている。下側シ−トバック9bは、シ−トクッ
ション9dの後端上部に当接するように配置されてお
り、その背面が前記パ−テ−ション部2bの前面に固定
されている。また、この下側シ−トバック9bの上端位
置は、前記リヤパッケ−ジトレイ4の配設高さ位置より
も僅かに下側に設定されている。
【0012】一方、上側シ−トバック9cは、図2及び
図3の如く、その左右両側面の後端部が車幅方向に延び
る支軸9eによって支持されており、図1に実線で示す
状態と仮想線Bで示す状態との間を回動自在となってい
る。そして、この上側シ−トバック9cの左右両側面と
リヤピラ−18の下端部の車室内側面との間には、この
シ−トバック9aの回動を案内し且つその状態位置を保
持するガイド機構21が配設されている。このガイド機
構21は、図2に示すように、昇降ガイド21aと支持
フレ−ム21bとを備えている。昇降ガイド21aは、
前記リヤピラ−18の内側面に固着されており、車室内
側に向って開放するように横断面が略コ字状のレ−ル部
材でなっている。そして、この昇降ガイド21aは、上
端が前記支軸9eの配設位置に対応し、下方に向うにし
たがって車体前方に向うように傾斜して配設されてい
る。一方、支持フレ−ム21bは上端が、上側シ−トバ
ック9cの起立状態(図1に仮想線Bで示す状態)にお
いてその上端から所定寸法を存した下方位置に軸支され
ており、下端部が前記昇降ガイド21a内に挿入され
て、この下端部が昇降ガイド21aに沿って昇降自在と
なっている。また、前記昇降ガイド21aには支持フレ
−ム21bの下端部を所定位置で保持する図示しないス
トッパが配設されており、このストッパによって上側シ
−トバック9cの起立状態(図1に仮想線Bで示す状
態)及び水平配置状態(図1に実線で示す状態)を保持
するようになっている。そして、前記上側シ−トバック
9cの背面9fの上端部近傍には、ガ−ドバ−9gが立
設されている。
図3の如く、その左右両側面の後端部が車幅方向に延び
る支軸9eによって支持されており、図1に実線で示す
状態と仮想線Bで示す状態との間を回動自在となってい
る。そして、この上側シ−トバック9cの左右両側面と
リヤピラ−18の下端部の車室内側面との間には、この
シ−トバック9aの回動を案内し且つその状態位置を保
持するガイド機構21が配設されている。このガイド機
構21は、図2に示すように、昇降ガイド21aと支持
フレ−ム21bとを備えている。昇降ガイド21aは、
前記リヤピラ−18の内側面に固着されており、車室内
側に向って開放するように横断面が略コ字状のレ−ル部
材でなっている。そして、この昇降ガイド21aは、上
端が前記支軸9eの配設位置に対応し、下方に向うにし
たがって車体前方に向うように傾斜して配設されてい
る。一方、支持フレ−ム21bは上端が、上側シ−トバ
ック9cの起立状態(図1に仮想線Bで示す状態)にお
いてその上端から所定寸法を存した下方位置に軸支され
ており、下端部が前記昇降ガイド21a内に挿入され
て、この下端部が昇降ガイド21aに沿って昇降自在と
なっている。また、前記昇降ガイド21aには支持フレ
−ム21bの下端部を所定位置で保持する図示しないス
トッパが配設されており、このストッパによって上側シ
−トバック9cの起立状態(図1に仮想線Bで示す状
態)及び水平配置状態(図1に実線で示す状態)を保持
するようになっている。そして、前記上側シ−トバック
9cの背面9fの上端部近傍には、ガ−ドバ−9gが立
設されている。
【0013】次に、上記の構成において、サブトランク
ル−ム4aに荷物を積載する際の動作について説明す
る。先ず、このサブトランクル−ム4aに荷物を積載し
ない場合や、小型の荷物を積載するような場合には、上
側シ−トバック9cを倒すことなく、図1において仮想
線Bに示すように上側シ−トバック9cを起立状態にし
ておく。この状態では、前記下側シ−トバック9bと上
側シ−トバック9cとの各表面(乗員接触面)が略面一
状態となっており、リヤシ−ト9への乗員の着座が可能
となっている。
ル−ム4aに荷物を積載する際の動作について説明す
る。先ず、このサブトランクル−ム4aに荷物を積載し
ない場合や、小型の荷物を積載するような場合には、上
側シ−トバック9cを倒すことなく、図1において仮想
線Bに示すように上側シ−トバック9cを起立状態にし
ておく。この状態では、前記下側シ−トバック9bと上
側シ−トバック9cとの各表面(乗員接触面)が略面一
状態となっており、リヤシ−ト9への乗員の着座が可能
となっている。
【0014】一方、長尺の荷物や大型の荷物をこのサブ
トランクル−ム4aに積載する場合には、上側シ−トバ
ック9cを前側へ回動させて倒し、図1〜図3に示すよ
うな水平状態にする。この状態では、前記リヤパッケ−
ジトレイ4の上面だけでなく、上側シ−トバック9cの
背面9fによってもサブトランクル−ム4aの床面が形
成されることになり、サブトランクル−ム4aの容積を
大幅に拡大することができる。これによって、エンジン
ル−ム6の後側に配置されているメイントランクル−ム
5bには収容できないような荷物であっても、このサブ
トランクル−ム4aに積載することができることにな
る。また、この状態では荷物の前側にガ−ドバ−9gが
立設されているために、不用意にこの荷物がフロントシ
−ト8側に移動することが防止されている。
トランクル−ム4aに積載する場合には、上側シ−トバ
ック9cを前側へ回動させて倒し、図1〜図3に示すよ
うな水平状態にする。この状態では、前記リヤパッケ−
ジトレイ4の上面だけでなく、上側シ−トバック9cの
背面9fによってもサブトランクル−ム4aの床面が形
成されることになり、サブトランクル−ム4aの容積を
大幅に拡大することができる。これによって、エンジン
ル−ム6の後側に配置されているメイントランクル−ム
5bには収容できないような荷物であっても、このサブ
トランクル−ム4aに積載することができることにな
る。また、この状態では荷物の前側にガ−ドバ−9gが
立設されているために、不用意にこの荷物がフロントシ
−ト8側に移動することが防止されている。
【0015】このように、本例によれば、使用頻度の少
ないリヤシ−ト9の配設空間を有効に利用することによ
り、車体を大型化することなしに、大型の荷物や長尺の
荷物の積載スペ−スを確保することができる。
ないリヤシ−ト9の配設空間を有効に利用することによ
り、車体を大型化することなしに、大型の荷物や長尺の
荷物の積載スペ−スを確保することができる。
【0016】(変形例)次に、本発明の変形例について
説明する。本例は、シ−トバック構造の変形例であっ
て、上述した実施例と同様の構成については説明を省略
し、その特徴とする部分のみについて述べるに止める。
図6に示すように、本例のシ−トバック9aは、上述し
た実施例のように上下に分割されたものではなく、一体
形成されたものであって、図示しないスライドレ−ル
(上記実施例における昇降ガイドと略同じ構造)によっ
てパ−テ−ション部2bに沿ってスライド移動自在とな
っており、その移動の上端位置において前方への傾倒が
可能に構成されている。
説明する。本例は、シ−トバック構造の変形例であっ
て、上述した実施例と同様の構成については説明を省略
し、その特徴とする部分のみについて述べるに止める。
図6に示すように、本例のシ−トバック9aは、上述し
た実施例のように上下に分割されたものではなく、一体
形成されたものであって、図示しないスライドレ−ル
(上記実施例における昇降ガイドと略同じ構造)によっ
てパ−テ−ション部2bに沿ってスライド移動自在とな
っており、その移動の上端位置において前方への傾倒が
可能に構成されている。
【0017】そして、長尺の荷物や大型の荷物をサブト
ランクル−ム4aに積載する場合には、シ−トバック9
a全体を一旦上方へスライド移動させた後、このスライ
ド移動の上端位置において前方へ回動させて傾倒させ、
図6に仮想線で示すような水平状態にする。この状態に
あっても上記実施例と同様に、リヤパッケ−ジトレイ4
の上面だけでなく、シ−トバック9aの背面9fによっ
てもサブトランクル−ム4aの床面が形成されることに
なり、サブトランクル−ム4aの容積を大幅に拡大する
ことができる。
ランクル−ム4aに積載する場合には、シ−トバック9
a全体を一旦上方へスライド移動させた後、このスライ
ド移動の上端位置において前方へ回動させて傾倒させ、
図6に仮想線で示すような水平状態にする。この状態に
あっても上記実施例と同様に、リヤパッケ−ジトレイ4
の上面だけでなく、シ−トバック9aの背面9fによっ
てもサブトランクル−ム4aの床面が形成されることに
なり、サブトランクル−ム4aの容積を大幅に拡大する
ことができる。
【0018】尚、上記各例では、水素燃料エンジンEを
備えた車両について説明したが、本発明は、これに限ら
ず、一般的なガソリンエンジンを搭載した車両に適用す
るようにしてもよい。また、エンジンル−ムの後側にト
ランクル−ムを備えていない車両に適用するようにして
もよい。
備えた車両について説明したが、本発明は、これに限ら
ず、一般的なガソリンエンジンを搭載した車両に適用す
るようにしてもよい。また、エンジンル−ムの後側にト
ランクル−ムを備えていない車両に適用するようにして
もよい。
【0019】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、リヤ
シ−トのシ−トバックの少なくとも上部を、前方への傾
倒が可能となるように回動自在に配設し、前記シ−トバ
ックの前方への傾倒状態では、傾倒されたシ−トバック
部の背面が前記後部荷室の床面と略面一状態となって前
記後部荷室の前側が車室内に延設されるようにしている
ために、リヤシ−トの配設空間を有効に利用して、後部
荷室を要求に応じて大幅に拡大することができ、従来の
荷室では積載できなかった大形の荷物や長尺の荷物の積
載が可能となり、一方、このような荷物を積載しないよ
うな状況では後部乗員の着座スペ−スを確保することが
できるようになっており、車室内の居住性の確保と荷室
の拡大との選択を要求に応じて得ることができる。
シ−トのシ−トバックの少なくとも上部を、前方への傾
倒が可能となるように回動自在に配設し、前記シ−トバ
ックの前方への傾倒状態では、傾倒されたシ−トバック
部の背面が前記後部荷室の床面と略面一状態となって前
記後部荷室の前側が車室内に延設されるようにしている
ために、リヤシ−トの配設空間を有効に利用して、後部
荷室を要求に応じて大幅に拡大することができ、従来の
荷室では積載できなかった大形の荷物や長尺の荷物の積
載が可能となり、一方、このような荷物を積載しないよ
うな状況では後部乗員の着座スペ−スを確保することが
できるようになっており、車室内の居住性の確保と荷室
の拡大との選択を要求に応じて得ることができる。
【図1】水素燃料自動車の一部を省略した概略側断面図
である。
である。
【図2】サブトランクル−ム周辺の斜視図である。
【図3】サブトランクル−ム周辺の平面図である。
【図4】上側シ−トバックの起立状態における図1のIV
−IV線に沿った断面図である。
−IV線に沿った断面図である。
【図5】上側シ−トバックを傾倒した状態における図4
相当図である。
相当図である。
【図6】変形例におけるシ−トバックの傾倒動作を示す
図である。
図である。
1a 車室 4 リヤパッケ−ジトレイ(後部荷室床面) 4a サブトランクル−ム(後部荷室) 6 エンジンル−ム 8 フロントシ−ト 9 リヤシ−ト 9a シ−トバック 9c 上側シ−トバック(シ−トバック部) 9f 背面
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車室内にフロントシ−ト及びリヤシ−ト
が配設され、前記リヤシ−トの後方下部にエンジンル−
ムが形成されている一方、前記エンジンル−ムの上方で
且つリヤシ−トの後方に後部荷室が形成されている自動
車の後部荷室構造であって、 前記リヤシ−トのシ−トバックの少なくとも上部は、前
方への傾倒が可能となるように回動自在に配設されてお
り、前記シ−トバックの前方への傾倒状態では、傾倒さ
れたシ−トバック部の背面が前記後部荷室の床面と略面
一状態となって前記後部荷室の前側が車室内に延設され
るように構成されていることを特徴とする自動車の後部
荷室構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15829091A JPH058677A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 自動車の後部荷室構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15829091A JPH058677A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 自動車の後部荷室構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058677A true JPH058677A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15668373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15829091A Withdrawn JPH058677A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 自動車の後部荷室構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH058677A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6459385B2 (en) | 2000-05-30 | 2002-10-01 | Nec Corporation | Non-stop toll collection system and method |
| US8353550B1 (en) | 2011-06-29 | 2013-01-15 | Ford Global Technologies, Llc | Seating system with package tray |
| US8763871B2 (en) | 2011-06-29 | 2014-07-01 | Ford Global Technologies, Llc | Storage system for passenger vehicle |
| US8876184B2 (en) | 2012-01-27 | 2014-11-04 | Ford Global Technologies, Llc | Package tray with cargo catchment |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP15829091A patent/JPH058677A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6459385B2 (en) | 2000-05-30 | 2002-10-01 | Nec Corporation | Non-stop toll collection system and method |
| US8353550B1 (en) | 2011-06-29 | 2013-01-15 | Ford Global Technologies, Llc | Seating system with package tray |
| US8763871B2 (en) | 2011-06-29 | 2014-07-01 | Ford Global Technologies, Llc | Storage system for passenger vehicle |
| US9490461B2 (en) | 2011-06-29 | 2016-11-08 | Ford Global Technologies, Llc | Storage system for passenger vehicle |
| US8876184B2 (en) | 2012-01-27 | 2014-11-04 | Ford Global Technologies, Llc | Package tray with cargo catchment |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |