JPH0587087B2 - - Google Patents

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JPH0587087B2
JPH0587087B2 JP2053165A JP5316590A JPH0587087B2 JP H0587087 B2 JPH0587087 B2 JP H0587087B2 JP 2053165 A JP2053165 A JP 2053165A JP 5316590 A JP5316590 A JP 5316590A JP H0587087 B2 JPH0587087 B2 JP H0587087B2
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JP
Japan
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epoxy group
group
epoxy
reaction
organosiloxane
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JP2053165A
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JPH03255130A (ja
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Yoshio Okamura
Nobuyuki Terae
Tetsuo Okamoto
Hiroshi Oohashi
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/652,139 priority patent/US5206328A/en
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Publication of JPH0587087B2 publication Critical patent/JPH0587087B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明はエポキシ基含有オルガノポリシロキサ
ンの製造方法、特には反応中にエポキシ基の開裂
を行なうことなく、簡単な操作で比較的高重合度
のエポキシ基含有オルガノポリシロキサンを製造
する方法に関するものである。 (従来の技術) エポキシ基含有オルガノシロキサンは繊維処理
剤、撥水剤、樹脂改質材など多くの用途に使用さ
れており、特に比較的高重合度のものは適度の柔
軟性付与性をもつており、アミノシロキサンのよ
うな過度のヌメリ感や黄変がないということから
繊維処理剤としてすぐれたものとされている。 しかして、このエポキシ基含有オルガノシロキ
サンの製造方法についてはすでに種々の方法が知
られており、これにはオレフイン基含有シロキサ
ンを過酸化反応させる方法、例えばビニルシロキ
サンを40%の過酢酸溶液で過酸化させる方法、予
じめ式≡SiCH2MgBrのようなグリニヤル化され
たシロキサンをエピクロルヒドリンでアルカリ処
理してエポキシ化する方法、クロロシランあるい
はアセトキシシラン化合物をグリシドールと反応
させてグリシジルシリコーンエーテルを生成させ
る方法(米国特許第2730532号明細書参照)など
が知られているが、これらの方法にはいずれも収
率が低く、操作が繁雑であり、安定性がわるいと
いう欠点があるし、これらはいずれもシランまた
は低分子のシロキサンをエポキシ化させるもので
あり、高分子のポリシロキサンをエポキシ化する
方法としては反応条件などに種々の制約があるた
めに工業的な実用化が難しいという不利がある。 そのため、この種のエポキシ化オルガノポリシ
ロキサンの製造については不飽和エポキシモノマ
ーとけい素原子に結合した水素原子を含有するオ
ルガノハイドロジエンポリシロキサンとを過酸化
物あるいは白金系触媒を用いて付加反応させると
いう方法も提案されており(米国特許第3431143
号明細書参照)、これは操作が簡単で反応率も高
いものであるが、これには比較的高重合度のもの
を得る場合に反応のコントロールが難しく、また
原料である高重合度のオルガノハイドロジエンポ
リシロキサンの製造が困難であり、製造フローも
複雑で時間がかかるためにコストの高いものにな
るという不利がある。 他方、オルガノシロキサンの製造については環
状シロキサンなどの低分子オルガノシロキサンか
らオルガノポリシロキサンを製造する場合に酸、
塩基を触媒として平衡化反応させる方法が知られ
ているが、酸触媒はエポキシ基と容易に反応する
ためにこれはエポキシ基含有シロキサンの平衡化
に使用することができないし、塩基性触媒を使用
する場合はエポキシ基をもつシロキサンとの平衡
化が極めて遅く、エポキシ基の開裂に問題があ
る。 (発明が解決しようとする課題) オルガノポリシロキサンの平衡化は少量の特定
の極性溶媒を添加することで促進されることは知
られており、テトラヒドロフラン溶媒中でのオク
タメチルシクロテトラシロキサンの開裂重合も知
られているが、これには水などの極めて少量の不
純物によつて影響を受けるために実用化がないと
いう不利がある。 塩基性触媒によるオルガノポリシロキサンの製
法についてはジメチルスルホキサイドなどのアル
キルスルホン、アルキルスルホキサイドを添加し
て反応速度を促進する方法が提案されている(米
国特許第3175995号明細書参照)が、これにはエ
ポキシ環の開裂によつてオルガノポリシロキサン
の収量が減少するし、これらの有機溶媒は融点が
高く、融点が最も低いジメチルスルホキサイドで
も冬期は固体であるために取り扱いに困難が伴わ
れるし、これらはまた沸点が高いために反応後に
おける分離が容易でなく、特有の臭気が残り、さ
らにはこのシロキサンを繊維処理に使用するとき
に他の樹脂と併用するとこれは変色を起したり、
処理液の安定性をわるくするという不利がある。 また、これについては1重量%を越えない量の
飽和水を含有する状態で塩基性触媒を用いて平衡
化させると、オキシラン環の開裂を伴わずに比較
的低分子のエポキシ基含有シロキサンを得る方法
も公知とされており(特公昭51−33839号公報参
照)、これには平衡化速度の向上は認められるも
のの水によるオキシラン環の開裂は避けることが
できず、また水の存在のために平衡化反応中にシ
ロキサン末端にシラノール基が生成してシロキサ
ン鎖の成長が停止してしまい、高分子化が難しく
なる。さらには生成物が重合度のバラツキの大き
いものとなり、製造の再現が難しいという欠点が
ある。 (課題を解決するための手段) 本発明はこのような不利を解決したエポキシ基
を含有するオルガノポリシロキサンの製造方法に
関するものであり、これはイ)エポキシ基を含有
するオルガノポリシロキサンとエポキシ基を含有
しないオルガノシロキサンとの混合物100重量部、
ロ)分子中に硫黄を含まない非プロトン系極性有
機溶剤1〜50重量部、ハ)塩基性平衡化触媒
0.001〜1重量部とからなる混合物を加熱反応さ
せて、一般式
【式】 (ここにR1はエポキシ基含有1価の有機基、
R2はエポキシ基を含有しない炭素数1〜8の1
価炭化水素基または炭素数1〜3のアルコキシ
基、m,nはn/m≧3で1.8<m+n<2.1を満
足する数)で示される分子中に平均1個以上のエ
ポキシ基を含有するオルガノポリシロキサンを得
ることを特徴とするものである。 すなわち、本発明者らはエポキシ基を含有する
オルガノポリシロキサンを塩基性触媒の存在下で
平衡化反応させる方法について種々検討した結
果、エポキシ基を含有するシロキサンとエポキシ
化を含有しないシロキサンとの混合物の塩基性平
衡化触媒の存在下で平衡化反応系に分子中に硫黄
を含有しない非プロトン系有機溶剤を添加する
と、比較的低粘度の状態で反応を進めることがで
きるし、これによればこの平衡化反応を速くする
ことができるのでこれを短時間で行なうことがで
き、目的とするエポキシ基含有オルガノポリシロ
キサンを高い重合度のものとして得ることができ
ること、さらにはこのエポキシ基含有オルガノポ
リシロキサンの重合怒を設定通りに制御すること
ができることを見出し、ここに使用する各成分の
種類、配合量などについての研究を進めて本発明
を完成させた。 (作用) 本発明はイ)エポキシ基含有オルガノポリシロ
キサンとエポキシ基を含有しないオルガノシロキ
サンとの混合物、ロ)分子中に硫黄を含有しない
非プロトン系有機溶剤、ハ)塩基性平衡化触媒と
を混合し、これらを加熱反応させてエポキシ基含
有オルガノポリシロキサンを製造する方法に関す
るものである。 本発明において始発材とされるオルガノシロキ
サンはエポキシ基を含有するシロキサンとエポキ
シ基を含有しないオルガノシロキサンとの混合物
とされ、これらのシロキサンはいずれも操作上有
利であるということから好ましくは重合度が100
以下のものとされるが、これらは環状シロキサ
ン、ジシロキサン、直鎖状シロキサンのいずれで
あつてもよい。 このエポキシ基を含有するオルガノシロキサン
は一般式
【化】 で示され、R3はメチル基、プロピル基、ブチル
基などのアルキル基、フエニル基、トリル基など
のアリール基、またはこれらの基における炭素原
子に結合している水素原子の一部または全部をハ
ロゲン基、シアノ原子、メルカプト基などで置換
したクロロメチル基、トリフルオロプロピル基、
シアノエチル基などから選択される炭素数1〜20
のアルケニル基を除く同一または異種の非置換ま
たは置換1価炭化水素基、Aはエポキシ基含有有
機基、aは0または正の整数、bは正の整数であ
る環状シロキサン、または一般式
【化】 で示され、R3、Aは前記と同じでcは0または
1、d、eは0または正の整数である鎖状シロキ
サンとされる。 前記したAで示されるエポキシ基含有有機基は
例えば
【式】
【式】
【化】
【式】 で示される基とされるものであり、このエポキシ
基含有オルガノシロキサンとしては式
【化】
【化】
【化】
【化】 で示される環状シロキサン、式
【化】
【化】
【化】 でされる直鎖シロキサンが例示される。 また、ここに使用されるエポキシ基を含有しな
いオルガノシロキサンは従来よく知られているも
のでよく、これには式
【化】
【化】
【化】 で示されるものが例示される。 このような低分子量のオルガノシロキサンは該
当するクロロシラン、アルコキシシランの1種ま
たはその混合物を加水分解、縮重合させることに
よつて得ることができるが、エポキシ基含有シラ
ンまたはシロキサンを得るためこのシランまたは
シロキサンにエポキシ基を導入するのは公知の方
法で行なえばよい。このエポキシ基の導入は例え
ば1)オレフイン含有シランまたはシロキサンを
過酸化反応でエポキシ化する方法、2)グリニヤ
ル試薬化されたシランをエピクロルヒドリンなど
でアルカリ処理する方法、3)クロロシランある
いはアセトキシシラン化合物をグリシドールと反
応させてグリシジルシリコーンエーテルとする方
法、4)不飽和エポキシモノマーを白金触媒を用
いて付加反応させる方法などで行なえばよいが、
操業が簡単で反応率が高く、耐水性のあるけい素
−炭素結合をしたエポキシ基含有オルガノシロキ
サンが得られるということからはこの4)の方法
で行なうことが好ましく、これによれば付加反応
に必要とされるエポキシモノマーの量がオルガノ
ハイドロジエンポリシロキサンとの完全な反応に
必要量の20重量%以下の過剰量ですむので、未反
応のエポキシモノマーによる副反応あるいは重合
反応を回避することができるという有利性を与え
られる。 なお、本発明におけるイ)成分は上記したよう
なエポキシ基含有オルガノシロキサンとエポキシ
基を含有しないオルガノシロキサンとの混合物と
されるが、この両者の配合比は目的とするオルガ
ノポリシロキサン中に含有させるべきエポキシ基
の量に応じて任意とすればよい。 つぎに本発明において使用されるロ)成分とし
ての有機溶剤は分子中に硫黄を含有しない非プロ
トン系極性有機溶剤とされる。この有機溶剤は誘
電率εが大きく、プロトン供与性のグループをも
つていないという特徴があるが、一般に会合性に
富んでおり、プロトン変容能が大きいために有機
イオン反応の溶剤として使用されると、自己会合
を解いてさらに安定な溶媒和状態を作るので、イ
オン反応活性種に対して著しい相互作用を示す。 この非プロトン系極性溶媒としてはN,N−ジ
メチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトア
ミド、テトラメチル尿素、アセトニトリル、炭酸
プロピレン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ジ
メチルシアナミド、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ピリジンなどが例示されるが、これらのう
ちでは常温で液体であることから計量、配合、移
送など取り扱いに便利であり、適度の沸点を有す
るために反応のコントロールにも便利で、反応終
了後は加熱、減圧で容易に系外に除去することが
でき、しかも残存臭気が少ないなどの点からN,
N−ジメチルホルムアミドが特に好ましい。 なお、この有機溶剤の添加量は上記したイ)成
分としてのオルガノシロキサン100重量部に対し
て1重量部未満では目的とする平衡化反応が遅く
なつて本発明の充分な効果を得ることができず、
50重量部を越える量とすると環状物の生成量が増
えて目的とする重合度のコントロールが難しくな
るので、これは1〜50重量部の範囲とすることが
必要とされるが、この好ましい範囲5〜40重量部
とされる。 また、本発明において使用されるハ)成分とし
ての塩基性平衡化触媒は前記したイ)成分として
のオルガノシロキサンをアルカリ平衡化反応させ
るための触媒とされるものであり、これには水酸
化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化セシウム
などのアルカリ金属水酸化物、メチルトリヒドロ
キシシランのカリウム塩、フエニルトリヒドロキ
シシランのカリウム塩などのようなアルカリ金属
シラノレート、オクタメチルシクロテトラシロキ
サンと水酸化カリウムとの化合物からなるカリウ
ムシラノレート、第4級アンモニウム塩、例えば
ベンジルトリメチルアンモニウムハイドロオキサ
イド、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサ
イド、トリメチルアンモニウムハイドロオキサイ
ド、オクチルトリメチルアンモニウムハイドロオ
キサイドなど、もしくは一般式R4 4POR5(R4は1
価の有機基、R5は水素原子または1価の有機基)
で示されるホスホニウム塩、例えばテトラメチル
ホスホニウムハイドロオキサイド、テトラ−n−
ブチルホスホニウムハイドロオキサイド、フエニ
ルトリメチルホスホニウムハイドロオキサイド、
テトラメチルホスホニウムメトキサイド、テトラ
ブチルホスニウムブトキサイド、ブチルトリシク
ロヘキシルホスホニウムハイドロオキサイドなど
が例示され、これらの中では水酸化カリウム、カ
リウムシラノレートおよびホスホニウム塩基が好
ましいものとされるは、さらには上記した有機溶
剤の除去のための加熱によつて分解するので、中
和塩の除去工程も必要でなくなるテトラ−n−ブ
チルホスホニウムハイドロオキサイドが特に好ま
しい。 なお、この塩基平衡化性触媒の添加量は上記し
たイ)成分としてのオルガノシロキサン混合物
100重量部に対し0.001重量部未満ではオルガノシ
ロキサンの平衡化反応が遅くなり、1重量部より
多くしてもそれ以上の効果は得られないので
0.001〜1重量部の範囲とすればよいが、この好
ましい範囲は0.1〜0.5重量部とされる。 本発明によるオルガノポリシロキサンの製造は
上記したイ)成分としてのエポキシ基含有オルガ
ノシロキサンとエポキシ基を含有しないオルガノ
シロキサンとの混合物、ロ)成分としての非プロ
トン系極性有機溶剤、およびハ)成分としての塩
基性平衡化性触媒の所定量を混合して均一に混合
したのち、加熱してアルカリ平衡化反応させれば
よいが、この加熱は60℃以上240℃以下、好まし
くは80〜180℃とすることがよく、これによれば
ロ)成分としての非プロトン系極性有機溶剤が存
在しているのでオルガノシロキサンのアルカリ平
衡化反応が非常で短時間で進行し、この反応中に
エポキシ環の開裂などが起きず、エポキシ基含有
オルガノシロキサンの平衡化もスムーズに進行し
てエポキシ基を含有するオルガノポリシロキサン
を容易に得ることができるし、このオルガノポリ
シロキサンの粘度も自由に制御することができる
ので、エポキシ基を含有するオルガノポリシロキ
サンを有利に得ることができるという工業的な有
用性が与えられる。 (実施例) つぎに本発明に使用されるエポキシ基含有オル
ガノシロキサンの合成例および本発明の実施例、
比較例をあげるが、例中における粘度、比重、屈
折率は25℃における測定値を示したものである。 合成例 1 滴下ロート、還流器および温度計を取りつけた
4の四ツ口フラスコにアリルグリシジルエーテ
ル855g、トルエン855gおよび白金を2重量%含
有する塩化白金酸オレフイン錯塩0.6gを仕込み、
110℃で30分間加熱還流脱水したのち90℃に保持
し、1,2,3,4−テトラメチルシクロテトラ
シロキサン405gとトルエン405gとの混合液を滴
下ロートから2時間かけて滴下し、その間温度は
90℃に保持し、滴下終了後さらに90℃で5時間反
応させたのち30℃以下まで冷却し、反応終了後、
未反応の=SiHを20%苛性カリ水溶液で処理して
発生する水素ガス量を測定して反応率を求めたと
ころ、これは98.7%であつた。 ついで、この反応液を3回水洗して中和したの
ち、10mmHgの減圧下に100℃で3時間加熱して溶
媒および未反応物をストリツプしたところ、合成
物−1が得られたが、このものは粘度110cS、比
重1.117、屈折率1.4623、エポキシ価0.574モル/
100gの物性を示し、このものの構造式をIR、
NMRでしらべたところ、これは式
【式】 示されるものであることが確認された。 合成例 2 滴下ロート、還流器および温度計を取りつけた2
の四ツ口フラスコにアリルグリシジルエーテル
92.9g、ヘプタメチルシクロテトラシロキサン
207.1gおよびトルエン300gを仕込み、110℃で
30分間加熱還流脱水したのち、白金を2重量%含
有する塩化白金酸オレフイン錯塩0.15gを添加
し、85℃で5時間反応させ、反応終了後20%苛性
カリ水溶液で水素ガス量を測定したところ反応率
は100%であつた。 ついで、反応液を冷却し、3回水洗して中和し
たのち、10mmHgの減圧下に80℃で3時間ストリ
ツプしたところ合成物−2が得られたが、このも
のは粘度33cS、比重1.028、屈折率1.4254、エポ
キシ価0.252モル/100gの物性を示し、このもの
の構造式をIR、NMRでしらべたところ、これは
【式】 で示されるものであることが確認された。 合成例 3 合成例2と同じ四ツ口フラスコにアリルグリシ
ジルエーテル156.8g、トルエン156.5gおよび合
成例1と同じ塩化白金酸オレフイン錯塩0.5gを
仕込み、110℃で30分間加熱還流脱水さたのち、
温度を90℃に保持しながら1,2,3,4−テト
ラメチル−1,2,3−トリプロピルシクロテト
ラシロキサン406.2gとトルエン406.2gの混合液
を滴下ロートから2時間かけて滴下し、95℃で6
時間反応を継続させ、反応終了後に水素ガス量を
測定したところ反応率は89.4%であつた。 ついで、この反応液を冷却し、3回水洗して中
和したのち、10mmHgの減圧下に100℃で3時間ス
トリツプしたところ合成物−3が得られたが、こ
のものは粘度11cS、比重0.994、屈折率1.4347、
エポキシ価0.208モル/100gの物性を示し、この
ものの構造式をIR、NMRでしらべたところ、こ
れは式
【式】 で示されるものであることが確認された。 合成例 4 合成例1におけるアリルグリシジルエーテル
855gとトルエン855gの代わりに、ビニルシクロ
ヘキセンエポキサイド930gとトルエン930gを用
いたほかは合成例1と同様に処理したところ、反
応率97.4%で合成物−4が得られ、このものは揮
発分が1.2%でエポキシ価0.544モル/100gの物
性を示し、IR、NMRでしらべた構造式は式
【式】 で示されるものであることが確認された。 合成例 5 合成例1における1,2,3,4−テトラメチ
ルシクロテトラシロキサン405gとトルエン405g
の代りに、平均式
【化】 で示されるメチルハイドロジエンポリシロキサン
909gとトルエン909gを用いたほかは合成例1と
同じようにして反応させたところ、反応率は96.4
%で合成物−5が得られ、このものは揮発分
(105℃×3時間)0.8%、粘度580cS、エポキシ価
0.402モル/100gの物性を示し、このものの構造
式をIR、NMRでしらべたところ、これは式
【化】 で示されるものであることが確認された。 実施例 1 撹拌器、温度計および窒素ガス吹込口を取りつ
けた1の四ツ口フラスコにオクタメチルシクロ
テトラシロキサン659g、合成例1で作つた合成
物−1、17.4g、分子鎖末端がトリメチルシリル
基で封鎖されている平均重合度100のジメチルポ
リシロキサン74.1gおよびN,N−ジメチルホル
ムアミド75gを仕込み、110℃で30分間加熱還流
脱水させたのち、塩基性触媒としての
(nC4H94POH2.5gを滴下し、撹拌しながら110
℃で5時間平衡化反応を行なわせた。 反応終了後、140℃で1時間加熱して触媒とし
ての(nC4H94POHを分解させたのち冷却し、
活性炭処理してからろ過し、得られた生成物を10
mmHgの減圧下に120℃で2時間加熱して溶媒およ
び未反応物をストリツプしたところ化合物−Aが
得られた。 このものは淡黄色透明の液体で揮発分(105℃
×3時間)1.2%、粘度840p、屈折率1.4046で、
エポキシ価が0.013モル/100gであり、このエポ
キシ価は最初の仕込み比から設定した値に一致し
た。 なお、このものはGPCにかけたところ単一ピ
ークを示し、分子量は75000(重合度約1000)であ
り、IP、NMRよりの下記の構造式をもつもので
あることが確認された。
【化】 実施例 2〜4 実施例1におけるオクタメチルシクロテトラシ
ロキサン659g、合成物−1 17.4gの代わりに、
第1表に示した量のオクタメチルシクロテトラシ
ロキサンと合成物2〜4を用いたほかは実施例1
と同じように処理して化合物B,C,Dを作つた
ところ、これらの化合物は第2表に示したとおり
の物性を示した。
【表】
【表】
【表】 実施例 5 実施例1における原料をオクタメチルテトラシ
クロシロキサン724g、合成物−5 24.9g、オ
クタメチルトリシロキサン1.18g、N,N−ジメ
チルホルムアミド45g、(nC4H94OH1.5gとし
たほかは実施例1と同じように処理して化合物E
を作つたところ、このものは淡黄色透明な液体で
揮発分(105℃×3時間)が1.2%、粘度830p、エ
ポキシ価0.012モル/100gであり、GPCによる結
果が単一ピークで平均分子量が75000、平均重合
度が約1000で臭気がなく、メトキシ価が0という
物性を示した。 実施例 6〜8 実施例1におけるジメチルポリシロキサン74.1
gの代わりに第3表に示したオルガノポリシロキ
サンを用いたほかは実施例1と同様に処理したと
ころ、対応する化合物F、G、Hが得られ、これ
らは第4表に示したとおりの物性を示した。
【表】
【表】
【表】 比較例 1〜5 実施例1におけるN,N−ジメチルホルムアミ
ド75gの代りに、溶剤を全く使用しないか、第5
表に示したような溶剤を使用したほかは実施例1
と同じように処理して化合物を作つたところ、第
5表に示したような物性をもつものが得られた
が、この場合にはいずれのものもエポキシ基の減
量が認められて目的とする物性をもつものは得ら
れず、また平衡化が進まなかつたために原料ピー
クが残つたもの、全体にプロードが明確でピーク
位置が不明なものがあり、GPCで分子量が確認
できたものは2点にすぎなかつた。
【表】
【表】 実施例9〜10、比較例6〜7 実施例1におけるN,N−ジメチルホルムアミ
ド75gの代わりに、N,N−ジメチルホルムアミ
ドを22.5g(実施例9)、500g(実施例10)、
3.75g(比較例6)、750g(比較例7)としたほ
かは実施例1と同様に処理して化合物を製造した
ところ、第6表に示した物性をもつ化合物が得ら
れた。
【表】
【表】 実施例11〜13、比較例8 滴下ロート、還流器および温度計を取りつけた
3の四ツ口フラスコに第7表に示した種類およ
び量の原料物質を仕込み、実施例1と同じ条件
で、設定の重合度を200とし化合物の合成を行な
つたところ、得られた化合物について第7表に併
記したとおりの結果が得られた。
【表】
【表】 | / \
CHOCHCH −
CH
(発明の効果) 本発明はエポキシ基を含有するオルガノポリシ
ロキサンの製造方法に関するものであり、これは
前記したようにイ)エポキシ基含有オルガノシロ
キサンとエポキシ基を含有しないシロキサンとの
混合物、ロ)分子中に硫黄を含有しない非プロト
ン系極性有機溶剤およびハ)塩基性平衡化触媒よ
りなる組成物を平衡化させてエポキシ基を含有す
るオルガノポリシロキサンを製造するというもの
であり、これによればこの系に非プロトン系の極
性有機溶剤が添加されているので1)平衡化反応
が短時間で行なわれる、2)平衡化反応時にエポ
キシ環の開裂が起きない、3)目的とするオルガ
ノポリシロキサンの重合度を設定通りに制御する
ことができるという効果が与えられるので、エポ
キシ基を含有するオルガノポリシロキサンを容易
に得ることができるという工業的な有利性が与え
られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 イ) エポキシ基を含有するオルガノシロキ
    サンとエポキシ基を含有しないオルガノシロキ
    サンとの混合物 100重量部、 ロ) 分子中に硫黄を含まない非プロトン系有機
    溶剤 1〜50重量部、 ハ) 塩基性平衡化触媒 0.001〜1重量部、 とからなる混合物を加熱反応させて、一般式 【式】 (ここにR1はエポキシ基含有1価の有機基、
    R2はエポキシ基を含有しない炭素数1〜8の1
    価炭化水素基または炭素数1〜3のアルコキシ
    基、n、mはn/m≧3で1.8<m+n<2.1を満
    足する数)で示される分子中に平均1個以上のエ
    ポキシ基を含有するオルガノポリシロキサンを得
    ることを特徴とするエポキシ基含有オルガノポリ
    シロキサンの製造方法。
JP5316590A 1990-02-08 1990-03-05 エポキシ基含有オルガノポリシロキサンの製造方法 Granted JPH03255130A (ja)

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