JPH0587293U - 遠心ポンプ - Google Patents
遠心ポンプInfo
- Publication number
- JPH0587293U JPH0587293U JP2619092U JP2619092U JPH0587293U JP H0587293 U JPH0587293 U JP H0587293U JP 2619092 U JP2619092 U JP 2619092U JP 2619092 U JP2619092 U JP 2619092U JP H0587293 U JPH0587293 U JP H0587293U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side opening
- pressure side
- blade
- centrifugal pump
- inner end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】極小流量域で大揚程の吸上運転をしても有害な
気泡が発生せず、製造コストおよび運転コストを節減で
きる遠心ポンプを提供する。 【構成】遠心ポンプにおける羽根10の内端部16寄り
表側14に開設された低圧側開口部17、シュラウド
8,9の少なくともいずれか一方に開設された高圧側開
口部18および、これら開口部17,18を相互に連通
して上記羽根10に形設された中空部13を具備するこ
とを特徴とする。 【作用】吐出された高圧水の一部が高圧側開口部、中空
部、低圧側開口部を経て羽根の内端近傍に導かれ、負圧
を緩和することにより気泡発生が防止される。
気泡が発生せず、製造コストおよび運転コストを節減で
きる遠心ポンプを提供する。 【構成】遠心ポンプにおける羽根10の内端部16寄り
表側14に開設された低圧側開口部17、シュラウド
8,9の少なくともいずれか一方に開設された高圧側開
口部18および、これら開口部17,18を相互に連通
して上記羽根10に形設された中空部13を具備するこ
とを特徴とする。 【作用】吐出された高圧水の一部が高圧側開口部、中空
部、低圧側開口部を経て羽根の内端近傍に導かれ、負圧
を緩和することにより気泡発生が防止される。
Description
【0001】
本考案は、例えば小型給水装置などにおけるように、主として吸上げ運転され る遠心ポンプに関する。
【0002】
遠心ポンプを締切運転に近い極小流量域で吸上げ運転すると、負圧になる羽根 の入口近傍においては水流方向と羽根表側との挟角が大きいため水の剥離現象が 生じ、水中の空気が遊離して生じた気泡が滞留する。このような現象は吸上げ揚 程が大きいほど、また、吐出流量が少ないほど発生しやすく、長引くと滞留気泡 量が増加して吐出揚程が低下し、遂には揚水不能に陥ってしまう。
【0003】 従来は、このような問題の解決策としてジェット方式あるいは逃がし弁方式な どにより揚水の一部を吐出側から吸込側に還流させ、需要流量が少なくてもイン ペラにおける通過流量を多くするようにしていた。
【0004】
上述のような従来の解決策では、ジェットポンプまたは逃がし弁のみならずバ イパス流路等が必要なため装置構造が複雑で部品点数も多く、必然的に製造コス トが高くなる。また、気泡の発生を防止するために余分の水を吸上げることにな るので運転コストも増大するなどの難点がある。
【0005】 本考案は上述のような問題点を解決するためになされたもので、吸上げ揚程が 大きく、かつ極小流量域でも気泡の発生が防止され、しかも製造コストおよび運 転コストを節減できる遠心ポンプを提供することを目的とする。
【0006】
本考案は、遠心ポンプにおける羽根の内端部寄り表側に開設された低圧側開口 部、一対をなすシュラウドの少なくともいずれか一方に開設された高圧側開口部 および、これら開口部を相互に連通して上記羽根に形設された中空部を具備する ことを特徴とするものである。
【0007】
上記構成において、ポンプ運転中はインペラから吐出された高圧水の一部が高 圧側開口部、羽根に形設された中空部および低圧側開口部を経て羽根の内端部近 傍に導かれ、そのため負圧が緩和されることにより気泡の発生ないし滞留が防止 される。
【0008】
以下、本考案につき図1および図2に示す一実施例を参照しながら説明する。 図1において、遠心ポンプのケーシング1およびケーシングカバー2の内部に は、電動機3の主軸4に支持されたインペラ5が回転自在に収容されており、そ の軸方向両側にはそれぞれ若干の間隙6,7が形成されている。
【0009】 インペラ5は、図2に示すように前後方向に対向する一対の前シュラウド8お よび後シュラウド9ならびに、これらの間に介在して渦巻状をなす複数(図は3 つのみを示す)の羽根10を備えている。また、インペラ5の流入口11は前シ ュラウド8の中央部に開口しており、流出口12は外周部に配設されている。
【0010】 上記羽根10には中空部13がそれぞれ形成されており、中空部13の回転方 向前後両側は表側壁14および裏側壁15を構成している。また、羽根10の表 側壁14には、水の剥離現象を生じ易い領域、すなわち内端部16寄りに位置し て低圧側開口部17が開設されている。通常は、羽根入口の内径dから2dまで の範囲に設けることが望ましい。
【0011】 上記両シュラウド8および9の少なくともいずれか一方(図は後シュラウド9 の場合)には、外側に開口する高圧側開口部18が開設されている。シュラウド 8,9の軸方向両側に形成された間隙6,7における水圧は内周部よりも外周部 の方が高いので、高圧側開口部18は外周部寄りに設けることが望ましい。そし て、上記両開口部17,18は中空部13を介して相互に連通されている。 次に上記実施例の作用を説明する。
【0012】 上記電動機3を介してインペラ5を回転駆動すると、流入口11から吸込まれ た水が遠心力により昇圧されて流出口12から吐出され、大部分は外部に流出さ れるが一部は上記間隙6,7に導かれる。その際、相隣る羽根10,10の間に おける水圧は羽根10の内端部16に近いほど低く流出口12に近いほど高くな る。したがって、一旦流出口12から流出した高圧水の一部は、後シュラウド9 の外側間隙7から高圧側開口部18、中空部13および低圧側開口部17を経て 羽根10の表側壁14の外部に流出する。
【0013】 すなわち、低圧部の圧力は高圧水の流入によって上昇されるから、締切運転に 近い極小流量域で高揚程の吸込運転を行っても気泡の発生ないし成長が効果的に 防止され、ポンプが揚水不能に陥るようなことはない。
【0014】 しかも、そのためには上記中空部13および開口部17,18を開設するだけ でよいから構造が簡単で追加部品が不要であり、かつ小形化も可能であるから製 造コストを節減することができる。また、高圧側から低圧側に還流される水量が 僅かであるから運転コストの増加も僅少ですむ。
【0015】 なお、本考案は上記実施例のみに限定されるものではなく、例えば多段遠心ポ ンプにおける1段目に適用すれば効果的である。その他、本考案の要旨とすると ころの範囲内で種々の変更ないし応用が可能である。
【0016】
以上説明したように本考案によれば、吸上げ揚程が大きく、かつ極小流量域で も気泡の発生が防止され、しかも製造コストおよび運転コストを節減可能な遠心 ポンプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す切欠側面図。
【図2】同実施例におけるインペラを示し、(A)は
(B)のA−A線に沿う断面図、(B)は(A)のB−
B線に沿う断面図。
(B)のA−A線に沿う断面図、(B)は(A)のB−
B線に沿う断面図。
5…インペラ,8…前シュラウド、9…後シュラウド、
10…羽根、13…中空部、14…表側壁、16…内端
部、17…低圧側開口部、18…高圧側開口部。
10…羽根、13…中空部、14…表側壁、16…内端
部、17…低圧側開口部、18…高圧側開口部。
Claims (1)
- 【請求項1】 軸方向に対向する一対のシュラウドの間
に介在して渦巻状をなす羽根が設けられたインペラを有
する遠心ポンプにおいて、上記羽根の内端部寄り表側に
開設された低圧側開口部、上記シュラウドの少なくとも
いずれか一方に開設された高圧側開口部および、これら
開口部を相互に連通して上記羽根に形設された中空部を
具備することを特徴とする遠心ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2619092U JPH0587293U (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 遠心ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2619092U JPH0587293U (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 遠心ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0587293U true JPH0587293U (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=12186581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2619092U Pending JPH0587293U (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 遠心ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0587293U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014169704A (ja) * | 2014-06-23 | 2014-09-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | インペラ |
| JP2014169705A (ja) * | 2014-06-23 | 2014-09-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | インペラ |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP2619092U patent/JPH0587293U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014169704A (ja) * | 2014-06-23 | 2014-09-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | インペラ |
| JP2014169705A (ja) * | 2014-06-23 | 2014-09-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | インペラ |
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